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南ア最強と称されるワイナリの「最安ライン」のフライト。 セイディ・ファミリー・スカーフバーグ&ソルダート

うぇるかむ!
南アフリカワインをそこそこ紹介している当ブログ。
その中でも評価としては知名度があるのが南アフリカ専門なプラッター誌とティム・アトキン兄貴(マスター・オブ・ワインっていう資格を持つ偉い人だヨ)の「かってに☆南アフリカ格付け」が知名度高いんだろうと思います。
が、それにくわえてスペクテイターにジャンシスおばさんにパーカーたん所(アドヴォケイト)に・・・・・・と主要なワイン誌を総なめにしてるワイナリーが実は、あります。

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セイディ・ファミリー(サディ・ファミリー)
今回はスカーフバーグとソルダートという「ワイナリの最安値シリーズ」になります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ラベルそのものはシンプル・・・・・・なんですが「違和感を感じたら」かなりのフォンター(フォントマニア)だと思います。
このシリーズ、基本文字だけなんですが、名前部分は作り手であるイーベン・セイディ氏が
「うん、このワインはこんな感じのフォントやんな!」
とか言いながらチョイスしており、各ワイン毎にフォントを変えてあるんだとか。
上位の方が筆記感のある感じになってるみたい。

イーベン・セイディ氏がワインを発表したのは2000年。
それまではヨーロッパで修行したり、スパイス・ルートという南アフリカのワイナリを切り盛りしていた彼。
ただまぁ、丁度ボルドーがミレニアム騒動(ボルドーが大当たり年で値段がぶち上がった)とかで盛り上がっている頃なので、本国誌のプラッターぐらいしか注目していませんでした。
ところが、段々と注目されるに連れてヒットしだし、次々と高評価が与えられていきめっちゃ注目のワイナリとなっています。
で、各位がどんな感じに評価しているのかというと・・・・・・

アドヴォケイト(パーカーを継ぐ男、ニール・マーティン)「マジやべぇ事になんぞ・・・ッ!PP97点!!」
ジャンシスおばさん「マジやばポヨなんですけどーッ!(絶叫)超注目の南アフリカワイナリーッ!!(絶叫)」
プラッター誌「今 年 最 高」
ティムニキ「とーぜん一級っしょ。そして今 年 最 高」

スペクテイターが見当たらないぐらいかな?
これらは当然、一番高いワイン(とはいえ倍値の15000円ぐらいなんですが)であるコルメラ&パラディウスに対してなんですが、このワイナリ下からして5000円以上であり、その下の方ですら非常に評価が高かったりします。
彼の特徴としてはスワートランドという地域の立役者の一人であり(バデンホーストらのグループの一人)、上述のトップワイン以下を古樹シリーズとして8つ作っており、ワインの種類だけは10種類もあるけど少量生産であること。
そして、ワインの作り手において最も重要かもしれない要素・・・・・・
サーファーだからあんま仕事したくない
(ワインのスゴイ作り手は絵文音楽の何れかか得意かスピード狂気味な乗り物趣味を持っている)
までもっているという。うーむ、素性完璧!
長くなってますが、さてここから本日のワインについて。

スカーフバーグ
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樹齢最高85年とかいうアンティーク級に近い、シュナン・ブランオンリー。
ティムニキの「今年の最強のシュナン・ブランならびに白!ヤベェぜコイツァーッ!」
とかニッコリしてたのがコレ。スカーフバーグ・ヴィンヤードという畑からの買い付けブドウのみなんですが、この畑から買っている他の人に
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コロナビールおじさんがいるらしい。
アルヘイトも買い付けてるとは、相当ハイレベルな供給元なんでは?

