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自然派スペインの騎手、その独自な気難しさと多様性。 オリヴィエ・リヴィエール・イデム・ガバチョ2013

うぇるかむ!
昨日はダリ展に行ってきたので、こう、なんといいますかスペインワインで更新したい感じがありましてネ。

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オリヴィエ・リヴィエール・イデム・ガバチョ・リオハ2013
なんともモダンチックなスペインでありますナ。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥(ラベル的には+♥)
なんだか80~90年台初頭っぽさを若干感じるような、ちょっとファミコン風味な気もする文字ラベルです。
ちょっと雑多な文字づかいではありますが、インパクトは充分かな(っていうかそれもあって買いましたし私)。

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裏も似た感じ。

オリヴィエ・リヴィエールはスペイン人ではなく生粋のパリ生まれ。
ナチュラルワインに興味がありまくってた彼は醸造学校を卒業後、自然派の最高峰(っていうとなんかヘンな感じもしますが)のルロワのところにいきます。


ただ、1年で辞めてしまったんだそうな。
それは、フレデリック・コサールのところに行くため。結構この人移り気で直感派です。


で、一年ほどしてコサールがコンサルトを依頼されたラ・コンブ(おそらく今はない)の担当を任されます。


彼が移り気なのは、ここも結局2年で辞めてしまっている事(2002~2003が彼の作?)
そのあと、だんだんと南に下って行き、ついにリオハで2006年に自身のワイナリを持つ訳です。

なぜかリオハ。ピノの勉強量が多いのにリオハ。
今回はそんな背景もあるのかもしれないディオニーインポーター向けの日本限定アイテムでイデム・ガバチョ=フランスと同じという名前がついたグルナッシュとテンプラリーニョのワインです。
自然派文脈のフランス人が持ち込んだビオづくりなリオハという、黒船的ワインなのですが、その実力とは?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥(開けてる時は+♥)
扱いがちょっとむずかしいけど、多様性があるアイテム
スペイン赤って大雑把にくくった上で、どことなく温度の違いや抜染タイミングが如実に出てしまうアイテムが多い気がするんですけど、輪をかけて自然派なのもあってその具合が大きいワインだと思います。
一瞬、かなり美味しい瞬間があるんですけど、それ以外の時は渋さと酸味が強いワインという感想程度しかわかないモノになります。

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色は透けるクリムゾンレッド。熟成感とかはありません。年号が年号だしネ。
香りがまず温度で結構違いがあります。
低めだとコーヒー豆っぽさが強く、苦味感が多そうな予感をさせるタニックな印象とダークチェリーなどの果実感。
高めだともう少し赤果実感が出て、渋い要素が和らぎます。
味わいも基本的には口当たりもスルッと入るタイプで、早いウチからブラックコーヒーっぽさとほのかに果実感を残しつつそのままサラッと終わるという形。
うーん、あんまり「フランスと同じ」って感じがしません。かなり独特のセンスだと思う。
スパイシーさとかが抜けたグルナッシュ、しかしオレンジ系の要素はなくテンプラリーニョのタッチのが強いように思います。
ボルドー風と言われてもブルゴーニュ風と言われてもなんか腑に落ちないしけど一応首はふっちゃう的な曖昧さ?
開けて3日程たって、大分そういった硬さが和らぎ、ちょっとしたキノコ要素とカシスの雰囲気が出たりはしたものの、ポテンシャルを引き出すのがとても大変なワインなんだなぁという印象が強くあります・・・・・・
しかも、その良いタイミングのあとすぐなんだかコーヒー感を強調しすぎたりする。
日毎にツンとデレを繰り返すって、なにそれ生理かいな
とっても気難しい子なので、二次元キャラ慣れしてる人には一貫性無く感じちゃうと思うよ(私のことダ!)

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥(使いこなせればもっと上)
3000円ちょいで、良いタイミングだともっと高い評価をつけたいけれど、ダメな時の水っぽいのに渋いだけっていうタイミングが残念だったりでどうにも判断に悩ましいワインです。
なので通常点。良い時と悪い時の差を鑑みて。それに基本的にはヴァン・ナチュールなスタイルで高級感は特別にはないしネ。
これを上手く調整出来るならとても良いワインなのですが、使いこなせないまま終わると酷い結果になりますから上級者向けアイテムと言っていいかな。
なので、他人に振る舞うのはセンスが必要。基本的にはスペイン自然派を和泉屋以外で楽しむ手段の一つのような気もしてます。

というわけで、オリヴィエ・リヴィエールよりガバチョ2013でした。
すごく評価に悩むタイプのワインでありました。敢えてリオハっぽいといえば納得する人いるかも。
スペインは本当に良くわからない・・・・・・ダリ展以上に頭を抱えます。

2014に楽天は切り替わりしてるけど、当のディオニーインポーターは今回の2013のまま。頭を抱える。


なんか良くわからん立場。

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