オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

2015年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年05月

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まさに「天国の中」!?DIO様かいな!な名前にも納得なワイン。 ピーター・マイケル・オー・パラディ2011

うぇるかむ!
アメリカの晩餐会のセットアップが公開されたそうで(リンクはワインレポート=サン)
うぉおおお!アキコ・フリーマンにモルレにアイアン・ホースとは、流石米国だなぁ!WAGYUって意味わからんけどなぁ!!
と唸っちゃうような感じですね。日本にオバマ大統領が来た時は古式なフランスかぶれでダサダサな「おもてなし(苦笑」でしたからネ・・・・・・

さて、今回はそんな中からたまたまちょっとだけ関係性があるワインを呑んでたのでピックアップしようかと。
モルレ・ファミリーのピノ、というのが赤ワインで供されていますが、そこは「フランス系の人で、今注目度の非常に高い元ピーター・マイケル出身の醸造家のワイナリ」の模様。
なので、今日はピーター・マイケルです。

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ピーター・マイケル・オー・パラディ2011
サー、ナパに降臨!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
伝説となってる赤い花マーク・・・
見た目のドシンプルさが逆に高い感じがちゃんとしている辺り流石であります。ドシンプル系ってたまーに安っぽいこともあるものですが、妙に高そうなデザインしている気がしてなりません。もはやイメージの問題でしょうか?
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裏もバッチリサインとかしちゃってまぁ・・・・・・

当ブログ、驚いた事にこれまでピーター・マイケルをとりあげてなかったようで焦りました。
以前、レ・パヴォとかムーランルージュとか呑んだハズなのになぁ・・・あれれ?
ついでに、割りと草っこい印象の多いワイナリとかたまーに書いてたような気もしたのに??
さて。
ワイナリオーナーは、サー・ピーター・マイケル。
英国でエリザベス女王から「サー」の称号をもらっている彼はラジオ局やコンピューターやレストランなど様々な分野での実業家。
で、彼がたまたま移住してきたカリフォルニアで一杯、ワインを呑んだ時にピンときます。
「そうだ、ワイナリやろう(京都へ行こうのニュアンスで」
当時はソノマのナイツヴァレー・・・・・・ベリンジャーぐらしかワイン作ってなかった当時・・・・・・に開拓し、ワイナリを始める訳ですね。
その醸造家のそうそうたるメンバーっぷりがとかくスゴイのが特徴。
まず最初が女帝ヘレン・ターリー。その申し子たるマーク・オベール。更にそのアシスタントのヴァネッサ・ウォングが引き継いだ後、先の安倍総理の晩餐会でも出されたモルレ兄弟が担当。
現在の醸造家もモルレ兄弟かな。
ソノマ最強と呼ばれる所以はどの雑誌を見ても評価が極めて高い点があげられます。
例えば、ピノを作るとアメリカで初めてピノで100点をパーカーたんからもらったり、シャルドネでも同様だしソーヴィニヨン・ブランではアドヴォケイトで最も高い点数のままだったり、比較試飲でDRCに買ったり・・・・・・
とにかく評価に関してはもうすこぶる高いモノが出まくります。
ついでに江川卓が大好きです(やきう民向けアッピル)
作りとしては「Hands and Hearts」を掲げ、元々ロンドン住まいのブリテン系(フランスもちょいまじり?)だったこともあり、呑むとかなりカリフォルニアとしてはしなやかな事が多いワイナリ。
フランス寄りカリフォルニアにダメ出しするパーカーたんにしては珍しく評価が高い、というのも逆に完成度の高さを感じさせるものでしょう。

はい、まだもーちょい続きます。
今回のオー・パラディ。日本語訳すると「天国の中」という名前です。
キャンプ中の自分の子供達の発言から、着想を得た名前なんだそうですが、ここの辺りのネーミングセンスはポール・ラトーを彷彿とさせる気がします。
それにしても、なんかこう・・・・・・

妙にコレを思い出すネーミングといいますか・・・・・・

そんなこと言ってる場合ではなく!
これまでソノマオンリーで仕事をしていたピーター・マイケル・ワイナリだった訳ですが、ここに来て突然のナパ進出。
それは「ショウケット・ヴィンヤード」という畑を買うことに成功したからでした。
このショウケット、実は超スゴイヤバイ畑です。
前任のヴィンヤード産ワインは担当がハイジ・バレット。隣の畑がそのハイジがやってるスクリーミング・イーグル。
他にもその周りはターン・ブル、フェルプス、ラッドなどがあり、ダラ・ヴァレやケイマスやシェイファーに果実供給してた畑です。
今ここに名前あげてるの、大体1万円~10万円以上のワイン作ってる連中ですからネ。
更に、ここから果実をわずかな期間だけわけてもらってたビーヴァン・セラーというところのワインはピーター・マイケルが買収した事で生産中止の超プレミアワインになって日本円で約100万円ぐらいしたことがあったそうな。
ファーストヴィンテージなのに既に満点ワイン、みたいな状態です。ワォ。

えっと、そろそろ、どんな感じだったか書いていかねばなりますまい・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
洗練された朝を感じる・・・・・・
かなーり重た目の高級ナパの佇まいです。まさしくナパ的なんですが、そのなかでも洗練とした印象があるワインに仕上がっているのはピーター・マイケルパワーでしょうか。
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新ダル100%18ヶ月のアンフィルターという、とかくらしい作りなんですけど、その実綺麗さがあるのがいいですね。

色は殆ど透けない赤寄りのクリムゾンレッド。
香りにかなーり強くキャラメルの感じがあって、トースト感濃厚です。
それなりにハーブ要素があるのがカベルネ感があり、また近年ワインメイキングの特徴のようにも感じます。
ピーター・マイケルのモノって個人的にこのハーブ感が何かひとつあるような気がしてなりません。
果実感覚よりもキャラメル要素などが強い辺りはナパチックといえるでしょうか。
味わいは2011ヴィンテージないしピーターとしては重たい仕上がりです。
まず甘さの印象を強く感じさせ、黒砂糖と茶色みが出るぐらい焼いたトーストのサンド。
そこにハーブの通りがとかく綺麗なんですね。
トウモロコシのポタージュ的な甘さもあって、さながら最高級のモーニングセット。
味わいは全体に濃く、果実要素よりも醸造力が見えつつ、アフターにはカシス感などがちゃんと残って筋書きがどっしりとそして丁寧なんですね。
イメージ感覚として、結果的にはパワフルさよりもエレガントであったなぁと思わせてくれます。
メイド、というよりは執事がいるような朝。
この頃、私アニメだと血界戦線を超見てるんですが、主人公組織のオフィスが超オシャレなんですネ。
あそこで銀河万丈ボイスに高級そうなニューヨークの朝セット出されて御覧なさい、まるで自分もオシャレになった気分になりますって。
そういうワインです(ドンッ!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
今手に入れておくことはかなりのチャンスなのでは?
例えばパーカーポイントが数年後いきなり超下がるとかでも無い限りには、オークヴィル最高峰の立地と生産者によるファーストリリースで2万円ちょいですからネ。
今後値上がることはあっても下がることはあまり考えられないんじゃないかしら?
2011というバッド・ヴィンテージなのはファーストリリースって事でカバー出来なくないですし、いずれにしてもお金に余裕がある人は購入するべきでしょう。
生産量はあんまりレアでもないっぽくて、ショップにある今のうちがチャンスです。
プレゼント、パーティー、自分へのご褒美全てにおいて最適なワイン。
今呑むには多少早い気もしますが、呑み頃の測りは難しいかも?結構フレンチオーク感たっぷりだったので。

というわけで、ピーター・マイケル・オー・パラディ2011でした。
流石ピーターマイケル、逸話を書くだけで疲れちゃいましたよ私・・・・・・
それだけ書くだけの実力は確かに感じさせる逸品ではあります。これ、2012年とかベラボウに法外な価格つくんじゃないですかね?

割りと入荷されてポツポツとは残ってるみたい。決断は早めに


このワイン、1部や3部よりも6部とか外伝の妙に神格化されたディオ様っぽい感じ

アニメは今のところかなーり良いですよ!

| アメリカ | 22:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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世界最高峰グランクリュ、ピゾーニの本懐、そして幻のホワイト・・・ッ! ピゾーニ・ピゾーニ ピノ&シャルドネ

うぇるかむ!
昨日に引き続き、サンタ・リタです。っていうかピゾーニ様です。
世界最高峰と私が当ブログスタート当初から全く疑わないセントラルコーストにおける最高のグロワーにして最大の興奮を持つ畑の大元本家生産品しかも日本に50本アンダーであります!!!!(ここまで一気読み

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ピゾーニ・ピゾーニエステートピノノワール2012

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ピゾーニ・ピゾーニエステート・シャルドネ2012

なお、当然の如くもはや売っているショップなど存在しないと思いますので、今日は自慢です(ドヤ顔

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
このドシンプルなサインマークだけで私の心はルンルンですヨ
作り手、というより栽培家はゲイリー・ピゾーニという別名「ピノ・クレイジー」
サンタってついてますけど、微妙にモントレーなAVAだったりするんですが、まぁセントラルコーストにおける最強の畑をやっている人なわけです。
「多くのお金を使って、多くのワインを手に入れ、多くの味を見て、わかったことはピノが最高だということだ。」
というピノ・クレイジーのゲイリー氏は元々っからこの土地の農家一家。1940年ぐらいからセロリとか作ってました。
セロリ作ってた農家です。出ました。つまりゲイリー氏がおやじにたのんで葡萄畑を買っちゃう訳です。
で、試行錯誤の末、DRCラ・ターシュの苗木をかっぱらったりしたとかしないとかいうエピソードがありつつ、90年台後半にようやくブドウ畑が完成。
アメリカでは形式として「エステートスタイル」と言った要するに「ボルドー的な自社畑で作るワイン」と「契約買い付けワイン」の差があまりない・・・・・・というよりは、有名栽培家というのが存在していて、「ブルゴーニュ的な畑の権利で格がつく」タイプの2つがあるわけですけれども、ピゾーニはそのサンタ・ルチア・ハイランズの走りという訳です。
ゲイリーはこのピゾーニを当時の名プロデューサー達に売り込み、ガツガツ契約をゲット、しかもどれも評価がすこぶる高いと大好評を博し一気にスターダム畑となるわけです。
そして、1998年に自社産としてピゾーニ・エステートを作る訳です。
その後もピゾーニ・ヴィンヤードの文字が入ると値段があがるというような、超評価の高い畑として君臨しつづけます。
例えば、使っているワイナリーを見ていくと・・・・・・カタカナだらけで頭痛くならないでね?

キャピオー・コスタブラウン・シドゥーリ・ミウラ・ヴィジョン・アルカディアン・ピーターマイケル・ロアー・タンタラ・パッツ&ホール・ポールラトー・テスタロッサ・オーハイ・フラワーズ・タンデム・ニコルス・ライアン・・・・・・

はい、頭痛くなりましたネ!
このうちの何個かは、当ブログも紹介いたしましたっけ。
当のゲイリー・ピゾーニ自体は既に管理に関わってないらしいんですけれど、今は息子のマーク&ジェフが引き継いでおりついでに評価もほとんど変わっていませんからもうしばらくは安心してピゾーニ畑は見ることが出来るでしょう。

で、今回の2012。2012年といえばカリフォルニアのグレート・ヴィンテージであり、今回のピノはアドヴォケイト96点。
日本入荷は今回は120本=10ケースと希少度は変わらず高いです。一時期は3ケースだったっていうんだから驚きですネ・・・
ハンドクラフトにナイトハーヴェストなど醸造にもそれなりのこだわりがある模様。また、何気に海風の影響があんまりこないらしく(実際、サンタ・ルチアではかなり奥地です)ついでに早呑みがなかなか行けるのだとか。

一方、シャルドネは更にレア!
1982年ごろからずっと植えてたり微妙に出荷してたり、セカンド格のルシアシリーズのひとつとして販売はしていたものの
「選び抜いたワインのみが、ピゾーニの名を関するのだ・・・・・・」
と、フランスもびっくりの家名へのこだわりから、ここ最近になってようやく「ピゾーニ・エステート・シャルドネ」が販売開始になったのだそうな。
なのですが、内容が全く不明状態で「ピゾーニ本家からのシャルドネだよー」という他は一切不明。し!か!も!
日本には18本しかない
うちの1本をこのティスティング会で呑んでしまっているので日本に今現在「もしもあれば」17本しか生存しておりません。
激レアです。ね、自慢にしかならないでしょ!うふふ^^

長くなりました。さて、ではどのようなレベルに達しているかというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
両方共に:♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
やっぱりこう・・・・・・ピゾーニは最高やな!!!
最高です。どう最高なのかこれから更に長く書きますが、最高なのだけは覚えておいてネ。

ピノ・ノワール2012
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色はかなり濃いめの赤紫。
ピノだけれど紫濃度は高めです。
香りに濃厚なチェリッシュさ、同時にミネラル感があり、なんだかんだいって海寄りの地方っぽい印象はあります。
果実の濃さがピゾーニ・ヴィンヤードの特徴、とされますがそれはルシアン・リヴァー・ヴァレーの各位とは別なんですね。
RRVがアメリカンな甘さを多く備えて豊満さが魅力的であるのに対して、SLHはそれよりもミネラリーさと静かで果実の酸甘をしっとりと備えるクールビューティーさがウリ。
さすがはピゾーニ。甘いだけでなくその辺りがシック。
味わいは非常に丹精にハッキリとした果実のスマートな味わいがまず出ています。
スラッとしつつも強いスタイリッシュなピノの印象で、同時にダージリン多めのブレンドティー。
強めであり、少しタニックさが強い状態であったものの、繊細かつエレガントなチェリー果実バランスが魅惑。
案外とナチュラル感を覚えるピノで、樽も使っているハズなのですがそうしたミルキーさよりもフルーツの充実した感じが主体です。
まさしくインテリジェンス・ガール。
最近の少年ジャンプだったらハイキュー!の潔子さんとかかな。思い浮かべうる黒髪で物静かながらドえらい美人が、このワインって事。

シャルドネ2012
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恐らく激レアな白ピゾーニの裏ラベルであります。ヘタすると日本のネット初公開?
このインポーターさん、元々のラベルの上に自社シール貼ったりしないのいいですねいいですよ。

色は比較的黄色身が強いカラーリング。
香りになんと石鹸などのソープ感が強めにあってクリーンな印象です。
こういう石鹸みたいな感覚、基本的にブルゴーニュの特有個性かと思ってたけど、その部分を会得してる新世界シャルドネもあるにはありますが、ここまでブルゴーニュ類似的な雰囲気を思わせるとは。
ですが、味わいはカリフォルニア寄り。
口にふくむとずっとパワフルな印象を持つことでしょう。
甘味・酸味・苦味を5・4・1ぐらいの絶妙さで示し、濃厚めなのにバニラ感などはありません。
あくまでも柑橘果実、ソルト感覚、それらがバランス良く同時にパワフルに出しています。
これは同ピゾーニどうしで呑むとき「シャルドネが先かピノが先か迷う」感じです。
私は実は基本的には赤(ローヌ品種→ボルドー品種→地品種→ピノ)→白(薄め→濃いめ)→泡と呑む事が多いんですけど、これはかなーり迷いますよ。
それぐらい、バランスのとれたシャルドネになっています。
アフターの長さまで絶妙で長すぎず短すぎない、まさにパーフェクトガール。神秘的な意味でのアイドルの性をもっています。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(買えるなら)
ロマネ・コンティを抽選で当ててる場合ではありません
なぜなら、こっち1万円中間ぐらいですからね2012年ですら。かのマンフレッド兄貴も認めるグレートヴィンテージの超有名グロワーがこの値段なのはむしろカリフォルニア全体を見ても大変ありがたい話です。
ただ、手に入ればの話ですがネ!!!!!!!!!!!!!!!
という訳で、手に入ればプレゼントやパーティーにおいては速攻で主役です・・・・・・いや、違いますね、
「え、なにこれ、カリフォルニア?」
みたいな知らない反応をする人にはもったいないから出すべきではないような気もします。
どちらも案外と早めに呑んで充分OKな感じがありますから、これまたワインマニアは手に入れたとしても悩ましい事でしょう。
投機的な意味では、数年寝かせておくと値段があがりそうには思いますヨ。
まぁ、自分で飲まないなんて絶対勿体無いんですけれどもネェ・・・・・・くっくっく

という訳で、ピゾーニ・エステートよりピノとシャルドネでした。
私がサンタバーバラ周辺を「世界最高峰位」と毎回サンタバーバラワインを書くたびに記述するぐらい大ファンになった理由のひとつにピゾーニがあります。
カリピノで一番衝撃を受けたのが「ミウラ・ピゾーニ」で、それ以来カリフォルニアはナパよりセントラルコースト!になってしまった私。
本家本元も相変わらず衝撃的でありました。

・・・・・・え、ピノはまだネットに存在してるの!?どうせ注文すると売り切れなんでしょ!?

めっちゃ欲しいボックス。しかしこれ安すぎでしょう?

2つともこんな感じ。メガネ頭良さそうクールっぽい美人。そういえば、今週のソーマ番外編最高でした(最高でした

| アメリカ | 21:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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スクリーミング・イーグルの兄弟的かつ日本で36本のピノ!イネズ新時代を予感させる海感。 ザ・ヒルト・ジ・オールドガード2011

うぇるかむ!
安部首相が米国に行っています。私の関心はもっぱら、日本の首相に何のワインが出されたかばっかりなんですね。
出来れば、是非、この辺りの地域にスポットを当てて・・・・・・いや、欲しくない、サンタバーバラ値上がったら困る・・・・・・

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ザ・ヒルト・ジ・オールドガード2011
今、イネズで注目を集めているワイナリです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(ワインに詳しければ+♥)
フォントは正直ダサい気がしなくもないですネ・・・うん、デザインとしては同社のホナータのがずっといいような。
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裏もちょっとした英字新聞ぽさがありますね。

が、これはカリフォルニア・マニアであれば「うっほほー!ヒルトヒルトヒルト・・・・・・」とモンキーになるようなワインだったりします。
まず、ホナータというワイナリがサンタリタにはありました。
当ブログでは遥か前にマッド・ディーズが来た試飲会の内容を掲載してるのでそちら参照にて!
むしろ、このレポート今見ても超宝物ですね、マッド・ディーズからAVA事の感覚を紹介されつつ各テロワールや彼らがメルロ主体やってない理由が載ってるって、当時の私すごいな(自画自賛
思うとすげぇ人だったんですよね・・・・・・なにせ、彼はこのホナータでかのスクリーミング・イーグル(世界一高いワインの一つ)の経験者なアンディ・エリクソンと共同であったハズなのに見事メイン醸造家として君臨しアンディが去る事になったんですから。
今思うと、マッド氏は「テロワール・マニア」だったらしいんですけど、日本に来た一般向けティスティングに来ていた私なんぞにマップを示しながら適した葡萄品種の紹介をしていたのだから、筋金入りだと思います。
そんなマッドがどうやら買い付けでイネズ付近でピノノワールを作りはじめたというのがこのワインな訳ですが、評価は既にベラボウに高くバッドヴィンテージの2011年全米ナンバー1ピノっぽい話もあるほど。
日本では最近、ワインレポートさんが特にシャルドネをすこぶる高評価します
または英米の評価も高くワイン&スピリッツ氏では年間トップピノとして選出、アドヴォケイトとガッローニたんが94点をつけています。
「昔気質」という名前がついたワインであり、これより一個下の価格に「ヴァンガード」というカードゲームみたいな名前のピノがあるんですが、実はこっちのがアルコール度数は低かったりして「よりブルゴーニュを目指した」とされています。
詳細は全然出ていないんですけど、それなりにオールドヴァインであるらしく、一節にはンフォード&ベネディクト、ビエン・ナシッド、ソロモン・ヒルズといったグロワーの古樹区画がつかわれt・・・・・・ん?今、ビエンナシッドって言ったよね??
は!?ビエン・ナシッドの古樹区画!?プロジェクトX区画か!?!?!?(めちゃ高くて、シン・クア・ノン様とかでも使われているカリフォルニア最強の畑の最強区画っぽいところ)

というわけで、サンタバーバラの最注目醸造家と最重要畑の合作的ピノになっています。
日本にはたった36本しか入って来ておらずロマネ・コンティよりレアリティは高いというその実力はというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
超海寄りの古樹系感がドたっぷり!
古い樹へのこだわり、海風の強くあたるリタの風格をたっぷりと備えた実にウミウミしたピノです。
磯っぽさたっぷりな辺り、微笑ましさすら私は感じています。
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色は上の写真からもちょっとわかる通り、濃い目のクリムゾンレッド。
ピノでかつアルコール度数の割には強いカラーをしています。
香りからして磯海苔感が激しく存在し、ミネラル的要因をビンビンに感じます。
果実感やそれなりにフレンチオークに入れているハズなのに、とかく塩っけが高いんですね。
そうしたわけで、味わいもかなり海苔っぽさがあります。
スタートからとても海の香りがするんですネ。海風の独特の塩気をまさに体感するような感覚。
それでいて滋養感がじっくりと何度か口にしていると広がって、紅茶感のあるタニックさなども見られるようになってくるといいかんじ。
公式が言う「フルオーケストラ」という表現は個人的にはちょっと違う気がするんです。
かなりミネラリーで漢方的な要素、ダークチェリーのような多少重た目の果実感がまた独特の雰囲気を醸していてもっと海洋ロマンっぽい気がします。
アフターはそうしたミネラリーさが全体に長めに続きます。濃くはありませんが、かなーり長めに後を引く感じで、料理がないと次々と飲みたくなり、料理があれば続いて料理を食べる事で幸せを感じたくなるタイプ。
結構クセが強く海要素の激しさが好みを分かつ気がしますが、個人的にはとてもおもしろく感じました。
それこそ、世界中を旅するSFCの頃のRPGのマップみたいな世界観です。
SFCごろのRPGって「ワールドマップ」があって、そこを船や魔獣や気空挺に乗っかって青いドットの海を行き来し、無駄に何周も世界を回って楽しんだりした人もいるんじゃないかと思うんですヨ。
その頃の懐かしさも感じさせる、まさに「オールドガード」なワインです。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
もしも見かける事があれば、銀行からお金をおろして購入するべきサンタ・リタ・ピノである
カリフォルニア・ピノにおいては私はサンタバーバラ産を推していることもあるんですけど、これ1万円は安い部類です。
ソノマRRVだとしたら3倍の値段がしちゃう感じ。
ラベルデザインがちょいパッとしない点以外はプレゼント力もレアリティも試飲会性能においても素晴らしい時間や議題を提供してくれる事でしょう。
結構時間経過で印象が変わるワインでもありますから、自分でじっくり楽しむのもいいかと思います。

というわけで、ザ・ヒルト・オールドガード・サンタ・リタ・ヒルズ2011でした。
バッドヴィンテージの最中でコレ。日本人通好みなワインだと思います。
色んな人がマッド・ディーズに注目する理由がわかりますネ。サンタバーバラに栄光アレ!

ま、そんな品をほっておいてるワインマニアはいないんですヨ・・・


楽天で唯一売ってるヒルトはヴァンガードのみっぽいのですが、多分在庫切れしてると思いますよこっちも36本だし。

フラミーで世界一周しまくりませんでした?

| アメリカ | 23:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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RRVのジンファンデル、最高峰エクストラオーディナリーな作り手の地力を垣間見る。ハートフォード・ハイワイヤー・ヴィンヤード・ジンファンデル

うぇるかむ!
昨日は若手のジンファンデルでしたが、今回は多少老舗なワイナリーのソノマ・ジンファンデルです。

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ハートフォード・ハイワイヤー・ヴィンヤード・ジンファンデル2012
ジャクソングループの最高峰のひとつですネ。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥♥
ラベル自体はなんかちょっとスペインっぽさを感じつつ、カリフォルニアらしさもある感じのシンプル系。
ぐにゃぐにゃーっとしてると、妙にスペインっぽさありません?
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後ろはまぁ、長々としてますがふつーと言えましょう。

ケンダル・ジャクソングループのひとつであるハートフォード。
アメリカのド大手のグループ傘下であり、またその創業ファミリーであるジェス・ジャクソンが主体となって作られたのがハートフォードワイナリです。
ジャクソンファミリーというと、どーにもエノテカが仕入れている「ケンダル・ジャクソン」が頭に浮かびますが、他の所属ワイナリも実はアドヴォケイト100点をとっているようなワイナリが名を連ねてたりするんですネ。
で、このワイナリは同社の「ラ・クレマ・ワイナリーの上級版をつくろう!」と立ち上げられたとのこと。
評論家評価がとにかく高めで、アメリカの各雑誌どれでも文句のつけようなない名声を受けています。
最初の作り手はこのワイナリなどで名声を得たグレッグ・ラフォレ。ブルゴーニュグランクリュのほとんどより旨いピゾーニヴィンヤードを早くから評価しており、ソノマの代表的カリスマで彼の出世作の一つがこのワイナリなんですネ。
で、現在は(資料から変わっていなければ)ジェフ・スチュワートという同ワイナリやブエナ・ヴィスタなどのソノマ各地で修行してた人が就任しています。
1994年スタートにして、アドヴォケイトポイントの高さは90点以下には当然の如くならず、今回のも95点。
特徴にトレリス・システムというワイヤーの貼り方を用いている事があげられますが・・・まぁ、醸造スタイルのアレコレはなかなか難しいかも?
また、結構色々と作っている会社なのですが、ジンファンデルの本数は少なめで樹齢も100年超えているものがある模様。
・・・・・・まぁ、ごちゃごちゃ言ってもというわけで、実際の味を見てみました。

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥
おお!玄人好みな感じあるなぁ・・・・・・
創業当初通りならジンファンデル100%、芯の通ったカッチリとした味わい。
どうにもジンファンデルからは私は中国茶のイメージを懐きやすいのですが、その印象がどっしりと感じられます。

色はほぼ透けない紫度高めのカラーリング。ギリギリ赤紫?ぐらいな感じ。
香りにかなり鉛筆っぽさがあり、同時にタバコ&葉巻の感覚があって濃い印象です。
土っ気や漢方、渋めの茶葉っぽさも香りからして感じられます。ダーティーな印象です。モサッとした感じ。
味わいはそうした強い渋みの香りに比べると意外と酸味をはじめから感じて、加えてスモーキーな感覚。
はじめから結構酸っぱさを感じて、同時にムワッとする果実やちょっとしたタンニンから来る、締りのイイ印象があります。
中国茶っぽいタッチと果実のブルーベリーやプラムなどのジャミーさが相まって、なんともアジアンな雰囲気のあるスタイルになっています。
しっかりとして完熟な、多少熱が入った感じがRRVシングルヴィンヤードと言われると納得がいきますネ。
新ダル比率が45%とそれなりなものの、案外とバニラ要素は見られず、茶葉系の感覚の方が強め。
ボリューミーでありつつ、バランスがとれているという大きめサイズなセクシーワイン系。
胡椒を主体としたスパイス感覚を出しつつ長めのフィニッシュであります。
果実爆弾・・・・・・というよりも、大陸ロマン的な中国義侠めいた無骨さを感じるかもしれません。
というわけで、チャイナドレスなキャラクターをしてると思います。それも太ももにダイナミズムを感じる黒髪ロングな!

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥
1万円超えるジンファンデル、という感覚でいえばちょっと物足りないかも?
元々そんなに高くない品種というイメージがあって、かつ1万円となるともっと感動的であって欲しかったというのが正直なところかも。
品質自体はとても良い・・・・・・のですが、私が高額帯につけている「抜群な個性か品質の高さ」でいうと、1万円に差し掛かるのは、値段とラベルを知ってから呑むと惜しい感じします(7500円ぐらいだったらパーフェクトだったかも)
どちらかというとマニア向けなアイテムの一つであり、一般的なプレゼントよりはワインオタク向けといえるでしょう。
パーティーにおいても同様。ただ、そういうワイン会とかブラインド会をやる連中へのインパクトとしては多少地味めかも?
ジンファンデルの高額帯を呑みたい、という時にこれは中国茶系の不思議なクセを持ったアジアン・ジンファンデルとでも言うようなジャンルとしてはわかりやすいと思います。
シラーにもエレガントとこくまろミルクがあるように、ジンファンデルにも様々な作り方があるノデス。

という訳で、ハートフォードよりハイワイヤーヴィンヤード・ジンファンデル2012でした。
価格帯としては惜しい気がしちゃうんですけれど、確かなジンファンデルの実力を感じました。
実は私
FZr6a (1)
こうやって飲み比べをしてたりします。
エレガント寄り、日本人ウケで言えば←のベッドロック・ヘリテージのが面白いのは間違いありません。
しかしながら、ごくごく個人として、呑みたいジンファンデルは→のハートフォード・ハイワイヤーでした。

同会社の中ではそれなりにレアアイテム・・・・・のハズが結構ネット市場とかは余っているので金銭的余力があれば試す価値あり

マッチョめのチャイナガール、というとやっぱこの人が思い浮かびますよネ

| アメリカ | 22:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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神童と各地で噂されているその実力とは・・・? ベッドロック・ヘリテージ・ソノマ・ヴァレー2013

うぇるかむ!
さて、アメリカ特集やってまいりますヨー。
最初はジンファンデル系からスタート。ここ最近とても注目されているワイナリです。

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ベッドロック・ザ・ベッドロック ヘリテージ・ソノマ・ヴァレー レッドワイン2013
アメリカ系では今一番「話題」のワイナリの日本に僅かながら入ってきたモノです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ラベルがとかく横長で写真に収めづらかったのですが、もう少し左の部分も撮っておきました。
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鳥さん!
そう、古めかしい木に鳥さんのデザイン・・・・・・作り手ならではな受け継ぎを感じさせるラベルです。

なぜなら、このワイナリの醸造家、モーガン・トゥウェイン・ピーターソンは、ジョエル・ピーターソンの息子。
え、誰だよジョエルピータソンってですって?それは最も有名なジンファンデルブランドのオッチャンです。

「弱いワインはクソくらえダッ!」
を合言葉にジンファンデルの看板的ポジションを司る重鎮。
その息子がやってるワイナリ・・・・・・というだけなら、割りとどこでもある受け継ぎ系なんですが、このモーガン・ピータソンは逸話がザクザク出てくるような人になっています。
1981年生まれで5歳の頃に
モーガン「父ちゃん、オイラ、ピノノワールのワインが作りたいやい!」
ジョエル父「ワッザッ!?ジンファンデルが最高だつってんだろ!!」
モーガン「父ちゃんが作らねぇから作るんじゃ~、ワシはデュジャックみたいなのが作りてぇ!!!」
と、全房50%でピノノワールワインをテン・エーカーなどのパーカー100点ワインとかを作っていたジョエルの知り合いからピノの葡萄をもらってコンサルトします。
それが実際、一部のレストランでこっそり供給されていたというから驚き。カルトどころかスーパーカルトです。
っていうか5歳でデュジャックみたいなワインってセリフが出てくるのはむしろアウトでしょ・・・
日本だったらジョエル・ピーターソンは速攻で逮捕なんですが?
ただ、大学時代は歴史専攻したりと右翼曲折しており、コロンビア大学に通いつつバイヤーのアルバイトをして生活し、結局オヤジのワインづくりを手伝いながらマスター・オブ・ワインを取得します。
しれって取得してますが、MW資格です。日本人にはおらず、米国では40人いかないぐらいしかもっていないワインの最高資格。
もうそれだけで泊がついちゃう資格な訳ですが、そこそこ世界のワイナリを旅して修行しつつ2007年に今回のワイナリを設立。
で、いろんなところから評価されまくる訳です彼が。
まず、パーカーたんが
「旧世代の連中をキッキングするニュージェネだ!ブラーボ!!」
と、高評価を与え、スペクテイターが「古木界隈の超新星・・・!」とオールドヴァインの作り手を牽制し、タンザーたんも「脅威的やな・・・」と震え、デキャンターやワイン&スピリッツもワッショイワッショイともりたてあのジャンシスも「(彼らが持っている)ベッドロックヴィンヤードとは、世界遺産である(ゴゴゴゴゴ」
・・・・・・などなど、今、世界が本当に注目しているワイナリのひとつになっています。
で、今回のヘリテージ版は日本に唯一入ってきている高価格帯シリーズのひとつで・・・・・・まぁ、シリーズとしてはイエローモンキーへ割り当ててる程度に人気のない・・・・・・ヘリテージというだけあってブレンドもブレンドなんですが、なんと
「ジンファンデル半分ぐらい、カリニャン30%ぐらいの他はなんか色々いれまくって20種類ぐらい入れてるっぽい?」
というごちゃまぜっぷりです。
何故か?というとここのワイナリの葡萄の木が混植すぎるから。
要するに、同じエリアにいろんな種類のぶどう品種の葡萄が植わっており、それが色々植わりすぎててわからなくなってるっていう事。古樹を使っている地域をそのまま活かす、というのがモーガンの手法であり、彼は
「古樹と他品種とのアッサンブラージュこそが最強。リッジ・カイザーヴィルってジンファンデル最強のひとつだけどあれジンファンデルの比率少ないやん?そーいうこと!」
と、ドヤ顔なんだとか。
そんな超神童の、日本国内正規輸入としてはフラッグシップに位置するワイン。ちなみにパーカーポイントは93-95というランク。
その実力というのは・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥(ボトル個体差相当激しそう!)
なーんか評価しづらいバラバラした感じ・・・
これ、評価に非常に困るといいますか、とにかくふにゃふにゃした印象を受けたジンファンデル主体です。
おやじさんに「この軟弱モノ!」とビンタされかねないのでは。
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色は比較的透けがある赤紫。
香りから中国茶の印象を多めに受けます。
それも赤茶の部類の中国スタイルで、いちぢくやチェリッシュさ、イチゴっぽさなどがあってグルナッシュっぽい方向性が見いだせます。
プラム系などもわずかにあるものの、基本的にはフルーティーでチャーミングな感覚。
味わいもそうしたフルーティーさが強めにあって、漢方系の滋養が早めに感じられます。
全体のバランスはなんと、スペイン・リオハばりに滋養がありつつ軽い感覚があって流石のアンティーク・ヴァインではあります。
ただ、統一感や高級感がとにかく足りません。自然派ワイナリの中に入れてみても、軽い特殊タイプの部類に入ってしまいそうな感じ。
まとまり自体は雑多にしてるのに良く整えているなぁ、とか醸造的関心は確かに強くあるんですけれども、じゃあ好ましい味わいであるかというと、私はそんなに好きでなかった。
複雑といえなくもないのですが、個人的には「なんだか良くわからない前衛芸術」みたいな雰囲気を感じてしまいました。
うーん、カリニャンが多いせいかなぁ。個人的苦手ランキング高めの葡萄品種の青さとチープめなチェリー感やくどさみたいなのを感じなくもないけれどそれすらもモヤモヤとしていて。
ミストって映画を思い出しました。なーんかあれもモヤモヤしません?映像的にも内容的にも。
っていうか、醸造スタイルからして「ボトル事の中身の差」がものすっごく激しそうで、とても自分の今回の評価が他人の役にたつとまっっっったく思えない!

