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バーチャル自然派ワイナリのハマる自然派アイテム達! シリル・アロンソ、PURよりボージョレ・ヌーボー2016、ボージョレ・ヴィラージュ2014、モルゴン・コート・ド・ピュイ2012、コート・デュ・ローヌ・マルヌ・ジョル2012の一挙更新!

うぇるかむ!
いやー、ハマってます。ここ最近酔っぱらいまくってるのはここを試してて一挙に開けてたりしたからでス。

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シリル・アロンソのPURシリーズより
ボージョレ・ヌーボー2016
ボージョレ・ヴィラージュ2014
ボージョレ・モルゴン・コート・デュ・ピィ
の3つのガメイと
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コート・デュ・ローヌ・マルヌ・ジョヌ2012
の全4点のティスティングノート!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(自然派好きなら+♥?)
ラベルはなかなか斬新めで、妙にメタルバンド感すらあるようなメガドライブ頃の雰囲気の黒ラベルと、なんだかセガサターンのポリゴンみたいな宇宙みたいなラベルの二種類があります。
サターンみたいな宇宙版の方が小区画版になっていて、地域がより狭まり値段が高くなる模様。一番高いのが実はヌフだったりする(今回未飲)
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裏は各々ディオニーインポーター用の日本語版。表ラベルだと案外わかりづらいのでこっちで銘柄確認したほうがいいかもしれない。

造り手であるシリル・アロンソは自然派のジョール・ショーヴェを師とした自然派ワインのオッサン。
彼はマルセル・ラピエールとも友好が深く、共同で作ったポワン・アンテロガシオンという甘口泡で名前が知られるようになります
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

?(ポワン・アンテロガシオン) シリル・アロンソ
価格:2538円(税込、送料別) (2016/12/13時点)


これはその再現版だったそうな。
ゴーミヨで2008年には最優秀醸造家賞とやらをもらってたらしいんですが、そんな彼がフロリアン・ルーズという方と始めたブランドが今回のPUR。
まんま輸入元資料を借りると「P=Production U=Unique R=Rebelle(反逆の卓越したプロダクト)」「PUR=ピュア(PURE)」の意で、アイコンで納得させられるブランドづくりをしようという企画。
ブランドショップ&バーも現地にはあるそうな。
・・・・・・正直、ディオニーの本サイトで調べた方がインタビューとかも載ってるし早いッス。
いずれにしても一番の特徴としては、自然派ながらミクロ・ネゴスであることです。
また、ミクロネゴスでありながらも詳しい醸造方法などが明確にインポーターにも記載されていたり。SO2の量とかものってるのでテクニカル派の人は見に行くよろし。

◆バーチャル・ワイナリ、ミクロネゴス、マイクロネゴスなどなどの解説◆
様々な言い方がありますが(なおミクロネゴスでグーグル日本語検索すると某ワインレポートと当ブログがすぐにひっかかるから一般的なワードでもない)要するに
「自分で畑の所有者でないけどワイナリとしてやっている」
人達です。
一般的にはワイナリとは「畑を所有していて、その畑のブドウを作る」のであり、一部買い付けたブドウのみのアイテムなどがあっても、自社所有がある程度存在するものですが、これらの場合は「自分で畑はもっておらず、契約畑からの買い付けブドウでだけワインを作っている」形でス。
バーチャルといった場合は更に「ワイナリすらなくて、レンタル施設などを使っている」までいってたりするっぽいのですが、その分別は今のところ日本では未確立。結構適当なワードですがドメーヌが高くなってるブルゴーニュでむりくりはやらせようとしてる人がいる・・・?
主にアメリカ(ピゾーニがいっぱいあるのは広義ではそれらはバーチャル)やオージー(これまた自然派系の人達)、南アフリカ(アルヘイトと愉快な仲間達は大抵コレ)では当たり前のような手法になりつつありますが、所有畑にこだわるフランスでは割りと少なめ。
メリットとして畑所有をしていないで原料だけを買っている為「ハズレを引きにくく、醸造家が醸造に集中するので調整が効く」「畑の人に結構無茶な注文が通る(通らないと買わない)」「所有分の土地代とか人件費がかからず、結果的に分業なのに逆にコストが抑えられるケースが多い」「自由な作りやラベルデザインが出来る」などなど案外良い部分が多い。反面「来年も同じキュベが出来上がるとは限らない」「格付け規定などでは最下層扱いされたりする事が多い」「伝統性は皆無で歴史感が薄い」「作家個性が強すぎ、低価格の割にカルト的人気になりやすく新参者には入りづらいパターンが構築されやすい」という外的マイナスも。
◆大体こんなモン◆

・・・っと、なんか辞書みたいに長い解説になっちゃいましたが、そろそろ今回の各ワインについて。

・ヌーボ2016
読んで字の如くですが、なんとマセラシオン・カルボニックもしておらず除梗もバッチリやっている(ヌーボーはめんどいからやらないってケースもあるそうな)という「おま、それヌーボーかいな?」な品。SO2無添加なただただ自然派なだけやんけというアイテム。
ラベルすら上のほうにシールが貼ってあるだけという雑さ。

