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ヴォルヴィックが水道水で出る土地の、見事な造り込みのイタリアファンにオススメなガメイ・ドーヴェエルニュ! ステファン・ボンジャン・コート・ドーヴェルニュ・シャトーゲイ・エルヴェ・アン・フュ・ド・シェーヌ2011

うぇるかむ!
ここの所、泡を集中的にやってました当ブログ。
が、実は最近紹介したいのはむしろガメイです。っていうか、ガメイで美味しいのを作ってる人達。
これはその中でもかなりヤばかったアイテム。

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ステファン・ボンジャン・コート・ドーヴェルニュ・シャトーゲイ・エルヴェ・アン・フュ・ド・シェーヌ2011
名前なげぇッス!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
下の方のドーベリュニュとかシャトーゲイ(シャトー・ゲとするところも多い)という村の名前がなんかホモホモしかったりするのが残念で余計。赤い文字列とハートマークに抜きで葉っぱを象っている黒文字以外の部分は雰囲気良いと思う。黒文字が余計(念のため二回いいました)
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裏ラベルというより横に長いタイプ。念のため3回いいたいぐらいこっちでまとめていいんじゃない?と思う。

造り手のステファン・ボンジャンはこのガメイ・ドーヴェエルニュという日本での入荷どころか恐らく現地でも地酒として飲まれているであろう品種の数少ない造り手。
超カンタンに言うとガメイ・ドーヴェエルニュとは、ドーヴェエルニュ地区で作ってるガメイだヨ。ってなものでクローンが違うんだろうとは思いますが基本はガメイです。
むしろ、ボージョレとの違いは「花崗岩土壌」であることを誇っているボージョレと違い、「火成岩質」の土壌。つまり火山付近の土壌。
なにせ、Volvicが水道水として出るぐらい近いというのがステファン・ボンシャンのワイナリなぐらいで、状況としてはシチリア火山が近いエトナなどの方が似ていそうです。
樹齢100年のガメイ・ドーヴェルニュを100%使用し、トロンセ産の新樽にて44か月の長期熟成・・・というのが公式データ。
ガメイをふっつーに4年近く新樽熟成させているという訳。
評価誌とかに載ってる様子もなく、地酒オブ地酒みたいなアイテムなのですが、それって旨いの?

香り・味わい(最大5pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥(酸味が強いのがダメでなければ)
イタリアファンにオススメしたい、うめー酸味と甘味!
いや、これは美味しい!酸味の力強いガメイの個性を新樽で上手にまろやかにまとめて美味しいアイテムになっています。
品種個性がめちゃくちゃ強いく、すっぱみが高いんだろうと思います。ソレを樽でまるっと仕上げているのは造り手が上手だという事です。

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藤岡弘もタッチしてしまうで。生命力を感じる・・・ッ!

色は薄みなレッドで朱色に近くもあります。
香りにオレンジ、梅、ダージリン(アールグレイ的でなく個別だと思う)、チェリー、土っぽさや青さといったガメイの雰囲気を備えつつミルク感が全体をまとめています。
旨いこと個々で強い個性をミルキーさが良くまとめあげていて、一本のケーキとして完成されている印象。
オレンジタルトとミルク紅茶、という感じ。オレンジがフレーバー的でなく個別で確立している程強いのが個性ですネ。
味わいは更に樽の使い方が上手なのがわかります。詳細調べなくても新樽使っているんだろうなっていうのがハッキリしている。
上述の香りの要素から、更に舌に乗せると酸味が強くあり、フレッシュなオレンジなど柑橘感がアタックからびんびん物語。
それから青さや土っぽさ、こなれてくると紅茶のタニックさ、更に岩塩なミネラル感も出るのですが、その後でミルク感がサッと出てきます。
この加減が良くて、口当たりも割りと中庸で悪くない。
アフターはバレンシアオレンジのような酸味が長く残ります。
中間でミルキーさがキッチリ出ていることで、酸の残り方が後引きが良い!
料理との相性も大体良さそうな気がしちゃいます。そういう酸の出です。
総じてドラマがある作りになっていて、ガメイ・ドーヴェエルニュが凄いのかこの造り手のプロデュース力なのか・・・・・・
個性がしっかりしつつ、まとめあげている品位の良さと複雑さはシチリアのエトナにやはり近いと思います(土壌効果だとしたら、わかりやすいナ)。
キッとした委員長系のキャラがデレてくる感じ。それも作りがしっかりした人。
アタックの辛辣さから優しく転じるのは日本橋ヨヲコ作品の素直さに近い。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(酸味が強いの苦手でなければ)
今月のランキングやってたら間違いなくベストコスパ!
この個性バッチシな楽しませてくれる質感の物語性、開けたてから割りと飲める使いやすさ、それでいて3300円は驚愕のアイテムです。
同じ価格のブルゴーニュ全般と戦う、というよりはエトナ初めとする地ブドウとの戦いです。
そして、私はこういう突出しつつ作品として作り上げているワインが大好きなので評価もめちゃくちゃ高くなります。これ、現地のガイドとかアドヴォケイト無視してるとしたら相当アホやで?
プレゼントには・・・うーん、ハートマークたくさんついてる点でなんとかなるかなぁ?
どちらかというと、ブラインド会で驚愕して欲しいですし、常日頃あっていいタイプのワインだと思います。

というわけで、ステファンボンジャン・コート・ドーヴェルニュ・シャトーゲイ・エルヴェ・アン・フュ・ド・シェーヌ2011でした。
正直、ここ最近の泡特集で使ったお金をこっちに換金して欲しいぐらい。
個人的にかなりドツボでした。エトナや南アフリカに初めて感動した時を思い出したヨ。
何度もエトナエトナと書いてますが、火山周辺という類似性が私みたいなテロワール尊重してない奴でも感じられる。
是非お試しあれ、これはびっくりしますヨ。

ボージョレのガメイともまた違う個性が赫奕たる感じさせ方で、この値段。



「嫌だなぁ・・・って思う事そのままにしてたら、魂が腐るから」
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