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格付けシャトーによるエルミタゼで波紋を広げた、おそらく最も高いヴァン・ド・ターブル! シャトー・パルメ ヒストリカル・19th・センチュリー・ブレンド

うぇるかむ!
まさか昨日の宣言からこれほど時間がかかってしまうとは・・・・・・というわけでようやくであります。

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シャトー・パルメ ヒストリカル・19th・センチュリー・ブレンド2006
パルメの謎ワイン!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ボルドーメドック格付けワイナリ品史上、NO1狂った所業
そう言っていいよね?むしろ、メドック格付けワイナリである事から狙って作ってるボルドー流カルト。
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裏がとにかく写真にしづらい。めっちゃシールが光沢してる。

造り手はいわずとしれたシャトー・パルメ
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当ブログでは久々の登場なのでありますし、実はこのワイン随分と前にひとりぼっちさんでゲスト投稿した時のテーマワインとして扱っていたりします。
もう3年前なんでありますか・・・!そして、3年間でカベルネシラーブレンドは市場に対しては増えてない?(統計とかはとってないっす)
因みに、おそらく以前呑んだモノとヴィンテージが違う気がする。

さておき、パルメが突然エルミタゼブレンドを作ったという奇抜な作品として作られているアイテムがこのヒストルカル。
立ち位置としてはサードどころか「エルミタージュ付近のシラーをパルメのブドウにブレンドしちゃってる」アイテムなので表記も↑のとおり「ヴァン・ド・ターブル」ようするにAOC表示もロクにされておらずヴィンテージもむりくりロット番号という形でついている程です。
そう、ボルドーワインなのにローヌのシラーが入っている。これ要するに
「あぁ!?千葉混じりのくせに東京ネズミーランドなどと名乗るのはアカンぜよ!!」
みたいな?わかりづらい??神戸牛と松阪牛を使ったメンチカツを「神戸名物って言うなよ」って方がわかりやすいかしらん。
とにかく、向こうの品質格付け定義的にはなんと馬の骨ボルドー金賞(苦笑)よりも格が低いという・・・・・・
そんなモノをわざわざ、知名度トップクラスのシャトー・パルメが作っているというのが味噌。
しかも、「パルメのラベルからシャトーを消したデザイン」という超斬新かつ衝撃的な内容で打ち出して2004年から不定期に出しているのがこのワイン。
総支配人であるトーマス・ドゥロー氏が米国のコレクターから1869年のパルメを呑ませてもらった時に
「あー、昔はエルミタージュのシラー使ってたっていうし、ウチ(パルメ)もそういう事してたんだろうなぁ・・・・・・つまりそれって、トリビアになりませんか?」
みたいなノリで、思いついたとされています。
ちょうど2004年はボルドーとしてはビックヴィンテージでもなく、2000年のスーパー値上がり熱狂ビックヴィンテージの後ついでに2005年の更なるビックヴィンテージの前の地味ヴィンテージ代表でしたから売るのにもちょっと困ってたんでしょうネ。
とにかく、そんなこんなで「パルメが作るエルミタゼ」としてこっそりとアルターエゴより高値で取引されているアイテム。
今回はLOT2006とこっそり書いてありまして、つまり2006年ヴィンテージです。
ヒストルカルじたい久々に呑みましたがそのお味は・・・・・・

香り・味わい(最大5pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥(呑むタイミングの問題?)
結構渋い出来栄え
以前呑んだモノはもっと濃厚さといいますか果実の強さが見え隠れしていたように思ったのですが、10年以上経ったヴィンテージでどうか?というと意外とシックにできていました。
カベルネとシラーそれぞれの「閉じてた時の熟成感」のが強かったかなぁ。
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このこっそりL20.06とか書いてあるの最高だよネ。

色はギリギリ透けないクリムゾンレッド黒寄り。
香りにクラシカルな印象が多くあって、それほどはたたずにカシス、少しの土っぽさと紫の果実。ただしどれも控えめかな。
味わいも同様にけっこー固いのです。
カシスとスパイスの印象が大きく、少し血のタッチがありマルゴー村としてはそんなに広がらない口当たり。
それでもなかなか滑らかではあるのですけれどネ。
少しワイルドにも感じられる獣っぽさなどがほのかに入っている辺りはシラーの影響かしら?ちょっとビターさもあるかな。
全体にマルゴー村っぽさよりもチリチックですらある辺りはブレンドの為でしょうかネ。
思いの外重たさがあるワインとなっていて、本家パルメの方向性とはかなり違いがあり、またタイミングが今回悪かった印象すらあったかなー。
なんというか、ここのポテンシャルの良さというのはそれでも感じられるっていうのが逆に凄い気がする。
堅物な男騎士。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥?
しかしながら、年号などにも寄りますが2万後半~4万までいってしまうヴァン・ド・ターブルというのは、ちょっちやりすぎ?
あくまでもコレクターズアイテムであり、まさにカルトのための品といっても言いでしょう。
「あのパルメ」だからこそのアイテムといった具合ではあります。
第一、普通に本家パルメが買えてしまうからなぁってのが一番大きいよネ・・・・・・

というわけで、パルメよりヒストルカル・19センチュリー・ワインでした。
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この斬新なラベル力こそすさまじいのですが、あくまでも本家パルメとは別のスタイル。
何はともあれ、凄い着眼のアイテムであることは間違いなく、中身以上に個人的に好きなワインだったりします。

市場では価格のせいか残ってます。NVとするショップもありますがヴィンテージは確認できるので要チェック。


2013年も作ってたみたい
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ヒストリカル センチュリー[2013] シャトー パルメ
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堅物

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