オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

2015年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年12月

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ラ ゴッチャ トウキョウ (La Goccia Tokyo)でワイン会に参加してきました~という予告編~

うぇるかむ!
昨日、こんなお食事会に参加してきました~、という話。

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君ニッコニコやな。

ラ ゴッチャ トウキョウ (La Goccia Tokyo)(以下ゴッチャと敬称略)
白金台に比較的新しく出来たトラットリアなのです。
で、ワイン会というのが
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ガメイをしこたま呑もう会
わぉ、全部ガメイ。
というわけで、12月の頭はこのガメイ特集をやりつつ微妙に書いてなかったブルゴーニュでスタートしようかなと。

さて。
本日は先立ってお料理の紹介をサクサクッとしたいのですヨ。
私普段家ではイタリアン(もどき)とワインで合わせることが多かったりパスタとか食べ過ぎて寝ちゃったりしてこんな時間に更新してたりするんですが、オステリアなラ・ベットラ・ダ・落合池袋デパートぐらいしか行ってなくて、色々料理も面白かった(小学生並み)

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アンティパストは鯛と白トリュフのカルパッチョ。
うむ、見た目キレイな!
臭みの無い白身魚にキノコがアクセントに入って香り高く。
鯛の身はしまりよく、トリュフの食感とさりげないお豆さんやカラスミで更に風味と食感をあげてあります。
ただ、意外とガメイとは相性悪かったような気がする

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写真とるまえにパックリと一口してしまったけどアンティその2?サーモングリルとマグロの生ハム添。
内心「切り身ちゃんがちょうごうかに・・・」とか思いましたすいませんなぁ

そんな切り身ちゃんが美味しいのは去ることながら、マグロの生ハムがとてつもなく面白かった。
すごくマグロ、凝縮されてるって感じで赤身マグロの香りと煮付けた時にでる独特のクセがムンムン。
このサイズで充分すぎるボリュームが感じられます。アスパラとかの火入れも良い感じ。
こっちのがガメイともあってましたネ。っていうかこの日呑んだガメイはどちらかというと苦味と重たさが混在してたりするからこのぐらいの重たさの方が相性良かった。

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プリモピアットのパスタ。オイル系でした(この辺りで結構酔ってて詳細聞き流してしまったやっぱ私レストラン評できん人間やわ・・・)。
アルデンテなのはもちろんなんだけど、オイルパスタとはこうも優しく出来るのだなぁとしみじみ。
野菜の甘みが効いてるんですね。その結果、ひき肉の味もグッと引き立つ。
インパクトはない料理かな、と思うんですけど外で食べるパスタってグイグイ進むよね。
パスタの美味さってそういう食べ心地や思う。

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セコンドピアットはハーヴ三元豚と揚げナス、粒マスタード仕上げ。
実はゴッチャさんは和牛が得意とは事前調べしてたんですけど、この日のセットは豚。それも勿論こだわりもの。
個人的に揚げナスのカリカリしたベーコンの変わりとなる作りが最高!イタリアンってナスの使い方上手いよなぁと。
肉汁じゅんわり、ではなくふんわり。厚みのある豚肉が柔らかいという事実。ポヨンポヨンやー!
ガメイ合わせの一皿ということで、つまみつつ呑むとガメイ側の特徴的なピノに近く、同時に少し田舎っぽいタッチを臭みの少ないヘルシーさすら感じる豚(火入れバッチシ、微妙なさじ加減完璧)に粒マスタードのなんと「辛甘い」仕上がりが上品さとなって合わさります。
前述のカリカリなナスとあわせても雰囲気がアップ。さすがの一品。
あとこれ食べてた時、何故かルイ・ヴィトンがダサいかダサくないかで論争が勃発したのは覚えてます。私はこの日ぶっちぎりで安い服だったヨ(白目)

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デザートはカシスアイス。同時にランブルスコのようなクレマン・ガメイと。

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〆はコーヒーを別枠で。別会計でしたが、その時一杯500円のこれに5000円しか持ってなくて出した私はクズやと思う(白目2)。
涼やかで爽やかなコーヒー。グアテマラだったのかな?
雑味のない仕上がりで普段フレンチプレス使いの私としてはフレッシュさが心地よく。やっぱワインの後はコーヒーやな!

ワイン代とかいれなかったら、多分1万円アンダーだろうコースかな。
全5皿で結構ボリュームもある内容でうーむ、さすがといった感じ。
お店そのものは「日本ワインに強いお店」であり、ガメイとイタリアンの発見という意味でも得意ジャンルだったろうと思いますし、全体にワインを活かしたタッチでかなり新鮮に楽しませていただきました。
ケーマ・ケーロス!

普段めんどいとこんなん使ってる自分には脱帽モノばかりでしたネ

カップはおそらくコレかな?(違ったらゴメンネ)結構香りの立ち方がシャープな器だったと思います。

| イタリア | 23:59 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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カルト畑のシャルドネがテーブル価格で、という反則気味なワイン! ヴィラ・マウント・エデン・シャルドネ・ビエンナシッドヴィンヤード2008

うぇるかむ!
昨日はアメリカ人が作るフランスのワイン、という変わり種でしたが今日は真逆でカリフォルニア老舗によるカリフォルニアワイン。

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ヴィラ・マウント・エデン・シャルドネ・グランドリザーヴ・ビエンナシッドヴィンヤード2008
ビエン!ビエン!

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥(畑的には+♥♥)
ビエンナシッド!
その一文が光り輝いて私には見える(目が悪いのかな?)
そこそこ古風なラベルで、実はここのジンファンデルが「アンティーク・ヴァイン」という表現を使ってたのを見て樹齢が80年とか超えてくると「アンティーク」って書くようにしてたりします(因みに生産終了したらしい)

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裏も普通。
1880年台という禁酒法前からある老舗ワイナリのひとつだったようで、現在はシャトー・サンミッシェル(ワシントンの大手ですネ)の傘下にあるようです。
90年台にはワイン・スペクテーターのトップ100ワインという年末特集に3年連続で入ったりもしている、テーブル価格の大手さんです。
現在もそうなら醸造家はガーギッチ・ヒルズなども担当していたマイク・マクグロス氏。彼が入って以降シャルドネの評価が高いそうで。
そんなワイナリの必殺ロットが今回の「ビエン・ナシッド・ヴィンヤード単一のアイテム」という訳。
ワイナリが10年単位でブドウを買い付けているそうで、その契約が切れるまでは少なくとも毎年生産されますし、ビエンナシッド側もどんなに出来が最悪でも買い取ってもらえるので、生活が安定するという形になっているのだとか。
それにしても、ビエンナシッドですよ・・・・・・
まぁ、シャルドネやピノに関しては比較的安くも買える畑だったりするんですが

一方でシラーとかになると、これの20%ぐらいそうだったりすることも

サンタ・マリア・ヴァレーはイネズ地区の超優良グランクリュ。それがビエンナシッド!
とは何回も説明してきましたが、その最安値と言えるワインはどうかといいますと・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
うぉお!ピーターマイケルに激似!!
なんだこれはたまげたなぁ・・・・・・シミジミ感動してしまいますが、これまさに高級カリフォルニア・シャルドネを完璧にこなしています。ワォ。
つい最近絶対買うべき白ワインとして、ノヴィ・ロゼラスを挙げましたが、それと双璧といえるでしょう。
ノヴィと比べると熟成要素が付加されてるのは大きな違いで、好み二分されるハズ。

色は薄みにゴールドカラーをしていて、2008年ヴィンテージという年月をちゃんと感じさせます。
これがバックヴィンテージでなく現行だというから驚きです。
香りに出てくる質感の量とパワーのあること!
香りに白桃やナッツが主体で、グレープフルーツの要素はあるものの熟したジャミーなタッチが大きく、ダレなくシャープ。
バニラ感も程よく整っていて、ナッツ風味と合わせるとウィスキーぽさなども含めてピスタチオのケーキを彷彿とさせる事も。
コクが香りからでも強いことがわかりますが、味わいもどっぷりしています。
まず口当たりがトロリと少ししていて、バニラコーンフレークのアタック。
モンブラン。
香りの情報よりも塩っぽさがあり、その効き具合も絶妙に品位を作っています。
どのボリュームも高めで、モルト系の苦味をアフターに感じることもあるかな。
ダイナミックさがありつつアタックからアフターまでチープなところを許さない、質感の良さはもうこれテーブル価格のシャルドネって印象にはありません。
良くも悪くもカリフォルニア系シャルドネの王道を往くスタイルかな。
キャラクターで言えば、霧雨魔理沙なガンガン押せ押せキャラ。マスタースパークでなぎ払う老舗。
それでいて、意外と細かい部分もある辺りがいいのです。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥♥
今年のカリシャルは本当安いな・・・
セールやあんまり出回りの多くないもので探せば、この一言に付きます。単一ヴィンヤードのカリシャルは、今まさに買いのワインです。
旧来からのワインマニアの方も出来があがっていることに気づくでしょうし、まだそんなにワインを呑んでいないという人にもパワーのシャルドネを理解するには充分ってなものがゴロゴロ転がっています。
そして安い。これ2500円ですよ。ピーターマイケルを引き合いにだしましたがあれたしか8000円ぐらいしたよーな。
日持ちも極めて高いです。最近の東京辺りの平均気温で呑むのにぴったりですから、ズボラ管理でもいいかな。
プレゼントには意外と威厳があるので、ワイン知らない人相手には使えなくないと思います。さすがにカリフォルニア・ワインマニア相手とかには価格が安いのが見ぬかれてしまう・・・・・・けれども、ビエン・ナシッドだしなぁ。
例えばコルトンgcって書いてあったら知らない生産者でも「お、グランクリュじゃん」となるハズなので、喜ばれる確率の方が高いのでは。
家呑みにする場合は、料理もボリュームのあるガッツリした料理でいきたいものです。ステーキと食べたい白ワイン。

というわけで、ヴィッラ・マウント・エデンよりグランリザーヴ・シャルドネでした。
この年号でこの価格でこの畑・・・・・・というかなーり強い配牌をもったアイテムになっています。こりゃまた私リピートしたいなぁ。

価格以上すぎるシャルドネですヨ

もはや王道の魔法使いキャラの一人か

| アメリカ | 13:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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いいぜ、フランスが何でも思い通りに出来るってなら、まずはそのふざけた幻想をぶち壊す! デーヴ・フィニー×ジョエル・ゴット・オールドヴァイン・グルナッシュ・シャッター2012

うぇるかむ!
南アフリカ特集も終え、一段落ついた私はこんなワインを呑んでいたのでした・・・

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デーヴ・フィニー×ジョエル・ゴット・オールドヴァイン・グルナッシュ・シャッター2012
あ、これ、ワインのラベル(エチケット)ですから。マジマジ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
カルト系ラベルって最高だよネ!
以上。で、すませたいぐらいにいいですね。ガラスが打ち砕かれたという表現が横長に続いているラベルで、すごーく印象的。
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そして!この!色々とおかしい状態!
この文字列を見た時に「へぇ、ジョエル・ゴットがフランスで作ってるの?」と疑問を持てればカリフォルニアマニアです。既に飲んでたら超マニアです。
今回の立役者はデーヴ・フィニーというカルト生産者(ジョエルの下に書いてありますね)。
彼はオリン・スウィフトというカルト系ワイナリを1998年に立ち上げた人です。

ド派手なラベル系のシン・クア・ノン様やレッド・カーに類似するおもにジンファンデルを得意としてる造り手。パーカーたん評価はそれなり(ただ、96点ぐらいで最高峰とはいえないかも?)ですが、ナパとかチリにも手広く作りをもっています。
もろに彼はアメリカン・カルト・ワイナリの人です。
そんなデーヴ・フィニー君、2008年に小旅行がてらフランスのルーションのモーリー(スペインにほぼ近い所ネ)に行くわけです。
そこで彼はオールドヴァイン―おそらくアンティーク級―のグルナッシュが植わっているのを見て
「ジーザス・・・30エーカー購入ですわ」
と、サクッとその辺りに植わってる未開拓地を購入。即醸造所を立ち上げ。なんという決断力と行動力かッ!
で、親友のジョエル・ゴット君を呼ぶ訳デス。

当ブログでもフラッグシップワインを二年前に紹介していますが、レストラン経営系の超敏腕経営者。
ジョエル・ゴット氏とはデビュー当時から親友関係のデーヴ氏は、グルナッシュ主体のワインを作っていたジョエル・ゴット氏に
「まずうちさぁ、ルーションあるんだけど……作っていかない?」
「あ~いいっすね~」
と、二人は幸せなルーションワインを作る訳です。
作りの特徴としてはモーリー地区のオールドヴァイン・グルナッシュを75%ものフレンチオーク新樽で仕上げたことがあげられるでしょうか。
で、つけた名前が「シャッター」。打ち砕く!という意味でガラスが粉々に打ち砕かれているのがラベルという訳。
かなーり常識外のワインであるといえましょう。アメリカ人タッグでフランスに殴りこみにかかっているワインなのですから。
評価としてはこのヴィンテージにアドヴォケイトのジェフ君が92点をつけ、
「この辺がちょっと、セクシー・・・ エロイッ 」(意訳)
なかなかの賞賛具合。
「そげぶ」な成り立ちのワインですが、、実際問題実力はどうかというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ンァッー!
テロワールという言葉は、人が先に立つという決定的証拠といえるでしょう。これ、アメリカンな醸造でありつつオールドヴァインのタッチも備えていて、アルコール度数の高さも相成ってフランスの幻想的概念をまさにぶち壊しています。

色はクリムゾンレッド。透けないレベルでもなく、アルコール度数の割にはむしろ薄いカラーリングに見えるかも?
香りはしかしド濃い系で、チャイみたいなスパイスと茶葉とミルクの香味がブワッと!
べーコンっぽさやオレンジの印象もあり、インパクトがあります。
味わいも同様で、チャイティーと柑橘といちぢくが混ざったエネルギー感あふるるものになっています。
アールグレイや中国茶、そこにバニラが同時に出ている辺りがチャイティーっぽさで、柑橘やいちぢくの酸味とシナモンの甘味。
かなり柑橘要素があとあとにまで残り、スパイシーさが強いフィニッシュです。ラスト辺りの感触にコブミカンの葉があるような?
どこかVVっぽさがあるのは特徴。スパイス感や果実の印象がそんな感じー。
全体の構成がかなり強く出ていて、一番近いのは「ホルフェ・オルドネスなどの作るド濃い系スパニッシュ」だと言えるでしょう。
どこかインドっぽいなあともタイカレーっぽいなぁとも思えます。あ、スパゲッティじゃなくタイカレーと食べ合わせてみればよかったな失敗。
全体にフニャッとしがちなグルナッシュにおいて、カルトな仕上がりにラベル通りなっており、この辺りに造り手力を感じさせますネ。
気分としては、褐色系元気キャラ。陽気で気さくでダイナマイトなボディ!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
カルトワインがこの値段だと思えば大アリ
ルーションのワインで4600円ぐらい、というと高い気もしますが、スペインのカルト系(エル・ニドとかね)と思えばむしろ安すぎるような気がするという、モノは言い様の価格と内容かなぁと。
ラングドックの最高峰ってこのぐらいのワインありますし・・・・・・
私が好きな方向性なのでちょっと甘い点付けですが、コスパいいと思う。
(ちなみに、ジョエル・ゴットのワインだったら安いモノも多いんですが、オリン・スイフトのワインだと赤最安値という位地。これまた微妙な・・・)
出回り自体は少ないのですが、まさにインパクトのあるプレゼントになりますしワイン会なのでも度肝を抜けるダークホースとして上条さんバリに活躍してくれるでしょう。
気合あふるるワインなので、是非お肉とどうぞ。

