オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

2015年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年09月

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お財布に優しいカリピノ? ブロックナイン・ケイデンズヴィンヤード・ピノ2013

うぇるかむ!
夏場というにはちょっと涼しくなりすぎてるところも多い今日このごろ・・・・・・う、うーむと思いつつじゃあ少し温かみあるタイプのピノという中間を。

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ブロック・ナイン・ケイデンズヴィンヤード・ピノノワール2013
カリフォルニアピノ、安旨系です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(+♥?)
とってもシンプルなラベルとなっています。カレラ辺りも高額品はこんな感じですネ。
この場合安いか高いかどっちかって気がしますが、今回は安い方であります。
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20%オフだったんで買いました。現行は2014に移行中ナノデス。

造り手はラリー・レヴィン。この方結構な実力者であります。
ドライ・クリーク・ヴィンヤードで17年、その他モンダヴィやフランシスカンやクインテッサやレーヴェンズウッドなどなど、大手をザザーッと行き、他国でもコンサルトをしている人。
そんな彼が「家族経営で安定したワイナリを」と始動したのがブロックナインワイナリ。
ここではピノの高騰を鑑みて、ピノノワールオンリーのワイナリとしています。
今回のもの意外に日本では輸入されていない(もしくは他の作品がない?)っぽいのですが、カリフォルニアピノの安旨としてパーカーたんが
「財布に優しくうめぇワインをラリーはいっつも作ってんな(ガッツポーズ」
と称賛しているらしく、2012年ヴィンテージがアドヴォケイトでカリフォルニアNO1バリューピノとしてセレクトされています。
あ、エンシュージストもその前にベストバイつけてたり。
そんなこんなで、カリフォルニア安ピノの決定版!というテロップが行き交うこのワイン、実際に安旨としてどうでしょう?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
お、安っぽくないチャーミング系
ギリギリのラインでカリピノにありがちな「シロップ系のキュートさでゴリ押しするワイン」になっていません。

色は赤みが強めのルビーレッド。ブルゴーニュ的というよりもシュペートブルグンダー的ですね。
そんな色から察する通りのギュッと詰まったチェリーの果実感がハッキリとしています。
その他要因も微かにはみられますが、もうほぼほぼチェリーっぽさとかアセロラなどの複合。
缶詰系ではありますが、あんまりシロップシロップしていない味わい。
アフターもほぼほぼチェリーの印象をシンプルかつフレッシュめに残してフィニッシュ。
ラリーさん、流石大手で経験しまくっているだけあるのかただただ安っぽい仕上がりにならない基本的なところを抑えている感じが犇々。
甘味自体は多めなんですが、しっかりと酸もタニックさもありますし、果実要素のナチュラルさやくどくバニラが出まくっているという状況にはならないのがグッド。
カリピノの中でもシックに出来上がっており、ゆったりとした気分になりますネ。
女子高生の文化系部活動っぽい、まぁキャピキャピはしてるんだけど体育会感を感じさせない管楽器奏者感(いや、実際音楽部って体育会系なんですけどネ)
ギャルギャルしてない辺りがいいんだなぁ~

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
ちょっと厳し目にしておきました。というのも、確かにカリピノとしては安旨なのですが「チリとかアルゼンチンとかシュペブルがあるじゃん?」と思うともうちょっとパフォーマンスが良くないと2500円の最高峰とはいえぬかと。
カリピノだけで対決させたら、かなり上位の安旨であるとは思います。全体の出来栄えがなかなかにクールですしネ。
ただカリピノ自体が世界的に見ても安いモノが成功していない感じの地域なので・・・・・・
プレゼントにはラベルの柄とかを考慮してオシャレに使えなくはないかなと。
自宅呑み向けだろうと思います。普段1000円行かないワイン呑んでたりする方の、ミドル価格スタートとかにはなってくれるかも?

というわけで、ブロックナイン・ピノ2013でした。
なかなかなだけに、他国がチラついてしまうのはカリフォルニアピノノワールはネックですね。
これは超個人的な意見ではありますが、ピノってどこの国でもその土地柄とかが出て言われているほど過酷なブドウでもないように思うのですよ。
カリフォルニアはやはり甘味の土地なのかな、としんみりするのでした。

ヴィンテージが変わり目です。一応両方ペタペタ(私が呑んだのは2013です)


デレマスアニメ見て「こいつ演技力ベラボウに高いな!」と私もパーカーみたいに唸った、黒沢ともよさんの出世作

| アメリカ | 15:43 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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マヴルッドはロゼも旨かった・・・・・・ テラ・タングラ・ロゼ・マヴルッド2013

うぇるかむ!
私が激推ししている産地といえば、何と言ってもブルガリア。久々に、そして夏場に向いたロゼでの紹介は・・・・・・

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テラ・タングラ・ロゼ2013
出ました、またテラ・タングラです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的に+♥)
相変わらず当ブログが日本で一番このワイナリ紹介しているハズ
マリスから実に3ヶ月ぶりの登場となりました。
や、まぁ、その間にもオーガニックマヴルッドだとかヤトラス・ルビンとかはしょっちゅう呑んでたりしましたが・・・・・・
さておき、このワイナリに上のように+♥という点をつけてるのはそれでも実は初めてのハズ。
それは私が好きだから!ではなく、このワインがちょっとデザインで頑張ろうという気概が見えるからです。
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ヴィノロック(ガラス風栓)なんですよこれ
上のラベル画像でもお察しの通りなんですが、これコルクでもスクリューでもなくヴィノロック採用なんですよね。
紋章はシールなんですが、これが異様にカッコイイ!
栓の後ろから覗くようにしてみてると妙に太陽が沈むように輝く感じだったり、これで蓋が出来るという機能性だけでなく「ちょっと高めのカジュアルアイテム」としての用途を見事にやってくれています。
もうこれ、他のアイテムでも全部採用すればいいのに・・・・・・
それもあってか、なんと西武池袋本店の夏のワインフェアではモエ・シャンドンのサマーラベルと並んで一面にババーンッと登場したことがあります(該当ページが見当たりませんでしたがOTL)
中身に関しては、醸造方法などは今ひとつわかりませんが、一応マヴルッド100%でのロゼとの事。
言わば、ナパカベみたいなスタイルを独自でもつブドウ品種から作るロゼ。外観以外はどうなのか?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥

やっぱこのワイナリですからネ、めちゃくちゃ濃い目のロゼになっております。
ここまでパワフルで、しかもカベルネめいたニュアンスをヒントにしたロゼってなかなかなく、中身はそこそこ珍品であります。
が、それがイイ!(ニヤリ)
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実は裏ラベルもこのワイナリにしては頑張ってるんや・・・・・・

色からしてピンクカラーが結構強めについており、それなりの重たさを感じさせてくれるカラー。
香りがまず結構迫力があります。
カシスっぽさすら見られるベリー系要素がむしろ主体的でロゼらしい柑橘要素などは少々といった感じ。
そこに葉系の要素もふわっと出ていて、獣感がないのにどこかナチュラルな印象をウケます。
総じてなんだか森っぽい?
味わいはそうした香りの印象に比べるとずっとロゼワインしてくれています。
ピーチや少しのバナナなどのトロピカル要素、それから柑橘や赤と紫のベリー各種、ググッと入り込んで行くとハーブ系の香りがスーッっと立ち上ってきて、最後は吹き抜けるようにフィニッシュ。
ゴージャスな感じの果実から、マヴルッド的なリーフの印象を見せつつ、意外なほどナチュラルなアフターでマヴルッドの良さが全快です。
ロゼなのにどこかカベルネ系の印象を与えて赤ワインファンを満足させちゃう部分があるのがとてもおもしろい。
プロヴァンス流儀とはまた違いまして、ここにあるのはロゼとしてのスマートな軽井沢系の避暑地というよりはもっとマニアックな鉄道旅行のようなモノでしょうか。
ロゼの大ファンから見た時にどう映るかは微妙なところですが、単純にうま味と品種を抑えたロゼとして非常に秀逸。
キュートでどこか笑顔が爽やかでボリュームもちゃんとあってニッコニコな、島村卯月感あふるるひと品。
制服版よりは衣装っぽい感じではある。ついでにいうとヘゴい。
これは、相変わらず世間に知られていないだけでありますな・・・・・・マヴルッド恐るべし

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
テラ・タングラを信じろ(確信)
というわけで、相変わらずコスパ最高をつけます。うーん、ほんとこのワイナリ今のところすごすぎですヨ・・・・・・自分のオーダーメイドかと思う出来です。
ただ、私がそんなにロゼを好んでる訳でもない呑み手なので、ロゼマニアという方はお試しに1本買うぐらいの方がいいだろうとは思います。
何せ、ロゼなのにボルドー品種っぽさすら感じる訳ですからネ。
変わり種を探している方にとっては面白い選択肢になるかもしれません。ブルガリアのロゼ自体がそもそも珍しいですからネ。
また、ブラインド試飲では誰も当てることが出来ないでしょうから、誰にも当てさせたくない場合は是非使ってあげてください。ジャンシスでもパーカーたんでもスパリエ兄貴でもハリデー兄貴でもソムリエ大会優勝者でも当たらないですから。
西武百貨店が表紙にしただけあって、ここのワイナリとしては高額帯以上にプレゼント向けワインにもなっています。
ガラス栓が外し方がわからないと多少苦労しかねないので、そこのところはフォローを。同ワイナリのなかでも、プレゼントにまで使えるようになった万能性で2000円。
この価格が維持しつづけられれば良いのです。頼む!

ということで、テラ・タングラのロゼでした。
ま、単刀直入に申し上げて相変わらずこのワイナリ贔屓な私でありますが、今回のロゼは特に面白い逸品になっているハズです。
純粋なマヴルッドのロゼ、というのは多くの人にとって未体験のハズナノデス。
是非ご賞味あれ。これが今のブルガリアってモノです。

取扱店最近増えた?

がんばります!

| ブルガリア | 21:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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大手ソアヴェの安定感ある良さ。 カ・ルガーテ・サン・ミケーレ・ソアーヴェ・クラシコ2013

うぇるかむ!
天候的にオフシーズンになってしまう前に、ちょろっとソアヴェで更新しときたいなぁと。
個人的には年中無休な品種なんですが、世間的には夏向けですしネ。

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カ・ルガーテ・サン・ミケーレ・ソアーヴェ・クラシコ2013
ほぼほぼまんまソアヴェっぽさ全快ですネ。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
ラベル自体はかなーり普通な印象のソアヴェ。
こう、ソアヴェ生産者ってワンポイント置いてるケース多いですよネ。
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裏もシンプルめ。

造り手はカ・ルガーテという古くは1930年という話もあるようですが、公式にワイナリとして出来たのは1986年が正確かな?
家族経営系ですが、かなり大きなワイナリで赤も白もやっており、ピエロパンあたりと生産量が並ぶとのこと。
醸造家やコンサルトが数人ついており、ウマニ・ロンキ社の人やそれこそライバルのピエロパンの人とかが介入。
ヴェネトの大手といっていいワイナリですが、受賞例は比較的地味で地元誌でそこそこ、ガンロロロッソで2つ、日経のなんでもランキング5位という怪しいラインナップであります。
そんなこんなで、まぁ大手だよねーというところでありますが、その実力や如何に?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥(個人的に+♥)
すごーくスタンダードにソアヴェしてる感じ
うん、ソアヴェやな。
そんな気分にはハッキリとさせてくれるソアヴェですね。ガルガーネガ味であり、それが好きな私は+♥してますがどこまで普通といえば普通です。

色はクリアめですが少し黄色みをおびたカラー。
香りの感覚は洋梨と日本梨の中間を行く仕上がりになっていて、それなりに塩っけを感じさせもします。
それほど複雑性などはみせず、またどちらかといえばフレッシュ寄りかな。
味わいはこれはハズしがないなぁといった感じで、果実要素多めに、アフターはスッキリとシャープというソアヴェ感覚。
緑の果実要素が全体に見られますし、その上でシャバシャバだったり薄味なのではなく、一定のコクはもっています。
甘味や蜂蜜っぽさ、バター感などはないあたりがサッパリしているものですが、梨蜜っぽいニュアンスはあるんですよね。
バランス良くソアヴェらしさを伝えているワインだろうと思います。モダンすぎずクラシックすぎない、やりすぎてないソアヴェかな。
まさにテーブル感のあるワインで、なんとも「主人公にフラれる系幼馴染キャラ」してる気がする。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
1500円なら清々しく良いのでは?
価格が魅力のソアヴェの中でも、価格そのものは安く抑えられています。
同じく大手のピエロパン辺りと較べても安いハズ。うーん、このご時世ありがたい価格です。
食事向けのワインであることは疑いようがないでしょう。前菜からギリギリでメインディッシュまで対応してくれそうっていうかソアーヴェ・クラシコのイイワインって一本で最後まで戦える日本酒めいたところがあるのでレストランであってもオイシイ価格。
ケースで買うタイプのワインであり、ガツガツ消費していただきたいところですナ!

というわけで、カ ルガーテ サン ミケーレ ソアーヴェ クラシコ2013でした。
まだちょっと暑い日が出るらしいですし、そんなときに一本いかがでしょ?

市場にはだだ余りしてます。好きなショップで買ってくださいまし

ガブ呑みしてこんなんならないように注意ネ

| イタリア | 13:02 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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今、世界が一番注目してるシャルドネの造り手?その一挙試飲に行ってました! クメウ・リヴァー

うぇるかむ!
世界が今、注目しているシャルドネ。そう書いた時に「モンラッシェかな?」と思う人はいない事でしょう。
で、その答えの一つの例が例えばここであるだろうと思います。

Ta0cN.jpg
そう、クメウ・リヴァーですネ!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(評論筋的に+♥)
ニュージーでシャルドネ=クメウぐらいの知名度かしら?
と、もはや思ってしまうところがあります。ラベルは地味だけどネ。
ブラインドでブルゴーニュ勢に大勝利とアドヴォケイトのニール・マーティンとジャンシスが記事にし、彼彼女の他12人のプロが支持してる訳で・・・・・・
当ブログでは別ヴィンテージを掲載したことがありました
詳細を書くのはそっちで充分とは思うので省きつつ、しかし今回は4種類もうちょっと新しいヴィンテージですネ。
ヴィレッジ2012
エステート2012
マテズ2011
ピノグリ2011
になります。上から広域版、自社畑オンリーなエステート、単一畑(フラッグシップ)、広域版ピノグリですネ。

今更ながらにとりあげたのは、ジャンシスの記事とかワインレポートさんの記事とか見ての対抗心であります!
さて、そんなこんなで世界最高峰白のひとつであり、もはやモンラッシェと比べる行為は失礼と言わんばかりのワイナリ。
ほんとに?

