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シチリアのスプマンテ、その本格さと火山土壌の独自性。 テッラッツェ・デッレトナ・キュヴェ・ブリュット・スプマンテ2010

うぇるかむ!
一昨日は安倍総理がマリオの格好をして土管から出てくるという珍事パフォーマンスの元、ブラジルオリンピックが終わりました。
そういえばブラジルワイン全然呑まなかったなぁとも思いつつ、「そういえばマリオってイタリア人だったよね」という訳でイタリア泡。

2016082321055932e.jpg
テッラッツェ・デッレトナ・キュヴェ・ブリュット・メトードクラッシコ2011
シチリアの泡!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルは超シンプル系。あんまりシンプルだと泡って目立たなすぎちゃうと思うんですが・・・まぁいっか。
2016082321062068f.jpg
裏ラベルもドシンプル。

造り手はなんと2008年からスタートという新星だったりします。
テッラッツェ=段々畑の土地での栽培をしているワイナリなんだそうで、リッカルドコッタレラ氏がコンサルトしています。


イタリアの安ワインから高級ワインまでやっている、伊の名醸造家がシチリアでは今のところ唯一コンサルトしてるそうな。
さておき、どっちかというとネレッロ・マスカレーゼなどの土着品種を使っているロゼの方が注目されているみたいなんですが、今回のブリュットはシャルドネオンリー(一応ブラン・ド・ブランといえるのかな?)
そんなシチリアンスプマンテ。お味はどんなものかというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
おぉ、しょっぱ旨い系だぁ!
結構塩っ辛い味わいがします。この辺りはエトナ系(ネロ・ダーヴォラやらネレッロ・マスカレーゼやら)からも察することができますが、この泡もかなりしょっぱいタッチになっています。
それが程々で良いあたり、センスが宜しい。

20160823210638aa2.jpg
なんか変な映り込みがありますが、まぁ気にしない。
色は穏やかに黄色。けっこうしっかりめのカラーです。
香りに柑橘を主体とした果実感とチョコっぽさが多めに・・・という辺りまではブラン・ド・ブランらしさが高いのですが、この子のクセはその塩っぽさ。
おぉ、ミネラル~って口走りたくなる塩っぽさが香りにすでに現れています。
思いっきり山中で作られているのに、こういう作りで感じられるのは面白いですネ。
味わいも全体に濃厚さがあってぎっちり。
泡の印象は比較的強め。
ボリュームが高く力強い味わいで、柑橘主体の果実感がハッキリとしつつ、チョコっぽい苦味と塩加減が効いています。
それも、塩っぽさの持続力が長いこと長いこと。
ベースであるグレープフルーツなどの黄色い果実よりも岩塩のしょっぱうまさが残るんです。果実酒なのに果実がおまけ。
バランス感よりも個性が先に出ているタイプ。うーん、面白いですネ。
ハマル人はハマる、大人なキャラクタ。冒頭でマリオが云々書きましたが、どっちかというとルイージみたいなポジかも。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(個性がしっくりくれば+♥)
5000円でお釣りがくるトラディショナルとしては、なかなかの出来栄えではないでしょうか。
ラベルの感じが地味な分、プレゼント向きでもありませんが、ちょっといい日の泡としては充分。
火山土壌の参考、として使うのもありかもしれません。なんとなーくテロワールという妄想で説明したくなるタイプの味。
苦味の効きが強いぶん、料理との合わせも比較的しやすいかもしれませんネ。トマト相性良さそう。

というわけで、テッラッツェ・デッレトナ・キュヴェ・ブリュット2010でした。
なかなか好印象めの泡でありました。どこか派手さはないけれど、芯はいい感じという。
比較的派手なイメージの方が多いシチリア・シャルドネの感じではなく苦味と塩見のノスタルジーになっちゃうスタイルが面白かったなぁと。

楽天ではトスカニーさんしか取り扱ってなかったという。もったいない。


イタリア人兄弟だっていうの、当時としては斬新極まるよね。

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