オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

2015年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年10月

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ローヌ名門のお買い得品。単独最下層でも見せる実力。 ポール・ジャブレ・エネ・シラー・2013

うぇるかむ!
昨日はまーたバッチリ寝落ちました(ココ最近多いなぁ)というわけで、朝の更新こんなのどうでしょう?

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ポール・ジャブレ・エネ・シラー2013
ジャブレ系ですネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
見るからに安いバージョンって感じなのがいっそ潔い気がします。
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人によってはギガルやシャプティエよりもこっちを見かけるって人も多そう?

このワイナリは歴史自体は古く1834年。エルミタージュが本拠地です。
最上位のワインになるとPP100点出したりもしてますが、ローヌの大きい作り手らしく生産地域広げまくったりデイリーユースも多く作っていたりします。
当ブログでもジョエル・ロブション版をやりましたネ
現在の醸造監督はラ・ラギューヌ(メドック格付けの)なども務めるカロリーヌ・フレイ女史。
ドゥニ・デュブルデュー教授が師匠で、2000年後半ぐらいから売出中のコンサルタントであります。
ローヌって女性醸造家妙に多いよネ?
まぁ、その中でも端のシラーになるわけですが、こういうのでもそこそこのポテンシャルなのがローヌの特徴。
これも御多分にもれず、かな?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
低価格シラーらしい性能だろうと思います
どちらかというとフレッシュよりなシラーかしら。なんともそこそこって感じ?

色は赤紫が強く出ており、あまり紫度は高くありません。
香りにブドウっぽさがわかりやすい果実感で、白黒胡椒のスパイスがそこに入ってくる感じ。
スパイス要素はそれなりに多い辺りはローヌ低価格シラーらしいかしら?
味わいは全体に落ち着いたタッチで、香りと同じ要素のチャーミング系。
口当たりは軽めで、最後まできゃるるるーんなライトさのままほんのりミルキーな部分も見せつつサクッと終わります。
全体にのっぺりはちょっとしているものの、総じて崩れないバランスの良い呑みやすい新モノっぽさがあふれたタイプです。
高い印象や本格の気配はないガバガバ飲むタイプのワインかな。
むしろスペインバルにありそうなタイプです。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
価格は概ね1400円ぐらい。その域のワインであり、またその通りのワインかなという具合です。
基準値にするには結構いい気もしますね。
他の大手メゾン同価格だと、もっとゴツゴツしいギガルや少し苦味も効かせるシャプティエあたりよりもフレッシュ感が高いという。
ハウスワインにはなるほどグッド。
プレゼントワインにはなりません。以前紹介したロブション版はその点ナイス付加価値だったなぁ・・・・・・

というわけで、ポール・ジャブレ・エネのテーブル版シラーでした。
普通といえば普通なんですけど、それもまたよしかな。
安定感があるのは地域の強みですね、ラングドックとかだと割りと野性味多いタイプもありますので・・・・・・
改めてシラーはいいなぁとも思う今日このごろなのでしタ。

まぁ、どこでも買えるのでお好きなショップでどうぞ。このぐらいのローヌで比べのみとかもいいのかなと。

人畜無害でハード展開もないのはほのぼの系アニメ寄りのんな。

| 未分類 | 08:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ソムリエ試験向けなモルドヴァ産の定番白?価格相応なデイリーユースらしさ。 シャトー・アスコニ リースリング&シャルドネ

うぇるかむ!
高価格帯以外は珍品気味だったりニューワールドだったり目立たないところを紹介するようにしている当ブログ。
その中でも初めて飲む国だったりしますこちら。

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シャトー・アスコニよりリースリング2014とシャルドネ。
モルドヴァ産であります。

ラベル・ストーリー(最大10pt)
♥♥
ラベル自体はそこそこ可愛いものの、国としても醸造家や経歴としても今ひとつ聞いたことがないモルドヴァ産ワインです。
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裏も至って普通気味。

造り手であるシャトー・アスコニは1994年創業です。以上!
という程度の情報しかありません。驚くほど少ない情報で、むしろ「モルドヴァは5000年前からワイン醸造してたんだよー」とかいうこのワイナリと関係ない情報の方が多いぐらいです。
しかしながら、「モルドヴァ ワイン」で検索すると真っ先に出てくるワイナリだったりもします。
本来はメルロが人気らしいのですが、今回は白二種類。どちらも最新ヴィンテージでなぜか熟成で容易に旨くなりやすいリースリングが若く、シャルドネが歳くってたりします。
色々と怪しい感じのあるワインですが、その実力や如何に?

香り・味わい(最大10pt)
リースリング:♥♥♥♥♥
シャルドネ:♥♥♥♥♥
両方共クリアかつシンプル。
ヘンなクセなども少なく、案外と普通な仕上がりとなっています。至って普通のテーブルクラス。産地が謎なのがむしろマイナスって感じ?

リースリング2014
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色はクリアで透明度が高い。
香りに草っぽさが多めにあってブラインドだとソーヴィニヨン・ブランと間違えそうなタッチ。
果実感よりも草感とオイルが占める割合が多いかな。
味わいもシンプルにオイル寄りの出来。
うす味といえばうす味なんですがクリアといえばクリア・・・・・・そんな感じのシンプルなリースリングです。
草っぽさが多すぎるっちゃー多すぎ、バランスもそんなに良くはないですが、ある種リースリングの低価格っぽさはあり。
意外と寝かしたほうがいい気もします。

シャルドネ2011
IIX44.jpg
色はクリアでリースリングとあんまりかわりありませんでした。
年号がかなり違うし品種も違うものの色みに変わらなさがあるあたり、うーむ?とは思います。
香りは結構ソープ感が多めでバタ感もそれなり。低価格としては妥当性のある樽ドネかも。
味わいは果実要素が多めなものの、少し曖昧で多少な樽要素。
ほどほどにニュートラルなシャルドネといった印象でこれまた特筆するべき利点も欠点もないスタイル。
シンプル。
年号分、こっちのほうが良いような気もしますが、リースリングとの比較差は50歩って感じ。

両方共に言えるのは、品種の特徴っぽい気がする部分は抑えてある点。
ソムリエ試験対策程度にはなりそうな気がするんですよ、品種を捉えているという意味では(リースリングはSBっぽい気もしますが)。
その意味では有用だろうと思います。故にこうして投稿してるんですけどネ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
ふっつーというのが第一印象かしら。
1500円程度のリースリング&シャルドネとしてあくまでも妥当です。
お得感もないけれど、お安い感じもしない。どっちか二択にしぼれといわれれば得かも?ぐらいな。
割りと醸造頑張ってる感じはして、シンプルにらしさを作ってはいるので前述のとおり品種特徴を気軽に感じたいソムリエ試験対策向けのワインかもしれません。
デイリー用としてもまぁまぁかな。ヘタなフランス白よりはいいかなと。
謎産地の割に特段お買い得さもないのはマイナス感ですが、まあ1500円で品種を感じられるなら充分という見方もあり。

というわけで、シャトー・アスコニよりリースリングとシャルドネでした。
特筆していいわけでもないけど、悪いこともないワインです。
それがある一定の水準を満たしている事を考えると、世の中のワイン業者って頑張ってるなぁと思えるかもデスネ。

価格は安いがまた相応しい値段だと思います。


漫画界隈のお手本本みたいな節はある・・・・・・というのは、一種優秀ともいえますネ

| モルドヴァ | 23:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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アマローネの頂点、ゾッとするほどのエロス! ジュゼッペ・クインタレッリ・アマローネ2003&ヴァルポリチッラクラシコスーペリオーレ2005&ビアンコセッコ2012

うぇるかむ!
皆さん、イタリアの赤ワインといえばすぐ思い浮かぶのはなんでしょう?キャンティ?超タスカン?ピエモンテ?
私の場合、赤も白もヴェネトが浮かびます。ソアヴェとアマローネ。私が最初に感動したイタリアワインがマァジ社のアマローネだったモノでそうなるんですけど、改めてアマローネの凄さを魅せつけられたのが今日のワイン郡です。

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ジュセッペ・クインタレッリ
→からビアンコセッコ、ヴァルポリチェッラクラシコスーペリオーレ2005、アマローネ2003
イタリアの至宝とも言われるアイテムなのヨ!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
手書き風ラベルが可愛いこれらワイン達。
手作業で貼られているらしいんですが、今でもそうなのかしら?
このハンドメイド感すらあるワイン郡ですが、イタリアワインの中でも期待値の高いモノであることはワインマニアなご存知のハズ。

超有名な生産者なのでサクッとだけ解説しますと、造り手はジュゼッペ・クインタレッリ(三代目)。
数々の異名を持ちザッと紹介文章を見ただけでも
「アマローネの父」「マスター・オブ・ヴェネト」「伝統主義者」「イタリアの宝」「本物の職人芸を見せる者」
などなど、出てくる出てくる!
創業そのものは1924年なんですが、特にこのジュゼッペ三代目翁になってから飛躍的に世間に注目されるようになります。
彼の職人語録なんかも色々見かけるのでぜひご検索あれ。
2012年に他界され、今は孫が継いでいます。
そんなこんなでアマローネ最高の生産者なんですけれども、90年代で5ヴィンテージ、00年台移行は03と06以降がまだ発売されていません。元々長い熟成期間の後に出てくるワインなのでそりゃそうなんですけれども、良い年にしか作られないという事で余計にプレミアがついています(サッシカイアやガヤ辺りのバルバレスコより高い)

今回はそんなクインタレッリから3本というワケ。
それぞれに関しては味項目で説明していこうかと・・・・・・で、ですね、この3つなんですが、いやはやお手上げです!

香り・味わい(最大10pt)
ビアンコセッコ:♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ヴァルポリチェッラクラシコ:♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
アマローネ:♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
どれ飲んでも感動的に美味い
今年のベストワインになるかもしれんですアマローネに至っては。
点数付け上、アマローネとヴァルポリチェッラが同じ最高得点にしてありますが、意外とそれぞれに味の趣が違いそれぞれに美味しい(しかし、本当はアマローネの方がもう二個マークをつけたいぐらい美味い)
イタリアの至宝と言った和泉屋さんはかなり正しいと思います。

ビアンコセッコ2012
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唯一作ってる白ワインで、ヴェネトらしいガルガーネガを主体にしておいて、トレビアーノ、SB、シャルドネが混ざってるしついでにアマービレ・デル・チェーレという中甘口にしたものを10%未満で混ぜるからソアヴェじゃないヨーという、何ともイタリアらしい大雑把な白。
が、これがすこぶる贅沢な白になっています。美味い!
色は黄色みが強く存在しており、見た目はデザートワインそのものみたいなタッチです。若くはあるんですけどネ。
香りに南国のパインやマンゴーの要素が強くあり洋梨の香りが強くたちこめます。
白桃なども見え、常夏果実満載っぷり!迫力のある香りです。
そのくせバニラ感などは樽に入れてないので当然なく、ダイレクトにくる果実要素。
味わいも中甘口ブレンドだけに、とても濃くできています。
パワフルといっていい果実の奔流。肉体的といっていいゴージャスなモノになっています。
デザートワインよりは流石に甘味などもないんですけれども、このぐらいのバランスの方が日本人好きな気もいたします。
口当たりもギリギリで中庸なところをもっていますし、香り以上に果物アレコレを思い浮かばせる楽しさがイイ。
12%中頃というアルコール度数よりずっとコクを感じるこのワイン、やっぱガルガーネガ主体はいいなぁと思わせてくれるだけのポテンシャルです。
常夏水着回ですネこれは!水着が眩しいしラブコメ全快でアローハですよ。赤松健先生が得意なタイプの海回だ。

ヴァルポリチェッラ2005
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緑のいぶし銀な子。ヴァルポリチェッラとしては高いんですが、これがフラッグシップモデルだと言われても信じちゃう味。
陰干しもしてリパッソもして6年大樽熟成、という事でアマローネの弱小版に思われそうですが意外と作りから違ったり。
色は熟成感がしっかり感じられ、ほのかにレンガ系。
香りに干し肉と獣感が混じりつつレーズンチョコが主体となっています。
肉感があるのが後述するアマローネとの最大の違いで、スパイシーな印象を受けるんですよネ。
味わいも熟成感が感じられる酸が多めのスタイルで、いちぢくのチョコにミルククリームが別箇添えられているワンプレートがまず登場。
ダシ感やベーコンっぽさが少なからず入っており、ドライフラワーの印象に変化。
チョコレート系なんですが、そうした枯れた印象が上手いこと美味しさに繋がっています。
ダシのチョコレートとかって変わり種でありますが、まさにソレを完璧に成功させた例のようなワインになっています。
アフターもかなり長く、しかしそうした古酒要素がある為に結構グイグイ呑めなくもない。
造り手の写真とか見ると、「あぁ、この人が作ってたんだなぁ」と思わせてくれちゃう、職人のワインといえるでしょう。
チョコ系の味わいなのに、侍って感じのが強いです。流麗な剣客でなく、宮本武蔵系の大物感。

アマローネ2003
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このラベルだけで溺れたくなる感じスゴイな!
更新しながら、ちょっともう代理品でチョコでも買ってこようかと思っちゃうぐらいですヨ・・・でも、これより美味しいチョコって数少ないしコンビニにはないですよねぇ・・・・・・
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写真ではわかりづらいんですが、←がヴァルポリ、→がアマローネです。
比べると、若干ですが2年古いハズのアマローネの方が黒みがあって若いように見える!
中心のカラーは明らかにアマローネの方が濃いのです。
香りからびびるぐらいにチョコレートのタッチが漂い、圧倒的な官能です。超誘われます。
シャーヴ様初回に呑んだ時の感覚を思い出しましたネ。
バタースコッチ、カラメル系の黒糖、シナモンも抑え気味に見られそこに濃い紫系干し果実が・・・・・・
肉感はほぼなく、同時に熟成感も香りからそもそも感じられないのです。
味わいは口当たりが洗練とされていて、重たくなく薄くなくバランスの良いこと。
そのくせあまりに豊かにチョコレートの質感がゆっくりと波状にかまえてやってきます。
最高級のレーズンチョコ、なめらかかつ絶妙な配合です。
ビターチョコなのかな、と思わせる深みのあとからゆったりと追ってミルクっぽさが現れてきてまろやかに包み込んでくれるワケです。
余韻にひたりそのまま昇天しそうになる恐ろしいほどのまろやかで優美なフィニッシュ。
とても濃いバランスでアルコール度数16%も納得なワケですが、酸味と甘味、タニックさなどが完璧に調和。
ドスケベです。危険なほどのエロスを感じるワイン。天国かよ・・・・・・
何というかこう、お酒=20歳以上対象のブログなんですけど、こう、何と言いますか詳細に書くとブログ削除食らいそうな程のえっちさです。
そのクセ、あくまでも高貴でリッチなワケで・・・・・・ブラーボ!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
一度は体験すべき味
アマローネが最高すぎる事はわかりきってた感あるんですけれども、ヴァルポリやなんか適当めいた白すら美味いのは本当にスゴイなぁとしか言いようがありません。
マスター・オブ・ヴェネトの名は伊達ではない!
今回の3つならばラベルもイタリアンな雰囲気で、どれでもプレゼントにもワイン会にも喜ばれるでしょうし自分用にも最高の時間を提供してくれます。
アマローネに関して言えば、もはやそれだけでごちそうなので食事と合わせないでください。
凄まじい体験をどうぞ。

というわけで、ジュゼッペ・クインタレッリより3つのワインでした。
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ほんとスコ。
そうとしか言えぬ・・・・・・

ネットショップでも微妙にあったりヴィンテージが切り替わってたりです。ともあれ体験しては欲しいなぁ。



サクッとそれぞれのワインで思い当たったのを乗っけてみる・・・・・バカボンド浮きすぎィッ!某氏かいな!!


