オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

2015年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年04月

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NZはやはりドイツに激似?極めて良好なミドル価格低アルコールリースリング! フェルトン・ロード・バノックバーン・リースリング2013

うぇるかむ!
実は私、ここ最近運が悪くてですね・・・・・・どーにも買ったワインがブショネばっかりでOTL
色々呑んでるハズなのに、テーブルで感動したのがコレぐらいという事実。

pl9T5.jpg
フェルトン・ロード・バノックバーン・リースリング2013
セントラル・オタゴを代表するワイナリの最安値リースリングであります。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥(個人的にプラス♥)
ラベル自体はなんか大したことない感じではありますよネ。もうちょいデザインに凝ってもいいのでは?とは前から思ってます。
MeYV6.jpg
裏だって普通ですしねー。

作りてに関しては以前のブロック1の記事を参照してくださいませ。
某ニュージー評論家の5つ星トップワイナリにもアタ・ランギと同様ノミネートされつづけているワイナリーです。
以前はそのフラッグシップ級といえるブロック1を紹介してます↑
そのうえで、低価格バージョンはどうなのかな?と思いまして購入しちゃったんですね。
果たして、畑が良いから美味しかったのか。それとも作り手の技術なのか。
以前の記事とは年号も全く違いますが、興味津々かつまぁそこまでではなかろうと思いつつ購入。
さて、そのレベルというと・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的に+♥)
リースリングの基本がカッツリ押さえてあるではありませんか!
ちょっと甘目ではありますが、リースリングの魅力たっぷりなワインに仕上がっています。
やっぱり、ニュージーランドってドイツ寄りなんじゃないの?と思わずにいられません!

色は中庸で黄緑寄りのカラーリング。そんなに濃くもなく薄くもなく。
香りに柑橘&オイリーさがそれなりに感じられ、甘やかさも多少はねっていう程度。
そんなに強くはない香りなものの、青りんごなどを元にした緑系果実の質は十二分あります。
味わいは上級&年代経っているものに比べるとずっと果実が主体になっていますが、とかくバランスがいいのがグレート!
青りんごと洋梨のタッチの甘味と呑みやすい酸。口当たり自体はそれなりにトロみを感じさせるのですが、同時にオイリーさがあって(ただし控えめ)、それからライムなどの青緑果実が再び強まってからゆったりとフィニッシュ。
ぶつ切れでなく、かつドライすぎずに、非常にバランスのとれた運びで豊かに洋梨とピンクグレープフルーツと青りんごの感覚とリースリング独特のオイリーなタッチの中で終わっていくのです。
混じり具合がもう少しあったら恐ろしい事になっていたでしょう。
また、個性的な味わいという事はありません。しかしながら、リースリングのお手本とでも言いたくなるような果実構成とオイリーさとアフターのバランスがあり、9%程度という低アルコールもあって飲みやすく仕上がっている。
また、上級品のブロック1バージョンと較べても「住み分けができている」のがいいですね。
上級品の高級感やバターなどの優れた要素は確かにみられません。しかしながら、果実をベースとして、サラッと仕上がっていてこれはこれで別枠で美味しい。
自分たちの醸造をわかってるんだろうなぁこの作り手は・・・と納得させられてしまうでしょう。
リースリングらしさを満喫するにはぴったりのワインです。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
リースリングを学ぶ意味では最高峰!
そういうワインだと思います。
価格で言えば3500円前後であり、割りと敵が多い価格帯ですから相対的に見れば最高峰とは言いづらいのですが・・・・・・いや、これ単純に美味しいと思います。
リースリングらしさ、というまとめ方が雑でなく甘さに頼らず仕上がっている。
良くも悪くもバランスのリースリングなんですね。
個人的に、リースリングをこれまで呑んでいない方に基準にして欲しいタッチ。
プレゼントなどには多少向かない低価格帯の性がありますが、個人で呑む分には充分でしょう。
際立った迫力などもないのでワイン会向けでもないですし・・・・・・ひっそり一人で堪能してみるのがいい気がしてます。
何より、スクリューキャップであり日持ちも低アルコールの割にしてくれるのがとってもグッド!

というわけでフェルトン・ロードよりバノックバーン・リースリング2013でした。
日本よ、これがリースリングだ!
と、言わんばかりの質。個人的にニュージーランドピノってブルゴーニュよりもシュペートブルグンダー寄りじゃないの?と思ってたりするんですけれども、同時に白もソーヴィニヨン・ブランよりリースリングじゃないの?と思っちゃいます
(私がリースリング大好きだからってのが強いですが)
少なくとも、フェルトン・ロードは白でもつよい(確信)

これぐらいなら妥当性がありますし、むしろ安定感ありそうです。

緑髪キャラって雰囲気があるんですよ。柔らかいタッチのゆうかりんとか雰囲気あって親しい

| ニュージーランド | 19:02 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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クリントン御用達!?オレゴンの伝説的な馬ラベル・・・その最安値はブルゴーニュ? ファイアースティード・オレゴン・ピノ2011

うぇるかむ!
昨日に続いてオレゴンピノであります。今回は昨日のイヴシャムウッドの半額ぐらいになりますネ。

bfugj.jpg
ファイアースティード・オレゴン・ピノノワール2011。
ファイヤーとかファイアとか色々言われてますが、ファイアーというインポーター語で統一しておきますネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルの馬、この手の中ではカッキェー方だと思います!
うん、少なくともタンタラ辺りよりはかっこよくない?

