オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

2015年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年11月

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超シモネタなラベルの、ハロウィンらしい気もするワイン。 ウィリアム・ダウニー・ミスター&ミセス・ビジネスホース・ピノ・ノワール2013

はっぴーはろうぃん!
これも随分と定着したというかディズニーが頑張ったというか・・・・・・そんな訳でハロウィンですネ今日。
世間ではコスプレイヤーならぬカソイヤー(民度の低いハロウィンだけコスプレする人)が溢れ

女「トリック・オア・トリートぉ~お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞぉ~」
男「あ^~イタズラされちゃうぅ~↑↑↑」

などと言いながらラヴホにゴウトゥベッドなんでしょう?
ふぁっきん!!!!!!!!
そんな本日にピッタリの下ネタラベルをご用意しました。

2015-10-22 22-00-32-185
ウィリアム・ダウニー・ミスター&ミセス・ビジネスホース・ピノ・ノワール2013
やったぜ!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
あのアフロ、とうとう気が狂ったか!?
以前紹介した、ウィリアム・ダウニーというアムロ・レイっぽい髪型の人が作ってるセカンド格なんですけど、ラベルが下ネタというかヤばくないですかね。大丈夫なんですかねこれ掲載して。

それを心配してラベルの下の方をカットするショップまであります。ホントのこっとさ~(アニメじゃない!)
2015-10-22 22-00-54-245
裏は大丈夫っていうか書き文字可愛いネ!!
そうそう、うちのブログってこんな感じのワインをぶち上げるブログだよネ!!!

以前紹介してますので詳しくは割愛しますが、ダウニーニキの本領は「オーストラリアの各地のピノを地方毎のテロワールを活かして栽培する」なんて感じ。
なんですが、2013年は彼失敗しちゃったらしく、基準よりもちょい下な余ったセカンドぐらいかなーっていう各地の樽をミックスしたものを作る事にした・・・というのが本作なんだそうで。
元々のヤラ、ギップスランド、モーニントンはそれぞれの土地をイメージしたラベルでした・・・・・・

これとか結構可愛いんですけれどもネ。なのに、何故か本作はこのお下品ぶり。最高です(最高です
それに対して本作はわざわざ馬(それもビジネスをする男と女の象徴)とやタバコ、工場地帯みたいな街といういわば「商業的に作りました」というような意味合いを付加するような、案外と考えてラベル作ってそうな・・・・・・いや、でもロックすぎない?
そんな感じの怪しいっちゃーあやしいワイン。その実力はというと、

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
コミカルに上位のブルゴーニュみたいな味!?
典型的なオージー風、とも言えなくないですがかなりヤバい領域に踏み込んでいます。
なんでわざわざ今日、このワインかというと(ネタ的でもあるけれども)実は昨日更新したDRCと立場的にとても似ていることもあって連続更新したかったんですヨ。
セカンド格で、ヴィンヤードオンリーのハズのワイナリのマルチ版ってあたりネ。
流石にDRCのが総合的な能力は格段高いんですが、存外に近い何かはある気がするんです。

色は赤みの強いカラーで、クリムゾンレッド系。ミディアムなカベルネみたいな色してました。
香りにバニラ、チェリーなどに更に青みがそこそこ。半分除便効果も、樽のききもみられ香りそのものはパワフルより。
味わいはそうした果実の強さから転じた結果、妙に二転三転とするワインです。
アタック自体は果実とバニラがベースになっていて、チェリーとクランベリージャムやバニラアイスみたいなんですが、そこから先が草っぽさやキウイ感なんかがどこかあって、ただただパワフルワインにしません。
ミルキーさが高いのにナチュラルな果実の印象も受ける。青みがあるのに苦くはない。結果的に複雑だと錯覚するという。
果汁パワーそのものはかなり強く良く熟したタイプのものなのですが、色々混ざったブレンディングなせいかどこか曖昧さもあります。
アフターも長くバニラチェリーアイスを楽しませてくれるものの、ガブガブ飲めちゃう。
一部のシラーズやジンファンデルより濃いぐらいのイメージを受けるんですけど、飲みやすくピノらしい味わい。
対極的な旨味にあふれたワインなんですよネ。
各要素が中途半端だと、薄みで苦酸っぱい液体になってしまうんですが、どれもボリューム感があっていいんです。
かといって、最近のカレラとかみたいにバニラ強すぎ甘すぎとかではないといいますか。
ブルピノの人気生産者をコミカルにしたような凝縮となっている・・・・・・気が、私にはしちゃう。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
5000円アンダーのワインとしては格別に面白い味!
ベラボウにいい感じの値段と味わいだと思います。元々このワイナリ「オージーの良くわからんワイナリのピノで1万円越えでしょ~」「なんかあんまり自然派って感じがしない~」という事でワインダイヤモンズさんの商品の中では正直人気低いっぽいんですが、そういう要素抜けばかなり上等なミルキー系ピノ作ってると思います。
ただまぁ本筋は1万越えってのは確かにちょっとネックだったんですがこの値段でこのクラスの味ならばとてもグッド!
ここから各地のワイン3種類を集めるってのもありかと思います。
ただまぁ、うん、ラベルがラベルなので用途は限られるというか、このラベル(エチケットなんて0だぜ!)に「ふぁっきんでぶらぼーなせんす」を感じる人でないとむしろ煙たがられそうな?
いや、個人的にはラベルの意図も想像出来るある意味サイコーなラベルだと思うんですけどネ。

というわけでウィリアム ダウニー ミスター アンド ミス ビジネス ホース ピノ ノワールでした。
いいワインでしかも値段もなかなかなのに、推奨する人を限定にするこの感じ・・・・・・うーん、なんだか本質的なカルトではないかとすら思いますネ。

ワッシーズさんもラベルを遠く掲載する始末。いや、いいラベルでしょ?

ウマナミナノネーアナタトッテモー

| オーストラリア | 20:45 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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ロマネ・コンティ社のプルミエ、それはラ・ターシュの片鱗?ただのマルチ畑?いやむしろ・・・・・・ DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)キュヴェ・デュヴォー・ブロシェ 2002

うぇるかむ!
当ブログ、実はこのワイナリ初紹介になります。以前09リシュブールをやろうかと思ってたことがあったんですが・・・なんでかやらず仕舞いだったんですよネ。
2015-10-24 22-13-19-064
DRCヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ・キュヴェ・デュヴォー・ブロシェ
ロマコンですよロマコン(ロボット声で)

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
まぁ、このドメーヌってだけでそりゃネ
天下のロマコン様です。D!R!C!D!R!C!
2015-10-24 22-13-36-498
裏は説明文になっています。

えー、しかしながらこれ割りと特殊なワインになってまして、毎年作っている訳ではなく1999年以降たまーに作っているというようなワイン。
宣伝文句に見られるのは「99年と02年のDRCの各畑ブドウがめっちゃ素晴らしかったから作られた超レアワイン!」というような感じ。
実際のところは・・・・・・量が多すぎたり若かったりするのを使っているだけでは?・・・・・・えー、謎です。
っていうか、そもそも「ロマネ・コンティってなんか世界で一番高いワインじゃないの?」という具合の方もおりましょうから、サクッとそこから説明してみましょう。

◆そもそもDRCとかロマネ・コンティって何?という簡単な解説◆

まずドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ=DRCと呼ばれているワイン作ってる会社があります。
アニメ好きは、まぁシャフトだとかジブリだとか型月だとか思っておいてください。
で、そのワイン会社が「ロマネ・コンティ」という特級畑で作っているのが皆さんご存知「世界で一番高いロマネ・コンティという酒」です。
ジブリのトトロが一番人気、とかシャフトならまど☆マギが一番とか型月ならフェイトの本編ってな感じです。
で、勿論ジブリやシャフトや型月はトトロやまどマギやフェイトだけしか作ってない訳ではなく、魔女宅作ってたり化物語作ってたりメルティ・ブラッド作ってたりしますよね(早く月姫リニューアル出せ)。
DRCも同じく。ロマネ・コンティという希少な畑のみを使ったワイン以外にも、ラ・ターシュという畑のブドウのみを使ったアイテムがああります。DRC・ラ・ターシュということですね。
他にも数種類もっており、しかもその全てが特級畑の単一ヴィンヤード・・・・・・ジブリだったら宮崎駿作品以外存在しないような・・・・・・のがDRCというワイナリなのです。
世界で一番高いのは「ロマネ・コンティ畑版」なんですが、恐らく一番安いだろう「エシェゾー畑版」ですら今や10万円とかしたりします。
なので、この記事のタイトルみたいにロマネ・コンティ畑を呑んおらずエシェゾー畑版でも「ロマコン飲んだよ」とあやふやに言うことが出来たりもし、またそういうあれこれを知らないと「ロマネ・コンティ畑を飲んだと思い込んでいる」なんてケースもあったり。
とにかく、名前だけで緊張が走るワイナリなのでス。

◆説明終わり◆

では、このキュヴェ・デュヴォー・ブロシェとはDRCの中でも何なのかというと
「ラ・ターシュを主体とした、DRC社が持つ畑のブレンドワイン」
です。ふっつーに言うとセカンド。マニアックにいうと全部特級畑のマルチヴィンヤードスタイルという希少品。
このなんとも言えない存在!
ブルゴーニュ地域では「畑を混ぜ込んだら、ずっと格下の村名にしてね」っていうような法律なので、特級扱いを受けている畑でもクソザコ扱い・・・・・・になぜかならずにプルミエ!?というワイン通ほど謎が深まるワイン。
ま、カリフォルニアでいえば、ヴィンヤードじゃないマルチなソノマとかナパな訳でそんなレアい事もない訳ですが・・・・・・
でも、中身はDRCの二番人気ラ・ターシュ主体の02年という熟成具合。
はてさて、一体何が待ち受けていたか・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
超絶旨い「新世界のピノ」みたい
昨日やりましたドミニク・ドゥランのシャンボールがとてもブルゴーニュらしかった分、余計にこれには新世界(カリフォルニアやオーストラリアやニュージーランドなどなど)を感じちゃって。
実は以前09リシュブールを飲んだ時も思ったのですが、これにもその感覚はありました。
DRCの出来って流石にまとまりが良いのですが、すごく濃い。

色は強めのクリムゾンレッド。若い、という他ありません。完全に若い。
香りに強めのチェリージャム、クランベリーは渋め、紅茶感はダージリン&ウバ茶。ウバのが強いかな?みたいな強さのある印象。
味わいも若さの方が目立つぐらいで、果実のボリュームはとても高くあり、タルのニュアンスからくるバニラも案外と多く感じられ、酸味も甘さもとてもチェリー系の印象が大きく、熟成感はほのかに。
均一かつバランスの良さが流石で、どの部分もとてもエレガントにはできています。
少し塩ッ気もちゃんとふってあって、チェリータルトを一瞬垣間見せつつ、すぐにクッキー層が現れるかのような仕立ての良さ。
長めのアフター、口当たりから果実とまろやかなバニラの印象が溶ける感覚、トゲトゲしくなく紅茶感の漂い方も苦味に転じずに心地よく。
黒髪ロング系の超絶美少女様です。それもどこか後ろめたさのある、魅力的にダークな・・・・・・

しかしながらこうした全体像がどこか私にはセントラル・コーストやオーストラリアの素晴らしき連中にダブったりします。
特に果実のパワーのあること!果汁の重さ、充足感の具合、またはミネラル要素の具合などなど・・・・・・骨格のチェリッシュさが何となく思い浮かぶという。
DRC本体がこのマルチヴィンヤードで見せたのは、ある意味では「ラ・ターシュの片鱗」よりも「マルチヴィンヤードのブルゴーニュがどうなるか」よりも、「新世界の連中が目指しているピノの具現化」だったのではなかろうかと。
総合的に、新世界のピノの最高峰と似ると私は思います。
この一文を読んで、「新世界スゲー」とみるのか「最高峰でも片手間なDRCに勝てぬのか」とみるかは人それぞれ、かも。

コストパフォーマンス(最大5pt)
(我々が測るのではなく、ワインが測ってくる)

えー、リリース当時は6万円ぐらいで買えたみたいです。

うむ。
でも、今現在楽天で買おうとすると

プレ値がついてます。ウーム。
っていうか、全体にブルゴーニュの値上っているのが問題でもありますしそもそもロマネ・コンティだけじゃなくほとんどのDRCワインが値上がりの祭典みたいなモノ。
まず「くじ引きで安く売るインポーターさんやお店」「お得意様向けに安く売る」というのがあったりして、そこから流れてったりしてガツガツ値上がるというケースがあります。
ネット販売なんてプレミアつけて最高に値上がっている訳。
本当のDRC愛好家セレブ達は

このリシュブールなら10万円アンダーとかで手に入れています。今でも恐らくネ。
DRCのワインとは、呑み手の入手方法や出した価格までもって「呑む人間を選ぶ」ワインなのです。

という訳で、DRCのプルミエなのでした。
ドエライワインであります。実際問題、このプルミエ最高に素晴らしいモノだったと思います。
体験出来たのは本当に貴重でしたネ。
色々と格落ちではあるこのワインをもってしてDRCという造り手の類まれな実力。
「ワインとは造り手なのだなぁ」と深く思う次第です。

これとか最早博物館アイテムだよね

思ったより「このDRCっぽい黒髪ロングの超絶怪しい妖艶美人」なアニメキャラが見つからず、「ほむほむとか千反田えるではないんだよ、こうちがうんだよ」と30分ぐらいウロウロした結果、能登麻美子になってしまうという我がアニメ変換能力の低さヨ・・・OTL

| フランス | 23:24 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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自然派ブルゴーニュの卓越したバックヴィンテージ厳選! ドミニク・ドゥラン特集!!

うぇるかむ!
というわけで、一昨日のボンヌ・ターブルさんでの試飲会のメイン比較。
2015-10-24 19-53-45-424
ドミニク・ドゥランより厳選していきたいと思います。
銘柄は
メルキュレイ・ラ・プラント・シャセ2002
サン・トーバン・ラ・バン2000
ジュヴレ・シャンベルタン・アン・ヴォーヌ2002
この3つをチョイスする事にしましたー。
(今回はその他にも白2つに赤1つ呑んでおり、それらも良かったのですが時間と容量的と比較がわかりやすいように割愛)

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルそのものはごくふつー。蝋キャップなのは特徴の一つですね。
造り手はそのままドミニク・ドゥラン氏。1987年にサン・トーバン地区の100年級VVのブドウがある畑を購入してからスタートしており、ブルゴーニュとしてはどっちかというと若手なワイナリです(っていうか、今から参入しようとするのは相当資産ないとダメですからネ)
逆にビオディナミ栽培をブルゴーニュでやっているという意味では先駆の方で、フィリップ・パカレなどの生産者とパリではタメを張って人気なんだとか。
日本では今現在、どっちかというと関西方面のインポーターさんが持っている影響から東京ではあんまり見かけないとのこと。
自然派ワイン、のそれもピノの割に10年以上もののヴィンテージがそれなりに見かけるのも特徴かな。
概ね自然派らしいコメントが書いてある紹介文のワイナリの、3つのワイン。これがかなーり違う味わいと質感な訳です。

香り・味わい(最大10pt)
メルキュレイ:♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
サン・トーバン:♥♥♥♥♥♥♥
ジュヴレ・シャンベルタン:♥♥♥♥♥♥♥♥♥
面白くキャラクターがわかりそれでいて、果実の良さをしっかり実感!
ラベルみて比較しなかったら同じ生産者の近いシーズンとは思いませんネ。
全体に果実が薄らボケてたりはせずに、ハッキリと感じさせ、更にキャラクターが違うという。
詳しく見ていきましょう。

メルキュレイ
2015-10-24 20-30-41-204
ドゥラン氏の祖父がもっていた樹齢80年ぐらいのブドウも入っている(らしい)。
色はクリアなレッドとなっており、中心はレッドが多めなものの、フチはかなりオレンジめ。
香りにチェリッシュさが多め。それも缶詰系でもなく、かなり生っぽいチェリー。
それって結構驚くべき事で、この年号のピノでありながら果実要素がとても大きく出ていると。
味わいもかなりチャーミングで軽やか。この日飲んだワインの中で最も明るいキャラクターを持っていて、私はそこに好感。
キュートめなチェリーやクランベリー、酸にレモンとライムのミックス、そうした果実の甘さもちょいと含みつつダシ感などの熟成ものピノらしい要素も香らせます。
アフターは短め。サッと流れていく印象で全体の動きが明るいく綺麗めに仕上がっています。
主催の方が「ルーシー・マルゴーのピノみたいだ」と言ってらしたんですが、私も同意。
自然派ピノの中でも軽やかさとキュートよりな仕上がりがウリのルーシーに類似します。質のいいラノベ感。

サン・トーバン
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本拠地のアイテムですね。
色はちょっと濁っていて全体に上記メルキュレイのアッパーバージョン的な色合い。
香りはそれほど立っておらず、重た目のチェリー、酸、ダシ、抑圧的。
味わいも暗く重たい、堅物な印象をうけるものとなっており、メルキュレイとはうってかわってます。
全体に酸が多くもなっており、VVっぽい渋みが結構多めに出ているのも特徴。
アフターも全体に重たいなぁという感覚。長くはないんですが、あと引きがずっしりとしているといいますか。
滋養感あり、かなりいぶし銀なキャラしてます。なんだろう、太宰治だとかそっち寄りに一気になってる印象で、本格さはあがっているものの、ワインとして嬉しいのはメルキュレイだと私思いました。
なお、そのほかの赤としてポマールもあったんですが、これと類似してたかなぁと。

ジュヴレ・シャンベルタン
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皆さんの中には各々に「ブルゴーニュっぽさ」を感じる時があるのだろうと思いますが、この日のワインでぶっちぎりにそういう「っぽさ」を受けたのがこのワインでした。こりゃブルゴーニュだわーと如実に感じた。
色は全体にクリアめでおとなしめなレッド。かなり熟成感はありました。
香りにしなやかなオレンジ、ダシ、茶葉、小さめのさくらんぼなどなど。
そうしたなんとも自然派系な香りで「そうそう、ブルゴーニュのこのタイプってこのアールグレイっぽさだよネ!」とこっそりガッツポ。
味わいもアールグレイを主体としたお茶会系。タニックさと酸が茶葉やマンダリンオレンジの風味で彩られ、甘味にチェリー入りのドーナツ、熟成からくる風味よりそれらエレガントな印象の方が高くあり、秋らしい味わいの彩りです。
〆まで綺麗に(そして強すぎずに)オレンジの酸がゆったりと少し長めに。
軽やか、重た目、と来てここは「華やか」

親しみやすいクラスメイト、いぶし銀な玄人職人、オシャレでモダンなイングリッシュパーティー・・・・・・と三者三様の良さで私は↑のような評価を出しますが好みがわかれる可能性は高いんじゃないかな。
ジュヴレ・シャンベルタンの良さも去ることながら、メルキュレイってなんとなく親しみやすくて好きだなぁ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
(コスパで測るものではない)
熟成物ですし、どこでも売っているタイプではないワイン達なので、コスパで云々いうべきでないかと。
また、味わいが大きく差があるワインで・・・ハッキリとキャラが違いましたので人にガッツリ推奨するのが難しくも。
テロワールの表現が~~とも言えるしボトル個体差でもあるだろうしで、この辺りは私の研鑽の少なさですOTL
売っていた場合はじゃあどのぐらいの値段なのか?というと最近のヴィンテージで最大8000円ぐらいみたい。ものによっては6000円・・・メルキュレイは4000円あれば買えそう。
それならば、どれでもお買い得であります。自然派ピノを知る意味で、見かけたら購入するのは大吉。

というわけで、ドミニク・ドゥランより3つのピノでした。
実は白とかも良かったんですが、しぼってご紹介したのは「3つの特徴が同じ生産者でも大きく生まれるので、ひとつピンとこなくても他を当る余地は大いにある」と再認識するのもあって。
楽に言っちゃうと、テロワールとか作りの差っていうのが想像以上に大きく出る(でも根っこの部分の作り方は恐らく同じだろうとエデュケイテッド・ゲス出来る)って感じかなぁ。
それにしても、この年号のピノで果実の残り方がハッキリしているので、良質に収量を絞って作った自然な作りのピノってすごくない?
ヘタすると、シラーよりも果実のボリュームが大きくなるように思います。うーん、ワインって面白!!

