オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

2016年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2017年01月

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ベスト・オブ・2016! ~円卓の12ワイン~

うぇるかむ!

毎年恒例ベスト12!去年と同じく円卓の騎士っぽく12本+面白枠の13番本目で選びマス。
ラインナップは去年同様

・最高にグレートな赤ワイン(無差別級)
・白&泡&ロゼ&オレンジ他(無差別級)
・コストパーフォーマンスをびんびん感じたワイン(5000円アンダー部門)

の3コーナー。


*あくまでも当ブログの呑んだ中での評価です。味の絶対保証は誰にも出来ないことを肝に命じて!
*同じワイナリは賞がかぶりません。例:赤で席とってるワイナリは白やデイリーには乗りません。3部門制覇とかはありえない形。
*また、ヴィンテージや状況の違いでワインの味は変わります。その事もよく加味くだされ。
*当ブログでまだ未紹介のものやもう販売されていないものもあります。ご了承を。

~赫奕たる12本赤編~

第12席
ボッシュクルーフ・コンクルーション2014



昨日記事にしたばかりのアイテムでありますが、ランクインさせていただきまーす。
フラン主体の南アフリカを代表してのチョイス。ラーツ辺りも凄いのですが、なめらかさでコチラ。かなり注目すべきです、南アフラン。

第11席
エル・ココ



はい、早速まだ紹介出来てないワイナリであります。なんてこった。
ナパのジンファンデルかつ、あのプリズナーの人が独立して始めたという今年密かに話題だったワイナリです。
私が呑んだジンファンデルの中では今のところ一番美味い!

第10席
エル・ニド



連続でエルなんとかさん。濃い口ワインの超王道に私の中でそろそろなりつつあるこちら。
近年では伝統派やナチュール寄りなスペインが注目されてますが・・・・・・このタイプの作りのが私はまだ好みかなぁ。

第9席
シャトー・ムートン・ロートシルト2006



流石に美味しかった!ある意味つまらないランクインかもしれませんが、やはり魅力があるワインであることは間違いなく。
値段の高さがもう尋常じゃなくなっているのだけ、厳しいんですけどネ。この域をじゃぶじゃぶ開ける人が対象のブログではないしなー。

第8席
オーパス・ワン(91年と12年)



ついに!?
決め手は圧倒的に91年というレア古酒の方なんですが、オーパスが3年目にしてランクインです。
12年はまだ書いてないので年明けに書こうかと考えてますが、さておき91年というヴィンテージで今呑んでとっても美味しい。熟成も完璧にするんですヨオーパスは!

第7席
ストーム・フレダ



南アのピノ、色々呑みましたが今年のNO1はどれなんだろう?と考えた結果はこちらでした。
クリスタルム、マーシャル、色々あったんですけど堂々たる新世界の秀逸なピノとして。

第6席
フェルトン・ロード・コーニッシュポイント



そして、今年の総合NO1ピノがコレ。ストームフレダと最後まで悩みましたが、全体の淡麗さや綺麗さでフェルトンを。
NZはSBとピノ王国・・・・・・の割に近年パッとしない印象もあるんですけれども、正直別格。

第5席
クリス・リングランド・ランドルズ・ヒル

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

クリス・リングランド CR バロッサ シラーズ 750ml
価格:4998円(税込、送料別) (2016/12/31時点)



*楽天内で売ってる形跡0の為、同氏の格安版にて
クリスリングランド兄貴だいすきーーーー!
というわけで、エルニドに続いてこってりワインの最高峰として降臨であります。
これまたまだブログ更新前。色々差し置いてこの位置に値する。

第4席
ハイツ・セラーズ・マーサズ・ヴィンヤーズ・1981



オーパスに続いて古酒ナパ。とにかく驚くべき味わいの充足感でありました。
去年、バロレ・コレクションをランクインさせていますがその時の衝撃に似ていますネ。これまた存在すれば呑みたいワイン。

第3席
ハーラン・エステート・ザ・メイデン2012

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【正規品】ハーラン メイデン[2012] The Maiden Napa Valley[2012]
価格:41580円(税込、送料無料) (2016/12/31時点)



そして新モノナパカベの頂点をこの位置に。セカンドのくせに5万超えたりするんですが、圧倒的!ひたすら圧倒的な出来栄え!
今飲むなら10万の本家ハーランより推定では美味しいです。だったら割安だよネ(金銭感覚麻痺)

第2席
アンリ・ボノー・レゼルヴ・デ・セレスタン2009



ファビュラスなヌフ。完璧に伝説の存在になってしまったアンリ・ボノー・・・・・・あぁ・・・・・・
生きてたら呑むべきワインの一つだと思います。
正直、ハイツとメイデンとブーケンは順番からして悩みました。

首席
ブーケンハーツ・クルーフ・シラー



ついに一位であります。3→2→1と順当に数値を上げた形に。そしてレア度も年々増加中OTL。来年、呑めるのかな私・・・
今年、名だたる古酒などを抑えて一位なのは改めて呑んだ2012が飛躍的向上を見せていた事が最も大きいです。
また、シラーとしてるけど新しいステレンボッシュ・カベルネの出来なども加味して「ワイナリ通してファビュラス」なので。

うっかり出来ちゃった13席
ポデーレ・ポンチエ・トンダーレ



*楽天で売ってた形跡がないので通年版ヲペタリ
イタリアワイン唯一のランクインとなりました。
「自然派の造り手なんだけど、うっかり濃く作りすぎちゃってどーしよ」というアイテムなんですけどそれがむしろ加減としてとても美味しく仕上がっているという。超幻のワインになりそうな予感。

2016赤総評
ランキングを作ってみると、ナパカベそれも古酒が外せないという状況でした。
更にホワイトオール・レーンなども候補にあがっており、ナパカベの熟成の凄さを体感した形に。
いや、むしろ総じてクラレットスタイルが非常に多い格好になっています。自分でも意外。
去年はアマローネが上位に入ってましたが今年はあまり飲まなかった(機会がなかった)反動で入っておらず、イタリアワインがもの凄く少なくなりました。
濃いワインの代表格としてクリスリングランドプロデュース、新世界ピノとしてフェルトンが私にはガッツリとハマっている点もわかりやすく出ていますネ(今年、コールドストリーム・リザーブは飲まなかったというのもある)。
南アフリカは価格無差別で赤、となると3つと情報量の割に少なめに。
上述のとおり4~1位は僅差で、正直なところブーケンに錦を飾らせて上げたかった面はあるかな。

~赫奕たる12本白・泡編~

第12席
フラム・シュナンブラン

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フラム / シュナン・ブラン [2015]【白ワイン】
価格:3640円(税込、送料別) (2016/12/31時点)



シュナンブランのニューカマー、フラム君がここにランクイン。
キレ良く出来た白としては良く出来た子。今後に期待もしたい品々。

第11席
ブルーノ・パイヤール・アッサンブラージュ2004



ロブションおじさんが好きなやつがこの位置に。
出来栄えとしてバランスが良い泡だと思うのです。価格もまぁ上位泡として許せる部類なのもポイント。

第10席
アンセルミ



バリューアイテムからここに昇進。というのもフラッグシップを呑んだ影響ですナ。
ガルガーネガという品種であるがゆえの価格。そして、実力は多くの白ワインをはるか超えるモノでス。

第9席
アンリ・ジロー・フュ・ド・シェーヌ



スポンジっぽい箱のアンリ・ジロー上位キュベをここに。本当に予想外の美味しさでびっくりさせられましたっけ。
最近、新しいラベルが出たようなのですが・・・・・・このぐらいの面白さのボックスで良いのになぁ(今度のはかなりヤばい)

第8席
レストレスリヴァー

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レストレスリヴァー / シャルドネ [2012]【白ワイン】
価格:5649円(税込、送料別) (2016/12/31時点)



ウィスキー好きの作った白ワイン、というちょっと変り種がこの位置に。
その特異性のある味わいを評価!今後更に面白い作りが見られるかも?

第7席
ミカエル・ブール・サンペレ

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サン=ペレ・ブラン[2014]ミカエル・ブール
価格:4298円(税込、送料別) (2016/12/31時点)



これはまだ当ブログ更新してないアイテムなのですが・・・これまた非常に面白く良く出来たアイテムです。
白ワインはフランスは大体ローヌ周辺ばっかり評価しちゃってますが、その中でも上位だったヨ。

第6席
クリスタルム(白)



ピノの方が有名ですが、白の方が私は秀逸だと思います。
フランス風味をとにかく良く仕上げるワイナリですけれども、特にこれはモンラッシェ周辺っぽさがある。塩加減がなかなかの逸品。

第5席
フィリポナ・クロ・デ・ゴワセ・レ・サントレ



*売っていた形跡がないので、通常版のクロ・デ・ゴワセのリンクです。
値段関係ない無差別級では美味しかったレベルの高さからこの位置にランクイン。
同じ値段だと・・・うーん、赤のムートン06とかまぁ買っちゃう気がしますが、流石のレア度と値段ではありまする。

第4席
リチャード・カーショウ・クローナル・セレクション



南アのシャルドネ、今年はどれにしようかな?ぐらいの勢いでしたがMWが作るコレで。
細かいところまでまさに「ウケるように」作ってある専門家らしい調整の美。

第3席
ジャン・ルイ・シャーヴ・エルミタージュ・ブラン



今年もシャーブ様は白の方で。赤が意外と固かったり今年はしたので、白の方が安定している気は。

第2席
SQN(シン・クア・ノン)レジステ




なんと!SQNが二位!!じゃあ一位は一体何コロナビールおじさんなんだぁーッ!?

首席
アルヘイト

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

アルヘイト・ヴィンヤーズ / カルトロジー [2015]【白ワイン】
価格:4698円(税込、送料別) (2016/12/31時点)



ということで一位はアルヘイトです。特にカルトロジー2014。
首席の理由としては今年は他にもラジオ版やヘルナマス版など色々呑んでおり、それぞれに良さがちゃんと確立されていたのを確認したのがひとつ。2つ目に2014を年間とおして毎月一本ペースぐらいで買っていたアイテムを最上としないのはモヤッとするのがひとつ。3つ目に何だかんだいって値段を加味して。ありがとうアルヘイト・カルトロジー・・・

自然派枠的な13席
カスターニャ・ハーレクイーン

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

[2013] Harliquin - Castagnaハーレクィン - カスターニャ
価格:4212円(税込、送料別) (2016/12/31時点)



オレンジ枠とでもいいましょうか。クラヴァン・ワインズと若干悩みましたが呑みやすいこちらをチョイスしようかと。
そう、オレンジなのに呑みやすいのがちょっと謎なアイテムで、まさに番外感があります。

2016白総評
全体に正直なところ「南アフリカとシャンパーニュとローヌ並べただけじゃねーか」な感じは否めず反省が必要ですOTL
言い訳すると、試すときに赤から呑むようにしてる私は、白の量が相対的に少なくなりがちなんですネ。
また、泡に関して言うと上位がなんだかんだシャンパーニュだらけになったのは「今年上位のフランチャコルタにあまり手を出さなかった」ことが結構大きいかも。
更にMCCはジャンルとしては格安旨側な感じでして。今回ランクインした3つに完璧に対抗できるMCCは流石にないだろうと・・・う、でもブラインドしたら勝てちゃう?いやいや・・・・・・
ローヌは実は白の実力が非常に高いのはシャーブ様が毎年教えてくれますが、来年も恐らく呑んだらランクインしちゃうでしょう。
南アフリカが赤以上に席巻している状態なのは、飲む機会が多かったというのが一番の理由ではありますが、それにしても南アフリカシュナン・ブランやシャルドネの出来は尋常でありません!今年はその年だと言ってOKだと思います。

~格安たる12本~

第12席
バッドガール



いきなりフランス、テュヌヴァンの作ってたという泡がランクイン。
話題性のあと、多少廃れているっぽいのですがしっかりとした面白い泡に仕上がっている事とラベルデザインの好感度がココに入った要因です。

第11席
KWV



南アフリカ最大手オブ最大手、教科書にも出て来る元共同組合的なココがなんとランクインします。
なぜって、頒布の広さと中価格帯や上位シリーズのレベルがちゃんと高いから。
コンビニのも今度試さないとダメだなこりゃ・・・・・・

第10席
ホーククレスト



そして同じくスタッグス・リープ経由の大手がこの立ち位置です。
最大のポイントは「08年などの若干古いアイテムが呑める」という点であります。それで2500円アンダーなのが素晴らしい!

第9席
グレネリー



去年の3位から比べると大分下がってしまった感があるかも?とはいえ、やっぱりランクイン。
独特のクセを今年は加味してみました。それと、新しいラベルは正直・・・・・・

第8席
シャトー・ラネッサン1999



なんとボルドーがこんな上位に。それは、年号です。ホーククレストと同じ理由ですネ、古酒気味で良いお値段という訳。
新モノボルドーにはちょっと全く期待が持てないのでありますが、このぐらいまで古くて安めで上等なのは「他国にはない個性」なので、こっちの方向で今後ボルドーは注目しようかと思ってます。

第7席
ステファン・ボンジャン



はい、ガメイ・ドーヴェルニュです。いや、これは本当に最初驚きました。完璧に良く出来た土着系アイテムになっています。
地品種系の良さを遺憾なく発揮しており、飲みごたえ抜群、多彩さも充分なハイクオリティアイテム。

第6席
セダーバーグ

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

セダバーグ シラーズ 2013年 750ml 南アフリカ 赤ワイン
価格:4320円(税込、送料別) (2016/12/31時点)



ギリギリでこのランキングに組み込めるアイテムとして、このシラーをチョイス。ギリギリだからこの位置だけどレベルは素晴らしいの一言。
非常に良く出来たセクシーかつエレガントな最上位スタイルのシラーの入門編足りえる品です。味だけならこのランキングでもトップかも。

第5席
PUR・シリル・アロンソ(特にピュイとマルヌジョル)



自然派の人にはとっくに定番だろうこのバーチャルワイナリーを今年はあげたい。
このワイナリが美味しかったが故に、最近、ガメイばっかり呑んでます・・・・・・それとローヌ版が物凄く良い!

第4席
ヴァレンタイン・ヴィンヤーズ



お亡くなりになって生産中止のワインがゆえのセール。今年限りのランクインで間違いないだろうワイナリです。ちょっとそういうサービス点があって悩みましたが「今年の品」として高めに入れることにしました。
今年のキーワードは熟成アメリカだったなぁ・・・・・・

第3席
ルーシー・マルゴー・ルッチ・メルロ

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

[2013] Lucci Merlot - Lucy Margauxルッチ・メルロ - ルーシー・マルゴー
価格:5400円(税込、送料別) (2016/12/31時点)



*最新ヴィンテージの売ってた形跡がないので長門版のリンクです。
今年もこっちになっちゃいましたルーシー。そしてメルロがなかったら圏外でした。
メルロのクオリティはやっぱり高いし買えれば安いのでこの位置におりますが、今後はどうなることやら。

第2席
グラハム・ベック



MCCの最有力候補。これもそろそろ引退されるオバマ大統領に敬意的な意味でも最終的にこの位置に。
パワフル系MCCの最有力で低価格から最上位キュベ・クライヴまで漏れ無く美味しい泡が楽しめるのはまさにバリュー泡。微妙に白・泡無差別級の方でランクインさせようとも思ってたのは内緒。

首席
シモンシッヒ



はい、今年のトップであります。これは早い段階から一位にしようと決めてたりしました。
何故か?というとそれは泡・白・赤、どれも満遍なく美味しいものが出来るという万能ぶりです。
低価格めワイナリでありながらスマートだったり迫力のある作りでありつつ、シモンシッヒワイナリだけで一般的なワインコースである泡→白→赤という筋道をどれも文句なく楽しめる訳。
ここに関しては「赤の方が上手(または赤だけやってた)」「このアイテムオンリーでランクイン」でなく全部イケてる。去年のポールクルーヴァー同様でありますな(ポールクルーヴァーが入ってないのはたまたま今年あんまり飲まなかったからなのだけど)

これからどうなる?な13席
四恩酒造

日本のワイナリの中で、唯一私が高評価していたワイナリだと思うのですが、名物醸造家が独立のため去ってしまった後どうなるのか?という感じ。勿体無いなあ感が高い。

2016バリューワイン総評
南アフリカつえええええええ・・・・・・というのはまぁ、当ブログを追っていた方ならこうなってるだろう事は目に見えたかもですネ。
シモンシッヒが一位、まで予想されてた方がいたら凄い。
年末にはいって急にガメイブームに乗っかった為に、意外なほどフランスのアイテムがバリューに食い込む形になりました。
例年に比べてこちらも国がバラけておらず、フランス・アメリカ・オーストラリア・南アフリカの4つで12個を構成する形に。
しかも、南アフリカとアメリカに関して言えば、正直候補がたくさんありすぎてパイの食い合いをしてまして・・・・・・
ベリンガム、フライヤーズコーブ、アタラクシア、ボッシェンダル、クラインゼルゼ、キュペ、スティムソン、ヘッジス・・・・・・
それらと今回のランクインものの違いはどこにあるか?というと今回は「バリューというべき値段か、ラインナップが良いか」を重視した為。
例年バリューワインといいつつ微妙に4000円超えのランクインが多かったのですが、今年は「下は2000円ぐらいから呑める」というワイナリが中心になり、その上で上位品もあるワイナリが優先された形。
あと流通の良さと話題性かな。
なかでもMCC(南アフリカ泡)はひとつ抜けてて、更に泡以外も良いというシモンシッヒはその観点から頭ひとつ抜けてバリューワイナリにふさわしいと思ってます。
それと安いのに年号が古い、も今回はかなりランクインさせています。アメリカとフランスはこの方向性で見ていく方が楽しい気がしています。
バッドガールの12位は正直自分でも「なんか良くわかんないけどいる」感じで、いや、正直これより上のランクから外れたワイナリのが良い気すらするんですが、ラベルやネーミングやなんか好きな味なんスよ・・・・・・・私のランキングなんだからナ!

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

~総評~
南アフリカが一位独占!という割りと予測可能なランキングにはなってしまいました。
本格的な総括は来年やろうと思っているのですが、わかりやすく「古酒への評価」「南アフリカへの評価」が出ちゃいました。
白・泡に関しては今年はおもしろみがないかもですネ、反省。南アフリカ以外の白を意外なほど自分でも呑んでいなかったという。

それでは、皆さん良いお年をお迎えください~。

今、ちょうどこの特番がやってるようですネ。

| コラム | 22:14 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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南アのシラー史上最強!?ティムニキ絶頂モノのワイナリ、3点攻め! ボッシュクルーフよりカベルネ、コンクルージョン、エピローグ!