・ヴィラージュ2014
こちらはクリュ・ガメイ。ヴィラージュなので地区はヌーボーより限定的ですが、正直言ってあんまりヌーボーとの差がないので
「さっさと利益を出すためにサクッとリリースしてるのがヌーボー版なんだろうな」と察しうる・・・

・モルゴン コート・デュ・ピィ 12
畑もかなり絞られた上位版。作り方にも案外違いがありますが、SO2無添加ながら12年と割りと古いのは特徴かと。

・コート・デュ・ローヌ マルヌ ジョヌ12
こちらはうってかわってローヌ版。グルナッシュ100%で樹齢40年ぐらい?
割りと濾過してたりSO2多少入れてたりとかなり調節をする人なのが逆にわかる感じ。同時に、だから極端なナチュラル主義者からは信奉されてないんだろうなァ・・・・・・

という4アイテムですが、私がハマってた理由とは?

香り・味わい(最大10pt)
ヌーボー:♥♥♥♥♥(日本ワイン好きなら+♥)
ヴィラージュ:♥♥♥♥♥♥(梅感好きなら+♥)
モルゴン:♥♥♥♥♥♥♥♥♥
マルヌジョヌ:♥♥♥♥♥♥♥♥(自然派風味好きなら+♥)
自然派風としてまことにデリシャス!
特に宇宙ラベルの方ネ。モルゴン版とローヌ版の出来は「自然派風ワインにやって欲しい事」が個人的にはパーフェクトにこなされている。
そういう酸味、果実味のバランスであり、それぞれの品種ごとの良さもじっくり感じさせてくれ、何より飲み疲れしません(酔わない訳ではない)。
また、ヌーボーとヴィラージュも出来はなかなか。宇宙ラベルとは差が案外あったんですけど、ナチュラルワインとしては上々です。

ヌーボー16
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ホンマに見分けるポイントはこの的当てみたいなシールだけだからネ!これがなかったらヌーボーだって気づかないって域。

色はクリアなレッドでなるほど新酒らしいカラー。
香りにストレートなほどアセロラやチェリーのジュース感があって、味も同様にジュース。
そこそこフレッシュで酸味と甘味はあるけど、それ以上の要素はなくそこで良くも悪くも終わります。
雑味がない。案外ボージョレ・ヌーボーってそういう要点がどことなくある(除梗してないせいか?)ことがあったと思うのですが、それらしき要素がない。
あと、やたらと降りとか酒石出ます。底の方めっちゃザラザラが出て来る!
これはまさに「新鮮なモノが一番美味しい!」と盲目的になっている人の為のようなアイテムで、類似するのは「日本の自然派」なんですネ。
これは正直言って、ヌーボーとして呑むアイテムでないなぁと。こういうジューススタイルなワインを呑みたい人向けのアイテム。
同時に、日本ワインの自然派な人達はコレは超えなくてはならない。それぐらい日本ワイン風味。

・ヴィラージュ2014
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ほんとに見分けがつきづらい・・・
色はやはり明るめなレッド系でそんなに熟した感じはなし。少し濁っては見えるかな。
香りはしかし、梅っぽい風味が広がり、また青さが結構出ています。酸の立ち方もボージョレより強いです。
赤果実のアセロラ感などは変わらず、ここはベースとしてアロンソの現行のガメイに共通している所。
味わいも全体に梅の風味が目立ち、軽い口当たりから即梅感が広がり、アセロラなどの果実要素が出て、これまたジュース的に軽くフィニッシュ。
ただし、梅づけっぽい酸味の立ち方は長く残ります。
言い方悪いんですが、ヌーボー版をちゃんとワインとして成熟させたような気分。
あくまでも高級感とかはないのですが、酸味の加減が強く梅の風味が激しく、香りはむしろ青臭いのに個性的な部分のおかげでハマれる自然派ワインとして十二分に成立しているのがグッド。特に梅っぽさが強い点が利点でしたネ。雑味ばっかり強くて臭いだけなのも多いモンなぁ。
自然派アイテムをわかりやすく堪能出来る出来。

モルゴン・コート・デ・ピィ2012
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この雑なポリゴンチックな感じと謎にホラーめいた赤文字が逆に初代プレイステーションを感じさせて好きだったりする。
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その他の説明については、むしろ小池都知事の都政より包み隠さず出してる感あるヨ。

色はやはりレッド系ですが、更にオレンジ要素が入り始めたような(比べるとネ)
香りが赤バラの印象と赤果実、梅っぽい酸味、レモンっぽさと同時にほのかに紅茶感、ミルクの構成。たまにベーコンの感じ。
全体に酸味強調はやはり高いのですが、その要素が増えてグッと深みが出ています。
ネレッロ・マスカレーゼ(シチリア)が好きな私としてはとても満足な味わい。
赤果実の強さ、酸味の強さが最初からフルスロットルなんですが、甘味がそこにしっかりと差し込まれます。
熟成したピノ系の何かをスマートに力強く表している印象で、あくまでもナチュラルな範囲で、微妙に紅茶感なども漂わせ風格が出ているといいますか。
雑味のなさも実はヴィラージュよりあがってまして、青さとかは減っている為むしろ呑みやすい。
芯が強いのだなと思います。むしろ開けたてが硫黄っぽさが少しついてマイナスなぐらい。
ヴィラージュ2014の強化版といった佇まいで、更にたくましく健康的な雰囲気。
これさえ最初に飲まなければ、こんな特集しなかっただろうに・・・・・・