楽天では最近のヴィンテージでこんな具合・・・なんですが、自然派なので毎年ブレますし噂によると最近のこのワイナリ迷走してるって話も・・・・・・


ゲームキャラで「同じキャラだけどなんか違う」って言うのを絵柄で表すならこんな具合?(この例、本当は造り手の差になんですけどネ)


| フランス | 23:09 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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酔っ払ってましたOTL

うぇるかむ!
最近これ多いネ・・・・・・
というわけで、ノートのネタはたっぷりあるのに酔っ払って寝落ちてましたOTL
今夜から三回ほど一昨日の通りボンヌ・ターブルでの会で飲んだワインを行い、その後またオーストラリアでしばらく攻めようかなと。

乞うご期待!

| 未分類 | 08:58 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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LA BONNE TABLE(ラ・ボンヌ・ターブル)さんでワイン会参加しました~

うぇるかむ!
先週、ワイン会にお呼ばれしまして、こんなお店でお食事してきたのでした。

2015-10-24 18-51-59-698
LA BONNE TABLE(ラ・ボンヌ・ターブル)
コレド三越2というほぼ大手町なところの一等地の1Fにお店を構えるカジュアル・フレンチ(ビストロ)です。
自然派のレギュム&ワインというようなコンセプトみたい。
っていうかほぼガストロノミー。2つ星のカジュアル店だしってそれカジュアルなのか!?

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裏口もこんな感じでかっちょよし。

去る数週間前、とある試飲会でご一緒になった方(何回かそういう時に面識あり)から「ワイン会、席あるんだけどきません?」との申し出に「イクイクー!」とウチくる?ばりのラフさで即答した私。
カジュアルフレンチ経験ほぼない私。
大丈夫なのか!?
ひとりぼっちさんでサクッと調べつつ大手町に辿り着いたのでした。
店先のセラーにルーシーマルゴーが超置いてあって正直ビビりました。
あとBGMがお古いロックで、キンクリの21世紀流れてた。なんかジュヴシャン飲んでる時それだった覚えがある。
デーデデデーデッデー

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この日のメニューです。
当日のメンバーは主催の方含め10人。面識あるかた同士と無い人とが入り混じってるんですが、間違いなくワイン飲み。どのぐらいって現地で買ってくるレベルの・・・・・・ひぇ~。
そして、ここからは私が如何に「美食ブログが出来ないか」を証明しちゃうのでちょい恥ずかしい。

しょっぱなのサラダはソースが異常にナチュラルに塩梅良くこの段階で「サラダってこんな旨かったっけ・・・」と思いつつ、皆で取り分けちゃったので写真なしOTL
あのソースなんだよなぁ。なにもかかってないように見えて酸味の聞いた味付けがなされていた。
で、キタアカリを・・・・・・
2015-10-24 19-49-43-013

ポテチ出てきた
すげぇ、カジュアルフレンチでポテチの袋出てきた。袋とじてあります。
で、お客様が開けるのもいいですよっていうスタイルなんだけど、まぁメトードルに開けていただく(10人のパーティーで爆発させたらやべぇもんネ!)

2015-10-24 19-50-55-279
フライドポテチ。
勿論工夫があって、桜のオークチップで燻製にしてある。
パック開封直後の凄まじいオーク香は世界をウィスキーに変え、あまりの見た目にここが「カジュアルなお店」であるという和みを入れる一品。
いやー、こんなポテチが世の中にあるのだなぁとモグモグ。単品での料理としての出来はこれだけでお店作れるよね?って感じの華やかな燻製香にジャガイモのホクホク食感と甘味がのり、満足度が高い・・・・・ものの香りが超強烈なので恐らくこれ赤ワインとは向かない。本当に自然派なみりん系カラーしてるようなタイプとかそれこそ日本酒ウィスキー黒ビール向け。

前菜の牛あぶりの一皿。
2015-10-24 20-10-11-844
これだから当ブログは美食ブログになれないのだ・・・
全く綺麗にとれない!ついでにスマフォ君は充電ぎれでついたり消えたりを繰り返す始末でアイポッド・タッチ(デレマスがプレイ出来ないほど古い)でとったらこのSHI・MA・TU。
お味に関しては牛あぶりに対して舞茸などの食感、強くない柚子胡椒の風味などが合わさりそれらがまた強すぎず絶妙な塩梅で食べさせてくれます。
一番びっくりしたのが「私が食べたことあるなかで嫌いな食材ベスト10上位」な銀杏が臭みなく、しかし風味は残りむしろうずらの煮付けのように食べれちゃったこと。
あれ本当に銀杏だったんだろうか・・・・・・

白子のポワレ
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写真の酷さなら全世界1だと思うな我ながら(死んだ魚の眼)
白子、松茸のお吸い物的な作りになっていてそこに香りづけに柑橘系がニュアンス程度に。
これがもうほんと綺麗に松茸の風味が香り、白子の脂と合わさって口の中がヘヴン状態!
料理で一番感動し、二番目に面白かった品。一番面白かったの?ポテチ(ポテチ
白子、松茸、根菜で3種それぞれに食感が弱中強と整えられているし、スープ料理として風味よく整えられており、これと呑んで不味い酒が「居酒屋のダサいカクテルかリキュール」ぐらいしか思い浮かばない。
なんでも引き立ててくれそうなバランス感覚。これが、これがガストロノミーのスープか・・・・・・

メインディッシュの仔牛のロースト、セップソース。
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写真が最早ぼやかした油絵である
勿論真面目に撮っているんだけどこの頃にはかなり出来上がっているし、店内は暗いロウソク明かり系なのでそりゃこうなる。
良いあーうーのアンドロイドフォン今度買わねば・・・・・・
さておき。
やっている事を極限までチープにいっちゃうとローストビーフと野菜蒸しである。
しかしひとつひとつのバランスがとんでもなく上品で、キャベツと芋が甘やかでたまりませんなー。
全体に蒸し料理なので食感が柔らかな中にアクセントとして小麦(周囲に微妙に点々としているやつね)が固い食感を加えます。
キノコソースがまた風味良くお肉のジューシーさも野菜のもつ甘みも素朴かつ柔らかに+してくれてるんだよなぁ。秀逸。

デザートがロースト洋梨クレープにキャラメルアイス
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左側の緑の点々は抹茶チョコの粉末。
暖かみのあるクレープにアイスという温度差を楽しむ一皿。
早いうちにアイスはソースのようになっちゃう訳で、それをまたつけて食べるのも一興な感じ(テーブルマナー?ううむ・・・・・・)。
抹茶チョコと合わせたものと普通に乗っているものではちょっとずつ味が違ってバラエタルに楽しめるしそもそもこの温かい洋梨ローストが見事なペアード感。
私がちょい高めのソアヴェ・クラシコで「洋梨!」って言ってる時の感覚にかなり近い。
これまた全体にやわらかさに比重をおいていて、カシューナッツとレーズンの配置がまたこれ食感です。
香味の仕立てとアクセントも考えられたデザートでした。
これ、デザートワインとも一緒に出てきてるんですが、それを崩さないぐらいの甘味の仕上がりなんですよね。流石に良く考えられている。


〆は紅茶かコーヒーかハーヴティーかで選べたんですが、私はコーヒー派なのだ。
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和食器で出てきた、スマートなタイプ。あんまりエグくもなく、全体にスラッとした印象。
浅めでこれピーベリーとか入ってたんじゃないかな?(適当)
これと付け合わせるのが
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たこ焼きです(大嘘)

以上!
ワインと共にとても楽しませていただきました。オタクでも入れた。ジーンズでは入れた。良かった・・・安堵。
ここまで料理を完全にピックアップしましたが、ワインは別箇掲載予定です。
ここまで読んで「じゃあ、一体ワインは何を飲んだの?」と思った方もいるでしょうし、端々の料理からなんとなく感じ取ったような食通の方もいるかもですネ。
どんなワイン会だったかというと

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こんな感じ・・・・・・ってまるで読めんッ!
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自然派のブルゴーニュのバックヴィンテージ比較試飲と
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ロマコン(のプルミエ02)。
それとデザートに
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これまた読めないけどマコンの貴腐。
なのでした。元々自然派ワインのお店(スー・シェフがマニア)ですが、これらと合わせる+シーズンということでキノコソースが全体に多かったのかも?

うむ、ひとりぼっち達のティスティング勉強会がガストロノミーに良く行くようになった理由がわからんでもないような・・・これだけ美味しい体験とワインの合わせが出来るなら、高額と思わないですものネ。
料理というものを改めて考えさせられるのでした。
ごちそうさまでした!

ミシュラン2つ星のカジュアル版でこの出来。なんだかんだ三ツ星はすげぇっ指標なのかも。

これがメインの会。何気に人生で今のところ2番目に高いワインですワ(一位はDRCリシュブール09、3位はハーランかイケム)

| コラム | 14:15 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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なにゆえ投石機!?しかし味はシンプルにいいシラーズ。 ウィラ・ウィラ・カタパルト

うぇるかむ!
超コクなワイナリ更新で疲れた節もあった私。今日はラフにサクッと更新したくてですネ・・・・・・

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ウィラ・ウィラ・カタパルト2014
シラーズの王道的な感じ・

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
ラベル自体はシンプル・・・に見えますが、右の文字はかなりうるさいですし何よりも
2015-10-26 22-06-48-326
めっちゃ投げてる!?
グレッグ&ロジャー・トロットという兄弟が買い取ったワイナリで、現在の状態は1969年から。
実は1894年から南オーストラリアにかまえていて輸出を初めて行った(らしい)とされているのですが、創始者の死後に放置されていたワイナリなんだそうで。
2013年にバイオダイナミック認証。ハリディ兄貴の評価も5つ星のワイナリとなっています。
で、そんなことよりなんでカタパルトなのか。
それは

「よっしゃ!お祭りや!スイカをぶん投げるぜ!!

と、地元のお祭りの為に投石機をこしらえたんですって。
へぇー。
何を言ってるんだ!?
そんな陽気なワイナリ。カジュアルな印象ですがその実力は・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
とってもシンプルにいい感じのシラーズ
カジュアルかつデイリーなシラーズの「らしいなぁ」って印象をとても良くやっているワインです。とにかく普通なんですが、その普通さがむしろ心地よい感じ。

色は赤紫系でそれほど濃くはありません。
香りは比較的スパイスは控えめで果実感が多いタイプ。それでいてジャミーではありません。
プラム、うるさくない程度のブラックベリー、赤い果実も少し。
整いと構成の果実ジュースっぽさの辺りはバイオダイナミックのおかげなのかしら?
そうした訳で味わいもわざとらしくなく、また作り込みもそれほどなく、とってもシンプル。
香りほぼそのままに果実の元気な印象が多くて、アフターに抜ける要素もサックリと。
スパイス感が少なくカタパルトなんてイメージのくせにパワフルでもワイルドでもありません。
・・・・・・いや、このかるーく呑ませてくれちゃう感じをカタパルトに見立ててるのかしら?
ガブガブ呑んでも果実度に満足がいくタイプのキャラクター。
幼なじみの明るい友人ポジションですネ。あんまり複雑じゃない、気軽な印象があります。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
2900円ぐらいするので、その中では特色も意外となく「普通だな」という印象に落ち着いてしまいがちです(個人的にはそれがこのワインの親しみやすい良さだとも思いますが・・・)
そういう訳で、価格帯のベーシックだろうと思いました。バイオダイナミックとか自然派目当てで買うとアカン。
2015-10-26 22-06-38-262
ただ、このワイン、ジェロボームさん輸入だからなのか楽天ではこのワイナリそのものを見つけられず。
店頭で見かけたら、今日の一本にと買ってあげてネ!
ちょっといい感じの親しみやすいこのシラーズは、ユウジョウ!ではなくちゃんと友情を感じられるかも?(なんだソリャ

という訳で、ウィラ・ウィラよりちょっと奇抜なカタパルト・シラーズ2014でした。
ドシンプルなシラーズを呑みたい時の選択肢として、悪くないだろうと思います。
自然派だカルトだと色々呑んでますが、こういうカジュアルラインめもまた良し。肩肘はらない記事に無事なりました。

大手ローヌの中で近いワインって案外コレかも・・・

恋人とか仕事上のパートナーじゃなく、呑み友や幼なじみだったらいいかなって感じがこういうキャラしてる

| オーストラリア | 22:55 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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筋肉的一挙試飲!モリードゥーカー特集!! ザ・ヴァイオリニスト、メートルディ、スクーター、ボクサー、ブルーアイドボーイ、マーキー、エンチャンテッド・パスの七種類!

うぇるかむ!
色々な試飲会に出歩いてこうしてブログをやっている訳ですが、ここ最近で最も「本当に死にかけた」のがこの試飲でしたネ。
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モリードゥーカーでノックアウトな7種類一気飲み!
本当、死にかけたネ。(この前に既に最近更新してるピノとかなんだかんだ飲んでるからネ)

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
どれも最高にファニーなラベルすよネ!
既に詳しくは書いているので、詳細はこちらをチェケラー
結構大きくしかも近代的で工場的な感じで収穫や醸造をしているワイナリだったりするモリードゥーカー。
伝統性というよりもアメリカーンな感じの中規模ワイナリのため、かなりの量のシリーズがあります。
実際アメリカ輸出が多いので、これ裏にスタンダード値がありません(オーストラリア独自のアルコール度表記で、一本飲んだ後に何時間後に車にのってもよいかみたいな指標)。
で、今回はそのうちの7種類。

ザ・ヴァイオリニスト(ヴェルデホ白)
ボクサー2014(シラーズ)
メートルディ(カベルネ)
スクーター(メルロ)
ギグルポッド(カベルネの上位版)
ブルーアイボーイ(シラーズの上位版)
エンチャンティッド・パス(シラーズ70にカベルネ30の亜種。サード格)

の7つです。
うーむ、壮観。
では早速死にそうになりながら呑んできたので内容つけていきまーす。

香り・味わい(最大10pt)
ヴァイオリニスト:♥♥♥♥♥♥♥
スクーター:♥♥♥♥♥♥♥♥
メートルディ:♥♥♥♥♥♥♥♥
ボクサー:♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ブルーアイドボーイ:♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ギーグポッド:♥♥♥♥♥♥♥♥♥
エンチャンティッド・パース:♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
全部超濃い

一律して濃いです。全体にジャン・クロード・ヴァンダムです。
赤ワインにかんしていえば、ハッキリと大きな違いはボルドーボトル系<ブルゴーニュボトル系<カーニバル系と違いを感じられますが、ボルドー内とブルゴーニュ内は極めて似てます。
そして、とにかく「全体に同じ特徴」を持ちます。同じ造り手にしてもここまでガッツリと似ているのは、何ともハリウッドの筋肉ムーブ。

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全体の特徴
赤の色はほぼ同じでパープルというより黒。ズラッと並んで入れ替えたらもうわからない。
香りにアルコール度の高さを感じさせる強いブラックラム(さとうきび)にまず覆われててしょっぱなからアッパーもってきて飛び蹴り入れてくる感じ。
この凄まじく強いアルコール感とオイリーともいえる甘さをベースとしてそれぞれが個性を出している訳。
要するに見る人がみれば「この筋肉とこの筋肉は美しさが違う!」みたいな?
シルベスター・スタローン映画とジャン・クロード・バンダム映画とアーノルド・シュワルツェネッガー映画の違い(わかるか!)
以下、そうしたグリセリン的要素に関しては「前提」としてノートしています。

ヴァイオリニスト
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これだけ白ですね。
色は黄色みもあるが意外と薄めかな。存外青くもなく。
香りにレモンとバターの感覚がとてもつよくあり、クリや桃のタッチも後からガッツリとしています。
香りがどでかい。
味わいも全体にあまやかでありつつグレープフルーツのフレッシュな噛むような酸も存在。
ローヌっぽいようで、そうでもないパワフルでストレートなワイン。
果実だぞ!っていうのが襲い掛かってくる感じで複雑さはなく。
いわゆる「疲れる白」だと思います。最後に呑むのがオススメな、ガッツンとくる味。
ヴァイオリニストっていうけど、これ筋肉系だよ(ハッスルマッチョ

ザ・スクーター
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ワイナリのオーナー、スパーキー氏がバイクレースに出たのをコミカルにした絵。
マンフレッド・クランクル様(SQN)とかもそうですが、この手のカルトなラベル作る人は大抵なんらかのスピード狂だよネ。
色は他のモノに比べるとちょっとだけ実は薄かったと感じました。
香りはプラム要素が多め。もっともアルコール感も感じられるかも。
味わいは香りと果実要素の割にアフターがサラッとしていて駆け抜けるよう。
舌触りのまろやかさの反面、アフターがすこーし味気ない。
濃コクすぎてメルロっぽいような気もしつつどっちかというとジンファンデルみたいな感じに出来上がっています。
余韻の印象がどっか物足りないなぁという感覚かな。

メートルディ
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醸造学をやっていた給仕時代のコミカル化。なんかひときわディズニーっぽい。
今回一番頭をかかえたのが、このメートルディとスクーターの違いのなさです。
びっくりするほど同じだったように思う。
ただ、時間がたつと少しハーブ感が出てきて、青さとカシスが多少あるように思えた感。
その分、またまろやかさよりもそうしたユーカリっぽさのが強くて・・・・・・と、こう書くと違いがあるのかな?とも思いますが、基本的にはジャミーでプラム主体のパワフルなモリードゥーカー味です。
カベルネの青さ、というワードが好きか嫌いかで選べば良いと思う。

ボクサー2014
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以前飲んだものとほぼ一緒な印象でした(以前のは2013です)。
またこのワイン、本来は出す予定でなかったっぽいのですが
「あ、何、シンクさんそういう飲み方するの?ほーん・・・・・・」
ソムリエがサクッともう一本じゃあ追加ねってもってきた訳です。ジーザス!
しかもこれだけ開けたてとなるので
2015-10-17 19-31-43-095
シェイクしました。ワーォ・・・・・・
(モリードゥーカーでは、モリードゥーカーシェイクなる瓶を振る事を推奨している銘柄がある)
日本のトップ級に人気なソムリエによるシェイクです。みんな、やっていいんだゾ(やれとは言っていない)

で、香りにペッパーと黒い果実感がしっかりと存在。干しぶどう的印象も多めでメルロとカベルネとはちょっと違う。
また、味わいもやはり相変わらず筋肉ムキムキマッチョマンの変態なんですが、シラーのスパイスがアフターに効くのがやっぱり別格。
郡を抜いてシラーのスパイスを感じ、パワフルさに焦点とフックの強さが備わっています。
コリアンダーやシナモン系のベースもあって、ほぼほぼパワフルさ全快のワイン郡にあっても品種を感じさせるからシラーズっていいよネ。
ひと味加わって、完成してる感じがあるなぁと思ったのでした(なので、メルロやカベルネよりも評価が大分高いです)


・・・と、ここまでで今日のところはひとまず更新終了。お出かけの時間になっちゃいました^^;
明日には再度更新しなおして後半戦をこの記事に追加しまーす。

↓というわけで、ここから追加記事

ギグルポッド
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カベルネの上位版ですネ。
オーナーの娘さんのワンショット・・・・・・って、これもSQNで見たようなデザインといえるかも。
で、ここからブルゴーニュボトル系の2つが続くのですが、全体にスパイス感やどこかなめし革っぽさ、それと茶葉の雰囲気などが追加されるようになり、全体に多少複雑さを備えるようになります。
ただ、このギグルポッドにはやはりカベルネっぽさそんなにないといいますか、カシスを主体とはしていますが基本的には高アルコールでガツガツおしてきます。
茶葉要素が多めに出てて、それはなんでかほうじ茶と緑茶の合わせみたいな不思議な感じで、どこかおぼろげなのがジンファンデルっぽいかな。
ヘタなジンファンデルよりそんな印象を持つ、魔法のポッド。