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥
そういう訳で、私はこのヘリテージ版に関しては低めの評点です。個人的には♥♥なんですが、興味深さやプレゼントへの使いやすさなどはすごく高いので。
プレゼント要因としては超注目のワイナリの目玉商品ですし、超新星天才の作ってるワインという触れ込みや畑が世界遺産と例えられたエピソードや5歳時エピソードなどなど、エピソード力は本当に美味しいですからね。
好ましい人にはエレガントなジンファンデルとして重宝されるかも?使い方次第かなぁ。価値を出すまでが難しい。

というわけで、ベッドロックよりヘリテージ2013でした。
現在のニューウェーブらしい、逆説的に流行りなスタイルを感じさせる一本です。
今の波にノるためには必須なワインでありますから、ワインに超詳しくなりたい!とか時代の最先端を勉強したい!という人にとっては教科書の赤マーカーを引いたところぐらい重要ではありますヨ。

偉大なワイン?それとも噂のが強いワイン?

なんとなく最近なサンリオ系ゆるキャラだと思う

| アメリカ | 23:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ピション・ラランドを売って南アフリカにかけた女将のケモノめいたワイン!? グラン・ヴァン・ド・グレネリー・レッドブレンド2008

うぇるかむ!
先日の通り、今日からアメリカで更新するつもりでしたが・・・・・・ありゃ嘘だ(しれっと)
という事で、最近呑んだ南アフリカがすこぶる良かったので更新したいんです。

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グラン・ヴァン・ド・グレネリー・2008
ステレンボッシュのフランス技術介入ワインです。
ここから先が長いなぁと今から思ってる人は、とりあえずコレだけは書いておきますが、ケモナーなら呑むように!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
このサイと女の子ってどんな組み合わせッスか・・・・・・
日本でもいろんな女の子と動物が描かれて来たと思うんですけど、サイってレア度高くないでしょうか?
インポーター説明とかもないので情報求む(迫真
全体の雰囲気としては、フランスかイタリアのテーブルワインっぽさが溢れてる気がします。
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しかし、作り手が侮れません。
オーナーをやっているランクサン婦人、この人はピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド(ピション・ラランド)の元オーナーです。
一応説明しておくと、ピション~とはボルドーの「スーパーセカンド」と呼ばれる知名度激高かつ人気の高いワイナリ、ダブルピションの女性的な方とか言われてるモノです。

今回のワインと同じ08年のラランドはこんなぐらいの値段。店によっては2万超えてきます。
ランクサン婦人がこのワイナリのオーナーになってから品質向上が噂され、実は彼女の時代にパーカーポイント100点だったヴィンテージも存在しています。
が、2006年にそんな「フランスの名誉」でもあろうピション・ラランドをルイ・ロデーレル社に売ってしまいます。
更に2007年にはその他フランスでやってたワイナリーも全部売ってしまうのです。
何故か?
それは2003年ヴィンテージから投資をはじめた、このグレネリー・ワイナリに専念する為という驚きの話!
超冒険です。
例えるなら・・・・・・今現在ドタバタしてた大塚家具の女社長が突然「南アフリカの資材がいいから、今の大塚家具の権利全部ニトリに売っぱらって自分南アフリカで家具作りまーす!」と行っちゃうようなモノです。
地位も何もかもぶっとばしてる、それも日本よりももっと権威主義的なフランスでですよ?
醸造家はフューザルやアンジェリスやその他色々で修行してたルーク氏。スカイウォーカーかな?
他、この08年の後から現地のコンサルタントを呼んだりしているものの、醸造に関してはコレといってスター的要因を感じない部類ではないかと。
では、そこまでして手に入れた南アフリカの実力とは?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
藍しゃまッ!ら、藍しゃまーッ!!
あたしは、橙!とでも言いながらゴロゴロ甘えたいッ!!
と、東方project知らないと全く意味不明だろう発狂を魅せつける私です。

藍しゃま!
いやー、これはすごいですね。なんとセクシーさを持ったエルミタゼスタイルか・・・・・・

色はかなり強めに赤紫で比較的透けません。澱も底の方にはそれなりに発生する程度。
08年という年号を考えると、澱の感覚などはも少し出そうな気もしましたが、これはボトルで差が出るかな。
香りがまず結構毛皮などの獣香を感じさせます。
この動物系の香り、実は私は苦手なモノのひとつでシラー好きであるにも関わらず、野獣めいた臭さは苦手!
しかし、このワインそれにくわえてしっかりとカシスやブルーベリーなどのジャム感、スパイス各種のブレンド、ナッツなどの木の実、バニラ感、ダシ香などが漂っていてただただ野獣にあらず。
全体に濃い香りでありますが、基本のベースは葡萄より。チョコっぽさが出るときもありますが、あくまでもベースはジャミーな印象と動物系のクセのある香り立ち。
味わいもまずアタックは強め。ムワッと香りに感じた要素が迫ってきますしエキス感があって口当たりに多少重たさがあります。
なれるとかなーりスムーズかつなめらかになるので、ちょっと呑むタイミングを選びます。
苦味もなかなか強くて、とっつきにくいといえばにくい。
しかしながらそうしたクラシカルで強く、芯のある感じがまた心地良く頼りがいがあります。
獣要素と平行してアルコール感、強いジャミーさ、スパイスの魅力などが上手いこと出てるんですね。
ハーブ感はあまりありません、アフターも爽やかには終わらず、ビターチョコ系の味わいのまま終わっていきます。
更に熟成感もなかなかありまして、キノコシチューやカルダモンを使ったカレーなどもじんわりと。
こうした強い個性がありつつ、中頃になっても口当たり自体はなめらかで高級感(フィネス)があると。
シラーとカベルネをほとんどにメルロとプティを混ぜたという中身ですが、感覚としては「ハーブ感が低めの熟成呑み頃一回目のボルドーブレンド」の方に寄っているのが驚き。
お見事な構成要素の多さとバランス!酸味よりも苦味が多く、その苦さが少し後を引きすぎてなければ満点でありました。
この獣要素を多分に含みながら、しかし理知や大人セクシーさを感じさせるのが、東方projectの二次創作に見られる大人な藍しゃま感があってたまりませんなー。
ひたすら甘えたい!な狐耳お姉さん。こういうの更に進むとバブみとかいう人もいるんですってネ?

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ワォ!こりゃ婦人も南アフリカに専念する訳だわ、だって安いモン!!
これだけの構成要素を持ち、クセがありつつ、そのクセが苦手な人をも虜にしたこのワインで3000円アンダーだって?
多少ケース買いするにはギリギリ難しいかもしれませんが、同じ域の熟度を感じるピション・ラランドを買おうとしたら更に数年と8倍程度の値段がかかります。
品種当てが難しいタイプではあり、構成の上手さも感じさせるこのワイン。まさに今年のボルドーハンターはコレでキマり!
プレゼントするにはまぁ南アフリカですし、その価値観がわからない人向けにはないのです。
なので、自分で呑むのがまず優先かな。低価格のワイン会で持っていくのも悪くないでしょう。
料理はまさにジビエないしスモーキーなお肉があいそう。
そういう域をこの価格で、というのがとにかくスゴイ(小並感

というわけで、グレネリーよりグラン・バン2008でした。
恐ろしく個性をしっかり持って良く考えられている事がわかる見事すぎるワインでかなーり興奮させられました。
エキサイティングな夜になります。是非お試しアレ!

南アフリカを良く探してるショップはもちろん投入してました。ですよね、だって旨いモン

婦人が売ったフランスはこの価格ですからネ


藍しゃま^~

| 南アフリカ | 00:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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バローロ・ボーイズの王道を往く鮮やかなスタイル! ルチアーノ・サンドローネ・バローロ・レ・ヴィーニェ2010

うぇるかむ!
スペインをダダダーッとここ最近更新してまいりました。次の予定はアメリカ!なので、その前にちょっと一回やっておきたいものがありまして。

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ルチアーノ・サンドローネ・バローロ・レ・ヴィーニェ2010
出ました、バローロ・ボーイズです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
シンプルなブロック柄というだけの、安いか高いかどっちかみたいなワインでありますが、こちらは高い方。
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プレゼント用は紙包み付きを選びましょう。

作り手はまさにルチアーノ・サンドローネ氏。
1980年台にバローロをめちゃくちゃ流行らせた「バローロ・ボーイズ」とされるモダン派の代表格のひとつ。
今でこそイタリアバローロ特集となると雑誌各位は「この村のクリュが・・・」と畑の話をしはじめたりしますが、そうした概念をバローロで初めてやったのがココ。
カンヌビ・ボスキスという地区を使ったフラッグシップがとかく有名で、なんか神の雫とかでも騒いでたりとバローロの超有名銘柄
・・・・・・の、複数クリュバージョンです。
その為、各所では「伝統的な作り」とか唐突に書かれていたりしますが、それはバローロがいくつかの畑から合わせて作るケースの事をさしているんですね。
今回のモノは全部で4つ使っているとのこと。
評論家評価が高い事で名を上げた面もあって、流石に米国雑誌の点数はかなり高くアドヴォケイトポイント(一時期はガッローニポイントですね)は90点台中盤であることがほとんど。スペクテイターも02年を除くと90点より上でこのヴィンテージは94点でつけています。
複合畑の利点で、何気に本命であろうカンヌビ・ボスキスとはそこまで大きな点数の差がないどころか点数が高かったりするヴィンテージもあるぐらい。

そんなこんなで、モダン派とされている割に伝統的みたいな謎の存在に日本ではなっているこのワイン。その実力は・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ものすごく華やか!これこれ^~
早のみで美味しいバローロでした。だからこそのモダンという扱いなのかしら?

色はクリアな赤さが目立ちエッジに多少オレンジが入っています。
香りにすぐ出てくるのはしなやかなチェリッシュさ。
バラやユリなども含んだフラワーブーケのような印象で、中盛な花束感が高くナチュラルに明るく香ります。
花の要素がとっても大きいのですけれど、しかし自然な流れを感じさせるのが美味いポイント。
だからといって野性的ではないし、モダン生花みたいな感じではなく。自然と花束なんですよ、コレ。
味わいの品質もそのまま綺麗。タニックさは結構あるんですが、明るい口当たりとアフターで最後まで充実した花の香りが口の中を通り抜けます。
余韻の長さもそうした花感がとても高く、強いワインではないのですが印象深い感じに花をくすぐるという。
果実感なども控えめにあるんですけれども、主だった印象はこうした香りの部分。
タンニンも強いハズ(実際感じる)のにそれよりもしなやかさと明るさを感じさせてくれるのは美味い落とし所デスネ。
京都美人な感じ。はんなりでどすえ~な典型的京都おっとりキャラみたいな。
それも超絶美人。ヤッター!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
最高位バローロとしてかなりお買い得なのでは?
1万円ちょっとという価格なのは知名度のあるワイナリの逸品としては、かなりお安い感じ。
大体5000円ぐらいからスタート(超安くていいのだと3500円とか出てくるけど、その価格帯は地雷のが多い)とされるバローロという比較的高額なジャンル。
その上で、今回の出来を見るにこのぐらいのワインを呑む人にとってはリーズナブルな印象になってしまいます。
カンヌビ・ボスキス版だと3000円以上値段が追加される訳ですけれども、案外こっちで充分なのかも?
ありとあらゆる状況において使い勝手のいいシンプルなエチケットデザインや味わいの品の良さなど、総合的に価値の高いアイテムになっていますネ。

という訳で、レ・ヴィーニェ版ルチアーノ・サンドロネでした。
バローロとしては相当若い段階で呑んでるんですけれども、これは流石ですね。
この明るい華やかな印象に、イタリア派はメロメロなのでしょうなぁ。
ここが同じ伝統回帰をしはじめているスペインとの違いかなぁ。趣が違う、といいましょうか。

ネットショップではもう売り切れてることも多いみたい?

ちょうどこんな感じ。さえはん美人やな^~

| イタリア | 20:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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そして伝統へ・・・リオハのWA96点&スタンダードモデルそれぞれの魅力 ラ・リオハ・アルタ ・グラン・レゼルバ904&ヴィーニャ・アルベルディ

うぇるかむ!
連日やってましたスペイン特集も本日で一区切り。で、今回色々更新しましたが本命はコレかも。

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ラ・リオハ・アルタというワイナリーより
左がヴィーニャ・アルベルディ
右がグラン・レゼルヴァ904

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(WA的には+♥?)
ラベルは両方共伝統的っぽいのですがそれなりに魅力的だと個人的に思います。
や、帯っぽいので主張するデザイン好きってのがあるんですが・・・・・・パルメ様とか最高やん?
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裏はまぁ普通ね。

作り手は、ラ・リオハ・アルタという老舗。
1890年に5つぐらいの生産者が集まって出来たワイナリーです。
鋭くかつ良く知っているユーザーは「リオハ・アルタって地区でしょ?」と思われるでしょう。
つまり、地区名を持ったワイナリ=地区でも超老舗という訳でして、特別に有名な作り手がいるでもなしに伝統を保って100年以上経った今も初期5つのファミリーの子孫によってやってきていると。
従って、作り自体はまさにクラシカル。オーク の大樽でガッツリ寝かせるスタイル。
この二本の違いはそうした樽寝かせの期間、つまり法的なレゼルヴァとグラン・レゼルバの差のようです。
また、今回のグラン・レゼルヴァの2001年の方は突然アドヴォケイトで96点を獲得。割りと評価がまばらで、昔は90点以上、最近は89と90を行き来するぐらいの感じで評価されていたっぽいのですが急に96点。
なお、クネ・インペリアルに年間NO1を与えたスペクテイターも91点となかなかに高評価。
そんなワインの実力、如何程かというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
ヴィーニャ・アルベルディ2008:♥♥♥♥♥♥♥♥
グラン・レゼルバ904:♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
唸ってしまいました
うーん、美味い。この「うーん」の最中口の端が釣り上がっちゃう感じ。
特にグラン・レゼルヴァが素晴らしくいいですね、なるほどクラシカルな飲みごたえでそこには熟成ボルドーの慎みすら感じます。では、見て行きましょ。

ヴィーニャ・アルベルデイ
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ラベルの何ともスペインな鮮やかさ、私割りと好きだなぁ。
伝統派っぽい文字列に対して、ある程度フレッシュなんですよっていう主張を感じます。
色は多少エッジにオレンジが出始めたかな?とは思いますがほぼクリムゾンレッド。
香りにバニラ感はあるものの全体に控えめであり、赤果実の渋めな香りがします。
あんまり重たすぎるジャミーさなどは感じさせず、ストレートな香りの作りをしています。
味わいもエレガントよりの伝統派っぽいリオハスタイルで、タンニン感が最初から割りと強めです。
赤果実多めに紅茶系のタンニン、だんだんと味わっていくとブルーベリーっぽさなども見えるかな。
果実が濃厚ではなくサラッとはしているものの、後からバニラ感も出てくる事によって全体を荒くしません。
酸味や甘味は控えめでタニックさの方が多く見られますが、バランスは正統派の感覚。
ゴツさがないのが兎角グッド!ピノ系の果実感とメルロ辺りの感覚をブレンドしたような雰囲気っていう方が解る人もいるかしらん?
熟成感のあるダシ感がアフターに出ている事、それが控えめなことも逆に良い塩梅として働いていると思います。
全体のバランスが秀逸な小美人といった感じ。清楚な大学生のおねえちゃんって感じの絶妙な加減。
なんだろう、特別なんもしてないのに、何か美人オーラとちょっとした色気がある気がしてドキドキなのです。

グラン・レゼルバ904
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アルベルティと同じ風景っぽいのですが、こちらは伝統感満彩の白黒。
そこに緑帯で更に伝統感満載にしたデザインです。このデザイン、結構いい感じだと思う。
あ、ちなみにコセーチャって書いてあるの恐らく地区かシングルヴィンヤードかですわ。

色は既に薄めの紅茶色。エッジはもうオレンジ感満載で透け感も高いです。
香りからしてトリュフ、少々の椎茸、オレンジ感といったキノコを主体とした要素があり。
あ^~古酒のキノコっぽさたまらんのじゃ^~とキノコ要素ラヴァーな私はこれだけで大満足!やったぜ。
味わいもそうした滋養感が充満します。
舌触りはなめらかにキノコエキスが口のなかにじゅんじゅわ~ナノデス。
キノコと紅茶の凝縮し、かつ柔らかい甘み。果実要素などはわずかに甘味を感じさせる程度。
概ねキノコスープです。全く知らない人に白いボウルに入れて「冷製キノコスープです」って出したらバレないでしょう。いや、ワイン好きでもバレずに胡椒を入れたりするかもしれない?
なので、アフターもそうした猛禽類的な感覚とダシ香がふんだんに長めのフィニッシュ。
古酒に欲しいタッチを大体はやってくれてる気がしました。キつすぎない、ヘンに苦さや抜けすぎない珠玉の仕上がりです。
ゲームとかの妖艶なお姉さんキャラ、それも割りと植物系のキャラね。
いや、むしろ、キノコのイメージが強くて・・・・・・マタンゴ!マタンゴ娘!!マタンゴォッ!!!(オーケン感

コストパフォーマンス(最大5pt)
アルベルティ:♥♥♥♥
グラン・レゼルバ:♥♥♥♥♥
リオハの、そしてスペインの今を感じるなら必見
最近のスペインの評価が転換してきていて、モダンなパーカー好みワインバンザイな状況から古典回帰をしているのがスペインの「今」。
従って、むしろこのクラシカルなワインが「なう」で「流行」なのだろうと思います。
ここ数年のスペインブーム感とPPワインに辟易している人こそ、是非呑んでみていただきたいですね特にグラン・レゼルバ。
両方共年数がそれなりに経っているので抜栓前も後も良く管理する必要はありそう。
なので、プレゼントに使うならばある程度ワイン慣れしている人の方がいいでしょう。ワイン好きなら喜んでくれる事間違いなし。
古酒経験が少ない方のスタートアイテムとしてもグラン・レゼルヴァは上々だと思います。
アルベルティはもうちょっとだけ安いと……それこそ3000円前半ぐらいだと……満点やったぜ!な気分に個人的にはありますが、これもこれでミドル級ワインとしては非常に興味深い作り。
そんなに市場の出回りしているワインでもなさそうなので、見かけたら試してみるというのも悪くないかと。

というわけで、ラ・リオハ・アルタより二本やりましたー。
実は、来店してたインポーター八田の方曰く
「うちもそんなにスペインに力入れてる訳でもないから、スペイン撤退しようかって話があったりする」
なんて話を小耳にはさみましたが・・・・・・少なくとも、このラ・リオハ・アルタを打ち切るのは失策でありましょう。
伝統のワイナリーが伝統リオハらしい作りをしている、というこのド正統っぷり。
むしろ、もっと派手に売りこんでもいいワイン。いや、今の世界情勢だからこそ倍プッシュだ!
スペクテイターどころか、アドヴォケイトもと2大メリケン雑誌ですら伝統スペインへの回帰を推すのはイタリア地品種回帰と同様に、今後見つめるべき情勢ではなかろうかと思うのでした。

私が呑んだ2タイプ、恐らく現行VTなんですがネットではなぜかトスカニーさんぐらいしか売ってないっぽい?もったいない!っていうか伝統派でPP96点だから数すくないのかな?


こういうワインの時、新田美波思い浮かべる率高い・・・・・・ボキャ貧ですネOTL

「キノコ 姫」で検索してみたら懸念を表する残念なヒットをした

| スペイン | 08:46 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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モナストレルっぽさの基本形?PP91点という感覚が如実。 カスターニョ・ヘクラ2012

うぇるかむ!
連日のスペインテーブル級、そのスタートにカスターニョ・ソラネラというワインをやりましたが、今回は同ワイナリの別バージョン。

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ファミリア・カスターニョ・ヘクラ2012
モナストレル100%のスペイン、そして典型的なパーカーワインです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ワイナリーについては、一昨昨日やりましたネ。
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それにしてもこのパーカーによろしく!みたいなノリ、嫌いな人は見ただけでアレルギーになって全身痒くなりそうですネ。

カスターニョの恐らくはスタンダードモデルで
「イエクラのモナストレルが北米に知れるキッカケになった」
とか
パーカーたん「こんな安いワインに91点つけるなんて・・・く、悔しいっ、でも・・・・・・ッ(ビクンビクン」
とかが代名詞になってるワインです。2008年ヴィンテージ以外は全部90点前半という推し推しワインとなっています。
上述リンクのソラネラとの主な違いはこちらは100%モナストレルになっている事。
また、樹齢は40~100年となっており向こうが「ほぼ100年」みたいな感じなのに対すると若めです(しかしながら、オールドヴァインと言い切れるとは思います)
では、違いは果たしてそこにあるのか?という話でして・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
お、如何にもこっちはモナストレルだなぁ!
個人的にソラネラの方に想像していたのは「このワインのアッパーバージョンだろう」というモノでしたが、毛色が思いっきり違います。
擬似伝統派めいてすら感じたソラネラに対して、こっちはカンペキにモナストレルワインです。うーむ、やっぱり前呑んだソラネラはぶっ壊れてたのかしら・・・・・・?それともパーカーポイント3ポイント分の違いがちゃんと出ていたのか・・・・・・?

色は透けない濃い目のパープル。ガッツリ紫です。
香りにブルーベリー&プラムなどの濃いめの黒紫果実の印象が如実に出ています。
そこにバニラ感がそれなりに見えるという、何ともアメリカン好みな濃い口さが香りからして伝わります。
特に果実の印象がモナストレルってこんなんだよネーって感じ。
味わいもジャミーでリッチでパワフル!評論家ワインなワード全快でお送りいたします。
まず口当たりからしてパワフル系の印象で、香り同様の紫果実感で始めっからグイグイと迫ってきます。
アルコール感やミネラル感などもそれなりに感じさせるのが特徴で、案外と酸味があるんですね。
特に、妙にミネラルっぽい旨味塩感がちょっとワザと多めにふってある感じ。これがスペイン安旨の最大の特徴といえるかもしれない部分かな?と最近思っています。
ただただパワフルで甘い、とかシロップみたいなチープさはそこに存在しません。
全体に標準的な安めスペインモナストレルといった感じで食感自体はちょっと軽めなのはネックなのかむしろ好ましいのか、ではあります。
ただ、とにかくわかーいヴィンテージっぽを満々にした作りになっていてある意味ロリータなキャラクター。
ロリ巨乳ってやつ?
モナストレルの特徴を単純に堪能するのであれば、いい選択肢だろうと思います。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(個人的にはソラネラを買うかも)
1000円台前半としては確かに旨く感じられる(迫真
私が個人的に思っていたスペインのイメージを体現した感じで、こういう評論家的な観点で書くと自分でも妙に高い評点になってしまいます。
要するに、ベストヴァリューを突いてくる訳です。このワインにおいても、じゃあブラインドだったらどう感じるか?というと価格を当てる事は難しいかもしれません。
何せ、高級ワインに出て着やすい着目点である「ミネラル感」「凝縮感」「アタックの力強さ」などなどが見える訳ですから。
よって、私もパーカーたんと同じく「く、悔しい・・・でも・・・・・・(ビクンビクン」となります。
ただし好みで話せばそこまでガツガツとケース買いしたいワインでもなく、500円も差がないなら同カスターニョならソラネラ買うよねって気分ではあります。
デザイン自体はそれなりに可愛いラベルなので、簡単なワイン会とかでも使えそうな気がしなくもないですが・・・パーカーポイント連打シールはちょっとやりすぎじゃね?的アトモスフィアもあるので場合によりけりかしら?
むしろ、ソラネラとの較べのみがいいかも。意外な程違う、ハズ。
またはこの手のワインをブラインドしたことがない人は、それこそブラインド試飲会とかやってみるとスペインの評論家ポイントの高さが体感出来るだろうと思います。
因みに、日持ちは意外としないかもです。というのも、日が経つと酸味の部分が強調されすぎてバランスを崩しやすいから。そういうほうがイイって方もいそうですが・・・・・・その辺りは良く管理してみてネ。

というわけで、カスターニョ・ヘクラ2012でした。
ソラネラが衝撃的だったので後から買っちゃったワインだったのですが、そうそうパーカーポイント高いスペインってこんなだったハズ!って頷いちゃいました。
熟成感の有無、というのがポイントの差になっていそうな気がするのにはびっくりしたのでした。
これだけだったら、こんなに連日スペインで更新しなかっただろうに・・・・・・

という訳で、今回もリンクは麦ちゃん氏をはっておきます。

なんというか、こういう「あからさま」なノリね(個人的にはあんまりこういうおもいっきりなのあんま好きくない)

| スペイン | 23:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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PP88点ぐらいがシンプル?これまたわかりやすい味の要点をもつ「らしい」ワイン イムス・ファルセット マルシャ2013

うぇるかむ!
今日もサクッとスペイン更新であります!ちょっと試み的に連続してスペインのデイリー級を考えてみているのです。

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イムス・ファルセット マルシャ2013
グルナッシュ主体のちょっとカリニャンという何とも地中海な感じ・・・・・・

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
少なくとも、昨日のフォルティウスよりはダサくない・・・・・・と思うんですがどうでしょ?これもフォントがダサいんですけど、昨日のよりは「ひぐらしのなく頃に風味」的なアレでいいでしょ?
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モンサントの表記が何かこう血の十字架っぽいの一世代前の古い猟奇タイプのえっちぃゲームみたい・・・・・・
で、これまた特色の無いワイナリーでして、それなりの規模だったスペインの量産品系会社2つが合体したファルセット・マルシャというところが作ってますよー・・・・・・ぐらいにしか情報がなく、あとは一般的なその土地の話ぐらいのものだったりします。
樹齢も特別高くはなく、特筆すべきてんが「PP88点(多分以前の担当)とったよー」ぐらいのもの。
なんとマジック90にも届いていない訳なのですが、このワイン意外と・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
わかりやすい
ここ最近スペインのデイリーで連続更新してる理由はココなんですが、低価格帯でも今やスペインは「二分化を感じることが可能」ということです。
また、案外とパーカーポイントが90点を超えた時にこれまでは「90超えるとド濃くなる」で大体OKだったのがそーでもなくなっており、この付近の点数のワインが案外と飲める感じになっているんですよ。ちょっと驚き。

色は透けない赤紫で中庸。
香りに強めにレーズンぽさが感じられ、何らか遅つみか陰干しに近い製法がされてるんじゃ?という感覚があります。
グルナッシュ使ってるにしても、妙に紫要素が多く、そこにカリニャンっぽい青さが見えて擬似カベルネをするという恒例の図式ですネ。
そうしたレーズンっぽさが味わいにもまま反映されているんですが、口当たりが意外と軽くサラッと飲めなくはないのです。
あくまでもレーズンソースといった感じでシンプルなのですが、スペイン最大の特徴である「使ってる品種のためか安っぽい雰囲気では終わらない」点はグッド。
熟成感があるかと言われると微妙ではある果実要素ですし、突出した部分はないともいえるかな。
なので88点という中途な得点に妙に納得がいってしまうワイン。
クラスで平均点を毎回とるような子って感じ。
モブいっちゃーモブいのですが、サイドストーリーとして話に絡んできそうな雰囲気はあります。
全体の発育感はいいのですけどねー。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
1500円アンダーとしては、ちょっと仮想的が多いとも思うのでこの評価で。
昨日のフォルティウスとかは「その値段で熟成!」という非常に強力かつ欲しい人も多そうな個性を持っていたのですが、その意味ではこのワインは一時期散見されると言われていた「パーカーポイントの高いスペインワイン」の縮小版的ポジションにあるわけです。
ただ、濃いの欲しい人にはちょっとだけ物足りないかも?
テーブル価格帯としてガブガブ呑むのがいいでしょう。牛丼とか結構合いそうだなぁと思ってます。

というわけで、イムス2013でした。
こういうのこそスペインデイリーの定番、と私は考えているところがありましたし実際ほんの数年前はそうだったんだろうと思います。
しかし、昨日とかの更新を見ての通りそれもすこーし違ってきているところがあり・・・・・・スペインという国の難しさと転換期の荒波を感じちゃったのでした。

スペインはこのワインだけで図らず、今は多角度から経験をたっぷり積む時代に・・・?


イムスで調べたらむしろ何か好きそうな人がいそうな競泳水着がたくさん出てきた事が一番驚きでした

| スペイン | 22:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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スペインの古めらしさのスタートライン?じみーな印象だが意外な実力 フォルティウス・レゼルヴァ2006

うぇるかむ!
2日続けてスペイン、というよりしばらくはスペインでの更新をちょっとやってみようかと考えています。
昨日に較べてじみーな感じのワインになっています。

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ボデガス・ヴァルカルロス・フォルティウス・レゼルバ2006
テンプラリーニョのレゼルヴァワインですね。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥
当ブログの近年NO1に地味なラベルだと思います・・・
経歴もかなーり地味。ロゼが多かったナバーラという地区に2000年に構えたワイナリで面積を武器に手広く作ってる・・・・・・じ、地味だわ。
いわゆる、輸出ビジネス的な感じで特別目立った醸造家があるなどでもなく。
2006年というしっかりと古い事が特徴といえば特徴・・・・・・って、自分で書いてても悲しくなりました。
そんな訳で、未だかつてなくスペインにおいても地味なワイン。
もしやそういうのこそに実力があったりするのでは?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
お、まぁまぁな感じの熟成感だわ・・・
しかしこの感覚も地味。うむ、地味。
やること全部ちゃんとやってある上で地味。すごいなとにかくさっきから私、地味しか書いてないゾ!

色は少し赤紫さが抜けてきている具合。ガッツリと枯れているわけでもなく、中庸でしょうか。
香りにレーズンや多少のカシスなど濃い目の香りがありつつ、いちぢくなどの要素。
どうやらカベルネやメルロも混ぜてあるようで、それが影響しているのでしょう。
味わいもそうしたドライフルーツ感、旨味感のある多少のミネラリーさ、また口当たりはそれなりに丸みがあるという。
上述したドライフルーツ感というと濃い印象をお持ちになるかもですが、そーではないのです。
そうした強さが抜けた、そういう熟度といえば伝わるかしらん。
元々からしてそんなに強そうなボディ感がないのが幸をそうしているのかも?
特に口当たりや尖った部分のない丸さなどはそこそこの見応えを感じさせます。
それでも、まぁ、地味なんですけど^^;

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
モブいけど1500円だと突然光るかもしれない
あらゆる地味パワーに支えられてなのか、値段で考えると安いのです。
1500円で熟成感の話になる、ボディに丸みのあるワイン。こう言い換えると今までの地味さも納得です。
なんと言いますか、スーパーモデルとかと比べると全くかなわないけど、自分のクラスの中ではそれなりに人気のある子っていうフレーズ。
熟成感を持ちつつあるスペインをチャッと呑みたいなら使えるテーブルの掘り出し物感があります。
プレゼントには全く使えませんし、ラベルのしょっぱさが普通の食事会などでも残念な気分にさせてくれるので、このワイナリ2000年設立なんだし早急にデザイナー呼ぶべきでは?

というわけで、フォルティウス・レゼルバ2006でした。
同価格帯で探すとどうしても値段の安さが生まれがち。高望みしないで、しかし安っぽくなさから脱しているのは安旨を探す上での理想型・・・・・・とするならば、この地味っ子こそが呑むべきワインなのかもしれません。

どのサイトも「厚みがあって引き締まった~~」なるフレーズぐらいしか乗っけないぐらい地味

←今回のワイン 一般的なスペインのイメージ→

| スペイン | 13:41 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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安いWA94ポイント・・・が、意外と伝統的? カスターニョ・ソラネラ2012

うぇるかむ!
ワイン通にとっては「スペインのパーカーポイント90点以上!」を見ると、どーせ濃いだけなんだろハイハイ・・・・・・となると思います。
っていうか、私もそうでしたー!という訳で、案外とそうでもないのかも?と私が考えるに至ったワインです。

v2Rgu.jpg
ソラネラ2012
スペインのパーカーポイントワインの代表格のひとつです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(WA的には+♥?)
ラベル自体はスペインらしいカジュアルな見た目。なのですが、とりあえずタグからして
BDjba.jpg
パーカーさまさまって感じだネ!

という作り手はボデガス・カスターニョ。
イエクラ産モナストレル種の評価をそれなりに引き上げたワイナリとされ、とにかくパーカーから寵愛されます。
2001年のこれよりワンランク↓の廉価版であるヘクラというワインに
「これ、今年呑んだ中で一番のバリューワインだからみんな呑んどけヨ~」
とドヤ顔で91点がつきます。今でこそアドヴォケイトはスペイン贔屓というほどポイントが無駄に高い地域ですが、14年前で1000円台にコレは異状です。
で、そのボデガス・カスターニョの恐らく通常のフラッグシップがコレだったりします。
この2012ヴィンテージは過去最高点がついてて94点。大台です。
万円級がゴロゴロするポイントとして各店舗で「ヴィンテージも品種も評価者も違うのに」高額ワインが引き合いに出されて宣伝されていたりします。
以前から怪しいほどにスペインの評価が高いアドヴォケイト誌なんですけれども、ボデガス・ブレカ同様にここのモナストレルはどーにも評価が高い。
樹齢の高さと樽熟成期間程度しか情報もなく、如何にもな伝統のファミリーワイナリだという事以外は、いやソレ以上にポイントが先走ってるワインです。
今回のコレはモナストレル70% カベルネ・ソーヴィニョン15% ガルナッチャ 15%と少しイジっています。
その内容、果たしてどうかというと・・・?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(たまたま劣化してた?)
意外な程伝統派より!?
びっくりしました。濃いワインだろうと思い、豚バラ肉を濃い目に炙って一緒に食べようと思ってたら思いの外ミディアムといえちゃいそうなバランス。
超濃いワインではないんです。これがびっくり!PP94なんて絶対濃いだけワインだって思いますでしょ?