香り・味わい(最大10PT)
ヴィレッジ:♥♥♥♥♥♥
エステート:♥♥♥♥♥♥♥
マテズ:♥♥♥♥♥♥♥♥♥(モンラッシェ好きなら+♥)
ピノグリ:♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
マテズは飛び抜けてすごいなぁ・・・・・・
ヴィレッジ→エステートは正当な上位版といった印象なのですが、マテズになると一気に呑みやすいモンラッシェ風になります。
うん、こりゃ塩っぱいだけのモンラッシェではそうそう戦えないですネ。
また、ピノグリがそういうミネラリーな要素を含むスタイルになっててなかなか面白かったです。

ヴィレッジ
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最も格安な品なのですが、これが一番派手なラベルなのがなんとも面白いところ。
色は透明度が高く透けてクリアです。
香りにグレープフルーツ要素が強く出ており、フルーティーさがあります。
これにはあまりミネラル要素や複雑な構成はなく、味わいも柑橘水って感じになっていてフレッシュ。
全体を通してとにかくクリアで涼しいキャラは暑いシーズンにぴったりな感じですね。
奥深さや高級感があまりなく、雑味はないものの逆に面白みもあんまりなく思われるかもしれませんネ。

エステート
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以前のモノとはヴィンテージが違います。
色はヴィレッジとそんなには変わりません。
香りにグレープフルーツと少しトロピカル要素が入り酸味甘味ともにヴィレッジの強化版といった所。
全体にクリアかつシンプルではありますが、そこに動きの機微がしっかりと出ているのは強みかな。
味わいはそうしたクリーンなシャルドネの要素にちゃんと果実とミネラルさが入ってきます。
以前07で書いた時のトロピカル要素などは殆どなく、かといってバニラ的でもなくずっとクリアな印象。そりゃ新しいからなんですけれども、ほのかに重たくなっているので熟成するとああなるのかなぁとは。
全体にこれも甘さが強調性があったり何か強い要素があるワインスタイルではないのですが、トータルのバランスと崩れのなさが八方美人。

マテズ
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多分、ブルゴーニュを意識しているんだとは思いますが、やっぱ地味!フラッグシップ単一畑でも地味!!
ラベルデザインはもうちょいマーケティングしてもいいのでは?とちょっと思うかなぁ・・・・・・
色は上記2つより黄色さがずっとあがっていてゴールデン系。
香りからしてかなりバターやナッツ感があがっていて、以前のエステートに感じた要素に近いモノがあります。
かなり濃厚さが出ている訳で、それと同時に凝縮してるんだろうなと想像させてくる、グッと強い白と赤のグレープフルーツ。
それでいてなんだか苦そうだとは感じさせません。
味わいはそうした果実の要素がアタックからハッキリと主張してきており、口当たりも大分粘度があがっていて違いを魅せつけてくれました。
強い凝縮感があるなぁ、と思いつつミネラルのハッキリしたアフターになっていてソルティドッグ感覚。
夏の快晴を思わせるような、垢抜けた涼しいミネラルアフター。
ともすればしょっぱいだけになるこの手の――モンラッシェ関連(シャサーニュ・モンラッシェなどなど含む)の若いのが大体そうなんですが――スタイルを贅沢に作っている印象です。
果実感自体は濃いですし、うっすりと程度のバター要素やナッツが添えてある感じの整え方、それから綺麗。
この辺りが多くの飲み手が絶妙なバランスだと絶賛するところでしょう。
まさにブルゴーニュライクでありながら、それらよりも呑みやすいというちょうどいい所を再現している訳です。

ピノグリ
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ラベルに関してはもはや言うまい・・・・・・
色は少し黄緑がかっていて色合い自体はエステートと近い感じですね(一応コレエステート版ピノグリですし)。
香りはフルーティーさが白桃をベースにしていてアプリコットに洋梨にと甘味をもって薫るフルーツポンチ。
フルーツのフレーバーが品種特徴らしい訳ですけれども、多彩で香りだけならこの中のどのシャルドネよりも楽しいですネ。
多様性を見せる果実感は舌の上でも同様で、なおかつやっぱりアフターにはミネラル感が出てシャープさを持ち合わせます。
この機微がとても良いと私思う訳です。
色とりどりのカラフルなパレットを持つ、ももや洋梨のジュース要素は甘味と酸味が双方しっかりと引き立ってますし、その後からやってくるキレのいいミネラル要素で後腐れせずにスッと飲ませるという。
私はシャルドネ各種よりも正直なところ興奮するところがあるのですが、この動きが良くないと考える人もいるもよう(っていうか隣で試飲してた人はちょうどこのアフターをダメだと判定してましたっけ)。
なんとなく、ブルゴーニュでピノグリを作ったらこうなるんだろうなぁと想像させるところがあります。

コストパフォーマンス(最大5PT)
ヴィレッジ:♥♥♥♥
エステート:♥♥♥
マテズ:♥♥♥♥♥
ピノグリ:♥♥♥♥(個人的には+♥)
マテズを買おう
低価格のエステートシャルドネ達とマテズは別モノと云いますか本気度の違いを感じましたネ。
他のワイナリだと「延長線上」と思うこともありますが、どうやらクメウは結構違います。
ヴィンテージ以上にハッキリと違うように感じ、同時に用途に合わせて使うのがいいのだろうとは思います。
むしろ真夏であればヴィレッジぐらいの方が季節には良かった気がしますし。
ヴィレッジは価格で見るとお買い得度なかなかあり。それで物足りない人が行くのがエステートという感じでしょうか。
または、ピノグリは3000円程度でとてもおもしろいスタイルを感じさせてくれるので低価格のシャルドネよりはこっち、というよりはシャルドネやSBよりもリースリングって人は絶対こっち。
ラベルは地味め系なので、ちゃんとワインを知っている人にプレゼントなら使うのがいいでしょう。マテズだったら「へぇ、クメウじゃーん」とニヤけていただけるハズ。
そんなマテズでも7000円前後で今のところ買える訳ですから、ブルゴーニュ白買ってる場合ではない訳です。

というわけで、クメウリヴァーを一挙にやってみましたー。疲れたんも~。
一個人としては、マテズは世界最高峰シャルドネと言って遜色なし。それでこの値段なのは脅威というかモンラッシェ系は高すぎです。
(モンラッシェに恨みでもあるのかというぐらいに書きますし、まぁ正直ジャンシスやニール・マーティンといった大御所がハッキリとモンラッシェ勢に苦言を呈している訳だから書きますけど)
そもそも、ピノ・ノワールが赤は強いのがNZな訳ですから、当然白もシャルドネが強いというのは摂理・・・・・・というかSBが流行ったのが良くわからない感じあります。
と、同時に自分やっぱり白はシャルドネよりもルーサンヌやヴィオニエなどのローヌ品種やリースリングやゲヴェルツトラミネールなどのアルザス品種、またはガルガーネガ(ソアヴェ)の方が品種単位で好きだなぁとは思っちゃうのでした。
シャルドネでピンとこなかったらピノグリを是非。懐が深いところも大御所と造り手のレベルを感じさせてくれます。

商品ダダダーッと。マテズだけ12年も貼っておきますネ





私、初めて買ったCDが中古50円だったコレでした。

| ニュージーランド | 08:56 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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昨日飲み過ぎちゃったワインがコレ!ギップスランドは新たなる神の土地候補!? ホドルス・クリーク・エステート・ウィッカムズ・ロード・ギップスランド・ピノ2013

うぇるかむ!
昨日は飲み過ぎちゃったので更新しなかったのですが、さて飲み過ぎた原因は

デレマスの最新話と、このピノをじゃぶじゃぶとしてたからです。
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ホドルス・クリーク・エステート・ウィッカムズ・ロード・ギップスランド・ピノ2013
オーストラリアピノです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
ドシンプルかつあんまり高そうではないものの(実際安いし)最低限のユーザーニーズである「黒と金」の配置やアイコンの可愛さがなかなかな感じ。
ペーパークラフトっぽいキツネさん可愛くない?
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裏は別に可愛くは、ない。

作り手はフランコ・ダナ。
1997年から植えた畑を使っているエステートで、マウントメアリーでの修行経験のある方だとか。
トップキュベやシャルドネの評価がとても高く、オーストラリアのハリデー兄貴がバリュー生産者として5つ星(最高点)をあげていたり、カンタス空港でメニューインしていたりします。
ジェームス・ハリデー兄貴も元々はピノ作ってる人なので、結構オージーピノについて評価している時はチェックかけていいかと私思います。

とはいえ、これは本拠地のヤラ・ヴァレーから外れた、ギップスランド産で「契約農家からの買いブドウ」での生産品。セカンドという名目ですがほぼほぼ別のカジュアルアイテム・・・・・・
なんですけれども、2010ヴィンテージの時は今度はネッド・グッドウィン兄貴が
「金持ちが採算性無視して作ってるからバカみたいに安い!(ガブガブ」
と、プッシュしてたりします。
オーストラリア系評論家にはバカウケなこのワイナリ、その実力といいますと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
キュートでパワフルッ!でもちょっとだけ湿っぽい女々しい!
ググッとした果実感、それもたっぷりイイ果実な感じが出ているにも関わらず少し草や土の感じがアフターに闇を感じさせつつ残すのがすこぶる女々しい!
若い可愛さがウリなのはわかっているクセに、女の子しようとする感じがアニメライクな女々しさです。

色は若いレッドでカラーリングの変化も当然なし。
香りが最初に感じられるのは強いチェリー系果実の酸と甘味感で、近しいのはソノマ辺りの感覚です。
少なくともブルゴーニュ的なともすれば貧弱になる香りでなく、明らかに果実って感じは新世界風と定義できなくもないでしょうか。
バニラ感はなく、少しだけビオっぽい雰囲気がこの段階から(ビオではないだろうけど)感じられはします。
そして味わいはその予感が的中するかの如く、キュート系ピノに見せかけて最後にアーシーな土と葉の苦味が残りそれが一癖あって良いわけであります!
一辺倒に果実の充足で終わらずに、どこか大人に振る舞うような部分も出してくる辺りが卑怯よ。
要素そのものはどれもそこまでフィネスやテクスチャがある訳でないのですが、組み合わさりの筋立てが良いタイプなんですね。
果実の充実感が主体で、あまり樽が使われていないだろうストレートさ、そうしたキュートな魅力の後にふと香らせる土感でどこか悩みをかかえているような感覚を覚える・・・・・・
これが弱い果実だったりすると、単に暗かったりウジウジしてる嫌なやつになる訳ですが、素の部分がキュートなんだからしょうがない!
アニメ見ながら呑んでたせいで、個人的に前川みくっぽさを感じてしまいすぎてる気がする。
ボディがボンキュボン(でもモデル体型ではない)で子供っぽさと大人っぽさというか女々しさを抱えた、よく出来たピノです。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
「バカみたいに安い」byネッド・グッドウィン
ほんとコレな!
と思わず頷いてしまう、綺麗さと豊満さとしとっぽさを見事に兼ね備えている・・・・・・ある意味では如何にもシュペブルとか好きな私好みな・・・・・・ピノとなっています。
これだけキャラクターを感じさせてくれるのに2000円程度、税抜きだといかないって本当にバカなのでこれはケース買いもご検討ください。
最近呑んだギップスランドというとコレとかもあげられますがそれとはまたタイプが別でソノマ殺しなワインです。
オージーに詳しくない相手にブラインドさせたらオージーだとは当てられませんネ(でも、オージー好きはむしろ的中させてくるかも)。
プレゼントにするタイプでもなく、基本的には自分呑みのワインだとは思います。
じゃぶじゃぶとアニメ見ながら呑んでネ!こりゃ女の子の可愛さマシマシですヨ(酔っ払うからネ!)

というわけで、ホドルス・クリーク・エステート・ウィッカムズ・ロード・ギップスランド・ピノ2013でした。
そういえば、オージーピノ最高峰のバス・フィリップ様もギップスランド産!この土地ヤばいよな感がすっごくしてます。
とにかくこの産地、キュートで豊満さがあるのに超落ち着く。母性(バブみ)がある。
ララァは私の母になってくれたかもしれない女性だ!ララァがお母さん!?ウッ・・・・・・(思い出したように逆襲のシャア)
オージーピノって私は大ハズレ引いた経験がないんですけれども、いやしかしこのワインもフィリップ様もダウニーもギップスランドってちょっとヤバップスでしょうソレは・・・・・・

ギップスランド産名義では最安値でもあります。見かけたら買ってOKです。

ステージとかアイドル頑張ってる時っていうより日常生活パートとか誰かに問い詰めてる時のクッソ女々しい前川みく感
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| オーストラリア | 23:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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今後の予定とか~

うぇるかむ!
昨日は久々に家でピノを開けたらガバガバ呑んでそのまま轟沈しておりましたOTL

ということで、朝はサクッと今後の予定ネ。

・夏、終わります。なのでちょいちょいピノとかソアヴェとか更新したい。
・実はけっこー某所の同じ生産者比較試飲で更新できてないのでそれもしたいなぁ。

み、短!

| 未分類 | 10:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ワインはけっこう強いゾ ~押入れに入ってたワインが生きているのかその1~

うぇるかむ!
今日は時間もないので、サクッと最近あった話を。ほんとサクッと。

ワインは「酸化に弱くちゃんと管理しないといけない」「ワインは熟成するようなしないような液体」などなど、色々な言われがありますが、そんな私に突然こんな怪しいワインがおくりこまれました。

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OaRIN.jpg
オリヴィエ・クザンのロワールなワイン。
このワイナリ自体は第一次自然派ブームの時にそこそこ有名になっていて、AOC規則違反してたりするパンクなおっちゃんのワイナリです
ここまでなら普通の記事にもできよう・・・・・・しかし、もっかい年号みていただきたいのですが、2004年です。


楽天で調べるとこんな感じ。他で調べると最新のヴィンテージは2011年っぽいです。

これ、実家の押入れだか廊下だかに長らく放置されてたらしいのです
何年放置されていたのかわかりませんが、明らかに自然派のそれもどんな温度とか湿度とか揺れとかの環境下わからんところにおいておかれてた品です。
なお、写真ではラベル汚れてますが、私がいつもどおり適当に注いだのでミスりました。吹き出しではありません。
明らかにアウト感がしますが、せっかくなので3日間私の簡易セラー君において一応飲める程度の温度にしておいてから抜栓してみたのでした。

コルクがちょっと見当たらなくなっちゃったんですが、色はかなり強めについており、香りもちょっと怪しい感じに小屋っぽさが・・・・・・

入れてみるとあんまり澱とかもない様子。ふむふむ・・・・・・色は結構あせて褐色、香りは明らかに酢っぽい感じと梅干しの雰囲気。

意外と呑める

明らかに壊れてますし、元の味なんてなくなってて酸化もいいところではありましたが、存外に呑めてしまいました。
酸味の中にちゃんとダシっぽさと多少の果実が残っている。
驚きました。

当時2000円ちょいのビオロジックなロワールのカベルネフランが10年レベルの低い管理でも飲み物にはなっている

すごくない?

そりゃ、私が割りと自然派もガブガブするほうだからというのもあるでしょうけど、それにしてもすぐに捨てなくてもいいようなぐらいにこのワインでなっていたのが驚きでした。
いや、これはちゃんとした環境を保ってたら良い感じになってたかも・・・・・・

そんな訳で、
「ワインって思ってるよりはタフだゾ!」
という事であります。
*もちろんこんな真似をするのは予算と場所のある好事家が本来することであって、一般的には真似しないでネ!

