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ギリシャは赤もすごかった。アヨルギティコの可能性に迫る。 イエア・エステートよりノティオス・レッド、アヨルギティコ、イエアエステートの3本だて!

うぇるかむ!
思ったより時間がかかってしまいましたが、ギリシャセミナー編の最後は赤でやりたいなと

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イエアワインズより赤3点でお届けでス!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
以前にも書いての通り、今回は統一して3評価にしてます。
白の記事はこちら
ロゼやヴィンサントなどはこちら

今回はネメア側で作ってらっしゃる赤ワイン各種ですネ。ギリシャ本国ではもっとレパートリーが全体であるようなのですが、日本にきているイエアエステート商品としてはフルラインナップ。
それと今回はアヨルギティコという地品種が主体のワイン各種となっています。
日本で呑めるアヨルギティコ種って殆どないだろう思います・・・・・・
なお、ショップはこちら(http://vinsdolive.com/ja/front-page/?v=728c4e7a17ed)
なお、アマゾンでも売っているらしいのですが、アマゾン使ったことなくてな私・・・

ノティオス・レッド
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ホワイト版もありましたが、こちらはアヨルギティコにシラーをちょい混ぜのテーブル版。
ステンレス発酵のテーブルライクに作ってある品。

アヨルギティコ
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こちらはそのアヨルギティコを100%使った版。樽もしっかりかけていて、公式データがかなりしっかり出てたりします。
殆どフレンチオークで10%のアメリカンオーク・・・なんだけど、それぞれの新樽・一年・二年・・・と樽の経過年数までページでは書いてあり。いやさ、それだけでもなかなか几帳面なんですが、10%程度だけ使ってるアメリカンオーク側の比率まで掲載してるのは恐れいった。
デキャンタ誌での受賞歴とジャンシスおばさんがそこそこ良い点数つけてます。(詳細は公式ホムペを見てみてネ)

イエア・エステート
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これまでのは品種名やシリーズ名だった訳ですが、ここで社名。要するにフラッグシップ。
実際の所14.8%ぐらいアルコール度数も出てるらしい。
何故かこっちは比率まで書いてませんが、高級フレンチオークでの14ヶ月熟成の樽直づめ。
2012年ヴィンテージがデキャンター誌のワールドワイン賞金賞受賞作品になっているのと、ジャンシスおばさんが更に絶叫。
名実ともにアヨルギティコ100%のワインの最高峰とされているひと品。

という3本です。
セミナーが大分押し押しだったのもあってか、このネメアのアヨルギティコシリーズはセミナーではあまり深く説明がなかったのもあり
「本命はあくまでもサントリーニのアシルティコなのかな?」
と、話を聞きながら正直思ってました。実際、サントリーニのテロワールやミネラリーからギリシャの特異点さを見るのが主題だったので、あくまでもネメア側はオマケ気味なのかなと。
・・・・・・呑むまではネ。

香り・味わい(最大10pt)
ノティオス:♥♥♥♥♥♥
アヨルギティコ:♥♥♥♥♥♥♥♥
イエアエステート:♥♥♥♥♥♥♥♥♥(ナパカベやアルゼンチンマルベックなど好きなら+♥)
いや、これ見事でしょ
驚きました。特にアヨルギティコ以上のアイテムの出来はとても素晴らしい。
ノティオスシリーズはちょっとライトすぎる作りかなと赤も白も思いましたが、アヨルギティコ単一以降のスタイルはかなり国際品種的といいますかグローバルな感じ。
あんまり地品種っぽさはないんですが、そういうのどうでも良く、単純に美味しい。

ノティオス・レッド
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ラベルもライトめな感じ。
色は赤紫で透け、粘度もあんまりない感じ。
香りに紫の果実のミックスが出ていますがあくまでもライトに。
味わいも同様で紫の果実要素を主体に、サラッと終えます。
サラッと目なのに紫果実が多いのは、ちょこっとローヌやオーストラリアの低価格を彷彿とさせますネ。それらよりは熟した果実っぽさはないのですが。
どことなく薄く感じすぎているノートになっていたのですが、これはひとえにアシルティコの面々の塩っけの高さやロゼの力強さに起因もしている気がします。
ベースは「紫果実系」なのはシラーの影響でもないのはあとの2つでもわかるのですが、これは品種っぽさを見る分には悪くないアイテムではあるのかなーと。

アヨルギティコ
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これだけは苦言になるけど声を大きくして言っておきたいのですが、アシリティコ版とラベルがほぼ同じなのは良くないと思う。
ただでさえ名前が似ている品種なのでラベルは早いうちにわかりやすく差別化した方が良いと
ボトルのカラーとかちゃんと読めばそりゃ判別つくんですけど、カベルネやシャルドネやメルロの文字列とは訳が違うッス。
中身が良いので勿体無い。

