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最古クラスのジンファンデル、レーヴェンズはまさに覇道をいく・・・ レーヴェンズウッド・オールドヒル

うぇるかむ!
ここのところ、お花見向けのアイテムで攻めてまいりましたがもーそろそろシーズンオフになっちゃう(早いなぁー)ので、まったく関係なくドンッ!としたアイテムで。

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レーヴェンズウッド・オールドヒル2012
あのカラスさんところのヴィンヤードシリーズです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(知名度的には+♥?)
意外と当ブログ、レーヴェンズはこの一回ぐらいしか更新してなかったりしました。しかもちょっと変わり種でしたし。
レーヴェンズといえば低価格のイメージが強いかと思いますが、実のところかなーり高いのも作っています。
筆頭はアイコンというアイテムなのですが、その一個下にヴィンヤード・デジグネイツというシリーズがあり、そのうちの一つが今回のオールド・ヒルです。
なお、シリーズはどれもボトルにエッチングされているタイプ。アメリカが好きな奴ですナ。
20170407211353b62.jpg
なのでめっちゃ反射する。
後述しますが、ソノマです。ロダイじゃないのよ、レーヴェンズの本領発揮の場合。
20170407211400ca5.jpg
裏もバッチリボトルに。

今回一番の注目なところは何と言っても「オールド・ヒル」という畑で、1862年まで遡れる程の古いジンファンデルだということです。
この畑について話そうとするとものすっごい長くなりますので端的にこの場では
「色んな木(品種)が植えっぱなしになってた遺産レベルの古い畑で、ここの持ち主とレーヴェンズしかこの畑のワインを作っていない」
とまとめておくとしましょう。
ジンファンデル主体なのは間違いがないものの、その為に「その他のブドウ25%」となっており、その内訳は良くわかりません。
っていうか、多分造り手側もフィーリングで作りまくってそうですし、そもそも色んな木がグチャ混ぜになって植わっているぐらい古い畑なのでもう手に負えない訳であります。
はてさて、そんな訳でレーヴェンズとしても非常に大事なアイテムであるこのオールド・ヒル。ちぃと試してみた訳であります。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
あ、レーヴェンズってこんなにまとまるんだぁ!?
最近ではすっかり息子のやっているベッドロックに話題を奪われガチな気がするレーヴェンズでしたが、改めてこのクラスまで値段があがると「グッド」というか「ジンファンデル主体のあるべき姿」が如実に出ていたと思います。
もちろんパワフルなんですが、意外なほどまとめてあったのが個人的に好印象。
201704072114079cb.jpg
色はド濃い黒といっていいほどのクリムゾンレッド。
縁取りは赤黒いのよネ。
香りからしてジンファンデル的な紫果実のジャムとイソジン寄りの甘いタッチがありつつ、中華漢方などが含まれるあたりがもうコレ実に清々しいまでにジンファンデルなわけです。
それも、その濃縮。たっぷりとしたジンファンデル。
味わいも香り通りに超がつくほど濃厚濃密。ではあるですが、意外なほどタニックではないし飲みづらくないんですね。
それは口当たりからそうでして、滑らかに入ってきて最初はジャミーな果実要素からスタート。
そこからじんわりと漢方要素やオレンジシロップ的なジンファンデル特有の甘味が出てきます。
で、それらをくるっとミルキー要素で包む。
何ともアメリカンで大胆なミルキーさではあるんですけど、素のままだと強いんだろう苦味や土臭さが見事に消えている。
ジンファンデル特有の個性やボリュームを出しつつ、アフターまでじんわりとその延長を続けさせてあるのは見事。
比較的アフターに古い樹ならでは?な滋養感がするのも良い点。
とっちらかりそうな要素各々を力技でまとめあげたマッチョな感性の作品と言えましょう。
ジンファンデルの典型をしっかり突き詰めているように思います。実は私、意外とジンファンデルは苦手寄りの品種だったりするんですが、このしっかり具合には抱きしめられたい!
まさにブルース・リーな整えたマッチョ。真の格闘家かつパフォーマーの研鑽の賜物。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(5000円なら。9000円超えるならマイナス♥)
ジンファンデルを知る絶好のアイテム!
最高峰のジンファンデルを知る上で、有力なアイテムだと思います。
これぞジンファンデルであり、これぞその最高峰。そう言って構わない力量が5000円ぐらいから呑めるのですから息子のベッドロックよりずっといいです。
ただ、値段にバラつきもあるようですし、早いうちになくなってしまう人気アイテムなので、手に入れられたって所が否めないのも事実。
安いイメージが先行するレーヴェンズですが、実際はこういうのも出来るというのは是非知っておきたいポイントかもですネ。
プレゼント以上に自分呑みして革命を脳内に起こして欲しいですが、幸せの渡り鳥がモチーフだったりオールドという樹齢云々やサクセスストーリーも踏まえるとプレゼントにも有効。

というわけで、レーヴェンズ・ウッドのオールド・ヒル2012でした。
ジンファンデルの最高峰という意識が飛びガチなレーヴェンズ。ついでに息子の方が最近では注目されている感じがとても強いのですが、正直このオールド・ヒルは息子をワンパンチで倒せる感じがありました。
老舗かつ長らく務めていたモノならではの調整とパワーを感じさせていただきました。

ネット上では実は今年初頭に売り切れ。見かけたら入手すべし


このヴィンヤードシリーズ、実は玄人人気はあって、楽天では既にコレ意外見当たらなかったりします。


磨かれた筋肉


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