~完~

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・にはならず!
なんと後二本同じ環境にさらされたもっとヤばそうな白ワインがあるのでお楽しみに?

| コラム | 23:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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コスデス+アンジェリス+コンスタンシア=3rdでもV3なクラレット! アモドーダ・アンウィルカ2009

うぇるかむ!
昨日はボルドーの定番かつ安めでありましたが、今日は「ボルドー連中が投資し指導した南アフリカクラレット」であります。

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アモドーダ2009
アンウィルカ社の3rdワインです・・・って、え、見ればわかるって?

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
思いっきり3ですわネ・・・
アモドーダという名前も「3」の意味だとか。
で、このワインもうひとつ3に対しては意味があったりします。
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3人のスゴイヤバイ級のオッサンが携わっているからナノデス。
それはクライン・コンスタンシアのローウェル・ジュースト、コスデストゥルネルのブルーノプラッツ、シャトー アンジェリュスのユベール ド ボワール・・・・・・ど名門!

まずはじめに、ロウェルジューストという地元の名門コンスタンシアの共同所有者の人が畑を買います。
もともと、甘口ワインのそれもこのコンスタンシアのみが有名だったぐらいの南アフリカ。彼がまず赤ワイン用にと畑を買った訳ですネ。
で、地元の醸造家を呼んでエルミタゼ系なカベ・シラ・メルロで植えて作ったりしていました。
そこにコスデスのブルーノ・プラッツが目をつけます。
プラッツ氏は30年間コス・デストゥルネルを所有&監修し98年頃に引退かつ売却して、それからは各地でコンサルトみたいな事をしているんですネ。
更にそこに「南ア、興味あるんだよネー」などと言っていたアンジェリュスのユベール・ド・ボワールもしれっと参加。
ユベールは後年になってサン・テミリオン格付けの四天王にアンジェリュスを押し上げる訳ですが、彼も結構ちょこちょことプロダクト(まぁ、お金設け出来る感じの安ボルドー)をしていたので、サクッと投資。
南アフリカの超名門コンスタンシア、ボルドー格付け2級かつスーパーセカンドとして中でも高評価のコスデス、サン・テミリオン最強のひとつになったアンジェリス・・・・・・
ってかくと、めちゃすごそうでしょ?
実際、このワイナリのフラッグシップは7000円以上するものになっています。
今回はその中でも最も格下な3rdポジション。デイリー価格にも精通した彼が作ったモノとは??

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
ステレンボッシュって最高やな!
ガッツリと決まった、若くて旨いエルミタゼスタイルであります。
コク、質感の良さ、品位、甘味と酸味の調律、それら全てがキッチリしており、ジューシーで。
以前、ピションラランドの女傑介入のグレネリーを紹介したことがありましたが、それとはタイプがまた別です。
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アメリカかよってぐらいにたまる。

色はしっかりとした赤紫。クリムゾンレッド系にギリギリ入るかな?ちょっと判断つきづらいぐらいに濃く出たカラーリング。
香りからしてまずイイのはカリフォルニアの高級ライクなバニラとカシス、それと後からしっくりとスパイスや紫の果実が入ってくるところ!
かなりキッチリ醸造をしているんだろうなというセンスを感じます。
全体に重た目な香りの構成ではありますが、そこにサクッと果実やバニラが乗っかるので沈みきらないのがいいですネ。
味わいも濃い口でありながら、アタックもアフターも品位を保っていて、とてもしなやか。エレガンスという程ではありませんが、総じて優等生。
アタックからカシスソース、ブルーベリーのジャム、ミルク感があって酸味を除けばプチブルーベリーケーキ。
ちゃんと酸味があるのはしかしポイントなんですよね。きっちりとイチゴ感も含んだ酸味になっています。
甘味部分はギリギリでチープなシロップにならないぐらいの感じのソースに仕立て上がっていて、これが親しみやすさにつながっています。
これは地域の、南アフリカのテロワールの賜物ではないかと。果実味たっぷりのいいブドウ感。
アフターもタニックだったりはせずに、ここでメルロがちょっぴり入っていることに納得な雑味ないアフター。
カベルネとシラーを食感でメルロが後ささえしているタイプ。これ、何となくちゃんとプラッツ氏もユベール氏も参加しているんだろうなって感じさせるところがあるんですよね。
彼らはメルロを主戦場にしてきた人(アンジェリュスはもちろん、コス・デストゥルネルもメルロ比率がボルドー左岸ではとても多いワイン)らが作るエルミタゼだけに、ハーブ要素やシラーのスパイスや獣感覚よりも「充実したリッチなクラレット」を意識しての出来栄えのように思えます。
優等生な女性生徒会長をまさに王道でいったようなエルミタゼスタイルでありました。
腕章つけてそうなぐらい、生徒会長してらっしゃるし強いし美人だ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
名門1人1000円って感じの激安さ
3000円アンダーで買えます。ワォ!
同価格のグレネリーと是非飲み比べてみても面白いと思いますねこれは
南アフリカステレンボッシュでも目指す傾向が異なり、またどちらも旨い事が良くわかるでしょう。
これだけのクラレット、ボルドーおよびカリフォルニアで探すにはかなりの価格を強いられます。もはやクラレットは低価格帯に関してはチリや南アフリカが圧倒的優位であると確信出来る事請け合い。
ブラインドでは面白い結果を見せてくれるハズです。かなり高評価が得られうるかと(ただ、普通のテイスティンググラスだと小規模になってしまうかもですが)
プレゼントにするには微妙なラベルデザインかなとも思いますが、「3」に何か意味をつけてあげるならいい具合にハまってくれます。
何はともあれ、まずはご自宅でお飲みください。なお、私は欧風カレーと合わせたりしましたが、バッチリですよ。濃い味付けでも芯が通ります!

というわけで、アモドーダ2009でした。
南アフリカインポーターといえば、マスダさんがすぐに思い浮かびますが、他のインポーターもじわりじわりとイイ感じの南アフリカを仕入れてきている・・・・・・っていうか、南アフリカ全般がよっぽどミスしなければ旨いネ?って感じ。
視聴者の方、特に販売店の方は、一刻も早くフランスの技術介入が入った南アフリカは明らかに本家より安旨があることを、今からでも遅くありません、知らしめることが大切だろうと思いますヨ~

この価格で他国1万円ぐらいの実力すら覚える。

3人のオッサンが作ってる本家の2009年はこんな感じ。コンスタンスはそもそも品がない状態。


| 南アフリカ | 14:13 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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安旨ボルドー定番品の2010年、そこにみる安ボルドーの難しさ。 ル・オーメドック・ジスクール2010

うぇるかむ!
昨日は色々ありまして更新出来ませんでしたスマヌ。
さて。
そういえばこんなワインあったなぁといった感じで、今日は定番品を。

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ル・オーメドック・ジスクール2010
意外と当ブログ、やってなかったみたいで。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(日本では+♥?)
ど定番すぎて拍子抜けするぐらいになっているワインかもしれませんネ。
ボルドー格付けの「量産品」のアイテムであります。「セカンド」でもありません。何せ、ジスクールは「マルゴー村表記」なのに対してこちらは「それ以外のメドック地区村のモノも含んだ、オー・メドック」であります。
ジスクールは立地上マルゴーのいくつかの村やそのほか村にも跨っていて、それらから集めて作っているロットがコレな訳です。
作り手は3級の中でも地味で評価も今ひとつなジスクール、あんまり好きでもないのですが2010ヴィンテージのフラッグシップはリリース直後に呑んでました私

なぜ、このワインが定番になったかというと「神の雫ワイン」だから。
それも最初期の頃に「メリーゴーランドみたいな小旅行ワイン」として書かれているから。
輸入元も多く、色んな所で売っています。そして、売ってる店によって大きく値段が違うのも特徴(ENOTECAは1.5倍以上他店よりするので絶対に買わないこと!)
そんな定番品ボルドー、実際どうなの?改めて呑んだのでした。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥
あ、相変わらず地味だなぁ~・・・・・・
と、何だか料理マンガとかのムムム顔になってしまうのでした。
それは典型的な「なんか味わいが足らないクラレットだなぁ」とひしひしと感じてしまうアフターにあります。

色はクリムゾンレッド。呑んだお店の証明が暗かったので実際はもう少し明るいかも。
香りに端的で小規模にカシスのタッチ。それほどバニラ感もなく全体にはまとまっているもののとかく小さいスケール。
味わいもスマート寄りで、多少の開けた果実感を感じさせつつも最後のほうで果実感が沈んでいってしまいます。
なんか特段華やかさもないままに、タンニンと重たい印象が口に残って何の気なしに終わってしまう訳です。
このちょっと暗いような感覚、ボルドーだなぁっていうかジスクールだなぁって感じ。
欠けている要素、というとそれは華やかさと主張性。このワイン、こう楽しい!って感じがしないのです。
イタリアワインの安いやつとかのこれよりイマイチでも「料理と揃えたらうまいだろうに」とかまたは私が苦手なタイプのワインでも「これが好きな人はいるんだろうな」みたいな想像が広がらない。
そこのところが、メリーゴーランド的だというなら神咲雫にちょっと同意なのかもでした。同じ景色が回るだけであんまり面白くないと思う。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
とはいえ、2000円前後なのでそれならしょうがないかなという感じはします。作り自体はオーソドックスですし、普通の仕上がりですから。
この価格帯だと、もっとチープだったり味がボロボロだったりするものもありますから「ハズレを引かない」という意味では有用かも。
思いっきりテーブルワインなのですが、個人的にはこれは一本ぐらいは呑んでおいて他のワインを探す方が経験値になるという意味でオススメかな。基準にはなりそうなワインです。

というわけで、ル・オーメドック・ジスクールでした。
この良くも悪くもない感じ、それでいて2010年というビックイヤーなのはちょっと悲しみを感じさせます。
こう、ブドウそのものが弱いんだろうなぁって感じがするんですよね。それでもこれがウリになっている。
ワインショップ各位は、このワイン(それとモン・ペラ)からの脱却が今こそ大事だと思うのであります。
あの掲載からもう10年ぐらいたつわけですからね。

一本呑んでみるっていうのはアリだとは思いますヨ

とにかく地味。地味キャラ好きなら嬉しい・・・のかしら?

| フランス | 17:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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オーストラリアのアートラベル元祖!マーガレット・リヴァーのモンダヴィコラボ一気見!! ルーウィン・エステート シャルドネ&リースリング&SB&シラーズ&カベルネ

うぇるかむ!
昨日はアルザスのアートラベルなワイナリを紹介いたしました。
で、今日はオーストラリア版であります。

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ルーウィン・エステート
色々な種類見てまいりました、結構前にッ!(ほんと今更更新状態でありますOTL

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
まぁ、アートラベルというだけで私は割りと高評価つけたりするのですが、これもオーストラリアの元祖としてあまりにも有名ですネ。
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あと、何故かこのカエルさん(リースリング)だけは数種類ラベル違いがあります。

作り手はホーガン夫妻。弁護士一家だったそうなのですが、ある日一本の電話が入ります

「Hello!ワイの名前はロバート・モンダヴイ!テンガロンハットをかぶったオッサンだ!!そこの土地めっちゃワインに向いてるから畑作らせてや!!!」

そう、モンダヴィのオッサン、彼らの住む牧草地がオーストラリアで最強の畑になると思い立ってオーストラリア進出しようとしていたのです。
ところが、モンダヴィ側の出資が滞りを見せて計画が進まない。
そんなとき、ホーガン夫妻は土地に現地視察に着てたテンガロンハットの怪しいオッサンと意気投合し

「じゃあ、私達で作っちゃおっかロバート・・・いや、師匠!」「ホンマか!?よっしゃ、ワイも全力で応援するさかい!これは売れるデ^~」

と1974年に木を植え、78年に醸造家ボブ・カーライト氏が就任し活動しはじめます。
その後はカーライト氏も引退、息子娘達が経営を引き継いぎ家族経営状態となっています。

そんなルーウィン・エステートってモンダヴィのおっさん関与銘柄の中でも一番世間評価が高いワイナリだったりします。
なぜなら、ここのシャルドネってPP97点をとっており、またはスペクテイターやデキャンター誌などでも「オーストラリアNO1シャルドネ」としてジャコンダ・ワイナリーと並んで巨塔と化しています。
またはかのスティーヴン・スパリエ兄貴が「いやー、ルーウィンな、ブルゴーニュだとドヤ顔で間違えたことあるッス^^;」
などなど、有名人各位に逸話をもっていたり。
更にカリフォルニアのワイナリがやっているような「エンタメ的ワイナリ」でもあって、毎年変わるアーティストラベル(カエルさんは毎年同じ)を軸に併設レストラン運営、アート・ラベル用に購入した国内画家作品ギャラリー、野外ステージでコンサートなどなど……まさにアメリカンな手腕ですが、オーストラリア政府より、「センテナリー・メダル」なる賞をもらい、その結果フォーブス誌がマーガレット・リヴァー全体を「行きたいワイン産地トップ10」に選ぶほどに。
そんなこんなで西オーストラリア最大のワイナリ、その実力を各種で見て行きたいと思います(以下、めっちゃ画像乗っかります)

香り・味わい(最大10pt)
ソーヴィニヨン・ブラン2012:♥♥♥♥♥♥
リースリング2013:♥♥♥♥♥♥♥
シャルドネ2009:♥♥♥♥♥♥♥♥♥
シラーズ2011:♥♥♥♥♥♥♥
カベルネ2007:♥♥♥♥♥♥
全体に整いが良くバランスのいいワイン郡でした。
アーティストラベルとかをやっているワイナリにしては、全体に平均的な味わい。意外なほど派手でなくスッキリした飲みくちなのが特徴的でしたネ。

ソーヴィニヨンブラン
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実はあんまり知られていないかもですが、裏にラベルの描き手と絵の名前が書いてあります。
色はほぼほぼ透けたカラーをしていて、あんまり色合いは強くありません。
香りに青さが割りと目立ちユーカリっぽさも強め。フルーツ感多め。
フルーツ構成自体はライムを主体としたもので、全体にそれほど強くはないもののモノはもっている印象。
味わいはやはり素直めでミネラリーさとアメリカライクなシロップ感少々が主体。
香りに比べると味わいはグッと強く、そして教科書的なほどSBっぽい味わいであったりします。
青さが勝負って感じの仕上がりなんですネ。すごーくらしい味わいなのですが、同時に際立ったものはないかも?