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| イタリア | 23:18 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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熟成もやっぱりすごかった~、エルミタージュの巨匠、流石の実力か。 ジャン・ルイ・シャーヴ・エルミタージュ1996

うぇるかむ!
ここのところすっかり珍しくボルドー特集してました・・・・・・が、やっぱりウチのサイトの本懐はフランスといえば

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ジャン・ルイ・シャーヴ・エルミタージュ
やっぱローヌっしょ!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
これまで
散々書いてきたから
詳細はもういいよねッ!
戦慄の怪物ジャンルイシャーヴ様でありますッ!!

過去4回も個人のレポで取り上げているワイナリでス。
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しかしながら、私初体験の20年ぐらい熟成のシャーヴ様です。
PPでは91点と冴えないヴィンテージだったりもするんですけど、やはりコレを呑めるとなると駆けつける他ありませんネ・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
やっぱシラーって熟成するとバローロっぽいな?
そんな気分になります。どことなく方向性が熟成バローロっぽい。
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色は朱色。オレンジ感は思いの外多めでエッジは褐色気味です。
香りにかなり強めに干し肉の印象がありまして、更にバラっぽさが出ている辺りがシラーというよりバローロだと私は感じてしまいガチなところ。
ダシ感、肉とバラ、それらオールドな官能的要素が絡み合う味わい。
ローズ系のまさに熟成の妙で、グラスに注いでからも少ししないと開きが悪く感じられるタニックさとミネラルがあります。
若いころのセクシーな印象やスパイス要素というものは影を潜め、それらがお肉のスパイスへと变化したような印象です。
若い頃とはかなーり別物。
第一部と第二部でガラッとキャラが変わったような感じ。アニメだと、なのはさんとか(実はあんまり知らないけど)そんな感じよね。
で、私は若い頃のが好きかも・・・・・・まぁ、96年が良いヴィンテージでもないってのはあるんでしょうけどネ。
イタリアとか好きな人はコレ、超好きそうな味です。

コストパフォーマンス(最大5pt)
「コスパで図るモノではない」
というわけで、見つけたらご検討の域のワインです。それでも古酒で2万程度なので、まぁまぁといったところでしょうか。
若いのと古いのを両方飲むと、シラーの何かがわかる・・・ような気がする?

というわけで、シャーヴ様の96でした。
若いころの延長線にはないだろうと思ってはいましたが、ここまでバローロタッチな味わいになるとは恥ずかしながら古酒経験が少ないので思っていませんでした。
個人としては、コクがあってセクシーでえっちぃシラーのが好きだったりするんですが、古酒シラーも好きな人はたまらない事でしょう・・・・・・
富豪はこれやっぱり1セラーで買うべきですよネ。

そもそも売ってないだろっていう。

セクシーの軸が古典寄りSFとかになる感じかな。男性的耽美さになっているといいますか。

| フランス | 23:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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真のメドック一級!もはやポイヤックトップと言える、至高の純粋クラレット!! シャトー・ポンテ・カネ2010

うぇるかむ!
ボルドー、なんだかんだ言って飲んでいる・・・・・・かと思いきややっぱり数少なくなっているのをしみじみ感じます。
それぐらい、私には他国――散々言っていますが、セントラルコーストや南アフリカやブルガリアやオージーなどなど―が気になっているし優先順位が高いし安くてずっと美味しいワケでして。
しかし、それでも、このワインは今年呑んだ中でもスゴイヤバイ級のクラレットだったと思います。

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シャトー・ポンテ・カネ2010
多分、今最強のクラレットのひとつでしょう。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ラベルそのものは地味と言っていいでしょう。地味すぎます。全然スゴみを感じないぐらい。名前がポン・デ・リングみたいで可愛くね?ってぐらいの勢いです。
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裏もポイヤックだよーぐらいなデータの、本当に普通。
が、コレ、フランス最高峰の評価。

造り手はコニャックの老舗だったテスロン家。
多くの有名シャトーが経験するような、大挫折を1973年ぐらいにしていて、その後の評価もしばらくはずっと低かったというワイナリ。
が、1994年にアルフレッド・テスロンが引き継いで(現在はその娘とかが追っている)から激変。
美食家の彼が「俺はこんなんじゃ満足しねぇ!」と思いっきり農耕法を変え(でも実は醸造責任者は89年から同じ人らしい。ロランたんからコンサルも受けつつ。)アンフォラもやったるぜ!など自然派な作り込みをしまくります。
パーカーポイントもその頃からボルドーとしては比較的90点を超える事が多くなり、2003年からは90点台後半も多く、09年と今回の2010年はついにPP100点をメドック格付け5級としては初の100点に至り、向かい畑のムートンを完全に超越。
たまに良く見かける
「評論家および雑誌評価でなんとあの一級シャトーを超えた!」
というウリ文句を本気で獲得しきりました。スペクテイターも2010年は97点(ポンテ・カネ史上最高)。
米国雑誌において、最も注目されているスーパーセカンドワイナリです。
あ、日本でも評価めっちゃ高いんですヨ。
ワインレポートさんでも比較的話題になるワイナリなのは、ビオディナミの導入が最初期であり認証ももっているから
ひとりぼっち~~さんでも随分前の記事になりますが、ル・パンと比べられつつ高い評価
当ブログでも、実は既にセカンドが18点というボルドーとしては異例の評価点になってたり

そんな超絶ワイン間違いなし☆なワイナリなんですけれども、日本では想像以上に評価が浸透していません。
何せ、このワイン飲んでいる時、たまたま最新ヴィンテージのオーパス&ムートンなども試飲で出ていたのですが、先隣のお客さんのコメントが衝撃的でした。要約すると

「このムートンは固いねぇ~、ボクのうちの19~~年もまだ呑めないかなぁ。ところで、このオーパスとおんなじ値段で試飲に出てるポンテなんとかってのは何?」

ジーザスッ!
それはあなたが固いと嘲笑ったムートンより遥かに評論家評価が高いワインなのだッ!!

まぁ、実際私もワイン始めたてかつ初めてポンテ・カネ2007を呑んだときは存在を知らなかったヨ・・・・・・
しかしあまりに旨かったので興奮して「これすごいワインですね!」ってシニアソムリエにいったら「今はまだ安いので買っといた方が絶対いいですよ・・・」と言われてましたっけ。
そして、買ってませんでした。今は大後悔してます。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
これが、これこそがクラレット!
クラレットです。カベルネ、メルロ、フランで構成されたワインです(これは2%ほどプティ・ヴェルドが入ってますが)。
恐れ入るエレガントなクラレット。すごい。

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色そのものはくっきりとしたクリムゾンレッドで完璧にまだまだ若い印象。
香りにかなり高らかにカシスが入っており、樽からくるオークバニラ感も抜けきっていません。
きっちりしっかりしています。カリフォルニアなどの強すぎる主張性にはならず中庸なところでバランスがとれている。
スパイス要素は感じられるかも?程度で、ビオっぽい臭みはありません。
香りの時点でいいクラレットだなあと予感させるんですけれども、味わいも同様でエレガントな堂々の風格!
クリアなチェリッシュさとクレームドカシスと良く言われるハーブ&カシス。
それらクラレットらしい味わいがどれも洗練とされていて、リッチさも感じる至極の出来。
全体にはミディアムとすら一瞬思ってしまうぐらいにビロードな舌触りとまろやかさ。でも、果実の力というものを強く感じさせます。
このバランスの取り方がとにかく極めて秀逸で、充実した味わいを持ちつつ、ポイヤックらしさが全快!!
カリフォルニア全般にある紫果実の濃さや、チリのシガー感などとは完璧に違って、赤い果実の実を思わせる部分が多い。
ムートンの向かい側という肩書もあってムートンをどうしても思い出しがちですが、更にナチュラルな印象でコレはなるほど確かに自然派の美味しい――ルーシー・マルゴーだとかぐらいの――果実のタッチでもある。
品のいいメガネをかけたジト目系文学少女、思わずちょっと分厚い本を読みたくなるような、優雅で少しダークなところがあって、日差しが曇空な書斎・・・・・・ほら見てみ?目があったら小さくニッコリこっち見てるヤロ?
思わずこっちも微笑したくなるワインです。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
このぐらいが適正ですよボルドー!!
一級シャトーが足並みそろえて5万以上、この2010年なら10万円以上なのに、PP100点のこいつで3万円ぐらい。
しかも生産量がボルドーでも最も多いワイナリのひとつなので、枯渇してはいないんです。
ワォ!これぞ最高峰クラレット!!
これならば、カリフォルニアのPP100点カルトワインよりは価格が安いですし、各国のトップクラスの万円超えとちゃんと同期している。
他のスーパーセカンドだと

シャトー・パルメ [2010] 750ML

シャトー・パルメ [2010] 750ML
価格:40,932円(税込、送料別)




こうなるワケで。
お得に見えません?
隣畑系って「それ、有名ワイナリが買わなかった場所ってことでしょ?」と個人的にマイナス要素のが強いんですが、コレに至っては「ロッチルドありがとぅ・・・買わないでくれてありがとぅ・・・・・・」と頭を下げたい気持ち。
自分用、プレゼント用、ワイン会のメイン、投機・・・・・・全てにおいて全く過不足がない。ブラーボ!

というわけで、ポンテ・カネ2010でした。
これ呑んじゃうと、他のボルドーにあんまりお金払いたくなくなるんですよね。
でもビオで生産量がめっちゃ多いという。これがフランス、メドックの本気なのかと震えたいなら、またはワインマニアだと言い張りたいならば必見の一杯です。

さあ、上にズラリと並べたリンクと値段を比べてごらんなさい?

なんか個人的に文学メガネなんですよポンテ・カネ。気品のある博物館めいた図書館ってイメージ。


| フランス | 23:56 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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緊☆急☆更☆新!綺麗すぎて寝落ちする程飲めちゃうカリフォルニアシャルドネ、終売が勿体無い!! ノヴィ・シャルドネ・ロゼラスヴィンヤード2013

うぇるかむ!
昨日はボルドー特集のラストとしてポンテ・カネをやるつもりでした・・・が!
これ飲み過ぎてうっかり寝落ちちゃったので(そして今起きたので)朝っぱら更新しておこうかと。

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ノヴィ・シャルドネ・ロゼラスヴィンヤード2013
シャルドネで寝落ちたの久々~。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
ラベルデザインは結構可愛いと思います。古い風な加工とシャレたイニシャル&文字。
で、すごい産地。
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裏もまぁよくあるスタイルでして。

しかしワインは良くあるモノではありません。端的に言っちゃうと
「もう作らないワインでしかも卸してたレストランの閉店を受けて余ってたのを日本のインポーターさんが買い占めて持ってきた」
というアイテム。これ、しゅごいんです。
造り手のノヴィとは、シドゥーリというワイナリの分家。

アダム・リーというおっちゃんが仕込んでるプレミアム・ピノ・カンパニーで、ピゾーニ様も作ってたりするスーパースターです。
彼の妻、ダイアナ・ノヴィさんの名前を冠して家族経営していたのが、ノヴィシリーズでこっちはピノ以外のワインをやっていました。

普段はAVAワイン(フランスで言えば地域名ぐらい?)でこの値段。
今回のモノは「ロゼラス・ヴィンヤード」という畑名です・・・・・・いや、違いますね、グランクリュの単一です。
当ブログではエド・カーツマンなロゼラスヴィンヤードピノは既に紹介し最高に高い評価を出しましたが畑的には同じ所からの供給品。
ワォ、ロゼラス・・・・・・そんなに日本に多い分でもないこのヴィンヤーズは毎回書いてますけど「アメリカ版グランクリュのひとつ」。
ブルゴーニュでいえばピュリニー・モンラッシェみたいな感じかな(そしてピュリニー・モンラッシェ名義品よりほぼ旨い)。
アダム・リー自体もそもそもがこのロゼラスとかの所有者がやってる自社ワイナリな「ロアー」というワイナリの醸造長で、エド・カーツマンの先輩だったりするわけで、よく知っている人物同士のタッグでもあります。
造り手も畑も超GOOD。
そりゃ当然かもですが・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的に+♥)
ベラボウにリッチ!
すごくもう大貴族めいた出来栄え。カリフォルニアシャルドネを代表するような味わいです。

色はクリアめなレモンイエロー。かなり若い事はうかがわせます。
香りはその半面、ものすごく樽フレーバーなバニラ感が超☆満☆載
そこにレモンやグレープフルーツやパインがわずかに香り、綺麗に仕上げてあるワケ。
もはや高級なバニラアイス(ハーゲンダッツ?そんなレベルでない!)の佇まい。
高級アイスって食べる前の香りからしてお高いバターの香りが贅沢してる感、あるわけでもうそんななんですよ。
味わいも口にドカーッ!と広がるのはそうしたオーク感なわけですけれどもじゃあそれがただただ樽食ってるような気分にならない。
上述の通り、あくまでもバニラアイス。
口当たりのまろやかさ、果実感が綺麗に細部が仕上げてありレモン、ホワイトグレープフルーツがあくまでもベース。
あまり熱い地域っぽい要素もないのですが、酸味にはパイナップルが出てくるかなというぐらい。
海にはそこそこ近いもののあまりミネラル要素などはありません。
とにかくリッチ、しかしアフターにしつこい感じがせずにデクレッシェンドして程よい長さで終わるのもとてもイイですネ。
果実感が全体的に確かだし綺麗なもののちょっと弱く作り込みが激しすぎるところはあるかな。バニラアイスすぎるとでもいいましょうか。カリフォルニアシャルドネのマニアには逆にウケないのかも?
ただ個人的にはこのぐらいのクリアさがあった方が、飲みやすく日本ウケな部分あると思うので満点!
もう明らかなほど「狙っている」ラブコメアニメタッチとでもいいますか、どこまでできるかなで勝負してる感じ。
セクシー系金髪お姉さんさが抜群の、今呑みたいシャルドネです。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
今年最大のスーパーセール品です
税込み3000円ちょい、ワォ!
カリフォルニアでシングルヴィンヤードでこの値段というのがそもそも安いわけですが、それがSLHのグランクリュでコレ。
理由は多くのショップで書かれている通り
「大手ケンダル・ジャクソングループの買収があり、このシャルドネが作られなくなることが決定+卸してたレストランが閉店(きっと1つ星以上クラスのお店)してダダ余った→それを布袋インポーターが差し押さえて日本に特売」
という本気の閉店セールというわけナノデス。
むしろまだ世間で売っている事実が極めて恥ずかしい事だとすら思います。
有名な造り手――ドミニク・ローランとか、ジャックフレデリックミュニエぐらい?――のピュリニー・モンラッシェが3000円だったら皆さん買うでしょう?
アニメゲームで例えるとうーん、難しいけどワゴンセールにSFCタクティクスオウガ入ってるぐらいのレベルですかネ。
とにかく買う事。

というわけで、ノヴィ・ロゼラスヴィンヤードシャルドネでした。
カリフォルニアシャルドネ、特にセントラルコーストシャルドネの魅力をまさにとらえたひと品。
カリシャルを知る上でも、是非ともご体験あれ。この価格で体で感じられるのは彗星郡を観察するよりレア!

なお、同じ価格で他のカリフォルニアシャルドネを買ってしまうとガッカリするようになるから要注意。

王道のマリアリだ!

| アメリカ | 07:40 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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騎士様! ドメーヌ・ド・シュヴァリエ1978

うぇるかむ!
ボルドーは古酒こそ本懐!という方も多いようですが、なるほどと思わせる逸品を随分前に飲んでました。

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ドメーヌ・ド・シュヴァリエ1978
グラーヴの騎士様!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(ギリギリ+♥?)
フランスは格付け大国でありますが、その中では比較的マイナーに扱われやすいのがグラーヴ格付け。
一律同じ階級というのがウケてないんでしょうかネ?または大体が「オー・ブリオン系が上等」というようなイメージでしょうか。
で、そんなグラーヴ格付けの一つがこのドメーヌ・ド・シュヴァリエ。
サンティアゴ・デ・コンポステーラという巡礼時に通り道にここがあったからそんな名前だとかなんとか。ボルドーら辺りにあって珍しいドメーヌ名義だったりします。
一時期松林にしてた頃があったんだそうで、今でも松林があって行きにくいワイナリのひとつだとかも。
グラーヴ格付けの中では人気の高い方であり、知名度は「なんかグラーヴなのにドメーヌなんですけどウケるwww」みたいな感じでそれなりにある方。ただ、好き好んでる人はあんまり知らないかな・・・・・・

近年ではステファン・ドゥノンクール先生がコンサルト担当されていたり、その前の立ち直りシーズンがあり、それは90年の初頭にパーカーたん好みにしようとしてむしろパーカーたんから酷く酷評されたり売却されたり・・・・・・
という前、クロード・リカール氏が所有してペイノー教授が助言してた頃のシュヴァリエです。
また、パーカーたんが「めっちょ好きなシュヴァリエだが、もう流石に枯れてるだろうなぁ」などと2000年初頭ぐらいに言ってるヴィンテージでもあります。
そんなワインですが、実際に枯れていたのか?といいますと

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
秀でたグラーヴになっておりまし!
ちゃんとした古酒といいますか、ペイノー教授やるじゃん!って感じに料理的になっています。
パーカたんめ、かなり呑めるよこれッ!リストリクションズ・ネイル!
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如何にも古くなった感あるコルク君。

色はしっかりとオレンジに近いものであり、フチはオレンジですがしかしまだまだ赤みがあります。
香りには流石にダシ感が多め。
ベーコンっぽさなどもあって、いかにも熟成しましたなオーラがします。
味わいのタッチも繊細めで、噛みしめるように肉感がじゅんわりと。
冷製スープのようで余韻も長め。
すごーくスルリと呑めてしまいますが、味わいはしんみりとやってきて、それも華麗。
酸味は古酒ならではでウメ系のニュアンスはあるものの、呑みやすい程度。
グラーヴっぽいスパイシーさと端整さが良く残っているワインで、まさに騎士様!
フランス古酒ワイン、と聞いた時に普通の人がイメージするのはこの味なのでは?
王道の、エレガントな古酒です。

コストパフォーマンス(最大5pt)
敢えていえば♥♥♥♥♥(コスパで図るものでもない)
この実力の良さで1万中間の古酒ならば、安いといえば安いのですが、古酒ですかラ・・・
たまたま良かったと言えなくもないので絶対のオススメには出来ませんしネット上では売っているところはもうなさそう。
常にこういうのが買える・・・なんて事はありえない分ですから、見つけたら貴重。是非備えてみてください。

というわけで、ドメーヌ・ド・シュヴァリエの1978でした。
すごーく良く出来た古酒と今年は結構当るんですがそのうちのひとつかなというのがコレ。
ボルドー古酒派の言うこともわからんでもないぞぉって気分になった珍しいワイン。
古酒の良さ、グラーヴは寝かせてなんぼ説にも頷けるタイプですネ。

これぐらいで買えるなら秀逸!

オタク的に「シュヴァリエ」というと今はこの人かしら?

| フランス | 20:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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限りなくPGCCAに近いPGCCB?知名度の割に不遇なサン・テミリオン最高峰の最新の実力。 シャトー・フィジャック2012

うぇるかむ!
サン・テミリオン、実は結構好きな土地ではあるんですがそんなに呑める機会がなかったりしまして。
そんななか、ちょっと前にこんなのをいただいていました。

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シャトー・フィジャック2012
ど有名どころですネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
言わずもしれた、の部類でしょう。PGCCB(プルミエ・グラン・クリュ・クラッセB)の代表格のひとつ。
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結構好きなラベルデザインの部類だったりします。

周囲のサン・テミリオンの土地と大きく違いがある2つのシャトーと言われてるのが、このフィジャックとシュヴァル・ブラン。
ついでに言うとシュヴァル・ブランの土地の一部は元フィジャックで当時の所有者婦人が財政難で売っぱらってるんですネ。
更には地所を分けたりした結果、そこら中に「なんとかフィジャック」が溢れるようになる始末。
所有者も比較的多く変わっているし、結果的にシュヴァル・ブランがPGCCAと上の格付けになっているし、「値段が安い」を理由にPGCCA入りを却下されたこともあるという噂まであって、なんとも「不遇の」ワイナリーであります。
スター選手的な醸造家も思いつきませんし。
それでも、高く評価されサン・テミリオンのワインの中でも知名度のあるワインになっているのは、それでも評価されうる土地柄などによるもの。
評価は書くまでもなく高めですしネ(微妙にパーカーたんは言うほど良くつけてなかったりしますが)
これまたシュヴァル・ブランと比べられるという同じようにフランの量が多くカベソー・メルロ・フランの割合がかなり近いものであるのも特徴。
果たして本当に不遇なのか?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
見事なまでに紳士的!
あー、フランの大人味だなぁってアフターが実にキリッとしてまして、早のみボルドーとしてはかなり流麗な出来栄え。
右岸クラレットとしては味わいが重たいのですが、総じて良いので全て良し!

色は強く赤紫。クリムゾンレッド、よりは少し濃いかな。
香りにしっかりとしたカシス、バニラの要点が多くあって香り段階ではハーヴがあまり目立ちません。
それなりに開けた印象の香りになっていて、整いの良さを感じます。
味わいはアタックがまろやかな辺り、実に右岸なんですよネ。
口当たりの良さからスタートして、酸とタンニンはしっかりと全体をしめつつ、ほどほどの果実甘味と樽っぽさ。
香りに比べるとアフターにハーヴの要素が強く残って潔いまとまりになっています。
土気もそこそこあり、端整だけど重厚な様相も。
カベルネ・フラン効果っぽいそうした大人で野生的とも言えようハーヴ感覚が特色があっていいんですよね。
まさに紳士、執事紳士であります。それもベテラン感たっぷり。
品よく、しかし男気がどこか感じられる、カッコイイバランスにメロメロであります!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(ボルドーオンリーで言えば+♥)
ボルドー有名ドコロとしてはこれまた安い
なんかつい先日も似たような事書いた気がしますが、このフィジャックも安くていい感じなのでは?
どっちかというと、超タスカン(イタリア)に似た感覚があって、しかも上等さにあふれています。
隣畑のシュヴァル君は倍値で買えなかったりしますしね。ちゃんと高級ワインしてると思う。
プレゼントにはこのクラスであればまぁ使える分ですが、前述の通り「知名度と格の割に意外なほど不遇なエピソードが散見される」ところがあるので、全くのワインを知らない人には向かないかも。
買える人は勿論寝かせる分ですけれども、多少気軽に呑めるバランスにもなっていますので、一本ぐらい若ボルドー開けちゃうって時の選択肢にOKではないかと。

というわけで、フィジャックの2012でした。
この整いの良さは流石というところでしょうか・・・・・・ある種、隣畑系のワイナリでもあるんですが、その意味は大きく違うかな。
まぁ、これも高騰しているっちゃーしてる分ですけれども、今の上ではこのぐらいの価格で呑めないとネなーんて。
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この紋章メダルが最高峰金メダルになる日はくるのでしょうか?
すこしその予感はさせてくれます。

量は多いので買えるところで好きなタイミングで買ってくださいまし。

バトル系執事

| フランス | 21:38 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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これも幻になる?成城石井限定ムエックスの懐かしさ。 ムエックス・サンテミリオン2010

うぇるかむ!
見事に寝落ちて昨日更新せず、逆にこんな時間に起きてしまって冴えちゃって!全く私!!
というわけで、深夜の更新。

私は基本的には「安旨ボルドーというのはほぼ存在しない」というスタンスです。それがどういう事かというと

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クリスチャンムエックス・サンテミリオン2010
例えばこんな辺りかな。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
今回はシミじゃないよ!
しょっちゅうこぼしてるエチケットの写真貼ってる私ですが、こういう図柄です。
サインも勿論印刷。生サインはやっぱ欲しかったなぁ失敗した・・・・・・

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でかでかとした成城石井の文字!

というわけで、クリスチャン・ムエックスのいるJPムエックス社のサンテミリオンのネゴスワインです。
以上ってぐらいに情報もなく、成城石井限定でムエックス社が樽分してるのかただの他とのラベル違い(同じ名前で別のラベルのものが存在)なのかもよくわかりませんが、フランス大手のボルドー安ワインということは確か。
これがムートンだとこっちだったりするのかな。
ムエックスが大きな会社なだぁと思わせてくれますネ。
で、そんな大衆用低価格ワインなワケですが、去る3月にワインレポートさんでこんな記事があがってたりしました。
ENOTECAのムエックス低価格銘柄がなくなるっぽい。

それに関連してはアメリカで新プロジェクトの立ち上げがあるらしいので、とても期待したいところ。
少なくともエノテカの安い専用アイテムは廃止されるワケで幻と化すワケなんですけれども、それってつまりこれにも適応されるんじゃ?
と思い、ふと購入。一応2010ヴィンテージというボルドーの超ヴィンテージですしネ。
実は私、ワインを飲み始めたかなーり初期の頃に「あのペトリュスの人が作ってるんだ!ワォッ!」と思いながら買った思い出もあります。
深夜に起きたからでしょうか、なんだか懐かしくなっちゃうんですけれど、さてこのワインどうなのっていうと?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥
うん、うっすいボルドーや
これまた懐かしい気がしちゃうぐらい、ボルドーの安いの買ってなかったんで、すごくほっくり。
果実感が極めて感じづらいタイプのメルロ。ただ、苦味や渋みで飲物にもはやなってない!とまではいかないからまぁいいかっていう。これで2010年なんだから他の年号は更に薄みなのでは・・・

色は薄めのクリムゾンレッド。透けます。
香りがそもそもあまりせず、わずかにカシスとチェリーを感じるかなという感じ。
アルコール感などもあまりたってはいませんが一応は。バニラ要素なども強くはありません。
味わいも同様。液体の口当たり自体はなめらかめなものの、そこから果実酒としての味わいが極めて見えにくい。
メルロのいいお酒の場合、ちゃんと中抜けや不足を感じることはないんですが、安いメルロー主体ボルドーでは良くこうした
「味わいがない」
タイプに出会う事と思いますが、これもそのひとつかなぁと。
アフターまでどこかしょんぼりとしていて、満足度が足りない。とはいえ、目立った欠陥や品位がなかったりというマイナスも感じない。
あぁ、ボルドー安ワイン。

裏ワザ的ですが、実はこれ「人間的適温である23~25度ぐらいの方がおいしい」ワインです。
そのぐらいまでの「エアコンルームの一般的ご家庭の常温」になると、果実感に甘みを保たせる事ができて好印象です。
ようするにちゃんとセラーをもったワインマニアやワイン本を齧って頑張り始めてる人よりも、なんか今日はワインのもうなんでもいいやガババー!と行く人の方が美味しく呑めてる可能性、大いにあります。
家庭用の域はでないかな。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥(ギリギリで)
ムエックスだよーというラベル効果がなければ♥ですネ。
3000円のワインとしては、ちょっと味わいの深度も密度も足らず、同じようなクラレットスタイルなら南アフリカなりチリ買ったほうが遥かにオイシイし満足がいくだろうと思います。日持ちするでもないし。
例えるなら、
BOSEのヘッドフォンの中では超格安!でも音はなんか普通で平板!
原作は虚淵玄!でも内容はあんまり評価されてない作品のBD!
オタクに大人気日常ゆるふわ系!でもマジで日常系で女の子に特筆して可愛いのも良い声優もなし!
とか買わないでしょという事です。

というわけで、ムエックス・サンテミリオンでした。
久々に辛口目評価。大欠陥も安ボルドーは多いので、それがないのは流石ではありますが、やっぱり貧弱で・・・・・・
冒頭で書きました私がボルドー安旨を評価してないし評価することが少ない理由、それがこの味があんまりしないか単純に美味しくないかという確率が跳ね上がるから。当たりでも他国と比較すると値段があがるというのも。
とにかくいいものに当る確率が難しい。
そりゃクリスチャン・ムエックス様も卸向けに他国で作るよなぁ、ボルドーの連中が南アフリカとかアルゼンチンとかチリなどの新世界でデイリーを作るよなぁ・・・・・・なんて思っちゃう。
すごく懐かしさを感じる、一本でした。

もう1000円安くてギリ普通だと私思う。

上述した「平板すぎて記憶に残らない日常系アニメ」が本当に空気すぎて思い浮かばなかったので「日常系」で検索した結果コレを。

| フランス | 04:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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西武池袋のフランスフェアに行ってきました~なんか最近フランスイベ多くない?~

うぇるかむ!
昨日はFC2ブログ全体がダウンしてて、全然見れませんでしたね。うぐぐ・・・・・・
と、いうわけで昨日行ったので当日更新のつもりがこんな時間に。

イケセイのフランスフェアに行ってました
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なんか最近フランスのイベント多くない?周期的ブームなのかな??
あ、このバター無塩の私買いましたよ。ミルキーでワインに合う(!?)
イケセイのフランスフェアと云いますか、池袋の催事は割りと良く行くといいますかそもそも私がワインを飲み始めるキッカケだったりするので、たまには記事にしないとネ。
なお肝心のワインコーナーはローヌやラングドックがめちゃくちゃ少なくローヌがシャプティエ先生ぐらいしかないしアルザスもロワールもなく、プロヴァンスも当然無かったように思うのでスルーしますた

・黄色い部屋
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今回割りと料理どころが少なくて、催事内で「持ち帰り以外で」食べれる場所が3つぐらいしかなかったり。
そのうちのメイン会場がこの「モネの黄色い部屋風イートイン」です。
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この手の催事としては(しょぼめではありますが)最大限頑張ったニュアンスの、モネ家アピール。
モネの大好き北斎とかの複製日本画と黄色いカベ&イスという中でR35アンダー料理人大会優勝者と準優勝者の方の考案メニューを食べるってワケ。
その割にガラガラなんだよネ!ガレットのお店の方が行列出来てます(単価も高いのになぁ)
ついでに言うと、この隣のブースがワインバーブースなんですがこの日は
「ベルナール・マグレ関連デイリー銘柄とこのシーズンに何故か来日しているヴィノスやまざきのフロンサックオジサンのヤツと高額目玉でカロン・セギュール2004」
というメニュー。こっちで飲めたら注文の余地もあったんだけど・・・・・・

さて、メニューはじつは正直少ないしパッと見しょぼいです。だから人気ないわけなんだけど、
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このオマール海老のビスクとカリフラワーのスープ1000円は良かった
クリーミーなカリフラワースープと中心のオマールソース部分が完全に別味で、合わせるとエビのワイルドめな味付けにナチュラルなカリフラワースープがのって絶妙のコンビネーション。
うーむ、サン・テミリオンクラレットの良い奴と食べ合わせたかった・・・・・・!
これはごきげんに美味しかったのでシルバーウィーク末までの会期中にもっかい食べたいなぁ。
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カルヴァドス煮込みのチキン。
これがメインで2000円ぐらいするんだが、正直こっちは値段相応というにはちょっと割高かな。
肉まるごとって雰囲気はあるんだけど、ソースに特別感動はなかった。
っていうかスープの方が味濃い。肉が霞んでしまう。
ついでに何故かプラスチックの器なの余計にしょぼく感じるから勘弁しちくり~・・・・・・まぁ、催事としては最優秀の部類なんですけどネ。

・アメリカよりもアメリカンなホットドック
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で か い
正直、食べづらい。

・そのほかもろもろ
こうした催事のいいところは、なんかブラブラしてるだけでかるーくウィンドウショッピングが楽しめる点。
これはネットではムリな事なんですよね。いくらあがいても画面の中と五体で感じるのは違うってワケ。

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行列のできてたフランスパンは気になって食べました。バターとかがそれぞれフランス系揃えと日本製品揃えで違うんですって。
なお、私は甘みが強く出てジューシーなジャポネのがオススメ。

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今回は骨董販売とかもやってまして。ナポレオンの手紙らしい(なお飾ってあるのはコピー)んだけどサインがカッキェーなナポレオン・ボナパルト!


こんな感じでブラブラしましたとさ。
めでたしめでたし。


・・・
・・・・・・で、ひとしきりフランス気分した後に

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別の場所でこの始末。
おかげで今月は本気ですっからかんといいますか生活困難状態確定です(マジです)(重ねて言いますが実費です)
近々、これら豪華な古酒特集しますのでお楽しみに!

あ、結構買えるのかこのバター・・・・・・便利だなぁネットショップも

今年はついに熟成したシャーヴ様が呑めたのヨ

| フランス | 19:22 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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サンテステフの王道、ボルドー最高の土地と言われるスーパーセカンドたる風格の紳士さ。 シャトー・モンローズ2012

うぇるかむ!
昨日は寝落ちてましたうぐぐ・・・というわけで、なんだか久々に通常更新?
ボルドー展帰りなので、しばらくボルドーにしょうと思ってますけど、早い段階で大物行ってみます。

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シャトー・モンローズ2012
サンテステフの代表選手ですネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
近年になってラベルが変更になったみたいですね。カラーのライオンとかいる古典的紋章からモノクロのシンプルなものに。
2006年に所有者が変わったからかな?
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良くあるタイプの裏面。

言わずと知れた、「サンテステフのラトゥール」「パーカーポイント100点2級最多」「スーパーセカンドの代表格」としてしれれるシャトー。
因みにこの年号は92~94点。前年が89+だったのでまぁ普通年って感じなのかな。
山とバラの造語で「モン・ローズ」だったりと華やかな名前なんですが、基本的には伝統主義であり花型プロデューサーの存在もなし。
ただ「土地がボルドーで最高!」はとにかくひっきりなしに言われるワード。
ジロンド河近くで、斜面のついた丘で砂利質が強い・・・・・・という全てに当てはまり、そんな果実のとれっぷりからか比較的安定した評価を受けている荘厳なシャトー。
などと、まぁどこでも言われる事なのでサクーッと本題に。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
あれ、結構呑みやすいゾ!?
熟成が10年いります!なんて言われもあるワイナリだったと思うんですけど、これが意外と今飲んでオイシイ。2012年だからかな?

色はハッキリとした赤紫でほぼ透けない強いカラー。
香りにかなりまろやかにバニラのタッチが出ていて、全然抜けてません。
葉巻や胡椒の印象もあり、そこにうっすりと果実ソースが見える構造。
なんとなーく、ボルドー的なようなそうでもないような・・・・・・と香りから感じはするんですが、味わいも全体にダーティーなチリカベルネっぽさを思わせます。
綺麗に飲みやすく、しかし壮麗なところはボルドー大御所の実力でしょうか。
絹のタッチあるアタック(ここはメルロも良作)、カシス要素はほのかにジャミーなもののエッセンスといった感じで今はまだバニラ感とシナモンスパイスが豊富。
アフターに割りとそうしたチャイティー的な要素が残り、まったりとした感じ。
全体に華やかというよりは落ち着いた要素が大きくて、果実もどっしりとしてますし甘味や酸味もまだバニラ要素が大きいとはいえしっとりとしています。
ちょうど雨のシーズンに飲むような、重たげなキャラクター。
この年号にして大人すぎるような、そんな部分があるのが魅力かな。
大人紳士なキャラ。大英帝国って気分。
カリフォルニアの新モノカベルネだいしゅきー!な私なんかには好ましい味わいでありますが、伝統的ボルドーファンは確実に寝かせるべし。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
スーパーセカンドにしても安めでは?
比較的15000円アンダーで見かけられます。
評価の良いワイナリと土地である割に、随分と価格は控えめではないでしょうか。なにせ、一級各位が5倍ぐらいする時代ですからネ。
レオヴィル系やライバルのコス・デストゥルネルの経験よりは個人的に今回のは評価良いと思います。
また、かなり果実感がしっかりと感じられるのも好印象で、作りそのものはクラシカルであるにもかかわらず新世界の潜在的良好な産地の果実の旨味と似たモノを覚える・・・・・・ということで、かなり万人に良いスタイルではないかと。
高級ボルドー入門にもこれはいいのではないでしょうか?データが地味なせいか評価の割に安いって事なのかな。

というわけで、モンローズ2012でした。
そんなに大興奮するってタイプでもなく、ただただボルドーの新モノの良さと果実の潜在性を見せてくれたワインでしたネ。
サンテステフってかなーり固い印象のある産地だったので、飲みやすくて驚いたのが評価の良さになっちゃったかも?
例えられるラトゥールもそうですが、この作りってどこかカリフォルニアに親しく思う部分がありまして・・・・・・これは作りの部分なのか、テロワールなのか。
も少し勉強しないとなぁ。

意外なほど安いと思いません?
[2012] Chateau .Montrose-シャトー モンローズ

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価格:15,984円(税込、送料別)


朴璐美女史がやる少年~ショタ感(エルリック除く)。

| フランス | 13:21 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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国立西洋美術館のボルドー展に行ってきました ~ついでに怪しいグリュオ・ラローズ1998

うぇるかむ!
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行ったぜ☆
というわけで、昨日はボルドー展に行ってました。
中が写真とれないので何ともお伝えが難しいのですが、ザザーッと感想箇条書き。

古典西洋絵画あんまり向いてないなぁって我ながら思った

・というのも、例えばチケットに書かれたドラクロワとか確かに迫力はあったんだけど、そんなに感動痛み入ったりしなかったというか。リアル寄りの絵画は私はどーにもお肌に合わないらしく,ここでもキュビズムとかの方が好きだったり。

・キングダムハーツみたいな鍵とかクラシカルな椅子と机の方が絵画各種よりキャッキャウフフ出来たんですが、それよりも圧倒的に知らん人のリアル系絵画の方が中心なので結構キツさが・・・・・・

・ワイン好きとしては、見どころは「アンフォラ」「当時のタストヴァンなどの各種用具」「1920年の一級シャトーのラベル及びブランヌムートン(今のシャトー・ムートン・ロスチャイルドね)のラベル」「モネのボルドーワインおじさん」辺り。

・アンフォラはピースを合わせた継ぎ接ぎ状態で「なんか割れてるツボ」なんですよ。これが一番楽しみでもあったんですがあんまり感動しなかった。

・一級シャトーラベル1920年各種はあんまり建物が出ることがないムートンとか別角度からみたオーブリオンとかの絵でそこそこに興奮。ムートンのシャトーも結構立派ですよネ。なんだかんだ言って横に長いラフィットとか、ラトゥールのあの丸っこい別舎とかもいいよね。マルゴーはもう言わずもがなである。
このラベルコーナーがもっと拡大してやってると超興奮だったんでしょうが、それはちんまりとあるだけなので、目当てにするにはパワーがないかも?

・モネ兄貴のなんか瓶からヘンなおっさんの頭が生えている絵は、当時のそれもフランスのしかも巨匠もこういう擬人化をしているということで、当ブログ的にはとても安心しました。
かのクロード・モネもワインを擬人化してるんだから、当ブログなんて正当派もいいところなのだ(結論

なんかこじらせたようなところに至りましたが、当時からワインは高級な趣味であるし、または非難の対象であったりもし、古い文化から現代のフランスを敢えて見つめるという気風も面白いなぁとは思いました。
まぁ、1500円ですしね。グラス一杯分は楽しめたかなぁと。

~当日呑んだ怪しいワインの話~
実はこのボルドー展に行く前に、とある有名なボルドーワインを飲んでいました。
ま、タイトルの通りなんですが
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グリュオ・ラローズ1998です。
たまたま行く前に併設バーがやってる某店にいったらこれが大体ボルドー展のチケット一枚分ぐらいで呑めると。98年のグリュオ・ラローズ。
グリュオ・ラローズは以前やりましたが、それなりに嫌いでなかったしサンジュリアンはそもそもボルドーでは好きな地域なのでじゃあ、気分を高める為にもとカウンターに座って気づきました。
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なんかふいてるっぽい?
普通の液ダレやトラブルにしては異様なシミ・・・・・・明らかに輸送か補完がよくなさそーな雰囲気。
しかも、抜栓が一昨日の夜だという。二日目後半の、それもボトルダメージあるんじゃないの?しかも10年以上の経過、うーむ・・・・・・

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でも、まぁ呑めました

全体にエレガント寄りといいますか、全体にライトボディな感じですし中抜けも多くはあったもののひどい香りや呑みづらさなどはなく、スムーズに呑めちゃったという。
これは二日目マジックなのか、それとも「ワインの王(自称」は流石ナノデス!ということでしょうか・・・・・・
キノコ系要素は香りから多めに、色も褐色めいていましたが、バター感が多めにあって、梅とアセロラの果実感。
サンジュリアンですと言われれば納得かなっていう。
まさに「継ぎ接ぎのアンフォラ」「部分が消失したドラクロワ」みたいな感覚。

というわけで、一日ボルドーっぽさを満喫しましたとさ。

何にせよ思うのは、フランスワイン特にボルドーというのは改めて古典美術なんだよなぁという事でしょうか。
その点では、当ブログよりも漫画神の雫の方が方向性は正しかったのかもしれません。
だからコミック派の私なんかにはあまり好印象になることが少ないのかなぁとも。
この辺り、色々と文化まで知っていると、よりワインは楽しめるんだなぁとシミジミしましたとさ。
逆に、美術好きな人はその文化のお酒とか料理は楽しまないと勿体無い!

実物のドラクロワは確かにでっかくてインパクトはありました

98年、液漏れ多いっぽい?

| フランス | 23:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ボルドー展に行ってきます~一応更新予定も追記~

うぇるかむ!
本日これより上野のボルドー展に行ってきますので、もしかしたら通常更新ないかも?デス。
これが面白かったら、久々にボルドー特集とかしようかな。

とはいえこういうのはやらないと思います。


多分、コレはやる
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| 未分類 | 12:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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セントラルコーストはヌフの夢を見るか? クニン・ワインズ・パプスター・レッドワイン2013

うぇるかむ!
私が最も敬愛する地域のひとつにセントラルコースト(カリフォルニア。特にサンタバーバラおよびイネズava)があります。
で、その地域はなんといっても、ローヌ品種が良いのです・・・・・・

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クニン・ワインズ・パプスター・レッドワイン・セントラルコースト2013
これ、意外と挑発的なラベルだと思いません?

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
明らかにヌフ・デュ・パプを狙ったラベル
どっからどー見ても「フランス最強の地、ローヌ」の意識が全快なラベルとなっています。
かなり大体がして、パプスターって・・・・・・まんますぎない?
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裏ラベルは割りとわかりやすいです、あ、サンタマリアにあるのネ。

造り手のデータが日本では実のところあんまりありませんでした。
カリフォルニアインポーターでは生粋と言われる中川インポーターなんですけれども、どこをみても
「セス・クニンという人が1998年に設立したローヌ品種ネゴスでパーカーたんもそれなりに褒めてます」
みたいな感じです。
まんまパロディラベルだったりして面白みを個人的には感じるのですが、日本におけるヌフ系の「そんな人気でもない」のが後押ししてか、あんまり売れいきも良くなさそうな・・・・・・
しかしながら、私気になるわけですよ、セントラルコーストのローヌブレンドは!

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥
ナチュラルーにローヌしてる感じは、ある。
それなりのローヌっぽい感じはたっぷり出ています。むしろスペイン寄りな、ラングドックルーション系の印象でしょうか。
熟したニュアンスと海系っぽいしとやかさが程よくミックスされています。

色は比較的赤みの多い赤紫。
香りは果汁系で、プラムとアセロラ、クランベリーにいちぢく、赤と紫の両方の果実感。
バニラ要素などは控えめで、スパイスも程々。ちょっとストレートすぎる香りかな。
伴って味わいもジューシー&デリシャスって感じのティスト。
全体に上記果実の印象を大きく受けて、多少の塩っけを伴いつつ、すんなりとフィニッシュ。
あんまり後残りはしません。ツルッと飲めちゃう感じ。
おおらかさが大きく、いちぢくっぽい白身の果実もこなれると感じられ、概ねストレートかつスマートな出来に。
アフターがくどくない、というのがローヌのイマイチなパターンやスペインのド濃い系との最大の違い。
アタック部分の強さが果実度が高いのも同様でしょうか。
総じて、そんなに強いワインでもないのですが、セントラルコースト周辺のローヌブレンドらしさはきっちりと感じられる出来です。
それなりに豊満な先生(家庭教師)キャラみたいな、そういうほどほどさ。新任教師っぽいよネ。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥
値段は意外として4000円超えてくる・・・となると、本場ローヌの有力者達も買えるようになっちゃいますし、濃いワインが欲しければスペインの同価格だとずっとカルト的な濃さや旨味があるものが買えちゃいます。
全体に器用貧乏なワインなので、ちょっと惜しい気がします。それがあんまり店頭で見かけない理由のひとつなのかも?
ちょっと惜しい気がするこのワイン、プレゼントにはやはり名前とかで何とかしないと厳しいでしょうし、あんまりブラインド映するワインでもないかな。
ただ、いわゆる地域のワインとしては妥当性を私は感じました。
セントラルコースト好きとして、セントラルコーストのローヌブレンドを知りたいならば、とりあえずのサンプルとしてはオススメかも。

というわけで、クミンよりパプスター2013でした。
案外寝かせてみても美味しくなりそうな気がしないでもありません(それでももう数年ってところですが)
まず、ローヌを日本で超える為には、もっと輸入されなくっちゃいけないとは思うので頑張って欲しいところではあるんですけどネ。
あとは認知の問題だと思うんですけどねぇ・・・(しみじみ

昔の方がパプに喧嘩ふっかけてないラベルだったみたい

平井堅貼ろうと思って検索したら全然出てこなくてびっくりした

| アメリカ | 23:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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安旨ジンファンデルのど定番、今さらながらにその安定度に驚く。 ペッパーウッド・グローブ・オールドヴァインジンファンデル2013

うぇるかむ!
一気に昨日までの値段からグッっと下げてデイリーユースなジンファンデル!

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ペッパーウッドグローブ・オールドヴァインジンファンデル2013
ど定番品ですネ!

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥(デイリーとしてなら+♥)
ラベルデザインはとてもシンプルで、同時にデイリーワインらしいデザインだと思います。
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最大の特徴はゾークというなんか強そうな名前の最新キャップの部分なのですが撮り忘れOTL
まぁ、どこでも見れるしねコレ。

ワイナリーはドン・セバスチャーニ&サンズというメーカー。
2000年設立のネゴシアングループで、名前の通りドン・セバスチャーニとその息子達が立ち上げて、いくつかのブランドを作り、特にこのペッパーウッドグローブシリーズでデイリーワインとしての人気を得まくります。
日本では雑誌一個人での三連覇がやたらと書かれますが、そんなワイン専門でもない雑誌に乗らずともスペクテイターやワイン&スピリッツの安旨ワイン賞の常連です。
エンスージアストに至っては2005年にアメリカンベストワイナリとまで言ってしまったという・・・・・・
と、安いワインに欲しい経歴が割りと揃っているんですが、あまり語られませんがドン・セバスチャーニはそもそも血統モノのサラブレッドだったりもします。
ドン・セバスチャーニは3代目セバスチャーニにあたる人物らしいのですが、じゃあ初代はなによ?っていえば
「ソノマで1904年からブドウ作りをしたイタリア移民の富豪、サミュエル・セバスチャーニ」
で、地元ではモンダヴィよりもずっと英雄。ドンの父親もソノマのワイナリとしては英雄的で1940年(!)頃のスターワイナリがセバスチャーニ・ワインズでした。
あれ2000年設立ちゃうの?という疑問が当然湧きますネ。
それはなぜかというと、ドン・セバスチャーニは実は妹とコンステレーションワインズ社に既存のワイナリは全部売っぱらってしまったから。
それで2000年から「始め直した」のです。
何気にモンダヴィなどと同様、意外と長い歴史を持ってたりする血統の格安ワイン郡。
今回はオールド(年数は不明)なジンファンデルなのですが、改めて思うのは・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥
ふっつーに出来た仕上がり
雑なく、デイリーワインの印象をふっつーにやっているジンファンデルです。
そこそこの濃い口、しかし甘すぎないという出来栄えは彼らがもともとイタリア移民だからなせるのかも?なんとなーくイタリアのモンテプルチアーノとかそっち系の味なんです。

色はそんなに濃くはなく赤紫。
香りはプラムやブルーベリーなどの紫果実の感覚で、単一的。
果汁の中にほのかには胡椒などが見られ、落ち着いた印象。
味わいも全体的に果実をベースにして、比較的濃い口のスタイル。
まったりとした口当たりと余韻で、全体に浮いた辺りはジンファンデルらしいと言えるでしょうか。
ほのかにピンク果実っぽさなどもあって、それなり。シロップ感は多少あるものの、それがチープにはならないちょうど良さ。
ただ、かといって特色のある味わいという程でもなく、なんとなく濃いというところで推移しています。
オールドヴァインらしさも多少あるかな?というのはどことなくスパイス要素と重たいエキス感から。
タイトルや表紙はなんかすごいけど内容は普通なライトノベル的?
サクッとした感じ。まさにデイリーワインか。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥
1500円ですからネ、という感じのまとまりで出来ているジンファンデルではないかと。
カリフォルニア低価格としてはなるほど秀逸め。
ちょっと今回厳し目につけてるぐらいで、味もコスパももうひとつ♥してもいいかな?とも思うんですが、今やデイリー価格は色んな国があるわけで・・・・・・その中では抜きん出て買いでもないかなぁ。
悪くない味、ではあります。デイリーにケースで買ったりハウスワインにするのは十分な出来でしょう(っていうか実際ハウスワインにしてるところで呑んだ訳で)
ブラインドしたりすると高得点とっちゃうタイプでもあります。あんまり欠点も無いんですよネ。

というわけで、ペッパーウッドグローブのジンファンデルでした。
割りと人気のデイリーワインでしたが、なるほどなかなかって感じです。
尖った部分こそないものの、全体のスタイルは整っていてさすがのデイリー血族といったところでしょうか。
箱買アメリカーンな感じ満載の品でした。

この値段の基準的でもあるかも?

ワイン版のこういう感じの本で人気って訳

| アメリカ | 21:32 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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布施さん?ナパのキュートなスタイル、そのメイド喫茶感。 フューズ・カベルネ2011

うぇるかむ!
連日ナパカベで更新なう!という訳で、今回はナパのキュートな方。
・・・・・・ふぁっ、キュートって何かって?
ナパのカベルネ、と一口でいっても「重たい気風のあるスタイル」と「比較的軽やかで甘いスタイル」があったりなかったりするんですが、今日は後者な訳であります。

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フュース(フューズ)・ナパヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨン2011
FUSEだけど「ふせ」って読まないでネ(あえて布施さんにプレゼントした名ソムリエが日本にいるらしい・・・)

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
これまたカッコイイような悪いような、何とも現代的なエチケットデザインとなっています。
簡単に作れるような、作れないような・・・?融合、という名前の意味合いはあまり感じられないんですけど、こういう怪しいラベル好きなんで+ポイント!
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裏もそれなりにカッチョイイのでオマケって感じで。

造り手はシニョレロ・ヴィンヤーズというところのレイ・シニョレロ・・・・・・だと思います。
実はこのワイン、このインポーターさんにしては珍しくあんまり大本で情報がなくってですネ。
で、ちょろっと調べたところ、シニョレロ・ヴィンヤーズという所が大本。裏ラベルの下のほうにプロデューサーって書いてありますねプロデューサーさん!
レイモンド・シニョレロというサンフランシスコの方がスタッグス・リープAVAとオーク・ノールAVAのちょうど狭間に1977年に栽培を初めたのがスタート。
いわゆるブドウ栽培屋だったのが、1985年に独立してワイナリとして立ち上がり、今も家族経営でひっそりとしかしそれなりの老舗なりの広大さでやっているみたい。
一度シニョレロの商品、輸入停止にもなってるみたいですネ。そのせいか情報が少ないのかも?
このFUSE以外にもシリーズのようなワインがあるのですがいずれも「シラーやマルベックも入れたナパAVAのクラレットで1000円前後の差」というちょっと不思議なアイテム群になっています。
たまーに見かける所謂「お買い得ナパ」で、セパージュはどうやらカベルネ79%・メルロ14%・シラー6%・マルベック1%というエルミタゼ寄り。
さて、実際どうなの?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
正当なるメイド喫茶スタイル
メイドさんレベルは高いですね。
・・・・・・え、何言ってるのって?まぁまぁ。
かなりまろやかかつ赤っぽさがあるタイプのナパカベで、荘厳さや重たみや歴史ロマンめいたリッチさなどは感じさせませんが、ナパらしいカシスとミルキーな印象がしっかりとかるーく感じられる塩梅の良さです。この手のタイプ、私結構好きなんです。

色はカベルネ系としては比較的透けるクリムゾンレッド。
香りにバニラのタッチがふんだんにあって、カシス要素と少しの青い草タッチがあります。
青さの部分は2011年ならではなんだろうなーって感じでちょっと蛇足気味なんですが、基本に忠実に果実感とクリーミーな印象を香りからうけ、味わいも同様。
カシスソース、クランベリーやダークベリーなどの果実の酸と甘味をまず与えつつミルクがドバッとかかってくる。
ぽったりと柔らかな口当たりとそのままミルキーさを多めに残したフィニッシュ。余韻の長さ自体は少し短め。
バニラ要素はコーヒーとまではいかず、日本製カフェオレぐらいの印象。
香りに比べると刺もなく、ふわふわなパンケーキの印象でしょうか。しっかりまろやか。
全体に「強いワイン」でなく「評価が高く出るような」要素自体は少なく、悪い言い方をすればナパとしてはこじんまりとした爆発の足りないワインではあり・・・・・・ただ、このタイプぐらいの方が飲みやすく、単純にオイシイって気もするんです。
こうした包み込むようなナパヴァレーのワインを私は「まるでメイドさんやー!」とか言っている訳なんですが、その中でもキュートでフリフリなミニスカメイド喫茶全快系。
お帰りなさいませご主人様☆な訳。
そう、オーパス・ワンを原点としてる私にとってはアットホームなカフェみたいなもので、何ともゆったりしちゃうんですよねー
(因みに私、メイド喫茶そのものは未経験)

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
5000円ナパとして、全うな出来
現地ではずっと安いっぽいんですが、日本でのむ分には輸入費含めてこのぐらいかな?という通りの価格といえるでしょう。
ナパワインマニア的には、比較的普通のワインとして映るかもしれませんネ。
このぐらいの価格のナパを試していない人にはオススメしやすいし、呑みやすいので万人受けするタイプ。
融合とう名前や上述の通り読み方を変えてプレゼントするなんて手法ならプレゼントも可。
結構一本でメイド喫茶ライクな感じなので、あんまり食事と食べなくてもいい気がしますが、敢えてのオムレツで更に気分をあげるのは悪くない・・・のか!?(卵料理とワインは相性が悪いって言われてますがそんなことはどうでも良くハートマークをオムレツに書こう!)

というわけで、フューズ(フュース)というカベルネの2011でした。
感じ方として私は今回妙にメイド喫茶と書いた気がしますが、読者の皆さんはコレなんて思うのだろう?
やっぱり、カシスとダークチェリーと……以上にはならないのかしら。
こじんてきにはド直球にナパ・カベルネだなぁと思いますし、そのベースとして悪くないワインだと思うわけでしたとさ。

ネットショップではこんな新しいデザインなのに流通が少ない。また、2012年も日本入荷あってそっちの方が旨いとも噂。

クラシカルなロングスカートじゃない、ミニスカ系な感じネ

| アメリカ | 19:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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X-メン!?PP100点ワインと戦えるプレミアムナパ! エクスタント・オニール・ヴォスティ・ワインズ2008

うぇるかむ!
一昨日はレイルというPP100点ワインを取り扱いましたが、本日はですね・・・・・・

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エクスタント・オニール・ヴォスティ・ワインズ2008
それに匹敵しうる味わいのワインです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
どうみてもX-メン

そんな感じのラベル。
これ、妙に賛否分かれてる感じで「これダサすぎでしょ」という人と「これ面白いネ」という人の二択。私は・・・・・・うーむ、微妙なところだけど一応+♥しときます(どっちだ

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裏もまぁ普通めかな。

造り手はジェフリー・オニールとローレンス・ヴォスティの共同出資で醸造家はジェフ・ガフナーという業界のそこそこベテランの人達が2001年に初リリースしたワイナリ。
あんまりシラれてない3方ですが、オニール氏はアメリカ大企業ゴールデン・ステートのCEOでワイン・インスティテュートの会長。
ヴォスティ氏は20年以上もワイン小売をやっていたもっぱらのコレクターで「CVWS」の会長。
そんなワイン業界で売り手をやってたマニア二人が、「現存する、極めて優れたモノ」という造語としてつけたのがこのワインな訳です。
50過ぎのオッサンとは思えない中二病力デスネ・・・・・・
で、彼らに呼ばれたジェフ・ガフナーもそこそこの人物。
最も有名なのがシャトー・セントジーン・サンクトパージュの「スペクテイター年間NO1ワイン選出」で、どちらかというとスペクテイターウケするワインをほうぼうで作ってる人。
このワインでもデビュー当時はスペクテイターに「注目のナパ新人トップ10」と扱われ、パーカーたんもナパワインらしいと褒め、ダン・ベルガーというライター(スペクテイターの人だっけ?)に至っては「並外れている・・・100ドルのカルトワインよりずっと旨い・・・おぉ・・・・・・」
といったとか言わないとか。
特徴として、今回も2008年なのですが、比較的自分のところで寝かせてからリリースする=それだけお金持ちである事と、マルチヴィンヤードブレンドで
・カベルネはラザフォードとセントヘレナから3つの畑(これが75%以上
・メルロはヒルサイド
・マルベックはカリストガ
というアルゼンチン風のスタイルがとられている事です。
さて、そんな全体にすごいような地味なようなワインですが、ダン・ベルガーは結構正しいことを言っちゃった感じがあります。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
「ワォ!これはイイですね、レイルと戦ってますヨ!」(飲んですぐの私の発言)
びっくりしましたネ。
正直、比較的地味な方向性の重たすぎるやつかフリフリキュート系メイドナパかと思いきや高額ナパワインのタッチ全快であります!
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レイルと比べながら飲むと、さすがにレイルの方が奥深かったりエレガントだったりもう一歩濃密だったりして軍配があがるんですが、これはかなーり肉薄しているノデス。
当ブログの(大雑把な)点数付け上は一緒の味わい評価になっちゃう訳。

色は黒系で透けもなく。
香りにバター、カシスとダークチェリーにブルーベリーの質感が濃密。キャラメル感、モカコーヒーの印象もとても強くあり、贅沢な雰囲気。
結構マルベックが効いている印象です。甘味がブラウンシュガーっぽいとも。
キャラメルタッチが多めに甘やかですが、レーズンなどのタッチがきっちりと感じられる味わい。
ラテっぽさよりも濃厚さをしっかりと感じさせてすごく贅沢な印象を覚えます。
ふかふかの高級なイスにどっかりと構えるような感じ。
ミルキーさも高くあって、雰囲気は壮大な気も。
贅沢であまやかさと酸をたっぷり備えた果実要素に熟成期間もあってか、ほんの僅かに旨味感も付加されていて、機微も非常にインテリジェンスでグッド!
優雅なアフターにもなっています。デクレッシェンドがしっかりとなされて贅沢なままに終えてくれるという。
ハーブ要素は微量かな、それよりもまったり目になっています。
果実構成がなかなか良い気がしますネ。口当たりも濃厚ではありますがくどくなくナパの高級さをふんだんに見せてくれます。
とにかく超貴族。それもモダンなジャケット着てるタイプの近代の貴族です。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
8000円で買えるPP100点クラスの味わいを持つナパ。
ワォ!ホリエモンは今頃ケースで買ってそうですネ!!(堀江貴文氏はナパマニア)
濃厚系ナパカベの真骨頂ともいえる濃厚系メイドワインが税抜きなら8000円以下。
バリューワインというにはちょっとハイエンドクラスな訳ですけれども、しかしこの実力どう考えてもハーランやシェーファーに類似してるんじゃ・・・・・・
ラベルは本当好き嫌い別れるので、相手を見て選ぶ必要があるでしょうか。ネーミングの厨二病っぷりも拍車をかけていいのか悪いのか・・・・・・
ブラインドだとインパクトには案外と欠けるかもしれません。一番はナパワインの真骨頂をこの値段で見る、という部分でしょうから。
是非お肉とお試しあれ。サクッと富豪気分であります!

というわけで、エクスタント2008でした。
高級ワイン呑みにとってのバリュー・ナパといった感じでしょうか。
高い完成度を誇るものの、どこか垢抜けないのかそんなに話題になっていないワインです。
所謂掘り出し物。すごいワインがナパにもあるものですねぇ・・・・・・

売ってるお店では置いてあるかお取り寄せ可能な模様。ナパカベを今飲むならコレ!

表紙の感じがすげぇコレっぽいのでペタリと。ギル様!こういう感じこういう感じ。(なお中身は腐女子向けっぽいですガ)

| アメリカ | 14:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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正当なるイングルヌック!?パーカーが100点をつけ記念碑とまで言った歴史の重たさを感じる一本 レイル・ヴィンヤーズ・ジョン・ダニエル・キュベ2012

うぇるかむ!
ナパの2012年は「歴史的なグレートヴィンテージ」でありますが、その中でも「記念碑」と言われたとか言われないとかなワインが今回のモノ。

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レイル・ヴィンヤーズJ・ダニエル・キュベ2012
鳥さん!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
リアルな鳥さんが実にアメリカらしい
スタッグス・リープ系といい、なぜかリアル動物柄の多い国ですよねアメリカ。
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裏は歴史的なあれこれの記述が多いです。

所有者はロビン・レイル。彼女の父親がジョン・ダニエル・ジュニア。その名前がキュベ名ですジャックダニエルではない
もしもジョン・ダニエルの名前を聞いてどんな人かすぐにわかった人はカリフォルニアワインマニア。
彼は色々と日本でも知られるイングルヌックの3代目当主ナノデス。
モンダヴィのおっさんと同時期に精力的にこの地域を売出し、ナパの原産地名を初めて使ったり当時のプレミアム・ナパとして名をはせたりと、初代当主のニーバム・グスタフ氏並に活躍して一時代を気づいたのはジョン・ダニエルだったりします。
が、順風満帆かと思ったら金策に苦しみ、奥さんが発狂しついに本人も倒れて1964年には大手に買収されてしまうわけです。
1部分を残して・・・・・・

その後は割りと有名な「コッポラ監督のイングルヌック再興」につながります。
1975年にコッポラがイングルヌックの施設と畑を購入しニーバム・コッポラエステートを作ってルビコンを誕生させ、その後名前の商標権を巡って激しい(主にマネーゲーム)な争いの末に、

イングルヌックという名前を元イングルヌックの土地で作れるようになりましたとさ。
めでたしめでたし・・・・・・

で、終わらなかったり。
コッポラが買い戻したイングルヌック畑は全てではなく、実は娘のロビン・レイルにわたっていた部分が「ナパヌック」です。

そう、ムエックス兄貴の現ドミナスの所ね。
エノテカが書いているドミナス紹介文章にこんな一文があります
コピペ「イングルヌックは1960年代以降ワイン造りは引退しましたが、畑だけは親族に相続させており、ムエックス氏は彼らとともに、ジョイントベンチャーとしてドミナスを立ち上げたのです。」

ということで、この頃は畑の所有者はロビン・レイル女史とクリスチャン・ムエックスの共有だったという訳。

その傍らで、レイル女史はビル・ハーランとメリーヴェイル・ヴィンヤードを共同経営してたりします。
ビル・ハーランですよ・・・
なお、ハーランはこのメリーヴェイルの後にハーランを設立する、言わばハーランの修業の場だった訳です。


が、レイル女史は94年にそれら株式を殆ど売却。畑もナパヌックに殆ど渡しています。
95年に得た資金で今回のレイル・ヴィンヤーズを作るという訳。
その内容は「ナパヌックにも手放さなかったロビンレイル的最高のブロック+新たにハウエル・マウンテンに買った畑での醸造」です。
よって、「ニーバムの血筋を引いた人間による正当なるイングルヌックの後継ワイナリ」と言っていいのではないかと。
醸造家に呼ばれているのはフィリップ・メルカ。超有名人でPP100点ワイン請負人の一人でありますが、彼の経歴にドミナスがあるので、恐らくその頃にレイル女史とは知り合っている様子。
そのため著名コンサルトになってからもメルカプロデュースが続いています。
レイル女史は「次代のアンドレ・チェリチェフ(モンダヴィとJダニエルの師匠)」と彼を評して、なんかもうすげぇな歴史の教科書かよみたいな状態!

そんなレイル・ヴィンヤーズ・Jダニエルの2012年です。
これは更にパーカーポイント100点(アドヴォケイト点じゃないよ!)をとり、パーカーたんが
「今年はテンアゲヴィンテージだったナパなんだけど、その中でもこのレイルは文句なしにパーフェクトで記念碑だわ。1989年のモンローズの若い頃みてぇだからマジで、見とけよ^~」(意訳)
と興奮気味。(ちなみにモンローズ1989はPP96点)

めちゃくちゃ長くなったこの項目!まさにナパのイングルヌックをめぐる歴史の流れ着く先にあるワイナリな訳ですけれども、この長い前振りの後でガッカリしたりしたらどうしましょう・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ワォ!ベラボウなワインだな!!
ナパの最上級クラレットの持つパワーがびんびんでありました。すごいなコレは、まさにパワフル。
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なお、この鳥さんの見つめる先にハーラン君がいたりします(この日はコレで満足しちゃってハーラン呑まなかったんですけどネ)

色は黒。赤紫というよりもはや黒で濃厚。
香りに強くダークベリーやブルーベリーやカシスのジャムがどっと感じられ、バニラ的な要素はあまり強くなく、凝縮した果実のパワーが強いです。
また、そうした果実パワーの割に構成が良いのか原始的だったり野生的な要素はありません。
香りだけでオシャレにジャムを飾ってるパン屋さんみたいな気分。
味わいもどっかりと強く、特にカシスとチェリーの要素がハッキリと撃ちだされています。
それからダージリン紅茶とモカコーヒーが両方出てきて多重なティーパーティーの様相に。
アフターにはミント要素が備わって、アタックの重厚さのくせに軽やかな印象を最後には持つかも。
口当たりはなめらかで、果実の移り変わりが繊細さを感じさせ大人の質感。
甘さが余韻にかかるわけですが、そこには果実と美味なソンブラコーヒーがもってる豊かな甘味。
スパイス感はあまりなく(シナモンを感じる人はいるかも)、凝縮と紫の果実の爆発的感覚がエロティックかつ凄まじい訳です。
でも、バランスがいい。ワォ。
カベルネ主体の若いワインに欲しい要素がふんだんに入り、それでいて下品すぎずに美しく、優美な気分になる・・・・・・
うん、パーフェクト。
これだけ構成要素が重たさに寄っているにもかかわらず、エレガントに〆てくるのが最高ですネ!
もはや空間をファンタジー世界の綺羅びやかな晩餐会に連れてってくれる、チケットのようです。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(手に入れられれば)
金力のある人は見つけたらクレジットカードを出すこと
この2012年、凄まじいワインの割に買えると4万円アンダー。

で、まぁ、ネットでは売り切れちゃっている訳。他のパーカーポイント100点カベルネって5万はしますからネ。
豪勢なナパ、というにはバランスが良すぎる人もいるかもですが、全部の要素を持ち得た歴史ある一本として是非ご検討ください。

というわけで、レイル・ヴィンヤーズよりJ・ダニエル・キュベ2012でした。
凄まじいワインだった、という他ありません。
最高級のハイエンドクラスとはこういう事だよなぁとしみじみ感じさせられる。
低価格の濃いワインとの最大の違いはその味わいのバリエーションとアタックからアフターにまで渡る優れた高級感。
そこに長すぎる前置きができちゃうぐらいに外的要因が重なれば旨い訳ですな。
是非万人に味わっていただきたいワイン、なんですがそうはいかないのが一番の悲しみ。

評価がずっと下がる08年はネットで半額ぐらいで売ってたり。

ヴァンパイアとかメイドとか魔法使いとかみんないてパーティーする感。もはや魔法。

| アメリカ | 13:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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呑み頃まで「神のみぞ知るセカイ」? カユース・ゴッド・オンリー・ノウズ

うぇるかむ!
実は先日2つのピノを紹介したんですが本命はこのワインを呑みにいったのです!

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カユース・ゴッドオンリノウズ2011
ワシントンのグルナッシュだ!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
如何にも私が好きそうなアイテムである
アーティストラベルは問答無用で5ptにしてそうな勢いがある当ブログですが、その中でもカユースですからネ!
当ブログでは理想の味としてバイオニック・ケロちゃんを既に紹介してます。ので、ワイナリそのものはそちらにて。
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裏までコレ。これぞアーティストラベルでありますようむうむ。

今回のワイン、神のみぞ知る、という名前のグルナッシュ。
カユースの自社畑であるアーマダ・ヴィンヤードという小石でいっぱいの畑から90%のグルナッシュ、そして残りが「神のみぞ知る」なワインとなってます(まぁ、恐らく畑の都合上シラーは入ってる)
この2011年、相変わらず評価は高くスペクテイターはカユースの2011年トップワインに選んでたり、アドヴォケイトでもジェヴが「ショッキングなほど旨い!ノックアウトされる!!」と96点を献上(因みに2012年は暫定97~100点)
そんなこんなで米国屈指、ワシントントップと言っていいグルナッシュです。カリフォルニア全体でもSQN様と戦う感じ?
で、そんな神の世界みたいな状態のワインなのですが・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
?????????(暫定最高で♥♥♥♥♥♥♥、最初の印象は該当外)
なんか薬品っぽくない?
当ブログで初めての評価をしてみました。「?」です。
この後ラトー様やリースやこれから紹介するナパ軍団とかがなかったら寝込んでる域で、正直最初の印象は今年の中でもワーストに近いぐらいでした。
うーむ?

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なお、ソムリエがデキャンタしてました。理由は
「最初の方に着たお客様があまりにも不味いと大不評なぐらいに固かった」
からというもので、この御店でもめったにない開きのためのデキャンタージュでした。

色は赤みがかなり強めにあり、クリムゾンレッド系。
香りにタバコとハーブ紅茶感、最初の印象は・・・・・・イソジン。ガラガラするあれ。
香りからくる甘さが異様なほど人工的な薬っぽさを感じてしまうもので、うがい薬かと思うような最悪のスタートをしてしまい、味もそのまま。
ヨードチンキ感、薬品系が多めに出ていて長くタニック。
甘味および酸味が味付けられた薬用シロップのようなタッチでそのくせそれが長く続くという、どうしたものか困ってしまう内容。
……という、最初の印象がとにかく良くありませんでした。
が、時間がたつと変化をちゃんとして、甘味と酸味にがマンダリンオレンジのタッチを見出し口当たりや香りからも棘ついた感じがグッと減って自然派よりの素朴なグルナッシュに・・・・・・なったかなーってところで飲み終えてしまったのでした。
最初と最後の印象があまりに違いすぎ、またそれが「時間経過によるもの」なのか「舌が慣れると良くなるタイプ」なのかもちょっと判別つきづらいところ。
あんまり使いたくない言葉ですが「呑み頃でなかった」のだろうと思います。
うん、多分・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5pt)

そんなわけで最後まで?
いや、これどうなんでしょうネ?
果たして2万円近いグルナッシュとして、正当に良くなるのか謎なわけです。
ここまでの評価、言ってみれば「高すぎるDr Pepper」ですからね。
でも、最後の印象が残っていてそこから察するに熟成したりした時に初めて良くなりそうでもあるんです。
まさに、呑み頃すら「神のみぞ知る」なんです。
神でもわかるのか?
したがって、熟成機関も持たないトーシロには扱えないアイテムです。
セラーを最低200本分ぐらいは持ってて初めて「買ってみる価値があるかも?」ぐらいかなぁ。
これほど悩ましいワインもなく、化ける可能性が捨て切れません・・・・・・

というわけで、カユース・ゴッドオンリノウズでした。
ここまで「今すぐ飲むのを薦めない」ワインは珍しく、ビオンディ・サンティなどのブルネッロやピエモンテ系ワインと同列な年月を必要とする気がしてなりません。
誰か、呑み頃を教えて(そして呑ませて)

もうこれわかんねぇな(匙を投げる

攻略出来るのか、コレ?

| アメリカ | 23:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ガローニが好むサンタクルーズらしい海なピノ!聖剣伝説じゃないよ!! リース・サン・マテオ・カウンティ2012

うぇるかむ!
昨日につづいて、セントラルコーストピノであります。

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リース・サンマテオカウンティ・ピノノワール2012
サンタクルーズおよびアンダーソンヴァレーの生産者です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベル自体はとても簡素。
高級か格安かの二択みたいな感じですが、これは前者の方であります。
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裏も本当にサラッとしていますネ。

造り手のリースはケヴィン・ハーヴェイ氏が立ち上げた「なるべく全部自社畑でやりたいな!」が合言葉なワイナリで2001年に出来たとのこと。
ビオディナミなど自然系な造りをするのが目的で、自社チームで高級ワインを作り上げる・・・・・・というのが基本方針であり、テクニカルデータもグラヴィティフローやドライファーミングなどなど自然派系なワードが転がっています。
評論家としてはガッローニたんが
「見つけたら迷わず買うべし!」
と念を推したというのが一番大きいようで、それなりの評価自体は獲得している模様。
いわゆる、メーリングリストワインで、日本にも今回初めて公式入荷しているようです。
主だった情報の中でも、サンタクルーズのピノというのが一番珍しい部分かもしれませんね(日本ではあんまり入荷してない地域だろうと思います)
そんなこんなで、「通には興味がわきそうな」感じであるものの全体に地味な印象もあるピノだなぁというのが正直な所。
そもそも私、これら情報も呑んだあとで調べて公式インポーター文章ぐらいしかないなぁって気分でしたからネ。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(海ピノ好きなら+♥)
磯系ピノのシリアスな雰囲気だ!
ちょっと暗みのある、しかしなかなかに綺麗な出来栄えで、海から近いのだろう味わいのピノの中でも明確にその表現をしつつかつ呑みづらさがない、なかなか秀逸な内容になっていました。
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昨日のラトー・マチネと比べると、リースの方が個性的。

色は写真ではラトーと似て見えますけど実際はかなり違いがあります。
中心が朱色になりつつあり、フチはオレンジがかいま見えるほど。
2012年というヴィンテージにしては老けています。何かしら原因あり?
香りにかなりの葉の要素、アールグレイ紅茶的なフレーバーが強く出ています。
香りだけだと頑なな印象すら持つでしょう。
味わいはそうしたアールグレイ&ダージリンのミックスのようなお茶っぽさ、塩や魚介を少し思わせる磯系の風味がスッと差し込み、オレンジの甘味がゆっくりと出てきて・・・・・・
え、美味しくなさそう?
そこはワインの面白いところで、こうした別々の反してそうな味わいがまとまっていると奥深かったりするノデス!
アフターの持続が長く、茶葉タイプの苦味と甘みを同時に残す点もいぶし銀なタイプ。
寒冷&海風系の独自性が満載な、ちょっと大人なピノノワールです。
そんなわけで、イメージしちゃうのは名前もあって


リース!
なんだけど、こう、原作の初っ端から重たくて暗く幸薄な感じを提案したいんですが楽天で調べてもこうなっちゃってそれこそ悲しみ・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
1万オーバーのピノとしても、個性がある部類なのでこのタイプが好きな人はそれこそ迷わず購入を。
ニューワールドおよびシュペブルがダメな人はあんまり好まないだろうタイプではありますネ。
基本的な作りが大きくブルゴーニュとは異なるタイプ(これこそテロワール?)
好きな人向けのアイテム、と思います。コレばっかり買う人は続出してもおかしくありませんが、日本ではあまりこのタイプに狂ってる人って聞いたことがないので、コスパ最高!とは言い難いかもぐらいの。
サンタクルーズの高級品、という枠組みがそもそもあまり見られない例なので、ワイン通ほど興味がわきそうな上級者寄りアイテムです。
あまりワイワイとした環境よりも、しんみりとした黒基調の地下バーとかのが雰囲気出そうなタイプなので、上手く使ってあげてください。

というわけで、リースよりサン・マテオ・カウンティでした。
総合評価およびこうしたサイトにおける点数付けとしては昨日のラトーには大きく負けて見えてしまうかもですが、個性的かどうかでいえばこちらの方がセントラルコーストなりの雰囲気があるんですよ。
意外と一長一短の飲み比べでした。あなたはどっちが好み?

海ピノ好きなら是非

聖剣伝説の2と3ってスクウェアでも最高峰の人気だと思ってたんですが、グッズが少ない。そうでもないのかしら・・・

| アメリカ | 23:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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劇場版総集編サンタバーバラ!?米国最強レストラン限定だった米国弩級のピノ! ポール・ラトー・マチネ2013

うぇるかむ!
当ブログ、格安なアメリカワインに対しては妙に厳しかったりですが、逆に高額になると甘かったりすることも。
何故か?この地域があるから!