色は赤紫なのは変わらずですが、濃さは段階的にあがっています。
香りに樽のタッチは多めにありこちらは明確にカシスの印象が出ています。
そのほか紫の果実の要素がソースとしてサッとかかったような。
樽によるバニラみたいな雰囲気と果実要素が良く混ざっており、ブルーベリーのケーキのような「料理っぽさ」が香りからして感じられます。
個人的にこういうタイプの評価が高いので、この段階で好感度UP。樽を色々混ぜ込んでいるのが言葉でなく味で伝わってきて作品性を感じるんですよ。
味わいの流れも「フランス人が作ったナパ」的なフィーリング。この例えわかりづらいかしら?
樽からくる味わいのミルキーベースにしっかりと果実が乗ってくる感じ。更に、この時の果実要素が「ジャミーとまでは至らない」のがグッド。
濃厚めな感覚のなかで、しっかりとカシス感を出しつつ、まろやかなバニラフレーバーのままデクレッシェンド。
この時カベルネやメルロ(カルメネール辺り)との最大の違いはハーブ感や獣っぽさがないこと。
またはアルゼンチンマルベックにも似てる気がしてますが、それよりも尖ったパワーはありません。
全体に程よく丁寧に作ってある事がわかる逸品になっています。
なので「うぉぉぉー地品種こそワインの流れなんじゃーッ!」って雰囲気はないのです。まったり具合を楽しむ為の品。

イエア・エステート
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・・・・・・あ、どっかで見たことあると思ったらドリームキャストだこのロゴ!


色は更に濃くなって透けないバイオレット。明らかに濃いです。
香りにチョコ要素が大きく出ており、強いカシスやカカオのタッチになっています。
上述のアヨルギティコ版をケーキで例えましたが、これはクリーム部分やスポンジがチョコになった「チョコケーキ版」てな具合。
ただ、それでもなお果実はソース程度にとどめてあります(ジャミーさが必ず欲しいって人にはちょっちマイナスかもネ)。
味わいも力強いタフさがそなわっており、同時に更にナパ・カベルネっぽさがあがっています。そう、メイドさんチックな給仕してくるアレ。
チョコの要素やカシスのリキュールっぽさがスムーズに口の中に入りつつ、最後までスラッとした佇まい。
こちらからもハーブ感などはなく、ミントのようなアフターを望む向きには向かず、逆にあれを青臭さと感じて嫌ってる方には最高に調度良い内容になっている。
仕上がり方に恐ろしくナパの高額アイテムを彷彿とさせてくれるんですよネ。良い樽と果実を使ってる感じが凄くする。
これまた地品種的でない作り。何度も書いてのように、更にナパマニアに私は!オススメしたい!!

コストパフォーマンス(最大5pt)
ノティオス:♥♥♥
アヨルギティコとイエアエステート:♥♥♥♥♥
値段が地品種価格のウチに買うべし!
地品種っぽくない味わいではありますが、価格は地品種価格です。
ノティオスはその意味では2500円程度としてはまぁ、そんな具合かなーと思います。
アヨルギティコ版は3000円ちょい、イエアエステート版は5500円前後となってまして、これらは破格だと思います。
濃すぎるのを嫌煙するならアヨルギティコ版でOK(それでも濃い目かも)、イエア版は既に書いてのとおりナパとか好きな方にはイチオシ!
ギリシャのレベルの高さ、というよりはイエアエステートの丁寧な仕事っぷりを感じさせてくれる事でしょう。
どれでもブラインドで出したら当てられる人は日本にはまずいないでしょう。ナパワイン会とかにこっそり混ぜたら大変楽しいと思います(ニヤリ

というわけで、イエアエステート編ひとまずおしまい!
なんだかんだ一ヶ月近く最終更新までかかってしまいました反省・・・・・・
さておき。
セミナーで呑んだからというのも多少なり私に影響を及ぼしているのは間違いないでしょう(ヒューマンが飲んでいるのだからそれは確実に起こります。メンタル大事)
しかしながら、それにしたってアシリティコの塩っけの面白さ、ロゼやヴィンサントやアヨルギティコ系のクオリティの高さは驚きの連続でありました。
マイナー地域はなるべく応援してる当ブログとしては、ギリシャは見逃せないなぁと思うのでしたとさ。

当ブログで「メイドさん」を貼ってる時はたいていの場合ミルキーさが強く評価割りと良い時である。

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