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新たな南アカルトの方舟となるのか?キレッキレのニューカマー! フラムよりピノタージュ&シュナンブラン

うぇるかむ!
南アフリカのなんかカッチョいいラベルで2日連続更新、やっちゃいましょ。

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フラム・ピノタージュ2014とフラム・シュナン・ブラン2015
ラベルがまずニューワールドのニューカマーって感じだよネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
なんか妙にカッチョいいラベル
ノルウェーにとっては国宝である探索船フラム号がモチーフになっており、その為に錨をシンボルマークにしているという、思いっきり最近のワイナリらしいテーマ重視な外観となってます。
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裏はあんまり変わらないのでタージュのだけはっておきますね。ちょっと裏は雑多すぎかな。

造り手は元ボッシェンダルのティナス・クルーガーという人で、ここに12年程赤ワインの醸造担当として務めていた方です。
彼が2013年に独立して「このワイナリで航海の旅のように色々発見するのだーッ!」てな感じで幾つかワインを作っていると。
あれ、なんか最近似たよーな経歴ので更新したよーな・・・・・・
そう、最近の南アフリカワインは「元XXX社で働いていた醸造家のバーチャルワイナリ」がブームと言っていいでしょう。
フラムもそのウチの一つ。で、ティムニキの評価は4級とわりかし微妙めなところにあります。
さて今回のワインなんですけれども、それぞれ

・シュナン・ブラン
クリスタ・フォン・ラ・シュヴァルリーというおばちゃん栽培家のところのソースがメインらしい。スワートランドメイン。
しかしこのおばちゃん、ただのおばちゃんじゃなく、デヴィッド・ナディアやラールやサディファミリーや・・・・・・といった大御所に供給してる古木シュナンの女帝のアダ名を持つ南ア最強のおばちゃんです。
あ、それとコロナビールおじさんもここから買ってるっぽい
なので、4級なのにティムニキは「めっちゃ良いゼ!」と95点つけてまして。なのに4級とかティムニキうっかりさんか?

・ピノタージュ
こちらはスカーフバーグ産。そう、スカーフバーグといえばセイディ
これまた格上のところが使っているヴィンヤードからのピノタージュとなっています。っていうか、またコロナビールおじさんも買ってやがる・・・・・・
ラフィネのラインナップって感じがこうしてみると、とてもしますネ・・・・・・
さておき、このワイナリとしてはタージュの人気も高くて、ここのファーストヴィンテージにおいてはジャンシスおばさんが
「2010年のサン・テミリオンより旨いじゃないの!タージュの欠点がない!!これがミライ系タージュ!!!んああああ!!!!」
と絶叫します(意訳)
それでまぁ、イギリスとかでは流行ったんだそうな。ちなみにティムニキはこっちのが3点低くて92点。ライターの好みの差を感じますネ。

というところで微妙に長くなっちゃいましたが、中身はどうかというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
シュナン・ブラン:♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
タージュ:♥♥♥♥♥♥♥♥(すぐ飲むなら-♥の可能性も)
一級線の品質・・・・・・ッ
びっくりサせられるほど、シュナン・ブランが良く出来ており最も今年の中でもバランスが高位に取れたシュナン・ブランであろうと!
むしろシュヴァルリーおばちゃんのところのシュナン・ブランは本当良く出来てるな!と惚れ惚れします。
一方、タージュの方もネッビオーロ寄りの地ブドウっぽいスタイルであり、ちょっとクセは強いんですがかなり面白い部類。わざとこちらは一週間程かけて呑んでみました。

シュナン・ブラン
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あ、ちなみに蝋キャップなんだけど蝋の雑っぽい分厚さも随一だヨ・・・・・・開けにくいッ!