というわけで、シャッター2012でした。
バリバリのカルト感、何よりもそれがフランス産という常識外の作りに恐ろしさを感じまス。
(因みに、かのシン・クア・ノンのマンフレッド・クランクル兄貴もヌフパブで「キメラ」というコラボワインを作ってたりします。日本には未入荷っていうか世界的にも激レアワインで多分ホンモノが国内にやってきたらオークションで20万円ぐらいはすると思う)
めちゃくちゃなネタモノワインなのですが、だからこその出来栄えに納得もある貫禄の一本です。

そもそも取り扱い店舗が少ない。手に入れられるウチに。

世界のそげぶ

他に該当キャラもいそうな感じだけど、個人のイメージとしてはバナナボート乗ったりこっち魅了しにかかってきた(千夜一夜版)ナタ。

| フランス | 01:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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よりボルドーに近づいた!?もはやメドックワインはこれでOK。 グラン・ヴァン・ド・グレネリー・2009

うぇるかむ!
ひとまずここのところの南アフリカの重点更新もこれにて。

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グラン・ヴァン・ド・グレネリー・2009
女傑のワインです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
このワイナリ、08版を既に春にやっているのですが、新ヴィンテージになりました
なのでストーリー的には08の方にてドウゾ。
ラベル自体は変化がありませんネ・・・・・・ん?
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バーコードが可愛くなってる
そんなこんなでグレネリー。08がPP高かったものの一部で売り切れてしまい、注目を集め、この移行品09からはもうちょっと取扱店が増えました。イイゾー。
更に、09からA.A.バデンホーストのアディ・バデンホーストのおっちゃんがコンサルトについたとか。
ティム・アトキンの南ア格付けでブーケンハーツ様を差し置いて1級になってるワイナリですナ(ちなみにグレネリーは3級に位置してますっていうか最近の更新品は大体評価内です)
さて、そんな感じで更にパワーアップ?といった具合ですがどうなっているかというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥(個性が好きなら+♥)
メドック感が上がっている・・・・・・!
ボルドーティストがバチ上がりしています。それでいて相変わらずのケモノ感。
ヴィンテージのせいなのか輸入タイミングの具合なのか、08に比べて沈みがあり火力が落ちた印象で、個人的には08のがグッと
くるものがあったかな。
しかし、火力自体は下がった結果より本場クラレットに近づいた感があります。オー・メドックの良質ワイン感がすさまじい。

色はかなり赤紫が高くあり透けがあまりなく。底の方に澱感はなし。
香りにケモノ感があるのは相変わらずで毛皮っぽい印象が支配的。
以前はジャミーな果実要素やナッツっぽさも同時に高かったのですが、このヴィンテージはそれが抑えめです。
その分ダシ感とキノコ要素がアップ。こうして書いてみるとシラーっぽさが少し弱くなったと言えるかな?
味わいも大分品が良く控えめになりつつ、ケモノ感。
毛皮系の香りは全体にありつつ、果実のソースとダシ感にまろやかな舌触り。
ミルキーな要素、ジャミーさは減りつつ、08ヴィンテージにもあったシナモンやカルダモンのカレーっぽさはちょこちょこと多く見られるようになりました。
チョコ感なども減ったかな。総じて全体に控えめになっています。
結果的に品が良く更になりました。理知や大人セクシーさがより上がり、反面親しみやすさが減った感じ。
個人的に上述の通り、ケモノ要素を抑える部分が減った気がするので08のが好きだったかなぁと。しかしながら、おしとやかさを身につけたとも言え、こちらを好む人もいるかも。
やっぱり思い浮かぶキャラクターは東方の藍しゃま。ただ、以前よりもシリアスな賢人としての要素が増えました。
ちぇぇぇーんとか言いそうにない感。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
値段は変わらず安い
今年のボルドーハンターはこれでキマリ!とは08年の時に書いた文章ですが、09はその観点でみればボルドーにより近づいちゃって更にハントしてます。
ヴィンテージを変えて、毎回ハンティングしてる。年間とおしてボルドーを滅殺!
元ピション・ラランドのレディ・メイ女史は明らかなほどに先見の明があったと言わざるを得ない・・・・・・
相変わらずというより更にケモノ感を感じる部分は増えているので、多少好みは選びますが、まさにいまHOTなデイリーワインのひとつであることは間違いありません。

というわけで、グレネリー・グランヴァンの09版でした。
この完成度と全体の統率のされかた、やっぱりスゴイですよココ。
個性的な風味、それもケモノ系というアクの強い方向性はハッキリしてるのに品が良いというのは変わらず。
これブリテンでも大人気商品でしょうネ、もっともっと買える場所が増えたら最高!

あ、麦ちゃん氏も評価ちょい下げなのネ

カリフォルニアが強いお店も、最近南アに夢中だったりします。やっぱ南アフリカ最高やな(確信)

09はかっちょいー路線の藍しゃま感
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| 南アフリカ | 22:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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超激似!?南アのジョーダンもやっぱりスター選手であった・・・ ジョーダン・カベルネソーヴィニヨン2011

うぇるかむ!
本日二度目の更新ッ!というわけで、ステレンボッシュ赤であります。
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ジョーダン・ステレンボッシュ・カベルネ・ソーヴィニヨン2011
タイトルの意味がスグに解る人はカリカベマニアだと思います。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベル自体は一見ふっつーですかネ。特別何か書く事もないぐらいシンプルな畑とタイトルという構図です。
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裏もおもいっきり普通。

なんですが、じみーに名前が名前なワケです。ジョーダンですよ、ジョーダン・・・

激似すぎる!
名前もまんまならば、ラベルの雰囲気もかなり似通っているわけです。
カリフォルニアのジョーダンといえば、レストランランキングの上位常連でシルバーオーク(これまた超有名)と並んで全米レストランで賞賛受けまくりのワイナリです。
もちろん、今回のワインとは、まったく関係なし!
ほんと、これがうっかり「ロートシルト」とかだったら即裁判レベルです。

造り手は上記ジョーダンと全く関係ないゲイリー&キャシーの「ジョーダンファミリー」です。
要するにまぁ、日本なら「小林さん」みたいなものなワケで。たまたまカリフォルニアにもっと有名な「小林さん」がいたという話で・・・・・・いや、でももうちょっとラベルとかその、ネ?
さておき。先代がアパルトヘイトより前からブドウ栽培をやっていて、今の夫妻によってワイナリとして本格化したという南アらしい流れを組んだワイナリです。
実はシャルドネの方が人気が高く、白に関してはミシュラン三ツ星のゴードン・ラムゼイやらル・ポン・ド・ラ・トゥールにオンリストされ、デキャンター誌などにも乗っかり・・・・・・って、経歴までなんとなくカリフォルニアのジョーダンに似る訳です。
ともかく、そんなワイナリの今回は赤。ステレンボッシュカベルネであります。
かのワイン同様、レストランランキングに乗れるような逸材なのかといいますと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(カリカベ好きなら+♥)
ワォ!ソノマカベっぽい!!
なんてこった!味までカリフォルニア風味だッ!!
南アフリカって全体にブリテンウケのいいワインが多いのですがコレに関しては感覚がカリカベに寄ります。つまりメイドさん味インステレンボッシュ(シンク談)。

色はそこそこ強めのクリムゾンレッド。熟成っぽさとかはありません。
香りに南アフリカらしいカシスの酸と甘味、キノコを感じさせる要素、多少のユーカリ・・・・・・に、突出してバニラ感があります。
樽っぽさでいえば、経験した範囲の南アフリカカベルネ(クラレット含む)の中では一番しっかり感じたかも。
かなーりミルキー。この風味が実にカリフォルニアクラレットの雰囲気なんですよね。
しかしながら、それほどあまーい印象にならないのがまた一興。
味わいも口当たりからしてマイルドでミルキーな風味がドバッと出てきます。
ビターさはあまりなく、カシスとキノコといった主軸にキャラメルチョコ&バニラのコーティング。それらが自然に出来上がっているのが良いのです。
多少バニラ要素を強く感じる人もいるかとは思いますが、私なんかにとってはすごく丁度いいところになっていて、上手いことステレンボッシュに多い和風な酸がまとめあげてあると思う。
苦味などの雑味もなく、スマートなフィニッシュ。シンプルすぎるところはありますが、高いカリフォルニアカベルネの基礎といえる
「果実のソース+樽からくるまとめあげ+奉仕的なアフター」
は守っている。南アフリカなのにネ!
ヘンにダレた要素がないのが、実に本格的。
ザッツメイドワイン。それも黒髪ボブカット。初心者にも最適な、キツすぎないメイドさん味。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ケース買い出来るメイド味!
私が謎に良く使う表現である「メイド味」を最安値で味わえる可能性。これ、安いですよ。2500円ぐらいなんですから。
南アフリカの代表例というにはちょっと違うんですが、21ヶ月の新ダル熟成(産地は謎)がステレンボッシュのブドウであればちゃんと香味になるという証拠といえるでしょう。スゴイことです。
ラベルなどはあまり特色もありませんから、プレゼント向けにはありません。
ブラインドではほぼほぼ(私が呑んだ雰囲気そのままなら)カリフォルニアカベルネと錯覚させることが可能。安めのワイン会をするなら是非お持ちください。
何より、アメリカーンな料理と一緒に是非ご賞味あれ。ヘタなカリフォルニアワインよりカリフォルニアしてるんですから。

というわけで、ジョーダン・カベルネ2011でした。
あくまでもシンプルにカリカベっぽさを作っている、といえるんですが同時にステレンボッシュという土地のクオリティを感じさせるモノになっています。
どうしても南アフリカってまぁ言ってみればそれでも「マイナー地域」扱いなので他国に例えがちですが、この辺りを飲むとむしろ逆転現象がおこりかねないなぁと日に日に思うのでした(っていうか、ブリテンでは既に人気逆転してるッスよね?)

いや、これなら安いでしょ!

こう学園祭メイド喫茶的気軽さ。

| 南アフリカ | 22:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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南ア版サンジョセフ?アイコンが可愛らしいが、ロックだぜ! ニュートン・ジョンソン・フル・ストップ・ロック2011

うぇるかむ!
昨日はうっかり寝過ごしてしまったので朝更新であります!

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ニュートン・ジョンソン・フル・ストップ・ロック2011
ホントは私もノンストップで行きたいモノですヨ・・・・・・

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
アイコンのタツノオトシゴは可愛らしい。ファミリーワイナリーで、オーナーのデイヴ氏と息子二人でやってて、その息子二人を見立ててるとか。地域が海に近いからタツノオトシゴなのかしら?

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裏はふっつーかな。

そんな、デイヴ・ニュートン氏は元々からしてワイン輸出業をやっていた人。
彼が醸造設備を買い独立したのが1996年なのですが、その前身は1985年からあったみたいですね。
北ローヌ系とピノを作っているようで、グラヴィティフローを採用。今回はその北ローヌミックス版です。
それ以外だとあまり目立った情報はないかも。
ティム・アトキンの南ア格付けリストには在中してますネ。
全体に名前やアイコンが可愛らしい雰囲気あると思いますが、中身はどうかというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(好みはだいぶ出そう)
お、海ワインっぽさあるなぁ・・・
サンジョセフ、最低でもクローズ・エルミタージュっぽい雰囲気がどことなく存在してます。
それと同時に、結構しょっぱさがある。そこが特徴的で、それはラベル効果なのか土地柄なのか・・・・・・

色は強く紫ですが、ド濃いワケでもありません。
香りにちょっとカシスなどもありますが、基本はプルーンやブルーベリー。
そこにスパイスとビターチョコっぽさがのります。どれもあんまり強くはないのですが、そこに塩味が含まれると。
味わいもアタックから結構しょっぱめ。塩付けしたような気分になるんですよね、果実の感覚が。
タニックさやアルコール感もそれなりに出つつ、果実のソースと胡椒を主体としたスパイス各種。
結構キリッとしたフィニッシュで、後腐れなく終わります。
チョコ系の味わいなのに苦味とかが残らない辺りが、ちゃんと北ローヌのいいところを思わせるんですね。
要所要所に差し込まれる塩っぽさを如何にとらえるかで大分変わりそうな気がしています。
ちょっとツンの入ったキャラの水着回っぽい?あんまりセクシーでなく、でもまぁ定番の水着回なんですよ。
なんだろう、全体の整いはあるものの、別に脱がなくてもいいようなボディ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(好みによって+♥)
上述のとおり、この手のワインの中でも少し特殊な味わいが随所にあるのでそこを好みになるかどうかですね。
今回色々南アを呑んだ中でも、割りと評価に困ったワインといえるかもしれません。
お値段は2500円前後と高くはないので、ちょっと試してみるにはいいかなぁと。
プレゼントにはタツノオトシゴモチーフとか家族経営らしいエピソードが多少入ってるので、使えなくはないかも。
うまーく料理と合わせるといいパフォーマンスを見せるかもしれませんネ。案外海鮮がいける?

というわけで、ニュートン・ジョンソンよりフルストップロックでした。
ユーモラス系なワインのひとつでしたね。個性はびんびんロックだゼ。
南アらしいといえば、そのトンガリ方にあったかなぁと。こういうのもなかなかおもしろいのがいいですナー。

もう2012年とか販売され始めているみたいだけど、今回は2011ネ

あー、西木野っぽい気はする。

| 南アフリカ | 09:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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まさに日本ワインらしさに独自のラベルが象徴的。 四恩醸造・窓辺・赤(メルロ主体)2014

うぇるかむ!
朝の予告の通り、今日のご紹介はコレ。日本のワイナリとしては気になってたんですよネ。

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四恩醸造・窓辺・赤
日本の例に漏れずレアアイテムです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
なんで私が気になってたかというと、エチケットがカルトっぽいからです。
油絵シリーズとされているものの1つで、数種類のエチケットがありますが概ね販売時期毎に同じ柄で数種類ワインが作られているみたい(例えば、このワインであれば白、橙、淡赤、赤の4つのワインが同じ窓辺シリーズとして10月にリリース)
今回は、
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赤。日本の中ではセンスのいいラベルだと思う。
これ1つ、テーブルにおいてあると花瓶っぽい存在感になるんですよネ。
公式はコチラ
こう、なんといいますか、日本ヴァン・ナチュールって感じな!
検索するとこう自然派だぜ感あふるる解説をワイナリ公式以上に熱く語ってるサイトが多い。
ハッキリ言って、完璧にカルトで売っている所を見たことがないレベルなのですが、今回は上野のとあるお店でボトル4800円だったので注文して呑んだのでした。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
あ、うん、ボージョレ・ヌーボーっぽい。
むしろ今年呑んだどのボージョレ・ヌーボーよりもイチゴキャンディのニュアンスがあったような・・・・・・
予想外にミルキーなワインで、飲みやすい印象。
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色は最初はかなーりライトな感じで薄赤いのですが、3分の2を越した辺りから完璧に濁りました。
流石日本ヴァン・ナチュール。なので呑む部位によって味わいの感じ方が違うハズ(今回は一本で呑んで本当に良かった)
ちなみに、同席で飲んだと自然派ワイン慣れしてないある人は「なんか濁りだした、酷いなぁ」と不良品かとショック受けてましたっけ。
香りは概ねイチゴ+キャンディ=イチゴキャンディという図式な、軽い赤果実と甘いミルクキャンディ。
アセロラっぽさ、にごり始めるとトマトの印象が出ます。特徴がほぼガメイです。
味わいもほぼほぼ香りと同様。少しオレンジの要素があり、スッキリ飲みやすい仕立てで余韻も短め。
濁ってからもトマト系の酸味とかが強まり、多少ダシっぽさと青さが現れ口当たりに若干澱みが出ますが、それでも基本ベースの味わいが変わらないので問題なく。
ガブ呑み系です。11%程度の低いアルコール度数も手伝ってじゃぶじゃぶ呑めます。
そういう方針で作っているのだろう事はわかりやすく、濃いワインノーサンキューな人がこぞって買ってるだろうことが伺えます。
良くも悪くもボージョレ・ヌーボーっぽいワインで白ロリータなキャラクター。
「XXなのー!」ってフリフリ衣装来て叫ぶ系女児。まったく小学生は最高だぜ系。
この日はレストランだったので珍しく食べ合わせを色々したのですが、料理との相性は実はなかなか良くって、あっさりとした鶏肉のコンフィにもブイヤベースやフォラグラにも相性良く。むしろ豚パテが一番チグハグになっちゃたかな

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(買えれば+♥)
値段は買えれば安め
一番個人的に気に入ったのはココで、このワイン2000円出せばお釣りが出るんですよね本来。
味そのものはじゃぶじゃぶヌーボー系で世間が書き立てる「自然の恵みな、職人オジサンが作る、高尚なヴァン・ナチュール様」って有難がり方するワインでは、ない。
この値段で、このロリロリした味で、食卓に置いておくだけでちょっと気分がいいラベル。
まさにテーブルワインであります!本来ならケース買いしたほうが楽しいタイプなんですが、そういう事はできない分で最高評価にはしないかなぁ。
そういう訳で、10月リリースのハズなのに既にどこにも売っていない点を除けば日本ワインの中では機会があれば他のも飲みたいワイナリかな。

というわけで、四恩の窓辺赤でした。
ヌーボーっぽいワインって個人的に低評価にしやすいのですが(今回も味わいそんな高くはないものネ)、このワインにはラベルのセンスの良さとキャッチーな印象でグイグイ飲める部分はポイント高いノデス。
料理皿にサクッと付随させると見た目にいいってのは最大の良さだと思います。
必死になって探すワインになっちゃってるのは残念。これそんなワインじゃないよー。

リリース直後でないと買えない感じは悲しい

こういうラフで甘えてきてコメディな感じですよ。まったく小学生は最高だゼ!(実は私ちゃんと見たことないんだけどネ)

| 日本 | 23:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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南アフリカ最強による最も安いワイン。それは・・・オージー殺し? ブーケンハーツ・クルーフ・ザ・ウルフトラップ・レッド

うぇるかむ!
朝っぱら最高に恥ずかしい感じに投稿ミスをしたまま、仕事に行き帰りにワインショップをめぐりブルピノ呑んだりした足でソムリエさんとミソカツ食いに行き身の上を話をしつつ、解散後ジャンプを読み「左門君はサモナーやっぱくっそ面白いなぁ。萌え死ぬ」などと大満足で返ってきたシンクですドーモ。
さて。
南アフリカ特集も大分進めてたつもりがボージョレ・ヌーボーなどもあって停滞してましたのでサクッと!

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ブーケンハーツ・クルーフ・ウルフトラップレッド2014
出た!ブーケンハーツだ!!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥♥)
あ、超絶贔屓してるワイナリでーす(サクッと)
おそらく日本のブログの中でも抜群にこのワイナリを紹介しているのが当ブログではないかと思います。
買えなかっただけで記事にしますからね私
あとは是非南アフリカタブクリックしてさかのぼり他の南アフリカワインのノートも見つつスゴイヤバイ級ワインだという事を見ていただければと思うノデス。
が、そんなワインを作っているワイナリの、一番安い赤が今回のウルフトラップです。

他のワイナリでわかりやすく例えると私が信奉してる一番高いワインが
↑こんな感じであるとすると、今回のモノは

こういう具合。
広域、生産量が多く、買いブドウで、ブレンディングや設備もそこまでこだわってはいないってワケ。
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年号によってブレンドは違うようで、なんとシールで訂正が入っていました。
あくまでもテーブルワイン。端も端な存在ではあるんですが、では実際どうかというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
あ、オーストラリアっぽーい。
正直なところ、マーク・ケント様作として求めるところはもっと自分高かったりするんで残念かなとも思いましたが、このワインにも引き継がれているのは「軽くはないけど重たくない、ちゃんと美人ですっきりしたアフター」の部分。

色はパープルよりですが、若いレッドの部類かな。
香りはブルーベリーなどの紫の果実、ちょっとシロップっぽい甘さがありそれほど強い香りではありません。
そこにほんのり胡椒とシナモン。
ジャミーだったりトゲトゲしてたり土臭かったりはなし。ある意味果実酒らしく、複雑さが足らず特徴的でないとも言える。
少しユーカリっぽさがあるのはヴィオニエ効果?
味わいもそうした「スタンダードに美味しい」を行く仕上がりです。
紫果実に少しアセロラを混ぜたようなソース、口当たりは中庸でそうした果実の酸と甘がほぼほぼベースになっています。
スパイシーさなどはひとさじといった具合で、割りとまとまりよくは出来ています。
果実の要素と構成自体はパワフルよりの、重たさをもっているなぁ・・・と思うんですが、アフターの抜けが妙にストンっとしている。
ザラつきや、余計な要素を残さずに、しかしブツ切りでもない。テンポ良くそのまま終えてくれるっていう印象かな。
この甘味が強めで、シンプルに仕上がっている感覚がすごーくオーストラリアシラーズっぽいんですよ。
以前、ポークパインリッジの時にも書きましたがローヌやラングドックの低価格だと結構雑味が多かったり暗く重たい印象を持つことも多いんですが、このワインはそんなでもない。
悪く言っちゃうとあまり特徴がない部類でしょう。良く言えば料理と呑むテーブルワインとしてはハズさない。
これ多分狙っている気がしますね。あくまでもパキッと呑むためのワイン。
かわいいモブ系とでも言いましょうか。メインキャラクターっていうではなく、町人Bとかなのに妙に美人だったりする程度の具合かな。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
1300円以下で買えるワイン、としてはかなりイイ感じなのですが上でリンク張ってあるギガルとか(フランス)でも1500円以下のシラー主体ってそれなりに存在しているので特筆するほどにはないんですよネ。
私なら1.5倍でもポークパインリッジにするかな
フラッグシップのイス様が最高に美味しすぎるので、入門用としてコレをってワケにもいかず(そりゃムートン・カデにムートン・ロートシルトを感じろってな所存)あくまでも普通よりちょっとコスパのいいテーブルシラーかなぁと。
日常用にケースで買うのは大いにありで、ハウスワインとしてはいい選択になるハズです。
良くも悪くも人を選ばない日常品。

というわけで、ブーケンハーツのウルフトラップでした。
このワイン「トップワインと下位層ワインを作れるだけの規模と実力を、南アフリカのワイナリが本場ローヌやオーストラリアのように行っている」のが人によっては驚きかもしれませんネ。
最近では意外と探しづらいとも言われているシラー系のテーブルクラス良品としても、いかがでしょう。

ケース買い系のお値段らしい仕上がり

あ、ちなみにこれ、今日ワインショップ行って手に入れましたフヒヒ・・・

| 南アフリカ | 23:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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速報:今年(2015)のボージョレ・ヌーボー試してきました! ~パカレ、ラフォレ、ラピエールなどなどに更に去年のボージョレ・ヌーボーも含めた5つの試飲~

うぇるかむ!
ボジョレー・ヌーヴォーですよ皆さん。ボジョレー・ヌーボー。ボージョレ・ヌーボー。どれでもどーだって良いのですが、今年も試飲してきました。
去年の記事はこちら。割りと比較して書いていくつもりなので参考までに。

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あ、今、割りとフラフラでス。

ちゃんと解禁同刻に飲みましたよ、やったネ!レッツパーリィ!!
いずれも自然派系のワイナリです。画像が多くなっていますし、どちらにしてもヌーボーのコスパ評価は低い(どう作っても高い!)ものでありますから、点数はつけずにやってまいります。
簡易にサササーツと。(あえて去年のコピペ)

・トランノンフィルター
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色はクリアなレッド。とはいえ、結構濃かった。
香りにフルーツのニュアンスは強くそれも赤紫なアメリカンチェリー。イチゴキャンディ感はそうした紫果実の印象があるので強く感じません。
味わいも同様でストレートな果実感だが、全体に酸味と甘味が暗い。
スパイス要素は低く、時間がたつとボージョレ・ヌーボーっぽさがそことなく見えはするがそれでも全体に暗い仕上がり。
ノンフィルター効果?なのか落ち着きがあるヌーボー。
可もなく不可もなしな出来のワインというラインには立っている。

マルセル・ラピエール
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色は濃い目のレッド。若いスペイングルナッシュっぽいカラーかな?
香りにイチゴ要素やアセロラはあるものの、やはりアメリカンチェリー気味。
味わいはしかし、全体を覆うのがマンダリンオレンジ。
最も本日の中では酸味に特徴があって、海外オレンジ系のタッチが有機らしくてグッド。
口当たりも少し重ためで、雑味が多少あるがオレンジのエキス感が多くイチゴキャンディ要素は低い。
雑味部分もなんだか「ガメイという品種の個性」な気がしてならないんですよネ。
オレンジの酸味が自然派らしくて良い感じの一品。

フィリップ・パカレ(グリーンラベル)
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パカレの兄貴、今年はちょっと薄め?
色はラピエールより薄めでレッド。
香りにアセロラ、紫の果実のタッチがあり、スパイスもほのかに。
スペイン系かな?っぽい印象は前年度と変わらずあります。
ただ、味わいはアタックが水っぽくチェリ0の質感とわずかにストロベリー。
ミルキーなキャンディっぽささは0。シラーっぽさがあるワイン、というのは前年度と変わらずで安めのコート・デュ・ローヌなんかの方が近いようなタッチ。
紫果実と酸味の強さは全体に思わせてくれますが、どーしても去年より薄く感じてなりません。
時間がたっても味わいがぶれないのは特徴かな。いいぶどうは使ってる気がするんだけど、多分パカレの兄貴
「ちょっとブドウが濃すぎる。少し加減しよっ!」
ってのをやったんだと思う(結果、この日のワインの中では一番あっさりした印象をもった)

ラフォレ2015
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ボージョレ・ヌーボーなんだからわざわざ2015って書くのはトーシロ感あるだって?まぁまぁ、落ち着き給え。
さて。
色は暗めのレッドでギリギリ透けるかなという程度。これまたボージョレ・ヌーヴォーっぽい色じゃないと思います。
香りにアメリカンチェリー、プラム、多少イチゴ感はあるものの全体を覆うのはフレッシュな紫果実。
味わいは今日の中では最も濃く、果実と同時にキャンディなミルク要素も強め。
アメリカンチェリのソース、まとまりが良く、しかし苦味は多少他よりも多い。
パカレに比べると赤い果実の要点は多く、どちらかというとカリフォルニア・ピノって感じのまとめかたになっている。
濃くキャッチーな味わいで比較試飲をするときにウケが良い味だと思う。
それでも、ボジョレー・ヌーヴォーのあのイチゴキャンディ感は低くある。
余談だが、店主の話によるとこのワインは「おもにブルイィ村のブドウ(おそらく100%)」なんだそうな。
コレ、すっごく納得で一人でめっちゃ笑ってました。そうそう、ブルイィってなんか濃いよネwwwww
今もしかして、ムーラン・ナヴァンより美味しいのではないかブルイィ。

ラフォレ2014
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で↑のワインの去年版。売れ残りを今日、この日に開けました。いいですねーそういうのとってもいいよー。
色は2015に比べてうす味になっており、っていうかなんか濁ってるね?って感じ。
劣化によるもの?それともボジョレー・ヌーヴォーを一年も放置した結果?どこか色からしてくすんでいます。
香りに見られるのは2015に近いものの、全体に抜けており濃さは消失。
中抜けした印象を香りからうけますが味わいも同様で全体に薄めのピノっぽい感覚で苦味は低くアタックが水っぽいタッチ。
割りとボージョレ・ヌーボーらしかったハズのワインですが、今日の印象はそんな事はなく、ミルキーな要点も控えめですし果実感は飛びつつも紫より。
正直を言えば、いい熟成はしてません。単純に劣化してると思う。ただ、飲める。不味いワインにはなっていないのが大事。

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
というわけで、ひと通りですね。
全体の傾向としては「去年より濃い」と思います。
パカレだけなんだか薄く感じまくったのですが、醸造の為なのか他が濃くなったのか・・・・・・
いずれにしても、イチゴキャンディ要素は感じなくないもののかなり低くなっており、どれにしても「デュブッフの野郎のヌーボーとは一味違って本格だゼ!」みたいなタッチにはなっていました。
この手の濃い本格風傾向は近年のボージョレ・ヌーボーは強くなっているような印象あります。
今年の個人的な感想は、ラピエール>ラフォレ>パカレ>トランでしょうか。
ラピエールが一番、自然派なガメイらしい味わいを提示してくれてる気がしました。
去年はパカレ>ラピエール>トラン=ラフォレと書きましたんで、ラピエールは安定しているなぁという印象。
しかしながら、他のお店で呑んでる人の評価は殆ど、ラフォレ>>パカレ>トラン>ラピエールだったり。まぁ私の好みの問題よな(ちょっと憂鬱)
ラピエールは去年も自然派テンプラリーニョを感じてましたし、どことなく自然風味がちゃんと感じられるんですよね。当のマルセルは亡くなってるのにネ。ちゃんと自然派継承してるんじゃないでしょうか。
トランは如実にボージョレ・ヌーボー系のタイプなので、そういう意味では一番例年の傾向を測りやすいのかも。その意味でも、今年はやはり濃いと思います。
パカレが薄くなったのは謎。去年の方がスパイス要素も多かったし、果実の濃度も高く、(記憶の範囲では)今年はあんまり良くないと思う。
ラフォレは例年強いワインではあるものの、今年は定番ルートよりも濃く力強い方向性になっていました。
ブルイィって言われて納得出来るんですよ。

そんなこんなで、今年のボージョレ・ヌーボーでした。
全体に消費も人気も下がっているボージョレ・ヌーボー。私としてはガッツポーズではあるものの、業界としては大問題ですよね。
ただ、味わいそのもののレベルは今年は去年より上がっているという予測が出来ます(さすが、ジャンシスの呪いの5のつくヴィンテージ)。
確かにいずれもやっぱり値段相応ではない味ですけど、しかし品質的には上がってるなぁ。
では、皆さん、素敵なボージョレライフを。

ザクザクっと今年も楽天にある分はのっけておきますヨ




| フランス | 04:56 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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ピノの聖杯?南アフリカはピノも英霊級! ザ・グレイル・ピノ・ノワール・オーヴァーベルグ2013

うぇるかむ!
今日は私は休暇とりました。理由は、昼映画にコマンドーがやっているからボージョレなので早めに更新を。

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ザ・グレイル・オーヴァーベルグ2013
書くまでもなく、ボージョレ・ヌーボーより安く旨いピノです

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ちょっとシンプルすぎではないでしょうか!?
パソコンうちの文字(フォント民はすぐわかっちゃいそう)のみ。名前だけ金。以上。というこのシンプル通り越して大丈夫か?というラベルで逆にスゴイ。

グレネリーのグラスコレクションの方がまだザ・グレイル(聖杯)って感じだゾ。

ワイナリオーナーのデヴィッド・クレッツマーというワイン好き実業家が、オーヴァーベルグという地域に4ヘクタールほど畑にした場所のオンリーなピノ。
ディジョン・クローン、有機の手積みでフレンチオークというそれなりの(良くありはする)手法がとられています。
醸造担当はホセ・コンデ。こいついっつもデイリーワイン作ってるな(テンプレ)
そんなに知名度や雑誌評価が掲載されていないのですが、ワインレポートの山本氏がdancyuのワイン特集に持ち込んではいました。
そんなこんなで、南アフリカピノ。個人的に結構期待していた逸品でした。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(個人的に+♥)
南アのピノにハズレなし(格言)
ほぼ決まりだと思いました。よっぽど安いとか造り手がザコで無い限り、南アフリカはシュペートブルグンダー同様ハズレ率低いと思う。

色はかなり濃い目のレッドで、色味の段階で冷涼地のピノっぽさがあります。
香りにチェリーのフレッシュと缶詰のミックス、そうした果汁の酸と甘味が香りから立ち上りつつ、なんと出てくる紅茶感。
それもアールグレイの質感であります。かなーり自然な作りのしかも良い生産者――ダヴィット・デュバンとか、フーバー様とか――が持ちえるあの要素がフレーバー的ではありますがあります。
味わいは香りほぼそのままストレートで、フルーツ各種の味わいは強め。
冷涼地域にありがちな凝縮感、それでいてタニックさや酸などにくどさやキツさ、鈍さがなく整いは良く出来ている。
甘味もズケズケしておらず、後からしっとりとマンダリンオレンジが香るアールグレイのミックスで〆。
程々にオークからきているだろうミルキーさなども備えており、少しのキノコやヨーグルトの酸などのバリエーションも時間が経つと見えますね。
全体を通して、変化率自体は少なく複雑ではありません。基本のベースはNZなどの安いピノ同様のチェリー度が目立つ感じですし。
しかしながら、茶葉とオレンジの印象が「デイリーピノに出ている」事実が驚きなんですね。
美少女(美少年)お茶会をぼんやりとでも想像させてくれるのが、まさかこの値段で現れるとは・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
一番気に入ったのは・・・・・・値段だ!
ケースで買ってお持ち帰りしよう!
デイリーピノとして2000円アンダーに欲しい要素とそれ以上の要素を完璧に備えています。
これで高級感があれば、もうそれは5000円以上の「職人技が勝負になる本格の世界」に完璧にインしきっています。多分並べてもバレませんねコレ。
名前自体は格好いいのにジャケがシンプルすぎるので、
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どこからどーみてもプレゼントアイテムには向かないのは欠点。
それを補うというか、明らかにデイリーでガツガツ楽しんで欲しいピノです。
聖杯にワイン満たされっぱなし!

というわけで、ザ・グレイル・ピノ2013でした。
高級ピノ(それも有機や自然派めな)が値上がりしまくってるさなかのこの登場は日本でもようやく南アフリカブームが来るだろう事を予見させるモノになっていますね。
もちろん、最高峰のピノ達のレベルには至っていないのですが、その片鱗といいますか要素自体は少なからず持っている本格さがとても好ましいなぁ。

意外と出回りが少ないので、見かけたら買っておくのがオススメ

縮小版って感じがする。

| 南アフリカ | 15:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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日本人妻で話題になった南アフリカクラレット、のセカンドはいかほどか。 スターク・コンデ・ポストカードシリーズ・カベルネ2013

うぇるかむ!
昨日が朝9時更新で、今日がこう遅いとなんだか余計に長く更新してなかった気がしちゃいますなー。
さて。
昨日はニール・エリスのカベルネでしたが、今日はそこにも関わりのある人のワインです。

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スターク・コンデ・ポストカードシリーズ・カベルネ・ソーヴィニヨン2013
今かなーり注目されてる格安ワインです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(日本人的には+♥?)
ラベル自体は正直地味です。ポストカードというのになんか暗い。こう、もっと明るい配色でもいいのよ?
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裏も地味目。モトックスさんなんで改めてラベル作ってる感じなのかな。

造り手はホセ・コンデ氏。
上述リンクから行けるニール・エリスの共同経営者が義父である彼は、まんまニール・エリスにブドウを供給していたワケです。
去る1998年、コンデ氏は多くのグロワー系と同じく
「おっしゃ、自分でワイン作ったろかッ!ドラッ!!ドラララララーッ!!!」
と、独立しブドウを自分の足で踏みながら6樽ほど作ったところ、なんかのワインコンクールで優勝してしまいます。
10年後、NYタイムズにTOP10南アフリカカベルネという謎の栄誉をうけ、更にフラッグシップはWA94点をとったこともあったそうな。
今では「神の子」とテニプリ真田みたいな異名を持ち、ニール・エリスだけでなく、マン・ヴィントナーズやパンゴリンなどなどテーブル価格帯のワインを南アフリカで多く手がけているのじゃ。めでたしめでたし?
改めて2009年にはNYでは見出されていたんですねここ・・・・・・日本では今年の5月にTBSの最近よくある「外国にいる日本人スゲー系番組」の中でコンデ氏の日本人奥さん(経営担当?)が紹介されて市場から姿を一時期消し、フラッグシップは今も入手困難です。
(と、言っても買えれば3000円もしないのですが)
今回はそんな、スターク・コンデのセカンドライン。ギリギリテーブル価格ワインの更に半額版という形ではあります。
既にニール・エリスは経験済みでしたし、ステレンボッシュのカベルネ100%なのでハズレはありえないだろうと思いつつ、また価格以上なら嬉しいなぁとも思いつつレッツ試飲。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
アメリカ向け南ア?
各々に似た要素はベースに持ちつつ、違いのあるステレンボッシュクラレットの中で、このワインに大きく見えるのは「甘味」。
キュートめな仕上がりになっているワケ。

色は多少クリアめなクリムゾンレッド。
香りはラフめな明るいカシスとマッシュルーム要素というステレンボッシュクラレットの典型かな。
ただ、この段階で苦味やケモノ感は薄く、またシロップ要素も感じはします。
味わいにあるのはまとまりの良さです。
アタック自体はみずみずしく、アセロラやカシスのジュースにキノコ要素、それらにちょっと白砂糖を区分けてシロップにした感じかな。
ドぎつくはないですし、キノコ感やほのかな(ただし微量な)茶葉っぽさ、ユーカリめなミントでしつこくなくまたダサくはなっていません。
この甘い部分に、どこかカリフォルニアの中規模安めのワインを感じるんですよね。
ベリンジャーやコッポラやモンダヴィなどの甘ったるいぶりっ娘な感じではなく、子供が大人を演じようとしている雰囲気とでもいいましょうか。
最近のアニメなら、シンデレラガールズの橘ありすとか、女児向けアイドルアニメのクールポジキャラ(でも小学生とか中学生だよね?)のポジションかな。それがまんま立っているような。
テーブルワインらしさをほんの少し背伸びした感じがする、「こいつならロリ好きでもなんだか許される気がするゾ」な感。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
1600円ならなるほどコスパ抜群
数百円でグレードが違うあつかいされる低価格ワイン業界。その中でこの1600円という価格と味わいのバランスは納得と嬉しさがありますネ。
まさにデイリーワインのどまんなかをついた「親しみやすい初心者向けとでも言いたくなる味」と同時に「本格な機能や地域性は持ちあわせている」というワイン好きにとっての面白さも持っています。
二兎追ってちゃんと仕留められているワインです。
プレゼントにするにはよっぽどネーミングやホセ・コンデ氏のプロフィールなどからヒントを得る必要があるでしょうから、もうこりゃデイリーワインとしてガブガブやってください・・・・・・と言いたいんですけど、なんとこの価格で年産1万2千本ぐらいしかなくメリケンやブリテンに流れてるので「再入荷はあるけど、意外と途切れることの多いワイン」でもあるようで。
南アフリカのお試し、という意味ではちょっと甘すぎる気もしますが、価格的には一考ありますしネ。

というわけで、スターク・コンデのポストカードシリーズ・カベルネでした。
低価格の域はでないなぁと思うものの、どこか大人びた印象をはしばしには持っていて、独特の可愛げがあるワインに仕上がっています。
NYのデイリーワインって感じがすごいする。なんかNYのオステリアでちょい高めグラスワインとかでありそうな、気軽だけどちょっといい気がする・・・・・・うん、デイリーとしては優秀だと思います。

先週ぐらいまで片っ端から売り切れだったんですが、再入荷がどこでもあったようです。お好みの店であるうちに。

ある意味マセガキっぽい?

| 南アフリカ | 22:29 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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冬場はリパッソ、呑みます~今後の更新予定~

うぇるかむ!
定期的に書いてます今後話。南アフリカワインもさなかですが次はいきなり旧世界ことイタリアの予定。

ヴェネトのリパッソ更新、やります

テーブル価格の「普段のアマローネ」ことリパッソ。その魅力に迫れればと5本ほどリパッソワインを購入したので、そこから何か探るのが12月初旬になりそう。

乞うご期待!

| 未分類 | 10:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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南アフリカ大手、シラーよりクラレットの方が上手だった? ニール・エリス・カベルネ・ソーヴィニヨン・メルロ2013

うぇるかむ!
昨日はブーケンハーツクルーフが買えず、そのまま不貞寝してしまいましたが気をとりなおして

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ニール・エリス・カベルネ・ソーヴィニヨン・メルロ2013
要するにボルドークラレットブレンドですネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ワイナリそのものは過去にやってますね。なので詳細は割愛
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裏も特筆して特徴もなく。
やまやのお酒における定番南アフリカ(のちょっと高い扱い)なワインです。
シラーの評価は良くも悪くも普通といった扱いでありましたが、よくよく見たらこれ「ステレンボッシュのカベルネ主体」という事で、改めて確かめてみようかなぁと。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
あ、これはなかなか良いのでは・・・
悪くない感じに、南アフリカらしいクラレットの感覚でした。全体におとなしいのが特徴かな。

色は年号にしてはちょっと薄れ気味?
香りにカシス少々とマッシュルーム。この2つが基本的に備わっているのが南アフリカ系の特徴かなと個人的に思うのですが、それが実に地味にかつ効果的にミディアムに感じられる。
味わいも特筆して贅沢さなどがあるわけでもなく、最初の口当たりも中庸。
カシスとアセロラ、それから香りにも感じたキノコ要素がサクッと。ちょっとだけタニックさが紅茶も混じってたりして、全体にはボディはライト志向です。
重たくない、バランスの良さがまぁまぁ飲みやすいんですよね。
なんだろう、個人的には西オーストラリアのマーガレットリヴァーとか近いワインを知ってたりしますが・・・まぁ、一般的に言うとメドック系ワインに近いって方がわかりいいのかしら。
余韻も中庸に静かですが、そんなに雑味もなくこれら南アフリカらしい要素を兼ね備えているなぁと感じさせてくれるのは良いのではないでしょうかね。
キャラクターとしては地味目。だけど、それがテーブルワインとして不足しているという意味にならず、「安定感がある」のではないかと。
こうした特徴なのに比較的日持ちが良かったりします。それが一番の高ポイントかな。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
シラー版よりもいいので、ちょっと+。オマケ気味ですがネ。
価格にして2000円ギリギリするかな?みたいな状態なので、その中でハズさないアイテムな気がします(南アフリカの特徴が苦手だったりするとダメでしょうが)
完全にテーブルワインとしての風情を持ってしまっているので、あくまでもケース買いアイテム。
やまやでなんとなーく見つけたら、買ってみようかなって感じでいいんじゃないでしょうか。

というわけで、ニール・エリスのクラレットブレンドでした。
この普通さ!だが、それがいい。
シラーよりもずっと出来栄えが良いというか、ステレンボッシュという土地のカベルネの基本特徴がわかりやすい一本だとも思いましたネ。
ワインガツガツ買ってない人が気楽にちょっと贅沢な気分にってなれるタイプ。

楽天市場では意外と売ってないワイナリだったりします(これもヴィンテージ違い)

これ、ヒロインの名前「エリス」でしたよね?

| 南アフリカ | 09:35 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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ブーケンハーツクルーフ買えなさすぎぃッ!!!!

うぇるかむ!
通常更新前ですが・・・・・・

またブーケンハーツのシラーを買えなかったヨ・・・

1時間どころか2分持たずに埋まったって本当かい!?

| 南アフリカ | 21:21 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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ずば抜けて高品質!を掲げたワインがちゃんとずば抜けて良かった件について。 ハーテンバーグ・カベルネ・ソーヴィニヨン2012

うぇるかむ!
買った南アフリカワインを全て飲み終え、計8回ぐらいは更新出来そうな状況になりましたー(やったぜ)
というわけで、一発目からその中でも珠玉だと感じたカベルネです。

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ハーテンバーグ・ステレンボッシュ・カベルネ・ソーヴィニヨン2012
っていうか、しばらくはステレンボッシュのワインが続くかも。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(評価誌的には+♥?)
ラベルそのものはフランス的シャトー感を真似たチリ辺りのそれを更に真似たようなデザイン。ちょっち微妙?
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マスダさんのわかりやすい裏ラベル。

というわけで、デカンターで旨安クラレット世界一を一回とったことがあるワインです。
一年前には当ブログでフラッグシップも紹介したことがありました
あ、それとティム・アトキンMW格付けの2級ですネ。
比較的経済開放が行われてからの新規ワイナリが多い南アフリカにおいて1692年という老舗名門。
その為、南アフリカ最大クラスの地下セラーを持ち、また社会貢献活動も多めだよ!という以外にはそんなに情報もなかったり。
今回のカベルネはそれなりに価格で70%程度のフレンチオークを使ったタイプとなっています。
そんなワケで南アフリカの老舗かつ注目度がそこそこのワイナリ。実際どうなの?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
シンプルにずば抜けて洗練とされている!
とてもコンパクトにまとめてスタイリッシュなカベルネになっています。
シュッとした印象で、南アフリカの(これから更新する同程度の)カベルネの中でも一段と整えられた印象のあるワインです。

色はくろみが多めの赤紫。パープル寄りでしょう。透けもあまりありません。
香りにカシス、マッシュルーム、少しだけアセロラが入り、特にカシス要素が高く存在。
そんなにハーヴ感はなく、ナッツ少量程度の樽感で、全体に果汁を中庸に感じるバランス感。
それほどミルキーさも感じさせず、結構硬派な印象を思わせます。
味わいもかなり整いがあるんですよね。シュッとしたカベルネらしいカシス要素がふんだんにソース的。
口当たりはクリアめながら、全体に重たさを感じるほのかに暗みを感じさせるタイプ。
突出して味わいに甘味や酸味が出ているという事がなく、タニックさやアルコール感は多少強めだけれどその他の要素も強いので濃い位置でバランスがとれている印象かしら。
南アフリカクラレットの特徴的なキノコシチュー感はちゃんとありつつ、ボディの強さをとかく感じさせる一品になっています(全体でみれば、チリとかカリフォルニア寄りで南アフリカっぽさは低い)。
スパイス要素などは少なめで、どこが際立って良いかと言われると多少困りつつも「相対的な仕上がりの良さ」にあるようなタイプ。
やりたいことが全てが出来る、力強い硬派なキャラクター。
個人的には、ストリートファイターのリュウですナ。

どっちかというと、スパ2Xなんですけどね。波動昇竜でガッツリ固めきれる、超絶バランスファイター。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
見つけたらタツマキセンプーキャッ。
この硬派でキリッとした仕上がり、他国で探すと4000円ではすみません。
南アフリカとしては比較的高い部類で、そのあまりにバランスファイターな辺りで個人的に最高評価にしてないのですが、この仕上がりが南アフリカにはある、という事実は良く覚えておいて欲しいところ。
ラベルなどはあまりパッとしないですし、プレゼント向けの要素は低めな点も最高評価にしない理由。
ワイン好きにブラインドさせたら結構面白い結果が出ると思いますヨ。ご褒美ワインとしても、しっかりとリッチさを感じさせてくれます。
こういうのこそ、肉ワインといいますか、焼いたお肉に対して高級感を与えてくれるワインだと思う。

というわけで、ハーテンバーグよりカベルネ・ソーヴィニヨン2012でした。
ちょっと熟成させてもいいのでは?というキレの良さで、すごくスマートで誠意ある仕上がり。
そりゃこれだけ整ってるワインが出せるなら、年間のカベルネ・ソーヴィニヨンランキングなんてとっていくよねーっていう。
これはもう、老舗といより、カール氏という醸造家の感覚な気もしますが・・・・・・

案外と出回りは少なめ。お早め購入なタイプかもしれぬ・・・



ストリートファイター リュウ で検索したらコスプレ衣装ばっかりひっかかった。そんなにやりたくなるコスプレっすかネ?

| 南アフリカ | 18:09 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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スーパーマーケットの保存は果たしてイけるのか? エヴォディア・オールドヴァイン・ガルナッチャを改めて呑んでみた

うぇるかむ!
今日はいつもよりちょいとラフに更新したく思いまして・・・・・・

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30%値引きだ!

2年以上ぶりにこのワインを呑みました(ワイナリ詳細はこのリンクからで)
買った場所は同じく西友・・・なんですが、取り扱いをやめるのかヴィンテージ変わって在庫になるのだったのか、30%びきです。
30%オフになると(元々が1000円ちょいなので)税込みでも1000円いきませんでしたネ。
ただ、問題は「そんなスーパーの保存管理&30%オフになるまで放置されてたようなワインが果たしてちゃんとしているのか」が気になるところでありましょう。
私もまぁ、暇つぶしに呑んで無理だったら煮込み料理にちょっと使って捨てようと思ってたぐらいであります。さて、実際どうであったか・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
あ、普通。
前と変わりません!わぉ。ほぼほぼおんなじ味だったように感じます。
濃くタニックめで強いプルーンや干しぶどうけいの果実感に黒いアメリカンチェリーがベースで単純に濃いスタイルが変化なし!
渋みと甘味が迫力が良く、パワフルなタイプのワインとして正統派。抜けた印象や劣化感覚はない、っていうか多分わからないんじゃないのコレ?という気がします。
余韻もボリュームがありますし、熟成したようなニュアンスもなく、単純な濃さで押せ押せムードなのも変わりません。
コッテリ系としてはむしろちょっと大人しくなって良くなってないかコレ?という感じですらあって、予想外のまともな濃い系ワインとしてちゃんと飲めちゃいました。

って感じで、全然変わらなかったんですよね印象が。勿論、ちゃんと保存したもの数本と比べたら何か違いがあるのでしょうけど・・・このクラスだから、なのかそれともスペインのVVという果実の力がちゃんとこのワインにあるという事なのか、全く弱さを出さずにパワー系でこの値段だったらケースでもOK!って気分になりましたとさ。

こういうのを呑んだ時に、「ワインの保存」という初心者を遠ざける気難しい問題に対して考えてしまいますネ。
一年中クーラーを聞かせて人間が不快なく過ごせる気温に保ってある環境であれば、そんなにダメージが深刻化しないのではないか?
そう思っちゃうワケ。流石にクーラーなどの温度調整なしだと夏場はダメダメでしょう。
でも、「10年熟成させるゾー!」とか「投機目的だゾー!」などなど、本格的マニアックに攻める人はそりゃ温度湿度管理して欲しいですが、一般的な感覚ならほんとクーラーのかかった部屋でしばらくはOKな気が今してます。

というわけでサクッと更新。ほんと思ったよりも過去のイメージ通りの味でびっくりしたんですよね。
スーパーの安物買いで、銭失いにはならなかったという例。
このぐらいの価格なら、気軽に買っていいって事でありますなー。

P/S:以前「南アフリカワイン特集をまたやります」と書きましたが、今日その全てを飲み終えたので明日から(少なくとも)一日おきペースでは南アフリカです。ホントスゴイ国だヨ!

この値段でも、コスパはいい方だろうと思います。

グランブルーファンタジーのストリートファイターコラボが異様にやりたくて通常更新どころでは正直なかった。

| スペイン | 22:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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パーカーたんが大人買いする、ローヌの電波塔! ヴュー・テレグラフ・シャトーヌフ・デュ・パプ・ラ・クラウ・ルージュ2011

うぇるかむ!
久々にシャトーヌフ・デュ・パプでひとつ呑みました。今年、あんまりなぜか呑んでなかったんですよね、ヌフ。

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ヴュー・テレグラフ・シャトーヌフ・デュ・パプ・ラ・クラウ・ルージュ2011
フラッグシップなヌフだったり。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
いかにもいかにも。ってなノリのヌフのラベルでありますネ。上の方は紋章ボトルですし。
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裏も割りと硬派、かな。

ワイナリそのものは1898年とそこそこに古株。近場にでっかい「電信塔(テレグラフ)」が立ったのを見て名づけたという適当さです。
現当主のダニエル&フレデリックのブルニエ兄弟が今現在は多数の周辺ワイナリを持って統括しています。
結構な自社ブランド(それも全部自社畑なんだそうな)の数なのですが、その原点かつ最も有名なのがこのテレグラフのフラッグシップであるラ・クラウです。
元々有名三ツ星級レストランに卸してたようなワイナリだったのですが、このラ・クラウがワイン・スペクテーター誌で二年連続で5位県内に入った事でそこそこメリケンでは話題になったのだとか。
また、ワインレポートさんの記事によるとパーカーたんが10ケース以上毎年買ってお気に入りにしていたんだとか。
ラ・クラウ版は60年以上の樹齢限定、また特徴としてこのワイナリは全房発酵を入れる主義なんだそうで50%ぐらい入ってるんだって。
ヌフとしては大手、その実力や如何に?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
バローロ寄りの熟感のあるキレイ目ヌフ!
パーカーたんがケースで買ってるもんだからコテコテ系かと思いきや、どうやらピノとかネッビオーロ寄りのスタイルのようで。
構成の感覚が全体に熟成&イタリアンな印象かもしれません。

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色はそこそこに濃くはありますが、ちょっと醤油っぽいかな。
黒すぎずエッジにちょっとオレンジが見える程度の。
香りにも熟成を感じさせる星ベーコン、燻製、ドライなバラの香りなどもしてどこかバローロなどの熟成を思わせます。
全体に果実感よりもそうした熟成による香りの方がたっていますネ。
味わいもアタックは想定以上にサラッとしつつ香り同様に干し肉などの加工したお肉の塩っけと旨味、バラ系の香り、ミルキーさは香りに比べると後から出てきて中身を整えてくれますね。
スパイスも邪魔しない程度になめらかに感じさせてくれます。
と、どこか重たそうなワインにここまで感じられるかもですが、全体をとおしてはいちぢくなどの少し白めの果実のあまやかさなどもどこかあってしなやか。
それらを上手いことまとめているなぁと、感じさせます。温かいような要因は少なく、凄くしっかりまとめている感。
ドぎつい感じ0の、ノーブルなスタイルで淑女なイメージの方が強いです。
アフターもドライフラワー(特にバラ)のフィニッシュで、なんだかセピアカラーって気分。
濃ゆい要素は皆無で、2011年のヌフの中でも異様に落ち着いた雰囲気をもっています。
若いハズなのにもう貴族っけ満々のロングスカートな女性観。ただ、どこかキッチリ作っているような印象があるかも。
アンドロイド?松本零士か。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
こういうヌフって、なんかいいのよね
めちゃくちゃ安い、とは思わない8000円という価格。ですが、スタイルといいますかその作り込みの良さは感じさせるワインとなっていまして。
5000円以上は生産者の個性の世界だと思っている私としては、十二分に発揮されていると思います。
名前のどこか機械的なところや、味わいのクールに仕立てあげたようなセンスで、ラベルセンスとは合致しているかな。
ブラインドでは知っている人といない人の差がわかりやすいワインです。
電波塔という名前から、なにかヒントにプレゼントするのはとてもおもしろいと思いますヨ。

というわけで、ヴュー・テレグラフよりラ・クラウでした。
とてもきっちりと作っているワインのひとつだと感じます。
ヌフ・デュ・パプの中でもドライで落ち着いた印象がとても興味深い・・・全房発酵なのに嫌な感じもしないというのはスゴイ事だとも思いますし。
やっぱりローヌは面白い、とまーた贔屓しちゃうのでした。

サン・プレフェールとかもこのぐらいの値段なので、ローヌの平均といえば平均かな。

なんかこう、「作られた美人」って感覚はあるかな。

電波系では、ない。

| フランス | 22:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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伝統のドイツらしさ。そして古酒リースリングの間違いない美味さ。 フォン・ヘーフェル・オーバーヘンメルヒュッテ・リースリング・アウスレーゼ1989

うぇるかむ!
ここのところドイツ特集でありましたが、最後は伝統的なワインというのがいいのかなーと。

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フォン・ヘーフェル・オーバーヘンメルヒュッテ・リースリング・アウスレーゼ1989
とっても古典敵でしょ?

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
ラベルからして古典的ですね。個人的に+したのはなんといってもリースリングアウスレーゼの25年熟成だから。

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裏まで古典的と言えましょう。

ワイナリーは元々は修道院で、12世紀からのふるーい建物、聖マキシミン修道院が前身。
で、一部を改良されて1803年から醸造所として買い取られたのがこのワイナリ(ワイングート)というワケ。セラーも800年以上の歴史とう古株です。
現在の当主であるエベルハルト・フォン・クーノウ氏で6代目(ついでにオークショニストでもあるらしい)。もう伝統&伝統なワイナリですね。
パーカーたんの評価もそれなりで、ヒュージョンソン翁も「1993年以降は最高!」って言っているとか・・・・・・え、93年より以前はどうなのよ翁!
そして、今回のものはオーバーヘンメルヒュッテという単独所有畑からのワインです。
完璧にレトロ・ドイツといった感じ。さてその実力は?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
やっぱりこう・・・古いリースリングバンザイ!
最近では、他の地域が「モーゼルみたいなリースリングはダメだ」なんて発言をすることがあったりもしますが、甘口リースリングは熟成させるのがイタリアの主要品種と並んでやっていいタイプのワインだと思うのです。

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この低アルコール飲料であるのに熟成にいい感じっていうのが独特ですよネ。

色はあまり強くなく色が褪せた印象。白の熟成は色が強くなる事もあるのですが、これは一般的パターンかな?
香りにオイリーさと白い花の印象があり、蜜の印象の方があがっています。
このオイル要素がリースリングの特徴にして、また苦手だという人が多い部分なワケですが、熟成するとそうした要素は薄くなることが多くこれはその典型かなぁと。
そうした綺麗さ漂う香りそのままな味わい。口当たりは少しトロッとしており、ユリなどを中心とした花感、グレープフルーツにライムとペアードなどの緑の果実、それからオイル要素がほのかに。苦味も多少出ていたかな。
そういう要素がどれもキツくなくしっとりと仕上がっているのが良いところ。
最高峰甘口、というものよりもスッキリとしたアフターになっており、青みのある全体の構造で最後までダレさせないタイプ。
おもいっきり甘みとトロトロなデザートを求める場合はちょっと物足りないかな、という具合。(実際問題一緒に呑んだフーバー・ムスカテラーの方が甘く感じたぐらい)
しかしながら、そのやり過ぎない甘さがこれの場合はいいと思います。
程よく凛とした西洋人キャラ。無駄のない感じがいいですネ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
安くはなく、売っていれば1万円ぐらいなのでそうなると貴腐の選択肢も出てきてしまいますし、またはデザートワインとしては甘味がそこまで高くないバランス。
なので、知っている人向けとは思います。古典ドイツが好きな人、というなら間違いないですネ。
またはそんなにワイン慣れしてない人にもいいでしょう。年号をあわせてプレゼントするならヘタに赤ワインよりも、この方が好まれるのではないでしょうか。
ワイン会の〆でこれを出せるとかなーりマニアックだと思います。全体に色んな人と呑んで愛でたいタイプのワインかもしれません。

というわけで、フォン・ヘーフェルより89年のリースリングでした。
私的にはドイツはシュペートブルグンダーに更に力を入れて欲しいとは思っています。
でも、こういう古典的なリースリングもそれはそれで良く、例えばリースリングの木を抜いてピノにして欲しいとは思わないんですよネ。
改めて「ドイツ全体を日本人は再発見してみる」のはむしろ今風なのではないか、と感じますナ。

楽天では格下版やアイスワインしか見つからず。ヘレンベルガー・ホーフさん自体も在庫なさそうなので、ショップにおいてあるかも?ってぐらいの遭遇率かも。

程よく大人

| ドイツ | 12:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ドイツ最高峰の最高すぎる実力。 フーバー様特集~ミューラトゥルガウ、ムスカテラーカビネット、シャルドネ、ボンバッハー・ゾンマーハルデを呑む~

うぇるかむ!
個人的に特に好きなワイナリおよび造り手は思わず「様づけ」しちゃうんですよネ。
マンフレッド・クランクル氏は兄貴!って呼びたい感じなんですが、そのほかではシャーヴ様とかマーク・ケント様とかリングランド様とかムエックス様とか・・・・・・
で、そんな感じのドイツワインといえば
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ベルンハルト・フーバー・ミューラトゥルガウ
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ベルンハルト・フーバー・シャルドネ
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ベルンハルト・フーバー・ミュスカデ・カビネット
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ベルンハルト・フーバー・ボンバッハー・ゾンマーハルデ

フーバー様!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
言い切っておきますけど、私の好きなワイナリです。
初めて呑んだときは衝撃的だったなぁ・・・個人的に信奉している域のドイツワイナリーであります。
以前にも2回書いてますので詳しくは割愛

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2015-10-31 19-58-00-389
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裏ラベルはこんな感じ。
それぞれに品種の違う3つのワインとなっています。
これは詳しく書いておきましょう。

ミューラトゥルガウ:いつものラベルですね。ミューラートゥルガウの甘口です。
フーバー様の中でも激安なワインで、一リットル瓶オンリー。ついでに瓶のカラーはめちゃくちゃダサい緑で頭にキャップもないというガバガバ呑む用というテーブル感あふれるもの。ぶっちぎりで安いのが特徴というぐらいに安い。これ多分、二代目のお仕事よね。

シャルドネ・トロッケン:ラベルが可愛い。さておき、おおまかにシャルドネとなっていますが、一応マルターディンガー地区ベース。で、このワインなんと「新樽熟成のALC13.5%のシャルドネ」というレアさなのです!
え、別に普通じゃんって?いや、これ、ドイツワインですから・・・・・・