うぇるかむ!
もう今年のランキングつくろうかなーとか思ってたのですが、その前に今年の南ア〆をしたく思いまして・・・・・・

20161230133800731.jpg
ボッシュクルーフ・カベルネ
コンクルージョン
エピローグ
三点盛りでございます。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(エピローグは+♥)
ラベルはイタリア風とフランス風の間をいくような象徴+文字というスタイル。割りと南アフリカには多いタイプなんですよね、この象徴アイテム(グラスとか)と名前という形。
まぁ、特段何もなくシンプルな・・・・・・

造り手であるボッシュクルーフはジャック・ボーマンという方が95~98年に立ち上げたワイナリ(ちょっとこの辺り幾つか書いてあるのが違うサイトがあったりなので曖昧にしますが、いずれにしてもアパルトヘイト前設立でしょう)
元々彼は南アフリカワイン業界の人間で、




かなり良いところでお仕事してます。その独立作が今回のボッシュクルーフ。
ボッシュクルーフが90年台後半であることを考えるに、80年末期~90年前半の南アフリカワインはかなり彼のプロダクトがどっかしらで入ってたんではないかと想像させますネ。
さておき、そんなボッシュクルーフなんですが注目度があがったのは実は最近で、息子であるリーネン君がメインプロデューサーになってから。
っていうか今年。そう、ティムニキが突然
「ウッホウッホ!このエピローグっての今年最高の赤だぜ!これからの南アフリカのベンチマークじゃねーの!!」
と叫びだし2016年現在唯一の98点獲得シラーになりました。彼のつける南アフリカシラー史上、最高点です。
等級も突然3級にまで一気に押し上げるなど、ティムニキが今年やったら派手にウッホウッホとゴリ推ししたワイナリなのでした。

えー、私自身は実は9月に呑んでましてこの時はまだ参考商品、12月リリースということでずっと更新しないでおいたのですが(今思えば、じゃんじゃん更新しちゃってリリースされたら小規模なリリース情報記事書いて流せば良かったなと反省してます)市場で見かけた&今年の顔的なシラーなので今年のうちにと。

アイテムそれぞれに関しては

カベルネ2014
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スタンダードモデルのカベルネです、以上にあんまり書く事もない定番アイテムポジション。
少しフランが入っており、樹齢30年程度から作られているという南アフリカ全体としてはそこそこな具合。

コンクルージョン
20161230133641cc6.jpg
フランとカベソーが主体になっている「ボルドーブレンド側の」フラングシップがコレ。
先に書いてある点からフラン主体でカベメルという、いわゆる右岸系シュヴァル・ブランスタイル。
この手のワイナリでは珍しく「シラーを混ぜていない」のは特徴かも。

エピローグ
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はい、上述の通りティム・アトキンがもっとも美味しいと現在思っているんだろうシラーです。
シラー100%。区画もこってり絞っているというフラッグシップ中のフラッグシップ。

さて、そんなこんなで突如躍り出たこのワイナリ、その実力やというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)*今回の評価は9月の輸入すぐの参考品の段階のモノです
カベルネ:♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
コンクルーション:♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
エピローグ:♥♥♥♥♥♥♥♥(恐らく数年後+♥♥足りえる)
南アフリカはフランが美味しい国である
正直なところ、エピローグはめっちゃ固かった。めっちゃ固かったので今すぐ呑むのを推奨出来ません。カッチカチやぞだったので数ヶ月でそれが和らいでるイメージもあまりわきません。
一方でコンクルーションの出来が凄まじく、私の好みに標準がぴっちり合ったアイテムでした。大変品がよろしい。

カベルネ2014
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色はクリムゾンレッド。他2つのアイテムと比べてしまうと薄みに見えちゃう。
香りに土感と獣感が強めにあるものの、マイルドにコーヒーフレーバー香るので温和出来ている南アフリカカベルネらしいスタイル。
定番の味わいであり、カシスとコーヒー、そこに土っぽさが残るフィニッシュ。
全体にカシス要素が強く残り、果実はライトだけど全体の構成から重たく感じられるタイプかな。
凄くスタンダードで、このカベルネに関してはあんまり印象に残らないとも言えちゃうかも(比較試飲すると評価が堕ちるタイプ)。
安定感はあるキャラだと思いますし、そこそこ悪くない教科書的なキャラづくり。

コンクルーション
2016123013360480c.jpg
ラベルがやたら黒くて実はシンプルめのなかではセンスがある方やと思います。
色は強いクリムゾンレッド。
香りから既にミントハーブ各種の青い印象があります。この段階で嫌いな人はダメなぐらいフワッとしてます。
それからカシスや花の印象、どちらかというとスーパー・タスカンに近い雰囲気。
軽いのにしっかりしているという、ちょっと熱めの地域っぽさがありつつ熟熟ではない。
味わいが拾に綺麗な作りで、とってもクール!
カシス&ハーブの印象がはじめから最後まで一本筋が通って感じられ、そこを僅かに土要素やスパイスが補強する調子。
余韻はそこそこ速い段階からハーブっぽさが強調されつつフィニッシュするので、サッとした印象にもなりがちなんですが、吹き抜ける風のようなイメージがグッと残る。ポエムか。
凄く整いがあって、品格とキメの細かさ、実は繊細なんではと思わせる具合がスラッと美しい。
青さが目立つ赤ワイン絶対許さないマンには理解出来ない部類の強めのハーヴィーさではありますが、それが気品あるものに仕上がるという実例なので是非お試しアレ。
クール美少女感が半端ない!そういえばコミケ行ってるみんなおつかれな今年は私参加しないから!!日記か。

エピローグ2014
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こちらは銀にちょっと箔押しっぽくなっているラベル。うん、やっぱり割りとセンスあるッスよシンプル系として。

色は強いクリムゾンレッド。黒にかなり近いかな。
香りにはジビエなど肉っぽさと黒胡椒主体のスパイスが豊富。
とはいえ、あまり広がりはしてくれず。墨汁っぽい香りが果実香を閉じ込めてるよーな気も。
香りの広がらなさが率直に言って「ぶっ閉じてる。完全に呑むタイミング間違ってる」感はありました。
いや、それでも味わいが良く出来ている事を知らしめてくれるのですけどネ。
舌触りは重めなのですが滑らかに仕上げてあり、紫果実感とパワーのあるスパイスや干し肉などの印象をミルキーに温和させているという。
イメージとしてはコート・ロティ。どっしりとしたパワータイプのシラーになっています。
全体の感覚がまだ冷ややかなのですが、アフターにはセクシーさも感じさせるスパイスやココア風な部分もあり、芯の強さは筋金入り。
あんまりにもクールというか、無関心を装ってこられたよーな具合でちょっと呑んで悲しかった。
こういう「凄く綺麗なのがわかるのにこっちに絶対興味ない」みたいな印象になるとき、たまに私はありましてその一例だったり。

総じて、シンプルに「各品種のスタンダードな魅力をクールに」出しているタイプのワイナリだと思います。
あんまり細かい醸造情報とかが押し出している感じではないのですが、かなり手を入れて作ってる方の造り手なんじゃないかと推測。
暖かみのあるキャラでなく、冷ややかでキッチリとしたキャラ。
このレベルで安定すれば間違いないと思ってるので、来年も試したいなぁ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
カベルネ:♥♥♥(南アフリカ同士でなければ+♥)
コンクルーション:♥♥♥♥♥
エピローグ:♥♥♥♥♥(ただし呑むならずっと先)
上位品のレベルの高さは価格以上!
ただ、何度も書いちゃいますけどエピローグはかなり待たないといけないかも?なので、保存管理が出来る方向け。
個人的にはコンクルーションの出来の良さこそオススメしたい。これでダメならミントとかユーカリが出るワインは全部スルーした方が良い。
低価格帯カベルネは3000円ぐらいという南アフリカらしい価格とスタンダードな仕上がりなので、南アフリカカベルネを知りたいという教材としてグッド。ただ、それ以上の個性などはあんまりないとも言えるかなと。
プレゼントにも風格そのものは感じさせますが、最近の流行り(南アフリカブーム)などを知っているある程度の識者向け。

というわけで、ボッシュクルーフよりカベルネ、コンクルージョン、エピローグの3点でお届けしました。
老舗なりの実力の高さを彷彿とさせるワイナリだと思いました。
エピローグはあらたなるブーケンハーツになるのか?とも思いますが・・・どうだろ。ブーケンハーツがエルミタージュっぽいのに対してエピローグはロティ系って感じで好みが別れそう。
ともかく、これから市場に出周りが増えたら注目アレ。

そして、何故か楽天では(ヘタすると日本のネットショップで)、てんちょーだけがエピローグだけ売っていたという。
ついでに恐らく同時期に呑んでおり「ボトル差なのか旅のお疲れか、少なくとも三ヶ月前の試飲会で並んでいたワインからは、各方面が絶賛する内容は正直感じ取ることができませんでした。」とかショップなのに書いちゃうの半端ねぇと思うでス。


し、しぶりーん!(cv:本田未央

| 南アフリカ | 18:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ムートンを久々に呑みまして。何だかんだ流石のボルドー一級か・・・ シャトー・ムートン・ロートシルト2006

うぇるかむ!
えー、タイトル通りであります。唐突ですがムートン06です。

2016122920512983b.jpg
シャトー・ムートン・ロートシルト2006
年末の特番の如く、豪華だけど面白くはないのかもしれない・・・・・・

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥(このラベルにおいては-♥?)
天下のムートンでありますネ
もう説明する必要性も感じなくなりつつあります。アーティストラベルの大御所、ムートン・ロスチャイルドなりロッチルドなりロートシルトなりであります・・・・・・
が、何気に当ブログ単品では初登場だったっぽい?(私自身は05、07、08、87、11を呑んだ覚えがあったのだけど・・・このブログ始める前かも)
2016122920514698f.jpg
裏は意外と出回ってない気がしますがこんな具合。

シャトー・ムートン・ロートシルトに関してはあまりに有名ですし各種書籍も出回ってますし、PPなりなんなりいくらでも出て来るので敢えて割愛いたしますが・・・・・・
201612292052168e4.jpg
ラベルは歴代最下位レベルでダサいと思う
漫画描きから見たら憤慨モノな線のタッチだし、このゆるさも自然派ワインの人とかのラベルだったら納得なんですが、天下のムートン様には全くもって似つかわしくないと思います。
とはいえ、中身はムートン。この時期にわざわざ更新している理由はですネ・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
とても美味しいからです
そう、とても美味しいんでス・・・・・・そりゃムートンだからネって言われたらそこまでなんですが、久々にちょっと感動したのでした。

20161229205232f64.jpg
色は透けない濃いクリムゾンレッド。
かなり濃いスタイルだと思います。カリフォルニアぐらいの粘度。
香りに強いカシスと豊かなチョコのフレーバーがあり、実に豪勢なクラレットだと思わせます。
この絶妙に強すぎず決して弱くない、カシスのタッチとミルキーさをも含んだチョコフレーバーはあからさまなほど、まだ熟成が始まってないのかと思わせるものになっています。
ここまでガッツリしたワインだったけ?と思ったぐらいです。
味わいも同様で、どこかココアのようなタッチから入り、カシスのタッチが見事に絡まりつつ、どこか赤い果実や血のような酸が出る生々しいところも実にムートン。
酸味と甘味に赤果実のような(チェリーとかアセロラ)印象をチャーミングに含みつつ、紫果実がベースにあるのはどこかどの年号でも共通して今のところ感じている部分で逆に「すごいなぁ」と唸るモノです(逆にここに良さがなかったりあたらしすぎるのを飲むと物足りない訳でして)。
筋道が王道のクラレットなのであり、その上で可愛さや少しの血のようなタッチが生を感じさせる。
構成が良く出来ており、アフターの長さも貫禄があります。
品と格があり、どこかチャーミングな個性が出ている、まさにNO1アイドル。おまえこそ、真の、シンデレラガール・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5pt)
コスパで測るものではない
まず、値段がショップによってまばらなバックヴィンテージであります。
ネットショップ上で見ると・・・7万近いスタートから14万ぐらいまで幅広く存在しています。
うーん、このクラスをネットで買うのは個人的にあんまりオススメ出来ませんしそりゃ美味しいのは当然であってほしいし・・・・・・。
あんまり熟成感が出ていないムートンとしては、今、呑むにはかなりの出来を感じさせる段階だろうと思うので、その意味では近年のアイテムを買うよりはオススメ。
個人的にも過去呑んだムートンの中では上位に位置づけです(いや、経験めっちゃ少ないですけどネ)
とはいえ、ラベルデザインなぁ・・・・・・うーん・・・・・・

というわけで、ムートン06でした。
最高峰のボルドーを改めて呑んでみると、これだけのヴィンテージが入手出来る(金さえつめば)の段階で新世界としては羨ましいなぁと感じてしまったのは一点あります。
そりゃ新世界各位のが大体の場合で(ナパ・カルトとか除けば)これよりずっと安いのですが、しかし2006ヴィンテージとかがそもそも存在してるのか?の部分で苦戦するものなんですヨ。
そして、その上でムートン2006はとても良く出来ている。クラレットとして比類ない。流石にこれと一緒に現状買える南アフリカクラレット比べたりしたら負けると思う―当然10倍値だけど―。
しかし、たまには身銭をきってこのクラスを呑むチャンスを逃すのは良くないなぁと反省するのでした。

一番安い&高いという条件だけならこんな具合。


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シャトー ムートン ロートシルト 2006
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THE 王道

| フランス | 23:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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土地以上に醸造違いで影響を感じる品。 シリル・アロンソ・ レニエ・シュール・グラニット

うぇるかむ!
実はここ最近、ガメイをやたら呑んでます。
そう、「ガメラー」というワードを流行らせようと一部がしているらしいので、そこに切り込みたく家に今現在数本ガメイが控えているという考え難い状況になっています・・・・・・あわわわわ。
そんななかで、どーしても試しておかねばと思ってたのがコレ。

20161228012148c3b.jpg
シリル・アロンソ・ レニエ・シュール・グラニット
つい最近絶賛したシリル・アロンゾの銘柄ネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(自然派好きなら+♥?)
ついこの間、3つまとめて更新しましたが、そのときに同時には試せなかったアイテムが今回のレニエ版。
所謂宇宙ラベルでありクリュぐらいまで指定されています。
20161228012142923.jpg
裏の日本用の簡素さが潔すぎない?

上述リンクがあるのでシリル・アロンソのPURシリーズについては省きますが、呑んだあとに知ったのですが・・・・・・
単なる畑ちがいでなく、醸造法まで全然違った!
それは樽の熟成期間云々ではなく、このレニエにはセミ・マセラシオン・カルボニックが施されているんですネ(以前書いたヴィラージュとモルゴンはなされていない)。
これは醸造からして根本から違うということでして、発酵時のやりかたがまるで違うのです。セミ・マセラシオン・カルボニックの方が伝統的かつ自然な作り(発酵時にブドウの重みだけでジュースを出したりする)ではありますが同時に地域の伝統ではあるものの醸造法として成熟したアイテムにならないのでは?などなど言われてもいます。
では、シリル・アロンソのこのアイテムの場合は・・・?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(ただし開けたては☓)
開けてたてを如何に超えるかが全てであります
開けたては本当に美味しくありません。
どうにもこのレニエ版、ネット上で見かけないなーと思ってたりしたのですが、そういう扱いの面倒さがあるのかもしれません。
開けたては「大失敗ボトルだったか・・・」と絶望すらしましたが、今の季節なら一日放置でなんとかなります。
最初すぐは硫黄くささが異常で、マジに年間ワーストの部類なんですが、その謎のマスキングが剥がれると面白くなります。
20161228012129a88.jpg
これ終盤戦ネ。基本的に状態がまともになってからの論評です;

色は赤みが多めですがどこかオレンジが入っています。
香りに梅感覚が多めで、それにオレンジ要素が+されている感じ。
バランス感覚でいえば、モルゴン版とは差異がありまして、梅要素・・・つまり熟成したっぽさがこっちの方がヴィンテージは若いのに・・・感じられる部分です。酸味の印象は強くなっています。
味わいにもどこか梅の印象が香り、甘味よりもその部分が強く出ています。
セミ・マセラシオン・カルボニックをしている要素は、軽いタッチや梅感に比べて果実の妙に軽い部分には起因してまして、プロダクトとしては成り立っているとも思います。
自然だからセミ・マセラシオン・カルボニック、ではなく、とれたブドウで判断してそうな感じはする。
マセカボしてる中では異例の熟感で、わざと寝かせたボージョレ・ヌーヴォーとはちょっと近い味わい。
果実要素そのものはヌーボーにも似た木苺に多少バナナ?な部分があるけど、ソレ以上に梅感あるダシっぽさが残るという。
言葉にするとチグハグでありますが、どこか大人子供なキャラクターをしています。橘ありす?

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(ただし扱いは難しい)
正直、シリル・アロンソの中ならピィ版のが同じガメイでもずっと良いです。っていうか、マセラシオン・カルボニックやめてくれといいたい。
20161228012135bf3.jpg

元々彼はセミ・マセラシオン・カルボニックの使い手でありマルセル・ラピエール秘伝なんだろうと思うのですが・・・モルゴン版のがずっと良いと私は思う。
とはいえ、ではこれが悪いのかというと、開けたての硫黄臭さを乗り越せればなかなか見どころのあるアイテムではあるのです。
試しきれてない以上こう言っちゃうのもどーかとは思うけど「和食にあいそうな赤ワイン」ではあるんですヨ。
上手に扱える人ならとても楽しく使えますが、開けて即呑むには適さなかったので万人にはオススメしがたいアイテム(そういう部分で、モルゴンは入荷してるのにこっちは入荷してない所が多いのかも?)

というわけで、シリル・アロンソのレニエ版でした。
ハッキリとモルゴン版の方が上です。それは恐らく醸造の差なんですよネ。
恐らく様、彼も色んな作りをあえて試している真っ最中なんだろうと思います。
ガメイがとりえたマセラシオン・カルボニックという方法、それが今、どう出るのかをみるには悪くないアイテムだと思います・・・・・・
私は、マセラシオン・カルボニックしない方がいい派かなー。

楽天では今回のレニエ版を売っていた形跡すら見かけなかったので、モルゴン版(こっちのがオススメ)をペタリ


子供で大人
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| フランス | 21:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ホモかな?オージーなのにモンテプルチアーノ! デリンクエンテ・バレット・ドジャー

うぇるかむ!
デイリーで定番というと今朝のエコ・バランス・ピノなんかは典型例なんでありますが、もうひとつデイリーで狙っていきたいのが「地ブドウ系」。
イタリアやスペインがこのジャンルでは強いのでありますが、そこをいくなんとオージーでイタリア品種という変り種。
20161226212214739.jpg
デリンクエンテ・バレット・ドジャー2016
ホモのおっさんです

ラベル・ストーリー(最大5pt)

いくら当ブログでもコレは汚い
世の中、汚いラベルはたまにありましたがなんというか生理的にここまで嫌な感じなのも珍しいと思います。
201612262122314ed.jpg
裏は意外とたくさん書いてある。

造り手であるデレインクエンテワイナリーはなんと2013年にグレッグ・グレゴリオ氏が立ち上げたという超新しいワイナリです。
えー、ほぼまんまコピペすると、このワイナリの基本方針は
「リヴァーランドの気候に適応する南イタリアの地ブドウを用い、なるべく人の手を介さない、ナチュラルな作りで、Moderm & Easy Drinkingかつコストパフォーマンスに優れたワインを造る」
というもの。要するに「イタリア品種を自然派ティストに安く作る」です。
なので、ラインナップが日本に入っているものではビアンコ・ダレッサーノ、ネロ・ターヴォラ、ヴェルメンティーノ、そして今回のモンテプルチアーノとなっています。
ただ、自然派らしさがあるかというとちょっと微妙。結構SO2入れてるし、そんな新規ワイナリでビオ・ディナミがちゃんと出来ているかというと疑問がわきます。
さて、そんな新進気鋭の変り種、その実力とは?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
ガブ呑み系!
ホモはせっかち。ガブ呑み系です。じゃぶじゃぶ呑む感じになっています。
本家でたまにある重たさはほぼなく仕上げてあるタイプかな。

色は薄めのパープル寄りレッド。割りと紫っぽいのはブドウそのもののカラーかな?
香りからはベリー系各種のフルーツ感覚が強くあり、比較的ライトであることを伝えています。
紫の果実感は香りからも感じられるものの、ジュースっぽい印象を既に受ける。
そして、味わいもそのまんまジュース系の自然派風。
紫果実をベースとしている果実要素はちょっと珍しいのですが、まぁベリー系のカジュアルな味わいだと言ってよいでしょう。
全体に軽やかで、アタックから割りとスッと入ってくるタイプ。
果実要素そのものはブルーベリーなどが多少強めに全体にあり、しかしそのまま他の要素は感じさせずスッと終わっていくという。
飲みやすさは高く、ガブガブ飲めるでしょう。かなりジュースライクなので、ワインそれほど呑んでない人でも飲めちゃうカクテル寄りな雰囲気かも?カシスリキュール的なネ。
ラベルの雰囲気に比べるとずっとピュアより。ゲテモノ感とかキワモノ感がない。
オカマちゃんキャラですな。私はあんまりその手のタレント好きではないのだけれど・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(珍しさ重視なら+♥)
2300円という価格なので、日本では珍しい「オージーのモンテプルチアーノ」を体験するという意味では大有り。
ある意味では学術的になっている人の方が研究のために使えるかもしれません。
プレゼントには・・・・・・
201612262122448d9.jpg
いやこれは汚すぎるだろ・・・
冗談がわかる人や某所の淫夢ネタがわかる人と呑む為のアイテム。悪いがノンケはNG。どうぞ(cv:KBTIT)

というわけで、ザ・バレッド・ドジャーでした。
ラベルが全く中身と合っていないという珍しい例だったと思います。屈強なホモ感があんまりにもない。内面の可愛さを表現している?う、うーん・・・・・・
面白さ重視の方は是非お試しあれ。

面白いっちゃー面白いラベルだけど?
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すっかり淫夢ネタが浸透してるネット界隈怖い
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| オーストラリア | 22:27 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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人生バランス良くネ。定番デイリーピノらしさ煽るるひと品 エコ・バランス・エミリアーナ・ヴィンヤーズ・ピノ・ビオビオヴァレー

うぇるかむ!
えー、クリスマスも一段落。お正月もあと数日でありますネ。
では正月前の数日感のデイリー向けのピノで。

201612251951225d1.jpg
エコ・バランス・エミリアーナ2015
もしかすると定番にすでにしてる方もいる?

ラベル・ストーリー(最大10pt)
♥♥♥
ラベルはまぁ、安ワインらしい雰囲気そのもの。その中ではカラフルな文字がそこそこ覚えがいいかもしれませんナ。
20161225195140494.jpg
裏は日本用。

書いてのとおり、エミリアーナ・ヴィンヤーズというワイナリなのですが、実のところコンチャ・イ・トロの別レーベル?
ギリサスティファミリーがコンチャ・イ・トロとは別に一族で持っているワイナリなのだとか。


で、その他特徴として「チリ最大級の面積(そりゃコンチャ・イ・トロ系だもんナ)」と「ブドウ畑が大体有機栽培」な事が挙げられており、ピノの畑も2014年には完全有機栽培になっているらしい(認証を何故かピノだけとってなかったっぽい)。
その後は海外の雑誌よりも日本での活躍が強く、いわゆる安旨系ワインとしてワイン王国にもリアルワインガイドにも掲載済み。
生産量は多いので、手に入れやすいアイテムの部類でまさにコノスル対抗馬なピノとなっています。
さて、そんなエコ・バランスなのですがその実力は・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
ドストレートにチャーミング系
凄くストレートなところ、チェリー缶っぽさたっぷりで全てが始まり終わる。ただ、ヘンな要素やそれがまぁ、味になっているのでそこそこだろうという評定に。
20161225195132414.jpg
因みに、エコはアイウエオ作文だったりする。

色はクリアレッド。とにかく明るく透けています。
香りからアメリカンチェリーな缶詰。ほぼほぼ果実が主体で、その他要素が若干感じられても
「この感じ・・・チェリーだネ」
と先立つ印象。
味わいも同様でチェリー要素の強さが支配的であり、チャーミングで、甘味と酸味のバランスはそこそこに良く、アフターまで果実味あふるるフィニッシュ。
オーガニックらしいアイテムではないのですが、果実感の芯はそこそこ屈強ではあるかな。
また、日持ちもまぁまぁ。悪くない程度にはありまして、程よいのではないかと。
甘さだけで押してくる訳ではない点はグッド。
あくまでもストレートに可愛さを打ち出してくるアイテムで、深さはちょっと足りないかな。
久々に、矢澤にこを思い出すのでした。表面的な部分のね。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
なんといっても1000円。ポイントだの何だのついたりすると概ねそれ以下で買えるピノなので、その上では良く出来た方となるかなぁとは。
まさにデイリーアイテムの今の水準にしたいようなワインで、日常アイテムとしてはそこそこいいのではないかと(ちょっと飽きそうなのでケース買い薦めまではいかないかな)。
また、割りと低い温度でも高い温度でも味わいはもちろん変わっちゃうもののダメダメになりづらく、日持ちもまぁまぁします。
サクッとピノっぽいのを楽しむ、というラフさでどうぞ。

というわけで、エミリアーナ・ヴィンヤーズ・エコバランス・ピノ2015でした。
っていうかコレ、2014も私呑んでた覚えがあるのに初更新でちょっと驚きました。それぐらい定番になりつつあるアイテムだったと思うのだけれど・・・・・・
上述のとおり、まさにデイリーアイテム。イベントじゃない時のソシャゲのように楽しんでみてネ。

ぶっちゃけ、買うのは容易いから好きなところでどうぞ。


あざとく芯があるにー。

| チリ | 09:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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今年もターキーの日ですネ?

うぇるかむ!
2016122520305057e.jpg
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大したターキーだ・・・・・・(cv:井上和彦)
えー、当ブログ、毎年恒例のターキーの日です。例年より、一日遅れましたが、本家キリシタン的にもまぁ今が正統なるターキーの日・・・・・・
・・・・・・え、実は25日の日没でクリスマス終わりなの!?

さておき。
今年はデパート内で売っていたターキー3店舗分購入。どれもドラム。チキンなど目にも来れずに、全部違う店で買いました。
お店ごとで味付けが違う。うっかりどれがどこのお店か忘れてしまい大失敗しましたが、スモーキーさが強いお店と、肉っぽさが高いお店とある模様。
やっぱりどこもチキン(鶏もも肉)が圧倒的に優勢で、デパートの惣菜フロアにあるドラムターキーは大体網羅出来てしまう・・・何故だッ!チキンにあんな値段出すよりずっと楽しいやロ!!
そして今もなかなか減らないターキーの物量に「貴様は・・・俺の・・・・・・ッ(cv:井上和彦」と腹いっぱいになりつつ更新を終えるのでした。

p.s:他で書く機会がないので、新しくグラスが増えましたのでご紹介。
2016122520552416e.jpg
→の子です。ツヴィーゼルのピュア・ボージョレ。2000円ちょいで買えます。
実はイヴは昔の学友とパーリーしてまして、そのときに相手方にワイングラスがないだろうと思い急遽買ったモノです。
少し縦に長い作りになってるシリーズでボージョレというだけに軽めのワイン向けのモデルとされています。
ステムの高さがあってないのでわかりづらいですが、←の木村硝子サヴァと比べると実はボウルそのものは全体では小さく、またすぼまっている部分の角度がとても急になっているのが特徴。最大口径部分はサヴァより大きいものの、すぐにしぼむデザインが独特(それでもサヴァの方が口に当たる部分の口径は小さかったりします)
ステム(持ち手)が長く太く、ちょっと最近のテイスティンググラス寄りではあるもののそれらよりはずっと大きい。
ツヴィーゼルらしい屈強で頑丈そうな重たさとどっしり感で、長く保ってくれるといいなぁ。
わりと変わった形なので、色々試したく思ってまス。

ターキーは力だッ!


格好良さがあるデザインだと思うのでス。丸い部分からシュッっと斜めに一気にかけぬける感じが


| コラム | 21:23 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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クリスマス爆発しろ! オー・ボン・クリマ・ニュイブランシュ・レリヴァント2012

うぇるかむ!
クリスマスにヲタク達は叫びます。
「クリスマスリア充爆発しろ!」「クリスマス中止してくれー」今年も大体そんな感じの傾向を見ます。
当ブログもオタクDEワインでありまして・・・・・・クリスマス爆発しろ!なアイテムで更新しようかと。

20161224120249d1f.jpg
オー・ボン・クリマ・ニュイブランシュ・レリヴァント2012
ジム・クレネデンやネ!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
オー・ボン・クリマ(ABC)の作りる4つのトップキュベのうちのひとつであります。
カリフォルニアにおいては相当の有名筋ですネ。が、私、確か来日イベントにも行ってたと思うんだけど、過去記事がイマイチ見つからなかった・・・あれ、おっかしぃなぁ・・・・・・

201612241203082d0.jpg
エノテカ仕入れかと思ってたらジャルックスみたい。

説明不要、もじゃもじゃおじさんことジム・クレネデンのトップキュベとされるアイテムのうちの一つですネ。
(あとはヒルデガード、イザベラ、ノックスアレキサンダー)
このニュイ・ブランシュは「眠れない夜」という意味で、評論家大嫌いにジムがなっていた時代に作った代物。
クリスマスの事かッ!?リア充のクリスマスの事なのかオォォンン!?
爆発させてるのはまさに「パーカー爆発しろ!」という呪詛なのかしら?(と、言いつつ実はPP90点前半をウロウロしてたりする)。
また、爆発してる真ん中の文字は毎年異なり、今回はレリヴァント。妥当とか関連とかそういう意味です。
クリスマスのことか!?クリスマスに聖闘士星矢じゃないのは適応ってことか!?
そして、中身に関してはなんとビエンナシッド・ヴィンヤードのKブロック90%、自社畑(最近別名義で始めたよネ)のから10%という構成だとか。
さて、そんなオー・ボン・クリマの白なんですがこれがですな・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
爆発的な濃さ!
そうだよねオー・ボン・クリマって割りとスタイルとしてマッチョなんだよネーと思い出したものであります。激重たい白。
201612241203244e9.jpg
色は強くイエロー。かなり濃いカラーリングだと思います。
香りに非常に強くナッツやバターがガツガツと香ります。
味わいもまさにガッツリシャルドネってありまして、まったりとした質感とボインボインなボディ感!
といった中で、このワインがビエンナシッドらしさを持つのは更に酸と塩もちゃんとしっかりしているから。
まったりしたままかと思いきや、ガッツリとグレープフルーツの酸と塩っ辛さが爆発的。
アフターも迫力がある長さでマッチョ系の極み。
グラマラス!プレイボーイ!ヤッホゥ!とムッチリしつつ、下品にはなりすぎていない加減がまま良いかと。
全体の構成が綺麗とはいえなかったりするのですが、濃い白派には充分に薦められる気がします。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(濃いタイプ好きなら+♥)
今やセントラルコーストのシャルドネも珍しくはなくなっており、また色んな国が作っている中で4500~5000円という価格ですし、個性はあるものの、まぁカリシャルかなーという域なので以前のイザベラなどに感じた程のコスパを今回は感じなかったり。
そう、ニックネームの通り「レリヴァント」なアイテムになっています。
ただ、見た目はわかりやすく派手ですし、色々と名前やABCをひっかけながら出す分にはプレゼントにも出来るでしょう。
意外なほど典型的なカリフォルニアシャルドネの部類なので、そういう確認がしたい人にもいいのかな。

というわけで、オー・ボン・クリマよりニュイ・ブランシュ2012でした。
やっぱりここはブルーラベルに関しては「トップキュベの部類としては安いのだけど、大満足!にはならないコスパ寄りワイナリ?」という感じがしちゃうなぁ。
安定感がある点は楽しいですネ。相変わらずの印象でありました。

価格が意外とショップで違うから、好きなところで。また、2013年に移行してるところも多いのでヴィンテージは確認を。


アメリカのダイナミズム

| アメリカ | 13:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ヴォルヴィックが水道水で出る土地の、見事な造り込みのイタリアファンにオススメなガメイ・ドーヴェエルニュ! ステファン・ボンジャン・コート・ドーヴェルニュ・シャトーゲイ・エルヴェ・アン・フュ・ド・シェーヌ2011

うぇるかむ!
ここの所、泡を集中的にやってました当ブログ。
が、実は最近紹介したいのはむしろガメイです。っていうか、ガメイで美味しいのを作ってる人達。
これはその中でもかなりヤばかったアイテム。

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ステファン・ボンジャン・コート・ドーヴェルニュ・シャトーゲイ・エルヴェ・アン・フュ・ド・シェーヌ2011
名前なげぇッス!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
下の方のドーベリュニュとかシャトーゲイ(シャトー・ゲとするところも多い)という村の名前がなんかホモホモしかったりするのが残念で余計。赤い文字列とハートマークに抜きで葉っぱを象っている黒文字以外の部分は雰囲気良いと思う。黒文字が余計(念のため二回いいました)
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裏ラベルというより横に長いタイプ。念のため3回いいたいぐらいこっちでまとめていいんじゃない?と思う。

造り手のステファン・ボンジャンはこのガメイ・ドーヴェエルニュという日本での入荷どころか恐らく現地でも地酒として飲まれているであろう品種の数少ない造り手。
超カンタンに言うとガメイ・ドーヴェエルニュとは、ドーヴェエルニュ地区で作ってるガメイだヨ。ってなものでクローンが違うんだろうとは思いますが基本はガメイです。
むしろ、ボージョレとの違いは「花崗岩土壌」であることを誇っているボージョレと違い、「火成岩質」の土壌。つまり火山付近の土壌。
なにせ、Volvicが水道水として出るぐらい近いというのがステファン・ボンシャンのワイナリなぐらいで、状況としてはシチリア火山が近いエトナなどの方が似ていそうです。
樹齢100年のガメイ・ドーヴェルニュを100%使用し、トロンセ産の新樽にて44か月の長期熟成・・・というのが公式データ。
ガメイをふっつーに4年近く新樽熟成させているという訳。
評価誌とかに載ってる様子もなく、地酒オブ地酒みたいなアイテムなのですが、それって旨いの?

香り・味わい(最大5pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥(酸味が強いのがダメでなければ)
イタリアファンにオススメしたい、うめー酸味と甘味!
いや、これは美味しい!酸味の力強いガメイの個性を新樽で上手にまろやかにまとめて美味しいアイテムになっています。
品種個性がめちゃくちゃ強いく、すっぱみが高いんだろうと思います。ソレを樽でまるっと仕上げているのは造り手が上手だという事です。

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藤岡弘もタッチしてしまうで。生命力を感じる・・・ッ!

色は薄みなレッドで朱色に近くもあります。
香りにオレンジ、梅、ダージリン(アールグレイ的でなく個別だと思う)、チェリー、土っぽさや青さといったガメイの雰囲気を備えつつミルク感が全体をまとめています。
旨いこと個々で強い個性をミルキーさが良くまとめあげていて、一本のケーキとして完成されている印象。
オレンジタルトとミルク紅茶、という感じ。オレンジがフレーバー的でなく個別で確立している程強いのが個性ですネ。
味わいは更に樽の使い方が上手なのがわかります。詳細調べなくても新樽使っているんだろうなっていうのがハッキリしている。
上述の香りの要素から、更に舌に乗せると酸味が強くあり、フレッシュなオレンジなど柑橘感がアタックからびんびん物語。
それから青さや土っぽさ、こなれてくると紅茶のタニックさ、更に岩塩なミネラル感も出るのですが、その後でミルク感がサッと出てきます。
この加減が良くて、口当たりも割りと中庸で悪くない。
アフターはバレンシアオレンジのような酸味が長く残ります。
中間でミルキーさがキッチリ出ていることで、酸の残り方が後引きが良い!
料理との相性も大体良さそうな気がしちゃいます。そういう酸の出です。
総じてドラマがある作りになっていて、ガメイ・ドーヴェエルニュが凄いのかこの造り手のプロデュース力なのか・・・・・・
個性がしっかりしつつ、まとめあげている品位の良さと複雑さはシチリアのエトナにやはり近いと思います(土壌効果だとしたら、わかりやすいナ)。
キッとした委員長系のキャラがデレてくる感じ。それも作りがしっかりした人。
アタックの辛辣さから優しく転じるのは日本橋ヨヲコ作品の素直さに近い。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(酸味が強いの苦手でなければ)
今月のランキングやってたら間違いなくベストコスパ!
この個性バッチシな楽しませてくれる質感の物語性、開けたてから割りと飲める使いやすさ、それでいて3300円は驚愕のアイテムです。
同じ価格のブルゴーニュ全般と戦う、というよりはエトナ初めとする地ブドウとの戦いです。
そして、私はこういう突出しつつ作品として作り上げているワインが大好きなので評価もめちゃくちゃ高くなります。これ、現地のガイドとかアドヴォケイト無視してるとしたら相当アホやで?
プレゼントには・・・うーん、ハートマークたくさんついてる点でなんとかなるかなぁ?
どちらかというと、ブラインド会で驚愕して欲しいですし、常日頃あっていいタイプのワインだと思います。

というわけで、ステファンボンジャン・コート・ドーヴェルニュ・シャトーゲイ・エルヴェ・アン・フュ・ド・シェーヌ2011でした。
正直、ここ最近の泡特集で使ったお金をこっちに換金して欲しいぐらい。
個人的にかなりドツボでした。エトナや南アフリカに初めて感動した時を思い出したヨ。
何度もエトナエトナと書いてますが、火山周辺という類似性が私みたいなテロワール尊重してない奴でも感じられる。
是非お試しあれ、これはびっくりしますヨ。

ボージョレのガメイともまた違う個性が赫奕たる感じさせ方で、この値段。



「嫌だなぁ・・・って思う事そのままにしてたら、魂が腐るから」
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極東学園天国(1)新装版 [ 日本橋ヨヲコ ]
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| フランス | 23:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ドン・ペリニョンに91%似ている?そんなバカな?なカバ。 マルケス・デ・モニストロル(マス・デ・モニストロル)エスペシャル・ブリュット2013

うぇるかむ!
安い泡特集はとりあえずコレで〆にしたいと思ってます・・・というのも、まぁ買って呑んでる以上、悔しいから更新したいという。

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マルケス・デ・モニストロル(マス・デ・モニストロル?)セレクション・エスペシャル2013
スペインカバであります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルそのものは・・・・・・う、うーむ、ダサい部類かなーと。全体の構成がダサい。ちょっと残念さがありますネ。
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裏はこのアイテム用に日本仕様です。

造り手であるマス・デ・モニストロルは700年間活動してきた修道院修道僧が起源の9世紀のが発端とされているんだとか。
契約農家からブドウを買っているNM的なワイナリであり、エノロゴが科学的な検証の末上位であるマス・デ・モニストロルが約70万本、選ばれなかったマルケス・デ・モニストロルは約4000万本の生産量というカバとしてはデカいボデガとなっています。
で、今回は綴り的にマルケス側な訳なんですけど、各種ショップではこれをマス側として出してる節があるしそもそも70万もつくられてるのは量産品だと言わざるを得ないわけですが、ショップにおいては
「ドン・ペリニョンと91%似ていると科学的データがあります!」
とたかだかに高級スーパーで稲葉インポーターさんがおいているアイテムであります。
・・・・・・なんだか、色々怪しいとしか言いようがないんですけど、今回の安い泡探訪の上で、試してみたのでした。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
悪い意味で似ているなぁ・・・
思ったより、酸味の部分は似ていると思いました。それは、モエ・シャンドンとかドン・ペリニョンにある「ヘンに度胸のある酸味」とでも言うべきところで・・・・・・個性っちゃー個性だし、9%も違ったら全然別物じゃないか、サイゲのガチャのSRが当たる確立とおんなじやんけ!と思っていたら想定よりは似てました。ただし、あんまり良い方向性でなく。
20161222231057919.jpg
色は黄緑寄り。中庸なカラーと泡。
香りにカバにしては酸味が多く出ています。ヨーグルトっぽさ、ランチ味?とでもいいたげなポテトチップス感が少々。
全体に複雑ではないものの、なるほどシャンパーニュに似せている感はあったり。それぐらい、カバっぽいティストとはいえない。
味わいもアタックから酸味は目立ちます。で、このヨーグルトっぽい酸味具合は確かにドン・ペリニョンの新モノに似ています。
が、そこから先はあまりチョコっぽさがなく、あくまでもヨーグルトにグレープフルーツをのっけたような印象なんですよネ。
酸味が強くできている部分は、擬似シャンパーニュとしては優れているポイントかも?と思いましたが・・・・・・ただ、それらがどこか残りすぎる印象もありまして。
シャンパーニュをなぞろうという気はわかるんですが、どこかオタサーの姫的なキャラになっちゃってると思う訳。
なんか狙いすぎ、 かつちやほやされすぎて天狗になっているふつーの女の子感。どこか気取ってるけど美人になりきれない感じ。
ドン・ペリニョンの悪い部分ってヘンな酸味の目立ち方(とても悪い言い方でXXみたいとか言う人がいる)だと思うのだけど、それは抽出されている感じ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
ドン・ペリニョンと9%も違ったらそれは全然違うよなーと広告の残念さには辟易としますが、まぁ価格は1500円ぐらいなのでそれならデイリーとしては充分。
残念なシャンパーニュのエントリークラスに4000~5000円以上出すぐらいなら、これの方が中身では上だとは思います。
これ、一応2013というヴィンテージアイテムだしネ。
とはいえ、ラベルのダサめさと所詮は安旨カバということで、デイリーの域を出ないアイテムではあります。
常に泡ワイン(スパークリングワイン)を手元におきたい!のであればアリな感じ。
案外とシャンパーニュに近いかな?とは思わせてくれたので、その点では「カバのベーシック」としてテイスティングするのは向かないかな。
結構味が残るので食前よりは多少入ってからのがいいかも。

というわけで、モニストルの最下層でありました。
これまた悪くないけど良くもなく、まぁ値段でみればいっかなー・・・・・・というアイテムであったかと。
この度、低価格でシャンパーニュ気分になれる美味しいクリスマス向けのアイテムを探しておりまして、ここ数日連続で泡で更新してたのですが・・・・・・
予想外に難しかったし、正直テンション下がってました
これはフランスが~~とかでなく、色んな地域において、松竹梅なら竹なんだけど1か0なら0寄りな感じとでもいいましょうか。
どの価格も安定してるジャンルかな?と思っていたのですが、改めます。
3000円アンダーの泡はむしろ魔境です
高い酒だなぁと言わざるを得ない!安い泡はかなりの吟味を必要とするジャンルだなぁとしみじみしてしまうのでした。

なるほど値段はまぁまぁ。どこでも買える感あるし。


ソウダネ、オタサーの姫には恋できないヨ

| スペイン | 23:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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辛口ブリュットの元祖と言われるド大手、その低価格の実力や如何に? ポメリー・ブリュット・ロワイヤル

うぇるかむ!
昨日は特典だけのせた記事をあげました。さて、記事として起こしていきたいと思います。

20161220120233cc1.jpg
ポメリー・ブリュット・ロワイヤルNV
ド大手なポメリーの最下層アイテムです。
ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルそのものは可不可ない感じだよなぁーと思います。濃い紺色を基調としたデザインに別にこだわりなさそうなクラシカルなスタイル。
20161220120246dc8.jpg
裏も特別何かあるでもなし。今回は並行品ですネ。

造り手であるポメリーは「当時は甘口だらけだった中、辛口のシャンパーニュを生み出したマダム・ポメリーによる元祖辛口シャンパーニュ」という触れ込みで伝わっているド大手。
私なんぞが説明するまでもなく、公式も凝っている訳ですヨ。
実績のある大手ワイナリという「元祖様」の割に、日本での人気は「大手より安旨なシャンパーニュ」という大手なのに謎のポジションで書かれたりもするように地味であったりします。
そこで最近では「瓶から飲める、またはストローで呑んだっていいゼ!」というPOPや
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ポメリー POP(ポップ) 200ml (ワイン) 【05P03Dec16】 【wineday】
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氷を入れてもイイゼ!というブルースカイ
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ポメリー ロワイヤル・ブルースカイ
価格:9234円(税込、送料別) (2016/12/21時点)



更にはシャンパーニュ市場初の「四季を取り入れた4つの季節限定キュベ」などまで出しています。



そこまでやっていて、ポール・ボシュース主催のコンテストでも採用されてたりするのですが・・・・・・何故か地味さが拭えない。
ある意味、評論家に愛されてはこなかったワイナリだったのかも?
または、辛口の元祖ではあるものの、他が更に美味しく作っているということかしらん?
さておき、そんなポメリーにおけるエントリーアイテムがこのブリュット・ロワイヤルです。
シャンパーニュで使える3品種が大体均等に入っているいわば「シャンパーニュスタンダードモデルの定番」と言えるタイプ。
つまり典型的?では早速。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
思ったよりはコッテリ寄り
もっと薄みなスタイルなのか思ったら、ずっと強めのスタイルでした。ギリギリ♥♥♥♥♥♥♥としてるのは個人的な好みかもしれませんが、まぁ低価格の薄みなシャンパーニュってイマイチだと私思ってますし・・・・・・

20161220120256979.jpg
色はあまり濃くはなく黄緑系。泡は割りとしっかりしてる部類だと思います。繊細ではないけど、強すぎず弱すぎず。
香りもバランサー寄りな柑橘と杏感のミックス。ただ、酸がそれほど香りから見えてこないのはある意味特徴?
シャンパーニュって割りと、酸味を香りからは強く受け取る事があると思うのですが、杏系の甘い香りも中庸にあります。
味わいもどっちかというと濃いティストにまとまっていまして、アタックから杏感やキャラメルのタッチが出ています。
そういう所がシャンパーニュらしからぬ所なのかも?
とはいえ、フランチャコルタや他国のシャンパーニュ製法な泡に比べるとずっと大人しいのですが・・・・・・
意外とこってりとしたスタートから、アフターはそこそこに綺麗に酸味と甘味を両方残しつつフィニッシュします。
このアフター感はまさにシャンパーニュ的でほのかなチョコと酸味と甘味を備えた柑橘果実の雰囲気で口を満たすという。
パワーにちょっと振ったバランス型な作りなのかなーと思います。6:4ぐらいのバランス感覚?
シャンパーニュらしさはアフターにこそ如実なものの、最初の具合は結構強くて驚くかもしれませんネ。
意外な程、カリフォルニア泡の方がシャンパーニュの上位よりも似ている。
伝統生産者らしいし薄みでキリッとしてるのかなーと思ってたら、割りと甘さが残るグラマラスさ。
ほどほどボディが豊満なボブ・ショートキャラ。定番な外見ながら少し濃厚。
個人的にはボディがボインな感じ(?)の方が好きなのでこれぐらいなら丁度よかったり。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
並行と正規で大きく値段が違うのは他のシャンパーニュとおんなじ。
正規より並行の方が同じお店でも安いという。





なのでお買元ものさいは注意ネ。
あんまり気にする人も少ないだろうとは思うけど、1500円の差が出るという・・・
定番ド大手さんのシャンパーニュとしてはまぁまぁの出来栄え。
他が5000円ぐらいしがちな中ではまずまずの選択肢かもですネ。

という訳で、ポメリーのブリュットロワイヤルでした。
大手エントリの中では濃い目でそこそこの出来栄えのように感じました。
ただまぁ、スタンダードな域を出ないアイテムだなぁとも・・・凄く普通に飲めちゃう、そんな感じ。

デレステの今年のクリスマスグッズ、そういえば何故か青づくしだったなぁ。流行ってるの?

| フランス | 05:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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元JALでも買えたヴァンムスー。低価格泡の甘さ。 モンパルナス・ブリュット

うぇるかむ!
クリスマスに備え、シャンパーニュなどあれこれやってきた中でふと「ヴァンムスー(安いフランスの泡)」ってどうなの?
と、思いまして何となく買いをしてみました。

20161220133334906.jpg
モンテパルナス・ブリュット・ヴァンムスー。
正確には売れ残りのシャンパーニュガチャを多分コレ出て来るんだろうなぁと思いつつ買ったんですがネ・・・・・・

ラベル・ストーリー(最大5pt)

ラベルからして安っぽい感はいなめず。見事に雑です。
何故かって?フォントの統一感のなさや横線の異様に多い雑多さ、カラーのこだわりのなさなどなどです。典型的と言ってしまえるダサデザイン。

20161220133341007.jpg
実はエノテカ仕入れだったりするんですけど、今は取り扱ってないっぽい?

内容に関してもCFGVというグループが作っているらしいのですが、本家エノテカでも解説が既になく、ユニ・ブラン100%であることと、JALがマイレージポイントの交換アイテムにしていた事ぐらいしか日本内ではわからないっぽい状態。
モンパルナス大通りの名前がついてますけど、その付近で作ってる?とも思えないし・・・・・・
という、何とも安いアイテムらしい素性なのですが、メイクミラクルはあるのでしょうか?

香り・味わい(最大5pt)
♥♥♥♥♥(甘いほうが良いなら+♥?)
異様なほど甘い
あ、あまい、甘すぎる・・・・・・ブリュットのつもりで飲むと甘さが目立ちます。リースリングで作ってたりするものも甘さを感じる事が多いのですが、印象がもっと甘い感。

20161220133347fb1.jpg
色は黄緑だけど少し濃い目、泡はかなり弱い部類。開けたてで線一本はツラみ・・・・・・
香りに駄菓子チックな柑橘とあんず飴。この段階であまっぽく、またどこかチープさがあったり。
味わいもとりあえずアタックから甘い。
酸味はとても低いながらヨーグルトはあるにはある?程度のタッチで概ね甘さが支配的です。
何とも駄菓子な印象が拭えないまま、アフターもベタつき感がある感じ。
泡が弱いのもあって、どっちかというと甘口の白ワインを飲んでいる感覚ですネ。
甘すぎるカクテルなれした大学生とかにはウケてはくれそうな感じ。ワインマニアが好んで呑むアイテムにはあらずかなーと。
媚うっても可愛くないものは可愛くない。そんな素体の悪さを如実に感じる・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥(甘いのを求めるなら+♥)
2200円ぐらいのアイテムなのですが、他国泡呑んだりした方がヨッポド良いでしょう。
余程の甘党であれば話は別なんだろうと思いますが個人的には今年呑んだ泡の中でもキツいぶるいでありました・・・・・・
デザート向けだろうと思います。食前に甘いの呑む質の人は食前でもいけるんかしら?という。

というわけで、モンパルナス・ブリュットでした。
クリスマス向けに何か家庭的な範囲でイける泡を・・・とフランスの中でチェックしてみているのですが、正直MCCやカリフォルニア泡やイタリア買った方が良いケースのが多くないか?と頭を悩ませます。
何より、低価格のフランスにクリスマスを華やかにさせるだけのラベル力と雰囲気がなく、ならモエ・シャンドンの限定ラベル(お値段変わらず)でいいんじゃないか?とすら。
泡は大当たりも少ないけどハズレもあんまりない・・・と思ってましたが、もうちょっと考えものですネ。

なんと本家ENOTECAやJALではもう買えない。打ち切ったのなら判断として正しい気がする


セーラー服なら可愛いってものでも、ない。

| フランス | 14:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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タイユヴァンオンリスト・・・なものの地味めなシャンパーニュ。 ムタールよりシャン・ペルセンとプレステージ

うぇるかむ!
シャンパーニュの中でも比較的買いやすい値段のアイテムを中心にちょっと更新してますが、今回もその流れ。
タイトルどおり、ちょい地味めなアイテムを

2016121814241366a.jpg
ムタールよりシャン・ペルセン

20161218142445c09.jpg
プレスティージ
の2つを紹介であります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルがこれでもか!というほど地味で本当に可もなく不可もない感じ・・・・・・だから、元々はENOTECAであったハズなのに輸入がなされなくなったんじゃーないかと私は思っちゃうかなぁ。

造り手は起源は1642年まで遡れるという老舗・・・なもののバール地区の小規模メゾンとして収まっているんだそうな。
タイユヴァンでのオンリストやPPが90点前後だよーというのが最大の目玉、という多少評価を受けてはいますけど地味&地味。
ソレ以外の情報だと、コールドセッティング法というポル・ロジェ辺りと近しい業前を使っているみたいなのですが、今回のワイン達に使われてるかは不明。
それぞれ特徴は

シャン・ペルセン
シャルドネ100%。ブランド・ブラン。なんでも発酵時はステンレスタンクオンリーらしい。

プレスティージ
ピノとシャルドネ半々ぐらい。こちらは普通オブ普通・・・・・・

と、なんだかあんまり書く事もなかったりする(その上、写真をうっかりあんまりとらなかった)のですが、さてさてその実力は・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
両方共:♥♥♥♥♥♥
じ、地味だな・・・
なんといいますか、味まで地味目だったりします。
ラベルと味は、直結する。
それぞれに何気に飲み比べるとちゃんと個性があってわかりやすかったりするんですが、スタンダードの域にとどまるアイテムです。
シャン・ペルセン
2016121814243088f.jpg
色はクリアな黄緑系。
香りに柑橘が満々に出ていまして、ミルキー要素やチョコ感などはほぼ感じなかったりします。
ただ、グレープフルーツ感覚の強さはなるほどシャンパーニュ。そう、果実部分だけ搾り取りました!みたいな感じなんですヨ。
味わいも同様で、クリアにできています。
果実感が圧倒的に強く、それも酸味とスッキリさに全ぶり。とはいえ、細かくはシャンパーニュっぽい作りのバタ感などは存在します。
あっさりさが個人的には逆に良いんじゃないかとも思うんですが、余韻としては短い。
まさに食前なアイテムだと思います、サラッと飲むのにちょうどいい。前菜感がすごくあるアイテム。

プレスティージ
201612181425014be.jpg
色は上述アイテムに比べると色がゴールド寄りだったり。
香りにもずっと樽っぽさが出ており――とはいえそれでも控えめだと思う――そこに柑橘が乗ってきます。
非常にシンプルなパンとグレープフルーツ。その構造のままに可不可なく仕上がっているのがこのワイナリなのかな。
全体にサクッとはしています。泡立ちはそこそこであるし、パン要素と柑橘のタッチ、ほのかな杏やチョコ、あっさりめなフィニッシュ。
複雑ではなく、ポンっとシャンパーニュの要素が置いてある感触。
とても無難に、しかし普通に仕上がってまして、バランスが良いとも言えるしやっぱりふっつーとも・・・?
コンパクトにまとまっていすぎる感じかしら。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥
値段を個人的に1000円ほど勘違いしてまして、3980&4980とあんまり安くもなかったのでした・・・・・・
う、うーむ?
まとまりは悪くないのですが、正直地味さの方が感じられるどこかセンチな泡な気がします。
こう、全体に、やって欲しい感じが少ない。購入ポイントがピンッと張ってない印象が多いかも。
201612181427026eb.jpg
実はこのワイナリ、シャブリとかも手がけているらしいのですが、それは更に甘味が多くて「?」となってた感じで割愛。
なんだろう、すごく悪くなく良くもない・・・・・・

というわけで、ムタールより二品でやりましたん。
可不可ないアイテムでこのぐらいの値段がしちゃうのがシャンパーニュ低価格なのかなぁと改めて感じたところがあるかな。
ある一定レベル呑んでる人達がクレマンや他国を探す理由がちょっとわからなくもない・・・・・・
安旨シャンパーニュ探しの難しさを感じてしまう今日このごろなのでありました。

ついでにコレ、イオンリカー系で今は仕入れているようで、楽天では売ってません。オーノーだズラ。


地味だ・・・

| フランス | 23:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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予告:今夜もシャンパーニュで更新でス。

うぇるかむ!
更新頻度あげるヨーといいつつ全然あげられてない!
ま、まぁ・・・昨日はブーケンハーツクルーフの購入が出来なくてヤケてたのですがOTL
というわけで、

2016121814241366a.jpg
20161218142445c09.jpg
今夜はこちらで更新予定ですー。乞うご期待?

また売り切れてたヨ・・・・・・

| フランス | 10:14 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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とってもそこそこでそこそこなそこそこシャンパーニュ。ポール・エラルド・ブランド・ノワール・ブリュット

うぇるかむ!
えー、予告通り、泡をやりたいなぁと思いまして・・・実は昨日はジオリスの他にもうひとつだけ呑んでました。

20161218142309e40.jpg
ポール・エラルド・ブランド・ノワール・ブリュット
いわゆる安泡です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥
ラベルが若干安っぽいよーな、普通なよーな微妙な具合。ただ、細かく言えばフォントのバラけ方と色合いのダサみなどから安っぽさが拭えない気がします。
デザインとしてちょっと雑多。
20161218142319777.jpg
正直、細かいデータといいますか来歴がこの裏ラベルで事足りる感じでして、ソレ以上に書くことがないのです・・・・・・
それぐらい、まぁ、色々足らない感じなんですが、クリスマス間近にはやっぱりシャンパーニュのネタでもあったほうが良いのかなぁと思ったのでした。
さて、その内容というと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
そこそこ
これが本当にそこそこで、シャルドネを入れてない分田舎っぽさがあるのかな?みたいなアフターであったりするんですが、それがまぁ逆に面白いのかなーとも。

色は黄色さが多くそれなりに強めのカラー。泡は中庸。
香りにそこそこの杏っぽさ。柑橘よりもオレンジ系の果実の印象がおおきいです。
ただ、チョコっぽさとかは弱めで微量となってます。
味わいもとてつもなくそこそこ。上述の通りの杏を主体とした果実っぽさとそれなりの酸味。
爽やかさとか高級感はなく、ボテッとした果実感とバタ感。
アフターにも甘味が残るフィニッシュで全体にはベタっとしています。
ただ、それはそれで案外とタフさが感じられて田舎っぽく悪くない要素でもあったり。
洗練としてないシャンパーニュで、卓越した技量とかそういうのは全然感じません。
体験コーナーで作った感のある、自前の工芸品チックなアイテム。なんというか、まぁいっかー的な具合がある。
むしろクリスマスのコッテリした料理に寄り添うタイプかな。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥(シャンパーニュとしてみたら+♥?)
3000円ちょいという所謂「安旨シャンパーニュ」のジャンルです。
シャンパーニュという名前で3000円ちょいなら最悪にはならないのです。何故って最低価格帯に近いからネ(セール除けば2000円ちょいがシャンパーニュの最低価格帯だったろうと思う)
ただ、どっちかというとクレマンとか寄りな部分もありまして、泡全体で見れば大したコスパではあらず。シャンパーニュにこだわらないなら他国どころかクレマン買ったほうがいいですネ。
あくまでも「シャンパーニュ」というのが大事でありそこで値段を語らないといけないかなーと。
プレゼントボックスがあれば、ギリギリでクリスマスにもOKでしょう。ブラインドした方が弱そうなスタイルではあるかも。

というわけで、ポール・エラルド・ブランド・ノワール・ブリュットNVでした。
もうちょっと良い評価だそうかとも思ってたのですが、なんだかんだ「・・・びみょー?」となっちゃう辺りが結局ヴぃのやまなのであった。
日常泡としてのポジションだろうとは思いますが、クリスマスでコレにするなら家庭料理っぽさ全快でOKだろうとも思う。
マニア筋には薦められないけど、まぁ泡としては次第点?

なんかなよっとした文章になってしまった。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ポール・エラルド・ブラン・ド・ノワール・ブリュット
価格:3218円(税込、送料別) (2016/12/18時点)



それとなくダサかわいい感じ?

| フランス | 22:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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久々のホーククレストで酔っ払ってた件について ~年内の更新予定~

うぇるかむ!
バリバリ更新する!と行っておきながら昨日はそのまま寝てしまったので簡易更新であります。

2016121810062699a.jpg
久々に呑んだホーククレスト・レイクカウンティ2008がやっぱり良かった!
いやぁ、昨日の更新したアイテムの後「えええい!これじゃ眠れん!!良いカリフォルニアが呑みたいんじゃあああ」となんとビックカメラでヤケ買いして即呑みしたわけですが・・・・・・
相変わらずキレの良い加減で、余計なゴテゴテさとかないシンプルさ、テーブルワイン的で料理が欲しい所があるけど08年という年月分らしいほのかな旨み。
で、2000円。ド大手で08年ヴィンテージ。これぞコスパ。

さておき、今年もあと半月きっちゃってますので今年の予定を

・↑のワインも恐らく出て来るであろう年末アワード、クリスマス過ぎにしたいなぁと思ってます。
・クリスマスまで・・・来週水曜日ぐらいまでかな・・・なるべく泡のストック(とりあえず2回は出来る)で更新したいと思ってます。
・実はやりたいネタが一本あるんですけど、微妙に寝過ごしまくってて出来ず。猛省。
・今年更新しようと思ってできてないのはぞくぞくやりたい!

というわけで、ラストスパートもよろしくネ。


| アメリカ | 10:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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造り手の実力を如実に感じてしまう・・・うーむ。 ジオリスよりメルロ2013とピノ2013

うぇるかむ!
23:25という時間に焦っているので、ちょっとザクザクーっと更新出来るのを
(最近微妙にヘタれた更新速度なので、クリスマスぐらいまではダダダーッとやりたいですネ!)

20161217225517250.jpg
ジオリスよりメルロ2013とピノ2013
久々ですねココ・・・・・・

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
以前にも呑んだ覚えがあったんですが、うちで取り扱いは初?2011年とかも呑んだよーな覚えがあります。
カリフォルニアはモントレーのワイナリだものネ。チェックはしてるのヨ。

20161217225456e4f.jpg
20161217225510542.jpg
はい、久々に見たら裏ラベルのデータが異様にコッテリ作ってありました(そこは感心するけど味の表とかはダサく裏ラベル現地でないのかなーとか思っちゃう)。

で、それぞれピノがロマネ・コンティクローンでメルロがペトリュス・クローンなんだそうな(なんかインポーターサイトみると苗木をもらったって書いてあるんだけど、ただのクローン番号が同じだけなんじゃないの?)
醸造家はボルドー右岸のネナンとかオリヴィエで働いてたダミアンという方。それも2000年からずっとやってるみたい。
さておき、個人的には一押し産地であるセントラルコーストのアイテムのそれも2013年という良い年な訳ですが果たして?

香り・味わい(最大10pt)
両方共:♥♥♥♥♥♥
モントレーを水で薄めたみたい
最近アナベラでも更新しましたが、「どこかそれっぽい部分はあるけど、全体に薄い」ようなアイテムです。
メルロらしさやモントレーっぽい質感部分はあるんですけど、ピノに至っては悪い意味でモントレーっぽい。

メルロ
2016121722545088a.jpg
以前からラベルが大幅に変更になったっぽい。なんか安っぽさあがってません?(チリの安いやつみたい)

抜栓は昨日で、造り手が来てたんだそうな。
色は強くクリムゾンレッド。年数経過感は0。
香りに強いバニラカフェオレで、それ以外の要素をあまり感じません。果実要素もバニラで包んでる印象。
味わいも全体にしっかりどっしり・・・・・・してるとおもいきやアフターが異様にスカスカル。
口当たりはあまり重たい訳でないのに、アタックからカフェオレ系でくるんですけど、そこから果実感が出たり酸味がキリッとしたり塩っぽさが聞いたりスパイスが出たりETCETCがない!
カフェオーレ系の味わいから先がないままスッとフィニッシュしてしまうという。中抜けってやつですナ。
抜栓昨日にしたってあまりにも弱い。上述のアナベラの三日目より印象では弱い。
とにかく果実がどーにも弱い気がしてならないのですネ。ついでに樽っぽい要素も即抜けちゃうという。
即抜けてしまうのであんまり雑味とかヘンな要素もその分ないのでウチにおける最低点ではなく、カフェオレ感はあるので不味いわけではけっしてないのですがとにかくひっかからない(こういうタイプは私、かなり評価が悪い)。
メイド喫茶にきたはいいけど、店員さんがこっち見てくんないし笑ってないし「はい」って普通のオムライス出される感じ。ハートマークぐらい描いて?

ピノ
2016121722550306d.jpg
これは横に長いラベルで旧来のものにちかい(けど多分変わってたと思う)

モントレーはピゾーニもあるように(ついでに言えばヴィノスやまざきならパライソもあるよネ)ピノの産地としての方が著名なんですが、その要素として「海ピノっぽい塩っけと熟したジャミーな果実感の融合系」である事。
で、その要素が悪い方向に働いた感じがこのピノだったりします。
というのも、色はレッドよりのクリムゾンで若干枯れ感あり。
香りからライムっぽい酸味が出ています。そのくせバニラ要素がベッタリとマスキングしてある。
メルロと同じような作り方してるのかな?と思っちゃうぐらいに方向性が一緒の樽感(上記によれば熟成期間とかは別のハズなのですが)。
味わいもそうしたわけでして、ミルキーさがまずしっかりと激しく出ている・・・・・・のに、そのくせライムの青い酸味がチグハグに出て来るという。
妙にひっかかってしまうその青い酸味が、果実の甘みなどよりもずっと強く残り続ける。
海ピノっぽさがライムから出ているとも見れなくもないんですが、美味しい塩加減にはあらず。
樽ぎきや塩感があっても果実が強いから複合的にボリュームがあって美味しい!のがセントラルコーストの特徴だと私は思ってるんですが・・・・・・そうした要素が感じられなくもないけど、成功はしてない印象。
アフターも短め。なんで青い要素が異様にあるのか。2樽しか作ってないらしいのに、あんまり作りこみは感じない(メルロの方がその意味では正統)。
これまたメイド喫茶にやってきたら、好みでもないけどブスではない子にすげぇ嫌な顔を一瞬されたような感じのワイン。

なんだろ、本当にどっちも「メイド喫茶にやってきたはいいけど、いい印象が残らなかったお店」みたいナ?
(因みに、実は私、キャラカフェは行ったことあるけど純粋なメイド喫茶は一度も行ったことなかったりする)

コストパフォーマンス(最大5pt)

高い。メルロで6200円、ピノで8400円。しかもメルロは本来ピノと同価格っぽい。セール中らしい。高い。
これをモントレーのスタンダードとされるのはファンとしてちょっとキツい。
もっと職人技を感じさせる芸術的なアイテムは同じ価格ならたくさんあります。
両方3000円ちょいで「まぁこの価格帯の味だよね」と♥♥♥つけるかどうか。

というわけでジオリスの2つでした。
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それぞれモントレーのワインだよって言われて納得はすれど、価格に全く納得がいかないですネ。
大手資本が入っても相変わらずなんだなぁと、やはり残念になっちゃうのでした。
やっぱり、ワインは造り手やインポーター大事だネ・・・・・・

最近の中でもとてもつもなく価格でガッカリした。ココとはやっぱり相性悪いなぁ私・・・・・・
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ジオリス・ピノ・ノワール 2013
価格:8424円(税込、送料別) (2016/12/17時点)



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ジオリス・メルロ
価格:6264円(税込、送料別) (2016/12/17時点)



メイドならなんでも良い訳では、ない。

| アメリカ | 23:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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16世紀からのシャンパーニュ、その重労働の果てのアイテムを含む一挙3つ! フィリポナよりロワイヤル・レゼルヴ、ロワイヤル・ノンドゼ、クロ・デ・ゴワセ・レ・サントレ2006

うぇるかむ!
昨日はガメイの著名生産者でありましたが、今回はシャンパーニュ。ほら、クリスマスシーズンですし?そういうの更新しとかないとでしょ?
という訳で、やたら凄いのとその低価格めのとを呑んでまいりました。

201612142044089e9.jpg
フィリポナより
ロワイヤル・レゼルヴ・ノンドゼNV
ロワイヤル・レベルヴ・ブリュットNV
クロ・デ・ゴワセ・レ・サントレ2006
の3点でおおくりします。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(シャンパーニュマニアに対してはレ・サントレは+♥)
ラベルそのものは比較的地味だと言えましょう。昔のほうが緑と金を貴重とした豪華な感じだったようなんですが、大分シンプルに最近まとめてるようで。
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王冠はシンプルですが、結構ガッツリと裏にデータを載せるのがこのメゾンの特徴です。

フィリポナの起源は1697年(1522年から存在してたという話もありますが、一応1697とします)。
現在の社長は16代目だというから、そりゃもう徳川家かな?みたいな状態であります。
最大の特徴は1935年に「クロ・デ・ゴワセ」という畑を単独所有した事があげられています。
っていうか、もう歴史が古いのとクロ・デュ・ゴワセの所有者であることがこのワイナリの全て!ぐらいの勢い。
そのぐらい「シャンパーニュで単独独占の畑を持っている事」は異常なんですネ。もうひとつ単独を名乗れるのが、クリュッグ・クロ・デュ・メニルな辺りがこのワイナリが如何に先見性があったかがわかるでしょう。
さて、後はもう公式でも調べていただくとして、そんなフィリポナ社の3点のアイテムの比較試飲にいってきました。

・ロワイヤルノンドゼとブリュット
所謂低価格ライン。
NVだし所有畑以外も使っているであろうまさに「モエにおけるモエアンペリアル」なアイテム達。
そのノンドゼとブリュットの差・・・と単調には言い切れず、細かい差が存在しています。
その差に関しては上の画像に出ている通り。え、差がそんなに大差あるように思えない?
という人はまぁ細かいデータはスルーしていいんでないかと思うッス。

・レ・サントレ
名前が「厳しい労働」という意味の畑でブラック企業かな?みたいな「クロ・デ・ゴワセ」がここの看板であり全てなのは上述の通り。
それが基本的にはフラッグシップモデルなのですが、ここ最近3つ程「その更に区画を絞ったバージョン」が出ています(リューディーシャンパーニュっていうんだってさ)。
そのなかの最高位がこのレ・サントレ。
単独所有畑における、更に細かく区切った上での最上位の位置・・・・・・ということになってまして、通常のゴワセ版の3倍の値段となっております。
生産数も2000本チョイで日本入荷が200本あるかな?という希少性の高いアイテムになっています。

正直、シャンパーニュ経験は低い私ですが、この機会に凄いのを味わうぜーと、レ・サントレ目当てでチャレンジしてまいりました。
フライトの結果はというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
ブリュット:♥♥♥♥♥♥
ノンドゼ:♥♥♥♥♥♥♥
レ・サントレ:♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
流石に美味しくはある
ブリュットとレ・サントレの差はかなり凄まじいモノになっています。正直、格が違う。同時に飲ませないほうが良かったんでない?っていうぐらい違います(普通に呑んだらもうちょっとブリュットの評価があがってたと思う。)
で、飲み比べるとむしろノンドゼ版の方がブリュットよりも、レ・サントレに近しいモノを感じたりする不思議。

ノンドゼ
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青が基調で、目立ちはするけどなんとなく地味感が出ちゃってる気も。

色はクリアで黄緑系。
香りから強くナッツの印象が感じられるのが特徴かな。
果実の香りはシャープにグレープフルーツがあるかなー程度で、なるほどノンドゼ。
シャープなのは味わいも同様。それゆえにミルキーな要素が逆に目立ったりします。
初っ端からキリッとした酸味、即マカデミアナッツの風味があって、アフターもしつこくなくサクッとキレていくという構造。
甘味がない分、感じられるのが醸造によるナッツ風味というのはちょっとおもしろい部分かもしれませんネ。
このクリアでありつつも、きっちり作っていると感じさせる清楚で謹んだ箱入り娘っぽさは、サントレにも通じています。

ブリュット
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更に地味になっちゃってる感じがするブリュット版。
色はノンドゼ版とあまり差がなく。
香りに杏の要素などが加わっており、また多少甘いんだろうなと予想もさせてくれます。
前面に果実感が強めであり、あんまりチョコっぽさとかどっしりしたものは感じさせません。類似した印象だと本家ロデレールとかこんな感じの作りかなーとか。
味わいもシンプルに酸味のある柑橘果実、それからクッキーのようなバタ感がありつつ、クリアでシンプルなフィニッシュ。
そんなに余韻が長いわけでもなく、構成も極々普通に柑橘&バター菓子というもので、可不可ないシャンパーニュ感です。
教科書的と言っていいかも?他国のような安いけどどっしりしたみたいなモノがない、酸味と清潔感で戦う食前からのシャンパーニュ。
ただまぁ、その分特筆点があんまりないアイテムでもあるかなーと。だらしなくはないけどネ。

レ・サントレ2006
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なんかラベルは更に安っぽくなってません?
ミュズレが黒だったり、木箱がついてたりするのは流石最上位かつウン万円アイテムではあるけど、エチケットそのものがチリワインみたいなのは激しくいただけない。このラベルだけで最高級の風格あるアイテムだと直感しえない。
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木箱も特別カッコイイ訳ではない。なんてこった。

色は流石に違いまして黄色さがかなり入ります。
香りにバターとマロン、クッキーのような風味が多くあり、高級ながらシンプルなバタークッキーが並ぶような感じ。
これまたチョコっぽくありません。また、ここまでくるとそうしたバター要素のが多く感じられ、果実の風味は黄色系が僅かに?ぐらい。
味わいも総じてクリアで透明感がどことなくあるのは特徴。
マロングラッセのタッチが多く、キメがあざやかな泡、クリーンさあふるる印象で全体のきめ細やかな風格こそは流石に別格を感じさせますネ。
香りより口に入れてからが凄まじいタイプ。
バター感、黄色や青の果実の風味、マロンの構成美。クリアでモダンな高級感のあるモンブランのタッチ。
意外と線が細いようで、太い心持ちがある感じ・・・・・・?あれか、雰囲気だけはアルヘイト・カルトロジーに近い(あのネクターさはないけど)。

総じて、「クリアな雰囲気」「気品重視」な印象で、あんまり果実とか迫力のあるチョコっぽさなどでグイグイきたりせずに、あくまでも精錬したシンプルデザインを全体には感じました。
レ・サントレは高貴さ全快で、正直レゼルヴ版では比べ物にならない(っていうかあきらかに割を食っている)。
そうしたクリアな醸造要素を感じるという点で、ノンドゼの方がレ・サントレに近い何かがあってオススメかな。

コストパフォーマンス(最大5pt)
ロワイヤル二種類:♥♥♥
サントレ:コスパで測るものではない。
ロワイヤルは並行輸入と正規輸入とでそこそこ値段が違いまして(今回は正規)、買う店に必ず「どっちなの?」と確認を取る必要があります。




まったく同じショップで1200円の差が出ます。
しかしまぁ6000円近いアイテムとしては通常レゼルヴに関しては良くあるシャンパーニュ価格かなぁと。
それならノンドゼのがオススメですが、それも好みが別れるのでもう一個+♥する程推奨でもなく・・・・・・
評価しようと思うと器用貧乏な感じですネ。
レ・サントレはネットショップでは売ってる確認が取れませんでしたが日本60本ぐらいで価格6万円超え。
味は確かに美しいですが、もうコストパフォーマンスで測るアイテムにはなっていません。
また・・・・・・正直、コレに6万だすなら私は他のワイン買う。SQNとかクインタレッリとか買う。同じ満点表記だけど、結構差がある。
希少性と値段まで考えちゃうと、複雑な心境。
なにせ、プレゼントや会食の目玉に使うには外見が地味すぎてガチのシャンパーニュヲタク以外に響かないのは泡として致命的ッス。
費用対効果で話してしまったら激悪。わかってないと呑んでも意味ないのでしょう。それぐらいガチな泡マニアが集まって拝む為のアイテム。
(ついでにいうと、このワインに対して某有料になっちゃったあの方は「クリュッグ・クロ・ダンボネと比べればはるかにコスパが高い」とコメントしてるんですが、この価格帯でつけるコメントではなく、そもそも比べる対象が狂ってると思いますヨ。)
そうじて価格に関しては今ひとつ響かないかなぁ。

というわけで、フィリポナより3つのアイテムでした。
レサントレを飲みに行くような企画であり、なるほどとは思ったし実際美味しいのですが・・・我ながら改めて「私は泡を追えないなぁ」と思っちゃいもしちゃったんですよネ。
富豪じゃないのよ私は!と、なんだか孤高な高貴さ?に打ちのめされた気分だったとサ。

楽天ではレ・サントレは売ってません。そのずっと広い区画版は普通に転がってます。




どことなく人形っぽく、また鮮やかというより落ち着いているカラー。

| フランス | 09:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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バーチャル自然派ワイナリのハマる自然派アイテム達! シリル・アロンソ、PURよりボージョレ・ヌーボー2016、ボージョレ・ヴィラージュ2014、モルゴン・コート・ド・ピュイ2012、コート・デュ・ローヌ・マルヌ・ジョル2012の一挙更新!

うぇるかむ!
いやー、ハマってます。ここ最近酔っぱらいまくってるのはここを試してて一挙に開けてたりしたからでス。

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シリル・アロンソのPURシリーズより
ボージョレ・ヌーボー2016
ボージョレ・ヴィラージュ2014
ボージョレ・モルゴン・コート・デュ・ピィ
の3つのガメイと
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コート・デュ・ローヌ・マルヌ・ジョヌ2012
の全4点のティスティングノート!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(自然派好きなら+♥?)
ラベルはなかなか斬新めで、妙にメタルバンド感すらあるようなメガドライブ頃の雰囲気の黒ラベルと、なんだかセガサターンのポリゴンみたいな宇宙みたいなラベルの二種類があります。
サターンみたいな宇宙版の方が小区画版になっていて、地域がより狭まり値段が高くなる模様。一番高いのが実はヌフだったりする(今回未飲)
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裏は各々ディオニーインポーター用の日本語版。表ラベルだと案外わかりづらいのでこっちで銘柄確認したほうがいいかもしれない。

造り手であるシリル・アロンソは自然派のジョール・ショーヴェを師とした自然派ワインのオッサン。
彼はマルセル・ラピエールとも友好が深く、共同で作ったポワン・アンテロガシオンという甘口泡で名前が知られるようになります
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

?(ポワン・アンテロガシオン) シリル・アロンソ
価格:2538円(税込、送料別) (2016/12/13時点)


これはその再現版だったそうな。
ゴーミヨで2008年には最優秀醸造家賞とやらをもらってたらしいんですが、そんな彼がフロリアン・ルーズという方と始めたブランドが今回のPUR。
まんま輸入元資料を借りると「P=Production U=Unique R=Rebelle(反逆の卓越したプロダクト)」「PUR=ピュア(PURE)」の意で、アイコンで納得させられるブランドづくりをしようという企画。
ブランドショップ&バーも現地にはあるそうな。
・・・・・・正直、ディオニーの本サイトで調べた方がインタビューとかも載ってるし早いッス。
いずれにしても一番の特徴としては、自然派ながらミクロ・ネゴスであることです。
また、ミクロネゴスでありながらも詳しい醸造方法などが明確にインポーターにも記載されていたり。SO2の量とかものってるのでテクニカル派の人は見に行くよろし。

◆バーチャル・ワイナリ、ミクロネゴス、マイクロネゴスなどなどの解説◆
様々な言い方がありますが(なおミクロネゴスでグーグル日本語検索すると某ワインレポートと当ブログがすぐにひっかかるから一般的なワードでもない)要するに
「自分で畑の所有者でないけどワイナリとしてやっている」
人達です。
一般的にはワイナリとは「畑を所有していて、その畑のブドウを作る」のであり、一部買い付けたブドウのみのアイテムなどがあっても、自社所有がある程度存在するものですが、これらの場合は「自分で畑はもっておらず、契約畑からの買い付けブドウでだけワインを作っている」形でス。
バーチャルといった場合は更に「ワイナリすらなくて、レンタル施設などを使っている」までいってたりするっぽいのですが、その分別は今のところ日本では未確立。結構適当なワードですがドメーヌが高くなってるブルゴーニュでむりくりはやらせようとしてる人がいる・・・?
主にアメリカ(ピゾーニがいっぱいあるのは広義ではそれらはバーチャル)やオージー(これまた自然派系の人達)、南アフリカ(アルヘイトと愉快な仲間達は大抵コレ)では当たり前のような手法になりつつありますが、所有畑にこだわるフランスでは割りと少なめ。
メリットとして畑所有をしていないで原料だけを買っている為「ハズレを引きにくく、醸造家が醸造に集中するので調整が効く」「畑の人に結構無茶な注文が通る(通らないと買わない)」「所有分の土地代とか人件費がかからず、結果的に分業なのに逆にコストが抑えられるケースが多い」「自由な作りやラベルデザインが出来る」などなど案外良い部分が多い。反面「来年も同じキュベが出来上がるとは限らない」「格付け規定などでは最下層扱いされたりする事が多い」「伝統性は皆無で歴史感が薄い」「作家個性が強すぎ、低価格の割にカルト的人気になりやすく新参者には入りづらいパターンが構築されやすい」という外的マイナスも。
◆大体こんなモン◆

・・・っと、なんか辞書みたいに長い解説になっちゃいましたが、そろそろ今回の各ワインについて。

・ヌーボ2016
読んで字の如くですが、なんとマセラシオン・カルボニックもしておらず除梗もバッチリやっている(ヌーボーはめんどいからやらないってケースもあるそうな)という「おま、それヌーボーかいな?」な品。SO2無添加なただただ自然派なだけやんけというアイテム。
ラベルすら上のほうにシールが貼ってあるだけという雑さ。

・ヴィラージュ2014
こちらはクリュ・ガメイ。ヴィラージュなので地区はヌーボーより限定的ですが、正直言ってあんまりヌーボーとの差がないので
「さっさと利益を出すためにサクッとリリースしてるのがヌーボー版なんだろうな」と察しうる・・・

・モルゴン コート・デュ・ピィ 12
畑もかなり絞られた上位版。作り方にも案外違いがありますが、SO2無添加ながら12年と割りと古いのは特徴かと。

・コート・デュ・ローヌ マルヌ ジョヌ12
こちらはうってかわってローヌ版。グルナッシュ100%で樹齢40年ぐらい?
割りと濾過してたりSO2多少入れてたりとかなり調節をする人なのが逆にわかる感じ。同時に、だから極端なナチュラル主義者からは信奉されてないんだろうなァ・・・・・・

という4アイテムですが、私がハマってた理由とは?

香り・味わい(最大10pt)
ヌーボー:♥♥♥♥♥(日本ワイン好きなら+♥)
ヴィラージュ:♥♥♥♥♥♥(梅感好きなら+♥)
モルゴン:♥♥♥♥♥♥♥♥♥
マルヌジョヌ:♥♥♥♥♥♥♥♥(自然派風味好きなら+♥)
自然派風としてまことにデリシャス!
特に宇宙ラベルの方ネ。モルゴン版とローヌ版の出来は「自然派風ワインにやって欲しい事」が個人的にはパーフェクトにこなされている。
そういう酸味、果実味のバランスであり、それぞれの品種ごとの良さもじっくり感じさせてくれ、何より飲み疲れしません(酔わない訳ではない)。
また、ヌーボーとヴィラージュも出来はなかなか。宇宙ラベルとは差が案外あったんですけど、ナチュラルワインとしては上々です。

ヌーボー16
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ホンマに見分けるポイントはこの的当てみたいなシールだけだからネ!これがなかったらヌーボーだって気づかないって域。

色はクリアなレッドでなるほど新酒らしいカラー。
香りにストレートなほどアセロラやチェリーのジュース感があって、味も同様にジュース。
そこそこフレッシュで酸味と甘味はあるけど、それ以上の要素はなくそこで良くも悪くも終わります。
雑味がない。案外ボージョレ・ヌーボーってそういう要点がどことなくある(除梗してないせいか?)ことがあったと思うのですが、それらしき要素がない。
あと、やたらと降りとか酒石出ます。底の方めっちゃザラザラが出て来る!
これはまさに「新鮮なモノが一番美味しい!」と盲目的になっている人の為のようなアイテムで、類似するのは「日本の自然派」なんですネ。
これは正直言って、ヌーボーとして呑むアイテムでないなぁと。こういうジューススタイルなワインを呑みたい人向けのアイテム。
同時に、日本ワインの自然派な人達はコレは超えなくてはならない。それぐらい日本ワイン風味。

・ヴィラージュ2014
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ほんとに見分けがつきづらい・・・
色はやはり明るめなレッド系でそんなに熟した感じはなし。少し濁っては見えるかな。
香りはしかし、梅っぽい風味が広がり、また青さが結構出ています。酸の立ち方もボージョレより強いです。
赤果実のアセロラ感などは変わらず、ここはベースとしてアロンソの現行のガメイに共通している所。
味わいも全体に梅の風味が目立ち、軽い口当たりから即梅感が広がり、アセロラなどの果実要素が出て、これまたジュース的に軽くフィニッシュ。
ただし、梅づけっぽい酸味の立ち方は長く残ります。
言い方悪いんですが、ヌーボー版をちゃんとワインとして成熟させたような気分。
あくまでも高級感とかはないのですが、酸味の加減が強く梅の風味が激しく、香りはむしろ青臭いのに個性的な部分のおかげでハマれる自然派ワインとして十二分に成立しているのがグッド。特に梅っぽさが強い点が利点でしたネ。雑味ばっかり強くて臭いだけなのも多いモンなぁ。
自然派アイテムをわかりやすく堪能出来る出来。

モルゴン・コート・デ・ピィ2012
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この雑なポリゴンチックな感じと謎にホラーめいた赤文字が逆に初代プレイステーションを感じさせて好きだったりする。
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その他の説明については、むしろ小池都知事の都政より包み隠さず出してる感あるヨ。

色はやはりレッド系ですが、更にオレンジ要素が入り始めたような(比べるとネ)
香りが赤バラの印象と赤果実、梅っぽい酸味、レモンっぽさと同時にほのかに紅茶感、ミルクの構成。たまにベーコンの感じ。
全体に酸味強調はやはり高いのですが、その要素が増えてグッと深みが出ています。
ネレッロ・マスカレーゼ(シチリア)が好きな私としてはとても満足な味わい。
赤果実の強さ、酸味の強さが最初からフルスロットルなんですが、甘味がそこにしっかりと差し込まれます。
熟成したピノ系の何かをスマートに力強く表している印象で、あくまでもナチュラルな範囲で、微妙に紅茶感なども漂わせ風格が出ているといいますか。
雑味のなさも実はヴィラージュよりあがってまして、青さとかは減っている為むしろ呑みやすい。
芯が強いのだなと思います。むしろ開けたてが硫黄っぽさが少しついてマイナスなぐらい。
ヴィラージュ2014の強化版といった佇まいで、更にたくましく健康的な雰囲気。
これさえ最初に飲まなければ、こんな特集しなかっただろうに・・・・・・

以上3点は総じて、酸味と赤果実の要素が強いナチュールとして仕上がっており、またガメイの熟成の可能性も感じさせるアイテムでした。
ヌーボーすら味わいは数日開いてもブレが低い。ある程度した方が酸味のトンガリを感じすぎなくて良いまである。
どれも結構醤油があいそうな日本料理風味をワイン単体から感じる点も、良いポイントだと思ってます。
特筆してピィが凄まじい仕上がりで、自然派系はとりあえずコレ押さえとけばいい気がする。梅の感じとスポーティーさがあるのがどことなく面白いですネ。リアルなら女史ビーチバレー選手っぽい・・・んだけど、アニメだと案外そういう雰囲気の人いなくてナ。ちょっと梅っぽさから日本人的では間違いなくある。



出来れば着物イラスト版を用意したかったのだが・・・・・・

・マルヌ・ジュヌ2012
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うってかわってローヌ版なんですが、ラベルが文字以外変わってないので初見ややこしい。

色は赤系で少しオレンジもはいっており、ガメイより薄みなぐらい
香りにもみかんっぽいオレンジ系の香りがほんわかしていて、とてもほっこりさせられます。
やっぱり酸味部分ではどことなく赤果実もあるんですが、主体はあくまでもオレンジ・マーマレード。
味わいもとてもやさしい。ばぶー。
口当たりが水っぽいのが15%というアルコール度数に比べると薄く感じちゃうものの、味わいのオレンジの香味がぶわっと広がりじょじょにアールグレイっぽく少し整った調子になる具合が絶妙にグッド。
ほんのりと八角ものります。ワォ。
要素そのものは多くなくスパイシーさなどが強くは無い点では物足りない方もいるかも。必要以上にクリアな味わい。
しかしながらグルナッシュってこういうほんわかした要素が本質だよナーとしっとり感じさせてくれます。
アフターもそのまま柔らかく着地。15%とは思えぬ飲みやすさとほんわかキャラです。
ガメイ系の酸味強調具合も若干見られなくないですが、ガメイとおんなじことをしないで、グルナッシュの美味しい雰囲気を楽しませようという意図が明確なオレンジ風味ワイン。
明確にキャラがボージョレとは違うんだけど、イラストレーター単位では同じ人みたいな?こっちのがより甘やかせお姉さんです。



ちょっぴりチャイナドレス風だけど日本人な感じはこの方かなん。

コストパフォーマンス(最大5pt)
ヌーボー:定価なら♥、今頃の割引価格なら♥♥♥?
ヴィラージュ:♥♥♥
ピィ、マルヌジョヌ:♥♥♥♥♥
買えるなら宇宙ラベル!
まず、ヌーボーは定価3000円ちょい。それで買うならワイン単体として他のキュベやないしは日本ワインで良いです。
が、そろそろヌーボー在庫処理セールが始まり価格が落ちてくるなら、検討出来るアイテムとなってきます。
ヴィラージュ版と大差ないぐらいまで落ちたら「ヴァン・ナチュールのあり方として」呑むのがいいんではないでしょうか。
で、そのヴィラージュ版は2300円となってまして、その中では特色がある部類。ただ、クセが同時に強いところがあるので絶対的なオススメアイテムともいいがたいぐらい。らしさはしかし、充分に感じられるので比べのみさえしてなければもっと評価あげてたかも?
宇宙ラベルの2つは、正直言って今年呑んだアイテムの中でもかなり良い方だと感じてハマった要因です。
それぞれに品種のテキスト的な要素は押さえつつ、それでいて美味しい部分を見事に調合できているんではないかと。
高級感が付与されているアイテムではありませんが、この個性と果実の質感の良さを3200円程度で呑めるならば、世界レベルのバリュー!
典型的自然派ながらクリアさも多いですし、呑みやすさも良いので結構色んなタイミングで使えそうです。料理への合わせやすさも良し。
プレゼントには・・・流石にちょっとむずかしい?まぁ、軽いタイミングでならいいのではないかと。

というわけで、シリルアロンソより4つのキュベをご紹介でした。
こんなにフランスワインでハマったの久々!
ちょっと呑んでる最中は面白くて興奮しちゃいましたネ。正直自然派好きには当たり前なアイテムの部類だと思うのですが、いやはや恐れいった。

で、楽天では宇宙版は大体品切れです。その他ネットショップではまだある模様?
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シリル・アロンソ PUR ボージョレヌーヴォー 750ml 2016
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シリル・アロンソPUR ボージョレ 赤 (2014) 750ml
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| フランス | 20:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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あのエスプレッソメーカーがもつ伝統的モンタルチーノ。 マストロヤンニよりロッソ・ディ・モンタルチーノとヴィーニャ・ロレート

うぇるかむ!
昨日はうっかり寝落ちしてしまったので、ここに関係するコーヒー飲みながら朝更新~

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マストロヤンニよりロッソ・ディ・モンタルチーノ2014とヴィーニャ・ロレート(単一クリュ版)。
ブルネロの老舗アイテムです。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥(ロレートは+♥)
ロウソクキャップがデンッとついた威厳があるぞーてな空気を満々にする、伝統派らしいラベルといえるでしょう。
ただこれ、欠けたりしやすいんだよネ。扱い注意しないとならん(ショップで置いててうっかり欠けると割引になったりしちゃうよ)
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裏も至って普通。

造り手であるマストロヤンニは元弁護士のガブリエーレ・マストロヤンニ氏が1975年に開拓したワイナリです。
ブルネロがdocg規格になる前からある老舗として活躍し、アンドレ・マケッティ&マウリッツォ・カステッリのタッグで1990年台からはずっと作られているとの事。
ところが、経営不振になりマストロヤンニ本人が死去した後、ワイナリは売りに出されたのでした。
「は!?マストロヤンニ潰させんで!!」
とこれを即購入したのが、イリー社


超おっきな会社です。日本で缶コーヒーすらやってるやん!
その理由はイリーの創業者のフランチェスコ・イリー氏がマストロヤンニファンだったから。
購入時の条件が「うちから一切手を出さんから、今のチームと作りを維持しろ」というもので、むしろイリー傘下になった結果お金の工面が出来るようになり、昔から継がれてきたチームの元で設備投資だけは立派になされて更に良くなったのでした。
ちゃんちゃん。
ついでに、この間退陣がきまったレンツィオ首相もファンで、オバマ大統領との外交に使ったことがあるらしい。へー。

さて、今回はそんなマストロヤンニの2つのアイテム。
一番格安(だけどサンジョベーゼ・グロッソ種100%)のロッソ・ディ・モンタルチーノと、単一畑のヴィーニャ・ロレート版です。
モンタルチーノの伝統派、その実力は・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
ロッソ:♥♥♥♥♥♥
ロレート:♥♥♥♥♥♥♥♥(ヌフっぽいのがイけるなら+♥)
スパイシーでノスタルジー
全体に思い出すのがヌフ。個人的にヌフのグルナッシュ主体にオレンジの感覚とかが見つかるとノスタルジーな気分になるんですが(ラヤスの評価そんな感じにしてたよね私)そういうタッチがロレート版にはどこかしらにあります。

ロッソ2014
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蝋はこんな感じネ。

色はレッド。それも淡目でこんなに薄いカラーの飲み物だったっけ?と久々だったのもあって思いましたっけ。
香りがどことなくスモーキーなフレーバーがあって、胡椒などのスパイス。
赤果実っぽさがあるんですがそれも控えめです。
味わいもスパイスタッチが多めなんですがあっさりとした印象のが強いかな。
香りのとおり、スパイス要素が大体をしめていて、果実見が出たなー・・・と思ったらふっと消えます。
フードフレンドリーなタイプだと言えるでしょう。ちょっとこれ単体だと物足りないワインだと思う。

ヴィーニャ・ロレート2011
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ロウソクた黄色になってます。アイテムごとに色が違うみたい。

色はロッソより更に薄みでオレンジがちょっと入っています。
香りもロッソと傾向は一緒。ただ、こちらの方がスパイス要素の中に八角などが入ってたりオレンジマーマレードの果実感があって、構成が明らかに多くなっています。
特にオレンジっぽさが付加される事で香りからして雰囲気がよくなっている。
味わいも香り同様の構成でくる素直さで、オレンジ要素と赤果実のミックスが全体に長めに残り、種類が増えたスパイス感もスルッと入ってくる。
果実とスパイスの構成に個人的に懐かしさを感じさせる仕上がりなんですよネ。
全体に力強くはありませんが、風味がある。そういうどこか日本人ウケしそうなクラシカル衣装キャラ感。
コーヒーショップのお姉さん?(イリーだけに)

2つを並べてみると、同じ造り手による単純なバージョンアップといった形になっていまして、その具合もかなり差は感じちゃったかな。

コストパフォーマンス(最大5pt)
ロッソ:♥♥♥
ロレート:♥♥♥♥
ロッソが3000円中盤、ロレートが1万円に近い程度となってましてそうするとロッソは少し物足りないかもしれませんネ。
ただ、ブルネロっぽさを感じるなら格安なので、代理品としてはまぁまぁ。
ロレート版も職人域の価格なので超お得、ではありませんが充分選択肢にはいりうるアイテムでしょう。
ロウソク部分が欠けてなければプレゼントには良いのですが・・・・・・こう、なんというか、欠けちゃうと一気に気分が落ち込んじゃうんだよねこういうのって。なんで、良く注意してネ。

というわけで、マストロ・ヤンニよりロッソとヴィーニャロレートでした。
クラシカルな作り、かはちょっと経験値が足りないので測れないのですが「クラシカルな気分」にはさせてくれるセピア感が良かったです。
ちょっと秋のうちに更新するべきだったかなぁとも思うのですが・・・・・・この季節でも充分OK。
センチな気分にぴたっとハマるアイテムです。

ネットショップで買う場合は蝋については相談したほうがいいかも。




アニメ化もしたんでしたっけ?

| イタリア | 10:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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見せてもらおうか、格安フランチャコルタの性能とやらを! ミラベッラ・フランチャコルタ・ブリュット

うぇるかむ!
昨日に続けてイタリアワインでいこうかと。で、せっかくクリスマスシーズンが近いのでこんなのどっすか?

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ミラベッラ・フランチャコルタ・ブリュット
あ、なんか怖い?

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥
というわけで、なんか良くわからんけどラベルが怖い。なんでこんなラベルにしたし・・・・・・とにかく怖い。
別に伝統的なワイナリでもないので、そんなにきばらなくても・・・・・・
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裏は日本用になってまS・・・やっぱその怖い銅像なんとかして!

造り手の情報がとにかく薄くしか日本ではのってなく、1979年に創業しましたぐらいしか出てこないのが拍車をかけて
「うぉ、微妙だな・・・」
という気分にさせてくれます。
とはいえ、しかしながら、規格としてはフランチャコルタ。イタリア版シャンパーニュ。
その名折れにはなっていないんだろうネ?ということでちょっと割引セールだったのもあってチャレンジしたのでした。

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥
パワフル系のそこそこさ
流石にフランチャコルタ。全体にハイパワーではありますが、なんでもピノグリ利率が高いんだそうで、その点はあんまり良く出ていないかも。
中間が特にそこそこで終わってしまってるのと、ちょっとした青っぽさが特徴かな。
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色はとても薄めに黄緑。泡立ちは比較的強め。
香りからバタ感は多めでグレープフルーツ系の香りが多く出ています。多少日本梨っぽい感じが出る時がありました。
複雑さは高くないなぁと思うのはチョコっぽさまでは行かないけど樽感や柑橘の要素が強く出て来る為。
味わいも同様で香り通りのスタイル。泡は強めで爽快感はあり、柑橘のミックス果実にバタ感が強くどっしりと。
苦味も多少多めで、余韻そのものは中庸にあり、コッテリさはあります。
なんというか、スパークリング呑んだなぁってドンッと構えられる感じはある。
しかしながら、上述の通り全体には複雑だったりせず、そこそこ残り方が強いので若干飽きが来やすいところはあり。
あともうひと押しがあるといいのですが・・・・・・ちょっとそこまでは感じなかったという具合ですネ。
平均的な元気系キャラ。気がいいしボディもいいけど、なんかソソらない。
昔の本田未央みたいだ・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥(フランチャコルタがどうしてもってなら+♥?)
というわけで、明るい同級生キャラっぽさはある点でフランチャコルタしており、その意味では2500円以下で手に入るのは悪くない選択肢。
ただしかし、もうちょっと強烈さというか面白さが欲しい自分には物足りなさの方が大きかったかなぁ。
これならMCC(南アフリカのシャンパーニュ風泡)の方がずっといい。クレマンのいいのがあればその方がいいかもしれない。
流石にシャンパーニュ製法してないものとは一線を引いてまして、最低限そうした味わい及びフランチャコルタを求めるのであればお値打ちではある・・・・・・のですが、クリスマスとかに使うにはラベルの怖さがどうなの?とも思います。
予習としてデイリーで呑んじゃう向けかも。あれ?なんで泡で更新したんだっけ??(途方)

というわけで、ミラベッラよりブリュットでした。
フランチャコルタ、意外と中域価格が多い・・・というか代表的なカ・デル・ボスコやベッラヴィスタが最低ラインでもシャンパーニュ価格に入り込んでいるので、数年前に「シャンパーニュよりお買い得」としたのをちょっと改定しないとなぁとコレで思ったりしたのでした。
なんというか、フランチャコルタはフランチャコルタの道を進めている。それが良い部分もあり、シャンパーニュを妥当する必要性がある部分でもありますネ・・・・・・

成城石井などで売ってるから入手は容易なのはグッド
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ミラベッラ フランチャコルタ ブリュット 750ml
価格:2366円(税込、送料別) (2016/12/10時点)



このピンクジャージで初めて出てきた時は圧倒的に不人気だったしアニメ序盤でも圧倒的不人気だったんだよなぁ本田未央・・・

| イタリア | 23:41 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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デイリーイタリアのらしさを図る、気軽めな美味しさ。 ファットリア・ラ・レッチャイア・ロッソ・ディ・トスカーナ2010

うぇるかむ!
唐突にイタリアです。というのも、先日ビオンディ・サンティを買われたネット知り合いな方がいらっしゃいまして、


それ見てて「あー、ブルネロ呑みたいなぁ」と思ったんです・・・が、そんなお金はなく、デイリーでそれっぽいのをという・・・・・・

201612071642120ea.jpg
レッチャイア・ロッソ・ディ・トスカーナ2010
ブルネロ生産者の格安版ですネ。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
いかにも伝統生産者ですよって風情。それもイタリアらしい紋章系という「超がつくほど典型的な」イタリアワインなラベルだと思います。
20161207164232667.jpg
裏もめっちゃくちゃ普通。

造り手であるレッチャイアは1983年設立のワイナリでマウロ・パチーニという方が運営。
この方、元々別の地区でワイン作りをしてたそうなんですが、そこはまるごと売っぱらって、ブルネロに移ってきたとのこと。
ちょうどこの頃って所謂スーパートスカーナがもてはやされまくってた頃なので、その折もあったんでしょうネ(想像ですが)。
醸造家にピエトロ・リヴェッラっという方で、兄はバンフィを長年勤めてたり、前までアルテジーノという別のワイナリを担当してたりしました。