リースリング
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この「フロッグス・イン・リースリング」だけは毎年恒例な辺り、夫妻お気に入りとかなのかしら?
色はこちらも透明度は高くほぼほぼ透けています。
香りに青リンゴがベースになっていて、しかしあんまり甘い香りはせず、リンゴ酸&オイルって感じの構成になっています。
味わいも同様で甘味はとかく低め。それでいて、オイリーさが高めに存在しているのが特徴的です。
カエルのキャラクターだし、甘めのスイート系かとおもいきや全く逆で超ドライ系という痺れる内容です。
ワシントンとかのドライよりドライ。
スパァッ!と切れるアフターのキレ味に魅力を感じるかどうかで評価が大きく異なるだろうワインです。
私は潔くて割りと好き。

シャルドネ
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ラベルはなんだかちょい狂気を感じさせるフラッグシップ。
色はかなりゴールデンな色みになっていて前者2つと比べると色合いの濃さもハッキリ違います(ドリンクも1時間以上長いですな)。
香りにバニラ感が強めにあってカリフォルニアっぽさがむしろ強い印象でした。
果実の主体は逆にキレイ目でホワイトグレープフルーツが主役かな。この辺りがブルゴーニュと間違える要素なのかもです。
味わいは後述する赤2つよりもずっと濃くて、感覚としてはムルソーに近いですかね。
パワフルよりですが、後からソルティ・ドックみたいにミネラルと果実がやってきます。
まろやかなマロン感もあるアフター、全体のバランスが「強い中でキレイ目」という仕上がりになっています。
これ、むしろ本場ブルゴーニュより今飲む分にはバランスがいいんじゃないの?という気もしますね。
力強さと爽やかな感覚を同居させている、クールな金髪少女感。

シラーズ
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ちょっと壮大すぎやしませんかね?って感じの芸術っぷりのラベル。
色は赤紫なんですが、赤要素の方が多め。
香りに果実の感覚がたっぷりしつつ、プラムやプルーンの強いタッチ。
スパイス感もあるにはありますが、ミネラル要素を感じさせる香りやカレー粉っぽいのが特徴。
これもラベルパワーなのでしょうか、何故かアラビアンな印象をもちます(ラベルの柄が味に影響する)。
味わいはそのくせどちらかというと繊細系シラーズだったり。
濃いオイリーなスタイルでなく、果実はストレートな果汁感があり、スパイス各種を混ぜ込んだソースと化してそのままデクレッシェンド。
喩えるだけならウスターソースみたいな?
カルトなタッチを求めると拍子抜けするであろう仕上がりで、これまた全体にシラーズ要素はにじませつつスッキリしています。
万人にわかりやすく「シラーズって実はジャミーなだけじゃないんだよ」と教えてくれているといえるかも。

カベルネ
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こええッ!?
色は比較的黒みのあるクリムゾンレッド。
07年ですが若い印象ままです。熟成まだしてない感じ。
香りにとにかくユーカリ感がぎっちりしていて、味わいもそのままに葉と獣感で構成されています。
他のワインは割りとアフターがすこやかなのに対して、このワインだけは(ちょっとSBもそんな節はありましたが)なんだか原住民だぞウパーッ!って感じのキツいパワーをそのまま押し通してくる。
ハーブ香草感をとにかくごった煮した感じで、むしろ地方産カベルネフランワインに近い印象があるぐらいです。
アタックからアフターまですべからくユーカリをまとった原住民。
料理の合わせがないと映えないかもしれませんね。
個人的に苦手なスタイルなので評価は低め。


……
以上!
カベルネ以外は全体にアフター自体は長くなく、逆にそれが特徴として活かされる事を考えた作りです。
シャルドネは流石に濃厚寄りでしたが、それでもスッキリとした清涼さがウリなのでなるほど相当。寒冷地なのだろうなぁとハッキリ思わせてくれます。
マクラーレンヴェイルとかのオージーが今は世間的メジャーでありますが、西オーストラリアの方がやっぱり本格っぽい作りが多い気は私すこーししてたり。

コストパフォーマンス(最大5pt)
総じて♥♥♥
全体に価格妥当~ちょっと高め?ぐらいの印象でした。
カベルネは高いかな。後は良くも悪くも「まぁ、そのぐらいかー」という気がします。
ちょこっとラベル料金ものっかってる感じがしますね。アーティストラベルってやっぱりプレゼントとかには勝手が良いと思います。
ジャケ買い系のなかでも繊細さをウリにしている出来栄えですから、万人に対応してるのは嬉しいところ。
スパリエ兄貴がミスしたように、ブラインド試飲会で何人がブルゴーニュと答えるかワクワクしながらシャルドネをもっていくのもアリ。
また、全体に涼しげなので夏場~秋初めぐらい方が美味しくのめるかもですネ。

というわけで、ルーウィン・エステートよりダダダッ!と更新してみました。
疲れたンモー
キャラクターが思いの外綺麗に仕上がっているのは面白い特徴でした。評論家好み、とは知っていたのでちょっと濃厚なのを覚悟してもいましたが、そうでもなかったという。
モンダヴィ翁の功績のひとつと言っていいこのワイナリ、今後も栄えてはくれそうです。

これまたダダダッと該当ワインを。量は作ってるので新ヴィンテージでもないのにどれもネットであるっぽい。





サクッと呑めつつ割合きれいな感じ。ワッショイデース

| オーストラリア | 21:59 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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アルザスのビオ、そしてアーティスティック! ドメーヌ・マルク・クライデンヴァイス・カステルベルク・グランクリュ2009

うぇるかむ!
アルザスはそもそもがドイツ寄りでありつつフランス的・・・な感じで結構伝統的な絵柄が多かったりします。
が、個々は古参なもののアーティスティック!やっぱりリースリングはアーティスティックなラベルが似合うと思うます。

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ドメーヌ・マルク・クライデンヴァイス・カステルベルク・グランクリュ2009

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
何だこれは
岡本太郎もドキドキしちゃいそうな謎の妖怪みたいなのがアグレッシブなポーズをとっている、実に頭のおかしいラベルです。
毎年ラベルの柄を呑んでもらった画家にお願いしているというもので、この2009はコレ。


他の年号は例えばこんな感じ。ちなみに、その年号で作ったワインのどれでも同じ柄になっており、低価格のリースリングもこの最高峰グランクリュもピノ・グリとかでも同じ柄となっています。こりゃ毎年どれかしらで買っておきたい!

ラベルがものすごく特徴的なのですが、起源は1948年からやっているブドウ農家。
それを1971年にマルク・クラインデヴァイス氏が「うちもドメーヌやるゾイ!」と一念発起します。
1989年、それは自然派ワインなんて単語が出来るはるか前にビオディナミ農法に「我、革新を得たり」と転換し、地方におけるビオディナミの伝統派となります。
じゃあその前は農薬じゃぶじゃぶだったんだろうなぁとも思うわけですが、25年も前からビオになっているのだからなかなか。
13.5ヘクタールの自社畑をマルク氏の息子のアントワーヌ氏が現在は運営しており、彼ももちろんビオディナミを引き継いでいる訳です。
一応ワイン・アドヴォケイトは90点つけてたりします。
アルザスの地におけるビオロジックの実践者、そのラベル通り奇抜なのでしょうか?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
リースリングは、爆発だっ!

ビオらしさ満載、それでいて味わいは豪華絢爛さも感じさせ、果実VSオイルといった対立主義的なリースリングの魅力もふんだんに発揮しています。
絵柄の妖怪っぽいの、とっても正しいと思う。
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色はかなりしっかりとしていてゴールド。
香りにかなり自然派よりのタッチがあって、土っぽさがすごく出ています。
木々と大地の香り・・・・・・なんて、ワインマニアが使いそうなワードを私も用いる他ない。
果実感はその分控えめなのですが、酸はきっちり感じさせます。
味わいもしっかりとした酸見と土気がベースになっていて、それと一緒にオイリーさがボリューム大で存在。
一口目からかなーり自然派な味わいでどこかみりんのような口当たり。
どこか田舎っぽさがあるものの、アフターのコクもなかなかでありそうした土ムードの間から果実感が溢れ、ミネラル感もクッキリとしているんですネ。
ビオによる独創的味わいでありつつ、雑味はありません(ビオ要素を雑味と見るならば、そうとも言えますがそうした人向けのワインでなし)。
それは日本の田舎感。それも山に囲まれたような里・・・・・・
ラベルの妖怪?がまさにすべてを物語っている訳です。もう、こんな感じなんよ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
グランクリュに相応しい出来栄え!
ただ、1万円のリースリングとしてはキャラクターの方向性が地味めな気がしないでもないかなぁとは。
グッとくるワインではあるものの1万円の白としてはあと一歩何かあると・・・・・・とはちょっと思ったかも。
なのですが、恐らくコレ、ちょっと寝かせたり逆にも少し新しい時期に呑んだりしても良かったんじゃないか?と時期の事も思わせるには充分だったりします。
この妖怪的ワインの実力自体は相当に高いモノですから、ありとあらゆるタイミングで使えることでしょう・・・・・・ただ、プレゼントに適したラベルとなんか怖いラベルの時があるので絵柄は確認が必要かな。

というわけで、ドメーヌ・マルク・クライデンヴァイスよりカステルベルク・グランクリュ2009でした
おどろおどろしい妖怪、というよりはもっと親しみやすい方向性の現代的妖怪アニメ系のフレンドリーさをギリギリで持っているので、是非ご体験アレ。
民族的世界観がとっても楽しい!

ジャケ買いもOKな感じ、最高やん?

妖怪ウォッチでも貼ろうかと思いましたが、私のそもそもからすればコッチにしたいかなと

| フランス | 22:58 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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祝☆三位(ヴィスリャァァッ!)

うぇるかむ!
つい先日、FC2お酒ランキング第三位に入ったことを報告しました当ブログですが・・・

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キターーーーーーーーーーーー

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やったぜ!

ということで、3位に入りました!
うおおおお!!!
食全体でも150位アンダーですよ、力と技の風車がビンビン回ってますわ!!!!

ま、今日はすでにまた5位になってますけどネ。

色々と思う所はあるのですが、このニッチなコンセプトのブログにおいても飲料関係では3位に位置づけられる事は素直に嬉しい所です。
対するような「アキバジャンル」と「ワイン」のブログここまで着たことは嬉しいところ。
同時に、FC2ブログでこの順位=日本のアマチュアワインブログとしては実質一位に近い。(一位のワインレポートさんは元読売担当でデュヴァンとかで講師をするほどのプロです)
そのような状態にありながらもアクセスそのものは200ちょい(正確には230)という事実は
「ワインが日本では何だかんだいってお酒の中ではマイナーである」
「ワインブログまたはお酒のブログが如何にニッチか」
を物語るところでもあるかなぁとは思います。

とはいえ、ここまでこれたことはちょっと感動です!感謝!!

生きる事が好きさ、青く光るcosMo(byてつを)

史上最高にカッコイイ仮面ライダーは言うまでもなく、南光太郎。

今、「V3」で検索すると仮面ライダーV3よりこっちが早く出るのネ・・・・・・・ただでさえ天使のミクさんが風見志郎を超えた!?

お祝いがてらにこれ呑んでました。相変わらずシャンパーニュの価値を0にするハイクオリティ。そしてグラスを割りましたOTL

| コラム | 18:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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美味しさにビビる?名匠ジュリオ・ガンベッリの元修行先の格安品! ビッビアーノ・キャンティクラシコ(ブラックラベル)2011

うぇるかむ!
イタリアの定番テーブルワイン、といえばキャンティでしょうか。しかし、意外なほど難しいのも事実。
そんななかで、美味しかったのがこちら。

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ビッビアーノ・キアンティ・クラッシコ2011
とても一般的なキャンティっぽいのですが意外とすごかったりします。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(+♥?)
黒いラベルに紋章というスタンスながら、紋章デザインや全体の構成そのものはちょっとテーブルっぽさが多めかなぁとは思います。
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裏もすごく普通ですし。
ただ、よくよく追ってみると実は結構スゴイワイナリです。

色々調べようと思ったのですが、生産者の来日記事をすでにワインレポートさんが書いておりとても詳細なので私がいまさら書くこともなし・・・
一番注目される部分はジュリオ・ガンベッリが17歳の時にここで修行をしていたというお話。
イタリアにおけるアンリ・ジャイエ、ゴッドオブイタリアンなんて言われの方です(2012年没)
例えば彼がプロデュースしているワインというと(マニアなら説明の必要ないのですが・・・)


こんな感じ?

そんな彼が1950年頃に見つけてきたブドウのクローンもこのワイナリは使っているらしいのですが、全体にお値打ちな老舗として存在していて、比較的レストランに多く降ろされていたキャンティなのだそうで。
ということで・・・・・・じつはこれら情報知らずに私、ちょっと前に呑んだのですがネ・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(キャンティ好きなら+♥)
酸味がシャッキリポン!なクラシカルめキャンティ!!
すごーく普遍的といいますか、キャンティ・クラシコのイメージどおりな感覚です。
小細工なくキャンティ、それも酸味のハッキリしつつフレッシュタイプ。あ、これレストラン発注が多いの納得って感じです。

色は比較的クリアめなレッド。結構赤さが強い感じかな。
香りはチェリー系とイチゴの酸っぽさがハッキリとしていて、それらは生果実っぽい感覚。
14%と高めのアルコール度なんですが、迫力よりもチャーミングな果実がそのまま出てきているようなスタイルになっていて、バニラ要素などはほぼほぼ感じさせず、すべて果実で完結して統率されています。
味わいはまずハッキリとした酸味、これがまた赤系果実のみで構成されたような感覚からスタートしつつほのかにブルーベリーなどを漂わせるんですね。
酸味部分がかなーり秀逸。ただ、ソレ以外の部分の甘みや深みといったものはあまりなく軽いタッチとみずみずしい口当たりままのフレッシュっぷりで最後まで終えます。
ハーブっぽい要素などはなく、一律して果実で終わる辺りは一見すると安いワインなのですが、上述の酸味から受け取る情報量が実は相当なモノなのです。
言い換えるとバランス自体は良くないんですが、しかしサクサクッと飲めちゃうしそれでいて飽きない重心の軽さがイタリア気質。
よって、レストラン向けって訳です。お料理があってナンボ!
酸味がちょっと突出しているので、「あんまりキャンティ好きじゃないなぁ」みたいな人はこれを呑んでも酸っぱいだけなのでやめたほうが吉。
コンクール的でない、素朴で豊満にはない良さをもった感じは何となく艦これのしばふ絵っぽい?

モロに原作絵の吹雪ちゃん的な地味さと明るさです。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(お料理と合わせて!)
2500円アンダーのキャンティとしてこれ仕入れてるレストランはセンス◎かも。
あくまでもテーブルワインですが、これの何が良いかといえば使いやすさでしょう。
軽い赤ワインとしてやってほしいことは出来ているので、料理に対しても楽ですし赤イタリア=キャンティな人に対しても十二分に良さを見せてくれることでしょう。
あくまでもおウチだったりイタリアンのグラスワインといった風情ではあります。ただ、相対的にコスパの良さはバッチリ。
そんな訳でこの暑い季節に是非ご活用ください。
酸味と果実感が主体なので、実は冷やし目でもイけますし多少暖かくてもそんなにブレないという気楽さも特徴。ズボラ管理OKなあたりもテーブルワインとしては嬉しいですネ。

というわけで、ビッビアーノより一番下のキャンティ・クラシコでした。
上を見ても5000円アンダーなのがちょっぴり気になりますが、このテーブルクラスでも成る程納得の出来栄え。
レストラン向け、伊達でなし。

と、なかなか悪くないワイナリのハズなのにビッビアーノで検索しても楽天では殆ど買えない状態。もったいないなー
キャンティ・クラシコ ビッビアーノ 750ml

キャンティ・クラシコ ビッビアーノ 750ml
価格:2,757円(税込、送料別)


一文字抜けるとすっごく強そうになる

| イタリア | 23:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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まるで渋谷凛!?クールだけど純粋で可愛げのあるアルザス!! ドメーヌ・リーフレ コート・デュ・ローファ・リースリング&アルザス・ピノ

うぇるかむ!
唐突ですが、アルザスを紹介しなければならない気分になっています!というのも、アルザス特集の有料試飲が近年稀にみる豊作だったからです!!
例えば、このワイナリ・・・・・・

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ドメーヌ・リーフレよりコート ド ローファ リースリングとアルザス ピノノワールです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(レストラン系なら+♥?)
ラベル自体はふっつーな感じでしょうか。むしろ地味目なぐらいと言えましょう。

ドメーヌそのものは超老舗で1609年に創業が認められていて、現在の名前になったのも1935年。
リュット・リゾネをやっていて(アルザスとしてはビオレベル低いですが)現在は8代目の党首という貫禄のワイナリです。
それほど大手ワイン雑誌が取り上げている様子はないのですが、ハロッズやブロードベントセレクションといった名のしれたデパートでの取り扱いやアラン・デュカスなどの三ツ星レストランでも採用履歴が何かしらあるよー・・・・・・
という、どちらかというと量は多めでレストランとかに卸しているワイナリです。
日本では正直いって知名度低いですよね。というかアルザスがそもそもトリンバック、マルセル・ダイス、ウンブレヒトの三人以外は全部マイナーというか存在してるの?ぐらいに思われている節がある気すらします。
老舗かつそれなりに大手のアルザス。地域の実力を測るのにぴったりだろうとは思いますが、さてその実力は・・・?

