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現実的に手に入りやすいボノーはもはやこれくらい? アンリ・ボノー・レ・ルーリエNVを久々に呑んだ

うぇるかむ!
ローヌといえば、今は亡くなられたアンリ・ボノーが話題性ではダントツでしょう
ワイン界隈って「そのワイナリの関係者(特にメインの醸造家や栽培家)が亡くなると神話になって市場から一気になくなる」という、なんだかなぁな法則があるわけですが、アンリ・ボノーもまさにそうなっていると。
某デパートですら、今はこれしかないんですって。

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アンリ・ボノー・レ・ルーリエNV
そう、ボノーの超最下層NVワインです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
このワインに関しては2年半前に既にやっているので割愛。
NVなので基本的には数年前のモノのブレンド、となっており正確には2年前のものとは当然内容としては違いがあるわけです(そりゃ、シャンパーニュのNVとかだって同じなんだけどさ)。
ただ、その頃とは状況も変わり、ワインの値段もあがり、そしてアンリ・ボノーは亡くなられた。
感傷的にもなっちゃいますが、どんなワインであったか。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
やっぱりスゴイんだけど、何故か以前と毛色が違う
NVであり、シーズン判別法を私これ知らないのですが、どうにも熟成していましてネ・・・・・・
もしかして2年半前と同じ出荷モノなのかしら?味わいがずっと変わっていまして、でも同じぐらい美味しさもある。
(某店のティスティングなので知ってる人とかいたら情報求む)

色はレンガ色が若干多く感じられました。妙に褪せて感じられます。
香りに強いベーコンや干し肉を主体として肉々しいタッチが多くあって、八角や漢方の部分が明らかに強い。
果実感も以前のモノはいちぢくなどのグルナッシュの新モノらしさがあったんですが、ここにはどっしりとした赤果実の方が多めでして・・・
(やっぱり熟成品だったのかな?と思いもする)
味わいも基本、肉感あふるるワイルドさが重視されており、そこそこに獣要素も含まれていてより「ヌフパフのなんか厳かさ」みたいなモノが出ているという。
以前はもっとフレンドリーであったか系だったんですが、ここにはなんだかずっと重たいバックボーン背負っちゃった感が・・・・・・
これはアンリ・ボノーへの感傷だけではないでしょう。
それでいて、黒糖感のあるどっしりとした甘味、それを細かくはった赤果実の酸味、スパイス要素の含みでハードボイルドな世界観を組み立てられているのは流石。
以前書いた「安定性」は・・・・・・う、うーん、結局コレいつ出たアイテムだったのやら・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥(ボノーであることを考えたらプラス♥)
流石にNVのローヌに7000円中盤はキツいでしょ・・・
以前は4500円でも♥♥♥♥つけてましたが、


ここまでなっちゃいました。5000円という壁を超えて大台にのっちゃうとコレはキツい。
ブルゴーニュ村名とかじゃないんだから・・・という感じの方が大きくなってしまいました。
でも、現実的に買えそうなアンリ・ボノーって楽天などではコレぐらいです。後は2万超えた怪しい古酒とかになっちゃう。
この値段でもボノーだから・・・・・・となっちゃうと、それはこのワインの存在そのものを大分否定し得るのではないか、そうちょっと憂いてしまうのでした。

というわけで、アンリ・ボノー・レ・ルーリエNVでした。
以前はお得にブレンド作りなんてしても、面白いものが作れる凄みを感じさせてくれたし、セレスタンとかも超最高!
・・・だったんですけど、今後は神話の存在としてジャイエ神同様になる事を考えると、もう手が届かなくなってしまうのでした。
こういうの見ると、逆にワインは作り手なのだなぁとも改めて。ボノーよ永遠に。

セレスタン?買えるよ、こ の 値 段 出 せ ば 


ゴッタ煮しても上手いケモ系

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