ムスカテラー・カビネット:甘口はどうも通常シリーズのラベルと同じっぽいですね。ムスカテラー=ミュスカ品種で作る甘口目ワイン。
まぁ、こう、マスカット?みたいな名前であり源流はそのようで。オーストリアとかでも見られる品種ですが、基本的にはドイツ。
息子さん(現当主ユリアン氏ですネ)が11歳の時に植えて所有しているという謎な意味付けエピソードがあったりします。
生まれた時じゃないやんけー!
実は70%がシュペートブルグンダーなフーバー様関連なので甘口系は案外見かけなかったりします。

ボンバッハー・ゾンマーハルデ:フーバー様は基本マルターディンガービーネンベルクという地区を使っているのですが、これはそれよりも東、シュバルツバルトを抜けた先のより冷涼な樹齢最低50年のシュペートブルグンダー畑からの品。
シュバルツバルトッ!って叫びたいドイツ語レベル高いなぁ。
赤いラベルのシリーズがフーバー赤の高額モノでその中では中堅に位置するのがこのボンバッハー。
買えなくはないけど案外レアだったりする赤ラベルの逸品。

そんなこんなで、フーバー様の白3つと赤。
その実力や如何に。

香り・味わい(最大10pt)
ミューラトゥルガウトロッケン:♥♥♥♥♥♥(夏場なら+♥)
シャルドネ:♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ムスカテラーカビネット:♥♥♥♥♥♥♥♥(料理次第で+♥)
ボンバッハー:♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
それぞれに面白く呑めすぎィッ!
ボンバッハーとかはもう美味くないと困るレベルなのでさておき、ミューラトゥルガウやシャルドネ、ムスカテラーもそれぞれに全く違う個性を良くまとめてあってかなりの品になっています。
では順番に見て行きましょう。

ミューラトゥルガウ
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これだけ別所で、しかも実は夏場に呑んでいたのに更新機会がなんかなくって書いてこなかった品だったり。
なのでノートがちょっと古いです、お許し下さい!(cv:チャージマン研!
色はほぼ透けて透明。色ついてるかな?みたいなところちょっとあります。
香りに柑橘が強くかなりフレッシュな仕上がり。
味わいはそうした強いライムが主体で、それも軽い感覚。
口当たりも水感が高くキレの良さ・・・・・・だけで終わらずにマスクメロンフレーバーの甘さ、蜜の感覚が途中からやってきます。
それでいて、最後はまたライムのスッキリとしたフィニッシュ。
ライム系の清涼飲料水を超越的極限に旨くすればこれになるかも?というわけでそういう飲料水好きな人は今度からコレ呑んでドウゾ。
仕上がりに雑味や苦味なく、本当にスキッとガブ呑み出来ちゃうんですけど、それだけで終わらずにちょっと品性こもってる感じがいいですね。

ライム・ライト・ワールド!
ワイン自体に、というよりこのワインを好んで呑んでる人たちの光景が浮かぶようなタッチ。

シャルドネ
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た、樽ドネだあああっぁああああぁ
ベッカーたんと比べてます
この2つ、明らかに傾向が違うのが特徴で(値段も倍はフーバー様のが高いんですけどネ)、それぞれに良かったワイン。
評価基準と好み的にはこっちのが好き。なぜって?リッチだから(キリッ

色は強めに黄色みが入っていますが、まだ透けはあるかな?ぐらい。
香りにバニラ要素と柑橘が強く出ています。ストロングスタイル!
ドイツのシャルドネだろ^~なんて思いながら飲むから余計に感じる樽バニラ。もはや柑橘入りのミルクレープ(一般的な)な状態。
で、ありながら味わいはなんともうそれがサンタバーバラやモントレー、またはソレ以上に海とかを思わせる海塩っぽさが、レモンやグレープフルーツの果実と共にまったりとやってきて傑作!
バニラ要素はたっぷりとあり、それは全体を包み込むように味わいをまとめつつ、フレッシュめな果実要素とソルト感でクリアなアフターだと感じるほど。
新世界的なんですけれども、ソノマよりも海に近い地域系のキレといいますか、ミネラルといいますか・・・・・・要するに、濃いだけでなくちゃんと繊細な機微と程よい塩加減が出ているワケ。
カリフォルニア最高峰のシャルドネに通ずる、バランスと個性。ブラーボ!
迫力の良さ、甘美でウィットの効いたセリフなどなど、近代リメイクの西洋おとぎ話的世界観。
東方で例えればまさにかの鍋島テツヒロ先生のマリアリパチェの3魔女。パワーとブレインとライブラリーの波状にオシャレめな西洋小道具が活きつつ萌えの組み込みが多いワンシーン。

唯一難点をあげるとすれば、これは全くもってドイツのシャルドネとしての見本にはなっていない「フーバー味」だろう事です・・・・・・

ムスカテラー・カビネット
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等級が怪しいぐらいに甘いミニチャイナ
デザートワインなんですが、ボンバッハーがメインっちゃーメインなので3番目にご紹介。これ、完璧にもっと上の等級の甘口ワインだろうと錯覚するワインです。
自分の隣で呑んでらした方も同意見でした。これは食中なカビネットでは、ない。
色そのものはクリアなホワイトめのカラーで、濃い印象を受けません。
香りはなるほど、マスカットとそのままブドウで例える他ないぐらいにマスカットの香りが3種類ぐらいします。
フレッシュな生、ジュース、そして少し焼いたソース。それらに洋なしの果汁がさらに加わってミックスされたような具合。
味わいはアタックはすごく軽やか。
ここまではカビネット的でデザートらしい重たい口当たりにはなっていません。
甘味に雑味がなく上述した香りから連想しうる味わいではあります。
しかし、山椒っぽさが少し香るのが超ポイント高いです。そのワンアクセントのスパイスが、このワインの甘味をグッと引き立てています。
それでいて雑味なく綺麗にアフターまでフレッシュさと洋菓子らしい甘味の整えを感じさせ続け程よく終わる。
そのままデザートプレートを口に入れたような感覚。いやー、見事ですね。
何気なくついつい口に入れてしまえるデザートワイン、という何故か甘口が苦手なんてレッテルのある日本人でありますが、これはもう好きな人の人口多いだろうなって。
ワインの王道というよりは、少しアレンジアイテムですが、これワインの扉を開きうる甘口系ワインだと思います。
ミニスカートチャイナガール。現代的で、刺激的な格好で、若々しく、ハツラツとしていて・・・・・・

アニメで言うなら古くはらんま1/2のシャンプーかな。いい匂いしそう(名前的に)

ボンバッハー
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こんなん香ってたら誘惑的すぎてガッツポーズとるしかないよネ!
多分、店内で三回ぐらいガッツポしてた気がします。味以上に香りがヤバいです。
これもここ2回のワインと比べ呑みしましたが・・・まぁ、ぶっちぎりで一番高いのもあってぶっちぎりで美味いんですよネ。
そりゃ値段違うしなぁ・・・(この3つで呑むなら、価格としては通常版マルターディンガーが妥当)

色はクリムゾンレッドが中心にはありますが、フチはオレンジが入っていて年季はそれなりには感じさせます。
香りに茶葉の感じがバッチリ!
ダージリンとアールグレイのすごーく良い紅茶葉感、チェリーと少しのブランデーの香りが加わってもはや一級の香水というような具合。
フーバー様って割りとこの紅茶要素とオレンジ感覚という「シンク的に超オススメをついついしちゃうタイプの香り」が支配的(なので信奉するんですけどネ)。
ほのかに鉄観音など別の中国茶も入りつつ、わずかにシナモンなども。
味わいは香り以上に酸の強いアタックに最初は驚くかもしれません。
意外なほどトマト的。チェリー、アセロラ、ドライフラワーなどなどが同時にぶわりと香りつつ、甘味よりも酸味が出ています。
茶葉のタニックさも手伝って、甘味は少なめ。
クールでドライめな、少し芯に冷たい要素を持たせつつ豊かな酸味がデクレッシェンド。
かなーり長めにトマト感はあるんですが、同時に紅茶などのタッチも残って品がよろしく。
良くこの手のピノを「お茶会」と例えるんですが、これはもっとプライベートな印象で、華やかではなかったり。
日差しが入ってる程度の、綺麗に整えられた西洋的ダイニングルームとネグリジェドイツ美人。
外人キャラの静かな休日ティータイムです。当然白金髪だ。丁度11月ぐらいだろう。
ティーカップは上品な花がらタイプのウェッジウッド他を所望いたす。

注文が異様に多いんですが、それだけ想像を掻き立てるということです。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
オススメしたくなる理由は味と値段が素晴らしいから
それぞれ安い順に相場で箇条書きしますと、

ミューラトゥルガウ:1㍑で3000円
ムスカテラー:4200円
シャルドネ:7200円
ボンバッハー:14000円

と、価格帯のワイン同士で戦わせたらあんまり勝てる同タイプのワインが思いつかないワケです。
どれも最低ワンランク↑。シャルドネとボンバッハーはおそらくカルトワインと並べてブラインドして勝てる可能性あり。
この時ばかりはパーカーたんがドイツ苦手でしみじみ良かったなぁと思う他ありません。
ミューラトゥルガウはまさにテーブルかワイワイ系のパーティーでガブガブ使いたい。
ムスカテラーはそれなりのオステリアのデザートやこってりめのお魚と合わせたりして、そのマスカット甘味とスパイスの調和を。
シャルドネは強いこってり新樽タイプが好きな人であれば私が最高評価をつける事は疑わないと思います。
ボンバッハーはそういう意味では価格は高いんですが、しかしレアアイテムなピノ各位と戦う味と個性で単体で感動したくなる。
などなど、価格でやってほしい頃合いもキープ。
ミューラトゥルガウは思いっきりチープめなのでプレゼントには向きませんが他は品格もありますしネ。シャルドネの鳥さんとロゴ超可愛いし。

という訳で、フーバー様から4点でした。思ったより調べてたら更新に時間がかかってしまった・・・・・・。
今回のワイン郡(特に2010年越えてから)は故ベルンハルト氏から息子のユリアン氏へのシフトが大分なされている頃だろうと思いますが、白ワインの出来栄えはそれぞれまだちゃんと面白いんではないかと(2014年からはわかりませんが・・・・・・)。
本当、このワイナリは書いてて興奮しますね。表現力の豊かさに拍手!

力入れてるっぽいので同じワインショップさんで統一ペタリ。どれも驚きのあるワイン!




| ドイツ | 22:05 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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シュペートブルグンダーのド定番?改めてシャルドネと共に。 フリードリッヒ・ベッカー シュペートブルグンダー&シャルドネ

うぇるかむ!
シュペートブルグンダーといえば、忘れてならぬワイナリがこちら。意外と久々に取り扱います。

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フリードリッヒ・ベッカー・シャルドネ2013
あーんど
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シュペートブルグンダー2011
ファルツの名門であります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
やっぱりこのラベル可愛いよね
名前を覚えてなくても、「なんかキツネが書いてあるやつ」で覚えられる秀逸な一枚だと思います。

ベッカーについては以前書きましたネ。
ついでにシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)に関しては同じヴィンテージの1年ごしとなっています。
ベッカーは結構デカイ級ワイナリなので、色んなものを作っており、無清澄無濾過などの醸造方法の取り入れもやっていますが同時に品種もバラエタルに作っています。
なので、ドイツシャルドネって訳。
早速みてまいりましょう。

香り・味わい(最大10pt)
シャルドネ:♥♥♥♥♥♥♥
シュペートブルグンダー:♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
やっぱりまとまりの良さに凄みを感じる
バランス、まとまりの良さがいいですね。シュペートブルグンダーは一年前に比べると大きくは変わらないものの全体に開きやすさや酸の強さが控えめになったかなと。

シャルドネ
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インポーターさんが書いてのとおり、フレッシュなタイプ。
色はクリアでほぼ白い感じ。色づきは新しいものの中でも薄めかな。
香りに洋なしの印象が強くあって、味わいも全体に同様。
なんかこう、ソアヴェっぽい?
香りの洋なしと和梨のミックス度が高く、果実のフレッシュさで勝負しているようなスタイルです。
味わいの軽やかさと甘味の丁寧さ、多少の塩っぽさと相成って薄みなボディでありながら綺麗にかつ邪魔にならない味。
食前酒や前菜にちょうど欲しい感じのキレの良いスタイルで、これから色々食べようって気分になってくれるタイプ。
お肉と添えても、案外お肉をサッパリと食べさせてくれそうで・・・・・・という日本酒ぐらいのまろやかさはあり。
テーブルワインとして置いてあったら嬉しいよね、こういうシャルドネ。

シュペートブルグンダー2011
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個人的にワインは赤→白で呑むのですけれど、ドイツの場合は特に赤よりも白の方が俄然甘みが出るので赤から行くのが本来オススメです。
ただ、この2つならば赤が後でもいいかな。
色は少しクリムゾン気味で明るいレッド。単一的ではあります。熟成した感じはないかな。
香りにチェリー缶の印象がクッキリと如実で、それから紅茶葉の印象があります。
青さが少しとれてて僅かになっており、全体に軽やかで明るいもの。
味わいもプラム要素にアメリカンチェリーとさくらんぼの凝縮が高く、それから紅茶の印象が出ています。茶葉の構成は非常に高いのですがブレンドっぽい印象(アールグレイなどの柑橘っぽさはない)
サラッとした少し短めのフィニッシュですが、構成される味わいの大きさはしっかりとしています。
アフターの引けも早く明るいキャラクターですが、欲しいチェリッシュさやあまやかな印象はあってまとまりが良いですね。
ムッチリもしてないし、どこか体型的特徴がある訳でない、日常的な仲の良い近所のおねえちゃんって感じの普通さ。
とっつき易さがいいんです。総じてバランスに優れた一品。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
相変わらずのコスパです
3000円程度で買えるワイン、としては変わらず安心の良質さだろうと思います。
シャルドネに至っては2300円ぐらい。ギリギリのテーブルワイン価格であります。
もうちょい安いとケースで買うのを推奨したい・・・・・・いや、デイリーでこのぐらい飲める人ならオススメなんですが、そういう取っ付き易いスタンダードなコスパの良さのワイナリだと思います。
どちらのワインも用途が広く、料理合わせは勿論、ワイン会などでのドイツワインのお試しや可愛いラベルでのプレゼントという選択肢もあります。それが3000円のワインとして成立するので、コスパが良いという訳。
ドイツワイナリとしては大手ではありますから、品の手に入れ易さも良いところかな。
このぐらいで価格キープがいつまで出来るのか・・・または安くなったりするのだろうか・・・・・・このお買い得が続けば良いなと思います。

というわけで、ベッカーたんより2つ紹介いたしました。
低価格帯は比較的よく見つかるけれども、高額になると逆に手に入らないワイナリでもあるベッカー・・・・・・上位もガツガツと呑んでみたいなぁ(遠い目)

この価格っていうのが嬉しいよネ。


このパンピーっぽい体型が良いワケ。

| ドイツ | 16:03 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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4億年前に形成された土の味!?地元消費系のドイツ最北地のシュペブル(ピノ)の実力とは? クロイツベルク・デヴォン・シーファー2011