タンタラで一番カッチョイイのはこれ辺りだと思うのですが、馬の描写が好き好きだと思います。
1w80Q.jpg
裏もそれなりに意識的だと思います・・・・・・それにしても私、注ぐのへっただなぁ

作り手はハワード・ロズバック。
元々ワインキチだった彼はピノの値段高騰を見て
「は?高すぎでしょ??っていうか俺が作った方がよっぽど旨いの作れるやろ???」
と、ブチギレながら当時はまだ注目度が薄かったオレゴンのウィラメット・ヴァレーに畑を購入して作り出してしまいます。
で、じみーに作ってたら、ホワイトハウスのソムリエが気に入ってクリントン大統領(当時)に紹介したところ

「これめっちゃエエやないか。採用ッ!」
と、ホワイトハウス御用達にすることをキメます。
が、電話連絡をホワイトハウス側が電話突撃したんですが、そりゃびっくりしたハワード氏。詐欺と勘違いするんですネ。

ホワイトハウス「もしもし、みんな大好きUncle Sam代表ホワイト=ハウスです」
ハワード「は?ウッソやろ??オマエいてかますぞボケ!」
ホワイトハウス「アッハイ。でしたら、今から電話番号いいますからそちらからかけ直してドウゾ・・・・・・(プッ!ツーツーツー」
ハワード「ボケが、今にFBI呼んでしばき倒したるでー(ピポパ」
ホワイトハウス「ドーモ、ハワード=サン。ホワイトハウスです」
ハワード「アイエエエ!?ホワイトハウス!?ホワイトハウスナンデ!?」
ホワイトハウス「君のワインを我々は差し押さえる。オレゴンワイン初だから至急重点。いいね?」
ハワード「ハイヨロコンデー!」
(関西&ニンスレ風訳)

という話があるんですってよ。
そのままトントンびょうしでシンデレラワインと化してしまいます。とある所からコピペすると
「デルタ航空やアラスカ航空のファーストクラス、またロイヤルカリビアンクルーズの船内でもリスト・オン。英国ブティックのハロッズや、ヒルトンをはじめとする一流ホテル」
などなど、めっちゃ採用されている。
今回はそんなファイアスティードの中でも最も安いレンジの、それも世間的にはあんまり良くないヴィンテージとされている2011年です。
あまり製造方法に関して書かれていないワインなのですが、マルチレンジであることとアルコール度数の低さは特徴と言っていいんじゃないかと思います。
かなーり広いブロックのワインであり、重要視してはいないだろうアイテムですが、その実力というと・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥
よく新世界のピノ・ノワールを書く時にまるで褒め言葉かのように書かれる一文があります。
皆さんご存知ですね?
せーの、
まるでブルゴーニュみたい
正確にはこの場合ブルゴーニュ・ルージュみたいなワインでした。

色はかなり薄めであり、サラッとしたレッドカラー。
香りからしてチェリーがうっすらと仕上がっていて、あまりバニラ要素などもなく奥ゆかしい。
チェリー、ラズベリーとアセロラ少々といった果実の要素が香りからも強め。
味わいも擬似ブルゴーニュ的な薄めのタッチであり、濃縮さなどはなくサラッとしています。
赤チェリー系果実を主体とし、整い自体は良いもののまとまった小品といった感じ。
口当たりの涼しさから、最後の余韻までとかく雑味なく果実の要点をおさせた仕上がりに思わずブルゴーニュ・ルージュと錯覚させられます。
・・・・・・ただ、よくも悪くもブルゴーニュルージュなんです。
コレといった決め手に欠ける部分と手広い畑仕様故の統一感のなさはちょっと気になるかしら。
しかしながら、甘うま系とは一線を画した本格的かつ本場っぽい作りにしたい意図はとても見られます。
この感覚はなんて言うんでしょう・・・男の娘とか娘の男?とかの性が見分けつかないキャラとの遭遇に似る。
カワイイ作りのショートカットキャラ、しかも性別が妙に不詳って感じ。そういう曖昧さの中で最後まで少女寄りに終わる感じ?
馬ラベルの荒々しさよりは、ずっとおとなしい英国紳士の乗馬用って立ち位置ですネ。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥
3000円近いのはちょっと惜しい気がしますネ。
そうなると、まだギリギリで優良生産者のブルゴーニュ・ルージュが良心的なワイナリであれば買えない事がない。
シリュグとか、グロファミリーとか、ティボー・リジェ・ベレールとか・・・・・・のブルゴーニュ・ルージュと並べてみると価格も似てて当てるのが難しい上級者のピノ試飲会をすることが出来るでしょう。
っていうか、是非やってブルゴーニュ・フェチの世界観をぶっ壊して欲しい!
反面、ルージュの域を出てないなぁって気はしちゃうワイン。プレゼントなどには上級版を送る方が良さそうです。
オレゴンらしいワイン、ともちょっと思います。ピノノワールの研究をしたい、みたいな学術的な要因がある方には面白いサンプルになりそうデス。

というわけで、ファイアスティードより低価格レンジのオレゴン・ピノ2011でした。
バランス感覚がやれる範囲でいい感じにできているピノでした。
繊細大好きーな人であれば、これは多くのソノマピノよりも呑みやすいかもしれませんネ。
オレゴンってどーも私苦手だったんですけど、その意識を飛ばしていく必要がやっぱりあるなぁと実感したのでした。

もう少し安いとグッとコスパがあがるのだけど・・・・・・

これがクールジャパンだ(棒読み

| アメリカ | 19:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ジャイエに捧ぐオーガニックオレゴンピノ。その綺麗な作り イヴシャムウッド・キュヴェJ2011

うぇるかむ!
アンリ・ジャイエという最早神話のワイン栽培&醸造家がおりますが、その伝説さ故にジャイエ関係者とかジャイエの云々というピノ・ノワールワインは多かったりします。
という訳で、今日はそんなワイン。

X0mbj.jpg
イヴシャムウッド・キュベJ

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルはシンプルなスタイルですネ。サクッとしつつも必要な感じは取り揃っています。