色からして、若干オレンジ感がほのかに感じられるようなカラーリングであんまり濃くありません。
この段階でもしかして劣化なんじゃ・・・と疑いを持ちます。味にヘンさがなかったので、今回掲載してますけれど、もしかするとダメかもしれない(怯え)
香りに強めのチェリーなどの赤果実と紫のブルーベリー感を少々感じます・・・・・・これ、おかしいと思いません?モナストレル主体なのに、紫要素よりも赤果実が強いのです。
グルナッシュ主体と間違えたのでは?という感じで、そこに整え程度にカベルネのミルキーさやスパイスが少々出てくるんですね。
枯れてるのか?みたいな印象を数日経つと受けるようになります。樹齢40年以上のモナストレルの近年のヴィンテージにしては妙にオールド感があります。
味わいも同じく、意外なほどタニックさと旨味感があり、同時にアルコール感もガッツリ感じます。
やっぱり赤系果実が強く、上記の強い印象を与えつつ、そのままアセロラっぽい酸味を備えつつ急ピッチでフェードアウト。
スパイシーな胡椒ぽさなどもそれなりには見られるものの基本的にはセクシーではなく、オールドヴィンテージめいた滋養感のがベースです。
・・・・・・自分で書いてても、違和感しかないのです。WA94点でモナストレル主体の2012年がともすればミディアムよりのオールド感が出たセピア系の印象であることに。
よって、点数のところに「たまたま枯れてた?」と書くにいたります。
もしこれが今のこのワインの基本性能であるとすれば、案外と料理と合わせた時に強さを発揮するオールドめのスペイン伝統スタイルに近いです。
強めで軟弱さのない、大柄でありながら懐の深いオールド感・・・・・・それが、ある種典型例めいて感じさせるという内容。
ジャミーで超濃厚って書いてあるサイトは(私の今回のが異状でなければ)インポーター丸写しの嘘だと思うので注意な!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(上記注意に基づけた)
このオールド感が2000円台ならば確かにコスパが高い
意外なほど頑張って評論家向けオールド風ヴァインを作っている感があります。
で、割りとネットショップなどでは買いやすくて2000円いきません。
多少人工的ともいえますが、スペインの伝統派の筋書きをここには模写したような作りになっている為そういうオールドスペインを感じるスタートにもなりえます。
プレゼントにするには多少ポップすぎるラベルやそうしたオールド要素を使えないと尖った部分もあるワインなので向きません。
ある程度ワインを知っている方が驚きのあるワインだと思います。
このワインが評論家ウケしてる最大の理由は、価格の割に大人びたテクニシャンぶりと生産量少なくはなくて手に入れやすい事それとブラインドした時に価格がわかりづらい個性に仕立ててある為。
なるほど、確かにブラインドだったら私も「お、5000円ぐらいかな?」とか思っちゃうでしょう。
ラベルや値段を見ないほうが楽しめる、という意味では悔しいですが確かに面白いのです。

というわけで、カスターニョ・ソラネラ2012でした。
濃いワインのつもりでパーカーポイントで選んでびっくりしたワインでした。
ここの低価格のヘクラも合わせて買ったので試しつつ、ちょっとスペインワインのPP高得点ワインを見なおしてみたいとも思っています。

正直、ちょっと前に呑んでて「もしかして偶然壊れててそれが逆に良かったのでは?」などと思うようなワインだったんですけど、麦ちゃん氏のレビューに「ミディアム~フル」というワードが入ってたのを見て掲載することにしました。この人は確実に呑んでると思う。

ワインを高評価に見せるために比較されるワインの代表格がこの辺りかな
エル・ニド[2008](赤ワイン)[S]

エル・ニド[2008](赤ワイン)[S]
価格:20,304円(税込、送料別)



ある意味むりくりキャラづけしてるのはこんな感じ?おいおい!

| スペイン | 22:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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珍品!バラオイルの入ったマヴルッドロゼ!! パミドヴォ・ブルガリアローズワイン

うぇるかむ!
非定期的にブルガリアワインをやっている当ブログですが、今日は過去最大の珍品だと思います。

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ブルガリアローズワイン。
こう、なんというか、すごいネ!!!!!!!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥
なんとこのアイテム、箱つきだったりします。
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とにかくビンビンなおみやげ物感、というよりお土産物的に作られているとしか思えません。
裏ラベルの説明がこんな感じ。
5eOvD.jpg
ろ、ローズオイルゥ!?
そう、このワインはブルガリア地品種のマヴルッドをロゼで作りしかもローズオイルを混ぜたという恐らく日本では唯一の存在です。
そもそもマヴルッドのロゼって何事?って中にローズオイル&ウォーターを混ぜたというのだから、もうブルガリアなんでもアリですな・・・・・・
ついでにそれ以上のデーターがロクに存在しません!ワォ・・・・・・!!

ブルガリアというと実は楽天とかで標準検索すると

よりも先に

が順列にくるとおり、実はバラの名産地であったりするんですね。
とにかくお土産物であります。すこぶる土地の品・・・・・・日本の各地のワイナリに非常に近い気がします。
好奇心に身をまかせて呑んでみたのでした。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥(好きな人はいると思う)
まるで香水を呑んでるみたい・・・
比喩とか表現論でなく、香水呑んでる感じに満たされます。
これ普段からローズオイル使ってる人とかであれば、むしろ自分の体とコンビネーション発揮しそうな気がします。
CRE6n.jpg
色が驚きの朱色。
初めてみた色だったもので「グラス洗い忘れてたかな?」と一度グラスを洗いなおしちゃいましたよ私・・・・・・
香りがとりあえずワイン的でありません。
この段階でローズ香水っぽい感じが満彩。石鹸的でもあります。
普通はそうした要素と同時に果実感が出るものですが、オイルの印象が強すぎて果実感はピントがあわないのです。
で、味わいもそうしたローズオイル感たっぷりで最初から最後まで口の中を満たすという。
個人的には、それがそこまで嫌でなくわずかにバニラ感があったりして面白い飲み物だと感じました。
ワイン的観点での良さは全くありませんけどネ。あくまでも「ローズオイルアルコールドリンク」です。

コストパフォーマンス(最大5pt)

判断にめっちゃ迷う・・・
超絶なネタワインであり、2500円前後という価格としてはワイン的にあらずの珍品ですし、かといって奥深い面白さがあるでもなく・・・・・・みたいな謎すぎるので私の考え付かない用途があるのかも。
例えば、母の日に出すアイテムとしてはとても面白いと思います。
または、頑張れば料理に面白いアクセントを加えられるかもしれません(普通に呑むとか隠し味に使うとか)。
一般的かつカッチコチな頭のワインキチには瓶を叩き割られそうな具合であるので注意かも。

というわけで、ブルガリアローズワインでした。
いやぁ、不可思議な体験をした気分であります!
たまにはこういうのもイイよネ。

そうだよね、ローズってところを考えると母の日用だよネ

ある意味こんな気分
ゴジラvsビオランテ [DVD]

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| ブルガリア | 13:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ブルゴーニュの作り手によるローヌのテーブル、時がすぎゆくままに飲めちゃう? ヴェルジェ・デュ・スッド・オウ・フィル・デュ・タンNV

うぇるかむ!
連日そこそこお高めというかド高めのワインとかで更新してましたが、ちょっと小休止的にヴァン・ド・ペイを。

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ヴェルジェ・デュ・スッド・オウ・フィル・デュ・タンNV
スッドまでがワイナリ、オウからがワイン名であります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(ラベル的に+♥)
なんともフランステーブルスタイルなラベルです。デザイナブルなのだか、ダサいのかびみょーなところでありますが、ラベルの左の方の絵は普通に可愛げがあると思います。
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みょーにフランスっぽさ出てません?
名前を日本語訳すると「時がすぎゆくままに」と美空ひばりかな?みたいなオシャンティーな名前だったりします。

作り手はジャン・マルク・ギュファンというマコネの生産者。
ベルギー出身で1998年ごろから注目を集めてる人なのだそうですが、その作り手がローヌにあったシャトー・デ・トゥーレットというワイナリ(ただし殆ど運営されておらず荒れ放題だった)を購入して始めたというのがこのシリーズなのだとか。
グルナッシュ、シラー、カベルネでNVという何とも「地域ものらしい」ワインであります。
あんまりデータもないのですが、雑誌ダンチュウで褒められたのが一番の宣伝文句。
よくあるテーブルワインといえばそのとおり。実際どうなのか?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(個人的に+♥)
軽やかで可愛げもある山葡萄めいた田舎ワイン!
ドがつくほどテーブルスタイルのGSM風スタイルであるものの、その低価格ゆえの軽さにちょっとしたアクセントがついていてなかなか楽しいワインに仕上がっています。

色は明るい赤さが強めで色自体はちょっと軽すぎるかも?
香りにそれなりにスパイス、特に山椒の感覚が目立ちます。
フルーティーさも高いのですが具体性はなし。いろんな果実がボンヤリとしている感じでしょうか。
味わいは果実のフレッシュさで勝負をかけつつ、どこか全体に山葡萄めいた少し苦味と紫の果実感が後の方に出ます。
そして、アフターに不思議とマスカットのニュアンス。28%入ってるというカベルネの青臭さが転化しているんじゃないかと個人的に思っているんですが、それとグルナッシュのいちぢくなど白い実の雰囲気を途中から感じやすいんですね。
軽快めではありますが、スパイス感とそうしたアフターのアクセントがどこか和物っぽい。
なかなか楽しいスタイルです。ただただ終わらない個性を保ったモノになっているのは好印象ですネ。
ただ、全体に冷やし目で呑んだほうが美味しいかなぁと推測。喉ごし、なワインでもあるかな。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
テーブルワインとして実にグッド
この1500円前後で買えるワインとして、充分に個性を発揮しているんではないかと。NVの赤って意外とこういう良品があったりするので値段安い場合はむしろ積極的に見てく方がいい気すらしてます。
学術的なワインではありません、ドリンカピリティで呑むデイリーワイン。
ラベルの雰囲気はそれなりなので、軽いパーティーまでなら使いやすいかな。

というわけで、ヴェルジェ・デュ・スッド・オウ・フィル・デュタンNVでした。
ローヌ辺りのテーブルにハズレはあんまりない!
という感じを改めて受けたワインになります。そんなにコッテリとグルナッシュとかシラーの雰囲気があるわけでもないので(どちらかというとグルナッシュワイン)薄めのそうしたタイプを求める人にもオススメです。

ネットだとこのぐらい。あと何気に楽天のトスカニー↓ってイタリアワイン以外の仕入れ結構上手な気がする・・・

なんとなーく和物ということでペタリ

| フランス | 12:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ナパ・ニュージェネレーションズへの期待大!これぞメイド味と言わんばかりの贅沢感!! テイクン・レッド・ナパ2011

うぇるかむ!
昨日までに二本連続でボルドー右岸を攻めてみましたが、今日はうってかわってナパに飛びます!

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テイクン・ナパヴァレー・レッドワイン2011
ナパの新世代から一本。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥(個人的に+♥)
シルクスクリーン大好き!
という訳で、私とにかくシルクスクリーンエチケット好きなんですが、今回はひときわ写真にとりづらかった感じ。
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飲みきってもちょっとわかりづらいかしら。グレーで円形が書いてあって、その下にデータという一般的なタイプです。実は名前表記の端の端のすっごおおおおおおおおく小さくアルコール度数が14.5%と書いてあったりするんですが、これがまた虫眼鏡でないと見えないクラスなのがたまりません。
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裏も見づらいなぁ・・・うーん、私も写真は別個カメラ買わないといけないかな。裏も説明に+して二人の醸造家のサインが入ってたりといかにもかっちょいい感じです。

作り手はカルロ・トリンチェロとジョシュ・フェルプスという二人組。
この二人、幼なじみでありかつ両名ともワイン関係者の子供なんですネ。
米国ワインの生産量第二位のトリンチェロ家の息子と、元ペトリュス&ドミナスの醸造家のクリス・フェルプスの息子・・・・・・で、子供の頃から見知ったという名門ワイナリ出の幼なじみコンビ。
ナパで育った彼らは当然の如くナパでワインづくりをしようという事になります。
で、テイクンという名前はアメリカSNS用語で「パートナーいます!」という意味なんだとか。
あっ(察し)・・・ホモォ・・・・・・
なんだか色々妄想がはかどってしまうボトリングやセンスですが、そのほかはワインエンシューアジストでの特集掲載やフォーブスで取り上げられたこと以外はあまり情報がありません。
特に、畑情報や醸造におけるプロセスがどーにもデータがないのでした。
なので、基本的にはナパの広域で買い付けたモノを使っているのじゃないかと。
カリフォルニア・ナパという名醸造地(ボルドーと同じところを良くも悪くもたどっている・・・)中で、ニュージェネがどう立ち上がっているのか?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的に+♥)
ワォ!メイド味だ!!ヤッター!!!
私、大歓喜でありました!いいねいいね、これぞナパだよって雰囲気には流石に高揚します!
それも高級ワインに私が感じる要素をバッチリもっているんですね。変わり種な味ではなく、むしろナパのらしさをグァシィンと詰めたような。

色はかなり濃くクリムゾンレッド。相当強めのカラーリングといえるでしょう。
香りがかなーりいいんです。カシスなどの紫系果実、バニラとミントとチョコのアイスというナパクラレットらしいあまやかでちょっと酸を感じさせるような。
これらがちゃんと離反せずに複合して、一個の高級ジェラートみたいに良くまとまっています。
筋通り自体はそこそこなんですが、全体に見える高級感が底しれません。
味わいはそのままにまずは伝えてきます。カシス主体で、チョコやコーヒーにミルクポーション、それとハーヴ感がきっちりとしたミントがブワッとやってくるんです。
最初のアタックからこうした要素が押し寄せてくるわけですが、後々のまじり方はシックで大人びていてアフターまでそうした主要な要素をとらえつつちょっと酸味を上げて長めの余韻。
果実感が凝縮しすぎず、しかし足りなくない強さは感じさせてるのはクオリティの高さ。
時間経過によってアタック自体はインパクトが収まりつつ酸味がしっかりとあがり、チョコぽさの濃度が強まる辺りも高ポイント。
新人ワインのハズなのに、さながらベテランの良質ナパといった具合に驚くばかりです。
ジャンプ漫画の天才主人公めいてる。新人のハズなのに既に現場で活躍してるプロを脅かす域のメイドないし執事な雰囲気です。
呑んだ瞬間、「かしこまりました、食事のご用意をすぐに致します」って豪勢なロビーに通されるみたいな贅沢さがちゃんとある。
より高級品で練度があがってくると、さらに広がり方や味わいの変化率の心地よさがマシマシになるのですが、ベーシックはこれ捉えまくってるんですよねぇ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
日本よ、これがナパ・クラレットだ(cv:立木文彦
ナパAVAワインの中では安いほうに辺る4000円ちょっとという価格帯!ワォッ!!
ここまでナパをやり遂げている・・・それも2011というバッドヴィンテージに・・・のは、これ他の生産者どころかお父さん達を脅かすんじゃないですかネ?
ナパ・クラレットが好きであれば、これは確実に満足して「あぁ^~ナパはやっっぱし最高なんじゃぁ^~」とほっこりするでしょう。
という訳で、見かけたら購入してください。4000円でナパの流儀を完全体験出来るのはこの2015年春においては絶対のモノといえるのです。
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ボトルが重かったりおもいっきり上げ底感出してるのは只者ではなく、プレゼントでこれ出してもいいと思いますネ。
ボトルのスタイルよりは熟成はしない気もしますが、寝かせて進化したらこれは恐ろしい・・・・・・

という訳で、テイクン・ナパレッド2011でした。
ミドル級ワインとしては、かなりヤばいと思いました(小学生並みの感想
個人的にナパワインには「メイドさんを感じるかどうか」という極めて個人的で謎な見極めポイントがあるんですが、これカンペキ系メイドさんですから。

が、ネットでは2011は売り切れて次の年号になってます。2012はグレートヴィンテージだからか1000円あがってる・・・

なんとなーく雰囲気こんな感じかしら?むしろバックの背景のポップ&クールさが

| アメリカ | 22:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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サン・テミリオンのオーブリオン!?新たなカルトワインになるのか・・・? シャトー・クィントゥス2011(シャトー・キントス)

うぇるかむ!
昨日に引き続きサン・テミリオン!
今回のはなんと(一応)ファーストヴィンテージであります。

MhNFZ.jpg
シャトー・クィントゥス2011
名前がまだ日本語で成立してなくて、シャトー・キンタスって方が検索にはひっかかりますが・・・
なんかキング・オブ・ファイターズの略名「キンターズ」みたいでカッコ悪いからクィントゥスで当ブログまいります!