うぇるかむ!
最近どーにも更新が遅くなって申し訳ないOTL
単純に酔っ払ってたりお仕事してたりグラブルしてたりです。
さて。微妙にドイツを・・・というかヘレンベルガー・ホーフさんのワインを呑んできたので、そんななかからコレを。

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クロイツベルク・デヴォン・シーファー・シュペートブルグンダー2011
アール地区の生産者さんです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
デザインは古風ながら、文字列やブドウのアイコン具合が結構格好良くて個人的に好きだったりします。後、名前かっこ良くない?
写真ではなく画家の絵で、先代の絵画コレクションから引っ張ってきてるんですって。

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裏はかなり普通かな。

で、サクッと書いてありますが、このワインの名前はシーファーという4億年前のデヴォン紀に形成された(いつだよそれ)粘板岩土壌の急斜面の畑のみのキュベです。
渓谷にめっちゃ魚がおった頃っていうか恐竜の時代の前の頃の土地のついでに急斜面。ほら、テロワールって言うチャンスですヨ!
我らがSQNマンフレッド・クランクル兄貴が聞いたらファイブシューーーーッ!ってバイクで突っ込んで来そうだネ
ワイナリであるクロイツベルクの創設は1953年と古さと新しさの間の子。初代は元弁護士、家族経営で今も引き継がれていて、地元にシュトラウスヴィルツシャフト=生産者のレストランも経営してて大体地元で消費されているだとか。
(因みに調べると結構な数のドイツのワイナリがシュトラウスヴィルツシャフトもやっていて、またかなりの量がその中で消費されているみたい)
アール地区としては著名な生産者な方で、ドイツ系の雑誌ではゴー・ミヨーとかでもそれなりに評価されているという事。
そんな訳で、案外と海外輸出の少ないこのワイン。比較的ワイナリの中でも高位(フラッグシップ?)でありながら、使用済み小樽での熟成だったりとクラシカルなデータが出てきます。
で、その古い地層云々は機能してるの?って話で・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(好きな人は+♥)
おおう、酸の強いトマトジュース系な・・・・・・
しょっぱさ=ミネラルというのであれば、まさにミネラルたっぷりであります!
凄く酸味があって、冷たすぎる仕上がり。たびたびクール系女子なワインという謎表現を使ってきた当ブログでありますが、これはその中でもクールっていうか細目キャラもいいところ。

色は少しオレンジが入ったようなカラーで年号の割には老けて感じられたかな。
香りにトマトジュースっぽい酸が如実に感じられ、塩トマトめいてずっと感じられます。
味わいも同様。酸と青い葉、それとトマトのエキス。
変化率はそこそこにあってこなれて温度が整ってくると紅茶感なども出てきますが、やはりアフターにも酸が残ります。
舌触りもどこか一回り冷たさを感じるような。単調ではなくそこそこ複雑味を備えますが、トータルバランスは良くはないでしょう。
まろやかさやマイルドな樽っぽさは0。とにかく酸の立ち方が尋常でない、なるほど言われてみるとお魚土壌な気がするような・・・・・・って、呑んだ時のノートではそんな要素全く感じませんでしたけどネ私。
目を閉じっぱなしのキャラではなく、目が細い点程度にあるタイプのキャラね。めっちゃ怖そうなんだけど、よくよく話してみるとギャップ萌えが存在するタイプかな。
おそらく、これかなりドイツの中でもクラシカルな仕立てになっているのではないかと思います。
熟してから取ってる感じがしません。醸造テクニックもそんなに凝ってなさそうで、土地っぽさは出ている。
それが現代の原点回帰的ブリテン系エレガンスブームなまさに今現在の流行にはあっている気がします。
ただ、この作りっておそらく「ドイツにロクなピノがないよねー」ってな一部オールド世代が知っているようなスタイルであり、個人的にはそんなに嬉しくないかも・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
地層にロマンを感じるなら6000円程度でも楽しめるのではないかと思います。
そこまでデヴォンである事に意義を感じないなら、価格帯でいえばむしろどちらかといえば他のワインのがオススメかもしれません。
これ、好きな人はとっても好きなタイプであり、酸の立ち方に魅力と料理の合わせを知っている玄人向けワインなのです。
よって、何かしら意図やラベルや名前から付加をするでもなければ、プレゼントするにもちょっと一呼吸必要。
ワイン会でも好き嫌いハッキリわかれる事請け合いです。いや、タイプによって絶賛と絶望の二択。
現代の他のシュペートブルグンダーともちょっとパターンが違います。多分収穫シーズンとか他よりも早めか他よりも寒い渓谷だから熟度足りないんじゃないかと。
好きな人はもうこればっかり買うので、いいんですがその味の入口に立つために6000円払うかどうか・・・・・・
どうします?

という訳で、クロイツベルク・デヴォン・シーファー2011でした。
古典的ドイツシュペートブルグンダーって多分こんな感じ、というワインかなと。
冷涼地域のピノ、と聞いた時にNZやドイツの他のシュペートブルグンダーやセントラルコーストやカサブランカヴァレーを知らずに飲むとこのイメージが定着しそうな感じ。
これもまたピノのメイキングパターンとして面白いのは、確かです。

売ってる店はそんなにありません。経験値を得たいような人は是非

クールすぎるっていうと黒さんみたいな感じかナ?

| ドイツ | 23:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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取り扱い中止!?最安値のプイィ・フュメ? アスダ・セレクション・プイィ・フュメ2013

うぇるかむ!
ちょっと緊急更新気味に、お買い得に買えるワインをと。

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アスダ・エクストラセレクション・プイィ・フュイメ2013
西友のプライベートブランドシリーズですネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)

過去にも何度か紹介している西友のプライベートセレクションもののひとつです。
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裏もわりかし安っぽい。
アスダセレクションに関しては2回既にやっているので割愛しますが、今回のプイィ・フュメは協賛してますひとりぼっち達~さんでも結構良い評価の逸品
とはいえあんまり素性は定かでもなく、オスカーブリリアントってダレ?状態だったりもします。
私が紹介してから後にとある雑誌でこの、汚らわしい、汚物が!と言っていいほどダサいワイン初心者向けにおちょくったスーパーマーケットワイン特集なんぞを組んでる最高にダサく何故かMWをうがった上目線で見るという品位の欠片もないワイン好きとして恥ずかしい文面で取り上げられもしたASDAブランドですが、どうにも縮小気味?
今回もとある理由故に購入し、今呑んでみています。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
うわぁ、ちゃんとプイィ・フュメだ・・・
価格帯によっては「これは~~とは言えないんじゃない?」という残念な思いをすることがあるワイン界隈ですが、これちゃんとプイィ・フュメしてます。
火打ち石感があるSBです。ブラインドで「これどこの地域のフランスワインでしょーか?」ってたずねられても「あ、フュメな」って答えられるレベル。

色は緑めのほんのりめの色づきで若くまた強くないことはわかります。かなり青緑要素が高いです。
香りに結構葉の要素が多めにあるものの、かなり塩ッけとライム、それと火打ち石と専門家がゆう石っぽさが出ていて、この香りの段階で驚きました。
閉じてなく、スキッとしつつそうした香りの要素の伝え方はハッキリと物申してくる。
ストレートではあって高級感のある訳ではありませんが・・・・・・香りの段階からちゃんとフュメ。
で、味わいも酸味とライムと火打ち石が効いたソーヴィニヨン・ブランになっています。
果実要素がストレートに青目の柑橘類の印象で、レモンの酸っぱさもストレート果汁みたいなフレッシュなもの。
そこに石灰といいますか火打ち石といいますか・・・な石っぽさ(これはワイン呑みなれないと伝わりづらくて申し訳ないですが)がちゃんとやってきます。
フレッシュさとこの石っぽさの対極主義がプイィ・フュメ。その美味しさを単調ではあるものの、ちゃんと伝えてきている点がグッド。
キリッとドライなアフターもむしろ悪くない。料理と合わせるにはむしろいい感じ。
感動するほど素晴らしい訳でもないですが、スパッとしたもの言いのツンツンクールなキャラクターはにじみ出てています。
プイィ・フュメを呑みたいできるだけ安く!という要望に完璧に答えた逸品です。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
これ、取りやめるとしたら西友はアホですネ
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今回急遽このワインをとりあげたのはこんな状態だからです。どーも、このワイン入荷する店が減るんだかもうなくなるんだかするみたい。
ユーザーニーズに合わなかったんでしょうか?
ただひとつ明らかなのはこのワインがこのセールがかかっている段階で、この周辺の住民は安ワインに対する見識や理解力がなく、またこの西友にも実力や販売力がなかったという事です。
安い白のいつでもかえるSBとしては最高に優秀・・・・・・と書きたいのですけれど、これ本当に取りやめるのかなぁ。
ほんと、やめるとしたらアホです。アホアホアホ。

というわけで、アスダセレクションのプイィ・フュメでした。
教科書どおりのフュメ。それがこの価格でしかもお求めやすいという一品で、ブログ評価上(特にラベル評価してますし)低い点数ですが、ソレ以上のコスパのあるワインです。
もしもセールを見かけたら、テキトーに買ってテキトーに飲んでいただければ伊達でMWがコンサルトしてないことがわかるかも。
ほんと、もったいないなー。

楽天でプイィ・フュメで検索すると最安値はコレ・・・・・・なんですが、アスダの方が「らしく美味しい」ですよ。

いつかは呑みたい

きよこさーん

| フランス | 23:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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うんうん、これもまたピノだよネ!遊びココロ満載の一品。 ゲオルグ・ブロイヤー・ジュー・シュペートブルグンダー2010

うぇるかむ!
実はドイツワインもそこそこに応援してる私。今日は変わり種の一品をと。

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かなーり面白い一品です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
これ、赤ワインっぽいでしょ?
あからさまに赤ワインなラベルとシュペートブルグンダー=ピノ・ノワールの文字ですが
白ワインです
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ね。

造り手はゲオルグブロイヤーのテレーザ・ブロイヤー発案。
ゲオルグブロイヤーでは、ピノ系三品種+リースリングでスパークリングワイン(ゼクト)を元々作っていました。
あるとき、そんなスパークリング用のピノ果汁がだだ余ってしまったのでした。

「そうだ、そのまま売っちゃおう」

と京都にでも行くかのような発案で、この余ってた分の余剰の「スパークリングワイン用にこさえたピノ果汁」で出来たワインがコレという訳。
マロラクティック、ステンレスタンク熟成、当然泡用なので皮を向いたスタイルの白ワイン(一応ロゼワインに分類される?)として年産1500本程度は作られているようで。
基本的には泡用のあまりで作っているので、そんなに数がない・・・・・・んですが、ピノ白という変わり種なのでそこまで幻のワインでもないというような状況。
名前の「ジュー」というのはフランス語で「遊び心」という意味で、そこまで含めて赤っぽいラベルで販売しているのデス。ほんと、いいセンスしてるなぁ。
そんなこんなで、なかなかマニアックな逸品になっています。で、お味の方といえば・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
このスーパードライな感じ、まさにゲオルグブロイヤー
久々に呑みましたが、やっぱりこれこれって感じの超ドルァイイな味わいです。
この辛口っぷりがウリですからねこのワイナリ。
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色はオレンジワインほどではないものの、すこーし赤黄色めなカラーをしています。
香りに海を感じさせる塩っぽさが豊富。ミネラル感ある~みたいな気分。
柑橘要素もライムやレモンなどのミックスといったところで結構スッとしてます。
味わいの辛口具合が日本酒の淡麗系みたい!
刺す感覚があり、柑橘要素が多めに存在。
ソルティドック的(甘くないけど)といえるかな。塩と柑橘の良さという構成が全体をしめてます。当然樽っぽさはなし。
その刺激的な感覚のあとからダシっぽさがほんのりと出てくるのがいいんです。
栗ご飯みたいな味わいでフィニッシュをむかえる。
シャルドネとSBの間ぐらい、というワインマニアの方にもわかりづらい表現を使いたくなったりします。ブラインドだったらシャルドネにしておくよねー的な。
一見すると個性なくドライな印象をもつワインではありますが、ドライレベルが高いためあんまり一気に呑みたくないタイプ。
そのうえで、ゆっくり呑んでくると、日本的な風情すら思わせる上述した栗ごはんっぽさがどこか出てきたりして、変化率はなかなか楽しめます。
ちゃんと冷やして飲み始めて、温度変化も楽しめる良い感じの食前~食中ワイン。意外な事に、伝統的なドイツの(古臭い)ウリ文句である「和食と合う」がこの中にはつまっています。
冷涼な大和撫子キャラです。秋の浴衣美人って感じ。そうだ、京都へ行こう。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(面白さを求めるなら+♥)
変わり種探しなら、これは必見
ちょっと特殊なワイン、というのは味わいの予測が出来ないので「試してから買う」ことになりがち。で、そのくせ5000円越えてたりすると「ちょっと買えないなぁ」とパスされてしまうパターンが多いと思います。
これは概ね税抜き3500円アンダーで買える、という点では面白い一品となっているのではないでしょうか。
本家リースリングがコスパでいえば「価格帯どまんなか」って感じだと思う(基準になるような)でしたが、こう個性的な作りをしているのはむしろ買いだと思うのです。
ラベルデザインもシンプルであり、またちょっとおもしろいギミックがあるので、遊びココロあるプレゼントとしてもオススメ度高し。
またはソムリエ試験も終わって、テキストどおりのつまらぬワインを呑んでた人にこそ是非味わって欲しい。

というわけで、ゲオルグブロイヤー・ジュー・シュペートブルグンダー2010でした。
ドライな白ピノという珍しさだけでなく、使い方をちゃんと考えさせられる良さのある逸品。
規約に厳しいドイツで、この余裕のあるワインが作れるのはスゴイなぁゲオルグ・ブロイヤー。
ドイツの典型というには大きく外れるものの、むしろ辛口ドイツのらしさはフルスロットル。話の種になる、是非試して欲しいアイテムですね。

楽天では売っているお店が殆どなかったり。いや、これ仕入れてる店はむしろセンスあると思うヨ?

着物を着たしぶりん!いい笑顔です(cv:武内俊輔

| ドイツ | 23:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ゾロ?オージーにしてスペイン系なヘンテコワイン! スモールフライ・ジョベイン2014

うぇるかむ!
まだまだオージー系の更新も続けますよー。今日は例外的な感じのする不思議なワインをひとつ。

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スモールフライ・ジョベイン・バロッサ2014
オーストラリアにしてテンプラリーニョ主体!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルはなんとも海外的な、マスク・オブ・ゾロみたいな感じ。なんだこれ?

