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☆アキバ系ワインブログ☆

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来年の2月14日まで待ちたいけど待てない今年オンリーセールな逸品。 ヴァレンタイン・ヴィンヤーズ・カベルネ&メルロ

うぇるかむ!
ちょっと今日は予定を変更して緊急更新ー!これ、まだ市場にあったみたいでして、あるウチにと・・・・・・

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ヴァレンタイン・ヴィンヤーズよりカベルネ・エコーヴァレー2002とメルロ・アッパーベンチ2003
今年行われている「今回限りセールモノ」であります。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥(ラベル的に+♥)
ラベルそのものはシンプルオブシンプル。
なんですが、異様にロゴがかっこえー&キャラが妙に海外系コミックっぽくて可愛かったりします。アメリカンで優れたデザイン。

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裏はきっちりノートされています。

作り手、ボブ・ヴァレンタイン氏は元々っからメンドシーノ地区のエコーヴァレーの栽培家。
ナパやソノマに比べて低い地位に位置づけられているメンドシーノの、そこそこいいブドウ作ってるオッサン、みたいに思われてた人みたいですネ。
そんな彼ですが、実は良い区画のブドウだけはコッソリとっておいてプライヴェートワインとして、身内とかには配っていたんですって。
これ、日本でいえばある意味では「ウチで作った梅酒」だとか「どぶろく」みたいなモンでしょうか。
また、アマチュアワイン選手権みたいのにも出していたらしく、すると
「バレンタインおじさんのワイン、妙にうまいだっちゃ・・・・・・」
との声が散見。2002年に初めて「商用ワイン」として販売が実施されます。02年にプロとなるまで15年ぐらいはアマチュアやってるブドウ栽培家なんですから、キャリアがデビューからむしろ長いみたいな不思議な状態に。
その後もコンクール系ワインとしてはそれなりに実績をあげちゃうんですが、
「いやぁ、わしゃあくまでも自家用だでー」
と、控えめ生産と大衆ショップは切り捨て。サンタバーバラのワイン・カスク、ビバリー・ヒルズのハバナルームといった高級ショップとレストランを中心に流布してきており、日本での販売も前からあったんですがそんなに広くはやってなかったみたい。
なのですが・・・・・・ボブおじさん、2015年に亡くなられてしまったと。
どうやら息子さんがたは続ける気がないようで、日本正規代理店だった布袋ワインズが
「ウチのバックヴィンテージがあるんだけど買わない?」
と持ちかけられたんだとか。
むこうではこういう「なくなる予定のワイナリのワイン」ってあんまり売れないんですって。
というわけで、ほぼ全量入ってきているというこのシリーズなんですが、バックヴィンテージ2002年&2003年のカベメルといったクラレット品種の畑固定モノが激安!ということで売り切れまくって注文殺到したのだそうな。
私もそれこそ前から更新しようとは思いつつも「売り切れてる上にもう手に入らない安い値段のワインじゃなぁ・・・」という事で更新見送ってました。
が、最近在庫復活している店も出てきたようなので、緊急更新てな訳ナノデス。

香り・味わい(最大10PT)
カベルネ:♥♥♥♥♥♥♥♥(呑むタイミング次第で+♥)
メルロ:♥♥♥♥♥♥♥♥
熟成アメリカを知る今、最安値の選択肢
2016年6月現在、このワインよりも最適に「カリフォルニアのカベルネやメルロ」の「熟成品」を「安く」買う手段はないんだろうなぁと思います。
それは同時に「完成度の高さ」も意味します。単純に熟成カベ&メルロとしての特徴も備えているのがグッド。

カベルネ
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個人的にはこっちのカベルネの方が実はメルロより安いんですが好みだったり。
色は朱色が強く出ており、完璧に古酒として成立。
香りにドライフラワー、バラっぽさが多くあり、同時にベーコン(それを形作るスパイス)、果実要素もほどほどに存在。
味わいも同様に古いカベルネらしさが全快。
梅っぽさ、古酒らしいキノコのソテー、バラ、青さも多少アクセントに入っており同時に結構お肉要素が強く出ています。
口に入れると少しコーヒーっぽい苦味があるかも。
バニラ感などはすっかりなくなっており、その結果強いアルコール度数にしてはしなやかさと軽さも感じる熟成品となっています。
恐らくリリース直後はギッチリしたアイテムだったんだろうなぁ・・・・・・
さておき、既に古酒としての形をきっちりと作っている割に、口当たりもそれなりにまろみがあるのはカリフォルニアらしいかな。
熟成ワインとしてガンガン誘ってくるスタイルです。ただ、日持ちはあんまりしないところがあるのは残念(カベだけ私、自分でも買いました)。
まさに誘い受けなママーッ!って感じのキャラ。ママーッ!!(大事なことなので二回言いました

メルロ
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アッパー・ベンチという区画で作っている実はカベルネの方よりもグレードが上のアイテム(なので値段もちょい高い)。
色はカベと変わらず褐色系。ここに違いがあんまりなかったような気がします(並べないと違いが分からない範囲ということ)。
香りに少しプラムが香り、カベに比べると果実の要素に落ち着きがあります。
味わいも同様に紫果実の要素がカベに比べるとあがっており、その分、カベにあったドライフラワーだとか肉感は抑えめ。
更に、どこかアマローネ系にも通じる土っぽさがあり「メルロにある苦味」を演出しているように思います。
個人的にメルロ系のこの土臭さ、そんなに好きでないってのがカベルネを推す理由。
口当たりの良さなどは流石にメルロ主体ですからカベより上。
バージョンアップさは感じさせるものの、ちゃんと品種個性がわかれて出ているので、好みがクッキリするんじゃないかなーと私は考えています。
ママーッ!!!(なんか面白いから叫んどく。発音はミキティーーー!に近い)

コストパフォーマンス(最大5PT)
両方共:♥♥♥♥♥
なにせお別れ追悼セールだもの・・・・・・
税込みにすると3000円超えちゃうんですが、3000円前後と3800円程度の二品となっています。
熟成、畑の限定度の高さ(特にアッパーベンチメルロは)、品種個性が強い・・・・・・などなど、好みかどうかを超えて「見ておきたい要素」が沢山あるワインとなっています。
故に当ブログとしてもオススメ度が高いんですネ。古酒ってどうしても高くなったり買いづらかったりするモンなー。
ということで、一度は試すと面白いワインなのでご自分で呑んでいただきたいところ。
ただ、プレゼントにもラベルデザインのハートマークなんかがほのぼの可愛くオススメ可能なアイテム。
カロン・セギュールなんぞよりコレのがバレンタインにもバッチシ!・・・・・・なんですが、割りと2つとも呑み頃は今な気がするんで来年のバレンタインデーまで持つかって言われると超微妙。

というわけで、ヴァレンタイン・ヴィンヤーズよりエステート・カベルネとアッパーベンチ・メルロでした。
こういうのがたまーに出てくるのは嬉しくもあり同時に「今年限りのお祭かぁ・・・」と寂しくもありますネ。どっちかというと嬉しくない方といえるのかしら?
いいワイナリがなくなってしまうというのは、悲しいモノでありまス・・・・・・

実は醸造コンサルトもけっこースゴイらしい。




ママーッ!(とりあえず叫んどけばいいやという)

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