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥(注目度的には+♥?)
どこかイタリアデザインっぽいラベル配置、シックでそれなりにオサレめであります。
真ん中は因みにドラゴンです。なにせセカンドなんて名前が「ル・ドラゴン・クィントゥス」ですし。今どきないぐらいドラゴン推し。

ボルドーの最も有名なワインのひとつにオーブリオンというワインがあります。

って、当ブログ概ね「ワイン知らないヲタク」よりも「アニメもワインもやるヲタク」のが多そうな気がしてるので、知ってるかとは思いますが、そのクラレンス・ディロンらが最近になってテルトル・ドゲーというワイナリを買収、改名したのです。
それが今回のクィントゥス。

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下の方にバッチリ、クラレンス・ディロンマークが・・・・・・

「これ、オーブリオン関係銘柄における5番手だから(迫真」
というプロモーションが大々的にうたれて、日本でも販売されています。
あのオーブリオンの醸造チーム、それもコンサルトにかのバッド・ボーイことステファン・ドゥノンクールも呼んだらしい、ついでにこの2011年がファーストヴィンテージだ!
と、なかなかプレミアムな感じにはなっています。
元々あったテルトル・ドゲーというのがさてどの程度の価値のワイナリだったか・・・・・・?
調べてみると、正直歴史的にはしょぼい。遥か昔はそれなりだったものの、70~80年台ド低迷するという恒例のパターンをたどり、ついでに立ち直りも出来ずパーカーたんも
「場所は美しい丘って名前のとおり、そっこそこエエんやけどなぁ。なーんかイマイチでパッとしないというかガッカリめっていうか・・・・・・あ、早め呑んだ方がいいよ多分」
みたいな85~ギリギリで90点みたいなところを彷徨い続け、2006年のサン・テミリオン格付けでは名前剥奪されそうになって訴えだしてたレベルだったりします。
で、スタッフが大幅に変わった結果、どれぐらいになったのか?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥(今呑んで)
カルトめいて華やか!
グラスに注がれた瞬間からよさ気な印象で、ずっと良かったです。抜栓から半日ぐらいは経ってたみたいなんですが、それが効果的だったのかド開いており華やかな程です。サン・テミリオンなのにネ!
よって、熟成の可能性については・・・・・・サンテミの中でも割りと疑問符ついちゃうかも?
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ボトルは重た目だし底深いし専用ボトルに詰めてたりで気合入ってはいますがどうなのだろう・・・・・・

色は透き通ったクリムゾンレッド。
香りがとかくビンビンでフルオープンに遠めからでもわかる立ちあがりっぷり!
カカオ系の印象が多めに感じられ、甘さが中心となっており、カシス入りチョコレートのよう。
カリフォルニア系に較べて、サン・テミリオンだとわかる理由としてハーブやミントみたいな感覚はなく、ビターな印象のが大きい事があげられるでしょうか。
全体に重たげではあるんですね。で、品がいい。
味わいは最初のなめらかさがとても良くでていて、カシスと少しの赤果実、コーヒーの香味がマジャ入り、スパイシーさこそないものの、極めてなめらかにメルロ主体の若めワインの良い所をとらえています。
なめらかだけどボリュームがある仕立ては恐らく、ステファンないしオーブリオンスタッフの技術によるものではないかと思います。
正直なところ、テロワール概念とかでなさそうなんですよね。高級なムードが満彩で、カッツリとエレガンス。
とにかく私のノートには「なめらか」という言葉が立ち並んでしまいました。舌触りのワインです。
近年的な、サイバーな貴族感とでも言いますか、BL系の貴族スタイルといいますか・・・・・・そういう理想系をリアル要素を皆無にやりとげた印象をもってます。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥(将来性を考えたら別)
しかし価格は強気すぎィッ!
2万円越えます。
いいですか、元々のワイナリは残念めな評価を受けており日本でも万円どころか5000円アンダーな事の方が多かったっぽいワイナリです。
4倍!
テルトル・ドゲ時代からは明らかに考え付かない超強気価格であります。
というわけで、最も買うべきは「ネームバリューに期待する」つまり将来的に売っぱらう投機したい人です。
まぁ、ここ最近の中国バブルがはじけたりなんだりで今が一番ワインが高い時代とも言われてますし、値下がる可能性はありますけど、一応ファーストヴィンテージという利点はあるのでちゃんと管理保管出来れば比較的安牌なんじゃないかなぁと。
個人消費するには意外な程美味しかったけど高い。どのみち富豪向けという感は否めません。
2万あると、もうちょっと出せばシンクアノン様とかシャーヴ様買えちゃうから私は買わないッス(断言)
プレゼントには、第五子が生まれる子沢山なファミリーにどうぞ。

というわけで、シャトー・クイントゥス2011でした。
味わいとしては好きなんですが、値段は明らかに高すぎると思う一本でした。
うん、これどっかで感じたニュアンス・・・・・・
オーパス・ワン!オーパスの世間一般的評価にオーパスより近い!!
そんな気分のワインでした。いいんけど、高いの新代名詞になってしまうのか!?

元々考えると、高いんですよねぇ・・・いや、テロワールや過去は醸造家で越えられるとかんがえるべきとも。

なぜかネットショップで調べるとこの2001年のテルトル・ドゲが妙に出回ってます。あ、怪しい・・・・・・

「サイバーな貴族感」と自分で書いてて思いついたのはコレ(とはいえ私、これ見た目しか知らないミリ知らなんですがネ)

| フランス | 22:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ムエックスの最も注目すべきサン・テミリオン!の、バッドヴィンテージはいかほど? シャトー・ベレール・モナンジュ2011

うぇるかむ!
ココ最近、ボルドーのプリムールまっただ中だったので、ワイン情報関連がとにかくボルドー!ボルドー!ボルドー!で流石の私ものみた~いってなっていたのでした。

*ボルドープリムールって?:フランスの一番高いワイン作ってる地域がボルドー。そこでは先物取り引き(プリムール)が行われていて、各ワイナリーが大規模にティスティング会を開いてアッピルするのです。

というわけで、たまたまこのワインが開いてたストアがあったのでついついネ

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シャトー・ベレール・モナンジュ2011
サン・テミリオンPGCCBのムエックス傘下!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ちょっと天使の顔がジョジョの大統領みたいなのは残念ですが
それはさておき、知名度としては比較的高めのワイナリーではないかと。
IXR3m.jpg
ちょっとオリジナルグラスのデザインがダサいのは気になりますがネ。

このワイナリ、元々「シャトー・ベレール」というワイナリでそもそもが結構いい土地にあったんですが割りと地味ーな感じだったんです。
なにせサン・テミリオン最大のワイナリのひとつであるオーゾンヌよりも標高が上なんですから(基本的に、畑は上の位置にある方が良いという俗説があるのデス)。
それを2007年頃にクリスチャン・ムエックスの率いるムエックスブランドが購入し、彼が監修するようになります。
マグドレーヌという元々ムエックスがもっていたワイナリと合体し、「ベレールってワイナリすっごく多くて面倒だから祖母の名前足して生まれ変わり図ろうか」
と、ペトリュスで一時代を作り上げたマーケティング手腕で2008年からガラッと一新して「ムエックスブランドのPGCCB」として売り出しているのがこのワインです。
っていうか、もう基本的なアレコレは検索すればすっごい量で出てきます!

なので、個人的な思い出を話すのでして。
当ブログが出来る前に、クリスチャン・ムエックス来日イベントが某所であって、いくつかのワインと共に試飲しつつ質問したりするまぁよくあるイベントがあったんですネ。
そのとき、数種類のワインがあった中、全体へのトークが終わり試飲タイムに入った直後、店員さんが
「どちらか飲まれますか?」
とクリスチャン・ムエックスに尋ねた訳です。そのとき、(ペトリュスとドミナスこそなかったですが)真っ先に指差して彼が味を確かめていたのがベレール・モナンジュだったんですね。
そして、確かにこの日一番美味しかったのはベレール・モナンジュでした。確か同格にオザンナがあったんですが、それよりモナンジュのが良かった記憶が鮮明で・・・・・・すごーく個人的に印象強かったりします。
久々にベレール・モナンジュ呑んだのですが、その印象というと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(呑むタイミングミスったかも?)
これはかなりクラシカルな・・・・・・
開けたてだったっぽいのもあるんですけど、すごく厳格で堅物な感じでした。
もっと以前はしなやかだった覚えがあったので、これはヴィンテージによるものかもしれませんネ。
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裏エチケットも堅物ですがな。

色は紫感強めのクリムゾンレッド。かなり濃い目です。
香りにかなり葉と土の印象があります。そこにカシスなどの重た目のベリー果実がかいま見えるシックさ!
とにかく身を潜めたような香りの立ち方。正直なところ呑むタイミング間違えた感がひしひしとします。
味わいも同様で、葉と土のアーシーさが如実にありつつ、カシスの多様性を見せるというクラシカルなボルドースタイル。
こう、セピア写真っぽい不鮮明さなんですネ。
流石に口当たりはムエックスブランドらしいなめらかかつ重たすぎない仕上がりであり、そこに高級さを感じさせるものの全体にストレート&クラシカルな要素が強め。
すごく控えめなキャラクターをしているんですね。そこそこにタニックだしミネラリーな辺り、品もすごくあるし徐々に開けてくると果実のバランス感が良くなってきてボリュームもあがってくるのでそこからが勝負だったっぽい。
風格や質はそれでも、とても感じさせます。高級なムエックスブランドならではの、紳士な質感はキープされているものの・・・・・・多分数年置いた方が良さそうネ。

コストパフォーマンス(最大10pt)
♥♥♥♥
それでも、15000円アンダーっぽいので相対的にみれば安い部類だろうとは思います。
ボルドー全体がめちゃくちゃ高い昨今であれば、まぁ良心的です。
プレゼントにするには、年号が若いものしかないのでバースデーヴィンテージといった使い方が出来ないんですが、そういうの無視して合わせるならば悪くない選択肢だと思います。
ただ、ある程度ワイン飲み慣れている人向けかな~とも。
ムエックスブランドは低価格が意外と面白くなかったりするんですけれども、その高額帯の中では比較的安価なのもあるので、見かけたらちょっと呑んでみるのは参考になると思いますヨ。

というわけで、ベレール・モナンジェ2011でした。
多少贔屓目ある気がしなくもないのですけれども・・・・・・まぁ、個人のブログだしいいよネ!!!!!
シックなサン・テミリオンを今すぐ味わうならば有効手ですし、セラー持ちの方なら今のうちに買っておくのは悪くない選択肢のように思います。

因みに楽天ではこのヴィンテージ売ってすらいないんですけど、エノテカのショップでは売ってます。怠慢な・・・

似てるっしょ?

| フランス | 21:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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久々に池袋に行った~北海道物産展とか、シンデレラガールズロッテリアとか~

うぇるかむ!
たまにはふっつーな日記もいいかなぁと思いまして。あんまワインのデータばっかりでも、ネ。

・池袋西武の北海道物産展行ってきました
こ↑こ↓
割りと毎回一回は見に行ってザンギ食べたりきゃらうぇいオジサンのコアな人気ぶりを堪能してるんですよね私。
本来は北海道ワインをちょっと試そうって意図もあったんですが・・・・・・うん、次行こう次!
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ブランシュネージュのオニオン・グラタン・スープセット。1100円(!?)
パリ13区にも出展した事のある有名シェフ瀬川健一主催のブランシュネージュより何故かこの庶民的なアイテムで出展してたので。
この価格のオニオン・グラタン・スープとは?とついつい。私、オニオングラタンスープ好きなんです。
なんかチーズが多かった(小学生並みの感想

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続いて、ファームデザインのうしプリン。写真がバッチリ上手くとれてません!
チョコレートを部分的に入れて斑にすることでうしさんを表現するという見た目可愛らしいアイディアアイテム。
割りと毎回買うものの、たまーに水っぽすぎるのが出たりするんですが・・・・・・今回は私はハズレを引いちゃった^^;

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流石にラーメンとかはもう食べれなかったので、先のブランシュネージュでフランボワーズムースを買って家で食べる。
最近買ったニューウェーブマグでコーヒーと。このマグ、デザイン超カッコイイんですが意外と持ちづらい。でもカッコイイ(大事)
家カフェ感溢れてこういう時いいですネ!
今もこれを飲みながらタイピングなう!!

西武の北海道店は来週火曜日の夕方まで。まぁ、雑多な感じがいいのでお暇があれば是非。

・シンデレラガールズロッテリアにも行った
いつまでがフェアなのかわからないのですが、せっかく池袋に来たのだし・・・と入ってみました。
一期が終わっちゃって寂しいんですよ!
今、ロッテリアでアイドルマスター・シンデレラガールズのキャンペーンがやってるんですネ(リンクはまとめ系ニュースサイト
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しぶりんカワイイ!ヤッター!!
これ、カベが思いっきりでかでかとぶち抜いて作ってあったり、ところどころに双葉杏が隠れてたりと意外と工夫が凝らされているんですが、私はそれどころではなかった

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武内Pの指定席がある
*シンデレラガールズはアイドルの女の子がいっぱい出てくる系アニメなんですが、担当マネージャー(プロデューサー)がオリジナルにいます。名前不明なのですが、伝統的に「中の声優さんの名前+Pで呼ぶ」伝統から武内Pと呼ばれているノデス。
女の子キャラがドハデに秋葉原かな!?みたいな空間を醸し出すフロアとサインイスの中、堂々たる風格で存在する武内P。
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関係者テーブルもある
95%女の子成分なのですが、この手のアニメであるにも関わらず5%の男成分を抽出する武内P。城ヶ崎姉の悪役っぽいドヤ顔とでかすぎて見切れてるきらりんも・・・なんか、こう、いいですね!
トイレも武内仕様だったりする。
そして、ひとしきりこのアキバ的空間を楽しむと、ここは地下なので階段をのぼる訳です。
階段の側面に各キャラクターが「またきてね~☆」みたいな感じでお見送りをしてくれる的な雰囲気なのですが

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ラスト段が武内
む せ る 

一番下の新田ちゃんがみたいな感じのが続いてた中、悪魔の事務員ちっひ様より更に後にむせる顔で〆る武内。
ちっひと武内の事務的挨拶完了コンボしゅきぃ・・・・・・

という訳で、武内Pばっかり満喫してきました。
いや、私、武内×しぶりん好きなんですヨ・・・・・・
いつまでやってるかわからないので、こちらもお早めにドウゾ。

あ、ワインもこの日呑んでます!今日中に更新したいところでありますが、出来るかなぁ・・・・・・
久々にボルドー呑んだりしてますのでご期待アレ。


私の使ってるマグはコレ。通常版よりちょっと小さいサイズなので注意

ファームデザインのプリン見当たらなかった・・・ので代理。割りと好き。壺がカワイイからネ!

しぶりん&武内の2ショットなグッズ出ないかな・・・・・・(渇望

| アキバ系記事 | 09:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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今、最強のキャンティ?新格付けの頂点たるワインのレベルとは? サン・ロレンツォ キャンティ・クラシコ グラン・セレツィオーネ・カステッロ・ディ・アマ2010

うぇるかむ!
連日ガルガーネガをやってまいりましたが、ここでふとキャンティでもやっておこうかと。
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サン・ロレンツォ キャンティ・クラシコ グラン・セレツィオーネ・カステッロ・ディ・アマ2010
長い!長すぎる!!

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥♥
イタリアといえばキャンティという人もいるでしょうし、そしてその中でトップワイナリの一つがアマ。
モダンキャンティの先駆ですね。当ブログでも2年前に比較試飲やってたりします・・・って、2年ぶりかぁ
で、今回のサン・ロレンツォはこのワイナリーがやってた「クリュ制度廃止」の並を受けて良年オンリーになっていたものです。アマの特色は「うまけりゃ区画とかどーでもいいべ?」だった訳ですが、今回のはその基本方針外のクリュワイン。
そしてこのワインがワインスペクテーターの年間トップ100企画で6位をとります。
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スペクテーターにおいては年間トップイタリアワインでもあるのがコレ。
更に丁度このワイン、イタリアDOCGの新企画である「グラン・セレツィオーネ」も取得。
キャンティの中から更に上のキャンティ・クラシコから更に上のキャンティ・クラシコ・リゼルヴァの極限まで上がキャンティ・クラシコ・グラン・セレツィオーネです。
ほんとDOCGって面倒くさい上に名前ばっか長くてダルいわちょっとカッコイイけどさぁ・・・・・・
ついでにアドヴォケート92点とデキャンターで1位とかも。PPが低めな辺り、ブリテン好みな評価ですネ。
作り手かつオーナーのマルコ・パランティ氏もニッコニコ。
そんなこんなで今、現行モノで頂点のキャンティという事になります。

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とりさんも大喜びだネ!

特徴としてはまさにグラン・セレツィオーネ企画の見本的に作られていつつ、実は100%サンジョベーゼではないらしい事。
モダンキャンティのトップ状態のワイン、さてその実力というと・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
切れ味がバツギュン!
スッとしたワインであります。入荷からまだ日が立っていないこともあってか、フルポテンシャルで無い気もしますが、とにかく特色は大柄さではなく切れ味。
なるほど、アドヴォケートの評価だけ妙に低いのも納得感ありますね。すごく料理合わせ向きのワインです。

色はそれなりに強めのレッド。紫要素薄めです。
香りにハーブ感と赤紫の大小の果実感。香り自体は最初細めに感じられ、時間がたつと多少の肉々しい感じも生まれますが全体に強調するような強い香りはしません。
むせかえる花感を期待してたんですが、そういうのも控えめというかほぼ無しかな。
味わい芯が実に通ったキャンティ・クラシコといった印象で、舌に入れた時の透明度が高いのです。
サンジョベーゼのハーブ感が強めでベリーの印象は控えめに感じられ、のどごしがやたらとイイ。
果実感などもどっしりとかまえていてブレない。継ぎ目がない感じします。
アフターには少し苦味を残しすぎる気がして、この点が閉じてる印象を受けました。
ドリンカピリティがあるとすらいえる、キャンティでまさに料理が欲しいワインです。
全体に迫力やゴージャスさはなく、スラッといぶし銀なまさにブシドーな感じ。
男体化とかレッツパーリーとかしてない、ガチな日本刀のようなワインです。
刀にあんまり詳しくないのですが、刃がとにかく綺麗な感じなんですよね。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥♥
評価の割にコスパはいい
多少値段が色々なんですけれども、6000円後半ぐらいのようで。
シングルヴィンヤードのキャンティでこれぐらいであれば、まぁ高級ワイン価格のスタートとして妥当性があるようにも思えます。
単体で呑むには逆に強いスタイルではないので不向きかも。パーティーのメインディッシュと共に呑む感じがいいかな。
プレゼントにはかなり使い勝手良さそうな気がします。説明が楽ですし、その王道性とバランスの良い芯のある感覚は万人向けだともいえるでしょう。
キャンティを突き詰めていくとこんな感じになるのかなーという良い見本だとも思います。
セラーをお持ちの方は多少寝かせてからどうぞ。

というわけで、グラン・セレツィオーネになったサン・ロレンツォ・カステッロ・ディ・アマ2010でした。
痺れるほど衝撃的!みたいなのではありません。萌え要素がない硬派系キャンティ。
これが高評価を得る、という辺りに時代の流れを感じちゃうかも?