ワイナリ自体は以前紹介したことがありますネ。
バイオダイナミクス認証のオージーワイナリの・・・・・・なんとテンプラリーニョとグルナッシュ主体という変わり種であります。
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テンプラとグルナッシュ以外もモナストレル、バスタルド、ティンタ・アメリアと見事にスペイン系。
おもいっきりワイン・オブ・オージーの文字とかけ離れたような品種構成です。
っていうか、こんなにスペイン品種がオーストラリアで手に入るの?と疑問の域。
ジョベイン=若いという意味らしいんですが、それはブドウの木の若さよりも造り手のアーレンズ氏の留学経験から来てるっぽく、それなりの樹齢ではあるのかも(このワインオンリーの詳細が見つからず、このワイナリの樹齢は全般的に高いらしいという話しかなく)。
まぁ、ともかくスペインワインみたいな内容にオージーワインであります。
それってちゃんと美味しいの・・・?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
ワォ!スペイン顔負けじゃないか!!
マスク・オブ・ゾロがごとく、ビシッとユーモアを含みつつキメてくれます。自然な感覚と果実感の凝縮がいい感じです。
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あくまでも2014のノートね。

色はあんまり強くはなく透けますが紫寄り。
香りから結構果実の要素が強く、またかなりバラけた印象で赤果実と紫果実のミックス。
それほどスパイス要素はありません。ただ、果実のクランベリーやいちぢく、赤めの果実と同時にプラムなどもあって充実した果実感があります。
それもジャミーではなく、比較的生寄り。
味わいも基本的にはそうした果実要素が主体です。
アタックからして比較的水っぽさが多めではあるんですが、そうした果実の主張そのものは強かったりします。
香りに比べると味わいはプラムやプルーンなどの紫果実、アセロラもありつつ少しチェリッシュさやいちぢくの印象。
そうした果実の感覚が綺羅びやかなのは一種の特徴ですネ。
複合系なのもあって、芯が通ってはいませんが、バラエティに飛んだ果実感覚が呑むたびに感じられて、まさに仮面舞踏会的な「誰か良くわからない」のが楽しみのひとつとなっています。
酸味は高くなく果汁の甘みがベースで、ほのかにその他ワインに欲しい要素を持っているといいますか。
アフターも程々で、料理と合わせたくなるタイプでもあります。
まさに果実酒といった風情はバイオダイナミクスの良さであり、このワインあまり苦味とかはないので親しみやすくもできていてデイリーワインとして嬉しい要素は大体抑えているという。
まさにズバッと解決マスク・オブ・ゾロ。いつでもそばにいてくれた頼もしいだろうなぁってワイン。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
これがグラスワインであるお店なら、とりあえず頼みたい感じ
とあるソムリエがこのワインを2週かけて毎日ちびちびと呑んだ、という話を聞いたのですがけっこー納得。
果実部分がフレッシュ寄りであり、しかも長く継続するので日持ちとかるーい気持ちになりたいときに、そして料理との合わせやすさで丁度よい感じなんです。
高級感や気品はないんですが、果実酒を呑んでるって感じはとってもする。
ひとつの万人受けのいいタイプかな。全部において、なんか近くにいると安心感があるという。
プレゼント向けではない、カジュアルなデイリーといえるでしょう。常に棚にあったりしたらどんな時にも対応してくれるからラクですよ。

というわけで、スモール・フライ・ジョベイン2014でした。
今はなんと2015年版が出回っています!
ちょっと遅い更新になってますが、この味が2015もキープされてたら、お早めにどうぞ。
バイオダイナミクスのらしさと良さをちゃんと体現した、いい感じのワイン。スペインものんびり成長してらんないゾ!!!

最新版はちょっぴり値上げ?というかこの手のワインは年号で随分違うんですけど、一応。


るっらるっら世界を揺るがす♪

| オーストラリア | 23:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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南アフリカワインがやってきた!YA!YA!YA!~という近況報告~

うぇるかむ!
タイトルの通りですね・・・・・・

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南アフリカワインがやってきた!YA!YA!YA!
という訳で、デイリーワインとして5本買っちゃいました。全部南アフリカ。最高で4000円いかない、平均2500円ぐらいという感じ。
常温で送ってもらったんですが、取り出した感じ熱さにやられてそうな感じとか全然ないです。この季節は常温でやっぱり充分だなぁ。

というわけで、近々また南アフリカ特集をやります。
なんでそんなに私がハマっているかって?そりゃ、値段がリーズナブルで本格的でキノコ系の美味しさがあったりしやすいからでして・・・・・・

という訳で、乞うご期待!!

買った中で一番期待してるっていうかコレ合わせで他も買ったのがこちら。今から楽しみー

| 未分類 | 21:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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オージーピノの賢人、その超真面目なスタイルにブルゴーニュすら感じる。 ビンディ・エステート ディクソン&ブロック5

うぇるかむ!
昨日はバス・フィリップ様での更新でありましたが、オージーには他にも有名ドコロではジャコンダ・ワイナリなどがあり・・・・・・また、ここが追従してますよーって事になっているらしい。

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ビンディ・ディクソンヴィンヤード・ピノ2013
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ビンディ・ブロック5・ピノ2011

オッサンラベルだ!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
あ、これビンディっていう名前のオッサンではないです
コスタス・リンドという数学教授で、造り手であるビル・ディロン氏の教師(しかもワイン醸造学とかではなく普通に学校の先生)だったという彼からワインを飲まされてディロン氏はワインにドハマリしついには人気ワイナリを持つようになったんですって。
なんですが・・・・・・基本的にこれまで、ブロック5の方のメガネの教授ラベルだけだったんですが、ディクソンの方はオーストラリアでは有名な最高裁判所裁判官でインドとパキスタンの仲介役とかさせられる事になってた別人なんだそうな。
このワイナリのビンディという名前がそもそも「インドのあの額の赤いポッチみたいな化粧」の事を指すので、そういう経緯かな。
もしかするとインド系移民なんでしょうね、ビル・ディロン氏。
また、このワイナリ、基本的には後は「インポーターの資料ぐらい」しか知られておらずそれもちょっと古いモノみたい(ディクソン・ヴィンヤードのこととか全然どこも書いてない)。
ハリデー兄貴が「新顔だけどバス・フィリップやジャコンダに並ぶぜぇ~」と言ったという逸話だとか、恒例のテロワールが云々だとか・・・・・・
ギズボーン山の中心人物にはなっているというこのワイナリ、本当にバス・フィリップ様に並ぶの?

香り・味わい(最大10pt)
ディクソン:♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ブロック5:♥♥♥♥♥♥♥♥♥
青みのある本格系
前回のバス・フィリップ様と同じように実は週マタギで飲んだのですが、あんまり違いを感じなかったというのが正直なところで年号分の違い以外似たノートをとってました。
この味、作者個性なんでしょうネ。
全体に葉物系の青さがどこかで必ずワンクッション入るタイプのピノであり、茶葉主体のとても硬派なキャラクターです。
青みの有無、少し頑固で堅い印象はバス・フィリップ様とは正反対のスタイル。要素としては両方共ブルゴーニュっぽさが高いとも思います。

ディクソン
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色はクリアなレッド。熟成感などは見られません。
香りに割りと草っぽい印象がありつつ、チェリーと茶葉数種類。紅茶と中国茶系のミックスっぽいイメージかな。
味わいはかなり甘いフレッシュな果実要素が開けていて、チェリッシュさとほしブドウ、そこに葉っぱっぽい苦味がちょっとのっかるという感じ。
青苦さの感覚が、どこかブルゴーニュっぽさを感じるんですよ。オレンジの印象はあんまりないのだけれどネ。
果実自体はそこそこ凝縮感があって、なんとなーくプルミエヴィンヤードな気分。
統率とそうしたワンポイントが入ることで本格さを感じるバランスのとれたピノとなっています。
アフターもなかなか長めですし、若めのヴィンテージにしてはちょっと落ち着きすぎていると思えるほど。
最高裁判所裁判官のラベルどおり、厳格者な雰囲気のある一本。ど真面目だ。

ブロック5
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ワイナリの中でも最も力を入れているらしいのがこのブロック5。
色は少し上記ディクソンと較べても熟成感が多少強めに感じオレンジが少々入っています。
香りにチェリーよりも紅茶感が多めに入っていて、チェリーと少々の苦味のあるレモンにセイロン茶葉っぽさがのっかります。
香りの全体像は閉じ気味だったようにも思いました。
ただ構成要素そのものはディクソン版と似ている。年号分(たった二年にしては違いがあるとも言えますが)フレッシュな果実要素よりも熟成による香りが増えているのかなという。
味わいも茶葉の印象が鮮やか。
レモンピール、チェリー、果実系の甘みを最初には感じますが渋みの感覚は高くあって硬派。
タニックな紅茶感に隠れて青さもやはりある。余韻にそれら要素がのっかっている・・・・・・というのもディクソン版と週マタギにしても同じように自分書いてました。
全体により自然派的な主張、といいますか苦味だとか少しただよう熟成のギミック、茶葉のタニックさなどなどはあがっていますが前述のとおりキャラクターは似ています。

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両日とも、こんな感じで並べ呑みしたのですが、その中で「ブルゴーニュっぽさ」というなんかワイン雑誌みたいな基準でみれば最も高く近さを感じたのはこのワイナリでしたネ。
とにかくマジメキャラ。鮮やかな文学少女的な図書委員長の気分を持つバス・フィリップ様とはまた別の知的さで、こっちはなんだろう古典的生徒会長みたいな規律を守る存在っぽいんです。
そのため、両日共に呑んだ人の中で「バスフィリップのが良かった」「ビンディの方が出来がいい」と意見がわかれてもいました。
私は・・・・・・お察しの通り、バスフィリップ派。真面目すぎてもうちょっと明るさと反抗心が欲しい、みたいな~。

コストパフォーマンス(最大5pt)
ディクソン:♥♥♥♥♥
ブロック5:♥♥♥♥
しかしながら最高峰らしい出来ではあって。
あんまり私が好きなタイプの味ではなかったものの、1万円以上のピノという感覚は両方共感じます。
で、かなーり似た印象をもったのでディクソンで充分かな-と思ったのが正直なところ。7千円程差があるんですが、ブロック5はファン向けかな?という気がちょっとした(逆に言えば、ディクソンが優秀なんではないでしょうか?)。
教授だったり裁判官だったりが描かれているラベルで、プレゼントにするならばそうした人や自分より目上の人への敬意を見せたい時に良い気がします。
ブラインドすると産地がわからないタイプの筆頭なので、多くの人に「うーん、これがブルゴーニュ、テロワールが違いますよ!」って恥を欠かせることが出来そうなのでオススメ。
呑むときは全体に落ち着いた雰囲気の中で呑むほうがいいでしょう。色とか見るのを無視するなら少し暗めの照明のお店のがいい感じかな。

というわけで、ビンディより二種類おおくりしました。
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このオッサン達、私好みのスタイルではないにせよ、作者個性と芯の強さは良く感じさせてくれるワインでした。
うんうん、これもまたオージーピノだよね・・・・・・という懐の深さ。
また、こういうスタイルが作れる地域もあるという事は、人によってはバス・フィリップ様よりも驚きがあるかもしれませんネ。
貴方はどっちが好みでしょう?

市場には多くはないけどまだ買える可能性あり。どっちかといえばディクソンから試される方がオススメかな。


きっちり解決!

| オーストリア | 23:42 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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最高峰オージーピノの造り手はいつ何を呑んでも美味かった・・・・・・ バス・フィリップ エステート2010&プレミアム2011再び

うぇるかむ!
オーストラリアで一番有名なワイン、と言われるとトルブレックかグランジかって感じになるとは思います。
では、オーストラリアで一番有名なピノは?とまで絞ると、恐らくココでしょう。

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バス・フィリップ・エステート・ピノ
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バス・フィリップ・プレミアム・ピノ

そして、個人的には世界最高峰のピノメーカーです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
私の中ではコレが飲めるって聞いたら飛んでく感じのワイナリ
なので、超贔屓してます。
初めて飲んだ時から、もうメロメロでして。
過去何度かやってるので詳しい説明は省きます。

今回は二種類を別々の日に飲んだノートです。
バスフィリップではピノはランクだと、クラウンプリンス<エステート<プレミアム<リザーヴと段階があがっていくのですが、今回の2つはその中間になりますネ。
さて、どんな感じだったかといいますと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
エステート:♥♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
プレミアム:♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
あ、やっぱり最高ですネ。
ふっつーに最高です。もう最高なのが当たり前。むしろ、エステートを標準9としたのがダメなぐらいな勢いあると思う。

エステート2010
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すこーし熟成感が出ていて、バランスを若干崩している気がするので点数をちょい落としました。ま、それでもコレ。
色は少し熟成な色調がエッジに若干あるものの、ほぼレッド。
香りにチェリーの要素とほんのりと青さ、紅茶感。ちょっとだけ熟成感のあるダシっぽさがあって、これはヴィンテージによるものでしょうか。
味わいは繊細に出来ていてクリーンさも強く、正当にピノやってます。
クリアなアタックでチェリーやアールグレイの感覚、少しキノコっぽさがありつつもアフターに抜けていく時にはまろやかなミルキーさで整えつつ長めのフィニッシュ。
端的に書く方が綺麗さが伝わるかもしれませんね。
全体にアールグレイ的な紅茶感とオレンジの要素、それと酸味に少しトマト感がありその部分がたまーに強く出るのがバランスちょい悪かなと思うんですが、それらが厳しくはならず。
相変わらず自然系の味わいすらどこか見いだせるというワインになっています。
香りの立ち方の高級紅茶っぷりはこのエステートでも健在。高貴な気分にさせてくれるんだよネ。

プレミアム2011
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実は以前飲んだものと同じヴィンテージなんですがやはり今年最高のピノの1つとして争うことになりそうです(今年は私、グレートなピノを妙に飲んでるので一番にするかはまだ暫定ですが・・・)
色は以前同様褐色が早くも入ってるかな?という気がします。
香りに全体にチェリーだけでなくレモン系の酸味が入りつつ黒砂糖やドライフラワー、チェリー各種にクランベリーとアールグレイ紅茶。アセロラも少々。
酸は以前より高く出ていると思いましたが、甘味の主張も贅沢なのでバランス良好。
ボリュームのある味わいで、チェリーやオレンジの酸のキメがビシッとポージングできてる感じ。
まろやかでキッチリとした果実感で、花の要素がグッと出ています。
豊かで強い香りの持続は勿論長く、それでいてスキッともしていていつの間にか呑んでしまう。
嗅いでいる時の方がより恍惚感が得られる気もします。めっちゃ美人が綺麗にバラ寄りの香水つけて、知的に紅茶とか呑んでたらたら見てるだけでクラクラでしょ?そういうこと。
見事に郷愁的で綺麗なピノ!
以前飲んだ時よりもウメっぽさなどは感じず、より紅茶っぽさを全体に見せてくれましたネ。
半年経ってもほぼ変わらずと言っていいでしょう。ふぁぁ、美味しい・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
それぞれの値段の最高峰を提示するのがバス・フィリップ
プレミアムはまぁ、値段も値段なので美味くないとガッカリな訳ですが基本美味いだろうと思います。
エステートでも1万中盤はしちゃう、となるとプレミアムにいっそしたほうがいいとは思うんですが、やっぱりこのぐらいの価格のカリフォルニアとも対等に戦える味ではあるんですよね。
アールグレイ紅茶の印象をもったタイプのピノの最高峰定番。
色々美味しピノ呑んでも、いや呑んだから改めて凄みを感じさせてくれる造り手です。
どちらもシンプルなラベルですが、これ喜ばなかったらよっぽどワイン知らないかオージー嫌いかって感じ。
ちょっと値段が高いなぁと思ったら、まぁクラウンプリンス版でもいいんですが、プレミアムの出来は是非確かめて見て欲しい。

という訳で、バス・フィリップよりエステートとプレミアムでした。
フィリップ・ジョーンズ様はやっぱり凄かった。再度それを実感しちゃうだけになっていなくもないですかネ?
値段はしますけれども、また機会があれば呑みたいワイナリのひとつです。個人的には殿堂入りの域。

最近市場でも速攻で消えることがなくなったっぽい?入荷増えたのかな。


やはり感じさせるのはビブリアな知的黒髪メガネ美女(決してゴウリキーではない)

| オーストラリア | 23:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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