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パーカーたんの弟が世話になったり、ホワイトハウス使用歴があったり・・・・・・オレゴン屈指のピノの比較! ポンジー・ピノ・ノワール タヴォラ&リザーヴ

うぇるかむ!
ここのところギリギリでカリフォルニアを出ない感じでアメリカンピノな更新でありましたが、今回は出ます!オレゴン忘れちゃうと怒られちゃうものナ。

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ポンジー・ヴィンヤードより、タボラ(タヴォラ)2013とリザーヴ2013。
その比較試飲であります。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥
ラベルそのものは結構地味。うっかり並べて撮り忘れてしまったのですが、どう並べても地味。
なんですが、恐らくここ1970年からやってるそこそこ老舗であんまりラベルデザインも変えれてないんじゃないの?とか思います(未調べですが)。

造り手はポンジー一家。ディック・ポンジー氏はまだはやってなかった頃のオレゴンはウィラメット・ヴァレーでワイン造りを始めたパイオニア的人物。
現在はその息子娘達が運営しているというファミリーワイナリですネ。ただ、老舗だから顔利きも良いしこのディック・ポンジー氏がやり手であったと。
そんなディック・ポンジーの元で働いてたのが、我らがボブ3世ことパーカーたん・・・・・・の義弟であるマイケル・エッツェル君。
クロード・デュガやセラファンといったブルゴーニュで修行してた事が良くあげられてますが、自分のワイナリ立ち上げの前に「本拠地たるオレゴンはウィラメット・ヴァレーで修行してた先がディック時代のポンジー」です。



あ、そういえばポンジー自体はルーミエの弟子説があるらしい。
値段はすっかりボーフレールのほうが超えてるんですけど、案外評価はポンジーも高くて、スペクテイターの年間ピノtop100にタボラ版が選ばれた事があったり、オバマ夫人のランチでの使用歴があったりと、オレゴン老舗として活躍している訳。

さて、今回はそんなポンジーを代表するピノから二種類。本当は日本入荷されてるのはもうひとつ真ん中の「通常版」というのがあるしどうやら本国ではもうちょっと種類があるっぽいのですがひとまず。

タヴォラ:イタリア語で「素晴らし食卓」という意味。ポンジー一家、あんまり詳しくどこも書いてませんがイタリア品種植えてみたりしてるところをみるとイタリアからの移民家系みたいですネ。
さておき、これは本拠地のウィラメット・ヴァレー産からはちょっと離れた地域(ま、オレゴンなんですが)の複合タイプです。
ようするに思いっきり普及バージョン。
なお通常版とめっちゃ違いがないラベルな上に、むしろタヴォラってついてるほうが何か強そうじゃない?だったりして、このワイナリの売り込み下手っぷりが露呈しています。

リザーヴ:一方でこちらは本拠地ウィラメット・ヴァレー100%のリザーヴ版です。これだけエチケットが黒かったりして気合いれてますが、テクニカルデータまでは不明。

というわけで、早速みてまいりましょう。

香り・味わい(最大10PT)
タヴォラ:♥♥♥♥♥♥♥(今飲むならリザーヴより良いかも?)
リザーヴ:♥♥♥♥♥♥♥♥
ストレートな出来栄え
すごくわかりやすく、ピノしてます。それはカリピノ的というよりも、こうニューワールド全体を総括する感じで。

タヴォラ
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色はクリアより少し重ためレッド。
香りに果実の要素がギュッっと感じられ、ソノマ系のがイメージとしては近いですネ。
かなりチェリーやプラムなんかの代表的なピノらしい果物のジャミーさ。
シンプルなチェリージャムを中心にした味わいで、とてもストレート。
かつあんまり無駄とか嫌な部分が少ない味となっています。色んな地域のミックスなのが成功してる例じゃないかしら。
赤果実のしっかりとした酸・甘・ちょっとした塩を出しつつ、そのまま平行に流れていきます。
この際の果実感がダサかったりしない点が良く、逆にそれ以上の要素がもっと欲しいなぁとは正直ピノ呑み慣れてると思っちゃうかも。
ヘンに青かったり、何かが突出してバランスを崩したりって事がないのがかえって「普通さ」をアピールする形になっているという。
個人的には、出ました、島村卯月ピノ!みたいな気分。普通の女の子が可愛い衣装来たら可愛いじゃん?
素直に可愛いって言おうぜ??っていう、そんなアイドル。



リザーヴ
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リザーヴは裏も黒いヨ。
実は色に関してはほぼほぼ変わりなかったり。流石に2013のピノどうしだしネ。若干こっちのが暗い気がしましたが、光源とか印象の問題な範囲。
香りはしかしミルキーさがずっと際立って強くなっています。あ、うんうんリザーヴなんだねっていう。
ただし、やっぱりベースはチェリージャムの強さ。
味わいの感じはミルキーさとチェリーっぽさが同時に迫力をもってやってきて、ボンッ!とアタックから練乳いちご感すら。
ただ、果実感がそれでもしっかりと酸と甘味を提供してくれているのが良い点。
ベースはタヴォラと近いのに、ミルキーさがあがりすぎちゃってちょっと空回りを感じはします。頑張り過ぎちゃったな島村卯月・・・・・・(アニメのあの辺り思い出すネ)。
ただ酸味と甘味は強くて、どことなく新モノのカレラ系っぽいイメージも持たせる出来ではあったり(もっと言っちゃうと、カレラの一部よりは流石にバランスいいよネ?)
なるほど確かにリザーヴであり、そこそこも少し良い環境で呑んであげたらとても良さそうな気がする、頑張りまくった一本です。



コストパフォーマンス(最大5PT)
タヴォラ:♥♥♥♥
リザーヴ:♥♥(現在は)
流石にタヴォラに関しては普及版として作られているだけあって安いですし、無駄のない「島村卯月系ピノ」として悪くないキャラをしてます。
価格5000円アンダーのミドルレンジとしてはそこそこ妥当。
一方でリザーヴは本領発揮に時間がちょっとかかりそう。今すぐ飲む、という向きに向かず、またセントラルコーストほどは酸味がたっているわけでもないので超熟するのか?というと微妙・・・・・・タイミングが難しい割に1万超えしてまして、コスパが良いとは逆に言いがたいかなぁと。
余計に中間の通常版が気になるところでありますが、ひとまずはお試しするならタヴォラはわかりやすいオレゴンピノなのではないかしら。
あんまり地味なので、プレゼント向きではないかな。または、味わいのレベルがずっと良いので試験対策にも「それっぽいのに」あんまり向かないだろうと思います。
ずばり、普通に、ささやかに食卓を素晴らしくするために使ってくださいまし。

というわけで、ポンジーよりタヴォラとリザーヴでした。
割りと紹介したいワイナリだったんですが、なんとなく機会が得られずようやくって感じ。
じつはここ、他のワインもほどほどに面白いのですが・・・ま、それはまたの機会っで。
オレゴンピノの老舗にして王道をいき、けっこー安め。いい線いってます。

タヴォラは2012と2013が混在、リザーヴは2011のみ楽天では見つけられました。年号は良く注意してネ。




これからド普通だけど隙がないこの手のピノを島村卯月ピノと呼びたい(何度か出てきてて我ながら語彙力ないなってotl)

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