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思わず最高の白ワイン(暫定)を開けてしまう味!? ドメーヌ・ジャン・フィリップ・パディエ VDF ミルイーズ 2014

うぇるかむ!
やぁ、地震が怖いですネー(如何にも関東方面っぽいコメント)
さておき、そんな訳でなんだか更新を早めにしとかないとなぁみたいな気分に駆られたので朝更新したのに夜もやろうかと。

20160516205156589.jpg
ドメーヌ・ジャン・フィリップ・パディエ・ミルイーズ2014
あー、自然派って感じたらかなりのレベルの人だと思う。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(地方的には+♥)
ラベルちょっとオカルトチックよネ
3つの目を表したワインらしいのですが・・・えっと、3つ目は何処!?
20160516205202658.jpg
裏、ないんですヨ。

作り手であるドメーヌ・ジャン・フィリップ・パディエのまさにジャン・フィリップ・パディエ氏ブルゴーニュ育ち。
が、故郷がフランス南西・・・つまりルーションの辺りだったんだそうな。
で、2003年頃から畑を集め始めルーションの自然派として活動を今もやっている人です。
200人ぐらいしかいない村とかで、点在してビオディナミな畑を持っているのが特徴で、感覚としてはスペインとかの自然派の方が余程近いのかも(今回のもあくまでVDFだし)。
カルトめな自然派によくある「一度きりのワイン」とかも作っていて、ルーション版自然カルトと言っていいのかな。
さて、今回のこのミルイーズは「この土地でワインを始めるきかっけである家のルーツ・・・祖父母の名前をミックスした名称」で作っているモノで、グルナッシュ・グリ、マカブー、グルナッシュ・ブランの3つを主に使っている模様(多分セパージュの正確なパーセンテージなんて考えてません)
フラッグシップに位置するワインであり、VDFという超下層な枠組みになっているにも関わらず、なんと8000円オーバー。1200本しかつくってないぽい。

そんなワイン、私がなんで呑んだかというと既に抜栓済みの代物だったのですが、先日のワイン会のお土産にいただいたからです。そうじゃなきゃ買わんて・・・(憂い)
なので、経過日数不明かつ中身が別の可能性もある(無いと信じていますけど)といったぐらい確定状況でないのはお察しいただきたく思いますが、このワインですね・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
確かにすごかった
いやー、びっくりぽんですね(微妙に今更はまってる)。
すごく綺麗な作りのワインとなっていて、スペイン近くっぽい濃厚さは全く感じさせません。そこにあるのは貴賓、美しさ、精錬として洗練。
イメージしたところの味わいが


これに近かった。つまり、新モノ白ワインとして満点ってことです。
あんまりにコレを思わせるモノだからタイトルの通り、
201605162052073e5.jpg
アルヘイトを開けて検証するぐらいだったよネ

色はそこそこにゴールデンが入りつつありましたが、ちょっと日数による気がするので不明とさせてください。
香りからして白い花、栗きんとん、グレープフルーツのミックス。それらが程々だけど、しっかりとしたモノを感じさせてくれます。
たとえばカリフォルニアだと強烈だったりするし、逆にブルゴーニュだと香りを取る事自体に苦労したりする訳ですが、そういったなかでいい白ワインって「最高に丁度いい」んですヨ。
まさにそれ。
すごく丁度良く、フレッシュだし華やか。
味わいもそうした花のタッチやグレープフルーツを最初から通しつつ、マロン系の甘味、ミルキーなクリームっぽさを経過し
「あー、品のいいモンブラン!」
となりつつ、杏やレモンの酸がちょっと効いてて凄腕感。
そのまま杏などのオレンジ果実の要素を比較的残しつつスーッとデクレシェンドのフィニッシュ。
アルヘイト・カルトロジーと比べると、オレンジ果実要素が強いのが特徴で、そこは品種および日射感の違いなのかな?とかはちょっと思います。
アルヘイトのがジャスミンティーとかの茶葉の綺麗さが残るのに対して、こっちは枇杷だったりとかのオレンジ色の小さな実が思い浮かぶ。
とはいえ、とかく品性がよくて綺麗な方向性は近い・・・ので、当ブログ読んでアルヘイト・カルトロジー2014が好きだった人は確実にハマります。
果実感が弱いとか、中抜けしてると思われる方もいる可能性はあるんですけれども、これはそうではない(断言)
そして、ルーションで想像しうる「意外と渋めで、パワーで戦うマッスルなワイン」とも真逆(断言)
芯はあるけど、明らかに文化系のキャラクター。超絶美化された、日陰の文学少女。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(場所とか規格とか無視したら+♥?)
8000円のVDFを買う勇気が必要なのが最大の欠点
このワイナリ、基本的に値段が3000円からスタートしてまして、それで地域はルーション。安旨のルーションです。
著名な評価雑誌で最高評価!みたいな事もなく、しかもVDFにこの値段を果たして払うか?コスパって話をすべきか?
っていうと、最高評価には当ブログ的に出来ない。それでも4つつけてるのは単純にアルヘイト同様に私の好みにはドンピシャの白だからにすぎません。
なので、万人にはオススメ出来ないのが残念なわけですけれども、恐らく確かに非常に美味しい新モノ白。
私から言えるのは「一度買ってお試しあれ・・・」です。

というわけで、ドメーヌ・ジャン・フィリップ・パディエ VDF ミルイーズ2014でした。
小規模かつ少数の自然派カルトらしいアイテム。で、そういうタイプが好きならなるほど注目すべきワイナリな感じがします。
単純に今すぐ呑むならフランスの白ワインとしては最高峰かもしれないッス。ダグノー様とかでもすぐに呑むとしょっぱさ目立つしネ(モンラッシェなんぞただの塩水な事多いし)。
世の中、、本当に恐ろしいワイナリが知られてないものだなぁとひしひしと感じたのでした。

安くはない。


なんでかこのタイプの白はさとりん(それも二次創作での超絶美少女モードな)が良く思い浮かぶ。貴族趣味で見透かされてる感じっていうか・・・

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