ブルーアイドボーイ
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ギグルが娘なのに対して、ブルーアイドボーイはまんま青い目の息子さんです。
こっちはシラーズ。スパーキー氏はカベルネにどこか「修行中の給仕」とか「自分の娘」とかどこかセンチメンタルな要素を感じ、またシラーズに「オッサンボクサー」や「自分の息子」を感じているのでしょうか?
さておき、こちらも全体には高アルコールではあるんですが、これの一個下の規格になるボクサーに比べて全体にプーアル茶っぽい印象をうけました。中国茶の感覚がどこか多めで、まろやかさも増えています。
どこかチャイナドレス感を思わせるオリエンタルさがふくまれ、タニックさやボクサーにあった強い濃度の高さは全体に控えめに。
スパイスの傾向もそこそこシナモンなどの甘さがましたようなタッチ。
ギーグポッドと比べると差が薄めなんですが、ボクサーと比べるとむしろボクサーの方がシンプルであり、ワイルドでパワフル。
価格分こちらのほうが確かに上位だとも思いますけれど・・・案外と好みの問題かも。

エンチャンティッド・パス
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エンチャンティッドという名前で「お、MTGの話かな?」と思ったかたは熱心なカードゲーマーだネ!
パララクス補充!(年代がバレそうなワード)
さておき、日本語訳すると魔法の小道という名前のこのワイン。このワイナリとしては珍しくエルミタゼスタイルという混ぜこみ系になっていて、もうひとつあるカーニバル・オブ・ラブというワインの派生ワインとなっています(絵も微妙に似てるっていうか繋がる?
流石に価格がも少し高いだけあって、他のシリーズとくらべてもひとつ上のワインって印象。
色そのものは他と大差ないんですが、香りがガ比較的マイルドになっていて、風味が「バランス良く」なっています。
中国茶葉と紅茶を同時に感じる面白いミックス。全体のオイリーさやつよーい感覚の中でも多少マイルドさが見られます。
カシス系とブラックベリーなどの濃い目系の干したものやジャムのタッチ濃コク。
余韻にもそうした茶葉の質感が残り、タンニン感が全体に「強い」というよりは「オリエンタルな雰囲気がある」とでもいいましょうか、どこかこなれています。
パワフルなりにオレンジの感覚の酸などもアールグレイっぽく備えていて、果実の強さにワンアクセント。アフターにも、むしろ一番カベルネを感じさせてくれるようなクリーンなハーブの整いが出ているぐらい。
口当たりも他に比べるとまろやかになっていて、オイリーな中にマロングラッセなどの強い洋菓子の要素も見られます。
これに関しては、ぶっちゃけたところクリス・リングランド兄貴のワイン各種を思い出しました。
パワフルさがとにかくあるんだけど、それだけで終わらないオージーらしさ全快のワインと言っていいでしょう。
ボクサーとは同じ点数付けになっていますが、ボクサーと比べるとこっちの方が味わいそのものはワンランク実は上手。ようは「10の中の下の方と上の方」って具合にクロ・ド・ヴージョ的な差があるかも。
まぁ、チャイナドレスである以外はマッチョマンですよ。イメージとしては、ブルース・リーとジャッキー・チェンをマッチョにした感じなのかな?

・・・以上7つ!

コストパフォーマンス(最大5pt)
ヴァイオリニスト、メトードル、スクーター、ギグルポッド:♥♥♥
ブルーアイドボーイ:♥♥♥(個人的に+♥
エンチャンティッドパス、ボクサー:♥♥♥♥♥
総じて、シラーズノワイナリかなぁと。
全体に筋肉ムキムキマッチョマンの変態なので、その中でももうワンパンチ!という点においてシラーズが入っているものと入っていないものの差があると思います。
シラーズ向けの醸造を全部にしてるんじゃないでしょうか?
いわゆるセクシーでダイナマイツなアメリカライクなスタイルをどれもとっていて、その結果もっともスパイスや質感に個性が出るシラーズが秀でているという。
よって、購入するときはシラーズが入っているかどうか。判別に加えてもいいかなーって個人的に感じました。
ラベルに関してはどれも可愛いですし、また一部には知られてもいる(といっても、日本でスペクテイター好きってどれぐらいいるの?)のでプレゼントにも使えるアイテム群でしょう。
オーストラリアの一個前の世代っぽいパーカリゼーションな感じが如実なので、そういうのが嫌いな方はお控えください。

というわけで、モリードゥーカーの7つ一挙特集でした!
品種の個性もある程度出ているものの、造り手の個性のほうが如実に感じられるなぁというシリーズでした。特にメルロとカベルネは本当に同じの間違えてついだんじゃと思ったほど!!
いずれにしても、濃いワインマニアにとってのエデンであることは間違いありません。
このパワフルさ、是非いずれかでご体験ヲ。

とりあえず楽天にあるだけ掲載。ただ、近々どれも新ヴィンテージになる様子。






これら全部呑んでたら気分はもうコレ。

| オーストラリア | 21:12 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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自宅から徒歩の畑。ルーシーマルゴーピノの中でも傑作か? ルーシーマルゴー・モノミース・ピノ2013

うぇるかむ!
もうしばらくはオージーピノで更新を続けたいと思います。連続でピノでもなんとかなるぐらいに多様性があるんですヨ、オージーピノ。
さて、今回はお馴染みのルーシーマルゴーのピノです。

wGuXS.jpg
ルーシーマルゴー・モノミース・ピノ2013
オーブシリーズのひとつですネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
これの赤球バージョンですネ。
いくつかある「自分の家のそばのブロック違いのピノ」シリーズのひとつです。
詳細については、当ブログではヘンテコすぎてイマイチだったノワール・フルーレットからはじまり
去年最高のメルロにしました長門有希ちゃん
良くわからんけどアニメキャラな女の子
ヴィレッジ・オブ・ティアーズ(テイルズシリーズみたいな名前だな・・・)
カタツムリ先輩

などなど、今回でなんと7回目の更新であります。ぶっちぎりで多いです。
(しかも家に今、初音ミク版も持ってまして8回目も確定です)
ただ、当ブログ的にはルーシーマルゴーはシラーやメルロなどの方がオススメでして、青球版は順番としては下の方として紹介してたりしました。
区画違いのこの「アントン・ホッパー宅から徒歩で行けるところの畑」は美味しいのか?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
青版よりはちょっとよいかも。
ヴィレッジ・オブ・ティアーズとどっちがいいかな?というとこっちの方が普遍的でトンガリが少ない分、万人受けはするかもしれませんネ。全体にビオカラーとも言える土臭さや葉物の感覚は低く、元気なフルーティーさが強いタイプとなっています。
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色はとかくクリアなレッドで薄めのトマトジュースみたい。
香りにチェリーの可愛げのある香りが満載で、さくらんぼや赤いチェリー各種のジュースのよう。
そうした軽やかなフルーツ要素が主体となっていて、香りだけだと日本ワインにも少し似るかも。
ただ、味わいはそれらよりもずっと面白みと酸味、そして果実の充足がいい訳です。
非常に強く出ているのはチェリーの甘味とレモンの酸味。香りよりも黄色果実の酸が見て取れます。
口当たりも軽く、余韻もそれほど長引きませんがフルーツの甘酸は結構ハッキリとしていて持続も最後までありつづけるんですネ。
それでいて、土感や重たい印象はなく。明るくピノしてるとでもいいましょうか、雑味のない自然派スタイルとなっています。
青球がシガーをはじめとした結構ド暗いビオ要素も備えていたのに対して、かなーり違いがハッキリしています。
同時に飲むと青球版のが「本格的」に感じられたかもしれません。
チェリッシュさが可愛く仕上がりまくっているので、万人向けだろうと私は思っています。
最近のアニメなら、デレマスの赤城みりあちゃんバブみ取得前。
泣きどころというか、暗みがあんまりないのがまったく小学生は最高だゼ系なんですヨ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
青球の派生系ということで、価格はルーシーマルゴーの中でも高めとなっていますし相変わらずレアアイテムです。
で、ヴィレッジ・オブ・ティアーズのが個人的には良かった。あっちがちょうどいい塩梅かなって思います。
レアアイテムですし、ワイン通には今やなんと
「えールーシーマルゴーって言われてるほど上手くなくなくなーいなくなくなくなーい」
なんていうような人も出てたりで知名度は自然派オージーの中では高めですからいずれにしてもワイン通相手ならどのような場面でも興味を引くでしょう。
プレゼントアイテムとしても、面白いラベルしてますしネ。アニメキャラ系よりこっちのが高級ぽく評価する人もいるかしら?
自分で買うならやっぱりルーシーマルゴーはピノ以外の品種主体かなって思うものの、自然派ピノを呑むなら外せませんので、御一考あれ。

というわけで、ルーシーマルゴーより赤球版でした。
やっぱルーシーマルゴーはピノより他品種、という考えは変わりませんでしたが、比較的可愛さアッピルの強いピノとして好ましい具合になっていた用に思います。
自然派の中ではシンプルに取っ付き易く、飲み始めにいいかもしれませんネ。

ま、ネットショップでは売り切れじゃないことが少ないんですけどネ!

マジでガキな頃の赤城みりあね。まさかみりあママと呼ばれるようになるとは・・・・・・

| オーストラリア | 22:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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モーニントンの次世代ピノ、そのスタイリッシュさは若手ならでは? オーシャンエイト・ワイナリ・アイルワード・リザーヴ・ピノ2012

うぇるかむ!
昨日はモーニントンの「自然派」な新進気鋭でしたが、今日は「正当派」な感じで。

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オーシャンエイト "アイルワード リザーヴ” ピノ・ノワール2012
オージーの新世代ピノです。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
シンプルです。ドシンプルであります。キスラーとかに方向性が近いシンプルスタイル。
昨日のワインと産地が同じとは思えない・・・ってぐらいデザインが対局で性格も違う気がします
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裏もとにかくシンプル。

作り手はワインの名前にもなっているマイケル・アイルワード氏。
「クールな若手二枚目」として写真が乗っているサイトもありますが、若いころのブルース・ウィリスに髪の毛乗っけた感じの人?

彼はブルゴーニュで醸造を学び、クーヨンというワイナリをこの地でやっていたのですが、少し場所を変えてリニューアルしこのオーシャンエイトというワイナリになりました。
Young Gun of the Yearという若手の賞をとってて、それはフランコ・ダナも取った賞なんですって
今回のモノは彼のフラッグシップ。フランソワ・フレール社の樽熟成を施した、トップモデルとなっています。
・・・・・・という以上はそんなに情報もなかったりするんですが、しかしながら、ここ最近の中でも「ラベル通り」な味わいを感じたのがこのワインでしたネ。
どういうことかというと・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥
とても綺麗にスタイリッシュ
ニューワールドピノの良さがビンビンに出ているんですが、それでいてキレとまとまりの良さを最も感じるんですネ。
他に類似するワインで思い浮かんだのはカリフォルニアの若手スターとかです。
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色はクリアにレッドで、年数を重ねた感じは0。
香りにチェリーの要素が多めなんですが、この段階で結構なまとまりの良さを感じさせてくれる訳です。
チェリー果汁は重たい印象も軽めな印象もまとまってかぐたびに感じられ、甘酸の印象がこの段階で「均一」と思わされます。
そこそこにバニラ要素もありますが、あくまでも控えめな部類。
味わいがこれまたキレが良いこと!
チャーミングよりの要素(チェリーを主体として、赤い小粒な果実各種がベース)なんですが、最初に受け取るそうした果物のパワーのわりに全体にサラリとしてアフターも短く出来上がっています。
果実要素がまとまりよくスパッと切れる。
複雑さという意味では少し物足りないところもあるのですが、いい意味でシンプル。
樽っぽさ控えめなのもニュージェネレーションズな感じで果物の良さでちゃんとまじめにワイン作ってる感じなんですよ。
この手のピノって、個人的にジャパニーズアニメーションな良くキレまくる刀を思い浮かべちゃいます。
力強くそれでいて切り口が機械的なほどシャープ。
ね、どこかこのワインのラベルからも感じられるでしょ?

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥
料理にも使いやすいタイプのピノなんですが、まぁ8000円以上しちゃいまして、その中ではあまりにもスマートすぎる気もします。
も少し香りとかに個人的には好きな要素があると良いのですが、ビシッとクールすぎるとでもいいましょうか。
ブラインドとかすると、割りとカリフォルニアピノと答えちゃうようなタイプなのでそんなに驚きがないかなーとも思います。
あまりにシンプルなラベルなので、プレゼントにも好みがわかれるかな。使いやすいといえばやすいし、ちょっと派手さがあったほうが人によっては喜ばれるしなぁという。
一番良いのは、やはり高額めの料理と合わせることでしょうか。それも気取っていないけど、新世代なビストロとか?
使い手の力量を試してくるようなワインだと思います。

というわけで、オーシャンエイトよりアイルワード・リザーヴでした。
まとまりが良すぎて逆に面白さというか可愛げが足りないタイプなんですが、それがまたクールなピノとして良く出来てもおり、なんとも評価の難しめなワインです。
評価するガワも試してる感ある・・・・・・ひえ~!
しかしながら、この出来栄えはオージーピノの経験があまりない方なら驚かれると思うなぁ。この多様性、やはり超注目すべしなんですよオージーピノ。

そんなに日本には入ってきていないっぽいです

そして低価格版も結構強気価格。

こうキャラというよりは、「キャラが刀もってる姿」とか「刀そのもの」なんですよね、この手のピノって

| オーストラリア | 21:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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おはようございます!ファニーなラベルのキムチ味ワイン。 パトリック・サリヴァン・グッドモーニングトム・ピノノワール2014

うぇるかむ!
今日から怒涛のオーストラリア特集、やるぞー!という訳でその第一弾はいきなり大幅にズレたキャラクターをもつワインから。

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パトリック・サリヴァン・グッドモーニングトム2014
なんともファニーなラベルであります。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
ラベルが超可愛い
昨日からコレばっかだな私!とは思いもしますが、そういうのを評価する項目なんだから仕方ない訳で。
ものすっごい海外的センスを感じさせるラベルです。名前もアルコール度数も描いてすらいない。ポスターで欲しい!
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裏でようやく描いてあります。何気にロゴも可愛いからいいですよネ。

造り手はパトリック・サリヴァン。実は何度か飲んでる人なんですが、意外なことに今回で当ブログ初登場っぽい。
牛や豚、羊の畜殺場で元々働いていたという別農業やってた人なんですが、ロンドンで「ワインうめぇな」とアデレード大学とメルボルン大学という2つのオージーの醸造学校を卒業・・・・・・するんですが、彼のプロフィールには必ずこんな文句が書いてあります。

「醸造学なんていらねぇのよ。畑で何すっかが重要なんでぇ。発酵槽に葡萄をぶち込む。発酵が終わって不快じゃなけりゃいいってもんよ」

出ました!ガテン系自然派であります!!
そんな彼のワインはまさにワインダイヤモンズさんが仕入れる自然派の代表銘柄のひとつであり、ロンドンの自然派バーなどでも人気の一品になっていて争奪戦になっていましたとさ。めでたしめでたし・・・・・・
では、今回のワインはなかったりします。
2014年は収穫量激減のオーストラリアはビクトリア州のバッドヴィンテージ。
特に彼の必殺ワインである「ジャンピング・ジュース」というピノ+白ぶどうの亜流で作る銘柄に入れる白ぶどうがロクにできなかった訳です。
(因みに、このワインに描かれている瓶みたいな生命体はこのジャンピングジュースのキャラ)
そのため、彼はジャンピング~を作らずに普段のテクニックとは違う「ピノ単一のワインをヴィンヤード毎に作る」事にした訳。そのうちの一つが今回のグッド・モーニング・トム。
これはブドウの収穫場所がモーニントン半島だからというパロディと、友人のトム・ショブルックからつけたという

ユウジョウ!なネームです。車と車の中の人がトム・ショブルックっぽい。
なんともガテン系なキャラをしたワイナリ(ただ言っている事は案外アカデミックな部分も本当はありますが)な訳ですけれども、じゃあ実際問題どんな味かというと・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥(好きな人は+♥♥♥♥♥)
キムチ味
私にはこうとしか思えませんでした。唐辛子と発酵の感覚。これ好きな人はもうたまらないんだろうけど、私は正直キツかった・・・・・・

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色は濁りからか赤黒いものになっており、自然派らしい色合い。
香りにピーマン、しし唐辛子(それも青いのネ)。スパイスというよりはそうした天然なまんまの形の唐辛子などを連想させるような形で青臭さも激しくあります。
この時点で辛味を刺激する感じでご飯が欲しくなります。白米ね!
味わいは更に発酵した乳酸系や葉モノ野菜の味わいが追加されもうほぼキムチ。
いや、これはキムチ味の液体なのだという方が納得が行くキムチ。
早く摘みすぎというか収穫ミスってないか?と思っちゃうほど辛味と青臭さと発酵具合でキムチ。
朝からキムチ。
ひとつ誤解しないで欲しいのは舌を麻痺させるほど唐辛子で辛かったりヨーグルトの乳酸菌をも殺すほど強すぎる菌をもったキムチが入っていることはなく比較的体に優しめなアルコール飲料ではあるという事ですが連想するのはキムチ。
キムチ。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥(好きな人は+♥♥♥)
好きな人が買うべきなのだけれど、そもそも好きかどうか判断する条件が少なすぎるからオススメしづらい
そういうスタイルで7000円近い値段になっているので「まぁ、試しに一本買ってみるといいヨ」とも言えず、今年飲んだ中でもマニア向けすぎる仕上がりになっています。
これが好きな人は完璧な自然派だと思います。で、そういう人は束でもってそうなワイン。
ブラインド会は勿論のこと、ワインをみんなで持ち寄ろうという時にコレを持っていくだけで参加者のレベルと方向性が全部筒抜けになるという画期的なアイテムでもあります。
びっくり箱なアイテム。

というわけで、パトリック・サリヴァンよりグッド・モーニング・トムでした。
呑んでて常にキムチしか私には思い浮かばなかった・・・・・・
エチケットは最高に好きなものの個人の好みだけでいえばあんまり評価が良くないが、これ好きな人はいるから掲載もしたいという狭間を延々と行き来しているワイナリ、それが私の中でのパトリック・サリヴァン評です。

好きな人のためのワインか。

料理作ってる件はそこそこ面白かったと思うし、アクションは残念ながら日本のダサいドラマより良かった

| オーストリア | 11:23 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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ガルガーネガの・・・微発泡!?イタリア自然派の大胆な発想。 ラ・ビアンカーラ・ガルガンゴ2014

うぇるかむ!
昨日一昨日と王道のボルドークラレットで更新しましたが、打って変わって今度は超亜流なイタリア自然派です。
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ラ・ビアンカーラ・ガルガンゴ2014
ガルガーネガの自然派微発泡という奇妙な一品です。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
ラベル超かわいくない?
名前の意味合いとかは検索しきれなかったのですが、とりあえずこのラベル超可愛いと私思うわけです。ポップでたまらん。
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裏は比較的普通?