香り・味わい(最大5pt)
リースリング・ローファ:♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
アルザス・ピノ:♥♥♥♥♥♥♥♥♥
クールでスマートだけどちょっとした愛らしさもあってこれイイですよ!
ヴィンテージが新しいのもあるとは思いますが、全体にとってもクール。それでいてキュートな要素も豊富にあって、ちょっとドイツ要素を持ちつつドイツに比べるともっとシックでストイックなところがかなりイイと思います!

リースリング2009
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コート・デュ・ローファというちょっと区画までは絞り込んでいます。

色は黄緑がそこそこにあるものの全体に透明といっていい感じ。
香りそのものは強くないのですが、オイリーさとグレープフルーツの要素を混在してもっており、リースリングの基本形といった雰囲気。
リースリングって意外と教科書どおりでないモノが多かったりする(それはバランス感覚が突出してたり均一だったりの印象で大きく異なるから)なのですが、このワインは全体に基本を忠実になのっています。
テキストに乗るべきレベルで柑橘&オイルが均一かつ平行です。
味わいもそうしたスッキリとしたリースリングで、全体に熟した要素はなくスッキリとしたもの。
柑橘多めのみずみずしい口当たり、それに酸と甘味がちょろっとしていて可愛げと相対的にお互いを目立ち合わせる具合。
全体に整いが良くってクールな仕上がりです。
中間地点からアフターまで、リースリングらしさを保ち、清涼かつクールなままサクッと終えます。
余韻が長いわけでもなく、かといって味わいが弱いわけでもなく、忠実にリースリングの花や柑橘とオイルという独特の雰囲気が素直に味わえる。
優れてイイ!ってことではないのですが、安っぽいタッチは全くありませんし、全体におとなしいしクール。
夏場にこのワイン、是非呑みたい感じで綺麗さは本当に良く出来ています。


若いしクールだし、スマートだけどキュートな要素もある佇まいはN渋谷凛っぽさ。
サラッとしつつ飾り気はある女子高生感。

アルザス・ピノ2011
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シュペブルとブルゴーニュのいいとこどりみたいな感じ
正直7:3ぐらいでドイツのピノに近いのですが、冷涼さからくる甘さよりもスマートさが際立っている辺りはブルゴーニュのイメージなのですよ。
したがって、多くのブルゴーニュよりコレの方が「ワインとして」美味しいだろうと私は考えます(!?

色はみずみずしいクリアレッド。
香りにかなりキュートでチェリーの豊満さがみられます。どことなく甘酸っぱいチェリー要素なんですが、しっとりと酸や後々の香りがシックなので、どこかクールな印象をやはりうける訳です。
嗅いだ印象からしてアフターが綺麗。
味わいはシュペートブルグンダーに類似するスタイルで、複雑だとか繊細ではありませんが、ピノの本質的なチェリーっぽい果実要素をふんだんに使い、それでいてしっかりとしたプロダクトが見られる作り。
まずはじめに感じられるのはチェリー&さくらんぼの酸と甘み。この辺りはフレッシュかつキュートにうつるのですが、少しのバニラ要素がちゃんと深みを与え、アフターも多少早いものの綺麗にそうした果実感覚と整いのいい品の良さのままデクレッシェンド。
トータルバランスがすごくよろしい、寒冷地ピノの優れた整いをみせています。
NZやドイツでもこの手のピノスタイルは見られるのですが、それら以上に感じられるのは全体のクリアさ。
果実はむしろそうした最近ピノをやっている国々より主張はしてきません。しかし、果実そのものの芯の強さはハッキリあります。
全体のまとめ役って感じのキャラクテールがとても格好良く仕上がっていて、理想的に若いピノしているのではないでしょうか?

やっぱり渋谷凛ちゃんな感じのスマート・クール・かっこいいけど素朴な可愛げのワインです。
その中でもバレンタインの時の感じネ(流石にマニアックな喩えか?)
キュートなんだけどクール、そして単純な話綺麗でカワイイ訳です。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(特にピノは要チェックや!)
アルザスのベースになりえるアイテムかも
特段のカリスマや変態性があるわけでなし、それなりに老舗で大手のこの2つのアイテム、アルザスを知るならマストかもしれません。
特にピノには地域への期待感を否応なく抱かせます。
これ、ブルゴーニュ買ってる場合でなくない?今後数十年の間にピノ・ノワールの聖地はアルザスになるかもしれません。
特にスマートかつクールなピノは、ブラインドで当てるのは難しいですし、多くにそのレベルの高さを痛感させてくれるかもしれません。
価格がどちらも4000円いかないミドルクラスなのも嬉しいところ。
アルザスという地域の冷涼さを味わうに良い、夏にもオススメの秀逸さです。

というわけで、リーフレよりリースリングとピノでした。
まぁ、私がドイツワイン好きだったりするのもあるのですけれども評価高めにつけさせていただきました。
国外だけでなく国内でもブルゴーニュよりわかりやすく美味しいピノが生まれている事実は最近値上げしまくってるブルゴーニュの人達は噛み締めてかつ気づくべきだろうと思います。
脅かされかねませんよ本当に・・・・・・半端なブルゴーニュは今後、アルザスがあるならば生き残れないだろうと思います。

大手老舗っぽい割に楽天ではあんまり見つからず。他ショップとかではあるっぽいので見かけたらチェックを。


ジャージですらカッコイイ渋谷凛ちゃん。
新 品 [WF2015夏先行]figma 渋谷凛 ジャージver

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価格:6,300円(税込、送料別)

| フランス | 22:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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祝☆5位(自分で)

うぇるかむ!
コミケ三日目もいけない私なのですが、なんと、

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おおおう?

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やったどおおおおおおおおおお
5、5位です!うおおおぉおおおぉおぉおおおお!!
ワインだけなら二位っていうか一位ワインレポートさんとか越えれる気が一ミリもしないッ!!!
やったね☆

信じるヤツがジャスティス、信実の王者。
夢追い続けることが、俺のファンタジィー(byてつを)

| コラム | 10:20 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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ニュイ・サン・ジョルジュでもいぶし銀?硬派ブルゴーニュっぷりにしょげる。 ジャイエ・ジル・

うぇるかむ!
昨日はたっぷりアルザスワインを呑んできてごきげんよろしゅうしておりました。
で、その前哨戦に実は当ブログやってなかった生産者のワインをやってるところがありましたので呑んでみました。

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ドメーヌ・ジャイエ・ジル・ニュイ・サン・ジョルジュ・1er・レ・ダモード2009
2年半やってて、なんと書いてなかったという(っていうか、当ブログブルゴーニュで更新めっちゃくちゃ少ないのですがネ)

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
紋章はブルゴーニュでも随一の格好良さだと思います。ド派手!
裏ラベルはなかったのですが、まぁ表だけで充分ということでしょう。

ドメーヌ・ジャイエジルは名前の通りブル神様ことアンリ・ジャイエと従兄弟同士の人……がやってて現在はその息子が引き継いでいます。
何回か説明してますがも一度書いておくと、ワイン界隈にも「~~の弟子」「~~の知り合い」「~~の血族」というのはステータスになるんですネ。
それはラーメンに例えれば「ホンモノの横浜家系ラーメン家」や「大勝軒系列」や「ガンコ系列」や「二郎」みたいな。
その中でも本店で鍛えましたとか息子ですとかの方が格が上になったりする感じ。
アニメゲームでいえば「オルテガの息子なんだから勇者です」「遠野の一族だから人間最強」「オッス、オラ悟空!こいつは息子の悟飯!ついでに悟天!!全員地球救える級につえぇぞ!!!」みたいな。
さて。
そんな訳でそれなりに名が通って名門なのですが、意外と価格平均がやすかったりします。
持っている土地が比較的安く、トップがエシェゾーで2万円ちょいぐらい。高くなりがちなジャイエ関係者の中でも血筋銘柄の割に安い。
ついでに新樽18ヶ月を好んで行っているとされていて、安い広域モノでも新ダル比率が高いそうで。

今回のダモードはジャイエ・ジルの中では上の方に位置するキュベで、ヴォーヌ・ロマネ村に近いという立地。
とはいえ、まぁ一応ニュイ・サン・ジョルジュだししなやか系なのだろうなーと思いつつ呑んだのでした。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(熟成すれば別?)
かったい
カチコチ、という程でもなかったとは思うんですけれども、少なくとも現状確かにポテンシャルとか感じられるんですが推奨しづらい硬さです。
それでもまぁ、なるほどと思わせてくれるだけそこそこなのですが・・・・・・
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こうして写真とったときに品と派手さが混在している点はやっぱラベルはいいんですけどネ。

色はかなり強く黒みすらあるクリムゾンレッド。若いランゲ・ネッビオーロとかに近いぐらい?
香りにチェリーのソース、それから獣感が結構出てるんですね。
バニラ要素は予想外に少なく感じられ、木々と果実。しっとりとした森っぽさ?みたいなひのきのような香りすらほんのり。
思いの外ワイルドな味わいにもなっていて、渋みがまず強めに感じられるんですよね。
グッと重た目の印象をうけます。全体のバランス感覚が重たいところで沈んでいく。
赤紫系の果実感はフレッシュではなく少し干したぐらいの印象をわずかな機微の中に見いだせるかな。
タニックさも強く。改めてこうして書いていくと閉じてましたね~。ただ、これが抜栓から一日以上経った状態だというからよっぽど堅いって感じ。
ギャルゲの最序盤でのメガネキャラ(好感度マイナスからスタート)ぐらいの状態。
近寄りがたいというよりは、近寄っても面白く無いみたいな。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥(熟成とか出来るなら+♥♥?)
というわけで、しばらくは呑み頃じゃないのでしょう。そして、そういう赤ワインを当ブログあんまし評価しないのでした。
価格としては1万円ちょいぐらい(ヴィンテージで異なります)ですから、そんなに安いワインでもないのですけれども、この重たさ硬さを上手く扱えるブルゴーニュ上級者向けのアイテムです。
よってコスパというよりは、ジャイエ・ジルが好きで買っていく人が買うというアイテム。
それならば安いモノも含めて彼の作品で比較試飲とかやるのが一番のオススメでしょうか。
あんまり飲むシチュエーションが思い浮かばないワインかな。一人で落ち着いて飲むにも、ちょっと根暗感が今はあるといいますか・・・・・・

というわけで、ジャイエ・ジルのプルミエでした。
とっつきにくいブルゴーニュの典型例みたいな感じの、老舗らしいといえばらしいワインです。
私は苦手だな~と思うこのタイプ、逆に一度体験していただくと視聴者の方にとってはイイ経験になるハズ。
というのも、多分コレがベストって人もいる気がするワインではあるからです。
久々のブルゴーニュ、なかなか難しいなぁとう~むと声が出るのでした。

楽天では同09年見つからなかったので近しいヴィンテージを・・・って、やっぱり最近の値上がりすごいなぁ^^;


懐かしい作品。これのメガネの無感情モードみたいな感じ?

| フランス | 03:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ま、これはイタリア版アッシュブルックってとこです(ドヤ顔) セッラ&モスカ・テッレラーレ・カリニャーノ デル スルチス・リゼルヴァ2010

うぇるかむ!
今年はコミケ行かないかも。ふふ、今日仕事だったのですOTL
さておき。
7月に池袋西武にてワイン催事が行われていました。正直、イマイチな催事という他ない感じであり、私はこの催事で出ていたオーパス・ワンからワイン沼に溺れているのでとても悲しかったのですが、そんな中にもありました・・・・・・

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会場の中で、ぶっちぎりにビビっとキたのはこんなイタリアワインでありました。

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セッラ&モスカ・テッレラーレ・カリニャーノ デル スルチス・リゼルヴァ2010
ぶっちぎりでしたね。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(+♥?)
ラベルは比較的地味目でカジュアルな感じでしょうか。なんかチリっぽい気がしなくもないですが、カリニャーノって辺りでイタリアだとはわかる人は、わかる。

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モンテ物産さんってこんなアッサリしてたっけ?と同時に安全なワインオープナーを推奨する絵があったりしてへぇ~と思いました。

作り手は実は老舗で1899年創業なんだとか。
2013年にガンベロ・ロッソでそこそこ評価されたとかで、どうにもこの頃ガンベロ・ロッソはサルディーニャ島カリニャーノに力入れてたっぽいのですが、そんな中のひとつといったモノでしょう。
生産特徴が棚仕上げをサルディーニャ島としては珍しく導入したことがあげられており、その中でもスルチルという畑のカリニャーノとのこと。
私、そんなにカリニャン系を評価していないライターでありますし、インポーターのプラカップ試飲でもスルーしかけてたのですが知り合いが「美味しかった」との事で飲んでみたのでした。
その結果は・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ま、イタリアのアッシュブルックってところです(ドヤ顔)
神の雫でやってて自分でもやってみたかった「自分が贔屓のテーブルワインをさも常識のように引き合いに出しつつ同様に良いワインを紹介する」をついに実現!
傾向がアッシュブルックのクラレットにとても似てまして、私好みのスタイルだったのでした。
当然美味しかったと薦めてくれた方には呑んですぐに「気に入ってるならケース買いした方がいいですね」と太鼓判しときました。

色はクリムゾンレッドで赤みは強め。
香りにキノコ感が結構あるのが特徴。マッシュルーム感がなかなかあって、 そこに小粒なチェリーとプラムなどの要素がしっとりと。
それなりにバニラっぽい要素も見えており、そうした三位の要素がとってもアッシュブルック似(ただ、カベルネやフランっぽい青さがなく同様にカリニャン系の青くて土臭い感じもあんまりありませんでした)
味わいもそうしたバランスで組んであってカリニャーノのイメージよりも近隣のネロ・ダーヴォラやタウラージなどの印象かな。
口当たりは多少軽いのですが、全体にしっとりとしたバランスに仕上がっていてブラウン&ホワイトマッシュルームっぽさがまず先立ちつつ引き締める添え物や装飾的に果実の印象があります。
重たくなく軽くなく、な明るい要素ももっておりスケール感はこじんまりとしているものの、細かくまとまっていますし味わいの変化の緩急も穏やか。
セピア写真っぽい気分にもなりますネ、どこか落ち着いた肖像を思わせるフィニッシュ。
ホッとするワインなんですが、かといってフランス系のように沈まず、むしろ明るい奉仕といった気遣いをも感じさせる出来。
もうちょっとの濃さや表現力の付加があれば本年度最高ワインだったかも?(ソレが価格や実力差でもありますが、ね)

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ワォ!今年はこのワインのケースで押し入れを埋めてしまおう!!
なんと2000円アンダーです。高くても2000円ちょいです。アッシュブルック・クラレット08はそれよりワングレード上の味でかつ値段もワングレード上だったのでヘタするとコスパはこっちのが良い気がします。
同価格帯においてはベラボウな出来栄えのこのワイン、是非ご自宅用にまずは一本チャレンジしなければならないでしょう。
どうにも地味な扱いでネットショップにはそれなりにある模様。
モンテ物産は宣伝がヘタなのか、もしくは宣伝せずとも売れるからなのか・・・・・・

というわけで、セッラ&モスカ・テッレラーレ・カリニャーノ・デル・スルチス・リゼルヴァ2010でした。
いやー、テーブルワインでこの出来は久々でしたネ。
私好みのスタイルの直球を行く感触でありました。そんなに熟成はしないでしょうから、そそくさとやってもいいのですが、味わいのタッチから言えば秋の方がいいかな。
カリニャンで飲んだなかではもっとも美味しかったワイン、かも?

