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ローヌ自然派の老舗、元人気自然派醸造家も携わっていたというクラシカルなローヌの美味しさ。 ラ・ロッシュ・ビュイシエール・プティ・ジョー(2013?)

うぇるかむ!
2月になりまして一発目から、安旨な自然派アイテムだったりします。というのも、まぁ、自然派ワインの比較試飲に言ってきたものでして・・・
今日はその中でも一番ヒットしたアイテムを。

2017020118525019a.jpg
ラ・ロッシュ・ビュイシエール・プティ・ジョー(2013?)
カッコしてるのはイマイチ年号がハッキリしないからネ(ネット上では2014が出回ってますっていうか年号表記どこだコレ・・・)

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的に+♥)
ラベルが何となくモダンな現代美術っぽさがあるのがちょっとポイント+♥だったりします。シンプルでありながら配色にインパクトがある。
安すぎず、カッコよすぎないデザインかなーと。
2017020118525879f.jpg
裏は結構ちゃんと説明書きが入ってたり。70%グルナッシュの30%シラーという典型的ローヌづくりなのネ。

このワイナリ、元々は農作物全般の畑として運営している農家さんで、1974年からブドウ、オリーヴ、ついでにアプリコットなんかの有機栽培をやっていたんだそうで。
1999年までは協同組合に売ってた様子なのですが、ついにワインづくりを自社で初め、ヤン・ロエルという自然派では著名な人をコンサルトにつけてワインを作り始めたのでした
因みに、ヤン・ロエル氏はワインづくりから引退しているらしく、その結果このワイナリが「元ヤン・ロエルのコンサルトの所」として名前が残っており、2000年台の自然派ラヴァーからは懐かしい存在となっているようで。



今回のワインはプティ・ジョー=ジョセフ君という2004年頃生まれた子供を祝して作られたデイリーユース。
・・・とはいえ、そんなに他のキュベと値段は変わらないっぽいのですが。
所有畑の中でも若いブドウを使ったキュベで、完全除梗のセメントタンク醸造。定番のSO2少量(15ミリ添加らしい)
さて、ローヌといえば安旨が非常に多い地域であるわけですが、自然派の実力とは?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(上手に扱えれば+♥も)
いー感じに旨味系懐かし系
いっちばん最初の印象が「ラヤスっぽい」でした。要するにそういう系のタッチが苦手な方は絶対に無理なので買わないでくださいまし。
が、あの独特の風味がOKだったら、このワインかなりイけてると思います。
20170201185240179.jpg
キャップ不良品が安かったらつい買ってしまった。

色は薄めでバイオレット。結構紫が強かったりします。
ボトル抜栓直後に妙に硫黄臭かったりするのは自然派の特徴でありますが、これもご多分に漏れずあります。ただ、抜けは早め。同時に割りと酸が強く出るのも早いので扱いが難しいかな。
以下はノってる状態の時の感想ネ。
香りに紫果実がそこそこありつつ、オレンジの要素がたっぷりと。
ライム感もたまにありますが、全体にはジューシーなオレンジ果実の香りがほかほかと漂ってくる感じ。
スパイス要素も黒胡椒などを始めとしてかなり効いてまして、八角も(敢えてスターアニスと書かない)出る具合が実にラヤスちっく。
味わいも初めからタッチは軽く、上述の果実要素からスパイスに移行して、速やかにフィニッシュしていくドリンカピリティの高いタッチ。
ただ、その中でもしっかりと果実の変容が効いてまして、オレンジ→紫果実→柑橘の酸→スパイスとオレンジに戻る・・・といった具合でちゃんとムーブする。
ただそれらが長くは残らず駆け抜けるようなのが、なるほど若いブドウらしさかしら。
超小規模にラヤスを感じる事が出来ると思います・・・・・・え、さっきからラヤスラヤスってなんやねんって?


これに超微量だけど味の系統が親しいと思うので、ラヤス系を安く知りたい人にもオススメ。
なんというか、下町人情モノっぽい雰囲気があるんですよネ。こち亀・・・よりはじゃりん子チエ。
いや、もしかすると、孤独のグルメの石神井公園回みたいなノスタルジー

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(ただし扱いはちょい難しい)
グルナッシュやシラーって自然派づくりにぴったりなんだなぁ
しみじみ感じます。ローヌ品種のナチュラル味って自然派ガチャしてもハズレにくい気がする。ピノ系やカベルネ系のが外し大きい感。
2500円アンダーのグルナッシュ&シラーとして、独特の個性と美味しさをたずさえているアイテムで、自然派の人だけが呑んでるのは勿体無いアイテムでしょう。
クセが大きい点と、開けたての臭みを待つことや意外と酸化に刺が出やすく日持ちが自然派の中では若干微妙だったり、といった欠点を差し引いても面白い価格と味だと思います。
プレゼントには、ラベルのセンスが好きな人向けかな。万人受けはしないから注意ネ。
料理はそれこそ中華すらイけそうな気がする、デイリー受けするアイテムです。

というわけで、ドメーヌ・ラ・ロッシュ・ビュイシエールよりプティ・ジョーでした。
改めてローヌの凄さを感じ取る事が出来ましたネ。この価格となると、フランスでありながら南アフリカと個性の面で戦えちゃう。
博打率が非常に高い自然派でありますが、ちょっと私の勉強不足感がありました。当たると感動的だ。まるでソシャゲのガチャだネ!

年号はどこで判別してるんや・・・


もはやテレ東の看板ドラマ

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