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キング・オブ・レッドマウンテンと呼ばれるワシントン大手、その大人びた都会派シラーぶりがお見事! ヘッジス・シラー・レッドマウンテン・キュベDLD2012

うぇるかむ!
今日は久々に「今まさに呑んでいるワイン」から更新しましょうかネ。ちょっと最近、ワシントンのミドル価格帯を試しているのでス。

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ヘッジス・シラー・レッドマウンテン・キュベDLD2012
これ、名前をどう訳してどう紹介するのかショップによって違ったりします理由は・・・・・・

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
なんかめっちゃごちゃついてる!文字が異様な程様々なフォントでゴテゴテゴテゴテーーーーーッと構成され、紋章みたいなマーク(因みにコレこのワイン専用で他のワインと異なるアイコンです)がついてるのにそこにキュベ名であるDLDとこれまた文字で書いてあるもんだから、レッドマウンテンというより文字の山!
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ついでに横に長いのでまるごと見れるようにとってみましたが、まーゴチャついてる。そこに赤と青のラインが入って地下鉄みたいな雰囲気に。

造り手のヘッジス一家は元々は農産物の輸出を手がけるブローカー。必殺!輸出人として知られていた人物であるトム・ヘッジスはある時、スウェーデンの酒類独占公社から
「なぁなぁ、ワシントンのワインでドカッと輸入出来るそこそこ美味しいの、あらへん?」
と持ちかけられます。ヘッジスはいくつかサンプル品として買い付けたモノを送り、そのうちカベルネとメルロをブレンドしたクラレットスタイルのものを「自社品として急遽自分の名前をつけて」販売することになります。
そうしたらスウェーデンで「やるじゃない・・・・・・(ニコッ」と向こうでヒットして、ヘッジスさんは
「あ!ワシントンのワインって売れるんだな!!特ダネじゃないかーッ!!!」
と自らワイナリーを開く事にしました。
なので割りと珍しい「ワシントンのワイナリなのに、元々輸出用で人気が出たワイナリ」なのです。
ヘッジス一家が目をつけた土地が後のレッド・マウンテンAVA。彼らが土地を買った1991年から10年後に「AVAとして認められた」土地で700エーカーぐらいの超ちっちゃい所の一部が自社畑。
スペクテーターやデキャンターといった「アドヴォケイト以外の米国雑誌」では結構人気で今回のシラーはデキャンター誌の方ではアメリカ全体のシラーとしてタイ2位に最安値でつけてるアイテムであります。

キュベDLDことキュヴェ・ディソンド・リエジョワ・デュポンと名付けられたこれは実は本筋であるクラレットブレンドからは外れたシラー100%のワイン。
奥さんがデュポン一家というブルゴーニュ利酒騎士オジサンの子孫だった事に経緯を表した名前なんだとか(下の方にキュベ・マルセル・デュポンと書いてあってこの人の事だと思うんですけど、日本では真ん中のマークからキュベ・DLDというのが一般的です)
ワインも15エーカーのレ・ゴッセヴィンヤードという畑からの単一品。ワイン醸造家はヘッジス家の娘であるサラ・ヘッジス女史。
輸出を主体としたファミリー経営とはいえ大手気味なワイナリとしては小規模に作ってる品なんですけど、そのお味というと・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(ただし結構タニックであり私の好み)
女性作家が描く高貴イケメン
かなりスマートでタニックさが多く高貴なシラーとなっています。セクシーさが若干抜け落ちてるのですが(それがあったら満点)ワシントン独特なクールな印象のインテリみたいなスタイルがしっかりこなされていてキャラクターが良く出来ています。
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色はしっかりとした濃い紫系。
香りに紫果実のソースが各種混ざり込み、そこにミルク&コーヒーの質感。
黒コショウ主体のスパイスが少々。うむ、実にエレガントシラーっぽいタッチ。
ただ、カリフォルニアよりは全体におとなしいかな。サンタバーバラ周辺よりも派手さはないです。というか、セクシーに誘ってこない。それが逆に悪くないワインなんです。
味わいも最初に紅茶の渋みが牽制してきて牽制をかけてきます。
しかしながら、そこから垣間見える口当たりのなめらかさ、紫果実の良質な印象や中間から出てくるオークのミルキーさ、更にアフターにほのかに残るコーヒー感、土っぽさやほのかな毛皮要素などが控えめながら多様。
とっても大人びた紳士的なシラーとなっており、タニックさから先を感じようとすれば、甘みや酸味もとても端正でスタイルがとれています。こちらに強くは訴えてこないしベッドに誘ってきたりはしない、けどカッコイイという。
アフターもブラックコーヒーと紫果実の要素が多めに残りつつ、しなやかに〆。
ちなみに、二日目の方がカフェオレ的なミルキーな甘さが出たりするのでゆっくり気長に飲むのがオススメ。ちょっとだけデレる辺り、ツンデレを心得てらっしゃる。
少女漫画の貴族様、ただし現代劇より?花より男子のイケメン達のような。ソシャゲだとグラブルのパーさんな。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
4000円未満で最高峰のエレガンスを!
一番気に入ったのは値段!比較的値段が高いワシントンでは中域な値段ですが、かなり良質だと思います。多分、本来の呑み頃はずっと先だし。
シラー全体としてみてもとてもキャラ立ちがハッキリしていい感じなんです。ここにもっとおはだけ感があると値段が倍とかしてくる訳。
エレガント・シラータイプとしてはとても端正に出来ているのでどんなモノか知りたい人にもオススメ。
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ラベルのごっちゃり加減とかあるんですが、「アメリカの雑誌でトップ25のワイナリに選ばれた事もあるんだよ(スペクテーター)」とかでプレゼントに乗りきれなくもないかな?祖父への経緯のキュベ名だからそういう贈り方も出来るかも。
ワシントンらしいワインだろうと思うので、ブラインドに使ってもいいかもネ。

というわけで、ヘッジスよりレッド・マウンテン・シラーでした。
ここ最近買ったアメリカワインの中では個人的にかなりヒットしたアイテムです。
今しがた最後の一滴を飲み終えましたがなかなかに名残惜しい・・・・・・貴族イケメン大好きな方にオススメの品です。

お店では比較的残ってる部類。また値段も結構まばら(小売そのものは4000円超えで販売を希望してますし)。お好みのショップで。


マツジュンや小栗旬の出世作


ソシャゲ界人気イケメン代表、パーさん

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