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なんだこれは!?異次元な完成度の古酒ピノタージュ! ニュートン・ジョンソン・ピノタージュ2001

うぇるかむ!
古酒めのピノタージュ、というものの比較的少ない経験者なんだと自負する私。
というのも、これとか呑んだもので・・・・・・

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ニュートン・ジョンソン・ピノタージュ2001
これ見ただけでもう興奮しちゃう人こそ南アフリカ好きよネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(近年の評価としてはプラス♥)
当ブログ既に2回やってまして、
ワイナリ詳細自体は省きます
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が、これをみただけでびっくりする人は南アフリカマニアなのです。
まず、今現在ニュートン・ジョンソンはピノタージュを作っていません。
南アフリカ代表品種扱いのタージュですが、あんまり良く作れないという認識がどこか本国でもあるようで、近年製造してない生産者が多いのです。
で、その上で熟成15年。
その内容とは如何に!?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的にはプラス♥)
イタリア大集結みたいになってる
全くもってイタリアの品種だとかそういう訳でないのですが、イタリアワインの結晶みたいな味がするワインです。
スゴイ。これにはイタリア脱帽してしまうのではなかろうか?

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ワイン会でもこういう飲み方しましたが、こうなってくるともうイタリアワイン会の気分になれるのです。タージュなのにネ!

色は少し褐色も入ったレッド。まだ色合いとしては熟成を意識出来る程にはあらず。
香りにまずバニラが包み込むように感じられ、それから紫の果実やスミレ、時間が経つに連れてそれらがアセロラなどの赤果実への変容をみせます。
タージュが若い頃からもつスパイスの印象は嗅ぐタイミングによってかなりダイナミックに変化。最初は薄めですが、赤果実を目立って感じる時は同時にスパイス感があがります。
この段階でモンテプルチアーノ→青さはないけどキャンティ(サンジョベーゼ)→バローロ(ネッビオーロ)といった変化を感じさせイタリア博覧会。
味わいもスミレ要素が最初は主体として強く写され異様に若く感じるんですネ。
で、時間と共に香り同様の変化。燻製っぽいタッチもやはり出てくる事があり、ここに赤果実が入る事でネロ・ダーヴォラ→ネレッロ・マスカレーゼの様子に(シチリア)。
赤果実の部分だけ見ると、ピノ・ネロ(アルトアディジェ)の雰囲気。アフターに多少土っぽさが出るタイミングはその他地品種アレコレを彷彿とさせうるモノ。
果実やらで説明するよりも、イタリア品種を並べた方がこのワインの味を伝達しやすいと私は思うんですヨ。
香りにも味にも、この間ちゃんとミルキーさが存在しているのは作り手の当時の基質を感じさせます。
これ、新しい状態で飲んだら結構樽っぽさうるさいワインだったんだろう気はしますネ。
イタリアワインをグルっとまわってしまう変化率の非常に高いワインで、注ぐタイミングと呑む手順とで大きく印象が変わるワインです。
個人的には最高に楽しいのですが、故に安定感がボトルの中で存在しない多様性にときめけるかどうか、でしょか。
いずれにしても、濃く感じられるタイミングでは「こんなに若いワインなのか」と驚かされることでしょう。
その多様性はさながら万国博覧会。アニメで言えば十傑集。なんだこれは!?(cv:岡本太郎)

コストパフォーマンス(最大5pt)
コスパで測るものではない
失われしアークだもの・・・
今もまだ作られてたら話は別ですが、少なくともニュートン・ジョンソンはピノ・タージュをやめます。
これは英断だったろうし、攻める事は出来ないのですが・・・・・・勿体無い可能性もあったんだなぁとしみじみ。
私も、こうした熟成したタージュを呑むまでは勘違いしていたし、南アフリカの当の作り手達もまともに考えたことがないでしょう。
「ピノ・タージュは熟成をある程度要する呑み頃を測るのが難しい品種。タージュを若くして呑むのはバローロやブルネッロ・ディ・モンタルチーノを早呑みするのに近い」
とここに記することとします。
私はどこかで南アフリカにイタリアワインを見ることがある(その典型例がネイピア・ワイナリーだと思う)んですけれども、そのニュアンスはタージュが如実だったのだと思うわけでして。地品種だから、にしてもどこか似ている。

というわけで、ニュートンジョンソンのピノ・タージュ2001でした。
貴重な体験であり、当時から保管してる人がまだいるようなら日本すげぇ国だな!となるのですが・・・・・・
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しかしながらこの頃から仕入れてたモトックスは先見の明があったのだと思います。多分これ2003~4年辺りでのリリースでしょ?
このクラスのワインがゴロゴロ転がり続けている南アフリカ、やっぱりスゴいなぁ。(スゴイばっかりだネ私)

ニュートンジョンソンは今も格別にいいワインを作っている


なんだこれは

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