オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

ルロワ知人によるビオディナミの真髄的シャンパーニュ!? フランソワーズ・ベデル・コム・オートルフォワ

うぇるかむ!
突然ですが、私は週刊少年ジャンプで「左門くんはサモナー」という作品を個人的にめっちゃくちゃ応援してるっていうかアニメ化するだろうと思っているギャグ寄りラブコメ?漫画があるですが・・・・・・

左門くんはサモナー 2 [ 沼駿 ]
価格:432円(税込、送料無料)



今週号のジャンプで↑の表紙の一文字隼人めいたポーズをキメてる女子高生ヒロインが
キャバクラでバイトしてお客にドン・ペリニヨンを注文させ、ラッパ飲みさせる
という前代未聞のドエレー状況が発生(ヒロイン自体はお酒呑んでません念のため。っていうか相手が人型の悪魔という設定)。
多分作者スタッフ側全然ワイン知らないんだろう事で「シャンパンのドン・ペリ」として描いており、
「まんまドン・ペリニヨンのラベルが、週刊少年ジャンプに出てきてしまった」
のでした。


ドエレー事やー!?と思ってるのは私だけみたいで、みんなヒロイン(てっしー)の胸だとかホモォだとかでお祭り状態であったが
というわけで、今日はドン・ペリニヨンで更新・・・・・・出来ればイイんですけど、最近ぴくちり呑んでませんで、別のシャンパーニュで急遽更新しとこうかと。

20160620205523672.jpg
フランソワーズ・ベデル・コム・オートルフォワ
ドン・ペリニヨンとは打って変わった、ビオディナミシャンパーニュです。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥((ビオマニア的には+♥か?)
ラベルがなかなかエキセントリックでRMめいてていいですネ。
なんかスッゴイオーラ力出してます的な、白が多いのに威圧感すら感じさせる・・・・・・
201606202056068ae.jpg
ラベルは簡素。に見えて、シャルドネよりムニエのほうがかったり、ab表記やビオディヴァン表記だったり、端っこに2003とか入ってたり、デコルジュマン完璧に入ってたり・・・・・・と知ってる人程マニアックに見える要素が多いんではないかと。
作り手、フランソワーズ・ベデルは元々から1957年からあるRMシャンパーニュメゾン・・・・・・なのですが、ここにとって重要とされているのは1998~1999年頃から100%のビオディナミを行ったシャンパーニュを作っている事です。
フランソワーズ女史の息子、ヴァンサン君がビオい治療法を受けて病気が完治したことがありました。自然療法という奴ですネ。
「あぁ!自然って素晴らしい!!神の所業かしら!!!」
と、天使に魅入られた修道女の如く、ビオディナミへ盲信。息子のヴァンサン君もヴァンサン氏にすっかりなって、ウンブレヒトやモンテリーといったビオディナミ名門で修行して帰ってきて今を支えています。
そんな訳で、ここの宣伝文句ではこのエピソードと「唯一100%ビオディナミのシャンパーニュ・メゾン」として君臨している事が良く出てきます。
ビオディヴァン、とういルロワ女史や故ルフレーヴ女史といった「フランスの超スゴい女性醸造家」達のビオグループに参加し、ママ友みたいな感じになってる模様。
ついたアダ名が「ビオシャンパーニュの求道者」。もうなんか神いわゆるゴット的な?