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裏はびっしり書いてある系ネ。

作り手はラッセル・ラネイ・・・・・・から、ジョーダン・ヌチオという元右腕に引き継ぎが既に行われています。
オレゴンで1986年に開業されたワイナリであり、自社畑のオーガニックスタイルワインがキー。
2002年にオーガニックプログラムというアメリカ政府が(政府が!)行った規格にもノミネートされていてやっぱりノンフィルターノン清澄。
あまり露出しないとの事ですが、一応アドヴォケイト90点ぐらいが最高だったりしまして、なるほどパーカータイプとは別。
ル・ピュイ・セックという5ヘクタールぐらいの自社畑のワインの中から、更に6樽分だけセレクトされたものがキュベ・jという今回のモノです。事実上フラッグシップモデルかな?
Jはまさに「ジャイエのJ」であります。
ただ・・・・・・調べてもどーにもこの人ジャイエ達を師と仰ぎつつも別に弟子だったようではないっぽい?
さておき。そんなこんなでオレゴンからジャイエへ。どんなものが貢がれたというか・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
とっても田舎のお嬢様だ!
なるほどオーガニックなオレゴンのどこか地味さ(いい意味で)を持ち、品の良さも感じさせます。
ブルゴーニュっぽいというよりはボーヌピノっぽいかなぁ。

aqC23.jpg


色は比較的赤さが強いカラーリング。
香りにどこか白ワインなどでも見られる山椒感や薄めのチェリーっぽさ。
不思議と白果実の印象が出ている辺りにオーガニック、感じます。
味わいは酸味が結構強く出ているんですけれども、その中にいちぢくジャムぽさやライチ感が存在。
不思議とサラッとしていてチェリー果実のソースと山椒の印象が中頃にあって、ユリっぽい花の香り(ラベルの花のイメージがあるかなー)をわずかに残しつつフィニッシュ。
要素の多さはなかなか。パワフル系ではあらず。とてもスッキリと作られているのがいいですネ。
アフター自体は長くないものの、仕立て全体がスッキリしているのが魅力的。
綺麗な作りではあるものの、それが田舎っぽさの複合によるものというのがまた特徴的な逸品です。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
6000円前後ということで、妥当性があるように思いますネ。価格帯の中でもキャラクターの良く出来たスタイルだと思います。
ドパワフルなアメリカンピノを求めるならば他なんですけれども、そうしたタイプとは別なのがターゲットを絞りつつ美味しく飲ませてくれるでしょう。
キュヴェ・Jという名前にかけてJのイニシャルの人へのプレゼントにするのが最も効果的な使い方のように思いますが・・・・・・日本人でJの人っているかしら?

とっさに思いついたJの人↑なんだジェリドか・・・・・・(反芻

という訳で、イヴシャムウッド・キュヴェJでした。
ピノのジャンル的にはまさにオーガニックよりで面白いタイプだと思います。
オレゴンの感覚の良さを改めて発見させられるワインかも。

価格帯の平均よりも個性がある気がします。

何故か個人的に田舎モンっぽい気がしてる西木野真姫

| アメリカ | 20:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ブルガリアは最早イタリアも辿れる!?国内現存最古クラスの地品種ワイン! ロビコ・ギャムザ・リザーヴ2009

うぇるかむ!
昨日は疲れから眠っちゃって更新出来ませんでした・・・ついでにリアルタイムでモバマスアニメと実在性ミリオンアーサー最終話を見逃してすごくヘコんでます・・・・・・
なので、今回のワインは個人的にモチベを回復するためにブルガリアです。いやー、やっぱりブルガリアいいですよ^~

I5SZm.jpg
ロビコ・ギャムザ・リザーヴ2009
地品種!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベル自体はどちらかというとスペイン寄りな家の風景を型どりつつ黒で消費者を狙ったラベリングです。
定番よねー、という感じであり、表に国が書いていないので恐らくこれ
「はい、これ、どこのワインでしょー?」
って上の画像だけ見せたら「スペインかイタリア?」って答えるハズ。
是非、お友達のワイン通にこの画像を見せて赤っ恥かかせてくださいネ!
ur9no.jpg
この裏とセットで答え合わせデス。

さて。このワイナリー、あんまり国内で情報がなく
「ブルガリアで最も古いワイナリーの一つ。1909年に南仏のワイナリーをモデルに作られ、生産規模はブルガリア一を誇り繊細な味にこだわりながら良い代表的なワインを供給する。」
というインポーター説明以上にデータがありません。
その為どんな作りか、それどころか今流行りの醸造家記入すらありません。
如何にも一般的には怪しいワインといえるでしょう。私もブルガリアワインが実は超美味しいという事を知らなければ買いません。
今回最大の特徴はそうした理由から品種になります。「ギャムザ種」という。
多分、このギャムザ種がメジャーとなりソムリエ試験で出るようになるのは50年経ってもないと思います。
シニアソムリエですら、ないと思う。
故に!私は!!気になります!!!
ということでついつい買ってしまったのでした。ヘタしたら日本ではコレしか入荷がない品種ですもの。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
イタリアっぽい自然派みたいな不思議なワイン
とかく不思議なワインでした。
中抜けしてると言えなくはないものの、何故か異様にドリンカピリティがあり、スラッとしていて自然派っぽい人を選ぶ匂いはしないのに自然派っぽさがあるという・・・・・・

