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優しさに包まれたなら、きっと。 キャサリン・マーシャル・ピノノワール・クレイソイルズ2013

うぇるかむ!
目に映る~全てのモノは~めぇせぇーじぃー・・・・・・あ、はい、本題入ります。

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キャサリン・マーシャル・ピノノワール・クレイソイルズ2013
全然優しそうじゃないワインです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ハロウィンの時に実はこのワインをあけました。理由は「何か古い洋館とかにかかってる怖い雰囲気出てる絵画みたいだから」です。
どんな理由だ私。
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ナチュラリスト!ミニマリスト!リストリストリストリスト!(byスターリン?)

そんなキャサリン・マーシャルというおばちゃんがやってるワイナリがココ。
1996年設立という結構な古株のいわゆるガレージワイナリ。ブルゴーニュやソノマなどで修行、国内だとケンフォレスターやアマニといったもろもろで権威であったこともあったようで。
そこから独立してエルギンで20年、小規模のままやってるっていうんだから、実に頑固おばさんであります。
世間評価は「カルトになりきれない」ような部分がありまして、ティムニキもギリギリでランキングに載せてる程度ですしこれもティムニキ90点前後で毎回収まっている模様(今回ので89点ぐらい)。

で、たまたまこれに参加したときに、マスダのキーマン三宅さん達にオススメされまして購入にいたりましたとさ。
見事に乗せられたぜぇ・・・・・・
で、その結果はどうだったのっていうと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥♥)
むっちゃくちゃ評価に困るハマるピノ!
いや、これはガレージならではな感じがします。凄く多彩さがあるし、私好みのシュペートブルグンダー寄り要素があるタイプなんですが、ちょっとヘンテコでアンバランスさを持ってると思います。
端的にいって、2013という年号のピノにしては妙な熟成感がある。自然な作りの結果だと思うんですけど不自然なんですナ。

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わざと暗めに撮ってます。

色はちょっと朱色入っちゃてるレッド。
香りがまず私好みなんですネ。紅茶とキノコ。これらがバラバラに入ってます。
キノコ要素が充満していて、それからアールグレイが香ります。温度が低いと渋く感じるタイプですネ。
そのあとに赤果実の粒。それらはなかなかピュアなんですが、意外としっかりと香っています。
舌に入れてからが驚きかも。思いの外滑らかさがある口当たりで、最初から最後までこのワイン「滑らかでこちらを全く責めて来ない」のでス!
ナチュラル。そして味わいそのものは正直言って「薄く感じられる」かもしれません。
香りよりもずっと「薄めのブルゴーニュ、それもニュイの方」を彷彿とさせます。
香りに感じた要素は全てあり、ちょっとオレンジ感が強くは感じます。この辺りもどこか熟成ワイン的であり、また寒冷地のピノ(シュペートブルグンダー)って雰囲気。
しかしながらアフターまで優しい。酸も立たないし甘味も激しくない。更に余りにもスラッと消えてしまうところがあります。
余韻が短いといえば短いのだけれど・・・妙にその後引きも優しくほのかに感じさせるのネ。
しっかりしてそうでしてない。あとまで伸びそうで伸びないけどそれが心地よい。若い果実もあるけど何故か熟成要素も見られる・・・・・・
部分部分で色んなピノが蘇るがどれとも違うし、どれよりもアンバランスかもしれない。
出汁感は残りが多かったりして、ミルク的な知覚も一見ないけど、良く考えるとあるし・・・・・・
それにしても、妙に飲んでしまう。スルメな病みつきワインといっていいでしょう。バブー。
アンバランスなのにとってもハマる、独特な絵柄のキャラクターだと思います。
類似性は薄めのシュペートブルグンダーと、自然派なピノやガメイと、ルーミエ村名と、ルーシーマルゴーと・・・それを掛けあわせて全部内包しておいて最後には優しい。
この不思議な感覚に包まれていただきたい。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
作家性は物凄く感じさせる作品なので5000~6000円ぐらいの価格は納得がいくものでしょう。
というか、そのくらいになるとむしろ「作家性を感じさせないような作品」はダメ!という持論上で+♥してます。
が、上述の通り余韻は長くなかったりアンバランスな出来栄えだったり(こういう場合ボトル個体差も激しいのよネ)して非常に評価に困るワインだったりもします。
そして、そもそも置いてあるところがありません。今現在、東京都内でコレ売ってるの?(実は東京は世界でも上位のワインの取り揃えがある場所です。安くないけど)
まさにガレージな感じなので、南アフリカに興味がある方が好んで買うべきコレクターズ・アイテムな気もしますが・・・・・・
うーん、もっと多く普及してるなら推奨しやすいのですがネ。

というわけで、キャサリンマーシャルよりクレイソイルズ2013でした。
本当に評価に悩むワインで、私はこれ「うっはーーーいいねいいね!」と興奮しちゃったんですけど、しかしダメな人は「ゴミに5000円以上はらってしまった」と落胆しちゃいうる、そういう部類だと思うのです。
隠れオススメって感じのアイテム。コッソリ推奨したい。

ネットどころか普通にお店に置いてないッス。


カーテンを開きたくなる
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