以上3点は総じて、酸味と赤果実の要素が強いナチュールとして仕上がっており、またガメイの熟成の可能性も感じさせるアイテムでした。
ヌーボーすら味わいは数日開いてもブレが低い。ある程度した方が酸味のトンガリを感じすぎなくて良いまである。
どれも結構醤油があいそうな日本料理風味をワイン単体から感じる点も、良いポイントだと思ってます。
特筆してピィが凄まじい仕上がりで、自然派系はとりあえずコレ押さえとけばいい気がする。梅の感じとスポーティーさがあるのがどことなく面白いですネ。リアルなら女史ビーチバレー選手っぽい・・・んだけど、アニメだと案外そういう雰囲気の人いなくてナ。ちょっと梅っぽさから日本人的では間違いなくある。



出来れば着物イラスト版を用意したかったのだが・・・・・・

・マルヌ・ジュヌ2012
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うってかわってローヌ版なんですが、ラベルが文字以外変わってないので初見ややこしい。

色は赤系で少しオレンジもはいっており、ガメイより薄みなぐらい
香りにもみかんっぽいオレンジ系の香りがほんわかしていて、とてもほっこりさせられます。
やっぱり酸味部分ではどことなく赤果実もあるんですが、主体はあくまでもオレンジ・マーマレード。
味わいもとてもやさしい。ばぶー。
口当たりが水っぽいのが15%というアルコール度数に比べると薄く感じちゃうものの、味わいのオレンジの香味がぶわっと広がりじょじょにアールグレイっぽく少し整った調子になる具合が絶妙にグッド。
ほんのりと八角ものります。ワォ。
要素そのものは多くなくスパイシーさなどが強くは無い点では物足りない方もいるかも。必要以上にクリアな味わい。
しかしながらグルナッシュってこういうほんわかした要素が本質だよナーとしっとり感じさせてくれます。
アフターもそのまま柔らかく着地。15%とは思えぬ飲みやすさとほんわかキャラです。
ガメイ系の酸味強調具合も若干見られなくないですが、ガメイとおんなじことをしないで、グルナッシュの美味しい雰囲気を楽しませようという意図が明確なオレンジ風味ワイン。
明確にキャラがボージョレとは違うんだけど、イラストレーター単位では同じ人みたいな?こっちのがより甘やかせお姉さんです。



ちょっぴりチャイナドレス風だけど日本人な感じはこの方かなん。

コストパフォーマンス(最大5pt)
ヌーボー:定価なら♥、今頃の割引価格なら♥♥♥?
ヴィラージュ:♥♥♥
ピィ、マルヌジョヌ:♥♥♥♥♥
買えるなら宇宙ラベル!
まず、ヌーボーは定価3000円ちょい。それで買うならワイン単体として他のキュベやないしは日本ワインで良いです。
が、そろそろヌーボー在庫処理セールが始まり価格が落ちてくるなら、検討出来るアイテムとなってきます。
ヴィラージュ版と大差ないぐらいまで落ちたら「ヴァン・ナチュールのあり方として」呑むのがいいんではないでしょうか。
で、そのヴィラージュ版は2300円となってまして、その中では特色がある部類。ただ、クセが同時に強いところがあるので絶対的なオススメアイテムともいいがたいぐらい。らしさはしかし、充分に感じられるので比べのみさえしてなければもっと評価あげてたかも?
宇宙ラベルの2つは、正直言って今年呑んだアイテムの中でもかなり良い方だと感じてハマった要因です。
それぞれに品種のテキスト的な要素は押さえつつ、それでいて美味しい部分を見事に調合できているんではないかと。
高級感が付与されているアイテムではありませんが、この個性と果実の質感の良さを3200円程度で呑めるならば、世界レベルのバリュー!
典型的自然派ながらクリアさも多いですし、呑みやすさも良いので結構色んなタイミングで使えそうです。料理への合わせやすさも良し。
プレゼントには・・・流石にちょっとむずかしい?まぁ、軽いタイミングでならいいのではないかと。

というわけで、シリルアロンソより4つのキュベをご紹介でした。
こんなにフランスワインでハマったの久々!
ちょっと呑んでる最中は面白くて興奮しちゃいましたネ。正直自然派好きには当たり前なアイテムの部類だと思うのですが、いやはや恐れいった。

で、楽天では宇宙版は大体品切れです。その他ネットショップではまだある模様?
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シリル・アロンソ PUR ボージョレヌーヴォー 750ml 2016
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シリル・アロンソPUR ボージョレ 赤 (2014) 750ml
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