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ガメイ・ドーベルニュの実力とはコレなのか!?女流醸造家による、濃コク酸味の逸品。 フルール・ド・ヴィーニュ・グラニティック2011

うぇるかむ!
先日の神田柳屋のパーリーに参加した時、持って行ったワインが本日のワイン。

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フルール・ド・ヴィーニュ・グラニティック2011
何気にガメイ特集の隠し球というか真打ちのつもりだったんですが、流れで更新なう!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルはどっちかというと地ブドウ系っぽさが溢れてる感じの、軽いデザイン。赤ワインなのに珍しく水色のラベルです。
201701160616405bf.jpg
裏っていうか横がコレ。

造り手はギヨ一家のステファニーさん。
そう、現在女性醸造家による運営であります。
彼女が2005年に叔父から畑を譲り受けて運営しているワイナリで、地域はコート・ド・フォレ。ギリギリでロワールに入るAOC。
ブドウはガメイ・ドーベルニュとなってまして、肩書以上に地域が日本では珍し目であります。花崗岩と玄武岩のミックスだとか。
作りはセミマセラシオンではなく、通常の醸造で樽も使っているというスタイル。
一応有機栽培やビオにしたいらしいのですが、そこまでは至っていないとのこと。
とにかく、造り手のプロフィール以上に「ガメイ・ドーベルニュそのもの」が珍しかったりするわけですけれども、さてその実力とは?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
この酸味、たまらんなぁ~
と、なかなか興奮させてくれるんですよ。酸味がとても強いのですが、その酸味のたくましさが実に良い。
20170116061702223.jpg
色はごらんのようにパープルよりとなっています。
けっこうどんより目なのが特徴。
香りも紫果実の要素がなかなか多めにあって、梅、ダージリン、アセロラ、それからちょっと青み。
香りからシて結構タフ、しかしそれも酸が強いタフさなんですよネ。
味わいもスタートからドライフラワー的な強い花の香りと酸が同時に。
アタックから相当に酸が強く仕上がっているのですが、この花のフレーバーがなんともバローロだったりまたは酸が強いタイプのローヌ風であったりしてとても堂に入っている。
ミネラリーな雰囲気も豊富。
紫系の力強い果実味をベースにしつつ、途中でほのかに樽っぽいミルク感がまるく収めてあり、酸の強さを見事にフォローしています。
アフターもそうした華々しい果実感がグッと強く残るフィニッシュ。
動きの機微がとても上下左右する、激しいワインになっています。
自然派的な側面が出ている時もありますが、しかし樽の効き具合がかなりちょうど良く、果実そのものの質感をちゃんと美麗に作っているといいますか・・・・・・
因みに、開けたてよりは次の日ぐらいのが美味しかったりします。
王道の俺様キャラですネ。熱いようで、おぼっちゃんだったりで案外とおしに弱い感じ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
アズマコーポレーションのガメイ・ドーベルニュ二社は卓越したワイナリなのでは?
3000円アンダーの赤ワイン(税込みだとギリギリ越しちゃうけど)として、見事な個性生きたワインになっています。
ステファン・ボンシャンもそうだったけど、物凄くしっかりと樽も使って作っている事で、カジュアルキュートなガメイの概念を覆し、それでいて強い何かが残るワインになっている。
ちょっと人を選ぶエッジの効き方をしていますが、ワインなれしている方ほど驚かれること間違いなし。
ワインマニアにこそ呑んで欲しいアイテムですネ、是非!

というわけで、フルール・ド・ヴィーニュ・グラニティック2011でした。
これ呑んでると、ガメイがピノ路線であるという考えはなくなってしまいそうになるんですよ。
余談でありますが、最初に書いたYANAGIYAのパーティーでは品種言わないで呑んでもらった所、
「ちょっと熟したシラーかグルナッシュかな」「全くわからない」「こんなのガメイじゃないわ」「そもそも呑んだことない地域だ」
などなど反応ありまして。(因みにロワールの自然派っぽいとまで当ててたマダムがいました。ブラーボ!)
南アフリカもそこそこメジャーさを帯びつつある今、更に開拓出来るのはガメイ・ドーベルニュなんじゃないかと密かに思っています。

この出来栄えが来年以降のヴィンテージもあったら毎年買うと思う。


なんかこう、凄く響く。

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