一番高いワインに関しては「ビオンディ・サンティと同じ並び!」という隣畑系なんですが、まぁこの格安版はそんなの使ってないでしょう。
比率もグロッソ70%(これはモンタルチーノ産)にカベルネとメルロがブレンド(比率は年で違う?マレンマ産)というブレンドアイテムになっています。値段は丁度上のリンクのビオンディサンティの場合で10分の1です。
・・・・・・って、考えると10本買わずに1本ビオンディ買いたい気もしますが、さておきどんなワインだったかというと

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥
スタンダードなトスカーナスタイルってな気分
少し赤バラ感とかもあって、とてもまぁまぁな雰囲気。飲みにくいって事がないのがいいよネ。

色はそこそこ透けるレッド。あんまり紫が強くはありません。
香りに赤果実感が多めにあり、上述のとおり赤い花の香りもある辺りは流石ブルネロ周辺って感じでしょうか。
ただ、あくまでもシンプルに酸味の多いタイプではあります。
あんまりスパイス要素やその他樽感などもなく、同時にずっしりしてもおらず、あくまでも香りは軽め。
味わいも口当たり自体はみずみずしい感じで、それとなく赤果実のミックスにタニックさのみ紫果実感。
それとドライフラワーっぽさが若干あってからすみやかにフィニッシュします。
ちょっと梅漬けっぽいかな。梅干し、ではなく梅漬け・・・・・・って、わかるかしらん?
カベルネやメルロからの要素は紫果実のタニックさぐらいのもので、全体には軽いタイプのサンジョベーゼっぽさとでもいいましょうか。
それでもどこか渋みや花の印象を残すのはグロッソならでは・・・かな?
最低限において、ブルネロ要素が拾うことが出来るアイテムではあって、お値打ちアイテムとして出しているのは納得ではあります。
あくまでも酸味が強めのテーブルワイン範疇ではありますが、こじんまりとでも「ブルネロっぽい」を感じられるのはグッド。
未亡人感がちょっとある、大人な感じを遠目に見るような気分です。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥(イタリア料理好きなら+♥)
この価格であるならば、そこそこ満足がいくのではないかと思います。
ただまぁ、途中書きましたけどどうせブルネロっぽいのを呑むなら最高峰を我慢してでも買うほうが・・・とちょっと思っちゃった以上は最大点にはならないかなーと。
日常的にブルネロが映える料理を楽しまれる方向けと言えましょうか。
つまり、トマト系の料理をやるなら相性なかなか良いだろうと思うので、是非お試しあれ。
カベルネとメルロのタッチはあんまり重要視されてない味わいなので、やすーくブルネロっぽさを掴むにもそれなりにアリ(カベメルと合わせた結果、逆にサンジョベーゼ・グロッソらしさが見いだせてる気がしなくもない)

というわけで、ファットリア・ラ・レッチャイア・ロッソディトスカーナ2010でした。
総じてそこそこなアイテム。なんですが、グロッソも使ってこの小売ボトル価格ならば、イタリア料理店とかではお得に出してあげると料理によって楽しく呑めそうで割りと好印象でしたネ。
そりゃ、ビオンディ・サンティの10分の1の魅力も出せてはないのですが、これはこれで気さくにブルネロっぽさを楽しめるアイテムなんだろうと思うのでした。

楽天では割りと色んなところで買えますからお好みのショップで。


渋いポジションではある。

| イタリア | 23:57 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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スペイン最大手トーレスが作るチリの地品種泡?デイリーライクな泡アイテムとして サンタ・ディグナ・エステラード・ブリュット・ロゼ・レゼルヴァ(ミゲル・トーレス)nv

うぇるかむ!
今日はうっかりカテゴリをスペインにしちゃいそうになりますが、チリのスパークリングになります。

2016120823150717b.jpg
サンタ・ディグナ・エステラード・ブリュット・ロゼ・レゼルヴァ(ミゲル・トーレス)nv
まぁ、たまたまスパークリングワインガチャやったら当たったのですけどネ。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥?
ちょっとラベルからして安めっぽい印象なのはもうちょっとなんとかならんかったの?とは思うかも。
典型的に文字列がバラバラで焦点が定まらないイマイチな感じ(クジで当ててなかったら私はスルーしてただろう)
20161208231515da5.jpg
裏はガッツリと日本用。

トーレスです。当ブログはひねくれてるので、ジャン・レオン版だったりリースリングだったりアメリカ版だったり・・・・・・
本家の牛柄そのものを全くやってないのでありますが、今回もご多分に漏れずに牛がいません!
なんかアルパカがいる!!(右端にいるヨ)
さておき。
そんなトーレスがやっているチリのワイナリによる「パイス種の泡」であります。
パイス種というと古来はテーブルワイン用に作られてて今では数が逆に減ってる品種。
それを瓶内二次発酵で作ったという、相変わらず案外と攻めてるワインです。
ならラベルもっと面白くして欲しいよなぁ・・・
さておき、そんな具合の案外と珍品。サクッとやりました。

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥(ワイン飲み慣れてないなら+♥)
イチゴの泡カクテル的な?
ワインチックな要素が薄く、フランボワーズリキュールでも使ったカクテルかな?といった具合になっています。
ちょっとだけチョコっぽさを感じなくもないけど・・・かわいーく呑む感じのカジュアルスタイルといっていいでしょう。
201612082315254a9.jpg
色は案外うっすり系なピンクで、泡立ちは異様に強かったりします。
香り、味わいともに支配的なのは木苺のタッチ。
イチゴジュース、というよりはアセロラですネ。それが泡立っているという感じで一般的なロゼっぽさはあまり感じさせません。
そりゃまぁ、品種からして独特なのでそうなるわけですが・・・・・・それが悪いか良いかというと、良い部分もあるんですよね。
カジュアルで軽いタッチ、赤果実系のキュートな印象、特段長くなくシュワッと消えていくラフさ・・・・・・
全体に上述のとおりシャンパーニュらしさは別にないし総じて軽い印象を持つばかりではありますが、甘いのから入りたい世代とかにはむしろこういう具合のが良いとも思う。
結構苦味が目立つこともあるのよね、シャンパーニュらしい作りって。
層によっては好まれそうなロリロリしたキャラクターですね。たまーにアイドルとかで見かけるあとで大幅なキャラ変更してくるアレ。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥?
そういうわけでして、2300円という価格に見合うかどうかでいえばちょっと物足りないなぁと私は思いました。
が、上手に使うことが出来たらなかなか楽しいのではないかな?とも思うのです。
例えば、ワインおたくはついつい「クリスマスならシャンパーニュ!」とか言いがちですが、果たして飲み慣れていない人を納得させるには至るか?というと案外このぐらいので最初は軽く開けた方がウケはいいようにも思う。
使い方次第では充分に♥♥♥なアイテムになるかな、と思うので個人的な好みより高い点数としました。
というわけで、使い方次第のアイテム。こういうのも上手に使えることも、ワインマニアは大事なのかもとちょっと考えさせてはくれたのでしたとさ。

というわけで、トーレスのサンタ・ディグナ版泡でした。
トーレスは通常版こそロクに試してなかったりしますが、提案がたまに面白かったりで意外と好ましかったりします。
これなんかまさに「大手の余裕」なわけで、職人技を好むこの界隈においては嫌煙されるのも事実(っていうか、私も避けがちです反省)。
しかしながら、それはそれで面白いところがあるよなーと思いましたとさ。

多分、エノテカ以外のが安く買える(こっそり)


実はここまでくるとアニメ好きでも「上級者寄り」になんだよネ・・・

| チリ | 23:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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なんとシラーズもはんなり!ブラインドでまーた恥かきました。 シモンシッヒ・シラーズ・ミスター・ボリオズ・ステレンボッシュ2013

うぇるかむ!
このワイナリ、最近やったばっかりではあるんですけど、今飲みつつ「やっぱりすごいなこりゃ・・・」と絶句してるので更新しますー。

20161207192739042.jpg
シモンシッヒ・シラーズ・ミスター・ボリオズ・ステレンボッシュ2013
またシモンシッヒかよ!って言うのはなしで・・・・・・

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
えー、当ブログとしても最多クラスの出現率かもしれませんね近年のシモンシッヒは・・・
最初にロイヤル&シャルドネをやっており、
そのシャルドネの切り替わりにも記事をだし
赤の上位も呑み
先月のベストコスパとして低価格版泡を出した所。
個人的に今年、やたらと呑んでるワイナリです。
そんだけやたらと作ってるのでラベルだけだと判別しづらいんですが
20161207192755e4c.jpg
キャップの色が一応ついていたりはします(泡は明らかにわかるしネ)

そういった訳で、ワイナリそのものの説明は省きますが、ミスター・ボリオズという名前についてだけサクッと。
シモンシッヒでは一部に、「カレラ・ライアン」みたいに恩人の名前などがついているパターンがあるのですがそのひとつが今回の品。
第二次世界大戦中に捕虜として南アフリカに来たという(古いな歴史!)アレクサンドロ・ボリオという方がいまして、彼はセメント工だったようなんですネ。
シモンシッヒの為に彼がセメント・タンクを作った事があり、今でもそれを発酵タンクに使っていることからミスター・ボリオズという名前な訳。
そんな感じのシラーズな訳でありますが、ここのワイナリは本当に良く作っています。

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
ブラインドで倍額だと答えた事がある
某ワインショップではブラインド試飲会を良くやっているのですが、その席でこのワインが出てきた事がありました。
値段が選択式なんですが、そのときに倍額以上の4000円をこのワインに私はつけ絶賛した覚えがあります・・・・・・何故なら、そのぐらいの価格のセントラルコースト産シラー(サンタバーバラとかモントレーとかイネズとか)を予想させたから。
20161207200818aa9.jpg

色は強めのクリムゾンレッド。紫度高めです。典型的にシラーだなーみたいな気分になれます(意外と赤っぽい事多いですからネ)。
香りにブルーベリー主体の紫果実、樽っぽいバニラ、しかしながらベースの部分にしっかりとした酸味とほのかな塩っぽさがポイント。
これらの要素が開けたてはちょっと強く感じて渋く、バランスが悪いんですけどこなれてきたり翌日ぐらいには静まってタニックさすら程良く収まります。
ちょっと扱いがいるって感じかしら。
味わいはギリギリ水っぽいよりな口当たりからスパッとくる酸味。それから果実感の甘味と同時にシナモンカフェの香りがスラッと広がります。
こってりはしておらず、あくまでもなめらかに出て来る辺りがいいんですネ。
アフターにちょっとキノコ出汁&たまにカツオ出汁が感じるのが特徴。で、そうした要素の去り際は早いかなと。
全体に酸味の通りが大きいので、アフターにあまり残らないのは特徴といえるでしょうか。ただ、上述のダシ感が僅かに残るのは食事との相性を考えさせてくれる点。
いわゆる古典的な(もはや想像の中にしかいない)大和撫子な仕上がりの、それでいてほのかな渋みを感じさせる代物です。
物腰の軽やかさとアフターの雰囲気まではんなり美人どすえ~
うなじのチラッと見えそで見えない感が唆る。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥♥
倍額以上でブラインド評価しちゃったしなぁ・・・
というわけで、定価で2000円。大体の店でそれよりちょい安く買えたりするアイテム。
恐ろしい値段配分だと思います。
教科書的すぎないシラーズのパターン配分のひとつとして是非体験していただきたい値段と内容でしょう。若干時間をおいてあげたりしたほうがいい点は初心者向けでもないんですけどネ。
デイリーシラーズとしてはこのうえ無くグレードが高いハイコスパアイテム!
ブラインドで出して、是非騙してみてくださいネ。

というわけで、シモンシッヒのボリオズ・シラーズでした。
ラベルが全体に地味な点が店頭にあってパッとしないのかもしれないけど・・・ならば私が買うまで!と思う次第です。
あっという間に呑んじゃうものなぁ・・・・・・いやぁ、今年はシモンシッヒには頭が上がりませんでしたネ。




おいでやす~感がはんぱねーーーーーーー(ルパンダイブ)

| 南アフリカ | 21:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ドノヴァン・ラールという器用な造り手の実力を知れるひと品。 フュールバーグ・リザーブ・レッド

うぇるかむ!
昨日の夜に引き続き、南アフリカで書こうかと。あー、また南アフリカ大々的にガツガツ更新したい気もするにゃあ。

2016120611553839b.jpg
フュルバーグ・リザーブ・レッド2013
ドノヴァン・ラールプロダクトアイテムです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(南アフリカファンなら+♥)
ラベル自体はブラックに文字という配列。ちょっとデザイン的にはフォントが雑多だしあんまり綺麗な出来ではないかな。
(意外と当ブログ、表ラベルのフォントの統一性は見てたりします。あんまりバラバラなのってゴチャってするのよネ)
20161206115600890.jpg
裏は超シンプル。品種構成も丸わかりなのはいいですネ!

造り手のドノヴァン・ラールといえば、ラールワインズで有名な「南アフリカの一級醸造家」であります。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ラール・ワインズ / ラール・ホワイト [2015]【白ワイン】
価格:4083円(税込、送料別) (2016/12/6時点)



当ブログでも既にワンダリング・ビーストでの更新はしてましたっけネ
さておき。
ドノヴァン・ラール氏って自分のラール・ワインズの他にもプロダクト業をそこそこやってまして、そのうちのひとつがこのフュルバーグです。
ステレンボッシュとフランシュックの境にある、レストランやホテルを併設するワイナリーで由緒正しき・・・ではあるものの、そんなに知名度が高い訳でもなかったんですネ。
ところが、2010年から醸造コンサルトにドノヴァン・ラール君を起用してから評価が鰻登りになり、プラッターズガイドでは5つ星をとるわアドヴォケイトも92点とか獲得しちゃうわでドッカンドッカン!
今やドノヴァン・ラールのサイドプロジェクトとしてそこらじゅうで完売するようになりましたとさ・・・・・・
というアイテム。
ドノヴァン氏の特徴として、コンサルトは大抵「得意品種や土がある」んですけど彼はあんまりその点ではこだわっておらずピノもカベ主体もやっているし自身はそのくせサンソーとか使ってたりするというマルチぶりにあります。
そんななかでのカベ主体アイテムなのですが・・・・・・私は実は、ドノヴァンラールって良くわからなかったりします(?)

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
何だかつかみどころがわからんやっちゃな(ドノヴァンを指して)
というのは今回のフュルバーグの話ではなく、ドノヴァン・ラール氏の話。
この人やりたいことがわからんイメージを持ちました。そつなくこなす人なのは確かなんだと思うけど、そつなくこなしすぎな印象のが最近強いです。
2016120611561750c.jpg
色は思いっきり透けない黒よりのクリムゾンレッド。
香りにカシスとカフェオレ感があってとてもとてもナパみたい。
新世界的オーラが満々なんですが、この方他のアイテムでは割りと自然派風味な作りをしてて(クラウズというピノなんかおもいっきりそれやって野菜ピノ作ってるし、本家も自然派寄り。ワンダリングビーストは若干別)その中では圧倒的にニューワールドっぽさがあります。
味わいも何気なくチョコっぽさが香る。全体にはそれでいて大人しくパワフルすぎないナパやソノマっぽい味わいです。
オーレ系の味わいがが多いし、しかしそんなに気になる目立つ要素がないというこのバランス感覚。
バランス感覚が良いけど、パワフルではないし、酸味も甘味もどことなく普通。物凄く良く出来たコピーという雰囲気がフュルバーグにはあって、それはそれで凄い。
けどなんだかちょっと良く出来過ぎているような気もする。とても不思議なワインでス。
メイドさんワイン・・・ではあるんだけど、どこかそこに「うまく調合した」具合が見えるという。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(南アフリカの雰囲気が嫌いなら+♥)
それでも3000円のアイテムであるので、その上では「ナパカベと戦えちゃう」からなぁという。むしろナパカベファンはこれが一番しっくりくるかもしれません。
全体のボリュームこそちょっと物足りないとはいえ、構成美は整っているという。
常日頃、強めなアイテムが呑みたいという人ならコレは充分に検討されるアイテムでしょう。
あんまりプレゼント向けにはあらず。ブラインドで騙すならそこそこ効果的かも。

という訳で、フュールバーグよりリザーブレッド2013でした。
そつなくこなせるのはまさに「天才」とドノヴァン・ラールは言ってイイ・・・とも思うのだけど、そつなさすぎる気もするなぁというのが私の感想かも。
良いんだけど「めちゃくちゃ凄い!」って感動までしない・・・という。
しかしながら今後も追って見ていく必要がある造り手の一つだとはだとは思うので、要チェックですナ・・・・・・

市場では「意外と」まだまだ売ってます。


今現在買おうか迷ってるセット


本人より量産機の方を彷彿とさせる

| 南アフリカ | 13:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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セクシャルチャイナ!・・・南ア最大手の日本トップレンジがカルト的に美味い!! KWV・カンヴァス

うぇるかむ!
ちょっとびっくりするほど良かったので、急遽更新する事にしました。いやー、正直焦ってます。

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KWV・メントーズ・カンヴァス2012
メントーズ・キャンバスとしてるところもあるかな(キャンバスのが意味としては通じるよネ)

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルはかなりあっさりしたものになっていますネ。
造り手に関しては先月やったばっかりですしド大手すぎるので省きたいと思います。
20161205230558845.jpg
裏は日本用になってます。

さて、そんなわけでメントーズ・・・メンターズ=師匠の意味。ニンスレ派にはメンターって言えば即わかるよネ・・・のKWVの上位クラスのアイテムになっています。
価格も3500円ぐらいとなってまして、コンビニで売ってるKWVケープルージュなら6本近く買えます。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

KWV ケープ・ルージュ 赤 750ml(南アフリカ・ワイン) KWV
価格:637円(税込、送料別) (2016/12/5時点)



このカンヴァス版はシラー主体でムールヴェードルとテンプラリーニョ(?)が入ってる複合系ブレンドアイテムになっています。
ブドウの産地もバラバラ(昨日やったラザノウと同じパール地区が多いらしい)となっていて、この価格のニューワールドとしてもちょっと変わった立ち位置。
ただし、国の最大手が一応なり良いブドウをブレンドした力作!ということで買ってみたのでした。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥((個人的には+♥)
うんめぇッ!(ニッコリ)
美味いじゃなくてうんめぇ!何ともこう、パワフルでセクシャルで美味しいスタイル!!ドツボです。

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諏訪子様もごきげん!