色は中庸で赤みがあるタイプ。ピノとかグルナッシュの薄め寄りのレッドカラー。
香りはイタリア地ブドウかスペインの地方モノを思わせるタイプ。赤い小粒果実を主体としていて、そこにどこかハーブ感を伴います。
ちょっぴりバニラっぽさがありますが、ほぼほぼ果実感と草ぽさが主流。
この辺りがサンジョベーゼの薄めタイプや他のこうしたイタリア地を思わせる作りになっているんですネ。
ブルガリア=バニラ感という程ではないです。
味わいは果実要素とどこかまったりとした口当たりを出したタイプで、思いの外酸味や果実の収斂性がありません。
果実の酸、多少のタニックさは持ちつつ意外なほどドライなアタック。
最初から全然突っかかってこないのです。それからスラッと小粒な果実感と酸を出しつつある意味滑らかにある意味素っ気なくフィニッシュ。
ひと通り呑んだ時に、私は
「あ、これイタリアの子だ・・・・・・」
とちょっと呆然としちゃいました。
多少のバニラっぽさや辺りはブルガリアっぽい熱帯地域かつ土壌の関係を垣間見ることが出来ますが、基本的には酸味の効きと強すぎないかつ弱すぎないドリンカピリティの良さでガバ呑みするワインです。
どう考えても自然派っぽくはないのですが、何故か懐かしくかつ自然派みたいな雰囲気を持っています。
なんというか、官能的な絵柄というワケでもなく、また美麗さやアナログ質感があるワケでもないのにどこかナチュラリーだし、魅力的。
超個人的に「あずまんが大王」を思い出したのです。あくまでも「よつばと」ではない。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
今、呑むならこうしたワイン!
もしも貴方が「自分はワイン通なのだー」と一ミリでも思うならば、買うのはフランス産やカリフォルニア産よりはコレ。
ありとあらゆる意味で、新しい感覚を身につける事が出来るでしょう。
ワイン通である程面白いワインだと思います。ブルガリアワイン=濃い口どっぷり系というのが今の主流であり、一昔のパーカーワインよりパーカーワインしてるのが大井っち(そして私はそうしたブルガリア群がカルトめいて日持ちもして大好き)なのですがそれらとはまた別のブルガリアンスタイルを感じることが出来るでしょう。
こうしたワインが出来る、という証明そのものが私としてはとても嬉しく思います。
一般的なプレゼントには全く不向きですが、普通に呑むときやワイン会では衝撃を与える事が可能です。
特に、ブラインドのワイン会などでしれっとこの子を混ぜてあげてください。だーれも絶対に100%・・・・・・それは、世界ソムリエチャンピオンのパオロ・バッソや田崎真也やジェラール・バッセであっても・・・・・当てる事は不可能であり、ブルガリアの底力に気がつくハズです。

という訳で、ロビコ・ギャムザ・リザーヴ2009でした。
ブルガリア、本当面白くて大好き!
これからドンドンと技術介入がなされると思うとワクワクしますネ。
南アフリカが今のワイントレンドである事は疑いようがありませんが、それに続くのはこの国だと私は確信しています(これ呑んで酔っぱらいながら)

とにかく、一般的なワインマニアもどきから脱するためには必須

なんかのほほんとしたかんじがこれ

| ブルガリア | 22:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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超弩級の濃い口SBセミニョン!?南アフリカのセミニョン力を垣間見るドハーブ系白!! フラッグストーン・トリーティーツリー・ソーヴィニヨンブラン&セミニョン・リザーヴ2011

うぇるかむ!
昨日は安ボルドーをピックアップしましたが、今日は同じように地域のSB・・・を出せれば良かったんですけど、そう都合良くは呑んでおらず、しかしながらこんなのは呑んでたのデス!

uAKk4.jpg
フラッグストーン・トリーティツリー・リザーヴ2011
激安のWa94ポイント白であります。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
ラベル自体は卒なくこなされているチリとかっぽい感じ。
なんか異様な程メダルが強調されています(個人的にはマイナス要因なのですが・・・・・・
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裏も変哲ありません。

作り手はブルース・ジャック氏。
オーストラリアで修行後、「やっぱ母国の南アフリカでワイン作りてーわー」と1999年に作ったワイナリがこのシリーズです。
そこそこブルース氏の南アフリカでの評価はあり、ワインメーカー優秀賞に選ばれたりブリティッシュ航空で採用されたりと南アフリカの新世代としてそれなりに注目されてたり。
で、今回のトリニティーツリーというソーヴィニヨンブランとセミニョンのアッサンブラージュはアドヴォケイトでニール・マーティンから
「これさ・・・20年ぐらい持つよね?まじマーヴェラス、超すげぇ!」(意訳
と94ポイントももらってしまうワケです。
そのほかにも結構な量(どうでもいい)コンペで賞もらったりしてるんですが、その実力や如何に?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥(濃いのが好きなら+♥)
構成力が半端ない強いハーヴ&甘やかさ!
なるほど、アドヴォケイト好みの強いタイプの白ワインではあります。しかしながら、ソーヴィニヨンブランの特徴とセミニョンの特徴をSDキャラの如く強調した作りは独自性すら持ちえている!

色はそこそこに強いイエロー。黄色って感じが強めです。
香りにとてつもなく強く青臭いハーブ感が如実に感じられ、うごご!?ってまずなります。
その後からフォローするかのように蜂蜜、ホップ、樽っぽい焦がしキャラメル感、リンゴの煮付け・・・・・・といった如何にも熱地帯での過熟した感すらある香りが立ち上ります。
香りの度合いはかなり強く、同時にそれなりに主張をハッキリしてきます。
味わいは第一印象通りの草っぽさがまずはやってくるワケですが、口当たりはかなり濃厚で重た目のデザートワインめいた口当たりで、どっしりした中に上述の香り同様の甘味が押し寄せてきます。
そうしたネクター重点であるために、ソーヴィニヨンブランの青臭さが逆に美味しさにつながっているという、不思議なバランス感覚を見せてくれます。
それなりにミネラル感やナッツなどの木の実っぽさも見せつつ、フィニッシュするんですがそれもかなり持続力がある。
パワフルさ煽るるSBだと思います。あくまでも基本的な風潮はSB。しかしながら、細かく見ていくとセミニョンに大分助けられている事がわかるのが楽しいですネ。
とてつもなく濃いし、普遍的には相性悪そうなのにしっかりとコンビが組めている。
活発だし、それでいてそれなりに品も整えつつ、多少のオイリーさまであってなるほどニール・マーティンはこうした濃ゆくてド派手ながら可愛さがあるところに惚れたのだろうと思います。
と、書きながら思い浮かんだのが

ふ、古いなぁ・・・・・・
いや、キャラ単体で見ればオイリーさのあるリースリングのがこの漫画っぽいのですが・・・・・・えっと、アニメ版の豊満感というか島田感というかSBとセミニョンのタッグ感がですね・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥(濃い白お求めなら+♥)
逮捕されたいゾ!
ギリギリお下劣にならない程度の作風を保った、しかしそれなりにアクションがある萌え感アニメとして秀逸だった逮捕しちゃうぞ感覚を味わえる、何ともダイナミック&ハーヴィーなワインです。
正直、好みに合わない人もいそうな気もしますが、価格が2500円前後となれば話は別。
私は実は安い白に関しては「日本酒があるから日本では流行らない」と確信してはいるものの、これはそうした日本酒に対する対抗馬にも十分なってくれそうな期待値があります。
まさにダークホース。
プレゼントには流石にちょっとちゃらけた印象のが強いものの、全体の内容はそれなりに秀逸ですから、ワイン会でもそこそこ活躍してくれそうです。
ただし、このワイン、〆向けですから先に赤ワインを呑むべからず。完全に赤ワインが「ニトロモーターに乗った婦人警察官に逮捕されて」しまいます。

