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ロックのラベルかな?しかし、中身は薄味自然系!? フィスト・オブ・ファンシー

うぇるかむ!
予想外に神の雫の南アフリカ当てが盛り上がってて発案しておきながら「おー、南アフリカでやっぱりきてくだすってる方いるんやなぁ」とちょっと感動気味だったので、コレで更新!

20161001220151280.jpg
フィスト・オブ・ファンシー2014
え、ちゃんとワインのラベルだヨー!オラァァァンッ!!(突然のポポプピテック

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥(ラベル的に+♥)
メタリカとかにしか見えないッス
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この全然ファンシーじゃなくネ?みたいな皮肉めいた感じのラベル、インパクトあります。
正直、ジャケ買いワインでしょう。ネタ気味の。
20161001220205565.jpg
実は裏という裏はありません・・・・・・ありませんが、alc14%なのには注目です。

造り手はカイル・ダンとジャスパー・ウィッキンスという二人。独立しているこの二人のコラボなんですネ。
ジャスパー氏はオーストラリアに似た名前の人(ジャスパー・ボタン。オーストラリアの元ルーシーのアシスタント)がいますが別人で日本にまだ入荷されてないワイナリの人・・・ま、何れ入荷されるでしょう。
カイル・ダンといえば超自然派味の白作って注目されてる足が細いオッサンです。
元々、バデンホーストで修行していた二人。っていうか友人だよネ。その二人でやってるワインとなっています。
ただこの二人ですネ、カイル・ダンの方は先のスキニーレッグのような白の自然派系ワイン、ジャスパー氏の方はローヌ系ワインがメインでやっている人達なので、それが何故かわざわざピノ作っているという状態ナノデス。
うわぁ、オージーとかアメリカの若い世代となんか似てるなぁ・・・・・・と、思いつつ、味わいはじゃあどうなの??と言いますと

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥(自然派好きなら+♥?)
すごくipob系とかを薄めた感じ
とりあえず薄い系なんですが、どう薄いの?っていうと「オーボンクリマのイザベルとか、レッド・カーとか、加盟してないけどアントヒルファームズとかを天然水で割った感じ」です。南アフリカでなら、ポールクルーヴァーのピノを薄めた方向性。これが一番しっくりくる気がしてなりません。
そういうニューワールドでナチュラリズムを持っている人達のワインが「薄くなった」感じなんです。
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家で呑んでるときもグラスに注いだの撮るべきかなーとか最近模索中です。

色はご覧のとおり透ける明るいレッド。この段階で薄さがわかるというもの!
香りにチェリーを軸としてほのかにミルキーさもありますが、基本的にはチェリー&アセロラの軽い印象。
ここの部分は比較的単調。というかホノカチャすぎてイマイチ良くわからないんですよ。なんか掴みきれない。ラベルは握りこぶしなのに。
で、味わいもどこか掴みどころがありません。
口当たりからして水っぽいのですが、味わいも全体にフレッシュ・・・・・・というよりはチェリー他赤果実っぽさが主張してきます。
書いてて自分で良くわからなくなってきた!薄いのになんだか濃い!!
この珍妙さで構成されている訳。全体の味わいそのものはガブのみ向けな「薄味寄り」なのにちゃんと見張ってやると「果実要素はソース的な煮詰めを感じる強さ」なのでス。
これを南アフリカのブドウのたくましさ、と見るべきかそれとも?って気分に。
また、全体に薄いなぁと思わせつつそうした果実要素の残りはそこそこ長かったりします。
なんでこんなチグハグな感じになるのかしら・・・?
また、チグハグなんですけどそれで成立しているように思えます。
と、そこで思い出すのがalc14%。ここまでの記述で考えると、これ、alc14%っぽく一見ないのです!
だけど、どこか納得できてしまう。
とても不思議な、不思議な夢のような掴みどころのないワインとなっています。
存在感が希薄のようで、実は濃い・・・・・・これは一体なんだったんだろう?
まさにフィスト・オブ・ファンシー。「空想の拳」とはなるほど良く言ったものかもしれない。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥(面白さでは+♥)
この珍妙な出来栄えの味わいで2500円となってまして、いわゆる自然派味カテゴリーのピノの中では安いアイテムとなっています。
私自身の、好みだけでいえばオススメ度は低めだったりします。薄めてないオーボンなりレッド・カーが呑みたいわけで。
しかしながら、南アフリカピノの期待値だとか、自然派的ピノとしての充足、その特異点としては見る価値がある事も確かなのです。
是非この不思議な味は体験していただきたい部類。それが美味しいと感じるかは別として、ナノデス。
ラベルの割にパンチが無いワインなので、プレゼントにはワイン慣れしてる人にしましょう。っていうか贈っても殴られるケースの方が多そうな奇抜さだゾ。

というわけで、フィストオブファンシー2014でした。
非常に奇天烈なピノだと思います。ここまで従来の完成形たるピノの味わいと離れたモノも珍しいかも。
ワインに面白さを求める方はしかし、是非試してみてください。これが好きか嫌いか・・・自分がどういう立ち位置なのかを示してくれるかもしれませんヨ。

嘘だろ!?楽天ではあの「自然派なんて軟弱もやし野郎共は殴り倒してやるぜ?」なヤナギヤでのオンリー!?


ある意味古き良き文学っぽいかも。
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