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ヌーボー的なキャンディ感?ベーリAらしいスイーツ感覚。 グランポレール・岡山・マスカットベーリーA・バレルセレクト2013

うぇるかむ!
個人的に苦手な品種にマスカットベーリーAがあります。日本は早くここから脱した方が良い、と言ったこともあります。
というのも、現環境及び技術において川上善兵衛時代のレギュレーションに従う必要性があるのか?とか実際ベーリA評価って良く無いことのが多いだろ(BRUTUSのヨイショ記事ですら日本人識者各位が最初、パオロ・バゼットにプレゼンするワインをブラインドしたら点数上一本も選ばれず特別扱いでむりくり追加し、当のパオロも追加されたベーリAが最も評価が低かった)とかまぁ色々「?」と思う所が個人的にあるんです。
さて。そんなAですが、しかしながら呑まず嫌いも良くないだろうと思ってたまに最近試しております。今日は大御所です。

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グランポレール・岡山・マスカットベーリーA・バレルセレクト2013
サッポロが誇るグランポレールブランドですネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
スタンダードな日本ワインっぽさ。っていうか縦文字と横文字と英文字と組み合わせてて正直デザインセンスは悪いと思う。シッチャカメッチャカな印象を受けるのです、このラベル。
ついでに今回の、ちょっと通常版より良いタイプなんですが通常版と似たデザインでして・・・・・・ラベルだけなら最低レベル。
201609021957571a1.jpg
細かいアレコレはコレでいいよネ?

一応、セレクション版として販売されており、通常版より1000円いかない程度に値段があがってるグランポレールの「セレクトシリーズ」ものです。
どの程度違うのかまではちょっとわからない(っていうか情報量が妙に他より少ないっていうか本家が推してない)のですが、通常版1600円程度に対してこっちは2300円程度。
テーブル価格帯で700円はけっこーな差だと思うわけです。
そこのところあんまり考えないで伊勢丹で買ってしまったのですが、さてそういうちょっとサッポロが力を入れてるベーリーAとは?

香り・味わい(最大6pt)
♥♥♥♥♥♥
ボージョレ・ヌーボーよりそれっぽい
最近では結構「しっかりとしたタニックさがあってキャンディ感が減ってるものが多い」感じがするボジョレ・ヌーボ。
対して、ここに感じるのは「よく出来たボジョレ・ヌーボー」な味わいなんですネ。
言ってしまえば通年で古き良きボージョレ・ヌーボが呑めるって気分(熟成したらどーなるかはわからんけどネ)

色は明るめの赤紫。赤っぽさの方が優先された印象です。
香りからイチゴキャンディっぽさが非常に多くあり、ミルク感とイチゴっぽさがストレートにやってきます。
この風味、ボージョレ・ヌーボーだな!ってなる。
その他の要素はあまり姿を表さず、スパイシーさなどは0な辺りまでヌーボーチック。
味わいも同様でとにかくストレートにイチゴキャンディ感です。
ベリー系のミックス、それらを包むミルクキャンディ。高級感があるでもなく、酸味も控えめで甘さとミックスジュース的ベリー感で最後まで〆ていく。
特段雑味がなく、飲みやすいカジュアルさが徹底されています。
樽の繊細な成分とかいう訳わからん説明文が裏に書いてありますが、そのとおりに「樽っぽさが満開」であります。
故にいちごみるくキャンディ。故に高級菓子とは言えない。
しかしながら、案外日持ちはしまして、3日ぐら経った方が果実の印象はしっとりと感じられるでしょう。
うーん、熟成した方が実は美味しい・・・・・・?いや、しかし果実要素から見て酸が立っちゃってミルキーさが消えると刺々しいふてくされたワインになりそうだしなぁ。
樽っぽさがとてもふんだんにあるし、樽ワイン自体は嫌いでない私としては気にならないけど、樽っぽすぎると思う人もいそうかな。
なんだろう、粗つないように作ってるのは理解出来るんだけど、その姿勢に私は満足してない所があります。
そういう訳で、如何にもな「48人だかニャンコだか朝だかわからんけど、マニア以外全員どころか5人名前を出すのも難しいような大量にいまくる系アイドル」の存在感。全体像でイエーイ(棒)というノリが提供されてる具合。
それなら二次元アイドルアニメのがインパクトあって良いゾ?(軽い挑発)

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(ちょっと前のヌーボーファンなら+♥)
2000円前半のワインとしては普通・・・・・・よりもちょっと個性的にボージョレ・ヌーボーっぽい作りになっており、一昔前のデュブッフなボージョレ・ヌーボー大好き!という方なら物凄く楽しめると思います。
そのぐらい最初の印象が「しっかりと作ったボージョレ・ヌーボー」だったんです私。
で、私としてはそれはあんまり好きでもないよ、と。
これはこれで良い。けれど、もっと本格さが正直なところほしい。あ、やっぱり私はベーリーA苦手なのかなとか思いました。
(まだオススメいただいてる塩尻とかダイヤモンドとか見れてないんですけどネ)
というわけでこのぐらいの評価としています。

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プレゼントには正直向きません。なぜって「バレルセレクト」とそれより700円安い「樽熟成」が見た目似すぎており、だったら700円安くて良いから。大体、グランポレールが受けいい感じあんまりしないしなぁ・・・・・・
本当に、往年のボージョレ・ヌーボーのタッチが実は一番好きって方向けのワインだと思うんですヨ。
そういう方には最高の通年ワイン足りえると思う。

というわけで、グランポレールよりバレルセレクト版マスカットベーリーAでした。
個人的にはリピートしないタイプのスタイルだったんですけど、好きな人はたまらないだろうなぁというお味。
これに対して如何に接するか、でベーリーAおよびボージョレ・ヌーボー文化に・・・・・・いや、日本のマイノリティなワイン文化的味わいに対して・・・・・・の好み不好みを定められるかもしれません。
伊勢丹系ではまだ売ってるかもなので、トライしてみてネ。

大手サッポロなのに楽天では全く流通なし。格下のこっちでも2店舗というネット流通の低さ(本家本元のサッポロのHPで買えってことかな)
商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

グランポレール 岡山マスカットベーリーA樽熟成 750ml
価格:1706円(税込、送料別) (2016/9/2時点)



すまん、AKB48はこの人すら検索で出てきたから貼ってるけど知らないぐらいなのダ・・・・・・

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| 日本 | 22:19 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

甲州ですら国際的には相当な劣勢であるのに、
いわゆる「善兵衛品種」がなかなか勝負にならないのは
よく存じております。
ですが、それでも最近可能性を見いだせると思うのが、
ご存じのとおり伝統あるフランスやイタリアのワインでも早飲みが
トレンドになってきていることだと思います。
長熟して初めて真価を発揮するようなワインでも、
わざわざ小樽を使ったりして早飲みに適するようにしていますし
(少なくとも所謂「セカンド的なものには)。
こういった風潮の中、最初から早飲みでポテンシャルを発揮する
ベーリーAなどには市場的な伸びしろもあると思います。
…まあ自己批判するなら、欧州の「有名ブランドを早飲み出来る」
という満足感が日本の若いワインにはまるでないことですが。
あとはイタリアみたいな固有品種ブームの波に
アジアワインも乗っていくような波が来ればいいんですけどね。

| 斉田夏樹 | 2016/09/02 23:34 | URL |

初めてブログ拝見しましたがとっても面白く読ませて頂きました♩
ワタクシはライトオタクのワイン好きですので、読んでてすごくしっくりきましたw

ブログ更新お疲れ様です。

| | 2016/09/03 21:41 | URL |















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