という訳で、懐かしいネタを交えつつフラッグ・ストーンよりトーティーツリーでした。
こういう濃いバロメーターを探す上では役に立ちますねアドヴォケイト誌。
ネクター感のあるソーヴィニヨン・ブランという、どこか不思議であり本来高級なアメリカンスタイルで用いられる技法が格安で飲めるのは嬉しい所。
パワフル白を求めている方は必ず呑んでくださいませ。

パーカーワインってくくったらそんな感じではありますが、試す価値は充分

私は昔っから小早川派でして・・・

| 南アフリカ | 19:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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典型的うま安ボルドー、その今を探る シャトー・サントオンジュ・vv・プルミエール・コート・ド・ボルドー2012

うぇるかむ!
パーカーたんが「自分もちょっちフランス高値の原因作っちゃったわね^~」とか言ったそうで
そんなワケで激高いし博打要素が高いしで私もメッキリ買わなし飲まなくなってしまったボルドー。
かといって安いラインが美味しいかというと、もっと博打率があがって散々な地域という印象しかありません。
と、ふと最近旨安ボルドー呑んだなぁと思ったので更新。

TcIMW.jpg
シャトー・サントオンジュ・vv・プルミエール・コート・ド・ボルドー2012
品評会受賞系のいかにもなバリューワインです。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
ラベルからして、もうどこでも売ってそうな雰囲気がムンムンであります!
TeHdE.jpg
裏はVV(ヴィエイユ・ヴィーニュ)の説明。

これはJJモルチェというネゴシアン・ワインのラインナップのひとつ。
1889年に元ラフィット醸造家が立ち上げたというかなーり古くから存在するネゴスであり、彼らがチョイスしたシャトーのものです。
えっと、ちょっとわかりづらいのですが、要するに一般的なシャトー・ワインではあるんですが、大手の傘下として紹介されてるって感じ?んん、やっぱわかりづらいかしら・・・・・・
で、そのシャトー自体は1993年にシャルル・ユングという人らが設立したもの。
その中でも樹齢自体は不明ですが、一応VVづくりなのが今回のワインです。
どーでもいい金賞の数はやたらと多いという、如何にもな安ボルドーです。
とはいえ、私もワインブログやってるような身なのにあんまりこのジャンルは攻めてなかったので、久々に購入してみたのでした。

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥
そして、らしいミディアムさ!
そうそう、こういう感じよねっていうボルドー安めの軽いスタイルです。
割りと水っぽい印象ですが、まとまり方がこれはそれなりでした。

色はライトめな赤紫。どちらかというと赤さが強くルビーっぽさ。
香りは何とも沈む感じで、葉っぱと土っぽさがそこそこ。多少のミネラリーもあります。
果実感は強調性がなく、雰囲気サラッとしています。同時にヘンな甘さのある香りなどもない点は利点かな。
味わいもサラサラ系。口当たりは軽めで、酸味が強め。
いわゆるカシス&ハーブの要点とどこか土っぽさがある仕上がり自体は丁寧な気がします。
どれも強くはないんですが、かといって欠いてる度は少なめ(個人的にはもうちょい全体に強くないと好まないのですが)。
アフターもカベルネの青さが主体で、それと果実の酸味が短めに。
メルロ主体なんですが、ミネラルさや口当たり、それと香気からしてカベルネ主体それも2008年ぐらいの微妙でいてかつ多少年をとったヴィンテージみたいな雰囲気があるんです。
定番のボルドースタイル。
見た目自体はそれなりだけど、あんまり流行らなかったアニメのあんまり流行らなかったお姉さんキャラって印象。
良くも悪くもない、フックの弱さが難点かな。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥
というわけで、コスパ的にも2000円ならふつーという感じ。
スペインとかチリだともっとぶっ飛んでるワインや個性のイイワインが出てくるので、そうした独自色の高いものを評価する私としてはちょっと弱いワインでした。
逆にいえば、どんな料理とも合わせやすい。レストランのちょっと高めのテーブルワイン(グラス700円ぐらいな)として出てきそうなノリです。
そうしたワケでして、お料理と合わせてデイリーに使ってあげるのがいいでしょう。日頃のむミディアムとしての要素はバッチリなのです。

シャトー・サントオンジュよりヴィエイユ・ヴィーニュ版でした。
ボルドーの旨安の難点はこのぐらいの味わいでも「旨安ボルドーの中ではなかなかイイ感じ」だと思ってしまうところ・・・・・・それぐらいに個人的に苦手。
私の感覚としては、このワインは結構「2000円アンダーのボルドーの味の基本値」として優秀な部類だろうとすら思っております。
測りにするのにはグッド。ラフに呑むにはぴったりですヨ。

価格相応しい感じはとてもします

それなりそこそこのメドック格付けワインがこの値段になっているのは、パーカーの責任以上にミレニアム事件やチャイナ事変の方が問題。この価格推移の限りボルドーは高所得者のワイン。

| フランス | 16:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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これぞアンドロイド的ワイン?自然派との対極を今こそ楽しむ。 π・ボデガス・ランガ2009

うぇるかむ!
ここのところ「自然派ワイン」での更新をしてきました。では・・・・・・
その対義語の「人工派ワインはあるのか」
という話ナノデス。
極端な話をすると「農薬をたっぷり使い濾過清澄も完璧にしまくって、酸化防止剤も入れて」という事になるのでしょうが、そんなデータは当然だーれも載せないわけで。つまり人工派ワインとは存在しない(しているが無い事になっている)訳でアリマス。
では、もしもイメージ論として人工派ワインを挙げるとすればどうなるか?それが例えばこんなワインではないかと思います。
M8au0.jpg
ボデガス・ランガ・パイ2009
アラゴン州カラタユの何ともなスペインワインです。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥(ラベルデザインで+♥♥)
このドハデなカルト風シルクスクリーンラベルよ!
見事であります。バッチリですね。インパクトは十分でしょう。
ひたすらに円周率がシルクスクリーンプリントで全体に描かれ、赤文字でπを作り+スタートの3.1419だけ赤にしてあります。
a3Ibc.jpg
ほんとびっちりですから。
こんなラベルにした理由が「畑の面積が3.1416h」だからだそうで・・・・・・って、微妙に誤差ありますネ?

