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強烈じゃない?古典モンテプルチアーノとは バローナ・コルナッキア・コッリーネ・テラマーネ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ・ヴィッザッロ

うぇるかむ!
タイトルがクッソ長いことになっています、イタリア特集第三回目です。
今回のイタリア連日更新では最初の王道フランチャコルタ以降、ちょっとだけ変わり種で推移させています。
スーパータスカンだけどエルミタゼ、ネッビオーロだけど特殊地域・・・で、今回は「モンテプルチアーノ・ダブルッツォの古典」という日本においては変わり種でひとつ。
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ、というと
「値段が安いけどチョコ感が強くて果実がバカに濃いフルボディ」
という要するにわかりやすくてウケはいい、というのが日本の中ではイメージされやすいタイプ。
単刀直入にいって、ファルネーゼ社のカサーレ・ヴェッキオのイメージなのではないかと。
それとは、また別な「古典的な、モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」というのが今回の逸品です。

モンテプ

ヴィッザッロ。
バローナ・コルナッキア社のコッリーネ・テラマーネというDOCGモンテプルチアーノ・ダブルッツォです。
商品名だけで簡単に説明出来るんですが、どーにも長くなりますねイタリアワイン・・・

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルはイタリアワイン系統の正当な紋章タイプ。
今回のモノは、このバローナ・コルナッキアのフラッグシップモデルになります。
日本への輸入インポーターはファルネーゼ社と同じところが持っており、どことなく対局に位置しているのが面白い点。
うーん、アニメでいうなら「ボトムズ」と「コードギアス」が同時に展開してますよっていうような?
日本で始めて発売されたモンテプルチアーノ使用ワインで、老舗中の老舗。
有機栽培、DOCG指定と本来の評価は高いハズなのですが……日本で影が薄いのは紹介力のなさかしら?(ファルネーゼのカサーレ・ヴェッキオが人気の理由って神の雫ワインだったりするって要素がありますし)

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
一日経過したものをテイスティングしています。
色は濃くギリギリで透けない赤紫。
香りはベリーも大分ありますが、むしろドライフラワーの印象があります。
どことなくオイリーなところもあり、華やかではないタッチ。果実推しじゃないのがこの段階でなんとなく。
味わいは果実のボリュームが結構なめらかななのはひとつ特徴的。
紫系の果実、ブルーベリー系のタッチがそこそこにある程度で、決め手がタンニンと硬質さ。
塩チョコっぽいっていうのかなー。
甘みの部分はスロヴェキア樽での熟成らしいのでそれによるものだと思うのですが、塩チョコに果実を添えたような印象で、くどくありません。
時間経過するとかなりチョコ感が強くなるのは、品種特性というべきでしょうか。
モンテプルチアーノ・ダブルッツォにして、ギリギリミディアムボディな状態になっていました。
恐らく、開けてすぐはより果実とタンニンの効きが強く飲みづらいだろうと思われます。
モダンで流行ったモンテプルチアーノ・ダブルッツォのすぐ開けてバカに甘いバカにパワフル!というのとは違って、骨組みはしっかりしているけれど飲み疲れしないワインです。
やきうで言えば、3番打者って感じ?元祖ゲッターロボみたいな渋いセレクション。
複雑さがある訳でなく、ちょっとくせっけのあるタンニンですが面白みはちゃんとあります。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
モンテプルチアーノ・ダブルッツォという品種が、元々あまり高いものでない為、品種全体として安い傾向にあります。
良心的、といえばそうなのですがまだまだ未知というか大成功していない品種なんですよね。
その中で、今回のものは3000円が上限。これは評価しずらいですね~・・・
同社の他ワインだと一番安いものは1000円以下で買えちゃう。
それらを試していない私としては今回は基準値がとれないのです。
モンテプルチアーノの微妙に押せ押せだった時期もあり、そして今落ち着いてきているジャンルなのでちょっと旬の話題でもないのもネックかしら。
ただし、「良いモンテプルチアーノ・ダブルッツォを知っておきたい」という方にはこちらは推奨出来る逸品です。
老舗のいぶし銀ワイン。体験の価値はあるのです。

という訳で、日本では良く見かけるモンテプルチアーノ・ダブルッツォでした。
本来もっとマイナージャンルといえる部類だったのが、注目を集めてそしてまとまりつつあるという途上感がありますね。
この「古くからの割に未だ老舗ですら開拓性がある」というのはイタリアラヴァーの最大の強み。
イタリアワイン好き、であるならばこちら避けるのはもったいないかなぁとは思います。そんな高くないですしね。


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