造り手はラ・ビアンカーラのアンジョリーノ・マウレ兄貴。
自然派好きには説明不要とまで言われるイタリアのガルガーネガ自然派の王道を行く男であります。
ガンベッラーラというソアヴェの隣の地域の造り手である彼はとにかく実験的な人でso2無添加版と少し入れてる版と試してみたりしているマッドな人。
そんな彼がこれまた実験として作っていたのが「微発泡(イタリアではフリッザンテという)の自然派ガルガーネガ」でした。
ちょこちょこと間引きして要らなくなったブドウなどで作ってたものの「酸っぱくて呑めたものでなかった」らしくあんまり作られてなかったらしいんですが、このワイナリでは2014年は雹害で大ダメージを受けてロクにワインが作れませんでした。
一番格下ワイン明記のモノだけにするという断念をし、一番人気のso2無添加が作れなかった程でした。
で、アンジョリーノ兄貴は
「せっかくだから、俺はこの微発泡を作るぜ!」
と大規模実験をする事となったのでした。
元々は貴腐ブドウを使って発泡させていたものの、この年は作らなかったので冷凍保存しておいたガルガーネガモストを使って2次醗酵、更になんかいつの間にか植わってた扱いされている(多分、適当にぶちこんだか実はそうだったことが判明した)ドゥレッラという地ブドウを足します。
で、フラッグシップワインが出来なかった分売りにだしましたとさ・・・・・・めでたしめでたし?
ちなみにこの微発泡、2014年のその格下テーブルクラスワインより微妙に高い価格設定(とはいえフラッグシップも万円いかないワイナリなんですけどネ)。
なんとも起死回生というか、タフなワイナリだと思います。
そんなタフさの結晶、果たしてどんな感じかというと。

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥(好きな人は+α)
あ、ビール系ネ。
うんうん、これもまたアイカツだよね(アイカツ顔
自然派微発泡の味でした。以上。それで通じる気がしてならないんですが、どういうことかも少し書きましょうかネ。
dNi7z.jpg
色というか泡はもうこんな具合でほんと微かです。見えてます、泡?
若干濁った黄緑になっており、なんというか、こう・・・ネ?(察して)。
香りからして麦とホップにライム!ってな感じのフレーバー。ガルガーネガのためか多少梨っぽいんですが、もうほぼほぼ酸の勢いが勝っています。
味わいもとりあえず酸っぱい!
これより酸っぱかったって試作品はどんなだったんだというぐあいで、ビールっぽさが強力です。
それもライトなタイプのビールでレモンライムの酸がガッツリ入って、泡の抜けたコロナビール的アトモスフィアです。
余韻もそのまま、いやむしろ余計にビールを感じちゃうような苦味と口の中の状態に至ります。
確かにナチュラルな苦味などもでていて、面白いのですが・・・・・・私はこういうのあんまりありがたいと思わないなぁ。それならビール呑みますヨっていう気が。
自然派の白い微発泡らしいっちゃーらしいので、この手のワインがたまらなく大好き!っていう人はもうドシドシ買い込んでいる事でしょう。
私はこれは「うんうん、これもまたアイカツだよネ」って走るしかない(画像省略

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥(好きな人はとっくに買っている)
このワイン、既に市場では枯渇してまして、ネットショップでは即完売だったようです。
ヴィナイオータさんマニアというか、ラ・ビアンカーラマニアというか、自然派マニアというか・・・・・・な人達のストックになっているのだろうと。
なので私は「あんまり好きくないよ!」と自分の意見言う他ありません。万人受けしないよなーと思います。
それでもコスパ3なのは値段が3000円ぐらいで、完全な特殊醸造で「唯一の存在」である事に変わりはないから。
初めてこのタイプを呑む人は衝撃を受けること間違いなし。
あとは飲む機会があるかないかって事かしら。好事家の方々は、なるべく大人数で呑むべし。

というわけで、ラ・ビアンカーラよりカンゴロンゴでした。
王冠スタイルの微発泡という、自然派らしいワインのひとつでしたね。ただ、個人的にはこの手のタイプはもう充分、かも。

ラベルは自然派ってほんと可愛いの多いですよネ。

あんまり飲んだことないんだけど、このイメージばっかり浮かんじゃって・・・

| イタリア | 22:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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今ではシャス・スプリーンが所有中なワイナリの、古酒から感じるボルドーの年季。 シャトー・グレシエ・グラン・プジョー1994

うぇるかむ!
ソムリエ試験終了、ですね世間的には。如何だったでしょうか?
私は今年も受験しなかったんだけどネははは・・・いい加減とるべきなのかしらエキスパート。
さて。そんな訳で、昨日のカントメルルと連続でやろうと思ってたワインがあります。

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シャトー・グレシエ・グラン・プジョー1994
何とも古臭いラベルの古めワインです。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
如何にも古めかしい感じのラベルと紋章であります。いかにもいかにも。
裏ラベルもなく、とりあえず古臭い印象の方が強いでしょう。

今現在の所有者と醸造スタッフは「ボルドーのお値打ち系の代表格のひとつ」とされているシャス・スプリーンのプロダクトになっていてどこを見ても「あのシャス・スプリーンのスタッフの!」という定番の(残念な感じの強い)宣伝が打たれています。
ただ、それは2003年からの話でこの頃はベルトラン・ドゥ・マルセラ氏所有だったとのこと・・・・・・なんですが更にその前はシャス・スプリーンと同じ畑だった(っていうか隣畑なんですよね今でも)となっているとかいないとか。
ええい、ややこしい!
そんな訳で、割りと日本では人気のあるワイナリの隣畑です。
パーカーたんの評価は掲載最低レベルの「並なワイナリー」という割と大ダメージめな感じでボイド・カントナック辺りと並んでたりすることはありました。
ただ、価格はムーリ地区なのもあって安く、25ドル以下のお値打ちワイナリとしてもあげているという。まぁ、アメリカでもそういう安旨ポジションだったワイナリであります。
ヒュー・ジョンソン翁とかも名前をあげることがあるよーなないよーな・・・・・・と、ムーリ地区ワインとしては意外とそれなりなのかも。
あんまりそれ以上情報もなく、後はセパージュがカベルネとメルロの比率が半々だっていうのが特徴かしら。
さて、そんなワイナリのまだ宣伝できる要素もないぐらいの94年のワインです。どんなものでしょう?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥(古酒好きなら+♥?)
それなりの熟度のあるボルドーという印象
格別に良い古酒って、古いのに味わいに強さ(それは酸や甘味というだけでは表しにくい、果実だったり何かしらに例えられる要素としての)が備わってる事が多いなぁと思うんですけれども・・・・・・そういう感じは残念ながらありません。
ただ、ちゃんと古酒してるヨネ。なるほど、バリュー古酒であります。

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あ、予算なかったんで後ろのブラネール・デュクリュは呑んでないっす。

色は少し枯れたカラーリングになっていて、中心も紫感は抜け赤みが強い。
香りに渋めのチョコレートと酸、ダシ感、キノコ要素もほどほどに入っています。
ウメっぽさが全体に多く酸が目立ちますネ。なんとも熟成感。
味わいも全体にボルドーらしく沈んでいくような感覚が大きく、渋みの強いスタイルです。
シックな印象で香りと同様の要素、特に甘さのないビターチョコのタッチとウメなどがベース。
甘味はあんまり感じなかったなぁ。カシスの要素は探すと見つかるかなって具合なのが救い?
余韻も長くはなく、全体に酸のトンガリをハッキリと感じさせるモノになっています。
クラレットの古酒っぽーいといえばそんな感じの酸の刺とダシ感にノスタルジーを感じるタイプの落ち着いたタイプ。
このスタイル、好きな人は好きそうなんですよネ。また、全体にトンガリ方が個人的には好きでないものの、飲めないって感じではありませんし、定番のタッチそのものは感じたもので。
そもそもデイリー向けだよねーとか言われてるワインの20年以上というのに、もっと求めるのも酷やもしれませんし・・・・・・
よくある年齢の積み重ねを感じるもので、あれですよ、ヴェルタースオリジナルですよ。孫の頃から入って今では私がおじいさんって感じのおじいさん。

また、このワイン、なんで昨日のカントメルルと続けて更新したかったかとイイますと、まぁ単純に一緒に飲んだからです。
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色の違い、香りと味わいの経過が場所も醸造家も違うものの、とてもわかりやすくボルドーの定番の推移を体験出来たので、まぁそれなりに面白かったんですよね。
全体にカントメルルの方が果実や口当たりのまろやかさが残っており、一方でプジョーは完全にアタックから重さが水のままの質量って感じで古酒ライクな風味で最初からスタートするという。
写真は→がプジョー1994、←がカントメルル2003。ね、10年の違いがハッキリと見てとれ・・・・・・と、とれ・・・・・・

ほんと新しいスマホ買おうかナ!

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥
まぁ、4000円ぐらいで買えるっぽいので、それならいいのではないでしょうか?ぐらいの。
因みに、新しいヴィンテージなら3000円以下。

この10年がラベルが更にダサくなってるものの、評価は良かったんだそうで。
あと、何故か市場では07年が大量にダブついてます。なぜだ。

とはいえ、新しいヴィンテージは他国派な私としては(試してないし)オススメはひとまずおいておき参考までに。
話を戻しましょう。今回の94にかんしていえば、このぐらいで古酒を一本呑むという行為の方が大事なように思います。
ショップ呑みだったわけですけど、本当は買ってコルク頑張って抜くのが経験になる。そういう修行向けワインだと思います。
なんか如何にも古そうなこの頃のボトルであれば成人祝とかに使えるのかもしれませんナ。

という訳で、シャトー・グレシエ・グラン・プジョー1994でした。
古酒としてのらしさ。それを思えば悪くないワインだろうとも思うのでした。
たまにはこういうのも、いいんですよネ。濃いワインマニアな私ですが、こうして飲むと古酒ワイン派の考えも少し頷けちゃうかも?

それなりに古酒は出回ってるかも。他の年号探してみるのもアリ。

「孫にあげるのは勿論・・・・・・」

| フランス | 22:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ソムリエ試験、強い信念で頑張ってね!ってな気分で。シャトー・カントメルル2003

うぇるかむ!
明日、ソムリエ試験2次なんですネ。
というわけで、この試験に向かう方にとっては数ヶ月前に散々苦労して覚えた一つであろう、このワイナリで健闘を祈ろうかと思います。
まぁ、そもそもウチってかなり偏りがあるし「はじめに」で書いての通り試験向けな記述してないので、ウチを見てる場合でないだろうというのはおいておきましたネ?

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シャトー・カントメルル2003
ボルドーのおおよそ10年以上前な感じで。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
当ブログではなんと二年ぶりの登場です。
なので詳しくは書きませんが、分相応な格付けを受けている分相応な価格のボルドー。
このヴィンテージはパーカーポイント85点で「ブルゴーニュみたいな感じで、今すぐ呑むかまぁ10年ぐらいなら寝かせてもいいんじゃね?」という当ブログの中でも格別に低い点数と評価のワインになっています。
ただ、バックヴィンテージ2003であり、そんなに特筆するような年号でないんですが経験値にと呑んでみたのですヨ。

または、ソムリエ試験通過者の方々は「5級で後から追加になってマコー村という紛らわしい村のワイナリ」ということで暗記された方も多いのでは?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥(今ならば?)
今、呑み頃ッス!
ギリッギリで果実感が残っていて、パーカーたんが言うような要素がありつつも古酒要素やまろやかさもあって、面白く呑めるラインになっています。
まさに呑み頃。

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しっかし写真ヘタだなー私。

色は中心部分はクリムゾンレッド寄りで、エッジ部分は薄めにクリアレッド。
古酒とギリギリ言えそうで言えないようなカラーリングの通り、香りもどこか曖昧ではあります。
カシスはあまり強力ではなく、しかしウメっぽさなどの合間にははさまれていて、多少のバニラ感も見えます。
こうした要素それぞれが、曖昧なものの逆に不思議と面白かったり。
味わいはメルロ感多めなきっちりと熟成したんだろうタッチで、ボルドーぽさバッチリです。
産が多少強くウメとトマトの甘味酸味にまだ残っているカシス要素がとりまとめを行っています。
マッシュルーム感、メルロ系にある柔らかい舌触り、そのまま特に主張もせずにかつ乱れもせず酸が多めのフィニッシュ。
古酒らしい要点の中、まだカシスのタッチとまろやかなメルロの意義が入っているという訳。
正直な所、新世界系クラレットと比べると大分年を食ってるように感じます。そこはもう土地のレベルとか造り手のレベルという感じしちゃう。
しかしながら、ちゃんとボルドー感があって悪くない熟成をしているのでした。
ほんとにまぁまぁなキャラクター。なんだろ、そんなに人気のない女子高生メガネキャラ(でもちゃんとメガネっ娘だ)って雰囲気?

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥
6000円前後のバックヴィンテージ、としてお値打ちでもなければ高すぎるとも思わない・・・・・・って、ホント最後まで平均的なところをいったようなワインでした。
勿論、もっといい熟成のボトルとかもあるのでしょうが、私は飲んだ範囲を答えるまで。でいえば、ふっつーかなというのが正直なところ。新しいヴィンテージ買うよりはこういう挑戦の方がいいのではないでしょうか。
ヴィンテージが古いので、それに合わせた誕生日にはギリギリ使えるところ。意味合いがちょっとあったりしますしネ。
基本的には古酒好きが呑む状態・・・・・・なんだろうか?古酒好き的にはちょっと物足りないかも??うーむ。

というわけで、カントメルル2003でした。
あー、これも文章化と点数化すると妙に平均的すぎてあんまりイイことにならないタイプですネ。ボルドーが好き、という方はこういうのちゃんと好きそうって感じのワインではあるのですヨ。
それと、タイトルの通りの意味合いもありまして・・・・・・カントメルルは「庭で鳴いてるクロツグミ」という意味があるとのことなんですが、クロツグミの鳥言葉(フンッ!花言葉みたいなやつね。わざわざ調べたんだからネ!)が「強い信念」なんだとか。
そういう訳で、ソムリエ試験二次を受ける皆様、強い信念をもって挑んでくださいまし。
健闘を祈るッス!!!

そんなにレアボトルでもありません。このぐらいのボルドーの感覚を得るという意味では買いかな。

絵本とかあるのね

こう、典型的メガネキャラ感っていうの、なんとなくお分かりいただきたい。

| フランス | 22:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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小山!ドラゴンコヤマの良く完成されたNZピノ! コヤマ・ワイパラ・ワインズ・ピアソンズ・ヴィンヤード2013

うぇるかむ!
うーむ、今も二日酔いがガンギマリであります・・・こんなに長引く事あんまりないんだけどなぁ。
という訳で、昨日の予定とは別で、こんなワインをご紹介。

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コヤマ・ワイパラ・ワインズ・ピアソンズ・ヴィンヤード2013
日本人のnzです。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥(個人的には+♥)
ラベルが実にうるさいドラゴン柄。ブリテン系ドラゴンのなんか異様に派手な作りになっているんですが、これは資生堂のデザイナー信藤洋二氏の監修。造り手が小山竜宇氏だからこのデザイン。
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それなら裏とかももちっとデザインして欲しいところではあるかなぁ。

造り手の小山竜宇氏はNZのワイン醸造学校に通いつつ、オーボンクリマやマウントフォードなどで修行したピノマニア。
現在もアシスタントをしているマウントフォードはちょい古酒で以前紹介していますネ。
修行の末、2009年に自身のワイナリとしてプライベートブランドデビューをする訳です。マウントフォードも手伝いながら。
ニュージーランドには結構な数の日本人醸造家(佐藤さんとか)がいるわけですけれども、その中でも現地での修行利率が高い人かな?
グィム・ウィリアムスというグロワーの畑からの買いブドウで、今回は最近出始めた新シリーズ。
さて、そのお味は?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥
NZらしさのドッ直球では?
実はこのワイン、他にも並ぶピノの有料試飲で「何かオススメを」とソムリエ2人に聞いたところ2人に推されたワインでした。
まぁ理由が「シンクさんはあんまり茎っぽかったり草感あるピノ好きじゃないからなぁ」という。良くわかってらっしゃる。

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色は赤黒系でしっかりとしたカラー。
香りに強めのチェリー缶、しっかりとしたしかし寒空も感じさせる熟したスタイルです。
香りのボリュームも全体に大きめで、ただバニラ要素はあんまりないかな。
凝縮感のある味わいにもつながっていて、強さある甘味と酸味でしっかりと攻撃してくるといったようなニューワールド缶。
果肉のタッチがしっかり元気良く出ています。
比較的NZだと見られやすい傾向にまとまってはいます。ただ、そのグレードがどれも大きく整っている感じかな。
結構シリアスで大人な印象もあり、最近のアニメだとラブライカの二人感(ラブライブ!じゃないですヨ)
きっちりと大人というかお姉さんしてる感じ。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥
こういうの飲むと、日本で作ってる人みんな海外に行ったほうがいいんじゃないの?と思ってしまう。
そういう印象ですネ。これで5000円アンダーなのだから、なかなかのものだと思います。
ただ、他のnZでもなんとなくこの味ってあるような気がするので最高評価とはせず。でもギリギリのところいい値段だなぁ。
プレゼントには色々なひっかけ(資生堂とか、小山という名前とか、ドラゴンとか)で使えますし、ギリギリでデイリーにする人もいる感じ?
試飲会とかでは案外とシンプルかつスタンダードなできなのであまり映えないかも?料理と合わせてのみたい方向なのでパーティー寄りかな。

というわけで、小山さんのピノでした。
この出来栄えと値段が日本でもできるとよいのですが・・・なかなか難しいのでしょうなぁ。

売ってるお店は多いのでお気に入りのところで。

| ニュージーランド | 10:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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寄ってるので寝ます!!!!~今後の更新予定~

うぇるかむ!
タイトルどおりです

酔っ払ってるんで更新しないで寝ます!!!

以上。
でも申し訳ないのでサクサク書いていきます。
許せ。何せ、どれぐらい酔ってるかというと、途中救急車をよぼうか迷い、1時間30分あれば帰れるところを3時間30分かけて帰ってきたのだからもう許して欲しい。

・そのかわりオーストラリア・・・・・・いや、違うな、モリー・ドゥーカーワイナリをフラッグシップ以外のおおよそ飲みまくってきたのでそのレビューを一日でどっかでまとめます。モリー・ドゥーカーというパーカーたんが絶賛するワイナリの全貌と感想をパーカーワイン好きな私が一気にレビューをどっかでするゾ!

・ビンディとバス・フィリップ様という2つのオージーの巨塔も呑んできたので、その感想もイイますが先に言っておくとバス・フィリップを私は強く推す。

・他にも今日はカーゼ・コリーニ(イタリアバルベーラの超人気自然派)の色々とかも飲んでいるのでこれも特集組みます。

・更に、ボルドーのちょっと古い目のワインも飲んだのでそのレビューも。

などなどなど!呑んでは来ましたが、まとめてお送りするとなんと苦労と今も苦しい胸の痛みの割に少ない日数稼いできましたので、乞うご期待、!!!!

| 未分類 | 00:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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カナダピノの脅威!色から判別出来ない充足感は世界を変えるのか!? バチェルダー・ナイアガラ・ローリーヴィンヤード・ピノ

うぇるかむ!
最近個人的に飲んだなかで最も感動的だったピノは実はコレだったりします。

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バチェルダー・ナイアガラ・ローリーヴィンヤード・ピノ2012
なんとカナダ・ピノ

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルそのものにはこう凄みがあんまり無いような気がします。どっちかというと大手企業っぽいようなぐらいのシンプルさ。
カリフォルニアのイイワインにたまにあるデザインパターンでもあるかしら?
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裏が2言語な辺りが国を思わせます。

カナダワインのベヴンリーヴァインズさん独占のお取り扱いなので、こちらのページをペタリ。
ブルゴーニュ、カリフォルニアでも未だにワインを作っているトーマス・バチェルダー氏(ただ、氏の他のワインは日本の検索で出てこず)が地元カナダで作っているプライベートブランドとのこと。
ジャンシスもお気に入り!ということでもっと流行りそうなモノですが、値段はミドルクラスでありカナダなのもあってそこまでは売り切れてはまだいないようす。
ですが、私の隣で試飲していたご夫妻なんとお持ち帰りもするほど気にいった様子。
へぇー。と、私も久々のカナダ味呑んでみるのでした。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
花咲き乱れる!
特筆すべきはパッと見残念な色味とそれに反した香りの立ち上がりのブワッとした華やかさ!
色だけでワインは判別しきれない、と改めて教えられましたネ。

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全体に暗く撮れちゃう私の画像ゆえ、暗いカラーに見えるんですけれども、これ色はすっごく薄いのです。
良く透けますし全体にピンクに色ついてるなぁという具合の薄さ。明らかに弱いワイン・・・・・・のガワという訳ナノデス。
香りは全くそんな薄さでありません、素晴らしくフローラルに赤や白の花が飛んできます。
花畑ブワーッ!みたいな演出っぷりです。このお花っぷりにまずメロメロ。
時間がたてばチェリーの香りに少しのベーコンのタッチもあって、見事にジャパン・ラヴ・ピノって感じの奥ゆかしくも美しい佇まい。
味わいにも年号の割にダシっぽさがあるのがポイントでしょうか。
キノコ主体の山菜、柔らかい口当たりとチェリッシュさでキメが良く、じんわりと香りが広がる印象。
アルコール度数でいえばそこまで低くないのですが、どこか優しくもっと低いのではと錯覚することでしょう。
複雑さたっぷり。「日本食と合わせたくなるような」というドイツ辺りが口にしたい言葉を完璧にやりきってしまっています。
とにかく華やかなな甘さ、酸の練度と香りの花感が香水のようで、呑みたいというより香っていたいというワイン。
構成美というよりは雰囲気が良いタイプの、田園都市系ワインです。
綺麗なほのぼのアニメ。のんびりと田舎生活したいです。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
カナダの実力、恐るべし!
価格としては7000円というのはまぁ、かなり良いワインが出てくる地域であります。単一ヴィンヤードとはいえ、カナダ産7000円。
が、そうしたワインと戦えるどころか独特の雰囲気を持ち合わせていて、もっと上位のワインよりも好む人がいるだろうと思います。
ブルゴーニュとも、ピノネロとも、シュペブルとも、カリフォルニアとも、ニューワールドともまた違った個性。
それでいえば、この価格は妥当性を現在は持っているように感じました。
プレゼントにはあまり向かないラベルとデータなので、出来ればパーティーとかで興じるのがいいかな。
華やかな料理や繊細さのある料理と合わせたくなるので、いい料理と是非。

というわけで、バチェルダーよりピノでした。
実に秀逸な個性と魅力にあふれたピノで、この日最大のワォ!だったと思います。
正直なところ味わいの部分では(個人的には+♥♥)ぐらいしたいんですけど、まぁ10点制ですし・・・・・・買える人はとにかく推奨したい、そんなワインです。
南アフリカも追っかけなくっちゃなぁと思ってるのにカナダにもこんな怪物が!ひぇえ~~

パフュームよりも香水なワイン!と思ってパフュームで検索すると出てくるプリキュア・・・女児も香水つける時代かぁ~

多分この中にはそういう映像、あるんじゃないかネ?

| カナダ | 20:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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超カジュアルなお手頃ピノ・ネロ。ピノキオの鼻の如く本当に美味しいのか? プリマテッラ・ピノネロ2014

うぇるかむ!
昨日よりも更にカジュアルなピノで今日はサクッと更新。たまにはこーゆーのやっておかないと、ですネ。

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プリマテッラ・ピノネロ。
超お手ごろアイテムです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥(個人的には+♥)
ジャケ買いしました
まさにジャケ買いでした。これ一応裏もこんな感じでして
MwRaa.jpg
反逆性満々だったりします。
右上の文章がなかなかいいんですよ。
「グレートなピノはフランスでしかない・・・嘘や嘘や!イタリアンピノネロもあるねや!!」
というわけで、ピノキオの鼻が伸びているというラベルになっています。ブルゴーニュに完璧ファイトする気です。
ついでに何気にプレゼンツがNYのインポーターという訳でつまり海外輸出(特に米国)を考えたアイテムとなっています。
造り手はガヴィDOCGで有名な造り手らしいステーファノ・モッカガッタ氏・・・なんですがそもそもガヴィで有名ってすっごいマニアックかつ地味ーな感じの人の手がけているというテーブルクラスな訳です。
うーむ、怪しい。
本当にグレートなワインになっているのか、それともそれが嘘であるのか・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥
グレートではないけど、意外と本格な仕上がり
どの辺りが本格かというと、甘ったるくない辺り。NY向けという事もあってカリピノ意識系かと考えていたのですが、小粒なピノネロとしては見れるものになってる気がしました。

色は赤みの強いレッド。
香りにチェリー缶がそのままダイレクトに出ており、同時にちょっと土っぽさや茎っぽいような葉の印象があります。
ちょっと未熟な感じはこの段階からするし、味わいも同様です。
チェリーを主体とした果実感がほぼほぼベースになっており、それからアーシーな土っぽさと少し青さが出ているという。
比較的青苦い印象が果実の強さに比べると大きく感じられるかもしれません。
余韻も短めでサクッとしています。
小規模な作品ではありますが、全体にそれほど崩れているとも言えない。また、果実の酸と甘味自体は多少大人びて感じられて嫌味ではない。
グレートなピノではないんですけど、音ゲーのGOODぐらいの感じはあるんじゃないかなーという。
カジュアルな向きにはいいのではないかなと思います。ピノネロって全体的にこれをベースに如何に装飾されてるかって気もしますし。
二日目以降は多少酸味が強くなりすぎるので、あんまり日持ちはしない方だと思っていただいたほうが。
あくまでもカジュアルな、ありふれた日常感のある一品。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
もうちょっと日持ちしたりするといいんですけどネ。1300円税込みでしないぐらいのピノという事ならば妥当も妥当だと思います。
超カジュアルに、サクッと買ってサクッと使うべきアイテム。特別な日のアイテムでなく、それこそ適当な男の豪快料理!みたいなのにザックリ合わせていくのがいいかな。
それでいて
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スクリューキャップのデザインまで可愛いので、どこかチャーミングにも。
とっても日常用。普段使いにもう買った日に開けちゃいたい感じだネ。

というわけで、プリマテッラ・ピノネロ2014でした。
特段良いワインではありませんし、コスパが良いとも思いません。
しかし、このぐらいカジュアルなお酒で本来はもっとあってもいいんじゃないかなーとも思う節もありまして。
その意味ではカジュアルなラベルとスクリューという選択肢、味わいのスタイルが意外と暗みあるのも合わせて、悪くはないわけです。
こういうのもきちんと飲むと、逆に優れたアイテムの時の体感が違うものですし、試験対策にもお試しあれ。

サクッと買ってパキッと開けて呑む。この原始的とも言える飲み方をドシドシして欲しい。

日本でピノキオってほぼ99%これのイメージ出ますよね

| イタリア | 22:37 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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地元のみの流通品?職人芸も垣間見る、元ワインショップが作る低価格で単一畑のイケドンなカリピノ! ハグ・セラーズ・ダービーシャイア・ヴィンヤード・サンルイスオビスポ2012

うぇるかむ!
お昼にベストワイナリーを辿って更新しました。あれ、過去記事の編集のハズなのに通常更新より時間かかるし疲れるんですよOTL
というわけで、今日の更新は今まさに飲んでるのでやっちゃおっかなーと。

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ハグ・セラーズ・ダービーシャイア・ヴィンヤード・サンルイスオビスポ2012
え、どこの地域ですかって?

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
結構可愛い文字感だと思います、この表面。あ、因みに写真だと彫り込みに見えるかもしれませんがシールです。
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裏に大体説明は書いてあったりするんですが、それもシンプルめかな。

造り手はオーギー・ハグとラケル・ハグというご夫妻がやっている家族経営ワイナリ。
色々な前職がワイナリーの人にはあるものですが、彼らの前職は・・・・・・ワインショップ。
ナパで地酒を売るタイプのワインショップをやってた夫妻がはじめたのがココ。
日本酒の方が想像しやすいかしら?地元のアンテナショップやってた人がお酒造りにハマっちゃったって感じ。
しかし、この夫妻が教わったのはかのジョン・アルバン。

そこからワイン造りにハマってしまった夫妻は2000年にはワインショップをたたんでワイン造りに専念。
ワインショップ時代の人脈を活かしたブドウ購入をしてセントラルコースト周辺のワインを作っているという訳。
今回のサン・ルイス・オビスポというのはセントラルコーストのモントレーとサンタバーバラの間の地域であんまり名乗られない(ブルゴーニュとかでもたまにありますよね)地域です。
しかしながら、単一ヴィンヤード。ダービー夫妻というグロワー(畑やってる人)の海が見える程近い場所からのピノになっています。
近くに豪邸なんかがあったりして、リッチな観光地でもあるんだとか。
また、パーカーたんが「このワイナリめっちょいいのに地元で全部ハケちゃうんよー。マジ萎えぽよ~」と言ったとか言わないとか。
さて、そんな感じでマイナーめなワインなんですが、実力のほどはですね・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
海ピノぽさが際立った、代表例な感じ?
塩っけや磯感、それでいて果実の凝縮が充分に感じられる、それでいて価格が抑えめというのがこういった地域の良さだろうと私は思うんですけれども、その典型的な感じ。
類似してる地域は、むしろチリのカサブランカヴァレーかなって気がするワインであります。

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トマトスパゲッティとか良く合うんですよこのタイプ。

色は比較的黒みの入ったレッド。新モノ系にしても濃い目のカラーをしています。
香りにラズベリー系とブラックベリーな果実感で酸味がかなり際立っています。
イチゴやレモンの酸の部分が主にでているわけで、そこになんと鉄分っぽい血のニュアンスも少々。
なかなか要素が多いように思いますネ。紅茶感も高くあって、レモン紅茶を思わせる事もしばしば。
味わいはやはりそうした酸味が目立つわけなんですけれども、同時にタニックさも多く出ていて葉と紅茶の印象がまま出ています。
フレーバー系のレモンティ、ないしはアールグレイの感覚が強めの仕上がりとなっていて、この辺り寒冷地や海近くピノの特徴ではなかろーかと。
ミルキーさはあまりなく、かといって甘さがないわけではなくってじんわりとチェリー缶っぽさが入ってきます。
アフターまでそうした果実や紅茶のベースが崩れないフィニッシュ。アルコール度数高めの味わいまんまとも。
また、二日目になると多少落ち着くのですが、開けた当日ぐらいは結構独特の焦がしカラメルの苦味がアフターに出ます。
塩っけも高く、苦目な大人なタルトと紅茶のセットといった佇まい。
比較的野性味があり、単一ヴィンヤードらしい芯の強さも感じさせる一品です。
カリピノ低価格らしい甘味の通りはありません。セントラルコーストでしっかり仕込んだ人達ならではの、果実とミネラルが出た逸品です。
高額品と比べるとテクスチャや柔らかみがなく、多少刺のあるキャラをしていますが、佇まいの強さは二重丸。
クールな黒髪ロング美少女感ですね。芯があって、たおやか。アイドルアニメの黒髪ポジですな。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(ただし好みは分かれそう)
値段以上を感じさせるお買い得感!
けっこー色々な要素が入っていて、ほっこりくる感じあります。
3000円のピノとしてはタフですし、ただただダサくならないカッコ良いタイプのピノ。
その分、甘々なカリピノに浸りたかったりして買うと大きくハズされてしまうので注意。カリピノ=甘いという概念とはハズレています。
夫婦ペアが作るワイン、という肩書を上手く説明できればプレゼントにもワンチャンスありそうです。
価格帯がそこそこなのでケースとは言わないまでも、常日頃のお供にクールなワインを添えたいのであればお求めください。
またはピノ・ノワールをブルばっかり飲んでる人にもいいかな。こういうのがカリフォルニアのセントラルコーストにあるのは知っておいていただきたい!

というわけで、ハグセラーズより単一畑のピノでした。
最近、自分の周囲で「テロワールってなんだ」「あんまりいい言葉じゃないよね」みたいな話がチラホラと出てたりしたのですが、今現在もしもテロワールで話をするならば、こうした特徴のワインがあることをこそが「テロワール」だと思いますし、または小さな周囲でなくもっと見て行きたいところ。
そんな訳で、テロワールでもセントラルコーストは最高なんだよ!みたいな事をいいたい(結局セントラルコースト賞賛したかっただけか!

ワインショップやってた人だけあって玄人志向なピノだと思います。

クールアイドルの元祖的なキャラ感ある。

| アメリカ | 22:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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シンク・セレクションワイナリー ~超オススメブランドまとめ~

うぇるかむ!
このコーナーは当ブログにおいて特に高評価だった素晴らしすぎるワイナリーのまとめです。

*あくまでも当ブログの評価です。味の絶対保証は誰にも出来ないことを肝に命じて!
*また、ヴィンテージや状況の違いでワインの味は変わります。その事もよく加味くだされ。
*当ブログの過去紹介記事リンク付き表題→楽天での価格参考&絵面用リンク→簡単な一言・・・によるハイテックなシステムです。
*20点満点コーナーと18点までコーナー。上から更新順です。
*時系列の関係上一部に現在売り切れなリンクや記事と別のボトルであることがあります。ご容赦ください。
(2015年10月14日最終更新。4ヶ月ぶりに満点11本、準9本追加。意外とボルドーが多くランクイン。タイトルに☆つけてないのが今回分です)

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ジュゼッペ・クインタレッリ

イタリアの至宝。究極。アマローネというワインが世界最高峰である理由と言っていいでしょう。
あまりにもウマすぎるアマローネ本家も凄まじいですが、そのほかのワインまで面白美味しいという比類なきワイナリ!

レイル・ヴィンヤーズ

記念すべきPP100点ヴィンテージの正当なるイングルヌック後継者。
カリフォルニアの歩みを感じさせる強烈な重たさ・・・・・・

クメウ・リヴァー・マテズ

世界中がクメウに注目しすぎていたここ数年。もはや知らないのはワイン通にあらずといったレベルで人気になってしまい・・・・・・
当ブログとしては、フラッグシップのマテズを大推奨。もうNZはシャルドネの国になるのでしょうかネ!

モリー・ドゥーカー(ボクサー)

まさにKOされる味とはこの事!って感じのアイテム。オーストラリアの新カルトといっていいワイナリでしょう。
この価格にしてパーフェクトワイナリにイン!まさにノックオフ!

アルヘイト・ヴィンヤーズ

最高のシュナン・ブランはここにあり?って感じの超絶ワイナリの一つです。
ティム・アトキンMWブランも最高評価をつけている南アフリカカルトワイナリーなわけですが、ねだん以上の最高に美麗な白を作り上げています。

バロレ・コレクション

紹介はクロ・ヴージョ版。噂の多すぎる古酒であります。
確かに存在するバロレ味。その謎と正体とは一体何なのでしょうか?(当ブログはポート混ぜてると予想)

エル・ニド&クリオ


Spain版クリス・リングランドで有名なカルトスタイル。まさにチャイナドレス美女の佇まいは圧巻です。
フラッグシップのエルニド、もスゴイのですがクリオの方も充分な仕上がり!

クリス・リングランド(ディムチャーチ)

リンクはフラッグシップ版ですが、紹介したいのはセカンドの方っていうか飲めてないのですフラッグシップをOTL
凄まじい濃さの出来栄えは彼の哲学すら感じられます。

シャトー・ポンテ・カネ

ボルドーの最高峰を行く5級ワイナリ。もはやスーパーセカンドの中でも抜きん出た存在感です。
弱小ワインも多いボルドーにあって、特筆すべき果実自体の強さを感じさせるスゴワザ!

シルバー・オーク

当ブログでは今回は古酒での満点。カリフォルニアカベルネが熟成するという確固たる証拠、それがこのワインでした。

☆ドメーヌ・カーネロス

シャンパーニュを買う暇があるなら、このワインをを買うべし!
テタンジェがカリフォルニアはカーネロスで作ると、これほどの出来になるという立場逆転系泡。

☆グリーノック・クリーク

クリス・リングランドの最も有名なプロデュースであったワイナリ。
私が欲しい要素を大体やっている、もうMYオーダーメイド!?みたいな気分でした。

☆ピゾーニ

米国、いや、世界最高峰のグラン・クリュであるピゾーニの本家出稿モノ。
買えるだけレア、更にシャルドネがレア。そして両方世界最強のポテンシャル。ロマネ・コンティ買ってる場合でない!

☆ザ・ヒルト

今回はオールドガード版にて。日本に36本しかない、マッド・ディーズ(ホナタなど)の新作。
サンタ・マリアの最強ピノをかき集めて作られたという海を感じるピノの究極系。これが現代の、美味しいピノなのであります!

☆カタ(ベクストファー)

ワッショイ!新たなる偉大なナパワインのエントリーだ!
新規ワイナリでありながら、ナパの真髄を極めたこの作り!圧倒的なワザマエ!イヤーッ!!

☆ピーター・マイケル

ピノ専科・・・と思いきや、今回はナパ・カベルネ版にてエントリー。
洗練された朝のようなイメージの、超都会派。すこぶる洗練!

☆リヴァース・マリー(カベルネ)

トーマス・リヴァース・ブラウンがついに自社でもカベルネを・・・・・・元々ピノ人気が高いワイナリでしたが、私はカベルネ推しです。
クールビューティーな、漫画ヒロインみたいなキレイ目ナパカベ!エステート版からして秀逸なのが恐ろしい。

☆オーガストウェスト

旨すぎて紹介したくない気分にかられる、ゲイリーズ系の一本。
モントレー3大グランクリュの言われは伊達でなく、お茶会系ピノの最高峰!

☆ルチアーノ・サンドローネ

バローロ・ボーイズの本元。革命した実力は確かなものでありました。華やかさが異様の域!
今回は複数畑版というクラシカルスタイルものでもここにエントリー。一体単一畑はどれほどに・・・・・・

☆ビオン・ディ・サンティ(ただし良熟成のみ)

古酒の場合。古酒の場合は最高峰であることに確信がもてるブルネッロです。
いいですか、バックヴィンテージです。10年程度ではなく、もっとバックするのです・・・・・・

☆シャトー・モンテリーナ(モンテレーナ)

今回はエステート版古酒赤でのエントリー。これが醤油ステーキのようなのですネ。(リンクは最新版なので味違いますが)
白で有名ですが、実は赤もイイ・・・・・・カリフォルニアクラッシックの実力とバレット家の強さを感じさせてくれます。

☆シャトー・パルメ

メドック格付け3級にしてスーパーセカンドでも1番日本で知名度が高かろうパルメ様。
本家、アルター・エゴ、それにセンチュリー・ブレンドなどなど中二病的かつ面白く美味しいというとてつもなく達者なワイナリー。
個人的にメドック格付けなのにやってるスタイルやブランディングの自由さがとても好ましい。

☆フェルトン・ロード

ニュージーランドの超強キャラ。なぜって、私が最初にここにつけたのは「リースリングが美味しい」から・・・
そう、ピノで評判のワイナリでもあるのにリースリングも美味しい!何作らせても上手!今後も見て行きたいワイナリのひとつであります。

☆ブーケンハーツ・クルーフ

南アフリカからやってくる至高のワイン・・・椅子が並んでるだけカッコイイラベルも最高でス!
超弩級のシラーは、正直言って売り切れ速攻しちゃうという究極度。カルト度も至高の域。

☆カユース

ワシントンの最高峰ワイナリのひとつ・・・の中でもバイオニックフロッグ!
当ブログでパーフェクトをとりやすい、という見本のワイン。これが、当ブログの最高点数水準!!

☆ルーシー・マルゴー

新機軸オーストラリア自然派の最人気ファミリーワイナリ!
ルーシーちゃんのラベルには毎年アキバ系的に大期待ナノデス。買った時の「何が飛び出してくるか」のワクワク度は最高峰!

☆シャトー・ラヤス
ヌフの超人気ワイナリーはやはり強かった!
安いグルナッシュばかり飲んでいると、ここのレベルと品位に思わずとろけます。特に熟成するとスゴイ事に・・・

☆カレスケ

評論家がこぞって太鼓判を押すオージーカルト!
パーカーたんが「床を這ってでも探せ」と言ったその実力は濃厚でパワフル絶大!!

☆E・ギガル

日本でおそらく一番有名なローヌのワイナリ。なんといってもトゥルク!
低価格帯を始め、「ローヌの基本」として平均をとるのにちょうど良いかと。最低価格帯と最高価格帯の両極がオススメ。

☆ベルンハルト・フーバー

シュペートブルグンダーは無敵!
ドイツ版アンリ・ジャイエとか異名をつけて恥ずかしくない(だってホントに亡くなられたし・・・)超弩級のシュペブルは一度は体験しよう!

☆ディディエ・ダグノー
シレックス [2009] 750mlディディエ・ダグノー

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価格:12,445円(税込、送料別)


プイィ・フュメといえば、ダグノー様でございます。
クセがあるけれどあまりの旨さに「白最強」の称号を与えたくなります(ただし熟成は必要)。奇抜なラベルも超☆サイコー

☆ドメーヌ・ヴァインバック

アルザスリースリングのすごみを感じさせる伝説になりそうなワイナリー。
女性集団による作成もあってか、どことなく可愛らしいキャラクターをした甘やか美しいリースリング!

☆ヌーン・ワイナリー

オーストラリアのカルト系シラーズはやっぱり濃厚でした!
カルトシラーに点が甘い当ブログとはいえ、やはり貫禄を持った味わいであります。果実爆弾系。

☆バス・フィリップ

オーストラリアといえば、ピノなんですよ!と言わしめるのがバスフィリップ先生です。
これを飲むと、値上がりすぎてる某国のピノを買おうという意志は失せて爆ぜます!

☆マルセル・ダイス

アルザスの至宝的ワイナリー。テロワール主義者の言うだけある実力!
ゲヴェルツ一本しか飲んだことないけどここにインする実力はホントスゴイですぞ・・・・・・

☆サン・プレフェール

ヌフにおける期待大というよりはもう評価を得た本家ローヌレンジャー的ワイン。
女性生産者がフランスで活躍している、というのもスゴイですが味も極めてエレガント。ペゴーに匹敵している!

☆コールドストリームヒルズ

評論家ハリデーが立ち上げたかなりキッチリとした仕上がりのワイナリー。
ここのリザーヴは本当にスゴイ!圧倒的なエレガント、パーフェクト・ピノがオーストラリアで出来るなんて・・・・・

☆ドメーヌ・ペゴー

ヌフ最強の呼声高いワイナリーですが、まったくその通り!
未経験の方やお金がなかなか・・・という方はレゼルヴ版は試してみてもいいと思うのです。グルナッシュの強さを見れます。

☆シン・クア・ノン
カルト・ワイナリーないしブティック・ワイナリー、そしてアーティスティック・ワイナリーの代名詞。
地球最強のワイン産地、セントラルコーストのローヌブレンドは圧倒的なまさに知的奇跡飲料ナノデス。

☆ジャン・ルイ・シャーヴ・エルミタージュ
驚くほど何を買っても外さないローヌの代表的ワイナリー。
エルミタージュの決定版。圧倒的な肉感!あぁ、一回はキュベ・カトランが飲んでみたい。

☆リジェ・ベレール
ブルゴーニュのエレガンス、という意味では私はここはスゴいノデス!
ラ・ロマネ所有者であることも勿論ですが、センス自体も近代的で卓越!お金があれば是非飲みたいワイナリー。

☆イエルマン
イタリア白、というより国際的白のウルトラワイナリー。
白の「ワードリームス」と「ヴィンテージ・トゥニーナ」は総合バランスの良い抜群の白ワイン!

☆カ・デル・ボスコ
私の好みを大きく反映させるならここはベストの泡!
高価格帯のレベルの高さも勿論ですが、低価格のレベルの高さは少し甘めで驚くべき品のある仕上がり!

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ウィリアム・ダウニー

ギップスランドの樽うまムチムチ系ワイン。オーストラリアをしてピノを場所ごとに作るという変わり種。
オージーピノ版ドニミク・ローランといった具合なミルキーさに溺れていただきたい!

マルク・クラインデヴァイス(グランクリュ)

アルザスのビオ生産者さん。そしてアーティストラベルな生産者でもあります。
ファンは結構多く人気のビオ味。リースリングの対立主義な味わいを堪能するならコレ!

ジャック・カシュー

当ブログでは比較的珍しいブルゴーニュでのこの評価。ヴォーヌ・ロマネのお買い得ワイナリです。
極めて高い実力、豪華な新樽比率でありながらヴァンパイアなエレガント。そして、一番気に入ったのは、値段だ(キリッ

タルデュー・ローラン

昔からパーカーたんがお気に入りだったワイナリ。今更日本でもエノテカで良くみかけるようになりました。
極めて強いローヌスタイルであり、まさに絶品。白ワインはこうでなくっちゃネ。

ロックフォード

当ブログのこのコーナー、クリスリングランド銘柄がかなり多めだったりしますが、彼の修行先がこちら。
ちょい熟なシラーズとして、間違いのないい出来栄えであります。

ノヴィ(シャルドネ)

2015年、生産終了につき特売していたワインです。凄腕の名ヴィンヤードのシャルドネ・・・・・・
幻の超特売をここに記しておきます。

ドメーヌ・ド・シュヴァリエ

飲んだのは古酒でしたが、かなーり良かったのでここに。
ボルドーでも珍しいドメーヌ名乗りなど名前部分での注目が出がちですが、よく出来たグラーヴだと思います。

シャトー・フィジャック

若くても意外と飲みやすかったPGCCB。シュヴァルの隣畑として私が書かなくてもとっくに人気。
近年の価格値上がりまくりな中では、比較的上がりきってないところもいいと思います。

シャトー・モンローズ

スーパーセカンドの最多PP100点持ちな、サン・テステフ筆頭格。
流石の貫禄のあるクラレット!

エクスタント・オニール・ヴォスティ・ワインズ

エックスメンみたいなびみょーなラベルが特徴のワイナリ。
その実力派まさにショーック!PP100点ワインとも戦える実力者であります!!

☆ジャンフランコ・フィノ

イタリア版カルトをこちらに。プリミティーヴォ・・・つまりイタリア版ジンファンデルの最高峰。
まさに凄まじく無意識に美味しいワイン!

☆テイクン

ナパで活躍してたワイナリの息子達の、まさにニュージェネなナパ。デビューからまだ間もないですがこれはスゴイ。
名前からしてSNSワードという、今の人達らしいしかもナパの本質をついた味です。

☆ピペーニョ

パイス種という日本では超珍種での自然派ワイナリ!
パカレやラピエールの弟子がこの価格でたっぷり呑めるという奇跡的な面白さは必見です。

☆エディツィオーネ・チンクエ・アウトークトニ・ファルネーゼ

日本ではカサーレ・ヴェッキオの方が遥かに知られるファルネーゼ社の最も力を入れてるのがこちら。
実はこのぐらいの高級アイテムでも力が入ってて、なかなか優秀ですファルネーゼ社。デスパーニュ家より遥かに上!

☆カステッロ・ディ・アマ

キャンティ最高峰。ようやくの掲載?グラン・セレツオーネ版がたしかに納得のいく味であったからであります。
色々なアイテムが出ているワイナリですが、今後の動向に注目したくもありますネ。

☆ジーニ(ソアヴェ)

クラシカルなソアヴェメーカーですが、老舗ながらすこぶる旨い!
個人的にはこのフラッグシップモデルがイチオシ。ソアヴェってこんなに旨いんだって驚愕出来るでしょう。

☆ベッラヴィスタ

パッケージを一新し、よりカジュアルになったフランチャコルタの王道。
その実力はやっぱり秀逸。お金持ってるワインリの作品は旨いという典型例?

☆ユーフロリア

このコーナーに載せるべきか最高に迷いましたが、ラベル部門ってことでひとつ。
旨いんだかダサいんだか、コスパがいいのか悪いのか・・・・・・これほどワイン好きをして評価を悩ませるワインもないでしょう。

☆スクライブ

カーネロスの超新星ワイナリ、ボトルの形も異様でおかしいのが特徴(!?)
ニューウェーブ系の味わいの真意は己の手でつかめ!

☆エニーラ

ブルガリアでかのモンドットがプロデュースするのがこのエニーラ。現状ブルガリアで最も有名なワイナリでしょう。
その質感はジャンシス・ロビンソンをして「ボルドー通に呑ませて赤っ恥かかせたい^^」。私もそう思います。

☆グレネリー

南アフリカで元ピションの女傑が専念するワイナリ。フランス本国を売却して専念するだけの価値が南アフリカにあることが伝わります。
獣系クラレットが苦手な私でも太鼓判!

☆レオネッティ(ワシントン)

ワシントン最古。その先見と実力をひしひしと感じさせる実力者がこちら。
割りと色々作ってて、シラーなども多いワシントンですが、クラレットも半端ないことは確かです・・・・・・

☆ラ・リオハ・アルタ

スペインの「今」にして「伝統」である、リオハの代表的な作り手のひとつを。
これこそまさに現代対応型のリオハスタイルといえるでしょう。低価格ものもそれはそれで良かったり、作りの広いワイナリです。

☆クリス・リングランド・CR

オージーの英傑、クリス・リングランドの本家の3rd。が、その実力は十分に凄まじい!
恐ろしく端的に綺麗かつクリス味で、ボトルのかっちょよさといい必見の一本。

☆ウインダウリー・サクラ

日本向な印象の柄やエピソード力が主にはなりますが、味わい自体も日本人好みに出来た優秀なシラーズ。
ボトルで並べておいても華やかさがグッド!

☆マタンザス・クリーク

現在、ケンダル・ジャクソングループがもっている、ラベンダーのお庭が綺麗なそこそこの評価のワイナリ。
しかしながら、5000円としては見応えのあるふくよかなメルロに仕上がっています。意外とオススメ度高し。

☆プロヴィダンス

桑田真澄が何故か関わったりしている日本にやさしそうな「ニュージーランドでピノ以外の赤がウリ」のワイナリ。
というより、ニュージーランドでこれ以外にフラン主体などで人気のワイナリが存在しない唯一無二の存在。個性抜群!

☆リッジ・エステート

パリ・ティスティングの英雄が一つ、リッジ様。
低価格とはいえこのぐらいしちゃうんですが、実力派でアメリカンシャルドネのらしさ卍解!って感じの気持ちよさです。

☆ミッシェル・グロ

クロ・デ・レアでのランクイン。地味な知名度なグロ家長男のワイナリー。
割りとロースト感が強いワイナリですが、そうした作り込みにハマると格安な部類のブルゴーニュであります!

☆バルバカルロ

イタリアのおもいっきり地ブドウワイナリより。クロアティーナなどの知名度めちゃ低いワインから濃厚ワインを作っています。
それはまるでアーノルド・シュワルツェネッガー。筋肉ムキムキマッチョマンのヘンタイだ!

☆マウントメアリー

すこぶるクールなオーストラリアの有名ワイナリー!
アンチパーカーでスマートさを誇るピノは高級感とは何なのかを教えてくれるでしょう。

☆ロデレール・エステート
本家ではなくアメリカ版が当ブログとしてオススメ。
何故か?わかりやすく旨いシャンパーニュ風の安いワインとしてもっとも手頃で確かな旨さだからさ!

☆ドゥ・ラドゥセット

天使柄のかわいらしいワイナリ。
フュメの基本形をじっくりと味わいことが出来るのです!

☆ドメーヌ・ジャナス

ヌフで古樹で女性醸造家という、最近のヌフの傾向を完全におさえたワイナリー。
その味わいはどこか海を思わせるのです。じぇじぇじぇ~?(ちょい古!

☆デュモル
ソノマのゴッドハンドの異名を持つワイナリー。
あったかソノマ系・・・でもなく、そこに大人びた良さを感じさせてくれるのがとてもグッド。

☆テンスレー

新世代のサンタバーバラローヌレンジャー!
高級シラーの要素をしっかりミドル級価格で味あわせてくれる、これからの期待が大なワイナリー。

☆テラ・タングラ

ブルガリアの伝説?未だにヴィンテージがたまたま良かったのだと思うって疑ってます・・・・・・
だって旨い!ここのステンレスなのに樽ぽいカリカベ風なマヴルッドとネッビオーロとシラーの掛けあわせでカルトめいたルビンを飲まずして土着品種通にはなれません。

☆ベルヒャー

バーデンのカイザーな所で出来るシュペートブルグンダーはまさにたっぷりの旨味!
安定して美味しいことが多いのも嬉しいワイナリーになっています。

☆ロベール・シュヴィヨン

ニュイ・サン・ジョルジュの帝王的なワインを作っているドメーヌ。
流石の私も、この出来の良さには感服です。

☆フリードリッヒ・ベッカー

キツネさんがカワ(・∀・)イイ!!
イソップ童話モチーフのラベルは伊達でもなく、本当に美味しいブドウから出来てそうな凝縮感ある旨シュペブル!

☆エゴン・ミューラー
シャルツホフベルガー KAB [2011]年 白

シャルツホフベルガー KAB [2011]年 白
価格:7,020円(税込、送料別)


ドイツといえばエゴン。エゴンといえばドイツ。
もはや説明不要のドイツの代名詞!流石の実力だけど意外と低価格帯も多く作ってたり。

☆ポール・ラトー

サンタリタの超人気ワイナリー!ダイヤモンド型のラベルがカワ(・∀・)イイ!!
赤白共に実力を兼ね備えた最早大御所、不思議な魅力を備えたオーラ力あるワイナリー。

☆ビスケルト

旨安の国チリの海風系量産ワイン。ヴィンテージ差はかなりありそうなので注意です。
色々作っていますが、ボルドー系品種に関してはなかなかのコスパを誇るワイナリーです。ラベルデザインもチリにしてはいい!

☆オー・ボン・クリマ(ABC)

カリピノといえば、カレラとABCなんて言われますが、実はABCって今とってもリーズナブル!
最上位価格で6000円アンダーが狙えることがあるのだから、カリピノ入門ならばここはどれでも買いなのでは!?

☆ドメーヌ・シャルヴァン

当ブログわりとヌフに弱いんですが、やっぱり美味しいモンは美味しいという。
もしもグルナッシュがぽったりした印象だけもった葡萄だとお考えの方はこのエレガントさを体感すべし!!

☆Kヴィントナーズ

ワシントンのカジュアルから高額やってるロックなワイナリー!
ここはどーしても筆がモリモリすすんでしまいます。抜群にイけてるラベルと反して日本人好みの繊細さを低価格からもった凄腕。

☆クインテッサ
[2010] クインテッサ  750ML

[2010] クインテッサ  750ML
価格:17,928円(税込、送料別)


価格はちょっと高すぎ?とも思ってしまいますが、真髄の名の通り綺麗なワイン!
感覚としてはオーパス・ワンにかなり近くより繊細……とまで考えると安く見えるマジック(なんですがちょい高すぎなのは事実なのだ……

☆メール・ソレイユ

アメリカの超名門、ケイマスの系譜にあるセントラルコースト系シャルドネ専門ワイナリー。
価格の安さながら初心者に飲みやすくかつチャレンジも見られる実は穴場なタイプです。

☆タンタラ・ワイナリー
サンタバーバラの超贅沢なまさに財力のワイナリー。
サンタバーバラグラン・クリュなピゾーニとビエンナシッドが!ピノが有名だけどシラーもいいゾ~これ。

☆ルーツ・ラン・ディープワイナリー(エデュケイテッド・ゲス)
私の超イチオシ、コスパも最高なナパワイン郡。
クラレット、ピノ、シャルドネとどれも最高ですがこの価格にしてセントヘレナ、ヨントヴィル、ラザフォードのマルチ一級品が飲めてしまうまさにナパ殺しのワイナリー。

☆スアヴィア
ソアヴェとしてはマイナーブランドだけど実力は実際スゴイ!
どれを飲んでも価格充分な価値ある、イタリア料理と最適なワイナリー。凄まじい安定感!

☆ペトラ・ワイナリー
トスカーナのモダン赤として抜群の才覚です。
フラッグシップのペトラが抜群!低価格帯よりはこのリングマークのシリーズの購入がオススメです。

☆ガヤ(ガイア、アンジェロ・ガヤ)
バルバレスコ[1958]ガヤ(赤ワイン)[S]

バルバレスコ[1958]ガヤ(赤ワイン)[S]
価格:49,800円(税5%込、送料別)

バルバレスコの説明不要!な超大手かつイタリア最大のビジネスモデル。
色々作ってますが、秀逸なのはバルバレスコ系とトスカーナ系。そして実は白!

☆シャトー・タルボ
メドック格付けが明らかに現代では通用していない証拠のひとつ。
比較的近年の方が平均値が良さそう。サンジュリアンの実力を知るならば、まずは試したいワイナリー!

☆フランソワ・フュエ(ダヴィット・デュバン)
自然派ブルゴーニュとして充分に秀逸な実力者。
各土地のらしさとビオ感の相乗効果がとてもおもしろい、ちょっとだけ変わり種バーガンディー。

☆トルブレック
オーストラリアの代表的なシラーズワイナリー、ド定番ですネ。
実は低価格帯しかチャレンジしてないのですが、それでも十分過ぎるクオリティを感じさせるワザマエなワイナリー。

☆アッシュブルック
オーストラリア感あふるる実に私好みのワイナリー。
キノコ感とユーカリ感が強めなのが特徴。赤のワインは何飲んでもフランスを駆逐するハイクオリティ!

☆ボデガス・ブレカ
現在のパーカー・ワインといえばコレ。
ハッキリ言いまして、レベルは本当に高い!またはロバート・パーカーを知る意味でも、これは飲んでおくのがグッド。

☆クイルシーダ・クリーク(クイルセダ・クリーク)
ワシントンの恐るべき醸造力を発揮しているワイナリー。
圧倒的にぶん殴ってくるようなそれでいて良く考えられた、ボクシングみたいなワイン?

☆ストルプマン・ヴィンヤード
アメリカのグロワー元詰系の中でも珠玉のワイナリー。
今でもカルト・ワインでの採用もあるその実力は、実にジューシー!

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もはや右岸は超えた!?アメリカとの初ジョイントベンジャーにして最高峰メルロな南アフリカワイン。 ヴィラフォンテ・シリーズM2003

うぇるかむ!
南アフリカで連日更新しましたが一区切りつけようかと思ってます。
しかも本日のワインは個人的には「今年飲んだ中で一番のメルロ」です。

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ヴィラフォンテ・シリーズM2003
古酒にギリギリ踏み込んだかな?みたいなメルロ主体です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルそのものはそんなに派手ではないでしょう。古いヴィンテージっぽい加工がなされていますが基本的には普通の枠を出ないことでしょう。
xenwv.jpg
裏はわかりやすいプロモーションがなされていますネ。

造り手であるヴィラフォンテは、アメリカのワイナリと南アフリカのワイナリのコラボということでは史上初(自称)のワイナリ。
このワインがファーストヴィンテージです。
醸造コンサルタントにゼルマ・ロングという女性醸造家を入れているのが大々的な宣伝。
彼女はロバート・モンダヴィのチーフメーカー→シミ・ワイナリーへの引き抜きとカリフォルニアの定番大手のコンサルトをやっていまして、ヴィレーヌとかも手がけている模様

PP100点とかはないにしても、結構な女性コンサルト。
ただこのワイン、すっかり日本には輸入されていないようでネット上では購入出来ないどころか探しても2005年以降のワインが見当たらない状態(っていうか今もあるワインなのかしら?)。
特売されてた事もあったようで、ますます怪しいといいますかうーむといった趣が飲む前はありました。
飲んだらどうだったか?それはですネ・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
今年飲んだ中では最高のメルロ!
素晴らしいメルロでした。まさに品種の「物凄い綺麗でかつ豊かな舌触り」が体験され、その優美さに酔いしれる事が可能です。
超まろやか!ブラーボ!!

色はクリムゾンレッド。2003年という事もありますがそこまで歳とった感じではないんですが、傾ければ多少年季は感じられるでしょうか。
香りにバニラ感が多めにプルーンの印象。教科書的なメルロ主体ワイン感です。
それほど古酒になっている印象もなく、かといってじゃあ新モノのバランスかというとそうでもなく・・・香りの段階ではちょっと中途半端ともいえるかな。
味わいはアタックがとにかくなめらか!
極めてリッチな気分にさせてくれる口当たりです。この口当たりだけで満点クラスですネ。
シルキーなあたりからそのままミルキーさ、豊かなカシス、プルーンの果実。
ほどよい強みのある果実はジャミーさをこの年号にして感じさせてくれます。
そのままアフターまでしなやかに綺麗に出来ており、雑味なく果実とまろやかなカフェオーレ要素を備えデクレッシェンドしていきます。
構成美を感じられる。インテリジェンスさとカリフォルニアクラレットの如く全体のパワー自体はハッキリとして強め。
ナパワインのメイドさんっぽさと同時に右岸の最高峰―つまり人気のあるポムロールやサン・テミリオンPGCC以上のような――の融合系とも言えてしまう、いいところどりのバランス。
アタックから中間に対する口当たりの部分においてはメルロ最高峰といって差し支えありません。
ボルドー右岸顔負けのこの口当たりとコク・・・・・・これがメルロです!

コストパフォーマンス(最大5pt)
(コスパで図るモノではない)
見かけたら即買っていただきたいとは思います
しかしながら、正直レアなワインになってしまっていますし、多少年季が入っているので必ずしも旨いという確率は低いです。
大体定価が7000円ぐらい。上乗せても1万円しない価格なので、これがネット流通を未だにしているようなワインであれば、当然の如く♥♥♥♥♥としており、ブーケンハーツクルーフの如く扱ったかもしれません(当ブログとしては最高の扱いです)。
そんな訳で、偶然にもこのワインを見かけた場合は、とりあえず手に入れておきましょう。それ以上の事が言えないのです。

というわけで、ヴィラフォンテ・シリーズMでした。
カベルネ主体のシリーズCというのもあるそうですが、とにかくこの右岸風メルロ主体バージョンの出来栄えはすごかった・・・・・・
この辺りを飲むと、南アフリカのミドル価格帯のポテンシャルの高さをしみじみと感じさせられます。
比較的左岸系(つまりカベルネ主体)が多い南アフリカですが、メルロのポテンシャルの高さもあるだろうと思わせてくれる秀逸なアイテムです。

これこの値段で買えてたら、ケースで買わないとワイン通じゃないレベルでしょう?
シリーズM[2005](赤)ヴィラフォンテ

シリーズM[2005](赤)ヴィラフォンテ
価格:3,680円(税込、送料別)


ぱんぱかぱーんのお姉さんらしさを全快にしたような?

| 南アフリカ | 22:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

今後の更新予定~南アフリカが終わったら~

うぇるかむ!
ちょっとお仕事前に箇条書きだけ。

・南アフリカは今日でひとまず区切ろうかなぁと。
・で、ちょっとアメリカとかやりながら、オーストラリアで色々出来る予定
・また、ピノ・ノワール飲んでる率が最近高いので、ブルゴーニュ含めてピノを少し追いたい気もしてます。

全部で3点。3本の矢?的な構成で10月後半いければと思ってます。
乞うご期待!

| 南アフリカ | 10:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

会員限定にするほど?やはりステレンボッシュはカベルネの聖地なのか。 アルダリン・カベルネメルロー2010

うぇるかむ!
南アフリカ特集をするにあたって、たまたま飲む機会があったので以前ピノ・タージュを飲んだことのあるワイナリの別バージョンも試してみました。

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アルダリン・カベルネメルロ2010
サクッといきます。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
内容に関しては以前紹介した通り。

これのカベルネ版です。
え、なんでここでタージュ版のリンク貼るのかって?
なんとこのワイン、ヴィノスやまざきのメーリングリスト登録と一部店舗のみ販売しているモノらしく、ネットでは情報すらほぼ出てきません。うーむ。
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そういえば、バイオダイナミクスって話なんだけど認証はないのネ。
というわけで、実際問題どうなの?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
評価点は同じだけどタージュよりは良い気がする
思ったよりも南アフリカクラレットらしい味わいではありました。
すごく平均点です。安いワインでも高いワインでもないくらいの印象で、ちゃんと南アフリカ。

色はクリムゾンレッド。少しだけ熟成っぽいエッジがあります。
香りにウメっけと強いシガーの印象で香りからして酸味があります。
そんなにカベルネ系カシスばっかりでもなく赤果実のタッチがあるのは南アフリカらしいかも。
味わいも全体に薄みで厚みのボリュームがむしろボルドーっぽい?
酸味と苦味のユニット感とカシスにチェリーのタッチが。バニラ風味は少しチーズっぽくてちょっとクセがあるかな。
口当たりのメルロっぽさはなかなかでそうした丸い口当たりに対して酸味の印象は強く出ています。
熟成要素もなんとなしに感じられますが、バランスはそんなに良くないかな。
苦味部分のアーシーさとかに対して、バイオダイナミクスをうたってる割にあまり果実の強さを感じない(熟した暖かみや甘味が足りない)印象で、なんか早い摘み取りを思わせちゃう?
とはいえ、南アフリカっぽさは出ておりそんなに不味いという訳でもなく。
個人的に南アフリカワインにはアニメキャラだと「インテリお姉さん(作中では賢く偉い方)」「ケモノキャラ」「ハードボイルドな大人感」の3つの要素を何かしら思い浮かべる事が多いんですけど、その3つをどれもやってどれも中途半端というのがこのワイン。
良くも悪くも平均点というのはこの事か・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥
やっぱ最低でも1000円ぐらい高い
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タージュよりはブドウ品種そのものが高い訳ですし、タージュよりは良い気がするのでちょっと上乗せてますが、南アフリカのレベルを考えると高い感じが否めません。
正直、当ブログで他に推奨している同レベルのワインは大手系でも2000円台ですし、直近でもミヤルストとは大きく差があります。なので、当ブログを見ている読者はこのワインよりも当ブログのこれまでの南アフリカタグでご検索いただくのを推奨したい。
ただ、元々セール特価を良くやるインポーターなので、そういう時に値下がったら適正価格以上になるのかも?

というわけで、アルダリン・カベルネメルロでした。
書く前のイメージより実際に書きだしてみたら評価低くなっちゃいました。こういうことも、ある。
南アフリカらしさが値段部分で足りないのは、もちょい何とかしてほしいところですネ。
あと、「シュテレンボッシュ」ってヴィノスやまざきでしかみた覚えがないんですが、他に使ってるワインあるのかしら?

ケモミミならOKって事もないのだゾ。

| 南アフリカ | 23:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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南アフリカのルビコン!老舗らしいダーティーなキャラクター。 ミヤルスト・ルビコン2009

うぇるかむ!
ワインとルビコン、というとフランシス・コッポラが思い浮かぶのがベター

だろうとは思いますが、今日のは南アフリカです。
mMZKQ.jpg
ミヤルスト・ルビコン2009。
南アフリカのクラレットです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
ブラックラベルものデザインの普通な感じなんですけれども、アイコンが様になっててそこそこ強そうではないですか。
パッと見では南アフリカって感じがそんなにしない、古参なデザイン・・・・・・ですし、実際古参。

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裏はまぁ普通かな。

造り手はミヤルスト家。地元の名家様で、1756年からワインを作り始めていたという南アフリカでも古豪です。
ステレンボッシュの中でも比較的海風をあびやすい地域なのかな。そういう海風的な意味がミヤルスト、という名前にあります。
で、ラフィットでの修行経験もある現当主の父親が
「なーんか修行してたボルドーに土とか似てるんだよなぁ」
と、当時の南アフリカでは珍しい純正なクラレットブレンド(つまりカベルネ主体のメルロ、フランという配合)を始めた訳です。
その革新性から「ルビコン」と名づけてリリースしたのが1984年。
これ、実はずっと有名なコッポラの「ルビコン」が1985年リリースなので実はこっちのルビコンの方がリリースは早かったりします(ブドウの作付とヴィンテージだけ見るとコッポラの方が2年ぐらい早いようなのですが)。
そんなこんなで、恐らく現存するワイナリとしては南アフリカステレンボッシュの最古レベルであり、クラレットブレンドの名産地としては先駆けのワインでもある様子。
今回も最新ヴィンテージであって2009年。うん、流石名門、お金がないとこの年号を最新に出来ませんがな(場所確保や金策の観点から、お金のないワイナリほど若いヴィンテージが世の中に出回りやすかったりします)。
さて、古いワイナリですがその実力とは?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥(好みは分かれそう)
ダーティー系カベルネの決定版みたいな!
酸の立ち方とシガーの印象がとにかく強く、南アフリカ+チリのミックス感。つまり、南米系の要素を余すことなくやってる感じ。
老舗と聞いて納得しちゃう、いぶし銀な出来上がりです。

色はかなり濃くギリギリで透けない程度のクリムゾンレッド。中心はもう黒でしたネ。
香りにハッキリとした土のタッチがあり、またタバコなどの要素も多めに見られますが、ミルキーなバター要素も入っています。
ビタチョコ系。果実感よりもそうしたちょっと熟したタッチのが目立つ印象。
味わいは更に想像以上に酸がたって感じられることでしょう。旨味ダシ感が思いの外早いうちから姿を表し、正当にちょっと熟成したクラレットの美味しさです。
カシス感などもあるものの、基本的にはタニック。全体に渋さと酸の主張が強く出ており甘味は少ないブリテン好みっぽそうなスタイルです。
まさに男の世界!ダーティーさのまま余韻もキッチリとしています。太陽にほえてそう。
全体に通好みタイプでありますが、しかし呑みにくい印象まではうけなかったかな。
苦手な人は苦手だろう大地っぽさなので、そういうのがめっぽうダメな人には渋すぎるワインとうつるかも。
ただ、本筋というか、やっていることのレベルは確かに高いのではないかなコレ。
個人的なイメージは、大衆向けにいうとゴルゴ13であります!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(好み次第で+♥)
この本格さ、なかなか出てこないんですよ
もっと安くても南アフリカなら同じようなスタイルのものも出てきますが、完成度の高さを感じさせるとなるとこのワイン、しっかりしまくっています。
そのうえで、5000円アンダーならなかなか。好きな人はハマりそうなタイプです。
ラベルデザインやルビコンという名前づけをつかったプレゼントは有効でしょう。ブラインドで出すと割とわかりやすいタイプではあります。
ゆっくりと呑む時に使いたいワインかな。最初は多少呑みにくいので早めの抜栓と高め温度のがいいかな。

というわけで、ミヤルスト・ルビコン2009でした。
クセはあるものの全体の出来の良さを感じさせてくれるワインでした。
南アフリカの印象を完璧にこなしてくれているといいますか、まさに南アフリカクラレットって出来(そして上質)。
これを試すと、南アフリカがイケるかノーサンキューかわかりやすいかも?

王道をいってる感じ

聞いたことないけど、少なくともこの表紙はまさにこのワイン感。

| 南アフリカ | 19:40 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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南アフリカ最高峰白を作るワイナリ・・・って赤はどうなの? ポールクルーバー・エステート・ピノ2013

うぇるかむ!
南アフリカ、すごいすごいと私は言ってまわってますけど当ブログ一番最初の更新はこのワイナリでしたネ。

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ポールクルーバー・エステート・ピノ2013
そう、おなじみのポールクルーバーさんです。え、知らない?

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
もう私的には安ワインの常識とでもいいますか、過去にシャルドネドライリースリングで既に更新済み。
そんな訳で詳しい説明は省こうかと。

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裏も相変わらずのマスダ感。

このワイナリ、結構色んなモノを作ってますがフラッグシップはこの一個上のピノ(価格的には)。
なんですが注目度が高いのは白で私もこれまで白ばっかり呑んでました。
とはいえこれもニール・マーティンがアドヴォケイト90点を出しており「2012年ぐらいからなんか良くなってる気がするー」と言ってたりでそんなにハズレでもなさそうな?
フレンチ新樽15%と樹齢も4~30年程度でまぁ低価格に求めるならという感じだったり。
そんなわけで、白の優良株はピノではどうなのか?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
デイリーピノのいいところ網羅感
凝縮果実の強い新世界スタイルで、グッと強く元気のいいピノ。
典型的なほどデイリーピノです。理想型を口にしたときこんな感じになるような。逆にブルゴーニュの一般的なイメージとは大きく隔離してるタイプですネ。

色はシンプルな赤黒系。赤度自体は高いです。
香りから果実の砂糖漬け的な印象でチェリーとラズベリーの印象がコロコロ。真っ赤な果実感。
果実要素がかなりシンプルに出ている為、酸味と甘味が両方しっかり出ています。
多少ナッツなどもありますけれども、とにかく果実のボリュームです。
味わいもそうした果物の印象と黒砂糖、それから紅茶の風味が後から押し寄せてきます。
口当たりそのものは割りと水っぽめで強くないんですが、果実の印象などは完璧にワンパンチで倒しにいくパワースタイル。
マイナー地域なので「他国でいえば」という話のがわかりやすいかしら?それでいえばNZが一番近いでしょう。それも値段的にかなり格上のNZ。敢えてフランスならボーヌかな。
スタートからアフターまで、一貫した果実のキュートさで押していくので普通っちゃー普通の新世界ピノ味。ですが、その普通さがバッチリとハまっているからいいんです。
最近のアニメキャラでいえば、島村卯月。頑張ります!
そんな感じのキュートスタイルの王道。笑顔です(CV:武内p)

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
それが2500円アンダーなんだからスゴイワイナリなんですよ
このくらいのワインの基準値足りえる一品ではないでしょうか。
白に比べると大きく感動!ではないんですけど、これだけの充実したピノのスクリューものがこの価格というのがグッド。
南アフリカだからこその値段?
きっちりとこれだけ作ってあるので、逆に南アフリカだとブラインドでは言わない可能性が高い品になっています。
プレゼント向けではなく、あくまでもデイリーユース。まさに裏ラベルの通り、ピノ好きに呑んでいただきたい・・・・・・っていうか、ワイン初心者だなーという方にもぴったりのエントリーモデル。

というわけで、ポールクルーバーのピノでした。
このワイナリ、やはりイイ品質をお求めやすい価格でっていうのがやりきれている。たまりませんなー。
実はまだまだワインがあるのでそれらもチェックしたいですが、このワイナリ、品質と価格が保たれるならそれだけで南アフリカに価値があると言っていいと思います。

正直なところ、やっぱり白系のがオススメだったりしますが、この赤も充分に良い出来。セット買いとかありかも。

しまむーの普通さ。

| 南アフリカ | 23:38 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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オタクがアイドルに求めるものといえば・・・な名前の、クセっけあふるる一品。 サイン・レッド2010

うぇるかむ!
南アフリカのワイン産地といえば、筆頭はステレンボッシュでしょうか。私自身も飲む機会が多いなぁ・・・・・・
と、思うのですが、まだまだ珍しい地域がこの世にはあるわけです。

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サイン・レッド2010
この産地はマルガスです・・・・・・え?知らない?そうでしょうそうでしょう私も知らない(ニッコリしながら

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(凝ってるラベルや名前的に+♥?)
名前がなんともオタクごころといいますか、「皆してアイドル他のサインを求めている」ような人種ですからネ。そういう感じで今日のタイトル伏線回収!
さておき、ラベルの絵柄はまさに「土の形」のようでして
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土地番号っぽいのが書いてあったりします。

造り手はド・トラフォードというワイナリを元々南アフリカで最も有名なステレンボッシュ地区でやっていたデビット・トラフォード氏。
元建築家でトラフォード自体はとっくに人気だった(ニューヨーク・タイムズがNO1南アフリカにしたぐらい)んですが、今回のワインの産地であるマルガス地区にたまたま訪れた時に
「あれ?おま、これ、ヌフじゃね?(フランス最高地域のひとつの)ヌフそっくりだよね??ん!?!?」
と、興味津々。
どれぐらい興味津々かというと、地質調査会社に200個ぐらいサンプルを取らせる程度です。すごいなぁ。
そして2004年に分家としてこのサイン・ワイナリを立ち上げてリリースしたのでした。
いわゆる「名醸造地の有名人が別の地区でやってるワイナリ」というタイプです。フランスだとブルゴーニュからローヌマイナー地域で~~みたいなアレです。
もっとも、このワイナリがスゴイのはそうしたマイナー地域発見のスターターで、このワイナリをきっかけに2010年には地区認定がされたという噂。
ブドウの年数も対してたっておらず(2000年ごろ植えた様子)、そのため機械をいれるのがそもそも不可能なぐらい超低木仕立てにせざるを得ない程なわけで、本当にドマイナーな品っぽさが全快。
品種構成もコピペするとシラー 41%/ トゥリガ・ナシオナル 27%/ ムールヴェードル 18%/ トリンカデイラ 10%/ カベルネ・ソーヴィニヨン4%
トゥリガなんとかって何ヨ!?
そんなマイナー系ワインな訳ですが、ワイン・スペクテーターは93点つけた事があったりして、マイナー地域でも今や優遇地域といえる感じなのがうかがえます南アフリカ。
さて、では実際問題どうなのか?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(イタリア地品種好きなら+♥♥)
とっても土着感
元々イタリア寄りのバランスになりやすい南アフリカですが、その中でも酸味とミネラル感が大凝縮であります。
シラー主体、となっていますが土着品種の個性じゃないの?って思う要素の方が大きいぐらいに塩っけがあって、どれぐらいかというと若いモンラッシェ系飲んだ時ぐらいに感じるんデスネ。赤なのに。
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ああ、モトックスかぁって思う節があるクセです。最近のモトックスさんの中の人、こういう味好きな方がいるのかしら?

色は少し褪せても見えるクリムゾンレッド系。存外濃くありませんでしたが、紫要素もほどほど。
香りからしてドライフラワー感と、酸のたったチェリー各種、それとブルーベリーなどの小粒な紫果実。
樽感や四川胡椒っぽさもあるスパイス感が少々漂っていますが、全体には野性的な獣感なども強めにあり。
香りからしてしっかりめのワインであろうことがひしひし伝わってきますが、味わいはそれ以上にキッチリとした酸が迎えられます。
口当たりそのものは軽め系なものの、アタックから酸味とタニック。強めの紅茶系渋さがかなり多めです。
アルコール感と同様に果実の要素や若いバローロ辺りの感覚に近い花の要素、レモンも入った酸でそのままフィニッシュまでひっぱっていきます。
シラーらしさっていうのがほぼ感じられず、南アフリカらしいあら塩っぽさと酸味の激しさが効きすぎるぐらい。
ハッキリいってバランスは悪い。これから熟成でなれるのかと言われるともっと強く素朴になっていくだろうと思います。
個人的にはそれもまたよし、ぐらいの感覚なんですけれども結構好き嫌い出るカモ?
アニメなら獣耳としっぽが生えた程度のケモキャラなのだけれど、それ以上にクセの強いキャラ付かかってる印象。
料理との合わせがむずかしい感じあります。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(人によりけり?)
3500円ぐらいのワイン、としては比較的面白い反面人によっては美味しさを感じられないかもしれないという部分があり、万人には推奨しづらいという不思議なところに収まるワインです。
マニアックな地域である以上に、マニアックな味をしています。
ブラインドの試飲会で「主要品種を当てよう」みたいなところでコレもってきたらほぼほぼ当てられる人がいない気がしますが、殴られる事間違いなし。
ラベルデザインや名前でプレゼントに使うのは結構面白いかもしれませんネ。味わいはさておけば、扱いやすいラベル・・・・・・

というわけで、サイン・レッドでした。
個人的に南アフリカは他国ならチリ+イタリアって個性かなと最近思っているんですがその典型っぽい?なひとつかなぁって思っていたり。
かなーりクセが強いですけど、たまにはこういうの、いいですよ!