作り手はランガ一家、ファミリーワイナリーであります。
バルセロナ付近のカラタユでは一応唯一のファミリー経営ワイナリであるものの、自社畑ではないそうな。
で、このワイン特徴としては、まぁ大体良く出てくる「評論家が好きそうな作り方」がなされている訳で。
フレンチオーク新樽100%、樹齢が80年以上のコンセホンというテンプラリーニョクローン、標高が高く5000本程度の少数生産で、アドヴォケイトの激甘採点者ジェイ・ミラー君が
「こう、ストラクチャー良くて、その・・・・・・最高やな!」
とWA91点与えていたりします。
そう、典型的なスペインパーカーワインです。
では、それがどういうことを示すかというと・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥(ギリギリ+♥?)
まさに直球でソレっぽいゾ
どこか機械的なまでにパーカーワインしてるといいますか、バニラ&強い果実というスタイルなんですネ。
コンセホンなる品種は初めて呑んでるのですが、その特徴というのはほぼほぼ掴めない、まさにアメリカンライクなワイン。

色はギリギリ透ける程度の赤紫。黒度高めです。
香りにまず樽バニラ要素を感じベリー系の印象とあいなってアイスクリームっぽい。
なお、このバニラっぽさが4日間ぐらい経っても一向に抜けないどころか果実は落ちてもバニラが変わらないぐらいです。
樽熟成期間不明のハズなんですが、これ相当新ダルにぶち込んでから放置してるんじゃ?
味わいもそうしたわけでして、樽感満載のワケで。
入れてすぐに口の中にバニラ感が広がり、甘めのカシス要素に少しのオイリーさ、それから赤と紫のベリー各種が何となく出つつ最後まで濃いフィニッシュ。
ところどころで滋養感が感じられるのは樹齢かしら?
甘味が激し目で酸味やタンニンがほぼほぼないようなのもある種「らしい」感じです。
ただ、ダサ甘さなどはないですし、同時にひっかかりやマイナス要素はあまりなく仕上がっています。
そういうわけで、ギリギリで当ブログ的にも7点ついちゃう感じ・・・・・・なるほど、評論家ワインなんですね。
減点する要因は少なめ(バニラ感つよすぎィ!ぐらい?)であり、濃さのベクトルでいえば加点される内容が多い。
ただ、内容として全体を見るとどーにも作り方が人工的すぎるんですネ。
高額ワインの場合、樹齢が若かろうが産地が厳しい土地だろうがその作り込みの先にキャラクターが存在し「人工的な」という印象は抱かなかったりしますが、今回はラベルイメージもあってか如実に思えたのです。
メカメカしい量産アンドロイド。
まさに機械仕掛の少女です。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥
したがって2000円前後ならば妥当性があり、かつそれなりには飲める要素も多いのでこのぐらいにはある。
ジェイ・ミラー氏の「すっげぇコストパフォーマンス!」と言うには、むしろ彼が他に評価してるワインもそのぐらいの価格と味わいなので、突出したところにまではいたらないと思っています。
もうひとつこの評価にするのは、やっぱりラベルかな。
見た目のカルト感は確かなものでインパクトはたっぷりですから、使いようではプレゼントにも有効手。
ワイン会にはレベルによっては持ち込まれると「まーたパーカーワインか^^;」などと良く知りもしないアンチパーカー勢をあぶり出すことが出来ますがヘンな絡まれ方するのでご用心。

というわけで、PI π2009でした。
このワインを呑んだ時、逆説的に「ワインは人が作るものなのだ」と感じさせられたんですネ。
自然派ワインをたっぷり呑んだ次の日ぐらいにコレを抜栓したもので、余計に感慨深くなったのでした。
極端な話をしちゃうと、自然派ワインだって「人工物」のハズなのですから。
要するに、作り方のスタイルの総称を「自然」と訴えている・・・・・・したがって、他を体に害がある人工物と言ってしまっている・・・・・・というのも恐ろしいモノよねぇ。
わかりやすいですし味が知ってる人にはわかりやすいので自然派というワードを私も使っていますが、あくまでも全てはワイン。
ただの酒、という事でいえば今回のワインと自然派ワインではキャラクターは大幅に違えど、健康度や旨さの相対的メジャーは一緒なように思うのでした。
萌えキャラや萌え絵と言われよう世界でもただただ「目がでかい」ワケでもなく、また「アナログ絵かきの絵が絶対優れている」ワケでもなく、どれも時代の流れとか尺度の差があるわけでして、ね。

この京橋盛り!って感じの微妙に間違った説明がついてる感すごい
パイ π 2009

パイ π 2009
価格:2,030円(税込、送料別)


検索してたら思いのほかメカメイド出てこなかったといいますか、マルチもセリオも出てこないこんな世の中じゃ、ポイズン。

| スペイン | 22:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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セミ・マセラシオン・カルボニックのシラー!?世界初の驚愕の仕立てで出来た自然派シラーは・・・潮ちゃん? シリル・アロンソ・クレアシオン(P-U-Rno1)2013

うぇるかむ!
自然派がここのところ続いていますが、今日もそうなんですネ。
ただ、ここのところ知らぬ地品種とかを割りと続けてきましたが・・・・・・買ってしまったのは品種がシラーだったこのワイン。