AEBXm.jpg
ポール・ラトー・マチネ2013
久々のラトーです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
以前にも最高キュベのランスロットベル・デ・ジュールとハピネスを同時にだったりで何かと飲む機会に恵まれています(デヘヘ)
おおまかに詳しくは上記リンクで。
色々呑んでも絶対的にほぼ旨いサンタバーバラの中でも今最も売れているワイナリといえばこちらです。

で、今回のマチネ(マチネー)は日本では初輸入タイプなんですが、その素性は
「フレンチ・ランドリー専用のバラエタルブレンドなポール・ラトー」
です。
フレンチ・ランドリーといえば、フランスの人気店・・・・・・では全くなく、アメリカのナパに活気をつけた「ワイン通なら涎を垂らしながらアメリカまで行きたい」カリフォルニア生粋の三ツ星レストラン。
本拠地はナパ、というよりナパが有名になった理由の一つとまで言われる「土地を作ったレストラン」な訳ですけれども、そこでポール・ラトーはデビュー直後から起用されているわけでした。
で、有名レストランはすごい人達に「自分のレストラン向けのお酒」をオーダーすることがあります。
フレンチ・ランドリーは(幾つもやってるんだろうけど)そのウチのひとつにこれをチョイスしてるというわけ。
今では北欧などでは一般小売が出回っているようですが、ベースはあくまでもレストランオンリー。
それがついに日本に入荷な訳。

あくまでもレストランで安めに呑めるように、というワインな訳で、ポールラトーでは珍しく「サンタバーバラ」としてあって単一畑ではありません(ラトーは基本セントラルコーストの単一畑)。
ただ、内容が恐ろしい。某ショップがセパージュについて記載していたので、コピペしますとですね・・・・・・

「かの 『ピゾーニ』 に加え、スエルテの 『ソロモン・ヒルズ』、スーヴニールの 『シエラ・マドレ』、シービスケットの 『ゾトヴィッチ』、アッティクスの 『ジョン・セバスチャーノ』 、コンテンダーの 『ドラム・キャニオン』 という、全てが本来シングル・ヴィンヤードのためのフルーツ・ソースとなる、豪華絢爛のドリーム・ブレンド」

やべぇなソレ!
フランスワインやアニメでないとわかりづらいという方向けにどういう連中で揃えてあるかというと
「ロマネコンティとエシェゾーとサンヴィヴァンとヴォーヌ・ロマネプルミエクリュ数種類のブレンドワイン」
「キュート系アイドルの上位5位のアルバム」
ネ、スゴイデショー。
まさに新規描き下ろし多数の良質な劇場版総集編。
マチネという名前(昼興行、前売り券的でお買い得だよーみたいな意味)も実にセンスがよろしい。
しかしながら、複数ブレンドになったことでポール・ラトーの本懐ではないわけで、じゃあどうなのであろうか?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ふわああぁ!なんて綺麗な!お姉さん!触りたい!!触れる!!!(迫真
なんてこった、単一畑のハピネス版よりコレ旨いし地区でも最高レベルじゃないの!?
妥協なきレストランがわざわざソノマじゃなくセントラルコーストから仕入れてくるピノは、尋常じゃなくフレンドリーでした。

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It is all good
色は明るめのレッドでこの点はとても若いことがありありとしていますネ。
香りに濃い目のチェリーッシュさ、ハツラツとしたタッチでチェリーとバニラの絡み具合が既に綺麗。
香水みたいなバランス感覚です。ピーチ要素などもあるぐらいかな。純粋にチェリーとミルキーさで出来ているのにそれらが高貴な質感で甘だるさなどはなくそれなりにしまっている。
味わいも綺麗だなーといった感じで見事な醸造と配合のバランス。
チェリー各種が色とりどりにしなやかに香り、酸味も甘味も濃すぎず弱すぎず。
かといって器用貧乏だったり特色がない、とは一線を画するモノで、ほんわかとしたミルキー部分がなくてもまとまりが良く感じられる「最高に程よい」ピノになっています。
しかもミルキー部分までもがジャマをせずに溶け合い、エレガンスこの上なく最後も綺麗にさくらんぼのアフター。
これだけしなやかブレンドなのに果実のハッキリとした強さは、ピゾーニだとかソロモンだとかの他では濃く使われるヴィンヤードからくるものなのかしら?
甘えさせてくれる包容力あるお姉さんの膝枕に匹敵するシチュエーション。それもドスケベ路線じゃなく鉛筆と水彩風味のタッチでtyっとほんわかするセリフがついたお嬢様百合だ!(謎の表現
呑めばあら^~と言いたくなるニッコニコのワインです。
綺麗なピノの最高峰!
同ランスロットよりも今すぐ飲む上でのバランスはもしかするといいぐらいですね。
ランスロットは比較的男性的だと書きましたが、これはかなり女性系。前回Fateで例えた中でいえば、これはプリズマ☆イリヤかセイバーリリィ辺りかな。
その分、主張性は多少薄まっていますが、それが良い意味でほんわかした印象となっており食事も綺麗に食べたいと思わせてくれる気品もグッド。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
1万円前後の最高ピノのひとつ!
これが最下層の前売り券ワインだというのだからポールラトーはちょっとおかしいですね(褒めてます)
っていうか、本当にお買い得です。消費税抜けば1万円きるというのは「ワイン知らない人には高い」んですけれども、知っている人が今見るならば安いのかもしれません。
フランス流儀でいえば、これは村名ワイン(シャンボール・ミュジニーとかヴォーヌ・ロマネとかニュイ・サン・ジョルジュって感じね)にあたりますしフランス価格とも言えなくもありますが、まぁピゾーニ様が少なからず入ってるんだしねっていう。
どのような状況でも、万人ウケするワインだろうし、日本人が好きなタイプのピノの味になっておりとにかくオススメです。
ポール・ラトー劇場にはマチネでどうぞ。
ただし、「ポール・ラトーのワイン」という意味では延長線上に他のワインが感じられない点は注意。ラトーの本懐である単一畑各位はもっと濃い目のバランスであり紅茶系のタニックさも多め。そこはハッキリと「フレンチ・ランドリー様御用達仕様」になってます。

というわけで、ポールラトーよりマチネーでした。
ランスロットも大分褒めましたが、コスパなどまで総合すれば、これは相当な代物であります!
なんでこんな旨いんだろう?
エレガントピノの決定版、きっとすぐ市場からなくなりますからお買い求めもお早めに。

サンタバーバラピノの決定版といって過言どころか足りません。

ゴッドまどかさんやマミさんレベルの包容力。

| アメリカ | 23:28 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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唐突ですが~更新予定追加~

うぇるかむ!
昨日はお休みさせていただきました~ソーリー。
で、唐突なんですが

またアメリカをちょこちょこ更新するんで。

今夜の夜からダダーッとですね。
よろしくどうぞー。

| 未分類 | 10:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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安旨大賞もとった格安カサブランカヴァレーピノ。接木なしからくるクラシカルさ? ルート・ワン・ピノノワール2014

うぇるかむ!
今日はずばり昨日抜栓したワインをと。とっても安いカジュアルワインです。

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ルート・ワン・ピノノワール・カサブランカヴァレー2014
超テーブルワインであります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
実は今年の始めの方にカルメネール版は紹介してたりします
なので詳しくは省きますが、格安なのにシルクスクリーン。
そしてこのピノは
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という話。

ヴェスケンティーロというド大手がアメリカ向けに作っているテーブルシリーズのうちのひとつであり、一応は接木なしの樹オンリーなのがウリです。
兎にも角にも、テーブルワインとしては各種雑誌などでひっぱりだこ!みたいな言われのあるこのワイン、実際どうよ?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥
なるほど本格的だけど・・・・・・
うーん、個人的にはカルメネール版の方が好きかな。
カサブランカヴァレーピノでブルゴーニュ大好きなRWG誌が推奨してたってのもあって期待が高すぎたとも。
あんまり冷やさない方が良いタイプかもしれませんね。

色は単一でレッド。変化などはほぼ見られず。
香りチェリー缶と一緒に土と草の印象がとてもあって原始的な感覚。
バニラ系のニュアンスはなく、まさに果実酒って思わせてくるようなアルコールっぽさもあり。
ストレートだけれど、ハッキリとした主張性は見られており、酸とタニックな苦味がとにかく強く出ています。
土っぽさが特に強い。傾向とはいえカサブランカヴァレー系の中でも突出している。
ここに本格だなぁ~って気分になる理由なんですけれども、じゃあそれが良いかと言われると個人的には今ひとつ。
ここに響くか響かないかが全て、ですね。
余韻自体はそこそこ長めにあって、苦味のハッキリしたピノが好きならばかなり楽しめるんではないでしょうか?
私はちょっと合わなかったなぁ。
獣系よりはもうちょっと別の原住民系なピノです。名前とは合致してるネ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(好きなら+♥)
相性悪かったけど、なにせ1000円だしね。
アメリカで一番売れているチリワインの冠はなるほど価格が良いからです。
2日間で呑んで600円。3日で333円。それで甘ったるさがないピノ。ビールより安いではありませんかーって事。
多分米国ではもっと安いんでしょう。それでこの感覚が備わっているならまぁまぁナノデス。
このヴェスケンティーロって会社、ツボは心得たワインを作ってる感じはしますね。特に米国受けって感じはするかなぁと。
プレゼントにはこの値段にしては名前やシルクスクリーンもあって、そこそこ使えるんではないでしょうか。
ブラインドだとスタイルからいって多少値段バレしそうな気もします。カサブランカヴァレー検証という使い方の方が有用かな。
お肉向けなピノです。自宅でダンボールで買ってバキバキと開けるのがアメリカンでグッド!ワイルドステーキにじゃぶじゃぶ使いましょう!
日本食相手というかステーキソースにも山葵が割りとアリだと思います。

というわけで、ルート・ワンよりピノでした。
思っていたよりは残念だったんですけれども、なるほど評論家のマトを得ているような作りではありました。
大衆向けよりはちょっとワイン詳しくなったマン向けかもしれませんネ。それにしても1000円でこの本格風味のピノは作れるチリ、やっぱり侮れないなぁ。

ま、この値段ですから。ケースで買おう。

このキャラ、もともとは「侍Spirits」という日本の江戸時代末期ぐらいの世界観のゲームのキャラなんですヨ・・・

| チリ | 13:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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暑いシーズンは冷やし目に。アンティノリ系列のピエモンテ名門のカジュアルなバルベーラ。 フュロット・バルベーラ・ダスティ2014

うぇるかむ!
なんか良くわからない天気だったりするTOKYOですが、そういう暑いか涼しいのか微妙なシーズンにこそこんなワインが映えますネ。

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フュロット・バルベーラ・ダスティ2014
すっごく若いバルベーラ!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(ラベル的に+♥)
ラベルデザインがシンプルに可愛いのはいいと思います!
鋭角だけで作られたデザインながら花と太陽を両方思わせる、イタリアンな雰囲気が抜群な仕上がり。いいデザイナー使ってる?
Fiulotという名称はイタリア語とか出来る人にちょっと聞かないとですネ・・・

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裏はふつーな。

造り手はおおまかにいうとアンティノリ社です。
遥か太古はプルノット氏が1923年に地元のランゲ協同組合を買い取ったところから始まり、何人かの手に渡りつつ1989年にはすでにアンティノリ傘下になっています。
メイン醸造家がイマイチわからないものの、バローロの名畑であるブッシアも所有しており(この辺りはブルゴーニュみたいな部分があります)大手老舗のらしさがありますね。
そんなワイナリの、地域ではお馴染み「格安なバルベーラ」のひとつであります。
ただ、ネットショップなどではまだ見ない2014年という超新入荷モノ。一体どんな感じ?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥
うむ、冷やして呑みたい感じ
というか、冷やして呑ませていただきました。けっこーこの日暑かったんですが、それに合わせて温度調節されていたいんですね。
で、そのぐらいの方が荒れなくて調度良く、少し時間がたつと若く入荷したてワイン特有の荒れっぽさがちょっと見られたんですよね(それで点が少し低め)

色は赤紫しており単一のカラー。
香りに軽めに赤い花っぽさと土ッ気があり、果実感もそこそこにあります。
全体にそれらの軸は冷やしていてもぼやけ気味。しかし要素はもっているって感じ。
味わいは冷やし目で飲むと酸の通りが一本気で案外と男前な仕上がりです。
果実由来バンバンだぜ!って感じのプルーン系の酸味と甘味。比較的暗めの印象を持った味わいで、どことなく重た目。
花のタッチなども品種柄あるのですが、それもどこか暗めのカラーをしたバラっぽさがあって、クールダウンさせてくれます。
芯の通りじたいはよいです(単一畑らしいしネ)
樽っぽさなどはほぼなく、そのままスッキリとフィニッシュ。
結構取り扱いが難しいワインって印象を受けましたネ。
こう、ナルシストなキャラっぽいかな。古典的な「ふ、庶民とはちがうのだーよ」なキャラ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
値段は安めで2500円しないぐらいでしょうか。
価格を考えると割りとぴったり来る感じですが、真価は食事との合わせまで考えて温度調整もドンピシャリでやりたい気むずかしいところがあります。
プレゼントには軽くであれば、デザインのセンスもあってそこそこに喜ばれそう。
自分で飲むには私は今回のようなちょい冷やし気味の方がオススメ。

というわけで、フュロット・バルベーラ2014でした。
正直なところ、もうちょっと先まで待つかいっそ来年ぐらいの方が味わいが良くなるんじゃないの?とは思った次第。
若々しいバルベーラ、というのを体感したい場合はお早めに買ってドボドボ呑んでみてくださいまし。
こういうぐらいの方が、イタリアーンって思ってる方も多いよねきっと。そんなカジュアルな品でした。

ネット上では2012年っぽいのですが、何故か複数のラベルがあったり(違う中身なのかな?)。また、多分2012年の方がオイシイだろうと予測します。

プルノット バルベーラ・ダルバ 750ml

プルノット バルベーラ・ダルバ 750ml
価格:2,462円(税込、送料別)


わかりやすいオーベイベー感

| イタリア | 21:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ミクロネゴスによるローヌ白のモンブラン感!パーカーたんが超お気になワイナリはちゃんと影響を与え続けているのか? タルデュ・ローラン・シャトー・ヌフ・デュ・パプ・ブランvv2013

うぇるかむ!
当ブログ、ブルガリアとかシュペートブルグンダーとかオージーとかを大推奨しておいてフランスの更新量が多かったりします。
その理由は、なんといっても・・・・・・

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タルデュ・ローラン・シャトー・ヌフ・デュ・パプ・ブランvv2013
そう、ローヌがあるからですネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(+♥?)
ラベル自体はガッツリフランス系な雰囲気ですネ。重々しい感じがラベルからさらされています。

創業はかなり新しくて1994年。
元レストランのワインリスト監修者だったミッシェル・タルデュ氏と元お菓子職人で「新樽200%オジサン」の異名を持ちむしろ本人が樽よりデカイ事で有名なドミニク・ローランが共同で始めたネゴシアン・ワイナリです(地域の人達からブドウは買って自分たちで詰めるワイナリ)
現在はタルデュー家が株もドミニクから買い取ってほぼ家族経営な模様。
ワイナリの詳細については実はワインレポートさんが詳細にやっており、そっちのが実践踏まえてますしURLペタリと。
ミクロネゴスの先駆者として有名な事が各地で書いてありますが、同時に評論家人気もしっかりとあったり。
山本昭彦さんもけっこー褒めてらっしゃいますが、なんといってもパーカーたんが大の贔屓です。
サクッと色んなところでパーカーポインツには触れられていますが、私の持っている厳正評価世界のワイン(2000年版)においてのパーカーたんは褒めすぎです。
「アドヴォケイト20週年号の特集で、過去20年において最も影響を与えた人物としてタルデューとローランの二人を挙げた」
「テロワールのエッセンスが消費者の為に保たれているワインが果汁(ブドウではない)を買って創りだすことが出来るとは実に衝撃的な事だ」
「すっかり感動して、予算が許す限り大量に購入しようとした!」
という序文(!?)から始まりいくつかのヴィンテージのモノに対して
「この年の最も偉大なこの地域のワイン」
「購買力を最大限に発揮しようとしている読者は狙いを定めるべきである」
「実際、南ローヌのものは、私がこの地域のどこで試飲したものをもはるかに凌ぎ、それがミシェル・タルデューのワイン造りをさらに際立たせているのである」
「96年というダメヴィンテージに、一体どのようにしてこんなワインを創りだしたのだろうか?」
「途方も無いワインを創りだした」「なんというヴァケイラス!」「買った人はどうやって我慢して待つのだろうか(哲学)」
しまいには
「ここのセラーのなかにはワインの真髄がある」