デパート催事で呑まなければ会わなかったでしょうから、やっぱり行ってみるものですネ。
会場内の有料試飲まで含めほぼ全ての試飲出来るワインと比べてこれと戦えるのはテラ・タングラたん&カストラ・ルブラたんのブルガリア勢だけでした。

これと是非比べてみても・・・・・・いや、09ちょっと08と違うしなぁ。

最近のアニメだと、シンデレラガールズというアニメにおける最高評価をマークした「みりあと美嘉のベンチ」級のポカポカ感。

| イタリア | 22:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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もう日本で買えない?見た目は面白い超タスカン系なのだが・・・・・・ テッラ・ビアンカ・カンパッチオ・レゼルヴァ2005

うぇるかむ!
今日はたまたま更新しようと思ったのがどうやら日本では終売になっていたようなので・・・・・・もし見かけたらって感じに。

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テッラ・ビアンカ・カンパッチオ・レゼルヴァ2005
ラベルデザインはちょっと変わり種です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
表面はこのプレートがペタリ。下の方にリゼルヴァのシールが一応程度のちょこんとしてまして、裏面もむしろ表ラベルのような存在感になっているという変わり種です。
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コレが裏・・・・・・って、もうどっちが表かわかりませんネ。

ワイナリの所有者はロベルト・グルドナーという元ファッション業界の方で48歳のある日「ファッションやワインはクリエイティヴな芸術だ!」と爆発し、ワイナリを買います。
テッラ・ビアンカ=白い大地という買った土地の色そのまんまな名前をつけつつ、現在はエノロゴにヴィットリオ・フィオーレという方を迎えて活動しているとか。

こんな感じのを作ってる人の手を借りつつ、トスカーナのサンジョベーゼ&カベルネというタスカンスタイルをやっています。

で、このワイン、どうやらインポーター終売だったようで。
もうスーパータスカン風というだけでは売れなくなってしまったのでしょうか・・・どことなく時代の移り変わりを感じつつ。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
そこそこワイルドなサンジョベーゼスタイル?
たまーにカベルネ系やサンジョベーゼ系などにある「どこか獣感が強い」というのがちょっとありました。
特にアフターにその要素が出やすいワインだったのかな。熟成もあるかとは思いますが。

色はオレンジが少しエッジ部分に入っていますが、まだクリムゾンレッドかな。
香りにダシ香と酸味がちょっと入りつつ、チェリーなどもまだ中庸に見られる感じ。
香りは全体にちょっと閉じているというよりは寝ぼけっぱなしな雰囲気。どこかぼんやりと全体がしています。
味わいは酸味の立ち方が結構ハッキリしていて、カシスとそえるようにチェリー。
それも比較的水っぽいソース系、ブレンド感がある果実感です。
そこそこに香りに比べるとミルキーな舌触りと明るさがあり、年号よりも果実感は若いのが特徴的かしら。
香りよりもそうした要点は良く出来ています。
サラッとしたうま味を持ちつつ、ちょっと後々に胡椒を中心としたスパイスとダーティーな土っぽさがあっておえます。
あまりハーブ感などの青さはないかな。
エチケットのデザイン通り、どこか重たく堅いキャラを少ししつつも、物腰穏やかな紳士感。
年齢よりは老けて見える感じの、大人なキャラです。
おもいっきり男性キャラ系のワインで、終売になったのはそうした硬さがイタリアワインファンのウケが良くなかったのでは?と推察させる部分がありましたとさ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(セール価格で+♥)
終売価格で4000円程度で買えた模様なのですが、現在はネットショップでは売っておらず。
取り扱ってたお店でこっそりセールのワゴンにいそうではあります。
で、その上で書くと・・・・・・うーん、まぁ、それなりかなぁという気がしちゃいました。
価格としては「安くはない」ワインであり、それを知らずに呑んだせいもあってかお値段に「そのぐらいかな」という印象があったのは事実。
ただ、そのまま放置されっぱなしだったりするのもかわいそうな気がするワインではあるので、見かけたら買ってあげてくださいまし。

というわけで、テッラ・ビアンカ・カンパッチオ・レゼルヴァ2005でした。
このワインを見て思うのは「ラベルなどが奇抜でユニークであっても、ちゃんとセールスしてあげないとワインは売れないのでは」という事です。
例えばこのワイン、PPは過去91点ぐらい出してたりガンベロ・ロッソなどでは大体最高賞の一歩手前(ガンベロなら2ビッキですネ)程度に収まっているという地味さも手伝ってますし売り出し方も地味だから手に取られていない・・・・・・
そんな気がしちゃうんですよねー。ラベルが奇抜なだけだと、私みたいにジャケ買いするような性分以外は無視しているのかも。
これはワインショップ&インポーターの勝負どころ。終売セールになる前に頑張ってもらいたいワイン、というのは結構あるものです(まぁ、消費者の身としては終売かかると安くなるのでウハウハですけどねーデュフフ)

ネットショップはどうも終売っちゃてるようで、残念。

なんとなくこんなイメージなのですが、逆にこっちの人は今後商品が増えそうに思う

| イタリア | 23:34 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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史上最強の弟子によるリパッソ。その濃密な迫力っぷり・・・・・・ ラルコ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ・スペリオーレ2009

うぇるかむ!
先日「なんか夏にいいイタリアワインとかいいよね」なんて書いておいてアレなんですが、いきなり夏向けではなかろうイタリアワインです。

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ラルコ・ヴァルポリチェッラ・リパッソ2009
アマローネ系の派生ワイン、リパッソものであります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
イタリア系らしい感じ出しつつ、その中でもちょっとクラシカルで格の高そうな雰囲気があるラベルデザイン、かなりイけてると思います。
イラストの門は「ユピテルの拱門」と言われる石造りの門でそれがワイナリ名にもなっているのだとか。
文字やイラストまでトータルバランスが良い。ついでに古いですよーって感じのシールデザインが施されているのもグッド。
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裏ラベルは本来無い模様。

作り手はルーカ・フェドリーゴという方で、この方かのクインタレッリ翁の直弟子という、いわば「アンリ・ジャイエの弟子」のヴェネト版な訳です。しかも14歳から働いたらしく。
漫画でいえば、アバン先生の弟子=主人公達クラスな訳ですよ。
(ちなみにクインタレッリも後日更新予定。なお、そのアマローネは今年一番美味しかったワインになるかもしれない・・・・・・)
1999年頃から自分の父親の畑でアマローネを作り始めて、その間もクインタレッリと自分のラルコを行き来していた模様。
更に戦略として世界市場向けなところがあり、95%が海外用。イタリア国内の方がレアとなっています。
特徴として、正統派な作りではないものの存在が大きくカベルネとリパッソワインを混ぜたワインとかがあったり。
そんな訳でして、かなーり特殊なワイナリ・・・・・・の中においては比較的普通のワイン、リパッソ版です。
個人的にリパッソワインの出来ってアマローネの実力に直結している部分があると思うのですが、さてそんな最強の弟子は名声通りの作りが出来ているのか?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
うっひゃ、チョコレート噛んでるみたいだ!
リパッソでここまで濃いとは・・・・・・これきっとアマローネはもっと濃いのだろうしついでに言うとカベルネとか混ぜちゃう心意気がわかる気がしますネ。

色はそれでいながら透けないルビーレッド寄り。
香りにとにかくチョコレートを感じざるを得ない力強い・・・強すぎるぐらい?のパワフルさです。
その奥からも立ち上ってくるレーズンの凝縮感、南国系フルーツのペースト、それでいて基本はラムとカカオなスタイル。
これ一個でショコラ・ティアラであります。
サプライ 東幻郷スリーブ 三村かな子

サプライ 東幻郷スリーブ 三村かな子
価格:1,620円(税込、送料別)


こういう時しょっちゅう私が用いる三村かな子。彼女はデビュー曲が「ショコラ・ティアラ」でチョコ豊満の象徴なのです個人的に。
多分握手会ぐらいには近いワインだゾこれは!

そんな訳で、味わいもぽっちゃりしっかり、でもちょっとビターです。
香り以上に苦味の部分も多めに存在していて、ラムレーズン入り大人のチョコレート感がマシマシです。
アタックのボリュームはとにかく大きく、そのインパクトのままデクレッシェンドしていくアフターという構造。
味の奥深さや洗練さという意味では大雑把ではあり、見た目の印象を強く残すワインではあります。
濃厚さもちょっとぎこちないといえなくもないです、しかしながらその肉厚豊満さのセクシーっぷりが充分な領域なのでググイと呑ませてくれます。
食中よりはデザートにしたいぐらいでありますが、多分これ、食べ合わせ管理がしっかり出来るとちゃんと料理に対して化けてくれる気がしてなりません(私はベーコンとかカレーと呑んだけどこの重圧を支えきれなかった)
リパッソ製法の中でも濃厚で、見方によっては贅沢なワイン。
日持ちもするどころか開けたてよりは次の日ぐらいの方が飲みやすくていいんじゃないかぐらいのパワフルさです。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
杉田智和氏(三村かな子ファン)にオススメしたい
この濃密さで3300円ぐらいが平均相場となっています。
コスパが良いと思う最大の要因は濃厚さと製法故に日持ちしてくれること。これはリパッソやアマローネの強みですネ。
夏向けでない所以で、のどごしとかスッキリと料理と・・・・・・って訳ではなく、贅沢にこいつをグラスに注いでまったりするのが目的のワインであるがゆえに、ただでさえ価格以上の厚みと安さのワインが更に日数分で割り算してくとすさまじい安さに!?(天使のミクさん風テンポ)
なので、すぐ買って飲むわけでなく、しっとりと消費されるのが良いでしょう。
濃いワイン好きが相手であれば、プレゼントにもサクッと出来るエチケットデザインの良さ。
ワイン会でもリパッソを考える上で手頃さとジャイエの弟子ばりの存在感でこのまれやすい要素が多め。
総合的に使い方が多い。この価格で贅沢したいなら、コレは大いにオススメ!

というわけで、ラルコ・ヴァルポリチェッラ2009でした。
とかく濃い仕上がりをもつワインが低価格でどっぷり楽しめる、これがリパッソの強みですネ。
こうしたアマローネ関連とソアヴェの価格感&お酒としての質の良さがヴェネトの強みであり、個人的にオススメ出来る部分。
ご経験なければ是非食後にこのワイン呑んでみてください、ぶったまげますヨ(なお抜栓はちょっと早めにしとくのがオススメ)

市場には比較的まだ残ってますが、恐らく秋以降の方が売れるワイン。早めに持っておくのも吉。

デーン

いつの間にか終わっててびっくりした。そういえばこれも豊満漫画であった・・・・・・

| イタリア | 20:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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マイケル・モンダヴィ製テーブルピノ、カリフォルニア商業ワイン王の血を継ぐのか? ハングタイム・ピノ・ノワール2013

うぇるかむ!
ほんと暑い日が続きますね(炭酸水飲みながら)本格的に「やってられない」って感じであります。
さておき。こう暑いと赤ワインでも軽そうなのをということで、ちょこっとピノ書いておこうかなと。

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ハングタイム・ピノノワール2013
カリフォルニアピノであります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルは最近変わったのだそうで、その割になんともテーブルワインっぽさあふるるデザイン。
見事に安酒感がある印象・・・・・・なんですが、そんなに安くもなかったりという。
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裏も日本ワインばりに長い。
そして、サクッと書いてありますネ、マイケル・モンダヴィ・ファミリーの文字が。

そういうわけでマイケル・モンダヴィーの傘下ワイナリです。
醸造家および畑のチーフにトニー・コルトリンという人を雇い作っているそうで。
このワイン、どこに言っても同じ文章しかのっておりません。
また、シャルドネ版はセントラルコーストAVAまで絞っている割にこちらは「カリフォルニア」という超広域です。
大手故の手抜き仕事か?モンダヴィ的にやっぱりカベルネ(クラレット)に力入れてるからピノが疎か?
と不安になりつつもお手並み拝見。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥
直球なシロップ缶系ピノ
普段テーブルワインクラスではシラーとかマルベックやその他地品種を攻めてる私としては、こう久々のカリフォルニアテーブルクラスピノだったんですけど、これはまさしく「それらしい」といえましょう。

色はクリアなレッドで赤みが強い。
香りからココナツ系のバニラエッセンスとチェリーの缶詰という何ともchupa chupsな香り。
駄菓子っぽい香りなんですよね、そして味わいもそのままなのがカリフォルニア低価格か。
シロップ系の甘み、酸やミネラルはほぼなくゆるーくあまーくバニラアイスっぽさを出しつつ終えます。
少し冷やし目だったのですが、それでもゆるいキュートさ加減。
1分のゆるアニメ(アニメファンがあんま好きじゃない感じの)みたいなダラダラ感が、むしろ懐かしくもあり。
肩肘張らないのはいいところですし、全体に欠陥や「まずい」というような構成ではありませんが、とにかく全体が甘さを多くもっていてそれをしかも主張するという。
たまにはこういうのもイイよね!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥
しかしながら、2500円程度するワインとしてはちょっとうーむという気がします。
やっぱりモンダヴィ家はカベルネとかを見てた一家だからなのですかね?
今現在、チリやアルゼンチンやドイツなどなど美味しくてしかも安い地域が散見される時代、確かに欠点はあんまり無いもののこの構成と値段は吊り合っていない感じがしましたネ。
使う用途はもちろんテーブルワインであり、実にダンボールでドカッとその辺りに転がっているのが似合う、気軽なヤツではありますが・・・・・・私ならもっと安く値段抑えるかなぁ。

というわけで、ハングタイム・ピノでした。
私がたまーに書く「シロップ感・シロッピーな感じ」を素でいってるキャラ。
それもたまには良いのです。なんか暑い季節には逆にこれぐらいの方が良い気もします。
ただ、どうにもマイケルがあんまり上手いことワインやってないような気がするのは、長嶋茂雄の家系みたく寂しい気がファンはしちゃうのでした。

一部ネットでは旧ラベルで13年が置いてたりするので注意。


最近毎日こんな感じ。一番似てる部分?目ですネ・・・(死んでる

| アメリカ | 23:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ドライッ!エン・・・・・・カウンターァーッ!って沢城みゆきか井上和彦あたりに叫んで欲しいワイン。 ポール・クルーバー・ドライエンカウンター2014

うぇるかむ!
南アフリカは実は白が旨いということを当ブログも何度かお伝えしてまいりましたが、約1年以上ぶりに紹介になりますワイナリなんですがやっぱりスゴかった!