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シリル・アロンソ・クレアシオン(P-U-Rno1)2013
ローヌシラーなんですネ。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥
ラベルがカワイいのでこの点数!
雑多なデザイン(縦読みと横よみがならぶ辺り)とも思いますが、このワインかなり一般的ではない作りがなされてますからそれもあるかなぁなんて思います。
シリル・アロンソ氏。ピュール・シリル・アロンソというシリーズを作っているボージョレを拠点にした「ネゴシアン・ワイナリ」です。
早い話が「自身で畑は一切持たないネゴシアン」ということなんですが、これってどちらかというとオーストラリア辺りの旨さ主義の新世界がやってることが多い手法です。
色々説明がなされていますが、通常ネゴシアンとの違いは「醸造家として責任を追うのがシリル・アロンソ氏オンリーであり、同時にシリル・アロンソ作品として世に出回る」という部分かな。
で、彼、自然派勢が敬礼し脚を向けて寝ないとされるマルセル・ラピエールの弟子であり支援されます。
また、人気が出てるのはもっぱらラピエールコラボアイテム・・・・・・という多少残念さもあるところではありますが、そういうわけでボージョレ周辺の自然派ネゴスという訳。
purシリーズはそんな彼のブランドで、意外な程種類が出ており日本にも入荷されています。
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今回のワインはその中でもテーブル級シリーズのうちのひとつ。
全部で0~4番までが日本に輸入されていますが、そのうちの1番・・・創造と名付けられた・・・のがコレ。
ヌメロロジー=数秘学と銘打ったいかにも怪しいシリーズの一作で、現存する地球初のセミ・マセラシオン・カルボニックのシラーワインです

*セミ・マセラシオン・カルボニックとは=普通のボジョレー・ヌーボーでやられてるマセラシオン・カルボニックよりちょっと時間がかかるけど品質がいい製法だヨ!
06O4V.jpg

適材適所とはいえずブレンディング向けシラー産地で、シラー100%であり一応40年とギリギリオールドヴァインな部類のブドウを使えているという。
これ、ワイン通にとっては邪道もいいところであり、まるでオーストラリアの自然派だとかみたいなキ◯ガイ沙汰としか思えない作りです。
ゆる萌えアニメだったハズが突然3話辺りで全キャラが皆殺しになったみたいな新感覚です。スゴイ!
では、味わいはどうなるの?といいますと・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
自然派らしいフルーティー&ライトなシラー!
・・・・・・というこの表現を聞いて全くピンとこなかった方は、シラーの多様性を知るためにも是非お試しいただきたく思うのでした。
雰囲気は実にボージョレ的な部分がありライトボディめなんですが、妙にシラー感覚をストレートに出してきていて不思議な出来栄えであります。

色は単一的でかなりクリアな赤紫(赤つよめ)
香りはかなり時間さがあり、最初注ぎたてこそ還元的ともいえる苦さのある香りでとてつもなくイマイチなんですが、すぐに果実のフレッシュな感覚に変わってきます。
また、黒胡椒のタッチがとかく強く、削りたての黒胡椒が前面に出た香り。
その中にブラックベリーなりプラムなりの紫果実の要素が出てるんですが、ほのかにアセロラみたいな赤果実のちっこいのが感じられるのが特徴。
複雑、というよりは直線的な香りであり、わかりやすくもあります。
味わいはこれまた注いでからの時間帯で変わりやすいのですが、基本的にはジュース系のスタイル。
サラッと飲めるドリンカピリティ感覚、香りままの胡椒と果実味の甘味酸味と口のなかの広がり方。
臭みが最初のウチこそあれど、時間がたつと割りとこなれてきます。
タンニン感の強さよりもやはりフルーティーさが目立ち、決して高級ワイン感はないのですが同時に安っぽすぎるシロップめいたダサ甘さはありません。
味わいの持続自体はそれなりに長めに出来上がっているのが流石のシラーって感じで、それなりに褐色セクシーなキャラをしていなくもない。
かといって、元気なキャラ!って訳でもなく、どこかセクシーさを持ちつつも陰的でナイーブです。
と、ここまで書いててなんとなーく

思い出したのがこのキャラ。アニメ化したら人気でそうですよね。うん、コレだよコレ(錯乱

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥(自然派好きなら+♥)
価格帯がとかくいいんですね。2000円前後、というならばまぁまぁだと思います。
このぐらいの雰囲気と重たさならば、このぐらいのギリギリ気軽な値段でガバガバと行きたいものナノデス!
お肉への相性もなにげに良いのでは?魚介にもスパイス要素から見て使えそうな気がします。
基本的にはハウスワイン向けでありますが、クレアシオンという名前を有効活用してプレゼントにするにも悪くはないと思います。
重厚で濃厚なシラー好きには向きませんが、こうしたフルーティーさもシラーの実力だと認識できている飲み慣れた方には十分納得いただけるスタイル。

というわけで、シリアアロンソピュール・クレアシオン2013でした。
マルセル・ラピエールの弟子ってそれなりに点在して宣伝に利用されている印象ですが、比較的面白い自然派ワインを作っている人物が多いように思います。
マルセル・ラピーエルは自然派版アンリ・ジャイエとして十分なところにキている気すらします。
買い求めやすい価格で自然派でちゃんとしたのを探す場合、ひとつ「ラピエールの弟子」というのは安牌がきれる消費者向けキーワード足りえるかも?