とまで言いのけ、
「補足ではあるが、以上に述べたワインはみな、非常に手頃な価格であることを知っておくべし」
の一文で〆ます。
サクッと調べて20時にはこの記事アップロードするつもりが、ジンガー訳版パーカー文が久々にみたら面白すぎてすっかり一時間ほど読んじゃいました。
で、この2013年のそれも白版であるこちらも94点ぐらいアドヴォケイトではついています。実際、そんなに言うほどなの?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
なんというローヌ白!
あぁ、いいですね、この厚みがありながらエレガントな感じ!!
とても満足度と高級感のあるローヌ白のなるほどお手本以上な出来栄えでこの段階でありますネ。畑とかもっと絞ったら更に強力になるのかしら?
恐ろしい話ですわ・・・・・・

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エノテカ仕入れなんですが、エノテカ直営でも無い某西武で飲みました。
ココ、とあるエノテカ担当の方が有料ティスティングの管理をすると温度管理やサーヴ相手に対する(日の状況も踏まえた)ワインリストの出来が目に見えて明らかな程グッと良くなるので、多くのエノテカ直営店は参考にすべし(こっそり

色は綺麗にクリアイエロー。意外なほど薄めでゴールデンには届きませんが無色寄りではないかな。
香りにバター感が多めにあってボリュームも感じさせる芋きん時のような印象。
どこかサツマイモを感じさせるような厚みのある甘い香りでありつつ、焼き芋みたいなクラシカルな感じではなくバニラ要素やマロングラッセ、ウィスキーなども絡めてモンブランのようであります。
こう書くと「香りでそれってこってりしてるの?」と思われるかもしれませんが、違います。
味わいはそうした要素をしっかりと内包しつつ、何よりもアフターのミルキーさと果実感が相成って高級なモンブランをすくうかのような余韻が綺麗に長く続くことです。
果実要素からはマロン系要素や熟した感覚がしっかりと備わっていて、柑橘なども感じられますが基本的にはローヌ系独特の厚み。
そこに程よくバニラ感が差し込まれており、まろやかな口当たりから入って上述のエレガントなアフターにつながります。
この機微が非常に丁寧ですし、スマート。
ミネラル感はあまりなく、最後までとんがりません。
まさしく「ですわ」系のお嬢様でございます。金髪をシャララーンなんて効果音つきでキラキラと掻き上げていただきたい。
で、一緒にティータイムしたい!(迫真

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(掘り出し物が見つかれば+♥)
値段が大きくあがっていても、納得の良心的値段
全体に「個人的には」という評価をどこもつけてますが、私個人としては大満足。値段も推奨しうるものです。
味も私にとってはドンピシャなんですが、ちょっと好みに寄りすぎているところもあってネ(ミネラル感低いのダメな人にはダメです)
また、やっぱりENOTECA仕入れなんで値段が数年前より俄然あがっており、また熟成もするだろうことから他店でたまたまおいてあったりしたら狙い目なのだろうとも思います。
説明出来る状況があればプレゼントにも向きますし色んな部分で(例えば二人の共同作品であったこととか、またはお菓子職人であったローランから汲み取るとか)ひっかけて渡すことが出来ますが、その余裕がある訳でもなければ地味に見えるかも?
ご褒美ワインとしての活用が最もな気がします。この暑いような涼しいような季節に飲みたい白かな、と。

というわけで、タルデュ・ローランよりヌフ白vvでした。
パーカー評価とかも赤の方がより高い訳ですけれども、なるほど白もぬかりがありません。
これ、ドミニク・ローランは手放すべき株じゃなかったと思うんですよねー。本家ブルゴーニュより出来良くない?
当時のパーカーたんが興奮しながら文を書いてたんだろうことは伝わる内容でしたね・・・・・・
(余談ですが、ワインジャーナルと云いますか食レポする人の文章で良し悪しを見分けるコツは熱の入り方です。大推奨してる時ほど、熱が入るのがサガなのです)

これだからローヌ白は最高だZE!

ほんと、神撃のバハムートは絵は綺麗でワイン向けなのよね。

| フランス | 21:42 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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スペインのモンローラベル?トーレスのスペイン最古樹カベルネのフラッグシップその実力とは? ジャン・レオン・カベルネソーヴィニヨン・グラン・レゼルバ・ヴィーニャ・ラ・スカラ2003

うぇるかむ!
意外とスペインワインも取り扱っている当ブログ。このワイナリも二度目の登場になりますネ。

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ジャン・レオン・カベルネソーヴィニヨン・グラン・レゼルバ・ヴィーニャ・ラ・スカラ2003
トーレスファミリーの逸品ですネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(ラベル的には+♥)
なんともモダンスパニッシュなデザインセンスになっています。エチケットであんまりワインのボトルだとわからないような感じすらしますネ。
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裏はわりかし普通。エノテカだけ「ヴィーニャ・ラ・スカラ」というジャン・レオン氏がやっていたレストランの名前を冠して大々的に取り上げていますが他は「グラン・レゼルバ」表記のみの方が多いかな。

造り手はトーレスファミリーといってもいいでしょうといいますか、以前、格下の方は取り扱いましたので大きくはそちらを参考に。
細かく違いを書いていくと、こちらがジャン・レオンシリーズのフラッグシップということ。
ジャン・レオンワイナリーはもともと「スペインで初めてフランスのカベルネやシャルドネを植えた」というのが名目であり、ここの中でもスカラ・ヴィンヤードという畑オンリーとなっています。
樹齢は恐らく50年ぐらいがあるのかな?といった所。スペインはオールドヴァイン国家(古樹を誇ってる国)ですが、その中では地味に珍しい「カベルネ100%の古樹」です。
また、いわゆるアーティストラベルタイプで毎年異なるし良い年にしか作られないワインでもあります。
この年は元顧客だったマリリン・モンローをテーマとしたラベルになっています。サグラダ・ファミリアの彫刻デザイナーのジョセップ・マリア・スビラック氏が描いてるそうな、へー。
マリリン・モンローワインといえば

が最も有名かつコレクターがいるんですかね。
その人達も集めているのかしらコレ?
なお、アドヴォケイトは91点と正直低め。
さて、そんなこんなでスペイン版モンローワイン的なこのワイン、実力や如何に?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
エレガントめな熟成をなされている上に、若々しい・・・・・・
正直、通常版はそんなに高い評価出してなかった当ブログですが、このフラッグシップ版はこれがなかなか良かったのでした。

色はクリムゾンレッドよりも少し濃くなっており、意外なほど熟成感がないカラーリングでした。
この辺りはボトルによっても差が出やすいところですが・・・・・・ただ、呑んだ印象も結構若いんですよね。
香りはカシスとオークのダブルタッチが見られ、熟成すると出てくるダシ感はほんのり程度に。
かなーり若いカベルネの、しかも良質なモノに出ているカシスオーラがなかなかにおおっ!?と思わせてくれます。
カルトワイン系にある整いの良さ、クリーンな作りの印象も受けました。
全体に見られる傾向そのものは「ナパの中でもクリアなスタイル」などなどパーカーたんが言ってそうなタイプの作り。
そう、カベルネの果実感とハーブ感がいい感じに混在してまして、また元々が暖か地域で熟してたんだろうことを予測させるような年号にそぐわぬ果汁の強さで、相対的に「キレイ目ナパカベ」みたいになっている訳であります。
嬉しいのは年数経過を感じるうま味感がちゃんとまだまだ強い果実を整えて複雑にしてくれている事。
予想外にとんがった作りになっていないんです。この年号のスペインカベルネにして整いが良い。
一個下のグレードは2007年でもかなり熟した印象を覚えましたがコレは真逆で新鮮さすら感じうるのではないかと。
迫力があるとか、濃縮感があるわけではなく整いが綺麗なニューワールドカベルネとして秀逸な出来栄えです。
海外からの留学生って聞いたら、なんかカタコトなキャラを思い浮かべる人が多そうなモノですが、もっと淑女している感じ。
ナパとかソノマのカベルネのなかでも、呑みやすいスタイルが好きな人にオススメ出来るかな。
逆にスペインの濃厚なワイン!みたいなのを求める人にはちょっと薄みに感じられるかも?

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
エノテカ仕入れで+2000円以上されてなければ最高評価なのに・・・・・・
一時期は5000円ぐらいで買えた様子なんですが、私が呑んだボトルは7500円です。うう・・・・・・勿体無い・・・・・・
率直にしかも正直に言っちゃうと悪いんですがエノテカとの契約早く切れてくれないかな?
そういうわけでどうしようか迷いましたが、しかしながら7500円でも意外と同価格のカベルネと戦えちゃいそうなワインだったりしますので、評価は普通ぐらいになるのではないかと。
5000円でまだ売ってるような場所があったら即買い占めてOKだと思います。
トーレスが各国の評価の通り想像以上に大手ながら悪くないワインを作っている証になりうるワインです。
アーティストラベルなので、プレゼントというよりは自己収集向けではありますが、この年はマリリン・モンローというデザインもあって色んな人に推奨しやすいアイテムでしょう。
ブラインドだとスペインは出てこないのでいじわるしたい人は使ってみてください。自宅で飲むときは料理もナチュラルめでOK、料理と合わせやすいタイプのカベルネだろうと思うので色々試してみてくださいまし。

というわけで、ジャン・レオンよりグラン・レゼルバ2003でした。
大手業者、と言っちゃうとなんだかあんまり良くない印象を日本人は受けやすいのかなーとは思いますが、結構まっとうに作っている事が多いのも事実。
これなんかはその筆頭で、大手が作ってちゃんといいものが出来ている。トーレス、やっぱり侮れない気がします。

2000円安かったら超オススメなのに・・・・・・いや、これでも実はいい感じなのですが

ロンパのソニアさんなんかは個人的にイメージかな。しかし、このキャラ田中眼蛇夢との女性向け同人めっちゃ多いのネ・・・(なおこの本だと→のソニアさんは女性のちょっとズレた王妃キャラナノデス)

| スペイン | 22:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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科学的に倍値のワインと同じ味?ファルネーゼの作るシチリアシラーの定番的実力。  ザブ・シラー2013

うぇるかむ!
9月最初は急に寒くなったこの時期に飲みたい感じもするシラーであります!

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ザブ・シラー2013
実は有名ドコロがやってるシチリアシラーです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(ラベル的に+♥)
なんか突き抜けてるのがカワイイラベルになってます。シルクスクリーンでない点は残念なんですが、このびよ~~~んとしたのがちょっと目を引く感じは十分に存在感があるのではないかと。
NaKXc.jpg
裏面はまぁ普通。一応IGTなのね。

造り手はヴィニエティ・ザブというワイナリなのですが、実のところファルネーゼ社のシチリア出張版みたいなモノです。
コレとかコレとかで有名なワイナリでありイタリアのモンペラなんて言われちゃったけどデスパーニュ家なんぞより遥かに優れた地位と生産力を持つ連中がシチリアでやってる感じなんですネ。
アデュア・ヴィッラというもともとワイン販売業をやっていた人が立ち上げたワイナリだったのですが、友人が当のフィリッポ・バッカラーロというファルネーゼの醸造家で彼に見せたら
「お、ええやん!ウチに任せとき!!」
と、醸造担当に。その後、(恐らくなんやかんや色々とあった末に)ファルネーゼ社がオーナーになり、事実上シチリア版拠点となっている訳です。
ヴィッラ氏が畑を買った当時に植えたのか、このワインは樹齢20年とシチリアないしイタリアンシラーとしては短めというか普通の樹齢らしいです(もう30年ぐらいにはなってそう?ついでに地元協同組合のブドウも使用)
また、結構海に近い立地というなんだかチリっぽい感じもする筋書きになっています。
で、このワイン、日本のインポーター売り込みが
あのカサーレ・ヴェッキオと99%一緒の味と科学的に証明!
という謎すぎるワードだったりします。
どういうことか、というと何でも味覚の探知機とやらにかけて比較すると99%味わいの内容が一致したんですって。
正直、値段が倍のカサーレと比べられても「ほぼ同価格ってしょぼいな・・・・・・」と思っちゃう私。
いや、何せピノとかだったら10倍の値段のブルゴーニュやボルドーの有名生産者より旨いニューワールドピノないしクラレットなんてそこら中にありますからネ。
しかも使ってる品種が違いますし・・・・・・
科学的にたった二倍というのはしょぼいですし、そもそも同じ醸造家プロデュース品なんでそりゃ傾向は似やすいよねぇと思え全く得策と思えない宣伝がなされているこのワイン。
機械は果たして正しいのか?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
そこそこ似てるけどちゃんと違うイタリアンシラーです
造り手が同じ為、確かに感覚としては似てます。
しかしながら、香りの部分ではかなり違いがあってこちらシンプルにシラーやってくれています。
機械より人間の方がまだ上だろうですネ。

色は強めのパープル系で、しっかりめ。
香りにシラー系にあるスパイスがまず最初に見られ、それから濃い目のブルーベリー要素などが飛び込んできます。
果実構成は確かにブルーベリーが多くて似てるんですが、それよりもちゃんとシラーのセクシーさを感じられ、強いタッチながら差別化されていると思います。
で、味わいもやっぱりシラーのあったかい産地系になっており、酸よりも甘味と凝縮感がベース。
ジャミーなタッチと、そこそこのスパイス感、ゆるくはなりすぎない多少の塩っっぽさが個人的にグッド。
甘味と胡椒の合わせ技がきっちりとしています。かなり熱めの地域っぽいジャムを飲むような感覚がありつつ、くどさやチープさがない点も評価したいところ。
パワフル系のおねーちゃん、それも南国生まれっぽさがあり。明確にキャラクターまで提示はしてないのですが、方向性はトロピカルなキャラ。
99%似ている、とされているカサーレ・ヴェッキオとはそうした作りの方針や感覚部分で近いですけれどもちゃんと品種と地域が出ていて違いがあるハズ。
・・・・・・ブラインドだったら?うーむ、どうだろ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
1500円アンダーのシラーとしては秀逸。
強めの凝縮スタイルで、雰囲気のあるシラーがこの値段であればなかなか買いだろうというのが私の見解です。
ド高級な感じではありませんが、同じぐらいのシラーを探すのは案外同値段であれば骨が折れるだろうと思います。
強い濃縮さのシラーとしては、いい具合に価格がとれています。
飲み比べるなら是非カサーレ・ヴェッキオ君と実際に対決してみてください。ちゃんと違いが感じられるハズ。
プレゼントには流石にちょっと安すぎる感。テーブルワインとしてこれからの季節良さそうです。

というわけで、ザブ・シラー2013でした。
インポーターの「インパクトがあるようで実は安く扱いすぎ」な印象を受けたワインです。
確かに同じ造り手ですが、看板ワインとわざわざ比べなくても・・・・・・というのが正直なところかな。
そういうのを抜きにして、ちゃんと立派さがあるシラーだとシラー好きから見て思いますから。

スペインみたいな価格設計。

こっちと飲み比べるって言うのはアリ。

静かではないし子供っぽさがあるので、この辺りの感じ・・・?

| イタリア | 23:31 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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9月になりました~更新予定とかもろもろ~

うぇるかむ!
9月になりました。っていうか昨日は月末で更新が出来ませんでしたOTL
お仕事的にも、ソシャゲ的にも月末って超忙しいんですよねぇ。

さて、そんなわけで生存報告がてらに更新予定アレコレ。

・実はアルザスでアレコレあるので、定期的に更新せねばと思ってたら9月に・・・というわけで季節の変わり目にアルザスちょこちょこ。
・赤ワインの季節がやってきました!が!結構白ワインもちょこちょこ。
・ナターリア当たらなかったのに島村卯月当たった・・・・・・
・先月のクメウの時のようなティスティングの記事も残っています。しばらくネタにはやっぱり困らないのであった。

というわけで、今月もよろしくナノデス。先月はちょっとスタミナ落ちてましたが、今月はもうちょい頑張りたい所。

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