そんなワイナリのフラッグシップモデルとして(一応)降臨されてらっしゃるらしいのが、このコム・オートフォルアです。
「樽での発酵と熟成、コルク栓によるビン熟成」というスタイルをとっていて、それがキュベ名のコム・オートフォルア=昔のようにという意味なんですって。
というわけで、あんまりシャンパーニュ慣れしてないんですが、貴重なのをいただいたのでした。

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥?(個体差がものすごくありそう)
すっごくマヨマヨしかった
マヨネーズ料理みたいな雰囲気。シャンパーニュの一般的なイメージとかけ離れたスタイルを見せる品になっています。
これ超好きな人は好きだけど、ダメな人は叩き割るタイプですネ。素直で呑みやすいというのとは完璧に離れてらっしゃる。
私も「面白い」けど「好きではない」かな。

色は薄めだけどゴールドっぽいカラーリングはしており・・・泡はあんまり見られませんでした。抜栓当日に来店して呑んだ代物でしたが、気抜けは早いかも?
香りに果実のタッチが結構あり、グレープフルーツ・・・というよりはその皮っぽさとかビールのような雰囲気も。
どことなーく麦芽ぽさを感じるといいますか。
あまりチョコの要素はなく、むしろヨーグルトみたいな香りがします。
味わいは口にふくむと意外なほどまろやかな感触があるのはびっくりさせられますネ。
そして、マヨネーズっぽさ。
ミルキーさと酸の立ち方が相成って、私にはマヨネーズという印象ばっかりになってしまいました・・・・・・
スパイス要素とか、グレープフルーツっぽさよりもマヨネーズの味。
「は?シャンパーニュ呑んでマヨネーズってアホかシンクはwwwwww」
と思われる方もいらっしゃるでしょうけど、実際これは呑んでみていただきたい(そして、多分違う感想になるとは思う)。
全体に面白いモノで、何か感じても最終的にマヨネーズがどこかで顔を出してくるという不思議さ。
キューピー、という文字をみればマヨネーズが頭をよぎるでしょう。そういう事です。

コストパフォーマンス(最大5PT)
コスパで測るモノではない?
1万円のマヨネーズなのか、1万円で天使の施しなのか・・・・・・
前述の通り、特徴があまりに強い。ドン・ペリニヨンがジャンプに出てきたから書くっていってこのワインなのゴメンなってぐらい典型例でない。
こんなのコスパ云々で語るのは無理です。それぐらい「両極端な結果になるのが見えている」ワインだと思います。
従って、プレゼントに使うにもなかなか難しいですネ。
20160620205548a4f.jpg
こういうエキセントリックさとかコム・オートフォルアという名前自体は、何かひっかけてプレゼントに使えそうなモノの、味わいにはそこそこの理解が必要となるでしょう。パッと呑んでわぁ~美味しい~って奴でなさすぎる。
これに関してバッチリ語れる人は、ビオディナミマニアって事でひとつ。

というわけで、フランソワーズ・ベデル・コム・オートルフォワ2003でした。
非常に面白い。面白いけど1万円超えて呑んだ時にどの領域に体が飛んで行くのだろう?
っていうか、3本ぐらいボトル開けたら全部違う味するんじゃなかろうか??
そういう域の自然派求道者のひと品。オススメしたいけど、オススメは出来ない。そういう難しい作品です。
・・・あ、やっぱコレ、ドン・ペリニヨンを発端に書く記事じゃねーネ

チャレンジ精神は、必要なんだろうと思う。


トゥーーラッタッタタタ♪


因みに、左門くん本編で出てきたドン・ペリことドン・ペリニヨンはいわゆるキャバクラで使われている「とりあえずドン・ペリニヨン」であり、上記リンクの価格ぐらいで買えるいわゆる「輸入元ちょっと怪しくネ?」ぐらいの一番最下層のドン・ペリニヨンであり、ドン・キホーテとかで余裕で買える奴であろう。今現在の最新ヴィンテージ。ロゼとかエノテーク版といった上位や骨董品ではないので、コスプレイヤー諸君は小道具としてならなるべく安くドン・ペリニヨンを買えるお店を見つけるのがいいだろう。ただし、今回はガチでドン・ペリニヨンなのでドン・ペリニヨンに似たラベルの何か、ではダメな点だけは残念ながら注意が必要だ。

関連記事

| フランス | 22:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://sinquwine.blog.fc2.com/tb.php/1046-01d76661

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT