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サドヤをだらけのワイン会!その1:92年は2つもあるヨ!TBS版(4代目リコルク)と通常リコルク版(3代目リコルク)の驚くべき違い。

うぇるかむ!
というわけで、朝更新しての通り、サドヤのワインをたらふく呑ませていただきまして、連続更新やります!
サドヤさんに関しては以前も特集していますので、まずこちら見てもらった方がいいかナ。

今回は第一回目として、「全く同じワイナリの全く同じヴィンテージの、しかし微妙に違う2つのワイン」から見える「あまりの違い」に触れていこうかと。

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シャトー・ブリアン・カベルネ1992
その通常リコルク版とTBS版です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的には+♥?)
ラベルが全く違いますが、それぞれ同じ「サドヤワイナリーのシャトー・ブリアンというカベルネ100%のワインの1992ヴィンテージ」です。
どちらも一度リコルクがなされているワインであります。
でもラベルが全然違うのは、それは企画の差・・・というかリコルク時期と選んでる樽がまるで違うとの事。
リコルク担当者も今のワイナリ社長(4代目)とその先代(3代目)で違いがあります。TBSの方が4代目で通常版の黒が3代目らしい。
また、リコルクしているモノのみ、サドヤさんでは「黒いラベルになる」んだそうで。

20160522141855c3d.jpg
このシンプルなのが通常92年

20160522141909e0d.jpg
う、うるせぇッ!
のがTBS版。

はてさてこの2つのワイン、一体どのような違いがあったかといいますと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
両方共:♥♥♥♥♥♥♥♥♥(ただ私はTBSの方が好き)
明確に味が違います
ベースの味わいそのものは同じルーツを感じる事は可能ですが、外的要因がこれほど影響をあたえるのか!?と思うほど別のワインです。
すっごい雑な言い方すると、通常がボルドー的なのに対してTBSはカリフォルニア的。

通常版
2016052214190242b.jpg
色は薄めにクリムゾンレッド。ただ、フチとかは結構オレンジに変化気味。
香りは全体的に静かで、カシスを主体とした紫果実はほのかに。熟成分の梅感などもあります。
味わいそのものはあんまり強いタッチではなく、口当たりが果実感の割に重たいのは特徴。
タニックさがしっかりあって、同時にほのかに土っぽさやスパイスの印象が見られるという。わずかに青みもある辺りが本格。
全体とすれば、世間が言うミディアムボディに属するもので、グラーヴのワインが類型だと近い気がしました。
タニックサなどのタッチは非常に強いものではありますが、しかし雑味はなく静かなフィニッシュ。
どの辺りが低価格ボルドーなどとの違いになるか、というと果実は静かながらしっかりと感じられ感覚論的には重たくもうつるところ。
結構職人気質なキャラなんだと思いました。


えー、ワイン会参加中に「アニメの例えがマニアックすぎてわかりづらい。エヴァとかみたいなメジャーなのはないの?」とご要望いただきましたので、じゃあエヴァ。
こっちは綾波さんです。静かだ。和服着せてもなんかいい感じ。

TBS
20160522141917f72.jpg
もうこれ表紙のパブロ氏だけでお腹一杯になるネ
そんなこちらは以前の記事でも書いてますが、ずっと明るいキャラで上の通常92とは好対照です。

色はクリムゾンレッドではあるんですが、こちらの方が紫度もまだ残っていました。ただまぁ照明差とかもあったかなぁとは思うのでちょっと自信ないんですが・・・・・・少なくとも色みは違います(雑。
香りに紫果実と赤果実が強く存在していて、更にこちらはミルキーなバニラの香りもほんのりと。
梅っぽさなどは実はこっちの方がバニラ感がベースにある分目立つかな。
香り段階からしてそうなんですが、味わいは更にカリフォルニアカベないしスーパータスカンに類型。
全体の構成は濃くなく、シルキーな要素が多く、甘さも見えやすくてコロッとしている。
熟成要素も途中垣間見せつつ程よい舌触りを残しつつフィニッシュするのも以前の印象と同じ。
ただ、この日の方が以前エノテカで試飲したときよりも若さがあったように思います。
明るい発色って感じの、写りの良いスタイルで整いがイイ。ある種八方美人なところはあるのかも。


はい、予想通り、こっちはアスカ。ただし式波じゃなくて惣流ネ。学園生活中の社交性高い女子感。

という感じで、「同じ作品内の装いも性格も違うキャラ」って印象がありました。
そりゃ漫画だったら描き分けてるのわかる訳ですが、「同じワイナリの同じ年号の樽違いリコルクタイミング違い」でキャラ分けがくっきりするのはびっくり。
「ちょっと違う」じゃなくて「ずいぶんと違う」ので。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(ライトめなの好きなら+♥)
コスパは以前まとめた時よりぐんっと引き上げです。何故か?あっちはオリウエなどもまとめて評したから。
とはいえTBSは1万6千とか値がついちゃってるので、味だけを純粋に見るなら「このクラスのワイン」の味。なのでお得、よりは妥当といった感じかな。
一方でブリヤン通常版の方は1万2千(ただし売り切れ)というのを発見。この値段だと普通に♥♥♥♥はつくなぁというのが私の感じ方。
味わい自体は、山梨のカベルネというよりサドヤのカベルネって具合ですから、一度は呑んでみないと日本ワインが始まらぬ・・・という感じではない。単純に日本の他のワインの大体より値段も上だし味も上だし最近の小規模にはない味をしていますから。
日本ワインマニアよりも「マニアックな国マニア」の方が楽しめると思う。
20160522141848c8d.jpg

というわけで、サドヤより2つの1992ブリヤン赤でした。
前々から「同じワインでも中身が全然違う」だとか「リコルクタイミング」とかがあることは解ってるつもりでしたが、ここまで圧倒的なキャラ差が出ちゃうとビビりますネ。
余計に「詳細なデータ」を記載したくなくなったり・・・そんな事やってたら保管場所から出荷時の状態まで調べ知り記する必要ありますわコレ。そんなんしてたら1本で3日はかかるヨ。
かなり面白い体験でありました。いやー衝撃的でした。

TBSは安い買い物じゃないエノテカ値段だけど、ネットで手に入る。見識を広めるならあり?




改めてエヴァってキャラデザすっげぇですわ!

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