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西部劇と見せかけて中華ぽいナチュール・レッド。 ドメーヌ・ル・クロシェ ・プール・ユンヌ・ポワニェ・ド・ブテイユ

うぇるかむ!
ナチュールのセット売りが送料無料だったので買ったのですが、


内容をあんまり確かめずに買ったのですが実はコレが思いっきり「私の好みとは本来ハズれてるワイン」だったんですネ。
そう、苦手ジャンル!誰しもあるものでありますが、今日明日は敢えてそんな苦手アイテムをレビューしようかと。たまにはいいよネ。

20170413225928c89.jpg
ドメーヌ・ル・クロシェ ・プール・ユンヌ・ポワニェ・ド・ブテイユ
苦手ジャンルその1、濁り系自然派赤。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(ラベル的に+♥)
ラベルがなんとも遊んでていい感じで「花見季節の更新用にもいいかなー」と実はコレ目当てで↑のセットを購入した私。
ただ、私は気が付かなかったのです・・・これが「ロゼっぽくなっちゃったレッド」である事に。
コレって割りと大きな差で、ロゼとして作ってるモノと「ロゼっぽくなっちゃったレッド」はコンセプトが全然違うので紛らわしいけど並べづらいモノなんですネ
(紹介文にもちゃんとその旨が記載されてたのにうっかり見落としてた)

裏ラベルはインポーターシールのみなので割愛。
造り手はブレンダン・トラセーというアメリカとフランスのハーフで元々アメリカ住まい。
ロワールに16の頃にやってきて、文系(といっても文学と映画専攻らしい)の大学を出てアメリカに戻り、何故か建築家のもとで働きつつパンクロックバンドをやりはじめます。
なんでや!ってな感じですけど、その後も何故かまたフランスに戻ってラジオ局のジョッキーとかプロデュースをしたりと思いっきり音楽系の活動をしていたオッサンです。
で、そんなラジオ局づとめの時に、ティエリー・ピュズラ君(自然派の偉い人だヨ)にワイン特集をした際に遭遇し仲良くなると。
27年もやってたラジオ局の仕事を止め、醸造専門学校に入学し、自然派な畑やピュズラ君の元で修行し、2010年にデビュー・・・・・・
という、若手とはなんぞやみたいなニューカマーです。完全に老後の生活エンジョイ系でありますが、日本だったら考えられないプレイよネ(ヴィラデストは若干似たようなケースな気がしますが)
さて、そんなモロに自然派なワイナリなのですが今回のシロモノはその中でも新しいキュベ。
ピノ・ノワール75%、コー15%、ガメイ10%によるマセカボかつSO2無しという如何にも自然派流儀のアイテムとなっています。
要するに超ナチュリーに作ったら、ロゼっぽい色の赤が出来ちゃった系です。
思いっきり怪しいスタイルでありますが、その実力や如何に?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥(私が苦手目)
メンマ味!?
飲む前からわかっていた薄美味系なのに土っぽさが強いタイプ。っていうかメンマ臭が凄い。私にはメンマにしか思えぬ。
20170413225937d18.jpg
色は見ての通り底の方に濁りがたまりまくっている薄レッド。
確かにロゼではないんですが・・・・・・色としてはランブルスコやロゼとは違うクリアレッド(でも濁ってる)というややこしさ。
香りにまずメンマ。
要するに土っぽさとフルーツのタッチ、多少の埃っぽさなどが入り混じった結果、メンマしてる訳です。
味わいも基本メンマ。私は今日自分の人生で最もメンマと書いている気がする。
口当たりは水っぽく、そのクセ味わいのメンマっぽさは意外なほど強く「ほぉ、良く漬かったメンマですねぇ」という気分になります。
それからトマトっぽさなど野菜の要素が出てくるのは自然派らしいところ。
少しチェリーの甘さが入ってフルーツトマトチックに思えたかなぁというところで短めのフィニッシュ。
うむ、自然派味ですネ。オージーの自然派のこういうのをモロに思い出しました。
典型的なコッテリとしたメンマ味に、中華なキャラを思い出さざるを得ない訳ですが、それもパロディチックな感じ。
西部劇風なラベル(エチケット)とはまるで違う世界観に思わずホワチャーと叩きたくなる気分。
書いての通り私は苦手な味でしたが、自然派のこの手のタイプが好きな人はすっごい喜びそうな味でもあるかな。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(2000円ぐらいなら+♥)
このおもしろ系サンスフル、3000円ぐらいが本来の値らしいのですが楽天上では大体2000円ぐらいで今は買える様子。
2000円だったら「モノは試し」で買ってありだと思うのです。値段としては面白いのでコスパまぁまぁだと思うんですヨ。
っていうか、他国の自然派の似たタイプのがよっぽど高い。流石VDF(ヴァン・ド・フランス)
クセが超あるワインなので、どっちかというと面白いモノや見識を深める為にまずはお試しアレ。
プレゼントとかレストランなどで出すには大分おもしろすぎるので、まぁよっぽどラベルが気に入りそうな相手ならって感じ。
料理との合わせ?うーむ、多分野菜。それもドレッシングほぼないような。

というわけで、ドメーヌ・ル・クロシェよりプール・ユンヌ・ポワニェ・ド・ブテイユでした。
あー、自然派ってこうだよねーという典型例とでも言いましょうか。
ちょっと使い慣れてる人でないとヘンな代物にすぎないタイプ。たまにはこういうのもいいよネ。

この値段ならお試しにアリ。


なんか色々混じってカオスになってる感じ?


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