オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

日本人が作るボルドー!?デュヌヴァンの弟子という事になっているがその実力や? クロ・レオ・キュベS2014

うぇるかむ!
ボルドーで更新を連続しているので、今日もそうしようかと思いまして。
今回はここ数回の超有名ドコロとはうってかわってみます。

20170219185350478.jpg
クロ・レオ・キュベS
仮面ライダーストロンガーかな?

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥(日本人応援的なら+♥)
ラベルはライオンさんが横にたっているという、シンプルながらちょっと新世界っぽくもあるタッチ。Sの字がやたらでかいけどスペシャルキュベです。年産600本アンダーですって。少なすぎるって事はないなぁ
裏ラベルがなかったのでサクッと造り手について。

造り手は篠原麗雄(しのはられお)という方で・・・・・・はい、ご推察の通りレオです。予想外に本人の名前からとったワイナリ名です。
まんまコピペしますと、
「シャトー・ヴァランドローのテュヌヴァン社で働いていた日本人、篠原麗雄(しのはら れお)氏が 2002年に0.82ヘクタールの畑を購入して造り始めた、マイクロ・キュヴェのボルドーワインです」
という方で、2000年から推定2年間テュヌヴァンの元で働いていたとのこと。


で、テュヌヴァン先生にもご助言いただきつつ、ビオっぽい感じで作ってるワイナリだそうで(ビオっぽいと言っているだけでビオとは言ってない)。
また、醸造方法は結構毎年違うっていうか定まりが全然ついていないっぽく、毎年味わいが違うというのが謳い文句となっています。
このキュベ・Sは2014年の中からのバレルセレクトものらしく、年間生産600本が強く歌われていたり。
ただ、600本がどういう流通になっているかは不明。日本人生産ものって「日本にばっかりやってきている」というケースのが多いものネ(仲田さんのデュモンもほぼほぼ日本輸出)。
さてさて、なにわともあれ「日本人によるボルドー・ワイン」でありますが、そのシークレットキュベの実力は?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥?
ちぐはぐな良質なハズのコーヒー
なんか良くわからん感じに自分もノートしちゃってたんですが、どこか素直じゃないといいますか混じってない感じなんですヨ。
なんだろ、音楽系漫画とかでたまにある「演奏全体がまとまってないゼ!」みたいな状況。
虹をみせてくれない。

20170219185409ac8.jpg
コルクも専用で作ってたりシて凝ってはいる。

色はギリギリ透けないバイオレット。結構紫さは強めです。
香りに獣要素が見られ(ライオン効果?)ビターチョコとミルクチョコのミックスな香り。
新モノにしては果物要素が薄いです。ビオ系っぽいタッチとは遠いなぁとこの段階で思いました。ビオ系だともっと果実とか土みたい風土がありますからネ。
味わい香りの割に甘味が多く、すぐ呑みでもいいような具合・・・・・・と言いたいところですが、血のニュアンスがあったりして独特。
砂糖いりのブラックコーヒー的な、それもグアテマラっぽいタッチの苦味が最初から最後まで通してありまして、そのスタートからミルキーさが後追いでやってきます。
ここが混じらないのが特徴?ブラックコーヒーとミルクは「分離して」感じられるんですネ。
アフターは弱い印象でタニックさも引けが早め。インクっぽさとかで果実感は凹まされてる感じ。
個々の要素自体は悪くないもののどれもこれもバラけて感じられ、その上で甘味があるものだから「超熟する」とも断言しきれない半端さを残すんですネ。
個々の要素だけを抽出すればデイリーワインの域にはないのですが、しかしバランスが悪い。
最初に書きましたが、合わせてないコンチェルト。これから如何に団体がまとまるか、というドラマが描かれる「その前」です。
のだめとかの「楽団全体が不穏なシーン」とか似てる。

コストパフォーマンス(最大5PT)
日本人である事を買うなら♥
カスティヨンでほぼ2万は高すぎ。
楽天で「カスティヨン」で検索すると最も高いのはこのクロレオキュベSであり、次は別ヴィンテージのクロレオ通常、その後に謎古酒という具合。


っていうか、上のリンク見てもらうとわかるのですが当の師匠であるテュヌヴァンのまさに本元ヴァランドローよりも高い。
サン・テミリオン一級より高いカスティヨン。
値付けは間違っていると言う他ありません。

というわけで、クロ・レオ・キュベSでした。
日本人でかつ600本アンダーの生産量で更に珍しいボルドーで作っているという触れ込みにしては楽天では扱ってるショップがそこそこあって消えてないアイテム。
・・・・・・その理由は、まぁ、そういうコトネ。

何となくですが、いつかセールになりそうな気もする。


この作品みたく円満になれるのだろうか?

関連記事

| フランス | 20:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://sinquwine.blog.fc2.com/tb.php/1278-052a0d87

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT