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ワシントン版ビオシラー、カユース最新プロジェクトは・・・馬味?  ホースパワー・ザ・トライブ・ヴィンヤード・シラー2012

うぇるかむ!
またしても小規模にワシントン特集をしてます当ブログ、3つめはカユース系!
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ホースパワー・ザ・トライブ・ヴィンヤード・シラー2012
なんともカルトチックでしょう?

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥♥
カユース系なのでカルトであります!
以上!でまぁいいぐらいに、カルトカルトしたラベルの通り、造り手はカユースな訳です。クリストフ・バロンです。
ワシントンで最も高いカルトアイテム、バイオニックフロッグやゴッド・オンリー・ノウズ版は当ブログでも紹介済みですネ
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裏までラベルデザインは完璧!

カユースの新プロジェクトとして2011年にデビューしてるホースパワー・ヴィンヤーズ。
その特徴は簡単に言っちゃうと「高密度植樹で馬使って耕作しているビオディナミ」であること(肥料が何だか何処にも書いておらず正確なバイオダイナミクスかは不明)。
めちゃくちゃ狭く樹が植わっており、土地は石がゴロゴロとしたローヌのヌフ・デュ・パプのような場所で、馬しか通れないようになっているという。
その特徴そのままに、ホースパワー・シュー。うーむ、まんまやねん!!
新世界で伝統産地以上に伝統的な作り、というのを実践する企画なんですって。
で、デビューからアドヴォケイト98点とっており「信じられない出来!革命やで!!」とジェフ・ダナックが膝をガクガク震わせており、スペクテイターでも高評価で早速「メーリングリストに必ず加入すべきアイテム」として脚光を浴びます。
雑誌によってはバイオニックフロッグより上につけてる所もあるとか。
そんな訳でウルトラレアアイテムの一つなのですが、その出来栄えとは?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥(おそらく当たり外れや状態による所が激しい)
カユースって本当に、当たり外れ激しすぎない?
こういうタイプのワインが一番レポートする上で困るのですが、私にとっては・・・・・・大ハズレでありまして。
品種構成が全然違うものの、味わいのパターンとしてはラヤスが似てる気がします。

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色はレッド系で若干濁っているような。
香りに獣感が立ち込めなんだか出来の悪いオリーブオイルにあるような苦い空気。
それとオレンジっぽい香りがします。オレンジの質はそこそこに良かったり(これがダメだったらもっと評価低かったかも?)
味わいもアタックから即☆獣!
動物っぽい雰囲気、ちょっと血なまぐさいミネラル感、オレンジの印象の果実はあるもののアフターもヘンに苦く長く残ります。
紫果実要素はシラー100%なのにほぼなく、スパイス感なども全部動物的な要素に変換されているように思います。
ラベル効果もあって、なんだか馬にかぶりついたような気分に(や、実際はかぶりついたらもっと酷いだろうけどネ!)。
正直、全く呑み頃でなければ口にしたタイミングも最悪だったんでしょう。
しかしながら、一期一会の評価を我々はする他ないので、私は「残念になったラヤスやボノー」という気分以上になれません。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥(今すぐ呑むなら?それともボトル個体差??)
そういう訳でして、「私が呑んだ範囲なら」3万円近く出して呑む価値は0です。
ボトル個体差が激しく、または熟成が必要だ・・・・・・というにしても、2万8千円のワインなのでまた大博打に出たいなぁなんて気分には私はなりません。
しかしながらプロジェクトの方針や方向性そのものは明確に指し示している辺りは流石カルトワイナリだなとも思います。

というわけで、ホース・パワー・ヴィンヤーズよりトライブ・シラー2012でした。
カユースも本当に独自路線ですネ。こういう方もいたりするからワシントンってわかりづらいと言われるんだろうと思います。
各々のワイナリの方針というのがそれでもビシッと見えるワイナリが多いのは(当たり外れあるにせよ)とても良い産地ではあるなーと思うのでした。

この値段がカユース系は厳しい。


オイラの生活ままならぬ。

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