最大手かつ輸入元のエノテカでは既にネット在庫なし。見かけたら早めの購入を

まさにジャパニーズ・ブレード

| イタリア | 14:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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王道ソアヴェメーカーの実力派エリートぶり!最下層と最上位の違いとは? ジーニ・ソアヴェクラシコ2013&サルヴァレンツァ2011(コントラーダ・サルヴァレンツァ) 

うぇるかむ!
昨日は一種亜流のガルガーネガでしたが、今日はその真逆にド王道のワイナリを。

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ジーニ・ソアヴェクラシコ2013とジーニ・サルヴァレンツァ2011
ちょっと前に呑んだものになりますが、ジーニ社の最安値と最高値です。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
通常♥♥♥ サルロレンツォ♥♥♥♥♥
実はこれまたすごーく前に2011年のクラシコ版は記事にしてましたネ
王道ワイナリの最安値ということでありながら、自分でもけっこーけっこー味わいにいい点数つけてます。
アンセルミ、ピエロパンと並ぶド王道のソアヴェメーカーとして知名度が高め。
売り出し方の特徴として「黒色火山岩土壌である」事や樹齢をとにかく強調しその伝統性を主張している事でしょうか。
大体どこを見てもアンセルミ(革新派)やピエロパン(ド王道)と並ぶ事が書かれ、それとこの土壌と樹齢の事が書かれている・・・・・・のに、どうにもそのファミリー経営感や一体誰が醸造長なのかなどのデータは見当たらないのでした(複数人検討型?)
そのためか、比較されるワイナリに較べて地味な印象もあるワイナリだろうとは思います。
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今回の比較試飲・・・・・・というわけでは現場はなかったんですが、年号が違うので正確な並行ではないことは明記しておきます。
クラシコのが樹齢40年ぐらい、サルヴァレンツァではシングルヴィンヤードで樹齢80年平均の100年越えが出てくるという違いが。
その違い、そして実力とは・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
クラシコ:♥♥♥♥♥♥♥(料理と合わせるなら+♥)
サルヴァレンツァ:♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
どっちも極めておいしい!!!
クラシコは一般的なソアヴェスタイルの定番の味わいを安定して楽しめますし、サルヴァレンツアには高価格めなソアヴェに見られる偉大なUTUWAが見てとれます。
実はこの2つ、味わいのベースと主義は非常に似るんですがしかしスタイルが異なるためある種同じ土俵で勝負しないほうが良かった感すら。
ではひとつずつツララーッと。

・クラシコ
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王道の塔のラベル。

色は比較的黄緑よりでクリーンなカラー。
香りに青みのあるリンゴ、ライム感覚も少々。黄緑や緑の果実感が強めに感じられ、多少ミネラリーさが見られます。
要素がとてもソアヴェっぽいんですね。
味わいもクリーンな口当たりで飲みくちはサラッと。それでいて意外と甘さがフレッシュな分だけ強く感じられます。
前述したリンゴなどの果実感はストレートに、スッキリとしつつ三や甘味が良く通り抜けて感じられます。
アフターもそうした果実要素の綺麗さを携えたままにフィニッシュ。
全体に当たり口が強すぎないことと、最後までスッキリした感覚が強く出ているのが最大特徴で、オイリーさのないリースリングよりも更にみずみずしい印象を持つのがイイんです。
そう、これは料理と飲みたいワイン。食前から食中まで対応する、万能ソアヴェ。濃い目のイタリアンを受け流す激流に身を任せた柔のソアヴェ。
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価格:2,160円(税込、送料別)


イタリアンカラーな格好で思い出したのがゆうかりん。二次や旧作的でない、サラッと花畑で日傘指してるお姉さんを遠くで眺めながら冷やし目で飲みたい。

・サルヴァレンツァ
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ラベルがいきなりベラボウにカッキェー!
イタリアンでクールなブラックラベルであります。キめすぎずゆるすぎないブランド感溢れたSの字が好き。
割りとカワイイ系な塔のモデルすら格式をもっちゃうあたりラベルデザインって大事。

色は透けはするがかなりしっかりとしたゴールドカラー。
香りが青リンゴ、それもリンゴ蜜の詰まった部分。濃厚な洋梨果汁と甘味オーラにバニラ感がそこそこ。
香りの段階でギュッと凝縮感があるんだろうなぁと思わされるんですね。出てくるイメージがスッキリとしたリンゴとラ・フランスという違いっぷりです。
味わいはまろやかな口当たりがとても強く、高級ワインにあるまろみ、あまやかさと綺麗なタッチが存在。
ソアヴェの教科書的なイメージはここに存在しません(そして、個人的にはこれぞグレートなソアヴェや!と思ったり)
濃密なリンゴ主体の果実タルト。バタ感が良くあるため隠れがちですがところどころでミネラリーさや滋養感、火打ち石っぽさといった火山岩や樹齢からきてるのかな?という要素が見られるんですね。
ベースはソアヴェの味なんですが、そのほかの要素が非常に複雑に絡み合っている。
濃いソアヴェの中でも芯の通りが強いワインであります。
ギュッと濃厚になり、アフターも大分長くなります。その分、料理と合わせるというよりはこれを単体で最後に楽しんだりしたほうが良いタイプだろうと思います。
濃い赤ワインの後でもブレないタイプ。これぞ剛のソアヴェ。

グッと誘ってくる感じです。豊満ボディとSっ気が見られますが極端ではない(検索してたらこのキャラカワイイ系以外だとやったら脱いでたんですがそういうフシダラ感はない)。
ただ、しかしながらベッドへダイヴしてから呑みたい(迫真

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥♥(両方共)
ソアヴェの素晴らしいのは値段だよネー
樹齢40年の・・・おフランスだったらこの段階でオールドヴァインって言いそうな・・・クラシコでも2000円前後、フラッグシップのサルヴァレンツァは年号とインポーターで差が開きますが5000円前後、安いと4000円アンダーです。
最高級でも5000円前後、ワォ。テーブルクラスのケース買いをしつつサルヴァレンツァを一本じっくりと飲めればカンペキ。
上に書いての通り、使用する用途が結構違います。明らかにキャラが違うので、実は味わいの評価としてはもちろんフラッグシップを上にした私ですが、料理によってはクラシコの方がオススメかも。
この辺りは色々合わせて経験されたり、レストランでもソムリエに聞いてみたりするといいでしょう。
料理と合わせても、酒主体に呑んでも美味しいという理想型をソアヴェはやってくれる事が多い気が私はしてますが、王道を往くワイナリはそこを外していないから王道なのです。

という訳で、ジーニよりクラシコとサルヴァレンツァの2つでした。
個人的にリースリングとガルガーネガは白の超狙い目だと思ってるのですが、ガルガーネガは更に値段も安く樹齢感あるのが出てくるのがグッドなのです。
できれば是非、両方お試しアレ。ソアヴェの味わいの深みが見えるかも?

どちらも複数インポーターがあるっぽく、値段がまちまちです。好きなお店で買ってネ。


キャラの性格が人によりブレブレなんですが、格好は絶対カワイイと思います

| イタリア | 23:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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自然派なソアヴェの「如何にも」な出来栄え。  ビアンコ・ルーゴリ・ダヴィデ・スピッラレ2013

うぇるかむ!
私はガルガーネガ主体=ソアヴェってとっても好きでして。意外と作り手に反映される事、値段がお安めな事、特徴的な洋梨などのフルーティーさと飲みやすさ・・・・・・羅列するとヴェネトバンザイ!な気分になりますネ。
さて、そんなガルガーネガって意外と自然派の作り手が多いんですね。

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ダヴィデ・スピッラレ・ビアンコ・ルーゴリ2013
なんともな自然派ガルガーネガです。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
ラベルからしてなんか自然派っぽーい!ぽいぽーい!
如何にも感が伝わる、ある意味イイエチケットだと思います。

作り手はダヴィデ・スピッラレ。
ラ・ビアンカーラというワイナリをやってるアンジョリーノってオッサンの弟子です。

↑ベラボウに高く見えますが、サイズがどでかくて売れ残ってる・・・というか、通常サイズのワインはネットでは品切れ続出だったりする自然派ガルガーネガの作り手が師匠。
同じく葡萄栽培家だった父親がこのアンジョリーノ氏と知り合いで、息子であるダヴィデ氏が2006年になって
「自社でこう、アンジョリーノオジチャンの感じで、こうやってみよっかなって・・・・・」
と、作り始めたのがこのワインだそうで。
後はもうご自分でお調べになってネ!(投げやり)なぜって、書くまでもなく自然派のアレコレがドッカンドッカン(古い表現)
自然派の中でも若手だし、華がまるでないという日本に入ってきているのが謎なぐらいの若手の自然派ガルガーネガです。
つまり、逆に面白そうじゃない?と私ついつい買っちゃった訳です。

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥(自然派好きなら+♥)
んあーッ!これ自然派だーッ!!
と、思わず立ち上がりたくなるぐらいに自然派っぽさがムンムンな動物系ワイン。
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写真ではわかりづらいかもですが、色は濁り気味でうすぼんやりした黄緑。
香りにあまりフルーティーさが感じられず、動物と酵母の感覚が強くあります。
泡の抜けたビールと間違えそうな感じ。うーん、自然派でありますなぁ^~
という自然派ラヴァーはもう購入確定って味わいでもあります。
口当たりは軽めでありながら、まず出てくるのがレモン系の酸っぱさと強い獣感。
同時に麦っぽい雰囲気があって、香りどおり素直にレモン入りビールっぽさが出ている訳です。
野性的。
で、そのワイルドだろ~な感じのままフィニッシュを迎えるので、これもうガルガーネガっていうより「自然味」なんですね。
某ソムリエ氏がたまーに仰ってて私も好きな言葉に
「品種とか国とかそういうのをどーでも良くする、何か超えた存在」
というのがあり・・・・・・このワインはその部位の一歩前にいるのかも?
自然派が流行った後、再度地品種革命がキているイタリアだからこその味わいでもあるのかなぁ(前述と矛盾しますが)。
兎に角。
これゾ自然派の王道を往くワインだと思います。ケモい。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥(自然派好きなら+♥♥)
自然派の「き」の字が2000円程度で体感出来る
これにどこまで価値を持てるかでしょうか。
仕入元からしてヴィナイオータさんな辺りでお察しな味わい。その中でも安い部類のワインであると思います。
個人的にはガルガーネガに欲しいのはこういう野生なタッチよりも、フルーティーさや涼しげだけどキュンと来る可愛さだったりするので、コスパ普通なのですが自然派白をお探しの方にはぴったりな一本です。
個人的にはちょっと惜しい要素が多いワインだと思っています。
しかしながら、これが好きな人も多そうだなぁと納得の行く出来栄えでもあります。
あくまでもテーブル向けであり、プレゼントには不向き。
日持ちはとてもします。雑に管理しても一週間は持つと思う。
自分でちびちびと呑んじゃってペットを撫でるような気分になるのが一番!

というわけで、ダヴィデ・スピッラレ・ビアンコ・ルーゴリ2013でした。
何ともソレっぽくてとてもほほえましい印象すらもっちゃいましたネ。
らしさ全快ですから、試してない方は是非ご体験を。

何事も勉強!って方は必須感あります

こう、ポケモンケモノって気分・・・・・・って、ルカリオ高いな!?このワイン4本買えるゾ!?

| イタリア | 20:31 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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たまにはビールもいいよね!幽々子様のビール!シーズンオフだからこれから狙い目? サンクトガーレン・さくら

うぇるかむ!
もうすっかり花見とか桜ってシーズンではなくなってしまいましたネ。という訳で、季節カンペキにハズす前にこんなのはいかが?

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サンクトガーレン・さくら。

日本を代表する地ビールメーカーの怪しい逸品であります。

今、まさに流行りの「地ビールことクラフトビールメーカー」って結構変わり種をやっている事が多いんですよネ。
基本銘柄がIPA(インディアン・ペールエール)でそれとWB(ホワイト・ベルシャン)が基本。ベルギーだけはST(スタウト)っぽいのとかがメインだったりするけれどもブリティッシュビアーもメリケンも大体IPA主軸になんか変なのたくさん!ってのが多いのではないかと。

さて。
長々書きましたが、今回のさくらも変わり種であります

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がっつり桜をつかってます
公式からコピペすると
「「天下第一の桜」と称され「さくら名所100選」にも選ばれている長野県伊那市高遠の桜の花・桜の葉を使った」
との事。長野県伊那・・・ん?もしかして


の元ネタの辺り?(このキャラの作者は長野出身)
ともかく、本気度の高いさくらビール、その感覚といいますと・・・・・・

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お、おぅ、変わり種・・・・・・
色みや泡立ち自体は至って普通なのですが、香りからしてどこか塩っけを感じさせるまさに桜づけ風味が漂っているという。
その桜感が強いので本来のビールにあるフルーツ要素などはなく、しかし麦感はあるのでかろうじてビールとわかる感じ。
で、味わいはこう・・・・・・なんというか・・・・・・ビールと桜餅を一緒に口に入れた感じ?
まさにそんな感覚でかなり隔離した感覚を受けます。ばっつり隔たりを感じる。調和はしてません。
それを面白いとみるかどうか、でしょうか。私個人としては・・・・・・一回試せばいいか的な感じ。
ハマる人は恐ろしく買いだめしそうです。

サンクトガーレン・さくらでした。
季節ものでありますから、出来ればシーズンに飲みたいところ・・・・・・でありますが、過ぎたが故に特売セールなんかもあるのかも?
目を光らせて、是非未体験の方は試してみてくださいまし。びっくりするハズ。

公式サイトとかもあります

原作のゲームとしての楽しさはこれがトップ・・・幽々子様戦の秀逸さは未だ越えられてないと思います。

| たまにはビール! | 18:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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マコネのスタンダードが・・・アメリカン? ドメーヌ・パケ・プイィ・フュイッセ2012

うぇるかむ!
かのルフレーヴが亡くなったそうで。これはまた白の巨匠が・・・・・・フランス大丈夫なのかしら?
そう思いまして、なんか彼女が関係してそーなの最近呑んだっけなぁと探したのですが全然関係銘柄もモンラッシェとかも呑んでなかったのでこちらで

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ドメーヌ・パケ・プイィ・フュイッセ2012
ブルゴーニュつながりということでひとつ。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
ラベル自体はなんの変哲もなくまさにブルゴーニュなラベルといえるでしょう。
写真だと変色して見えますが紋章は緑です。
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裏ラベルも面白いことなし・・・っていうか本来のラベルの上からこうやってシール貼るの日本の業者はやめて欲しいデス!