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ポールクルーバー・ドライエンカウンター・リースリング2014
この中二病めいた名前ですよ!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
以前激ヤバなシャルドネとして、実は当ブログ最初の南アフリカワイン紹介だったのがこのワイナリだったりします。
ブーケンハーツよりはるか前に「南アフリカすごくない?」を体現させる出来だった訳でして。
なのでくわしいワイナリ説明は割愛。ひとつだけ書いておくとこのワイナリは私に
「ブルゴーニュより南アフリカのがすごくない?」
と思わせるに足るワイン造りをしてるワイナリだったのです。

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ジャンシスのセンスは流石。

で、今回はその中では比較的地味な存在のドライ版リースリングです。
同時にクローズ・エンカウンターという甘めなバージョンを作っているようなのですが、これはあくまでもドライ系リースリング。
シャルドネは多くの賞をとっていてサクラ・アワード如きに出展されれば当然といいますかコレがとらなかったら他に最高賞とるやついないしむしろそんなゴミみたいな賞いらんがな、というぐらいサクッと最高金賞。
ゲヴェルツも賞を結構とっているらしいんですけど、ことリースリングに関してはあんまりそうした履歴がなかったりします。
ジャンシスもまぁ、シャルドネで絶叫してましたし。
というわけで、赤ワインを優先的に買ってたらずいぶん買わずじまいだったんですけど、この夏の暑さに負けて買っちゃいました。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
ワシントン制☆圧
シャルドネが「モンラッシェ殺し」だったのに対して、こちらは「ワシントンリースリング殺し」であります。
アルザスとかドイツの甘口ないし辛口よりも南国系タッチ、かつ甘口を目指していないという構造はワシントンリースリングに似た構造だろうと思うのですが、その上でバランス感覚が良い。2014年という若さがむしろ欠点だろうと思った程でした。

色はそれなりにイエロー。緑よりでもありますが、色じたいはかなり濃い目。
香りにライムとリンゴのミックス。それと結構パインっぽい感じ。
後からオイリーさがやってくる辺り、あったか系のリースリング果実要素を網羅しています。
それらは繊細ではありませんが、しっかりとあったかリースリングに欲しい感じが出てて、香りだけでもかなーりリゾート気分。
味わいも同様に果実感と蜜の印象がフレッシュかつ濃く出ていてギュッとした感じ。
そこに灯油香(ペトロール)と言われるリースリング独特なあのオイル感を出しつつ、ダイナミックなままアフターもガツンと一斉放射して終わります。
パワー系のリースリングです。果実とオイル感両方がギッチリしていて、人によっては疲れるかも。
また、もう少し複雑さやミネラル感は欲しいところ。酸味は果実部分にそこそこあるので、あと少しで万円級だろうと思います。
ま、しかしながら値段はどのみち安いのですが・・・・・・
それは後回しにして!
鮮度と詰め込みがいい果実とオイルのコンボ、というリースリング好きでないと想像出来にくい感覚を確かにとらえたこのワイン。
豊満なボディと夏の一日を思わせる迫力のある水着グラビアみたいな出来栄え、是非夏場にドウゾ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
税込み2000円でコレ。ケースで買っちゃわない?
ポールクルーバー社は一度呑んでいただればわかるんですが、(今市場で出回っているのを見渡すかぎり)価格が安いのです。
2000円でコレってスゴイ。
以前絶賛したリースリングにKヴィントナーズがあるのですが濃度とまったり感と豊満さはこのワインの方が「遥かに」上です。
その分洗練さや軽さはないので、料理とはちょっと合わせにくい気もしますがまぁそこはお肉とドウゾ。
とにかくこの値段としては破格に良いリースリングをしているこのワイン、プレゼントにはちょっと派手さがないので自宅用としてお使いください。
または、ブラインドティスティングとかする機会があれば是非。リースリングまではほぼ90%当たるハズですが、国は90%が外します。
そして、値段も90%ハズレます。この濃厚さと要素のバランスで2000円なんて思いつく人がそんなにいるとは、思えません。

というわけで、ポールクルーバー・ドライエンカウンター2014でした。
これ、2014年のスクリューキャップなワインなんですが、リースリングって実はテーブルワインですら「十年ぐらい置いておくと恐ろしく美味しくなる」品種なんですネ。
なので、もしかすると本当ののみごろはこの濃厚系っぽさからいってもっと後なのかもしれません。
そのようにワインブログが「2000円ぐらいの白ワイン」に書くことの異常さ。ポールクルーバーはリースリングもしゅごかった・・・・・・

ここまでくると全部呑みたいですねこのシリーズ

ちょうど今日まで水着だった十時愛梨夏バージョンにぴったりな感じ(画像は旧vERですが)

| 南アフリカ | 22:47 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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イタリア料理とエトナとか ~今後の更新ちょっと~

うぇるかむ!
昨日はちょっとした会食をしてまして、帰ったらそのままバッタリ寝てしまってました~^^;
で、何食べてたかというと、

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イタリア料理。

上野のとあるレストランにて。
ピザ、パスタ、生ビール、グラスワインで4000円ぐらいかな。
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パスタはウニ。
あくまでもホテルの下のレストランって感じでそんなに豪勢でもなかったですが、それなりでありました。
ただ、テーブルワインのチョイスが結構面白くて

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ムルゴ・エトナロッソ
何故かネレッロ・マスカレーゼがあって私、即注文。
ちょっと冷やし過ぎた感じ(セラー出したて?)だったんですが、それはそれで。
ちゃんとスパイスがほのかに見える赤果実と飲みやすさがポイントのエトナでしたとさ。

こうしてイタリアンで飲むと思うのはイタリアワインの料理との相性の良さですね。
単体で飲むとフランスどころか多くの国よりもあっさりとしたティストに仕上がっている事が多いのですが、そこの本質はこうした料理との合わせである・・・・・・なーんて、イマサラナガラに感じたりも。

この夏、も少しイタリアワインをちょいちょい更新してきたいなぁなどと思うのでした。

グラスで700円ぐらいで出してました。まあまな。

あとこの夏はデレマス始まっちゃって更新が多分鈍る(緊張

| イタリア | 10:19 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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「超極甘えたくなるロリロリ」とはまさにこの事! ウィリアム・ダウニー・ギップスランド2013

うぇるかむ!
我ながら「そういえばコレ、後で更新しようと思って忘れてた・・・」というのが結構あるのですが、今日はそんな感じの逸品。
ちょっと、特にピノを私溜めがちなんですよネー。ということでひとつ。

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ウィリアム・ダウニー・ギップスランド・ピノ・ノワール2013

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
あ、これワインエチケット(ラベル)っすヨ
いやさ、ラベルなんですってちゃんと。裏面取り忘れちゃいましたが、
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フェヴレイと並んでコルクもあればわかるでしょーよ!(そして呑んだ時期が大分前なのも一部視聴者にわかりかねない)

作り手はまんまウィリアム・ダウニー氏。
彼が2003年に立ち上げたワイナリで、2006年にグルメ トラベラーワインマガジン誌なる謎のマイナー雑誌でヤングオーストラリアン ワインメーカーオブザイヤーなるこれまた現地の賞をとっています(日本のクソザコワインコンペと大差はありますまい・・・・・・)
特徴は三種類の産地別ピノをオーストラリアでやっている所。そのうちのひとつ、ギップスランド版が今回のモノです(ちなみに値段はほぼ三種類ともかわらないハズ)
かなーりカルト寄りのこのワイナリを、ネッド・グッドウィン君が「冷涼オーストラリアピノのミライを気遣う聖人」と激唱。
ちなみにウィリアム氏、調べると髪型はほぼアムロ・レイの色違いです。是非ご検索を。

チィッ!?NTかッ!?
いや、これはワインダイヤモンズ入荷の生産者の髪型が面白いことになっているのか・・・・・・
というわけで、そんなこんなでこの怪しいピノノワール、どんな感じかといいますと

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
やっぱり小学生は最高だぜ!
などと突然叫びたくなるぐらいに若く、そしてバニラ感がハードだけれどもブドウのソースはギッチリしている訳です。
純粋なブルピノマニアはブチ切れそうでありますが、ニューワールドピノ好きだったらバニラ感がドギツくてもちゃんと果実オーラが満ちている辺りにグッとくるハズ。

色はストレートにレッド。多少縁がオレンジがかっているような気もしたのですが、どうも背景の木がうつってた模様でちょっと自身がない^^;
香りの順序が実に純粋でチェリーソース→キャラメルソース→塩の香りとケーキのような層の構え。
それぞれの要素自体は強くしかしナチュラルに対応してきてくれます。これ、恐らく開けたてはバランスが悪そうなので調節が難しそうですネ。
味わいは開けてくると柔らかくあまやかで豊満なスタイル。
チェリーやスモモ、赤果実の甘味と酸味、そこにミネラリーな要素があとからスッと加わってチープにさせません。
ニューワールド系と一括りに言われて想像しやすいボリュームですが、口当たりからフィニッシュまでとかく柔らかい。
ぷにっぷにです。
バニラ感多めなものの時間がたつと意外な程さんが出てきて海付近のピノのような感覚も出てくるのは特徴的。
パワータイプのピノに欲しい要素は大体もっているし、とっても元気。
ミルキーさが結構激しいのでその辺りに好みがわかれるとは思いますが、これは若いウチだけの特権の気もしますし、熟成した時にどうなるかはちょっと未知かな。
いずれにしても、とってもナチュラルにロリっ子してると思います(実は私、ロリキャラのボキャブラリ少ないので何ともですが)。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
1万円ちょっと、という職人技を楽しむ域の中でもかなり楽しませてくれる部類だろうとは思います。
もうちょっと品が良かったりすると、リジェ・ベレールとか辺りとミルキーさは似るような気も(や、何となくですが)
ダイヤモンズのワインの割にまだまだ買えるのは、恐らく1万円超えている事と自然派っぽいわけではない辺りかな。
プレゼントには怪しすぎるので良く理解している人向けでしょう。ワイン会とかで使うのも、このタイプのピノを毛嫌いする人がいない想定の方が値段分喜ばれるのではないかと。
食事に合わせるよりは個人的にはどっぷりソファーにでも浸かってこの甘々さを退廃的かつ官能的に味わっちゃうのがオススメ。

というわけで、ウィリアム・ダウニーのギップスランドでした。
ある意味王道をいってそうな作りともいえるこのワイン、何だか飲むタイミングでスゴイ味わい変わりそうな気もしてます。
そういうワガママさまで子供っぽい、まさにロリコン御用達?なワインナノデス

若ピノという飲み方では最高峰では

紐 姉 貴

| オーストラリア | 18:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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元モエ・シャンドン監修!?チリ泡のラフなスタイルとお値打ち具合。 ウンドラーガ・スパークリング・ブリュット

うぇるかむ!
もう暑くて最近たまりませんネ・・・暑い、とにかく暑い(でも私は赤ワインが好きだ)。
という訳で、たまにはとスパークリングワインの超カジュアルをひとつ。

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ウンドラガ・スパークリング・ブリュット
チリ産の安い泡でございます。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルからしてラフっぽさムンムンですネ。とにかく高くはなさそうな感じ・・・・・・
泡こそラベルこだわっていただきたいところなので、ちょっとマイナスにしようか悩むところですが、まぁ価格が本当に安いので。
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裏までほんと安っぽい・・・・・・

作り手は1885年に設立されたというウンドラーガ社。
思いの外老舗であります。そんなコロから本当にチリにワイナリがあったの?と疑問しちゃうぐらいに古い。
ドン・フランシスコ・ウンドラーガ氏が設立したとされるワイナリで、一応未だに一族が資本を持ち続けているというチリの大手です。
生産量も第5位なんですって。へー。
スパークリングに限ると1910年から作っているというチリ最古な事が自慢なんだとか。まぁ、とはいえカジュアルラインなのですがねコレ。
で、私が購入した理由は値段の安さと「元モエ・シャンドンのフィリップ・クーロン氏が監修」という謳い文句でした。
基本的に泡に関しては私は
「新世界にヨーロッパ特にシャンパーニュの技術介入が入ると、本場より大体リッチで単純な美味しさがある」
と、カリフォルニアの泡各種で思い知らされたのです。
なので、安いなりにそこそこな実力をこれにも見いだせるのではないか?と試してみました。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
カジュアルだけど、それなりだ!
それなり、という単語を良いと見るか悪いとみるか、です。私のようなド貧民には価格とのバランスで言えば良いと思うのですけれども富豪の方々だったら切って捨てますね。
しかしながら、この価格にしては良く出来たスパークリングであることは間違いないでしょう(価格は後で書きますが)

色はあっさりとしてて黄色みが強めで如何にも軽い色調。ついでに泡もそれなりです。
香りは結構柑橘系が多めにあって、同時にバタ感がちょっとあります。
レモンと軽いマーガリンのパンっぽさ。
これ、そこそこスゴイ事でこの価格帯だと香りからして甘々だったりなんか強い果実で終わっちゃう事が多いんですけど、かなーり落ち着いています。
小学生のワイワイしている雰囲気の中に、唐突にイヤに落ち着いた子がいたりすると漫画では人気になったりしますがそんなイメージです。
逆にいうと、低価格の味わいが欲しい場合には不向きなぐらいアッサリとした香りをしています。
チョコ感などはないので本格には行き届かない気もしますが、そのサラッと加減が逆に良し。
味わいも全体にスッキリとしたティストです。
柑橘主体にハーブバターをちょっと加えたような口当たりとアフター。総じて軽いですし、チョコ感などのシャンパーニュ系の要因はありませんが軽いなりに呑ませてくれる要素はあり、むしろ夏場には丁度いいぐらいかもしれません。
リッチさよりも軽く繊細よりな所は本場シャンパーニュのNVにも近いかもしれない?流石にそれは言い過ぎでしょうが、夏にサクッと愛でたいタイプの子です。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(夏なら)
1500円しないなら、サクッと飲める訳ですヨ
次の日ぐらいまではギリギリ泡が持つので、一日750円だと思えばクラフトビールよりアルコール度高いしコスパまぁまぁだと思いますヨ。
個人的にはこの辺りとくらべてみるのは面白いと思います
個人的にチリはピノがナウなヤングにバカウケ!(!?)とか思ってますので、つまりピノが入ってる泡はそこそこイケてるだろうという目算通り、このシャルドネ60ピノ40ぐらいの割合でちゃんとそれなりの体裁をもっているのが特にグッド。
ワイン会など向けではありませんが、カジュアルな日常ワインとしては合格点。
むしろ、これよりもいいカバとかスプマンテも少ないだろうと思いますヨ。

というわけで、ウンドラーガ・スパークリング・ブリュットでした。
感動的な泡、ではありませがカジュアルな泡としては楽しい位置にいる品質だろうと思います。
昔から「安いワインはチリを買え」と言われていたそうですが、それは今の時代はむしろ白とか泡にこそ当てはまる気もいたします。

ネットではだだ余りです。安いとこのぐらいなので暇つぶしに買うならいいのでは?

