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あまりにもブルゴーニュに似すぎた!? クリスタルム2014一挙4本更新!(ボナファイド、マバレル、キュベ・シネマ、ピーターマックス)

うぇるかむ!
昨日、ティム・アトキンMWによる「今年の南アフリカ格付け」が発表されまして、南アフリカ界隈は大盛り上がりしています。
当ブログでも評価の良かったレストレス・リヴァーが大幅に上位に食い込んできていたり、ブーケンハーツ様が1級に返り咲きしたり、はたまたバデンホースト系が下がり気味だったり・・・・・・
そして、南アフリカ系を知る人ならば、「衝撃」であり「何故か納得してしまう」のがこのワイナリの2級落ちではないかと。

201609091938429b7.jpg
クリスタルム。
当ブログ、むしろ去年からこのワイナリのワインを口にしていながら、これまで「何故か」ここでの更新を白ワインのみしている状態でした。
が、ついにやるべき時かなぁと。
2014年のキュベ4つ、つまり
キュベシネマ
ボナファイト
マバレル
ピーターマックス
この同時更新でス。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(南アフリカマニアにとっては+♥)
ここに関しては詳しくはシャルドネやったときのもので。
で、このワイナリ、シャルドネよりもピノが有名であり、南アフリカのピノの帝王的ポジションです。
あらゆるワイン雑誌に注目されてきた南アフリカピノの今や代表銘柄・・・・・・でした。
20160909194129bab.jpg
裏も表もほぼデザインが似ているのでこれで以下省略!

そんなクリスタルムの二級落ちはかなりの激震ではないかと思うんですよネ。
精力的に活動している小規模ワイナリーであり、南アフリカのカルトピノといっていい存在でしたから・・・・・・
しかしながら、サクッと二級になってしまった。
コレに関して、私はちょっと「納得する部分がある」のでした。なぜって?

香り・味わい(最大10pt)
全て:♥♥♥♥♥♥♥♥(細かい好みの差で+変動あり)
あまりにもブルゴーニュのクローンすぎた
そう、ここのピノは何れにおいても「ブルピノっぽい」のです。むしろ「ブルピノのイメージが余分に付きまとう」所があります。
私も南アフリカのピノを最初に呑んだのは実はクリスタルムだったりするんですが(銘柄は失念)、その時はブラインドで、モロに「確定的にブルゴーニュの一級畑か名有り単一畑モンポールとかだな」とクリスタルムに評価した事がありました。
故に、ブルゴーニュと比較される。故に、他のワイナリの個性のプラス点よりも稼ぎが少ないのではないか?
そう思うところが少しあります。

*今回の更新はかなり前の試飲も含めそれぞれバラバラのタイミングで呑んでいます・・・・・・

ピーター・マックス
20160909194030590.jpg
これだけマルチヴィンヤードで、後はそれぞれシングルヴィンヤードとなっています。
なので、これだけちょこんと安かったり。

色はクリアめなレッド。多少オレンジよりですらあるカラーです。
香りにチェリーやオレンジが主体となっていて、そこにうっすらと紅茶館が入っています。
全体に果実の要素が多く・・・・・・いや、しかしながら新世界的な多さではないのが以降のクリスタルム全てにおける特徴です。
果実の香りの立ち上がり方がブルゴーニュチックなんですネ。
細く酸を主体とした香りの筋。それでいてスパイシーさだとかがあまりありません。特にピーター・マックスはマルチなせいか塩みとかにかんしてすらも薄め。
そして味わいも同様で、果実を主体としてチェリー感がコロンとしています。
整い程度には樽からきてるのかなぁというような要素もあるんですけど、基本的には香りにしても味にしてもナチュラルめなブルゴーニュ感。
一番彷彿とさせるのは個人的にダヴィド・デュバン。彼のスタイルになんとなく近い気がします。
というわけで、味わいも全体にせつない系。しゅんっと終わる。
そこに儚さを感じるか、気が弱いと感じるかで結構な差がある気がします。
また、スパイス感だとかコクっぽい要素がほぼない辺りも特徴で、そういうところもとにかく「自然派タイプなブルゴーニュの造り手、そのあっさり味」ととにかく似るのです。
なにせ私、以前ブラインドでコレを「ブルゴーニュかな?」言ったことがあります(相変わらずアホかなー)
そして、このピーター・マックスが大体基点になりえており、ここからヴィンヤードごとの特徴が付加されるって感じ。