色は黒に近いクリムゾンレッドで透けがない。
色段階で濃い訳で、香りもブラックチェリー、獣要素、シナモン、カフェオレといった濃い風味が出ています。
しかしながら意外と酸の立ちを香りからも感じさせるんですが、カフェオレ要素も高く存在しておりこの辺りが強い樽感のアメリカワインチック(ワシントンがむしろ近いか?)を感じさせます。
で、舌触りが驚き。
なぜなら口当たりが香りの要素からは察せないほど「まろやか」なんですネ。
口に入れた時の驚きといったら・・・香りからはタニックさと酸も予想させるのですが、はじめにマイルドなまったりカフェオレ具合に包み込まれるのがちょっと包容力ありすぎて「おっ!」ってなります。
舌触りは万円級の・・・オーパスワンを引き合いに出せば満足かい?・・・ものが極たまに感じられるという。
つまりは樽っぽさから始まり、ミルキーで重量もある舌触りから香りの要素がやってくるんです。
そのくせ、しっかりとした紫果実の要素もグッと出て来る。
カフェオレっぽさの後、ハーブっぽさが出て来るとカベルネっぽい訳ですが、kwvキャンバスの場合はシナモンと中華料理的な旨味が出る。味覇チック?妙にダシ的な旨味があるのも特徴。
シナモントッピングのカフェっぽさと合わさってチャイナ感覚を生みだすのがとても面白く艶めかしいポイント。
スパイス部分の漢方っぽさが大手らしくないぐらい。
ハーブの爽やかさで持続して飲ませるナパカベとは別のアプローチで「濃いけどついつい呑んでしまう」というのがkwvキャンバス2012では成立しているんでス。
微妙な熟し方とチャイナ風なスパイス感、キノコも残るのに紫果実の濃厚さも忘れない。ガッツリ作りこんだ感じがある。
驚くほどセクシーなチャイナガール。とりこになっチャイナ。

で・・・実はそんな感じで楽しんだ5日後の今日になって・・・・・・瓶のそこに少し残してたのを思い出し
「スクリューキャップ閉めてたかつ今の気温とはいえ流石にダメになってるかな?」
と思いつつ呑んでみたら酒石が結構出つつもこれがまー良いこと!
思ったよりミルク部分が残った=樽度がとても高い訳でありますが、より洗練とした抜け方にすらなっていて楽しめます。
初日濃いなぁと思っても今回の経験からいくと5日ぐらいなら今のTOKYOの温度なら持ちます。ワォ!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
最大手のミドル価格でこんなに推奨出来るアイテムが他にあるだろうか?
コノスルかカテナ・サカパぐらい?ベリンジャーとか結構当たり外れあるしなぁ。
3500円かつ国の最大手のアイテム、とみた時に絶句します。ちょいとパーカーたん好みのカルト・ワインめいた部分があってただ濃いだけでもなくこの具合。
KWVだからとか言ってる場合でなく南アフリカに恐怖するなら、ヘタするとティム・アトキン一級各種(アルヘイトとかカノンコップとか・・・)より焦る事が出来るかもしれません。
失礼な話をすれば例えば、カリフォルニアファンやボルドーファンが最大手たるモンダヴィやムートンカデ辺りを一押し出来るかどうか?という。
南アフリカワインのミドル価格帯を知る意味でも充分活躍するでしょうし、普通にこれ週末のまったりワインとして使えるでしょう。
スクリューキャップで管理がズボラでも日持ちしそうなのも嬉しいところでしょうか。
プレゼントには流石に・・・とも思いますが、キャンバスという名前から美大生とかにいかがっすか?

というわけで、KWV・キャンバス2012でした。
正直、舐めてた。
いやさ、だって、KWVですヨ?
歴史的に出て来る上にある意味では立役者ながら「足枷として長らく君臨していた」とも見られがちな最大手ですからネしかもウィスキーのが力入れてるらしいし・・・・・・
本当、何があるのかわからないですナ。

楽天では紀伊國屋しか既に売っていない。もっと売ってください。コンビニに安いの卸してる場合では、ない。


こういうの好きなんでっしゃろ?的なオーラ

| 南アフリカ | 23:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ちょっとオールドめな南アフリカを呑むチャンス? ラザノウ・シラー・シングルヴィンヤード2011

うぇるかむ!
最近ちょこちょこ値段が高いアイテムが多かったので、少し抑え気味価格のデイリーアイテムを。

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ラザノウ・シングルヴィンヤード・シラー2011
南アフリカの2011年ってちょっと珍しいんですヨ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルそのものはシンプルかつあんまり高そうな感じがしません。元インテリアデザイナーの人もオーナーらしいのだけれどそういうセンス発揮して欲しいところではありますナ。
ラザヌーのが読みが近い説もあるらしいんですが、
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輸入元の飯田さんがラザノウとしてるので日本ではしばらくラザノウでしょう。

2002年にパール地区に出来た小規模ワイナリで、所有する6ヘクタールの畑からのみ作っているオーガニックめワイナリです(ビオディナミとかではない模様)
なんでラザノウ・オーガニック・ヴィンヤードのほうが正確な名前っぽい?
ロラニエ・ロッツという女流醸造家がコンサルトしており、プラッターズガイドで4.5(5が最高点)の経験があったりします。
一見地味なんですが、オーガニック系で(この表記に妙にときめく人いるよネ?)シングルヴィンヤードで(私はこっちのがときめく)2011年というちょっとだけオールドなシラー・・・・・・と、ステータスそのものはなかなか良かったり。
さて、そんな感じでお味の程は?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
酸味の乗った加減のよろしいシラー
結構酸味がキツめに存在するんですが、それが味にもなってる良い塩梅のアイテムだと思います。
何となくですが、コレならもう数年後に出てきても良かったかも?

色は赤紫でそこそこ透けない濃い目。
香りにブルーベリーっぽい紫の果実感、少しイタリア系にあるようなドライフラワー、獣系とシナモン系のスパイスが少々。
果実部分は甘味よりこの段階で酸味のがたっている事がわかるでしょう。
味わいもまず酸味が目立つんですけど、飲み慣れてくると樽感やスモークチップっぽさが出ててそこそこ面白く熟成している事がわかります。
最初の印象が酸味強いなぁ・・・で終わってしまいがちなのでブラインドでは弱い気がする?
あまりジャミーさや甘味がドンッ!っとしてはおらず、果実の酸味が最初から最後まで筋を通してくる。
そこに+される形で香りにあった要素が付加され、最後にもそれらを削ぎ落としてフィニッシュするというキレ系シラー。
ニューワールドシラーの一般的想像とは別域の感じで(シラーズっぽくない)、近しいのはサンタバーバラ周辺のシラーかな。
味わいの統一感、特に果実部分のこのキッチリと酸味をきかせてくる感じが、とても硬派なキャラ。メガネ黒髪感とか侍キャラな感じがするひと品。
でも女性で例えると、ヒンヌー。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(お試し度の高さでは+♥)
お店によりけりで2200~3000円とバラつきが何故か出ているアイテム。
まぁ、これは好みの店で買っていただくということで大体2500円程度のアイテムだと想定すると、上述しましたがステータスが同価格帯なら抜群によろしい。
その上で、味わいもなかなかクセのあるキャラクター。結構好みを分けるタイプで「南アフリカに絞らなければ」入手が貴重なヴィンテージって所でもないので(シラーの古め年号はそこそこ見つからないことはない)純粋最高点にはせず。
しかしながら、値段もあわせてオススメ出来るタイプ。プレゼントには地味すぎて向きません。あくまでもデイリーの中で新しい発見を。

というわけで、ラザノウよりシラー2011でした。
あんまりにも地味なんで私も見落としそうになってたアイテムですけど、隠れた逸品的な代物。
好みに合えばガッツリとハマれる、ああシラーっていいなぁ。

値段は本当にまちまちかつあんまり売れてません。まぁ確かに一本買って様子見たほうが良い味ではある。


デレてない大淀さんって気分

| 南アフリカ | 10:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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安ナパカベの実力?インスタントにナパを楽しむ軽めなひと品。 アナベラ・マイケル・ポザーン・ワインズ・カベルネ2014

うぇるかむ!
先日ふと「そういえば安めなナパってどんな味を今はしてるのだろう」と気になりまして開けたワインがあります。

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アナベラ・マイケル・ポザーン・ワインズ・カベルネ2014
低価格ナパカベっていっても3000円ぐらいなんだけどネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルはちょっとうるさい感じもありますが、シンプルに文字オンリー。筆記体と金の多さをカッコ良いと見るかどうかで好みわかれるかな。
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裏も一応デザインしようって感じはあるかと。

造り手であるマイケル・ポザン・ワイナリは起源をたどるとイタリア移民で、ソノマでワインを始めたのがルーツ。
現在のオーナーであるマイケル・ポザーン氏が「自分の名前を冠していいところで創りたい」と、ナパに移ったのがキッカケなんだそうな。
しかも場所はオークヴィル。あれです、良くある「オーパスのお隣なのに安い!まるでオーパス!オーパスを超えた!」とかどっかで騒いでそうなパターン。
自分の名前を冠したワイナリ、という方針は以後息子たちに引き継がれているようで、マイケル・ポザーン系列ながら別名義で子どもたち名義のワイナリもいくつかある様子。
そんなワイナリのスタンダードめなアイテムがこのカベです。
アナベラというのは彼の祖母の名前で「愛すべき」って意味なんだそーな。
ただナパってなってるだけあってオークヴィルからのブドウがどの程度使われているかは不明。
品種はカベ主体が殆どでメルロやシラーを若干いれた微妙にエルミタゼ寄りのブレンドとなっています。
市場全体で見ると安い側のナパのワインなのでありますが、その実力というと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(ナパっぽさで言えば+♥)
ナパを水で薄めた感じ
どこか薄い感じがするアイテムとなっています。アルコール度数が13%台なのと年号が若いのも影響してるでしょう。
ただ、血筋を知っているせいなのか「トスカーナカベルネですよ」って言われても納得が行く軽さがあります。

色はそこそこ強めのクリムゾンレッド。
香りにバニラ系タッチとカシス感があり、カフェオレチックな点はとてもナパっぽい・・・のですが、それも全体にどこかインスタント的で強くありません。
構成自体は備わっているのですが、その迫力がない。ビシビシこない。ここは値段分の差を感じる点。
とはいえ、味わいも同じようにカシス感がそこそこありつつ、カフェオレタッチでまったりとそのまま〆ていく構成はナパの(私が言うところの)メイドさんワインっぽいところではあります。
ハーブ感が香りに比べると見えるタイミングあり。構成はとてもナパカベです。
ただ、なんか素っ気ない。
全体のベーシックそのものはまさにナパカベなんですが、ちょっとメイドさんとしてはサービス精神足りなくない?とか思ってしまう。
最低限給仕してくれるけどパフォもアピールも態度も素っ気ないメイドさんなんですヨこれ。
ミルキーだしカシス感もあるけどどっかしらで抜けてる。そんな印象を持ちます。
日持ち自体はびみょーなところでやっぱり軽くなっていくんですが、ある意味ではフードフレンドリーではある。

20161204165012777.jpg
と、思いましたので最終日はハンバーガーと合わせちゃったり。唐突に食べたくなったのヨねモスバーガー。
モスってベーコンがしっかりしてる。久々に食べると驚いたッス。
こういう時に主張しないナパカベという意味では合わせやすいかな。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(ナパや名前を重要視するなら+♥)
3000円前後で買えるアイテムであり、ナパとしては安いのは事実。
また、ナパカベっぽさは確かにあります。ただ、上述の通りちょっとそれが迫力を下げる形で安くなっているようなイメージでして・・・・・・2014年がそんなにグッドヴィンテージでもないっぽい事からも特筆してお得感はないかも。
名前や多少高そうな雰囲気はあるので、上手にそういうポイントを使いこなせる人であればお値段以上(場の雰囲気とか物言いってワインでは大事ですからネ)。
むしろカップルのクリスマス赤なんかにはお値打ち価格かもしれません。滅びろ!!!!

という訳で、アナベラ2014でした。
うーん、5段階なら3だけど2段階(つまり良いか悪いか)だと悪い寄りな微妙な立ち位置のアイテムに収まってる感じですネ。
ナパっぽさ自体はあるけど、どこか物足りないというナパ慣れしてる人ほど残念な気がしちゃうかも。
むしろ普段ナパなんて高くて買えない!って人にはオススメしうるかもしれません。カップルはクリスマスにこれ呑んで爆発すればいいよ

レアワインでもなんでもないので、中間価格をペタリ。好きな店で買ってください(楽天セールだしナ)


メイド服は着てるけどって気分。
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| アメリカ | 23:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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処女厨歓喜?カバ主要品種とリースリングの組み合わせという奇抜アイテム。しかもちょい熟な感じの結果は・・・ テッラプリマ・ペネデス・ブランコ2009

うぇるかむ!
ちょっと連日スペインで更新してみようかなぁと。いやさ、ダリ展行くのになんかスペインワインでも呑んでみるかーと買ってただけなんですけどネ。
今回は白。それもタイトル通りの奇抜めアイテムです。

20161203181631f49.jpg
テッラプリマ・ペネデス・ブランコ
なんとも怪しい感じですナ!

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
名前が「処女の地」っていうのはミーニングだよネ?
そういう処女厨的思考があるよねコレ?でなかったらなんで飛沫なのって話だよコレ??
201612031816377d6.jpg
裏は普通にカッコつけてらっしゃる。

そんな訳で怪しい名前のアイテムでありますが、所有者のカルロス・エステバ氏はもともとカン・ラフォルスというワイナリ(ボデガス)のオーナーです。
そのカン・ラフォルスの畑の隣近所に採石場を作る計画が持ち上がってしまい、さぁ大変!
裁判沙汰に発展し、カルロス氏は勝つんですが条件として
「おまいの畑の為に計画中止にするんだから、その土地を買って、そこも畑にするでごわす」
というものでした。それまで畑でもなんでもなかったところにブドウを植えたから処女の地。うん、なるほど。
そんなワインなのですが、品種構成がチャレッロ80%リースリング20%というのが面白ポイントです。
そう、カバ(スパークリングワイン)の主原料チャレッロに、なんでか植えてるリースリングという構成になっています。
過去にアドヴォケイト90点もとっているワインなのです・・・・・・が、現在インポーターの資料が2011年で止まってたり楽天でも売ってなかったり今回も09年とまぁ売れ残りもいいとこの状態だったりします。
ヘンテコだもんなぁ、構成が・・・・・・
というわけで、低価格は面白アイテムを優先してる当ブログとしては買わざるを得ないのでした。

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥(ヘンな熟し方してる?)
泡の抜けたカバっぽさに灯油感が付属して妙に人間汁っぽい・・・
人間汁はミーニングである(隠喩)
201612031817261d9.jpg
色からして怪しい。妙に濁り黄色い。
香りがなんか汗臭いのが特徴で、少しマヨネーズっぽくも。それと柑橘の酸っぽさが混じりつつみりん感や灯油っぽさ(リースリング由来でしょう)があります。
妙に噛み合ってなく、生活臭がする。なんだこれ。各要素がバラけて感じすぎるせいでしょうか?
味わいは強いパイン感が最初にあるのにすぐに抜けて、青りんごっぽさと柑橘系が曖昧にミックス。少しエグい。
それからみりん、オイリーさを感じさせる中間に入り、なんだか中途半端にしょっぱい要素が出てきてからフィニッシュに至ります。
典型的な綺麗なワインって感じは0。
リースリングって年数かけたほうが安くても美味いモノが買える品種だろうと思いますが、若干のブレンドでもそれが功を奏してはいる。
しかしながら日持ちがする・・・というよりは日数かけてもあんまり印象が変わらず、ドギツい香りと味ではないので長くは飲めます。割りとお魚と相性が良いタイプといえるでしょう。
雑多な部屋とジャージのお姉さんって感じのちょっとダラしない雰囲気がある品。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥(買えれば)
そもそもがどーにも売れ残りアイテムっぽい(そういうセールで買った訳ではないのだけど)ので、買えれば2000円ぐらいで試せるんですけど、しかしながら入手が逆に困難にはなっているので、見つけたら
「あ、シンクさんが怪しんでたアレな」
と気軽に買って楽しんでいただければと思います。
あんまり人にあげるのに向いた名前や味わいはしてないので、面白ワイン派の人に呑んでいただきたく。

というわけで、テッラ・プリマ・ペネデス・ブランコ2009でした。
スペインの傾向、というよりザ・ヴァインインポーターの傾向って感じもするワインかなとは思います。
(ガングロフの白とか若干こんな味だった記憶がある)
面白アイテムではあるのですが、もう日本国内にそんなないのだろうか・・・・・・

ないものは貼れないので、こういう時こそどーでも良く京橋とか貼っておくのである。ドン・ペリニヨンな味はまるでしないだろうし、コレから泡抜いてもこのワインのようにはならないとは思う。


処女厨☆大勝利とかいうパワーワード(一児の母が描いてる)
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| スペイン | 18:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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自然派スペインの騎手、その独自な気難しさと多様性。 オリヴィエ・リヴィエール・イデム・ガバチョ2013

うぇるかむ!
昨日はダリ展に行ってきたので、こう、なんといいますかスペインワインで更新したい感じがありましてネ。

20161202213056d1d.jpg
オリヴィエ・リヴィエール・イデム・ガバチョ・リオハ2013
なんともモダンチックなスペインでありますナ。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥(ラベル的には+♥)
なんだか80~90年台初頭っぽさを若干感じるような、ちょっとファミコン風味な気もする文字ラベルです。
ちょっと雑多な文字づかいではありますが、インパクトは充分かな(っていうかそれもあって買いましたし私)。

20161202213102a7e.jpg
裏も似た感じ。

オリヴィエ・リヴィエールはスペイン人ではなく生粋のパリ生まれ。
ナチュラルワインに興味がありまくってた彼は醸造学校を卒業後、自然派の最高峰(っていうとなんかヘンな感じもしますが)のルロワのところにいきます。


ただ、1年で辞めてしまったんだそうな。
それは、フレデリック・コサールのところに行くため。結構この人移り気で直感派です。


で、一年ほどしてコサールがコンサルトを依頼されたラ・コンブ(おそらく今はない)の担当を任されます。


彼が移り気なのは、ここも結局2年で辞めてしまっている事(2002~2003が彼の作?)
そのあと、だんだんと南に下って行き、ついにリオハで2006年に自身のワイナリを持つ訳です。

なぜかリオハ。ピノの勉強量が多いのにリオハ。
今回はそんな背景もあるのかもしれないディオニーインポーター向けの日本限定アイテムでイデム・ガバチョ=フランスと同じという名前がついたグルナッシュとテンプラリーニョのワインです。
自然派文脈のフランス人が持ち込んだビオづくりなリオハという、黒船的ワインなのですが、その実力とは?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥(開けてる時は+♥)
扱いがちょっとむずかしいけど、多様性があるアイテム
スペイン赤って大雑把にくくった上で、どことなく温度の違いや抜染タイミングが如実に出てしまうアイテムが多い気がするんですけど、輪をかけて自然派なのもあってその具合が大きいワインだと思います。
一瞬、かなり美味しい瞬間があるんですけど、それ以外の時は渋さと酸味が強いワインという感想程度しかわかないモノになります。

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色は透けるクリムゾンレッド。熟成感とかはありません。年号が年号だしネ。
香りがまず温度で結構違いがあります。
低めだとコーヒー豆っぽさが強く、苦味感が多そうな予感をさせるタニックな印象とダークチェリーなどの果実感。
高めだともう少し赤果実感が出て、渋い要素が和らぎます。
味わいも基本的には口当たりもスルッと入るタイプで、早いウチからブラックコーヒーっぽさとほのかに果実感を残しつつそのままサラッと終わるという形。
うーん、あんまり「フランスと同じ」って感じがしません。かなり独特のセンスだと思う。
スパイシーさとかが抜けたグルナッシュ、しかしオレンジ系の要素はなくテンプラリーニョのタッチのが強いように思います。
ボルドー風と言われてもブルゴーニュ風と言われてもなんか腑に落ちないしけど一応首はふっちゃう的な曖昧さ?
開けて3日程たって、大分そういった硬さが和らぎ、ちょっとしたキノコ要素とカシスの雰囲気が出たりはしたものの、ポテンシャルを引き出すのがとても大変なワインなんだなぁという印象が強くあります・・・・・・
しかも、その良いタイミングのあとすぐなんだかコーヒー感を強調しすぎたりする。
日毎にツンとデレを繰り返すって、なにそれ生理かいな
とっても気難しい子なので、二次元キャラ慣れしてる人には一貫性無く感じちゃうと思うよ(私のことダ!)

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥(使いこなせればもっと上)
3000円ちょいで、良いタイミングだともっと高い評価をつけたいけれど、ダメな時の水っぽいのに渋いだけっていうタイミングが残念だったりでどうにも判断に悩ましいワインです。
なので通常点。良い時と悪い時の差を鑑みて。それに基本的にはヴァン・ナチュールなスタイルで高級感は特別にはないしネ。
これを上手く調整出来るならとても良いワインなのですが、使いこなせないまま終わると酷い結果になりますから上級者向けアイテムと言っていいかな。
なので、他人に振る舞うのはセンスが必要。基本的にはスペイン自然派を和泉屋以外で楽しむ手段の一つのような気もしてます。

というわけで、オリヴィエ・リヴィエールよりガバチョ2013でした。
すごく評価に悩むタイプのワインでありました。敢えてリオハっぽいといえば納得する人いるかも。
スペインは本当に良くわからない・・・・・・ダリ展以上に頭を抱えます。

2014に楽天は切り替わりしてるけど、当のディオニーインポーターは今回の2013のまま。頭を抱える。


なんか良くわからん立場。

| スペイン | 22:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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