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セントラルコーストのビオディナミシラー!普通に美味しい純な味。 キュペ・ミッション・ラベル2012(ソーヤー・リンドキスト・ヴィンヤード)

うぇるかむ!
昨日に続いて、シラー主体なのですが今回はカリフォルニア・・・それもセントラルコーストの大手であります。

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キュペ・エドナ・ヴァレー・ミッション・ラベル2012(ソーヤー・リンドキスト・ヴィンヤード)
当ブログ、意外な事に初登場?

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(+♥?)
墨絵で教会が描かれている日本限定ラベルで・・・・・・ありますが、古くから共同生産者であるABCことオー・ボン・クリマの柄と同じモノを使っています。




四角いのがキュペ。三角がオー・ボン・クリマ。うーん、知ってないとわかりづらい?

作り手であるロバート・ニール・リンドキストは1976年にはワイン造りに携わっていた人物。
アダ名が「ボブ」らしい。向こう、ボブ多すぎない?
ザカ・メサというサンタイネズのワイナリで修行中に上述ABC(オー・ボン・クリマ)のジム・クレネデンと遭遇。



ふたりはプリキュア!
てな感じに(どんな感じだ!?)意気投合して共同施設を作り、ABCとキュペという2つのワイナリは始まった訳ですネ。
シラー中心がキュペ、ピノ中心がABCといった具合に品種の作り分けがなされており、日本では圧倒的に「ピノ・ノワールだからなのか」ABCの方が有名であり、大体の場合キュペは「あのABCと共同経営している方の人」とくくられてたり・・・
するんですが、調べると意外とキュペの方が本国では人気があるっぽい?との話も。
なぜなら、サンタバーバラ付近のローヌレンジャーとして老舗であり、ワイン&スピリッツという雑誌ではワイナリー・オブ・ザ・イヤーという年間ランキングに10回以上ランクしちゃって栄誉殿堂入り、ジム・クレネデンが嫌いなパーカーたん評価もそこそこに良く、シラーが得意なビエン・ナシドからブドウ供給が出来ていて、2013年に元スクリーミング・イーグルオーナーのチャールズ・バンクス氏が買収しています。
さておき。
今回はそのラインナップの中でも、ソーヤー・リンドキスト・ヴィンヤードという畑もの。
この畑、彼の自社畑にして夫妻名をつけており、しかもビオディナミ徹底してデメテール認証を受けた畑なんですネ。
意外と気合が入っていて、この2012年もアドヴィケイト90点が本国バージョンではついています(この日本ラベル版はアレンジがちょっとされているそうで、シラー90%グルナッシュ10%)
さてさて、そんな大手ながらビオ系という不思議なワイナリでありますが実力はといいますと・・・?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥?)
あ、エレガントシラーだ・・・!
アメリカーンな甘味と迫力で迫ってくるタイプやスパイスがたっぷりのロティな感じではなくしめやかに出来たエルミタージュ系のシラーです。
すごく仕上がりがキレイめなんですネ。ちょっとびっくりしたぐらい。
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今日のポピー(唐突)

色はクリアめな紫。多少透けがあり、この段階でそんなに濃いワインではないんだろうと予想させるものです。
香りに果実感が強めにあって、ほのかにスパイスがありますがそれも比較的優しいタッチ。
紫の果実、それと若干の花っぽさが主体になっていて同時に多少のミルキーさ。
どの部分においても良く出来ているといいますか、バランス感覚がいいんですネ。
味わいも香りに比べると甘味に割り振りがある気がしますが、それもあくまでも果実ソース的。
アタックのタッチもなめらかに果実の要点がソース的で、紫の果物にほんのりイチゴを入れてアクセントを出してる感じ。
細かい表現力はそんなにないのですが、ピュアさが目立つ。余韻も長くないんですが、自然に音が消えていくようなイメージ。
クリーンなそうした果実要素が最初から最後まで一貫して出ている辺りはビオからきているのかしら?
酸味も甘味もスラッとしてて素朴さが良く出ています。セクシーすぎではないけど、そこそこキレイだし可愛いし魅力的。
すごく、ふつう。だけど、ふつうによい。
個性的かどうか、というと大分控えめな印象も受けるんですけど、飲み進めるほど嫌いになれる要素が減っていくのがいいんですヨ。
超ふつうにヒロイン。王道で属性のないニュートラルなシラーかな。島村卯月がんばります!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
ミドル価格のエレガントシラー入門として!
個人的に好みのタイプのシラーでした。で、3500円ぐらいというのも「普通にいい感じ」です。
私としても、ABCよりクペのが好きかもしれない・・・・・・
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裏も割りと地味なんだけど「キョーペイ!」みたいなよみがなふってあって笑えたりするので、人によってはプレゼントにもイケる気がします。
意外とブラインドでも映える気がするんですが、パワフルさや派手ではないので普通にレストランづかいと言いますか、休日のちょっと手のこんだ料理とかがちゃんと相手になる感じで。
地区の可能性を結構ひしひしと感じさせるワインになっているし、シラーおよびセントラルコースト入門にもGOOD。

という訳で、キュペ・ミッションラベル・シラー2012でした。
昔は酒のやまやで常駐してるワイナリだったりしたんですが、最近めっきりみなくなったのは寂しいところ。
これだけの質のシラーが作れるワイナリなので、もっと普及度合いが高くてもいいと思うんですよね。
と、今更ながら感じたのでした。

色々と入門になるワインだと思う。


がんばってください

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