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華やかなラベルと、玄人好みのチャイナ風ラングドック! ペイル・ローズ・シラー・レオン1992

うぇるかむ!
本日は古酒、それも地域としては相当に値の張る著名なあのワイナリでございます。

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ドメーヌ・ペイル・ローズ・クロ・シラー・レオン(クロ・シラー・レオーヌ)1992
ラングドックの至宝ですネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ラベルがとにかく可愛い・・・っていうかベルエポックっぽいのが特徴です。一見したらかなり似て感じると思います。
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ベル・エポックの関連銘柄だよって言われたら騙されそう。

造り手はマルレーヌ・ソリアという銀髪のマダム。
元アーティスト(建築家?)にして、フランス語しか喋れない、畑の場所はとにかくわかりづらい、熟成用のタンクは何故か全部ピンク色にしてあるというどっちかというとヤばめな感じの人です。
1988年にファーストヴィンテージなのですが、ジャルダン・デ・サンスという地元の星付きレストランで出す分程度しか作っていなかった時代が長かったようで。
1994年ヴィンテージをパーカーたんが呑んで感激し、高い評価を出して以来、農協ワインが中心であるラングドックそのものの価値が大幅にあがったと言われるほど、カルトな人気をもっています。
特徴的なのはそのリリースまでの長さと、収穫以外は全部一人で3万本分こなしきっているという点。
最新でも2006年(2017年2月現在)となっており、本人曰く「熟成って大事ヤン?」とのこと。く、クレイジー・・・・・・
今回のクロ・レオンはシラー 90%とムールヴェドル10%という事になっている、フラッグシップのうちの一つ(クロ・デ・シストというのと双璧ってどこでも書いてありますネ)。
しかも92年というバックヴィンテージなわけですが、その実力とは・・・?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ぶわっとくるチャイナ風味が最高!
香りの太刀筋が古酒なのに圧倒的に妖艶でセクシーだったりします。ブワッ!とくるこの迫力は体験しないと難しいけど、そもそも呑むのが難しい・・・・・・
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それにしても綺麗なデザイン。

色は強いクリムゾンレッドで、流石に熟してるタッチもありますが、むしろまだまだ古酒というには足らぬ強いカラーですら。
香りに赤い花の香りがまずブワッ!とくるのが特徴的。
バラ感とタニックな印象の茶葉のタッチがしっかりと出ています。
または、鉛筆っぽい香りといいましょうか、そういった要素も多くて92年にしてかなりタフな事がわかります。
味わいも鉄分が豊富で、ウーロン茶的な風味すら感じます。
紫よりも赤果実がベースに、烏龍茶の高級品、それから八角などを合わせた五香粉、さとうきびなどが出ています。
紹興酒っぽい部分もありまして、中国四千年の歴史云々かんぬんみたいな雰囲気がどことなくあるんですよネ。
多少固い印象、タニックさが強い部分はあるんですけど、それ以上に圧巻のチャイナ風味が出ているんですネ。
それもクリス・リングランド兄貴ともちょっと違う。もっとフローラルなんだけどお固いのです。
それもジェット・リーでもジャッキー・チェンでもなく、ブルース・リーなんですよ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
コスパで測るものでもないが、買えたら♥♥♥♥♥
独自性が存分にでている良質さが常に味わえたらいいのになぁ
しかし、そういうわけにもいかないのでして。
市場価格は最新モノであれば(2000年台であれば)1万ちょいで買えます。
それがラングドックにしては高いとみるべきか、それともこの造り手であれば買いだと思うか・・・・・・まさにカルト領域のアイテムです。
その上で、更に熟成してもその堅牢さが崩れないところをみるに、すごいワインだなーと思っちゃうわけです。
プレゼントにもラベルの柄からして雰囲気ありますしネ。
個人的に、ラングドック最高峰として一度は体験いただきたいワイナリだったりします。

というわけで、ペイルローズのクロ・デ・レオン1992でした。
実は、先月のベストクオリティワインに選ぶ予定のワインだったんですが・・・・・・機会を逃して更新しそこねててここに至るのでした(久々な満点評価ですしネ)
ペイルローズの出来、というのは好みがわかれる部分もありますしラングドックということを考えると嫌煙されかねない価格なのも事実・・・なんですけど、経験した範囲で私好みなアイテムしかなかったので、是非お試しあれ。

ネット上では意外とまだまだ(ヴィンテージを限定しなければ)買えたりします


ジークンドーって意外と渋いんですよネ

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