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南アフリカは熟成する!今は失われたワイナリですら!! オーク・ヴィラージュ・シャルドネ&ピノ・タージュ1999

うぇるかむ!
早速、昨日のワイン会で出たワインにて更新しようかと思います。
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オーク・ヴィレッジ・ピノタージュ&シャルドネ1999
あ、実は私、事前におすそ分けして引き取ってたのも呑んでたんですが・・・コレがすごい。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベル自体はチリとかカリフォルニアみたいなシンプルスタイル。可不可ない、目立たないタイプといえるかな。
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裏ラベルも特段ふっつーに見えますでしょう。
ワイナリは実はもう存在しておらず、このラベルをとある所でうpしてたら、かのお酒のマスダさん(南アフリカの専門インポーターさん)から
「ウチでも一瞬だけ扱ってた、素晴らしいワイナリですよ。懐かしいと思いましたわ」
と、驚かれるぐらい。ちなみに、最下層のラインではなく一応ミドル級ポジだった模様。今となっては定価も今ひとつわからず・・・・・・

このワイン、何がすごいかというと1999年というヴィンテージにあります。
「1999年の南アフリカのタージュとシャルドネを今飲む」
という行為のすごさです。
フランスだとかアメリカだったら別段凄くもなんともないんですが、事ソレが「最近になって人気が出てきた地域」においては古酒がガッツリある段階でかなり貴重なんですネ。
ニュージーランドとかオーストラリアでも90年台の、それも著名でもない人を呑むのはなかなか難しいと思います。
で、南アフリカに対してブームしている当ブログとしては、この体験逃すわけにいかなかった・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
両方共:♥♥♥♥♥♥♥♥(タージュの驚きに+♥)
タージュってめちゃくちゃ熟成するのな!?
驚くほど良かったりします。っていうか私、ピノタージュってあんまり良くないイメージがあって、基本的には今の南アフリカには不要なのではないか?ぐらいに言ってたんですけど、大きく考えを改めるに至りました。
ピノタージュは熟成が見込める品種です。それは、イタリアの大御所たるブルネッロ・ディ・モンタルチーノやバローロ(ネッビオーロ)に通ずる、「熟成が見込める品種」です。
ピノとサンソーというかけあわせであることから私もうっかり勘違いしてました。方向性が完全にイタリアの方を向いた地品種です。

シャルドネ
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色が琥珀に近いゴールデンなのがまずグッドなんですよ。ちゃんとした熟成をしている事がうかがえます。
香りにブラウンシュガーを使ったコーンフレークがあり、この辺りは新世界的といえるでしょうか。
そこそこ甘さを感じさせる香りではありますが、同時に熟成からくるタッチも。
味わいは酸味はハッキリと早くから感じられるのですが、それからコーンの甘みへの転換が早く、グレープフルーツ感がまだ残っています。
酸、甘味、それから塩っぽさもそこそこに保ちつつ、独特のフレーク感がある。
このコーンっぽい感じ、どこかピーター・マイケルっぽい気がいっつも先入観でありまして・・・(他の方はキスラーと例えている人がいて、それもなるほどと思う)
新世界の円熟した白ワインとしての完成。
余韻もそこそこに長めで、これが更に長く綺麗だといいのですが、多少そこまで味わいとエグさとか塩っぽさに首をかしげる人がいるのかなとは。
しかしながら、これほど「成功してるシャルドネの熟成」は私、経験が殆どありません。
しっかりとした骨格があればこそ、なシャルドネかな。



しっかり熟したお姉さんである。

ピノ・タージュ
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ヴィンテージが下の方にデザイナブルに書かれてたりします。

色は褐色が入り気味の赤紫。
香りに感じられるのは強い燻製肉!とにかく肉肉しいベーコンの香りと言っていいでしょう・・・ここまで肉なのも珍しいよね?
ただ、同時に紫の花の香りやアセロラ感がわずかに。バターもあるよって具合。
舌にいれると味わいも同様にかなり肉。スパイシー部分が強調されてて、ブワッと最初から最後まで広がる具合。
超ケバブ。
しかしながら、ちゃんと果物のソースはかかっているような具合で、特にアフターにはちゃんと赤と紫の果実の両方が出ているんですね。
そこそこ酸味も熟成分存在し、あとあとの印象はどこかランゲ・ネッビオーロやネレッロ・マスカレーゼに近いという。
ここまで強烈に仕上がって、初めてピノ・タージュは完成をするんだろうか、そう思わせるに十分なワイン。
圧倒的な個性とスパイシーなキャラにはびっくりさせられましたネ。


愛宕さんを先にだしたので安直に高雄・・・なんだけど、ガングロにした感というか、ガータースパッツが大事なのよ、OK?

コストパフォーマンス(最大5pt)
コスパではかるものではない(現存してたら満点)
だって売ってないモン!
ということで、まず存在が幻のワインなものですから・・・・・・うーむ、このクラスのタージュを何処かが見つけて大量放出してくれないものだろうか?

というわけで、オーク・ヴィラージュ1999でした。
ここのワイナリの人とかがいたら、まさか今になって評価されるとは思うまいという状態。
なによりも、タージュがこういう熟成をするとは、「この海のリハクの目を持ってシても見抜けなかった」と土下座するしかない気分。
いやぁ、びっくりぽんですネ。


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