ソルダート
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歩兵とか名前がついての通り、将棋の歩のようなポジ?
ティムニキが「うん、今年のオルタナティブな感じの赤ワインベスト!」とニッコリ(こいつ常にニッコリしてるんじゃ?)
だけでなく、アドヴォケイトのマーティン君までもが
「ジーザス・・・こいつブラインドで飲んだら俺は!絶対に!バーガンディー(ブルゴーニュ・ピノ)と間違える!!確信がある!!!」
と自信たっぷり。
ピーケニアスクルーフという山の一番山頂付近のグルナッシュに限定してるんですって。

さて、ながーくなりましたが、実際呑んでまいった結果はですネ・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
スカーフバーグ:♥♥♥♥♥♥♥♥
ソルダート:♥♥♥♥♥♥♥(自然派OKなら+♥)
サ゛ー゛フ゛ァ゛ー゛の゛味゛だ゛ぁ゛し゛ょ゛っ゛ぱ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ーー(cv:藤原竜也)
なにはともあれしょっぱい。すごくしょっぱい。どういうことだってぐらいしょっぱい。
その前提から他の味が引き出されてくる辺り、最高にサーファーの味です。イガイタカハと絶対仲いいでしょこの人。

スカーフバーグ
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ちょっちレトロモダンな雰囲気のフォント。
色はクリアさ強くイエロー。黄緑系の発色でもなかったかな。
香りにまずもう「うお、しょっぱそうだなぁ」と感じさせるぐらい明確に塩っけがあります。
味わいもとかくソルティい出来ており、またレモネード的な強烈な酸味がやってきます。
ズバッとくる塩気と酸味にうまいことバニラ感が乗っかってくるのが特徴。
シュナン・ブランらしさにおける「酸味が高めに出る要素」をモロに拾っているような感覚ですネ。
レモンというべき果実酸っぷりが持続性が高く残るのが特徴で、塩レモン感が長いこと長いこと。
フルボディというべきでしょう。
ベースはほぼこうした果実要素なんですが、それがスカッと爽快な域で突き抜けていく訳でして。
アルヘイトが買っているらしい、との事で覚えてる範囲では「コロナビールおじさんはマイルドに仕上げてたんだなぁ」と感心するぐらい。



誰もおいつけねーッ!ファーストインプレッションが強烈であり、早すぎる気がする。

ソルダート
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メガドライブかよ?
なんとも古典の戦役もの映画みたいな雰囲気が出てますが、どっちかというと反逆した民間軍みたいな味。
率直に言うと、野菜味。クラヴァン・ワインズとかサドヤ(日本)とか近い。

色はかなり薄めのレッド。一番上の写真のとおり、黒い机であってもこの程度の赤さに写るので相当薄いッス。
香りにこちらからもレモンが多め・・・それからちょっとアセロラとかの木の実。
全体の香りの構造に一般的なグルナッシュのイメージとは結びつかない感覚の方が多いかなぁと。
味わいもかなり酸味が激しくあり、強いトマトとそのほか根菜や葉など含めた野菜系のニュアンスが。
ナチュラル感は前回であるにも関わらず、それらがまずさとはいえないのが最大特徴。
フルーツトマトっぽいタッチな甘味や野菜のフレッシュな美味しさが異様に詰まっている訳です。
畑で塩だけぶっかけた野菜をパキッ!
そんなイメージが思い浮かぶワインかな(cv:神の雫の誰か)
品がいいかというと、そうではないと思う。ある意味では野性的であるとすら。
良く言えばみずみずしく繊細でブルピノのような。悪く言えば思いっきり自然派でワインらしさが薄い。
ナチュラルに田舎な物語・・・・・・


せくしーとかとは無縁な世界観。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(個人的には)
6000円のワインとしては微妙なライン。
仮想敵はそれこそ同ラフィネインポーターだったり、ワインダイヤモンズだったり、ヴィナイオータの仕入れてるワインって感じなんですが、値段では別に勝ってない。
なので、あとはどの作り手が好みかな?ってことなんですけど、私はこの2つのとんがり方は好みでは、ない。
そういうピーキーさがあるので、好きな人と嫌いな人でハッキリわかれるだろうと。従ってあんま元々コスパで話すワインでもないんでしょうが、総合的には悩ましいワインなんですよ。
世界中が絶賛しているにはちょっと「はて、そこまで?」とは思っちゃうかな・・・上位2つがそんなにすごいのかしら。
いずれにしても、手に入れられると幸運な部類のカルトレアワインなので、買ったら自分で是非ためしてみてネ。

というわけで、セイディ・ファミリーよりスカーフ・バーグとソルダートでした。
私よりもトッププロが興奮してるワインなんだろうと思います。
プロの注目がいま、どういうのに集まっているか・・・「なう」を感じるにはぴったりなワインよネ。

本当にSSRですからコレ



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