キュベ・シネマ
201609091941028bb.jpg
かなり海沿いの地区のシングルヴィンヤード。
ピーターとの差はそれゆえの「硬質でミネラリーな雰囲気」です。この時のミネラリーは塩っぽいのヤツー!
なので、海ピノタイプ(モントレー辺りとか)が好きな人にはこっちのが良いでしょう。
果実要素もそれにつられて少しベリー系の印象が濃くなります。
とはいえ、ベースの部分ではやっぱりブルゴーニュ的。個性とまとまり感はあがっているのは間違いないです。
ただ、コレ系のピノを好まない人もいるし、またコレ系の突出した旨味にはちょっと物足りない。
すこし器用貧乏気味かなあとか思います。

ボナファイト
20160909193917a80.jpg
古くからの友人の畑をつかっていて、位置としては比較的中間的。
全体には一番濃かったりします。
果実の要素と多少のスパイス要素が出るようになっていて、その点では「最も新世界的」ともいえるかなぁと。
ただ、どっちかというと付加要素としては「他がニュイっぽいのに対してこっちはボーヌっぽい」というほうが正確かも。
そういうちょっと田舎っぽさを感じさせるモノになっています。特段かかれてないけど、畑としては一番暑いところなんじゃないかなぁと推測。
とはいえ果実感としては(省略)


マバレル
201609091939473c6.jpg
こちらは山ピノ系で標高700メートル付近の高い位置。
なのですが、小河が近いので一番寒いところだったりします。
その結果なのか、より果実要素は赤果実っぽさを帯びていて、なんとなくニュイ・サン・ジョルジュとかっぽさがあるんじゃないかと。
条件としてはソノマのが近い気もするんですけどネ(確かに他よりは甘味が多い気がしてます)
全体として更にブルゴーニュっぽさが加速するので、ここまでくると相当当てるのが難しいという感じ。
アフターの感覚もより酸が残りつつ終えてくのは特徴。

・・・・・・と、書いてまいりましたが、全体にはどれにしても綾波系の儚いよりブルゴーニュなキャラ。
もっといっちゃうと余りにも「綾波さんすぎる」んですよネ。
そこがどうにも「美味しいのは間違いない。ブルゴーニュにも世界最高レベルに近い。間違いないが・・・・・・なんかもうひと押し欲しい」となりがちなのではないかと。
ブルゴーニュに近すぎるんだけど、いやしかしそもそもシンクさん、ピゾーニが(モントレーやサンタバーバラ)好きだからなぁ・・・・・・という。
そして真なるブルゴーニュラヴァー達は流石に違いを発見してしまうでしょうから、そういう意味でも不利な部分がある気がします。

ティムニキも2級降格なのもそうした「良いには良いのだけれど、クセモノ感が少ないから」な気がするんです。
あの方、結構強い個性あるの好きでしょ?バデン・ホーストもダウンしてる中、ポール・クルーヴァーが一級キープなのだし。
安定感をティム・アトキンは選ばなかったのではないか、とクリスタルムが二級に落ちた事からは感じてしまうのです。

コストパフォーマンス(最大5pt)
ピーター・マックス:♥♥♥♥♥
その他:♥♥♥♥(好みに後は合わせて+♥)
しかしこの値段でブルゴーニュっぽさを堪能出来るという意味ではやはり一級線
さっきからブルゴーニュに似てる似てるってウルサイなぁシンクめ・・・・・・と思う方はとりあえずピーター・マックス辺りを買ってみて確かめて欲しいです。3000円中間とそういう値段してますし。
そこから更に畑ごとのタイプを見れればベスト。案外比較して呑めばクセが各位にあるにはあるのでー・・・・・・
そんなに流通が多いわけでもないワインなので、見かけたら一本は試して欲しいのも事実。
一部マニアには余裕の知名度ですが、知らない人には「ちょっと地味なラベルのワインたち」なので、キュベ名でなにかヒントを得れればって所。
それよりは、これで如何に南アフリカピノの可能性があるかを探る方がオススメであります。特にブラインドで皆を騙しまくってください。

というわけで、クリスタルムから一挙に4つやらせていただきました。
前々からブルゴーニュに激似すぎると所々で言ってきてて、なんとなく満足して・・・・・・あ、実は正確にはもうとっくに更新した気分だった・・・・・・ので、今更ながら2014ヴィンテージでやりもうした。
ぶっちゃけ、白のアグネスのがオススメかもしれませんぞアグネーーーーーーース!!!!!!!
ただ、この恐るべきブルゴーニュっぽさは何度も書きますが一度はご経験いただきたい。そういう教科書的な魅力がすさまじいワインなのでス。

シネマだけ2014が見つかりませんでしたが、あとは2014が微量に存在。




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クローン感がすごすぎて引くって感じ?

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