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元祖MCCの威厳を感じさせる泡の強みとなんとなくクリスタル。 シモンシッヒ・カープス・ヴォンケル2014

うぇるかむ!
大手南アフリカで更新シリーズ、敢えて昼更新にしてたんですが、今日はいつもの夜タイムにしてみますた。
さて、割りと赤中心に・・・それもカベとかタージュなどなど「クラシックな南アフリカのイメージの大手」で更新してまいりましたが、ここでひとつ「泡」で。

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シモンシッヒ・カープス・ヴォンケル2014
私が好きなワイナリですナ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルそのものはちょっと「安めのシャンパーニュっぽい」のを模倣してるよーな具合であんまり好きでもなかったり。
故にこれまで割りと見過ごしてた節すらある。ネーミング割りとカッコイイんだけどネ、このワイナリ。
あ、それと1971年っていうのはこの「泡の生産開始が」であってワイナリ設立は1968年だったり。

20161110200856643.jpg
裏はモロにオエノンさんが貼り直してます。

えー、シモンシッヒに関しては当ブログ実は結構やってまして。今年のはじめごろから御覧頂いている視聴者の方(THANKS!!)は割りと知ってそう。
今回のワインの格上版は既にやってますし
カリスマJK的なシャルドネも2ヴィンテージで更新済み
そんなに目立ってない赤ですら更新しておりまして
で、どれもこのラベル項目以外は結構イイ点出てます。多分、私の感覚と作りがあってるんだと思う。
しかしながら、上位キュベのロイヤルをやっておいて、この低価格版は何気にスルーしっぱなしだったのでしたとさ。
低価格でありながらヴィンテージ記載、それと今でこそロイヤルがフラッグシップとはいえ当時はこのカープス版のみだったっぽいしで元祖という意味ではこっちが正しい模様。
さて、その実力や如何に?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
あ、やっぱ洗練としてる!
南アMCCの実力は化け物としか言いようがない。イギリス泡とか言っている場合では、ない。
何故ならば価格が3000円いかないでピノ主体でヴィンテージモノで、しかも味がしっかりして洗練とされた出来栄えだからです。
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色は黄緑系でそこまで感動しないのだけど、泡立ちは異様に強くあって「お、バリバリしてるなあ」と逆に警戒するレベル。
泡立ちの良さは特筆していい強さだと思います。
香りにグレープフルーツを主体に黄色い果実感。レモンっぽさが高いのはロイヤルと同じですネ。
私はこの手の瓶内二次に「チョコっぽい」と書きますがこれはそこまで感じません。もうちょっとパン寄り。
味わいは更に洗練として酸味が強い寄りのスタイル。書きながら(タイピングしながら)、ふと思い出したのがルイ・ロデレール本家。それもクリスタル。
比較的ドライな印象で爽やかなタッチ。とはいえ、ドライさはシャルドネ100%らしいロイヤル版と比べるとマイルドで・・・人によってはこっちの方が好きかも?
主体は黄色果実の酸、それとバターっぽいタッチでさながらレモンパイ。
非常に強い泡とともに口の中ではじけて混ざります。
アフターは割りとさっぱりした印象ながら、香りに比べるとビターな要素が残ります。
こうした「硬派」で「キリッッとして」て「果実そのものは強い事がわかる」のに「アフターはスッキリしててブラインドだとドンペリより評価低いけど一本通して呑む場合はこっちのが好まれそう」という具合が実にロデレールを彷彿とさせる。
柑橘系の酸がハッキリとしていて、アフターにビターさが残りつつ、ヘンにあと残りしない潔さがいいんでしょうネ。
泡の太刀筋といい、キレ良さと味わいの統一感といい、なんだか王家的。宝塚的というかベルサイユのばら的な貴族の世界。
ロイヤルの方が更にその点で洗練とさせているし、複雑さもありますが、その単純化・・・・・・にしては細部の似ている具合は相当近い。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
本家ロデレール低価格を買ってる暇を、完全に駆逐しました
6000円のロデレールのスカスカなスタートラインを買うなら、この2600円の方がロデレールのクリスタルに近いであろうことを宣言いたします!!!!
あ、アメリカのロデレール・エステートは別ネ。あれ本家とも方向性違うし本家の低価格(6000円)よりずっと美味しいから。
グラハム・ベックが「ドンペリニョン系統の方向性」ならばシモンシッヒは「クリスタル系統(ベルエポにも近いか?)」という具合。
この辺り好みが分かれるところでしょうけど、どちらにしてもコレ、すごいアイテムなのでは。
価格考えると、ロイヤル版より満足度が高いかもしれません。クリスタルに近い、と書かれて興味が湧いた方は是非お試しあれ。
「なんだ、シンクがいうほどでもねーじゃんか」とは思ってもこれが2600円なら満足はすると思う。
あくまでもテーブルな感じの価格とラベルでありますが、その上では充分なスタイルでしょう。

というわけで、シモンシッヒよりカープス・ヴォンケルでした。
本当は広島カープが優勝したらやろうと思ってたワインだったのですが・・・・・・世の中ヘタに予想したらダメだネ。
それにしても、シャルドネ(スティル)はコッテリとしたアメリカンスタイルなのに泡だと途端にMCCの中でもドライになるのはここのクセというか面白い部分かな。
今のところ、何買ってもハズレどころか大当たり連発でなかなかニコニコさせられるシモンシッヒ。たまたまここ数年の南アフリカが良いだけなのか、それとも力があるのか、今後も見てきたいですネ。

ここの魅力のひとつは「老舗だし量もあるから慌てなくて良い所」でもあります。店舗配布地域&範囲は広くないけど、そこはネットでカバーできちゃう。


王家の凛とした清らかさ

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