取り扱い自体は結構多い模様

古来から続くジャンルですけどネ、ケモミミ

| 南アフリカ | 01:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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南アフリカのメドゥーサ? ドルニエ・ドナトゥス2011

うぇるかむ!
まさか2日連続で酔っぱらい寝過ごしをするとは・・・という訳で、超早朝更新!

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ドルニエ・ドゥナトゥス・ステレンボッシュ2011
さぁ、南アフリカです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
なんか微妙にデザインがいいような悪いような・・・・・・そんな中間的な感じではないでしょうか。
メドゥーサのなんかマヌケな感じのアイコンが日本人的感覚じゃないよねーっていう。
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後ろも割りと普通かな。

造り手はクリストフ・ドルニエというドイツ人で、本職は画家なんだそうで。
微妙にラベルの下側の部分は、そんな画家デザインなワイナリの一部分を模しているとか。
95年と比較的早いうちの参画をしたワイナリで自社畑、小規模区画のフラッグシップ。
・・・・・・と、情報はそんなに多くないかな。
幾つか販売ショップを見てみるとセパージュも書いてあるのがバラバラだったりして謎だったり。
まぁ、南アフリカって大体そんな感じでまだまだ情報不足というよりは発展途上でありまして。
さぁ、これ実際どうなのって?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(熟成する気がする)
硬派なボルドーのイメージだッ!
固い感じはします。結構タニックなんですネ。しかしながら、それ故に「今、あんまり呑まない方がいい気がするタイプのクラレット」というのは感じまして、個人的にレオヴィル・ラスカーズに近い。

色はかなり濃い目のガーネット。ギリギリ透けるかな?という程度です。
香りからしてキッチリしてまして、カシス感とビターチョコの印象が強く出ています。
ちょっと塩っぽさと磯感もあるかな。
味わいはまずタンニンしっかりしてるなーという渋みが多め。
それから果実のカシスを主体とした紫果実とビタチョコにほんのりとミルクが乗る程度。
アフターに少し青さが残るんですが、それ以上にこうした大人チョコレートの雰囲気が多め。
酸味も強くドライフラワー的な部分が早くもあるんですが、これが上手いこと転化すればいいかなぁというのが南アフリカらしいでしょうか。
あんまりスパイスやタバコっぽさはなかったので、早のみするにはむかないと思ってます。
メドゥーサっていうか自分が石になってるなぁって感じでカチコチではあるんですけど、そこまで飲みづらいという事もなく、これはこれでありかなぁという。
ドSなキャラ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
色んな国で比べるなら、ちょっとでもレオヴィルっぽさを感じたんなら安いと言ってもいい気がしますが、ちょっと厳し目に。
南アフリカ全体としてはすこ~し硬すぎるように思っちゃったのデス。
ドイツ人画家作成という部分を使ったりメドゥーサがらみでプレゼントにする、というテクニカルな事をしないならばあくまでも南アフリカのちょっといい日向けワインだろうと思います。
何度も書いちゃいますが、これ多分ちょっと寝ますので、数本買って一本寝かせておくと南アフリカのレベルを体感出来るかもしれません。

というわけで、ドルニエ・ドゥナトゥスでした。
この本格っぽさが南アフリカらしいっちゃーらしいんですよね。面白いワインではありました。
ただ、このタニックさはそんなに慣れていない人向けにはないので、ちょっと上級者向けアイテム。新世界の中でもマニアックな作りだと思いますヨ。

しばらくはヴァンヴァンさんのリンクを貼りまくることになりそう。

なでこ流行ったよね

| 南アフリカ | 05:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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昨日は酔いつぶれてましたー ~それと今日から・・・・・・~

うぇるかむ!

と、タイトルの言うわけで更新しませんでした昨日。

で、今日から何回かは

南アフリカやります

乞うご期待あそばせ。

| 未分類 | 10:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ムエックスが来た時の話~廃盤決定のムエックス系安ボルドーがちょっと良い感じになってた? レ・ヴァンダンジュ・JPM2012~

うぇるかむ!
二本立てでいつものノートと、その後にクリスチャンムエックス(ペトリュス作ってた人)のお話ネ。
まず安旨ボルドーとして、ちょっと懐かしいアイテムを呑む機会がありましたのでペタリと。

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レ・ヴァンダンジュ2012
このやすそうな感じ!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
2009を随分前に更新してました。2年以上前ですネ。今とは私の採点も内容も大分変わったモノですネ・・・・・・
それにしても、ムエックスの奥さんのイラストは可愛いと思う。
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ところでこの筆記プリント、クリスチャン・ムエックスの文字なのかしら?

つい先日、成城石井版ムエックスを紹介したばかりでしたがその中でも書いています通り、
「2012年ヴィンテージを最終に製造中止するワイン」
であります。
かなりの量産品でこれまでもってたブドウとか契約とか醸造施設どうするんだろ?売ったの??てな気分ではありますが、上記リンクの成城石井版サン・テミリオンよりも更に広域のボルドー扱いワインです。一応右岸らしいけど。
メルロ90%、カベルネ・フラン10%という何ともボルドーの安いヤツな。
とことんまでテーブルワインだというつもりで作っているであろうこのワイン、09の時の評価は当ブログかなり低かったのですが・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
あれ、良くなってる!?
09年のがグレートヴィンテージですし、ついでに生産中止理由に「クオリティがグレートヴィンテージの後でダダ下がるから」というお茶濁しな話もあったと思うんですけど、思い出の限りでは09より濃い。なんだろう、まぁまぁなボルドーワインの最低限をこなせている感じ、します。
少なくとも成城石井版サン・テミリオンよりは良い。

色はクリムゾンレッドですが薄み。
香りにはそれほどたたず、そこはメルロの安めのワインらしいタッチといえましょう。
赤果実と紫果実が何となく程度に揃っており、あとはバターっぽさがちょっと薫るみたいな。
しかしながら、味わいはまぁまぁちゃんとそれら果実が明確さはないものの整っては感じられ、メルロ系特有の滑らかタッチとミルキーさで最後まで一本に終えていきます。
余韻も長くないものの、デイリーワインとしてはサクッと良い調整になっているような気がします。
果実部分がこの手のワインはまるで立たない事が多く
「テロワールなんてうたっておいてロクなブドウが末端は育っていない大量生産地域」
という評価に個人的にはなりがちなんですが、うむ、これならばまぁまぁゾってな具合に甘味酸味がとらえられる。
まぁ、決して素晴らしいということはないのですが、料理合わせにガバガバやる分にはいいんじゃないでしょうか。
一応そういう目的でってことで作られてますよってなワインですし、そういうデイリーとしての条件はクリアしている。
RPGとかの安酒場のワインといった具合かしら?
それならビールのが似合うっていうのはナシで・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
そういう訳で、以前は2をつけたワインでしたが、今回はワンランクアップで。2000円前後のボルドーという意味ではまぁまぁという他ないのです。
ハウスワイン向けのアイテムなので、ちょっとしたワインバーっぽい居酒屋なんかにあると「まぁまぁな選択肢」だと言えるでしょう。
ラフですし、あくまでもアメリカの家とかにダンボールで置いてあったりしそうな部類かなとは思うのでプレゼントやそのほか用途には向きません。
良くも悪くも普通を地でいってはいるんです。

というわけで、レ・ヴァンダンジュ2012でした。
これが最終ヴィンテージ、というのは「感覚としては残念でもない」んですが「思い出としてちょっと残念」な気分の私。

★さて、ここからがムエックスが来た時の話。
今回、このワインを更新するにあたって、「懐かしいなぁ。未だにムエックスに聞いたあれこれが懐かしい・・・」と、とあるイベントを思い出したものですが、自分のブログにその記事が見当たらない。
2013-02-24 17-04-43-718
何せ、このレ・ヴァンダンジュ初お披露目の時にムエックスが商品PRでやってきて各地のエノテカさんで試飲会やってまして、サクッと話もきけたんですね。
どうにもこのブログ立ち上げ前にどこか別のところでこの時の感想は書いていたみたいで(どこだったか中の人も失念)。
ついでに自分としてはそこそこ印象ぶかかったので改めてその時の質問したことを書いたメモをコピっておこうかと。

◆回想◆

Q1:スワリング(グラスをくるくる回すこと)ってフランス人もやってるの?日本人ばっかりやってるって話聞くんだけど。

A1:やるよ!グラスの中の香りを立ち上げるためには必要なことだから、君も必ずやってネ。

Q2:白ワインをムエックスでは作らないの?

A2:私名義では恐らく作らないだろう。赤の収穫タイミングというのは慣れているが、白はわからないからいい物が作れないかな。だから、作らない。

Q3:初心者向けにいいワインってなんでしょう?(この時に並んでたワインではどれでしょう?)

A3:この辺りの値段の安いシリーズの方が、飲みやすくて初心者にはいいんじゃないか?(レ・ヴァンダンジュなどを指しながら)高額なモノでなくてもいいんだ。呑みやすさの方がそういうなら大事だよ。是非友達と呑んでネ。

Q4:メルロへの一番のこだわりってなんですか?

A4:収穫のタイミング。それが一番だ。微妙なタイミングの差で変わるから、全てと言ってもいい。

Q5:近々、ワインが大きく値上がるって噂があるけど、ムエックス社もそうなん?(当時はボルドーの2009ヴィンテージが出始めたぐらいの頃)

A5:ワッザ?まぁ円高とかそういうのでなるのかな??
2013-02-24 17-10-23-418

◆おしまい◆

個人的に、この時聞いた内容すっごく印象深く、特に
「あのムエックス様がスワリングはしろって言うてるんや!」
と天啓を受けた気分になったものです。
なのでスワリングに対しては色々とやりますし一杯ワインをもらったらアホみたいにこねくり回すように私はしてます(ワイングラス寝転がしたりするからネ私)。
あ、それとこのイベントの時ムエックス本人は「何か呑みますか?」という店員のアプローチに速攻でベレール・モナンジュもらってたのもなんか覚えてる。あ、それなんだって思った(実際、ベレール・モナンジュの出来はとてもイイ)。

そんなこんなで、実に思い出深くあったレ・ヴァンダンジュ・・・・・・サヨナラッ!

因みに、昔からエノテカ本店で買うよりエノテカから仕入れた別の酒屋の方が安いのも特徴。エノテカしっかり勉強しぃや・・・・・・

また、2010年がだだ余りしてたりもします。日本買って飲み比べるのは勉強になるかも(ネットショップでは2010扱いでも必ずヴィンテージ確認を注文時のメールなどで執り行ってくださいネ。たまに現行VTに急遽変更とかされるから)

| フランス | 16:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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どこか感じられる「ヴォーヌ・ロマネっぽさ」。テーブル通常版でこのクオリティは流石・・・ コールドストリームヒルズ・ピノノワール2013(白版)

うぇるかむ!
ブルゴーニュのピノで連日更新しましたが、そこでふと
「そういえば、私ってこのワインをヴォーヌプルミエっぽいって昔言ったことあるなぁ」

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コールドストリームヒルズ・ピノ2013
今日はそんな話も絡めつつ、書いておこうかなぁって。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的にはプラス♥)
相変わらずサックリとした写真と書き文字風と無機質な表示というシンプルデザインであります。
こうして改めてみると、これで写真部分だけ変わるというコレクト構図も含めていいデザインじゃない?
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裏は普通。ちょっと長め?

造り手のコールドストリームヒルズについてはパーフェクト・ピノとしてリザーブ版をたたえまくったので割愛。
リザーブは私個人の去年のランキングでもピノとしてはトップに選んでますし。改めて私評価めっちゃしてたんだなーコールドストリームヒルズ。
で、そんなリザーブの格下がこの白版。
ポケモン世界では白と黒だと白の方が偉かったりしましたが、こっちは例年だしてるワインでリザーブと比べると値段も4割ぐらい落ちます。
さて、そんなワインなんですが、私これやっぱり好きなんです。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
ブルゴーニュに似ているか、で言うならこっちのがリザーブより↑
そんな感じがしてて、たまーに飲みたくなるんですよネ。
改めて呑んでみると、または昨日更新したジャック・カシューのエシェゾーと比べると流石に落ちますし、案外と似てないような気もしましたが、似てない部分は新世界系に見られる良さでついでにヴォーヌ・ロマネっぽさがちょっと出てるというバランスはやっぱり秀逸。

色はクリアなレッドで均一で若い印象強し。
香りに重た目なチェリー、ラズベリーの感覚。バニラ感はそこそこで、全体に果実要素の方が多めにあります。
この辺りの構成はリザーブと明確に違いまして、比較的冷涼地域の引き締まった香り。
味わいはそれを忠実にやるような形で、チェリーの高貴な酸と甘味が大部分をしめています。
口当たり自体は中庸で、そこから果実感の良さがドッと出てくる。
余韻自体はそれほど長くないのは残念ですが、明るさのあるピノでなくしんみりとした印象です。
そうした部分は素朴でもあり、決め手は鉄分っぽさ・・・私が独自に「血の香り」とする部分が存在すること。
アフターに到達する前にそうした要素が感じられるのが、ヴォーヌ・ロマネっぽいとする件です。
ここのタニックさが安っぽくならない為に大事な要素で、呑んだ時に本格を思わせる。
それでいて、果実そのものの力強く整った具合はオージーピノないしシュペブル寄り。
このバランスの取られ方が秀逸だと私は思うので好きなんですネ。
チャラチャラしてない高貴さがあるけど、本場や名門の生まれでない感じ。
なんとなく、漫画やアニメであるような「高貴だけどヤンチャな主人公」などを思わせます。
果実部分の良さが、ヴォーヌ・ロマネのプルミエとなら戦えるだけの資質を持つと改めて思ったのでした。
流石に良い生産者の特級には勝てないかな、と冷静になると思うものの・・・・・・でもこれだけの力をオージーがもっている事は皆さんもっと知ってほしい。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
テーブル価格、と言えないのが惜しい・・・・・・
3500円前後、というのをケースで買う人はそんなに多くはないでしょう。
そういう訳で、どうにも最高評価を素直には出しにくい節があったりなかったり。この価格だと他にもいいピノが結構出てきちゃうかな、という気がするんです。リザーブほど感動的にびっくりはしませんし。
しかしながら、価格帯ピノアイテムとしては珠玉のひとつではあります。大体がして、この価格でヴォーヌ・ロマネ・プルミエと戦闘可能だと意識させる段階がスゴい訳。
プレゼントアイテムとしても、結構綺麗にラベルもつくられてますし悪くはないと思います。
または、あんまりオーストラリアピノを飲んでいない人に、是非お試しいただきたいなぁと。
この統制の取り方には仰天されること間違いなし。

というわけで、コールドストリームヒルズのピノでした。
見事に出来上がったピノ、としてこのワイナリのクオリティの保たれ方は世界レベルだと思うんですよネ。
来年以降も期待したいことこの上ない。これとか飲むと、オーストラリアはシラーズだけでなくピノも名産だと思うんですよねぇ。

市場の出回りが意外と多くなかったり。見かけたらちょっと立ち止まってみて。

ヤンチャでパワフルだけど、設定実は暗い感じ

| オーストラリア | 21:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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エシェゾーの価値ありまくりな逸品!まさに傑出した特級ヴォーヌの高貴さ。 ジャック・カシュー・エシェゾー2013

うぇるかむ!
また打って変わってみたいと思います。昨日は特級クロ・ヴージョの1959年と古いアイテムで見てみましたが、今度はヴォーヌ・ロマネ村特級エシェゾーの最新ヴィンテージ。

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ジャック・カシュー・エシェゾー2013
ヴォーヌ・ロマネの注目アイテムです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ちょっと甘目の点数ですが、最大でいいのではないかと。
ロマネ・コンティかよ!みたいな十字架の絵(これは彼らが最も大切にしてる畑、ラ・クロワ・ラモーのものでロマネ・コンティより古い十字架)と、それっぽいブルゴーニュらしい書き文字。エシェゾーの文字が光りますが、何気に右下のジャックカシューというロゴもなんか最近っぽくて好き。

造り手は現在はジャックの息子、パトリス・カシュー。ついでに今は更にその息子が受け継ぐ為に修行中とのこと。
80年半ば頃から、一種のパーカー好みな無濾過無清澄で作ってるヴォーヌ・ロマネ村のワイナリです。
パーカーたんが「メオカミュゼみたいなスタイルでいいゾ~」とオススメをつけている事が各所で見られますネ。
あとはリアルワインガイド誌が推してるワイナリでもあって、「彼は職人である」と評し、この2013年エシェゾーも「前ヴィンテージと変わらぬ良心価格の安定高品質ワイン」として94点ついてます。
新樽比率がプルミエ・クリュ(一休畑)以上で100%という、ちょっと前まで流行ってたスタイルを今も続けているとのこと。
全体的には派手な経歴でもないワイナリではあります。ただ、ブルゴーニュマニアにはウケが良いと。
実際問題、いかがなものかといいますと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(熟成さらに出来そう)
まさにヴォーヌ・ロマネの貴族っぷり・・・
これこそヴァンパイア味。ブルゴーニュの、それもヴォーヌ・ロマネらしい鉄分感と見事に醸造された実力が合わさり、今呑んでもかなりイケてる新世界派から見ても珠玉の内容でした。

色はクラにレッドで相当に若い。
香りにローズ、チェリーの質感がなめらかで意外な事に樽っぽさはそれほど多く感じません。
むしろ、果実と花の香りの強さが際立っているので埋もれていたかなーと。
味わいもなかなかタニックで、綺麗に果実の酸と甘味があり、そこに渋目のダージリン紅茶というお茶会系の構成。
余韻の長さがイイ!そこに鉄分感(血のような)妖艶さがまじり良い方向で作用している。
また、このアフターがとっても「ヴォーヌ・ロマネ村っぽいなぁ」と個人的に思いがちな部分ですネ。この要素感じると自分大体ロマネ!ロマネ!ってきゃっきゃする。
チェリーとブラックベリーの果実感がしっとりとしかも強く存在しており、新樽のハズなのにまろやかさやミルキーさよりも高潔なその果実の強さだけで完璧に推しきれている。
なるほど若いです。呑み頃ではなかったと思います。
子供ヴァンパイアだと思います。威厳は0%。
しかし、そこかしこに見える気高さはなかなか震えるモノがありますヨ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
当たり前で申し訳ないけど、お買い得生産者でしょうコレ!
カシュー家はエシェゾーがグランクリュ唯一で、自分のモノポール的なプルミエ各位を除けばフラッグシップといっていいこのワインで13000円前後。
ブルゴーニュ大高騰の昨今でいえば超グッドコスパ。世界全体でみても「まぁ、ワイナリのフラッグシップワイン価格よね」と納得の出来栄えだと思います。
まぁ、ちょっと寝かして呑み頃を待ってあげた方が良いだろう事から、使いやすいワインではないんですけど皆ブルゴーニュにそういう利便性求めてませんし。
来年以降の試飲会とかで使えば、好評を得られうるワインです。果実の強さからいって、意外と強い味付けの料理でも対応するからレストランの最強キメ球たり得ます。
プレゼントよりは、買った本人を含めて一人なり会食なりで使いたいタイプ。

というわけで、ジャック・カシューのエシェゾーでした。
若い年号のヴァンパイアタッチなワイン、としてとかくオススメ度が高いかな。超豪華にハロウィンパーティーするなら十字架も手伝って雰囲気出ますでしょ?
いや、むしろハロウィンを終えて子どもたちが寝た後に大人たちでゆったり楽しんでいただきたい・・・・・・そんな風に情景を浮かばせうる優秀さのエシェゾーです。

当ブログのブルゴーニュ紹介の中でも高い評価な気がする。
エシェゾー[2013]ジャック・カシュー

エシェゾー[2013]ジャック・カシュー
価格:12,960円(税込、送料別)


オイラはヴァンピィ!(cv:釘宮理恵

| フランス | 22:57 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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