作り手はジャン・ポール・パケ。4世代前からマコネでやってる多少の老舗。
今は息子さんに引き継ぎ予定っぽい。石灰質だからモンラッシェに似てるよー・・・・・・
というまぁありがちな情報以外はあまり入ってきませんでした。
雑誌掲載歴とかもイマイチないようで、かなーり目立ちません。
とはいえ、まぁ、なんとなーく呑んだのでした。意外と私、マコネ呑んでなかったですし。

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥(個人的に+♥)
うん、なんかカリシャルっぽいな!?
ソノマっぽい。すごく大柄かつ元気のいいスタイルでありました。
モンラッシェとかの要素あんまりないですよ、コレ・・・

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色はかなり強めのカラーリングでままゴールド。
香りに力強くバニラ感が見られるが、王道を往くソープ感なども存在。ミネラルもそれなり。
果実要素よりも、そうした醸造感があってそれから黄色い柑橘各種がほんのりと見えるという。
ある種、シャルドネらしいといえるでしょうか。
味わいはそれなりに冷涼にグレープフルーツの感覚が見られ、同時にパンチのあるバニラ要素。
アフターはそれでいてしっかりと酸味が出ていて、通り抜けが良い・・・というよりはくどいぐらいかも。
全体に強い中にバランスがとられていて、塩っぽさもがっつり効いています。
要素自体は多くありませんが、一個一個が濃い。
スポーティーで、不器用な感じがすごいしますネ。この作り手さん、写真見てないのですがもしかしてかなり大柄な人?
そうした肉厚でアメリカンな作りがフランスというより逆にソノマだとかあたりでフランス意識して作ったみたいになっているのです。
そして、そうしたパワフルさが楽しいワインでもあります。
チアガールな白。勝ってる時の選抜高校野球大会の応援団って雰囲気。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥
3500円の白としては、まぁまぁといったところで、他でもいい気がしますが濃厚目好きな人にはオススメ出来る部類だと思います。
良く知っている人がブルゴーニュ白のつもりで買うと大変がっかりしそうではあるんですけどネ。
逆に、私のような米国めいた舌感覚の人はオススメ度あるなぁと。パワフルなんで単体で呑んでもイケドンなのがgood!
価格帯的にテーブルにもちょっとしづらいのですし、またプレゼントにするには最高に地味なので使い勝手はあんまり良くないかも。
ブラインド大会でもっていけば、私の経験的にこれはカリフォルニアシャルドネと書かせる事が可能だろうと思います(その日の状態次第かもですが)。
シャルドネらしさは出つつ、イメージの国とは違うみたいな典型例なんですネ。

というわけで、ドメーヌ・パケよりプイィ・フュイッセ2012でした。
全体に地味めではありつつも、元気がいいところは好ましいですね。花形キャラではないですが、もっと安くなってくれると嬉しいタイプでありました。

他国に較べてかなり高めの設定なのも残念

個人的にこんなイメージ

| フランス | 14:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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日本を代表する甲州のひとつ・・・の、実はオレンジワイン? グレイスワイン・グレイス・グリド甲州2014

うぇるかむ!
当ブログ、自分で改めて驚いたのですが、これまでバラエタルな日本のワインブログでありながら、甲州での更新をしてきませんでした。
や、そもそも白の比率が少ないっていうのと日本のワイナリを嫌煙してる所がある私ではあるのですが、久々に飲みましたのでひとつ。

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グレイス・グリド甲州2014
超有名ドコロですね。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥(日本限定で見れば+♥♥?)
ラベル自体は如何にもジャッパーンな感じであります。
その中でも比較的見かけるワイナリではなかろうかと。
あれこれ詳しくはホームページ見てくだしあ!
ホムペに事細かに載ってますが、ドニ・デュヴルデュー教授とかパーカーたんとか着てたりジャンシスやヒュー翁が認知しているワイナリってのはスゴみがありますネ。
で、そんなシリーズのグリド版。これ、詳しく書かれていないのですが、少し皮残しだかしている事実上製法としてはオレンジワイン寄りではないかと。
少し濁し気味スタイルのグレイス甲州、という事ですが実力はというと・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥
すっきりさが良く出た、らしいといえばらしいワインになっています。
国産ワインって印象。

色はほぼほぼ透明で思ったより濁り酒でありませんでした。
香りに白桃感が強めに存在し、それから青りんごなどの素直な果実要素。
味わいは特筆して強い要素がなく黄緑系果実を全般的に把握したようなスタイル。
全体になだらかにそうした青さが感じられ、口当たりもとかくライトであっさり。
青さが目立ち、アフターにも余韻が残りやすくそうした果実要素と若干の苦味を残してフィニッシュ。
何となく、イタリア品種に近い・・・・・・このワインがピノ・グリとかの「グリ」を指してる辺りまさにそっち寄りのアッサリ地方型を目指しているように感じられますね。
タッチの感覚が良くも悪くもシャープであり、お料理と一緒にしないと映えないタイプとも言えるでしょう。

ただ、ですね・・・・・・
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この相性の良い料理解説はちょっと厳しくないです?
レモン汁かけすぎィッ!
レモンジーナかいな!!(昨日とつなげたコンボ)
ドイツの「和食と合うプレゼン」とか日本のワイナリのこういう残念な提案は一刻も早く廃れないとアカンと思うのですが・・・・・・
ほぼ日本人しか飲まないワインで、どーして「スッキリした江戸前寿司にレモン醤油」をかけるなんて発想に至るのか。
ステーキのワサビソイソースのがヨッポド現実的でしょう?(このワインと合うかは別として
ガストロノミー?これ多分、一般的には白身焼魚にレモン以外は異例の部類でしょうに!

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥
2000円アンダーというのは大きいですね。ギリギリ日本酒勢も「たまにはワインでも」になりそうな価格帯です。
今回のモノ、なにげに日持ちしそうなのもコスパ良いポイントで、冷やしめで飲めば長めに使えそうです。
呑む用途としてはやはり家庭用。
あくまで家庭に添えるデイリーワインであります。オバマ大統領宅にケンダル・ジャクソンがおいてある感覚で、日本の食卓にグレイスがおいてあったりしたら、愛国心あってイイ気がします。
合う料理の懸案ですが、私はこれお魚よりお肉の方が向いてる気がしますよ。中庸めな白って、実は肉料理をサッパリ食べさせてくれます。

というわけで、グレイス・グリド甲州の最新ヴィンテージでした。
フレッシュさを楽しむシーズンのワイン。
ここぐらいド大手になると流石にカッツリとした仕上げになっていますネ。
ソムリエ試験対策では必須科目(非常に憤りを感じる話ですが)なので、そういう向きもこの価格でチェックの余地があるかも。

この価格ならいいよねって感じ

グリード(ハガレンかな?

ちまっとしたあきゅうニュアンス

| 日本 | 22:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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レモンジーナをワインオタクが呑んでみた

うぇるかむ!
今日も更新が遅くなりました~
きんいろモザイクの一挙放送みてたんです

さておき。
そんなわけで今日も残り時間わずかなので、ちょっと話題になったアイテムを試した話でも。


これね。

・レモンジーナってなぁに?
ネット上で
「土の味がする」
として話題になり、なんか売れてるっぽく業者側が一時期販売中止にするなどと突然発表して売り切れ商法を狙った最近はやりの炭酸飲料です。
オレンジーナというオレンジ炭酸のレモン版にすぎないのですが、ネット上では賛否両論。
特に「土の味がする」というのが話題になりました。

・ん?今、土の味がするって言ったよね?
そう、土の味・・・・・・
我々ワイン通としてはお馴染みのニュアンスであります!
なので、この第一発言者は恐らくワインを呑んでる人間だろうと推測するのですが、とにかく土の味がすると聞いては黙ってはいないのがワイン通。

*ワイン飲まない人向けに説明:ワインにおいては「腐葉土」と主に言われるニュアンスが存在します。
 様々な要因と好みが別れる味の要素でありますが、個人的には高いワインにはありすぎると困るけど安いワインにはないとちょっと味気なく感じることも多い要素。自然派とか結構如実に出ることがある気が。

という訳で、実食!

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1リットルをグラスに注いで。グラスはお気に入りの白&泡(ビール含む)用グラスのツヴィーゼル・ループ・リースリンググラスです。

色は白濁したカラーリング。
香りは思いの外自然な印象をもったレモンそのものっぽい印象がはじめにあります。
レモンシロップというよりはレモンジャムっぽさが感じられ、雰囲気は全体に重ため。
で、まずこの段階で香りに酸と苦っぽい葉モノの印象が感じられます。
味わいは初っ端から人工的甘さが襲ってきてちょっと残念な気持ちになるのですが、アフターにどこかレモン風味の苦味と酸味が残り長めに舌に残ります。
この苦味が土っぽいと言われる部分でしょう
確かに他のレモン系飲料とくらべても独特に苦味が抽出されたような味わいです。
皮っぽいという方が正しいかも。人工的とはいえ、よくよくレモン全体の骨格を捉えようとされていると思います。
ワイン的文法で言ってしまうと、これは土っぽさとは別の要素だとも思います(逆にいえば、ワインにはもっと土を感じるモノがあるといえるでしょう)。
しかしながら、苦味要点から「土のようだ」と解釈されるのも納得です。
また、好みを選びやすい辺りもワイン界隈の「土ぽいワイン」と似るかもしれません。

という訳で、レモンジーナ呑んでみたのでした。
個人的に特別リピートしたいような代物ではありませんでしたし、販売休止戦略もどーかと思うのですが・・・・・・
まぁ、話題になるだけの衝撃が世間にあったのでしょう。
・・・・・・つまり、それだけワイン飲まれてないのかな?
レモンジーナ買うよりはワイン呑もうねみんな!
(強引に完)

これだけ買うならワイン一本のが土感じられますよ

軽いのに土っぽさを感じるワインで思い出したのがコレ(毎年感覚違うから現行のがどうだかは不明ですが・・・)

これのアニメ一挙放送を見てた・・・のですが、途中で寝てしまった。声優さんの英語は流暢だった(小並感

| アキバ系記事 | 22:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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降格前最後のヴィンテージ?今、最も注目される「スーパーセカンド」の「セカンド」 レ・オード・ポンテ・カネ2011

うぇるかむ!
ワインレポートさんを見てたらこんな記事が載っておりました
ポンテ・カネいいよねー、そういえば前にこの噂のセカンドの一個前呑んだなぁ・・・と思ってたのですが、なんと!記事にしていなかったのです!!アチャー
という訳で、割りと前の試飲になりますが、今日はこれ。

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レ・オー・ド・ポンテ・カネ2011
メドック5級ポンテ・カネのセカンドです。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥
ラベル自体は変哲もなくボルドースタイル。お城と情報。それもフラッグシップでなく、セカンドワインです。
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裏も普通という他ありません。

が、今、ボルドーワインで最も注目を受けているワインの一つがポンテ・カネです。
ボルドーではもっぱらビオディナミ移行ブームなのですが、そんなことの遥か前にビオディナミを実践し認証されたのがポンテ・カネ。
メドック格付け5級、ムートンの隣畑で生産量は多めという「うーん、イマイチ感ある?」って感じの立地だったりするものの今やムートンよりも評価が高い事も多くパーカーポイント100点をゲットした唯一のメドック5級ワイナリだったりします。
もうこれ(メドック格付け)わかんねぇな!と言わざるをえないノデス。
更に、新ダルを減らしてアンフォラという陶器熟成を始めるなど、かなり最先端を突き抜けてらっしゃる。
そんな今回のワインが2012年版は格下げされる事になったのです
(逆に私は2012年版は+♥つけちゃうと思いますが)
そんなこんなで、とにかくボルドーにおいて毎年話題騒然のワイナリなのであります。
伝統性以上に話題性が強いワイナリ、というのは同メドック格付けだと一級軍団とパルメたんぐらいでは?という程。
ワイナリとしては相当イマイチな感じの葡萄を使っているっぽいのでありますが、じゃあダメなのかというと・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
これが充分に旨い!
思わずバカな・・・と唸ってしまいました。じっくりとしたクラシカルさも感じられる典型的クラレットです。
作り方かなり奇抜なのにネ
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色はギリギリ透けない程度のクリムゾンレッド。
香りにシックなカシスと木苺少々のベリー感。
なるほど、樽感は極めて低い。風味が高く果汁タップリな印象を受けます。
味わいもそのままフルーツを主体としたキリッとすましたスタイル。
酸に木苺、控えめな甘味にカシスなどの重ためベリー果実、ビオビオしくはないもののわずかに苦味、土っぽさとスモーキーなニュアンス。
タンニン自体も高めで渋めのダージリン。でありながら、ミルキーなバニラ要素などはみられず。
要素だけ見ると、樽を使っていない安めのクラレットスタイルにもみられるポイントでありますが舌触りが滑らかにアタックとアフターが妙にシックで品位もあるのが驚かされます。
飲みやすさが(ドリンカピリティ抜群ってガバガバ感はないけれど)高いのも特徴的かな。
いわゆる、レストランワイン。料理を引き立てる為のワインとして見本的とも言えるでしょう。
果実度の高さ(そしてそれがちゃんと美味しい)という自然派に絶対必須の要素を捉えており、これまで自然派を名乗っていた人々にとっては大いに脅威といえるでしょう。
だって、ラトゥールまでもがココを見てビオディナミ実践するっていうし。
しかしこれで、微妙ヴィンテージの時のセカンドでしょう?多くのクラレットの中でもこれの10倍でも駄作たっぷりあるというのに・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥♥(ギリだけど)
5000円前後の推移であれば、他の5000円前後のボルドーワイン買うよりはずっとイイという事です!
レストランでこれをボトル1万5千ぐらいで置いてたら、「おぉう、やるなぁ」って関心すること間違いなし。
有名ドコロ以外は名乗れないポイヤックとしては安値の部類ですし。
世界的に見ればもっとずっと安いクラレットもあるんですが、完成度の高さは駄作系セカンドにしてコレなのですから。
ボルドーのセカンドラベルとしては、数少ない「プレゼントから試飲会まで喜ばれる確率が高いワイン」となっています。
ふつー、セカンドって何とも二番煎じ感があってプレゼントには(ヴィンテージで何か特別性でも出さなければ)全く向かないどころか失礼ではないか、と私は考えているのですが例外的にメドック一級とレオヴィル系やパルメたん(アルター・エゴ!)やココなどのスーパーセカンドクラスならばokな気がします。
あんまり数が出回ってないセカンドですので、見かけたら早めの購入を。

というわけで、オー・ド・ポンテ・カネの2011でした。
コスパグッドではあるものの、それでも高くなりましたなぁという気がします。
ちょうど私が飲み始めた頃、とあるシニアソムリエが「ここは絶対に覚えておけヨー」と言われた事があるのですがその頃は確かフラッグシップが9000円。
ボルドー値上がりをシミジミ感じつつ、しかしながらやっぱりポンテ・カネはスゴイと言わざるをえないのでした。

全体にまだ2011年は安いといえるかも


元気いいけど何となく真面目で子供な執事orメイド。で、何故かメガネかけてるというこのワインっぽさを体現したようなメガネふき。

| フランス | 11:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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南アでイタリア品種!?大手なのに激レア!? ネダバーグ・インジェニュティー

うぇるかむ!
実験的なアイテム、というとオーストラリアやイタリアが多い印象ですがそんなタイプが南アフリカにもありました・・・・・・

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ネダバーグ・インジェニュティー
大手のアイテムのハズなのに激レアです。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥(個人的に+♥)
シルクスクリーン大好きな私としてはついつい買っちゃった一本。
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裏が雑すぎるのはなんとかして欲しい感じとてもしましたが・・・・・・
もう堂々としたサッポロビールのシールです。

が、サッポロビールの入荷なのにとにかく情報がネットで見つかりません。
インジェニュティー=創造発明
という意味やボトル画像の下に赤字でさりげなーく書かれている通り、南アフリカでイタリア品種を使ったネダバーグ社の実験アイテム・・・・・・という基本情報しかわからないぐらい。
なんとサッポロビールのネットサイトのネダバーグのコーナーにもこの商品がありません。
ヤフーショッピングで売ってたらしいのが確認出来る程度であります。
(そのサイトによるとセパージュはサンジョベーゼ50%、バルベーラ45%、ネッピオーロ5%らしい)
まさに、このワインそのものが想像の産物なのではないか?みたいな疑問も出たワイン。
や、ちゃんとサッポロのお膝元恵比寿で買ったのですが・・・・・・
また、これちょっとした問題点がありまして、ボトルが独自仕様なのですが
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ガッツリ重たい&太くて私の使っているセラーには入りませんでした!
とにかく色々と怪しい一本、その実力や如何に?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥(濃い口好きなら+♥)
ド濃いワシントンイタリアブレンド似!
感覚としては、ほぼワシントンといえるかな。いや、ワシントンより果実の感覚は濃いぐらいかもしれません。

色はド濃い紫カラーで透けません。
香りにまずココア系の樽っぽがあふれており、もうそれっぽさ全開!
紫の果実感も強くあり、同時にスミレっぽさもあるのですがまずバニラの質感が重視されています。
味わいも同様で、ココア&プラムといった感じの強い味わい、アタックの強烈さがまず相当強いです。
従って開けたからはしばらくしないと、飲むのに苦労します。
時間が経ってくると酸はやっぱり強いながらも、大分スムーズに入るようになり、ごっつい漬けプルーンやわずかに花っぽさも感じられ・・・・・・つつ、やっぱり樽めいたバニラ要素が濃いのでした。
余韻自体はそうしたガツンとした要素が強い為長め。サンジョベーゼっぽさというよりもバルベーラっぽさのが目立つワインでしたネ。
イタリアっぽい事もあると言われる南アフリカで、イタリア品種だったからよりサラッとしてかつ酸の強いタイプかと妄想していたら思いの外強烈タイプだったのは驚きでした。
ぽちゃ子か!

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥(定価なら)
なんと、8000円近い(確かセールだったのでかなり安く買ってますが私・・・)。
という上で見ると一回飲めればいいかなぁという感じがとてもしちゃいましてネ。
似た味わいでも、もっと高いのも安いのもある分けですがちょっとどっちつかずな印象があります。
ブラインドティスティングなどではウケが良さそうなものの、そもそも激レアアイテムというのがネック。
偶然にも見かけたら、レアモノを飲みたい人ならチェックしてもいいかなぁという。

という訳で、ネダバーグの超レアアイテムを呑んでみたのでした。
まぁ、こういう実験なければワインに進展はなし。
それが出来る事自体が、南アフリカは素晴らしい!という事でひとつ。

一般的なのはこちら。ド大手です。
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呑んではないものの、多分コレとかに味は近い・・・のかな・・・?

なんか色々と発想からオカシイ系ニュアンス。

| 南アフリカ | 09:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ワインマスター☆シンデレラワイン

うぇるかむ!
突然ですが当ブログはパーカーかスペクテーター100点のシンデレラワインを目指すブログになりました(4月1日

醸造家に武内氏を迎え、14人のアイドル達と葡萄のトレーニング!間引き的な意味で!!
ふーん。
シンク、がんばります!(棒読

目指せ(迫真
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精一杯輝く~かっがやく~

今年は控えめに・・・時間ないッス
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| アキバ系記事 | 10:18 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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