ロリなハズなのに妙に大人ぶってるキャラって案外需要があるそうで

| チリ | 22:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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とにかくカジュアルな南アシラーズ。ジャケ買いしたその結果は・・・・・・ ザ・グレープ・グラインダー・シラーズ2012

うぇるかむ!
南アフリカワイン、というとやはり「安い」というより「安っぽそう」というイメージが強いようには思います。
大きな間違いではあるんですが、今回はあえてそうした一般的イメージのド直球をいくようなワインにしようかと。

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ザ・グレープ・グラインダー2012シラーズ
どうよ、この感じ・・・・・・

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥(個人的には+♥)
この見るからになんだか安そうな感じたまらないと思いません?
いやさ、オーストラリアとかのカルトでもこういうポップなコ稀にいますけどネ?でもこれは明らかに安そうなオーラです。
だが、それがいい。

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裏面までポップです。

更に、作り手も何も殆ど情報がなく「南アフリカのワイナリだよー」ぐらいのモノです本当に。
びっくりするぐらいなんもなく、そういうワインで1000円は超えてるのでなんで日本に入荷されているのかナゾレベル。
(日本においては世間評価とか大事なので)
なにせ、ボトルが緑ですし・・・・・・
そんなこんなで、いかにも怪しいこのワイン、中身は果たしてどうであったのか?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥
うむ、チェリッシュな!
良くも悪くもザックリ作られた事がわかるワインといえましょう。
果実感がド目立ちするスタイルで、ラベルの印象そのままです。

色は思いっきりレッド。カラー自体はとても単一。
香りからしてかなーり駄菓子的であります。
チェリーの缶詰というよりお菓子感、それもバターとかは使ってないチェリージャムとかの感じ。
そうした果実要素そのものはストレートすぎるといえばすぎるのですが、同時にあんまり雑念がないのはまぁまぁ。
ちょっとしたシガーの香りなどは南アフリカっぽい要素でしょうか。
味わいも全体にラフで軽いチェリーのストレートさで始まりますし終わります。
逆説的に安いピノのような感覚になっていて、強い果実感やバター要素などはなくほぼほぼ赤系果実で終わるのです。
うむ、やっぱりシラーはピノと似てるなぁ・・・・・・なんてしみじみしますが、アフターに若干だけスパイス感が出るような。
とにかくそうした軽ーいキャラです。どのぐらい軽いかというと、ラブコメラノベよりも軽い。
ただ、アメリカの安値とかよりは果実の感覚がちゃんと出ていて人工的さ少なめなのは大きく+だと思います。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
1500円程度だったと思うのですが、なにせネットでは売ってるような様子すら見られないぐらいに情報がなく、私も酔っ払いながら
「んぁ、ラベルかわぅいー、しかも南アとかテンアゲだわチョリーッス」
などと超チャラく買ったのでちゃんと覚えてなかったりOTL
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キャップもカジュアルでカワイイこのワイン。ガブガブとデイリーで使ってあげるのが良いでしょう。
そんなに主張があるワインだとかではないので、見かけたらラフに使うのがいいでしょう。
値段程度か、もっといいものがあるような気がしますが(それこそ南アフリカならば)これはこれで楽しめるラフーなワインです。

というわけでグレープグラインダーよりシラーズでした。
ちなみにこれ、同じシリーズのピノタージュはまんまコーヒーを削ってたりします。
いやさ、そりゃタージュってコーヒー味とか言うけどサ・・・・・・

私もこういうの欲しい

| 南アフリカ | 20:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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日本でアルバリーニョ!?スペイン系白品種の可能性を日本で探る! フェルミエ アルバリーニョ・ノンバリッカ&アルバリーニョ・マセラシオン

うぇるかむ!
日本もそろそろネタ切れ。ですが、ちょっと品種的に面白い逸品をやりたいと思うのです。
そう、スペイン品種のアルバリーニョ!

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ドメーヌ・フェルミエ アルバリーニョバリッカ&アルバリーニョマセラシオン
同じワイナリの2つのアルバリーニョです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
日本のワイナリですが、日本カラーを出さないラベルの配慮は正解だと私は思います。
ワイン飲むのに漢字が右往左往してるの、正直なんか気が抜けちゃいますもんネ。そこのところをわかってるワイナリ、はじめてみました。
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裏ラベルはこんな感じ。日本のワイナリの中ではスマートです。
作り手の詳細に関してはやっぱりHPに頼るべきでしょう
このワイナリ、面白いなぁと思うのは「カベルネフランとアルバリーニョに力を入れたい」なところでしょう。
自社説明で言及するのは「フランとアルバリーニョ」なんですね。メルロとかカベルネとかシャルドネとか作ってますが、多分このワイナリ、本音は「全部アルバリーニョとフランにしたい」なんじゃないかと思わせてくれます。
そんな和食と合うのはアルバリーニョなんや!と確信しているらしいワイナリの2つのアルバリーニョです。
違いは醸造方法。マセラシオンしてるのとしてないの、という差だと思います・・・・・・
というか、殆どのショップがワイナリ情報をまんま掲載するだけで細かい醸造方法も省いているしそもそもの通常アルバリーニョがほぼ会員制となっている為そんなに書き込みが大元のワイナリサイトでもない始末。
日本のワイナリであるにも関わらず情報とその差がわかりにくい。
そうした大問題を抱えつつも、この2つを比較してみましたとさ。

香り・味わい(最大10pt)
通常とマセラシオン共に:♥♥♥♥♥♥♥(個人的にマセラシオンは+♥)
あ、この主張は正しいかも
シャルドネなんぞ植えずにあえてのアルバリーニョ。
この選択、そして独自性は私はハッキリと「大正解なのだろう」と思います。

通常版
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ラベルがポップで、しかし習字文字から「日本ワイン?」と思わせるという画期的なデザインが最高だと思います。
日本ワインデザインの中で、最も秀逸なモノのひとつに私はあげられると思う。漢字やひらがなを完全に排して、かつ日本系だとわからせるセンス。多くの日本のワイナリはこのデザインを見習っていただきたい。

色はクリアな黄緑色。SBみたいな漢字ですらあります。
香りに日本の梨、ソアヴェ的ですらある軽い印象。
全体の香りそのものは薄めですが、みずみずしいタイプの黄緑果実の感覚がしっかり。
樽は使っていないそうで、かるーい印象の品種特性を活かそうという作りです。
味わいもきれいにできており、酸味が比較的多めにありつつ洋なしのタッチでスッキリと呑ませてくれます。
スペインのかるーいアルバリーニョとの類似性は完璧。恐らく違いは感じられないでしょう。
魚に使いやすいだろうダシ感も多少存在していて、酸味も甘味も薄すぎずに出ていてかつ苦味がなくフィニッシュ。
スッキリ系の白としてならバランス良く出来ているぐらいで、全体に感じられる塩っぽさやダシ感なども含めて多くの「和食向けワイン」以上に和食向けしてる気がします。
おしとやかな和服黒髪ロング美女系。艦これの梅雨の傘さしてた祥鳳さんとかこんな感じよネ。

マセラシオン
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なんと単体でラベルをとりわすれました!
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でもこの斜めのデザイン、アンリ・ボノー大先生に酷似しているので、この人多分白ワインは本当にスペイン品種ないしローヌ品種好きなんだろうなぁと思います。
きっと、シャルドネじゃなくてクレレットとかルーサンヌとかマルサンヌとか植えたいんじゃないの?
このマセラシオン上記アルバリーニョ通常とはハッキリと違いが感じられるスタイルになっていてとてもおもしろかった!

色は見ての通りマセラシオン版の方がずっと濃いです。
黄金よりのカラーリングをしています。
香りに少しの肉感までありつつ、ヨーグルト感とそこそこパワフルな梨と常夏果実めいた果実。
明らかに樽っぽさなどを出しています。香りからしてずっと強い。
結果、強めのトウモロコシやマロンに黄色果実の酸を感じさせるパワフルスタイルとなっています。
こっちは打って変わって日本食の中でも煮付けとか向けみたいな大きな差。
濃い目のスタイルをちゃんと作れていて、アルバリーニョらしいかというと上記ノンバリック版のが近いのですが、ハッキリとしたスタイルとしては秀逸。
上述した常夏感などのバカンスっぷりはなかなかのモノです。
ローヌ品種と間違えそうなラベルと同様、味わいもググッと濃い。お肉とも相性良さそうですネ。
艦これなら最近追加になった龍田夏バージョンかしら・・・・・・いや、シンデレラガールズの神なおとかのが近いかしら。


コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥
価格はノンバリック通常版で5000円中間。マセラシオン版は7000円後半。
うん、ここがとっても残念というか日本ワインの限界を感じてしまう部分です。
どうしても土地代や人件費がかかるので、関税だとか輸送費がかかってもなおスペインのほとんどのアルバリーニョより値段が高い。
特色がたっぷりある日本アルバリーニョという利点が、逆に欠点になってしまいうる価格です。高い。どちらも後2000円後半~3000円ぐらい安くないと国際的でないです。
どちらも特色があるので飲むならオススメは二本同時。飲み比べてアルバリーニョを体感するには最高に最適で、スペインにもこうしたアルバリーニョで違う作りでほぼ同じ品種構成というのは見られないですから、品種を捉えるという意味ではかなり最適かも。
個人的には日本ワインの中ではラベルデザインも優れていますしプレゼントにも効果的だろうとは思います。
値段があまりにも残念なので2つマークとしましたが、内容やその主張自体は大変好ましい・・・・・・価格!価格が高いのです!!大富豪になってこんな項目いらなくなりたい!!!

というわけで、フェルミエより2つのアルバリーニョでした。
日本の白ワインというと甲州とかシャルドネだったりするでしょう。
しかし、アルバリーニョを選んだこのワイナリの大正解ぶりを見ると、日本のワイナリに大いに可能性を感じます。
そして、同時に価格の限界を感じて憂鬱になるのです。中身が優れていても価格がオーパス・ワンの評判より遥かに高くなってしまうのですから・・・・・・
日本の限界突破と同時に限界を感じる。そんなしみじみしてしまうアルバリーニョなのでした。

興味があれば面白いので是非。中身だけみれば国際的ですから


2つのワインはキャラも大いに異なる事が興味深いですネ

| 日本 | 22:45 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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元祖ヴァーチャルワイナリのとってもスマートなプティ・シラー!キャッスル・ロック・プティシラー・ロダイ2012

うぇるかむ!
ちょこちょこと特集してみたりしてるせいで、なかなか良かったのに紹介してなかったなぁってワインが私には結構あります。
それを消化しようと思いまして。こんなのいかがでしょう?

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キャッスルロック・ワイナリー・プティシラー2012
久々のプティかしら。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベル自体はカリフォルニア大手系っぽい感じの紋章にゴッテリとした文字という定番スタイル。
下の方にさりげなーく金縁の中にロダイって書いておりますね。

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おもいっきり注ぐのがヘタだな私!

作り手というかワイナリのキャッスル・ロックさんは元ヴァーチャルワイナリで今では完全に自社を持ったという中規模なワイナリ。
グレッグ・ポポヴィッチというワインラヴァーがジョー・ブリッグスという醸造家を従えて、
「全部契約ブドウ、醸造施設も全部借りて作る」
というのばヴァーチャル・ワイナリスタイルでありますが、その先駆的存在なんだそうで。
このヴァーチャルスタイル、いわばラングドックに多い組合ワインの拡大版みたいなモノでして、自分でブドウも育てないし作る場所すらもってないけどそのかわりに出来たいいジュースを使って、自社に運ぶなどの手間なくワインを作れるというメリットがあります。
テロワール主義者が泡ふいてしまいますネ!
で、そんな感じでやってた中、ついに自社醸造所も持つようになったというこちら、「テーブル価格のワイン」としてはそれなりに雑誌でとりあげられていたりします。
スペクテイター、ワイン&スピリッツ、マットクレイマー、タンザーたん、ニューヨークタイムスなどなど・・・・・・
まぁ、いずれもデイリー部門での評判なのはお察しください。
そんなワイナリがロダイで仕込んだプティ・シラーであります。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
かなーりスマートな出来栄え!
以前、レーヴェンズのミックスプティを呑んだ時も思ったのですが、プティ・シラーってもしかしてシラーを上品にしたスタイルといいますか、エルミタージュ系に寄った感じになるのですかね?
あまりスパイシーではないけど、スマートな出来。

色は強めに赤紫。色自体は流石に若々しいですネ。
香りにミルキーさとブラックベリー&ブルーベリーのソース感があって、強すぎず弱すぎず程度のタッチ。
確かにあんまり強くない香りではあるのですが、整い自体はまぁまぁ。
個人的にはスパイス感がある方が嬉しいのですが、そうした要素なく控えめな印象です。
味わいも全体的にコーヒー&ジャムパンの印象です。それで中庸というなかなか肝の座った、作り込みを感じさせる品。
シロップ感はなく、果実要素も複雑ではないもののハッキリ感じられカフェオレ系のアフター。
口当たりは結構綺麗に作り上げられています。自然なタッチではありませんが、全体に透き通りは良し。
コーヒーでいえば、スタバとかのテラス席っぽい、なめらかに作られたシティガールなキャラです。
サードウェーヴとかみたいな超こだわりとかでなく、いつものスタバで何となく本読んで満足してる女子大生キャラ。
可もなく不可もなく、どっちかというと良い感じのワイン。
日持ちもそこそこ良さそうに感じました。2日で呑んじゃったんですが、多分もう数日は尖らなかった可能性感じてます。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
お値打ちだなぁ~と思っちゃう感じ
2000円程度で地域指定ぐらいまでは出来てるちょっと珍しい品種が買えるのは嬉しい気がしますネ。
同じ価格帯と傾向というと、地品種イタリアやアルゼンチンマルベックやジンファンデル辺り。
その新たなヴァリエーションとして大いにありだろうと思いますネ。
気にったらケース買いありな、スマート系なスタイルは料理との相性も崩さない感じでグッド。
特筆すべき、突出したような要素は少ない(プティ・シラーという品種である事実が一番突出している)ので、面白みを求める向きではありませんが、この価格でこのバランス感覚の良さをしっとり味わえるのはいいですネ。
低価格の割には高級感があって、毎日贅沢な気分にさせてくれるタイプ。

というわけで、キャッスル・ロックのロダイプティシラーでした。
2012というアメリカのオールグレートなヴィンテージなのが大いに関わってそうな気がしますが、地域まではしぼってこのぐらいの価格でいくつかワインをもっていて、かなり注目していいワイナリだと思います。
デイリーワイン派は是非チェックしておくれやす~

可もなく不可もない辺りは「品評会系」な印象もありますが、まぁその中では成功例では?

ヴァーチャルボーイみたいな事を未だにやっていたりする世の中

| アメリカ | 14:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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