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セミ・マセラシオン・カルボニックの重鎮、ラピエールの弟子によるセミマセのヌーボーっぽさ。 ジョルジュ・デコンブよりボージョレ・ヌーボーとキュベ・ジジ

うぇるかむ!
ガメイ集中更新3回目は、いわゆるバリバリの自然派、マルセル・ラピエールの弟子の作です。

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ジョルジュ・デコンブ・ボージョレ・ヌーボー2016
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キュベ・ジジ2014
あ、因みにそれぞれ別のタイミングで呑んでます。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
ラベルが可愛いというか、自由さがあるのはボージョレ自然派の特徴のひとつ。デザインがんばろうとしてる感じは、私はとても好きヨ。
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裏はこんな感じ。

造り手であるジョルジュ・デコンブはマルセル・ラピエールの一番弟子と言われているでっかいオッサンです。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

マルセル ラピエール モルゴン 2015
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元々はワインを瓶に詰める瓶詰め業者(機械とかなのだろうか?)の人であったデコンブ氏はあるとき、ラピエールのワインの瓶詰めにいってたまたまそのワインを飲みます。
そこで
「びびっときたああああ」
と弟子入りし、モルゴン村を中心に独立するのでした。その後、息子さん達も独立を最近してるんだそーな。
作っているワインはヌーボーまで含めてリュット(減農薬)で全てセミ・マセラシオン・カルボニック(以下セミマセ)。
セミとそうでないのの最大の違いは通常はガスを入れて「人工的に」作っているのに対して、セミは同じ手法をブドウの重みで自然発生したガスによって同様の手法を実現する伝統づくり・・・・・・とかなんとか。
とりあえず、地域の自然派などでは良くやられている手法とおぼえておいてください。自然発生した二酸化炭素で浸透云々という放置感と、実はコストがそんなに莫大にかかる訳でもない点がウリの手法です。

ヌーボーはまぁ、言わずもがな。
キュベ・ジジ版はヴィラージュでかつヌーボーとして発表していないセミ・マセラシオン・カルボニックのアイテムとなっています。
割りと力強い味わいである事がウリなんだそうですが・・・ラピエールの一番弟子、果たしてその実力は?

香り・味わい(最大10pt)
ヌーボー:♥♥♥♥♥
キュベ・ジジ:♥♥♥♥♥(個人的には+♥?)
どっちもヌーボーらしさが強い
醸造方法にセミマセを使っているせいなのか、味わいの方向性はとても良く似ています。
同時に飲まなかったのが悔やまれるのですが、ノートした印象がほぼ一緒なのでス。

ヌーボー
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ラベルのオッサンとバイクは良いと思います
色は意外と紫さが入ったレッド。色合いそのものは単調。
香りにいかにもなちょいバナナ感と赤果実の印象。ただ、果実のボリュームは意外としっかりとしています。
味わいは割りと赤果実と紫果実のミックスがなされてまして、なるほどちょっと濃い仕上がりになっています。
キャンディ感よりは果実の風味がしっかりと出ている・・・・・とはいえ、ヌーボーっぽさの域は出ていないかな。
あくまでも果実感が主体であり、それもクランベリーやチェリーのキュートめ。
ただ、舌にのっけた印象はそこそこ重たかったりシます。
定番のヌーボーの個性が良く出てはいる品。でもまぁ、ヌーボーなんだよなぁという。
印象的には現在のラピエールのヌーボーよりはずっと良かった。

キュベ・ジジ
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ラベルの可愛さはいいと思います。
しかしながら、全体に上述のヌーボーの延長線を感じるアイテムです。
より紫果実要素は高まっておりますが、その分キャンディライクな部分は消えておりどっしり感があがっています。
どことなくヌーボーのような軽さが目立つんですよネ。ヌーボーでは濃い部類、だとしても普通のキュベもののアイテムだとして見るとそれでもなお軽い。
それは恐らくセミマセの影響なんでしょう。
あくまでも果実感覚が主体になっているワイン。高級感はなく、まさに自然派ライクといえばその通りなのですが、そこから先の投影はヌーボーと大差がありません。
ヌーボー版を2年寝かせたら同じ味になるのでは?とちょっと思っちゃいもする、そのぐらい味わいのパターンとしては似ているんです。

どちらも味わいはとても似た印象(実際並べたら?うーむ・・・)。
いずれにしても可愛らしいクマのヌイグルミとかを思わせるカジュアルキュートなアイテムです。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(ヌーボーは安くなってからで)
ヌーボー版の方が3000円ぐらい、キュベ・ジジで2500円ぐらいとなってまして恒例ですが「ヌーボーの方が通常キュベより高い」がここでもなされています。
そして、解禁日もだいぶ過ぎてただの在庫と化した今ぐらいからヌーボー版の値段が落ちます。
値段だけで話をしてしまえば、正直なところジジ版の方が普段はオススメ・・・・・・なのですが、味わいそのものは結構似ているのでヌーボー版が2000円ぐらいにまで落ちてたらそっちでもいいかなとも。
果実感と典型的なセミマセを味わいたい、という方にとってはヌーボーはなるほど充足したものを毎年提供してくれそうです。
また、本当にヌーボーの味が好きならば通年としてジジ版を買うのもありかなー。
しかしながら、あくまでもセミマセワイン。

というわけで、ジョルジュ・デコンブよりヌーボーとキュベジジでした。
まず、ヌーボーが許せる人であるかどうか、ヌーボーが味として好きかどうかというのがココを買う意義でしょう。
それぐらい、果実がしっかりとしている典型的ヌーボーの造り手。それは恐らく上位版でも変わらないんだと思います、同じセミマセだもの。
その上では、パリのビストロで人気(一体どこでなのだい?)というカジュアルなワインとして楽しめます。
ヌーボーは元々否定派な私なんですが、この辺りを2000円ぐらいで呑める場合、最近ちょっといいなぁなんて感じてたりもします。
なぜって、料理との相性はなるほどビストロぐらいの感じではいいんですヨ。お料理とは悪くないなぁと最近見なおしてます、ヌーボー味。

ヌーボー味はいかに安く買うか、が大事だと思う。




ジョルジュ・デコンブ氏は愛称が「熊ちゃん」のオッサンだそうで・・・・・・え、こいつか!?
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