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イタリアの一度は絶滅品種?その地ブドウらしいティスト。 フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ・シリカ2013

うぇるかむ!
ちょっと今日は脱線しまして、イタリア地ブドウとかやってみようかなぁと。
いやぁ、この手のって案外やりそびれちゃうんですヨ
そして、うっかり更新が中途半端な状態で投稿してるのに気付かずお仕事してたOTL

20160710143657bed.jpg
フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ・シリカ2013
シリカ、という品種なんですネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(珍しさなら+♥)
表のラベルが異様に小さいのは特徴で、ワイナリ名と品種とちょっとした絵のシンプルさ。
20160710143720736.jpg
裏もほぼほぼ書いてないな?ぐらいの勢いです。日本での説明のが多いぐらい。

作り手であるフェウディ・ディ・サン・グレゴリオはカンパーニャ州の代表的でそこそこ大きめなワイナリ。
1986年設立と結構新しいのですが、元々は震災復興支援プロジェクトみたいな感じだったそうで。
一般的なワインから地ブドウまで幅広くこなしており、特に有名なのは「ジャック・セロスとのコラボ泡」でしょう。


これが一番有名。

で、今回はそんなワイナリの中でもっていうか、世界で唯一このワイナリが作っている品種が「シリカ」です。
文献には残っていたものの、絶滅されたとされていた品種だったのですが、タウラージの辺りから「3本だけ古代の樹が見つかった」とのこと。
これをナポリ大学やらミラノ大学やらとで研究し新たに再現したものなんだとか。
アリアニコの先祖らしいDNAなんだそうで、イタリアの地ブドウ回帰路線の中でも極めつけのひとつではないでしょうか。
国単位で研究してるんだものなァ・・・・・・
さて、では実際問題どんなワインかといいますと?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(地ブドウっぽいの好きなら+♥)
まさしく、地ブドウのスパイシー!
なかなかに面白い仕上がりをしていましたネ。うんうん、こういう感じかー・・・と納得出来ちゃうような?
なんとも古代的な風情をもっているんですよネ。

色はクリアなクリムゾンレッド。シリカという名前の由来が「赤い色の事」だとかで、まぁその通り。
香りに土っぽさはそこそこに感じさせつつも果実感が小粒なチェリー。
ほのかにスパイスは感じさせる程度。この辺りは全体にストレートでブレにくかったですネ。
でも、下にのせると予想外にスパイスがきっちりしていて肉々しい印象があります。
ベーコン感がどっさりとしていてしっかりと仕上がっており、酸味もかなり残ります。
バランス感覚でいえば秀逸ではなく、少し突出して毎回何かをうったえてくるタイプ。
地らいし独特の雰囲気といえましょう。
赤果実っぽさとスパイシーさが特徴な辺りはピノ・タージュだとかエトナ(ネレッロ・マスカレーゼ)だとかにも似た感じ。
ただ、それらよりはちょっと根暗な印象があるかなと。
どこかじっとりとしてる感覚に、風情を感じさせるという訳。
余韻そのものの長さは短いんですけど、なんとなーく印象的な重たさがあって。
温度があがると肉っぽさはあがるので、結構好みの温度を探るのが面白い(そしてちょっと面倒臭い)タイプ。
原始的、というよりも中世ローマっぽいようなキャラクターしていると思います。
それもちょっと濃い目の顔立ちの・・・・・・て、テルマエロマエ?

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
珍しいワインではありますが、4000円ぐらいはしちゃうのでその意味ではちょっと手が出しづらいかもですネ。
ミドル価格帯としては「面白いには面白い」ですが「突出して優れている」とまではいかないかなーと個人的には(ハマる人はいそう)。
シリカという品種の珍しさで呑むのが一番のワインです。ブラインドで出すと反則です。世界ソムリエ選手権クラスでも無理。
前述の通り、ものめずらしさでチャレンジするにはぴったりと面白いので予算があれば是非。

という訳で、フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ・シリカ2013でした。
まさにイタリアーンな面白さ。こういう「なんかレア感ある何か」を求めるにはイタリアはたまりませんなぁと。
メジャー品種でなくてもこういう楽しいのが出来るのがワインの良さだと思うわけでして。

割りと売っている店は少なめ。見かけたら試そうかな?ぐらいの感じかしらん。


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