色は濃く黄緑が入っており、2015年ものとしては色づきが良さげ。
香りにリンゴの蜜、シュナンに良くあるグレープフルーツの強い酸と甘味、すごく良く整えたモンブラン。
白い花、グレープフルーツ、バター・・・そうした白ワインの高貴系要素が全部ふんだんにしかも良く立って感じられます。
またこの時にどこか1部分だけ強いことがない。これがこのワインの最大の特徴かも。
味わいも非常にバランス良く最初から最後までいきます。
舌にのせるとトロリとした質感、香りの要素に+して品と整いの良い柑橘果実の多様な甘味と酸味。これが多様なのネ!ぽんかんいよかんグレープフルーツは赤白に温州みかんに・・・柑橘の多様さが白ワインとしても妙に多い(そう思える瞬間の数が多い)。
蜜の甘味も良くでてあり、しかも塩加減もグッド。ビターなキャラメルっぽいアクセントが中間に感じられ最後は柑橘主体にしたスッキリとしたフィニッシュ。
ハツラツとしているし軽やかさも持っているから、くどさを感じさせない。濃い味わいのはずなのに、ベタベタとはしない。
最初から最後まで、とかく品良くバランスが整っているんですネ。
その分、ここにしかない個性とまではいかない。例えばネクター的と言われるドップリとした魅了感はアルヘイトのが上ですし、そのほかドライさが欲しいのか甘味が欲しいのかアフターの長さが欲しいのか・・・・・・と言われると、どれももっと上がいるんですナ。
ただ、平均値が高い。器用貧乏でなく高次元のバランサーです。
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典型的バランサーとしてのヒロイン感。

・ピノタージュ
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こっちも蝋キャップ。みよ、この白版とのつき方の違いヲ!

色はクリアめなレッド。割りと赤い色づき。
香りに花っぽさが多めにあってそれがとてもイタリアンな雰囲気をみせます。ネッビオーロやバルベーラ的な。
シナモンやちょっとしたスターアニスなんかもあるスパイス風味がエキゾチック。
多少土っぽさも含みますが、コーヒーとまではいかない。ピノタージュといえばコーヒー味、みたいな人はこれ確実にブラインドで選択肢からタージュが外れますネ。
味わいは最初から結構タニックな辺りがカチカチなバローロっぽいかなと。
塩っぽさも強い。ヴィンテージが若いブルネロかネッビオーロかなって感じの花の風味と渋さの強い高貴系。
こちらは白と比べるとバランス感覚でいえば良くはないのです。
ずっとタニックさがあり、酸味も強いスタイルとなっていて、あんまり飲みやすいキャラしてません。
しかしながらそれがかえって高級感のあるワインって印象にはなってます。
要するに、バローロとかと同じで熟成がいるスタイルだと思うのです。
とはいえ、試しに数日かけて呑んでみたら酸味のが結局は高くなるだけだったので、扱いが難しい・・・


こっちのがより個性と難しさを要する。

コストパフォーマンス(最大10pt)
シュナン:♥♥♥♥♥
タージュ:♥♥♥♥(熟成する機会が持てるなら)
シュナンのレベル考えたらかなり安め・・・
意外と値がする南アフリカのシュナンブラン。その中では比較的買いやすい値段で「カルトチックなラベルとバランスのとれた味わい」となっていまして、ちょっと高めの南アシュナンブラン入門にもぴったりだと思う逸品!
一方でタージュは独特の雰囲気と熟成要素の欲しさがあるので、ある程度の保存環境を持った人向けです。
プレゼント用途としては、相手のラベルの好み次第かな?と思います。なんか新規に始める人とか、船出の相手には最適。
シュナンの方は典型的な例題として、タージュの方はピノタージュのバリエーションのひとつとして、教材的にもなるでしょう。
ブラインドでタージュの方を出すのは相当難しい問題になると思うヨ。

というわけで、フラムより2つのフラッグシップ機でした。
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全体の総数も少ないですが、ブリテンでの人気とかで日本輸入量が妙に少なくカルト状態。
興味ある場合はお早め入手ですナ。

値段が微妙にショップによって違います。好きなところで買えるウチに買うのがオススメ。


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ちなみに、ロミジュリって言ってもこういう感じではないからナ!(この藤原竜也のロミオは、いつも通り転げまわりジャンシス・ロビンソンみたいに絶叫します)
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