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まさに海ワイン!なサントリーニからの贈り物。 イエア・ワインズよりタラシティス2015と2012、アシルティコ

うぇるかむ!
一昨日更新のギリシャ編の続きっていうか当のワイン達です。
全3回ぐらいにわけて更新しようかなーと考えてますがアクセスとか見るに「あんまり皆、知らない地域すぎて興味ないかなん?」とも思うので、来週までを目安にポツポツにしようかと。
さておき。今回がその上一番メインっちゃーメイン、サントリーニ島からのアイテムを3つ。

20170211150514f2d.jpg
イエア・ワインズ・タラシティス2015と2012とアシリティコ。
ヴィンテージ違いと上位キュベになります。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
タラシティスというキュベ名は「海からの贈りもの」という意味があるそうで、ちょっと雰囲気いいですネ。
ラベルデザインそのものはシンプルデザイン系で可不可ない程度。
後でズラッと並べますが、裏ラベルだけ先に。
201702101936355ff.jpg
とっても普通な。
201702101938046bc.jpg
オールドヴィンテージの方は醸造家持ち込み品との事で日本非売品。
2017021115045942a.jpg
80年はしてる樹という威圧感よ。

作り手は前回の記事でたっぷりかきましたイエア・ワインズ
そしてその公式なプロフィールについてはインポーターさんが詳しいので割愛ということでー
レバノンとギリシャに強いフレンズだよ!
(http://vinsdolive.com/ja/front-page/?v=728c4e7a17ed)
なお、今回のワイン達はこちらの公式ぐらいでしか買えません。もっと波及すればいいのにー。

で、それぞれのワインの違いは

タラシティス
ステンレス低温発酵によるストレートな仕上がり

アシリティコ
こっちはかなり凝っていて、ステンレスでの低温発酵と樽での高温での発酵(古樽でフレンチやアメリカンなど3種類使い)をし、更に野生酵母オンリー。

因みにどっちもアドヴォケイトで90点以上、最大でタラシティスの方が94点もとっている様子(アドヴォケイトのみタラシティスのが評価が高いみたい)。
これはなかなかのもので、例えばこの間のニュージーランドのトップクラスの評価を受けてるソーヴィニヨン・ブランであるドッグ・ポイントで94点です。
値段も同じくらい。NZは微妙にマイナー地域判定に入り、よりマイナー地域のギリシャで評価がいいのは「一部で流行っている」と言って過言でないと思います。
ではその実力とは如何に?

香り・味わい(最大10PT)
タラシティス:♥♥♥♥♥♥♥(好みは分かれそう)
アシリティコ:♥♥♥♥♥♥♥♥
おいしいしょっぱさだね!
かなーりしょっぱいスタイルのワイン達です。「シャブリぐらい?」というレベルでない勢い。
そして、その風味が良いと見るか悪いと見るかで全然違うわけですネ。ナルホド、パーカリゼーション時代にはこれは嫌われたでしょうナ。

タラシティス2015
201702101936192be.jpg
最初のアイテムにして一番重要な「らしい」アイテム。
色は黄緑系だけど、意外とイエローさ強いかな。
香りからしてソルティドッグ。塩とグレープフルーツの印象が高くあります。甘い印象が香りからはしないんですネ。
味わいもグレープフルーツが如実にあり、しかし酸味というより塩いのである。
しょっぱい。これが正しくこのワイン「らしさ」なんですネ。
塩っ気系ミネラリーをおもいっきり体現したアタックからみりんっぽいタッチ、乳酸っぽさもある。
トークでは「ラムと合わせると良い」とあったんですが・・・・・・ど、どうなんだろうこのしょっぱさ相手には?
素のしょっぱさで勝負しまくっているので、それこそ海の幸が相性良さそうに思える珍しい白(私はそもそも日本人的海鮮感覚にはワインは単純には合わないと考えてるヨ)。
海系の大人キャラである。トレンディドラマな海ってなんか江口かだれかやってなかったっけ?

タラシティス2012
20170210193647872.jpg
生産者持ち込み品。
熟成することによって、よりみりんっぽさが高まり、同時にアルコール感が表面に出ている印象。
しょっぱさ、フルーツ要素はその分下がっているのでディスカッション上は「長期熟成する」との事だったのだけれど、正直そうは思わなかったひと品。
多分、果実感が残ってる状態の方がこの塩感が前面に出過ぎないのでは?

アシリティコ2015
20170211150446c4e.jpg
今更気づいたけど、ラベルのマークは表彰台意識してるのネ。
色はこの日呑んだ白ワインの中では強くイエロー。
香りにコーンやバニラといった樽の要素が強くあって、もちろん同時に塩ッ気が。
果実要素がその分控えめではあるんだけど、こっちは何だかオシャレアイスクリームショップのバニラアイス的な香りになってて、樽ドネ好きならこっちのが格段良いハズ。
味わいも最初から塩感全快なのはタラシティスと変わらず。
ただ素朴さが多かったのとは異なって、樽感によってベースがマイルドになった分より滑らかに塩要素もひきたてられています。
黄グレープフルーツ主体のフルーツ感もなかなか。青っぽさが無い点もクリアでいいのではないかと。
アフターもこちらの方が樽感が支えになって、しょっぱいフィニッシュがそれなりに心地よく構成されていて長く感じられます。
個人的なイメージだと、タラシティス版が「海の幸そのまま」だとすればこっちは「クリーム系の料理にしました」という差がありますね。
玄人おじさんや料理人なら前者をとるけど、うちみたいなワインだけで呑む質には後者のがいいだろうと思いまする。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥(塩ッ気が合えば+♥)
中域白ワインの新たなる選択肢!
ただ書いての通り個性的な風格が全体に漂っているので、一本試してどう思うか?という所なんだろうと思います。
没個性なワインに飽々している方向けではあるんですヨ。またはミネラルって単語を色々考えたい人向け。
そこの個性にハマれると3000~4000前半で呑める白としては大いに個性があってよろしいネ!
当ブログのアクセス数が下がるぐらい、みんな知らない地域なのでブラインドで出したらトッププロ以外はわからないハズです。
家飲みにはあまり塩っけ強くない料理と合わせた方がよかろうと思います。

というわけで、アシリティコワイン2点盛りでございました。
この個性の打ち出され方は本当に玄人向けであり、一回は試してみると面白いアイテムであることは間違いございません。
ただ・・・・・・その個性を拒絶する人も少なくないだろうなぁとも。覇権にはならないけどブームにはなる、そんなアイテム。

楽天では売ってないので、塩おいておきますネ(ドサッ!


ほんと海からの贈り物感がある

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