それにしても、良くこんな事しようと思いますヨ・・・

一部で絶大な人気を誇る潮氏

| フランス | 19:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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まるで七味唐辛子?女学生時代から大人気の自然派シチリアーネの個性。 アリアンナ・オッキピンティ・SP68・ビアンコ2013

うぇるかむ!
イタリア自然派連日やってみましょ。昨日はオレンジでしたが今日は正当に・・・いや、正統派ではないであろう白ワインです。

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アリアンナ・オッキピンティ・SP68・ビアンコ・テッレシチリアーネ・2013
イタリア自然派っぽさあふるるワインです。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥
ラベルのポップでどこか海外的風情がたまりません!
このSP68というのはこの近くの公道の番号なんだそうで、なにそれポケモン?って気分。
畑の図式が何とも自然派のソレっぽい手書き感でニッコリ。

作り手はワイナリー名まんまのアリアンナ・オッキピンティ女史。
このワイナリーは2004年がデビューヴィンテージ作品なのですが、その当時なんとまだ醸造学校の20歳ぐらい。
その頃の彼女が
「今のワイン醸造学はテクくてイけないわ・・・自然の神聖さを失っている・・・・・・私、悲しい(うるうる」
と、ジーノ・ヴェロネッティというイタリアの海原雄山めいた人に手紙を送ります。
その褐色肌女子大生の手紙をヴェロネッティ氏は自身の雑誌に全文掲載!オッサン共殺到!!
それなりの苦節も踏みつつも初っ端から着目を浴びた彼女はシチリア自然派として頭角を現しましたとさ。
フランク・コーネリッセンを目標とし、手紙の通り自然派ワイナリとして今現在も活動中。
現在は30歳。歳は何より数字が残酷だわ・・・・・・
また、結構一般的なメディア露出が多く、ニューヨークタイムズなどでの称賛などの方が検索ヒットしやすいぐらい。
(ワイン雑誌となると、スペクテーターで90点ぐらいかな?)
と、女性の自然派醸造家という側面が強く出ているエピソード持ちであります。
今回はビアンコ。ほぼほぼ地ブドウを主体という情報ぐらいしかあらず、今ひとつ実態が掴めません。
野生酵母ノンフィルター無清澄は当たり前に農薬を控えて・・・・・・などなどいかにもな作りであり、定番であろう「人間のエゴを排除」「自然とともにある」みたいなワードが後は踊る感じ。
さて、じゃあ実際どんなワインなの?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥
かっらッ!
と、第一声リアルに叫んでしまいました。ガチリアルであります・・・・・・
そう、何か辛さの訴えかけをしてくるワインです。

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色はかなり黄色目のカラーリングで、あまり青さはありません。
香りにスパイス、特に唐辛子のツーンと来る香りがハッキリと感じられ、エスニックというよりは韓国料理とかめいたニュアンス。
果実感もあるにはあるんですが、それよりも何よりも唐辛子の効きを思わわせるのです。
味わいも同様に口にふくむとまず上述の通り辛味をともない、それからシチリアレモンなどの酸味がグッと効いてきます。
酸味と辛味を持ちえつつ、口当たりじたいは意外なほどまろやか。
あとあと七味唐辛子的な柚子胡椒っぽさも立ち現れます。
甘味などもそれほどなく、旨味感なども含まないため、思わず「これ胃は大丈夫か?」なんて思わなくもないぐらい。
こうした香辛料の雰囲気を最後まで残し、酸味の強いライム感を交えつつ短めのフィニッシュ。
アルコール度数が低めなのは幸いで、それほどとんがり過ぎたりそれこそ中国の老酒みたいなツンツンしたアルコール感などはありませんが、傾向は中国酒に近いかも。
キッとした味わい。
ハバネロたん!?
可愛らしい外見の割に率直に辛いアイテムのモチーフキャラって印象です。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥(挑戦心がある方や自然派には+♥♥)
少なくとも一般的なワインにあらず・・・
特徴的な白ワインを探している方にはオススメ出来ますが、少なくとも初心者向け白ワインではありません。
コレにハマっている人はこれしか飲まない、という典型的なタイプであり、上述したような圧倒的個性をもちつつ価格は3000円前後ですから、ケース買いが横行していそうです。
いや、最初の一本以降はケースで買う人しかいなさそうです。
ワイン会などに持っていけば、怪しい目で見られつつ驚かれる可能性は高め。
プレゼントには・・・・・・うーん、どうでしょ、プレゼン出来るようなエピソード力はあるものの、味わいはピーキーですからネ。

というわけで、アリアンナ・オッキピンティSP68ビアンコでした。
ここまで来ると、もうワインが逆にわからなくなるなぁ!という気もしなくもありません。
これがより自然であることを目指した結果だとすると、一般的なシチリアのビアンコは如何に作りこみがされているのか、とも思います。
たどり着いた自然の味がこれ。

出回りは少なめな辺りも、なんとなーく日本のワイナリ好きな人は好きそうな感じ

ここまで辛くはないですけれどもネ

| イタリア | 19:33 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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オレンジワインの王道!自然は最先端の最先端を言ってたワイナリー。 ラディコン・リボッラジャッラ2005

うぇるかむ!
今、自然派界隈で最も注目されているワインといえば、オレンジワインでありますネ。
え、オレンジワインって何ですって?それはこういうワインの事さ!!(ドヤ顔

YlelS.jpg
ラディコン・リボッラジャラ2005
オレンジワインの看板的存在ですネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
もはやカルト自然派として定着した感じあります。
Y2jyC.jpg
このワインがなかったら日本でのオレンジワインの流れは遅れていたかもしれません。
これが怪しさ抜群の謎ワインとして注目されなければ、ならなかった。

*オレンジワインって何よ?
一言でいっちゃうと「白ワイン用ブドウを赤の作り方したワイン」です。
白ワインでは普通取り除いてしまう皮や種をそのままにしたり新たに加えたりする技法が主に用いられることで色がつくと。
この作りをすることで抗酸化作用が出来るので薬品をいれないでワインが作れるんや!と自然派の人々がウホウホ言いながら仕込んでいます。
グルジア出身らしい(小学生並の無責任さ

現オーナーはストニスラオ・ラディコン。
彼の祖父が始めたワイン畑で薬もあんまり使わず添加物も最小にしたワインを作り続けています。
また、ここ最近
「天然のコルクって入手困難になりそうやん?だから、ボトルをオリジナルで作る(迫真」
と、ボトルをオリジナルに作っており500ミリと1000ミリで口径がちょい狭いボトルを使っています。
(結果、値上がりました・・・・・・)
正直なところ、「ラディコン」という単語でググるとその神話的な評価各位が見られます。
ふと気になってエヴォディアとかで調べたらアドヴォケイトやステファン・タンザーも90点台つけててちょっと驚き。
そんなこんなで、ある意味では定番といえるワインでありますがその実力といいますと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(極個人的に)
好き嫌いだけ言わせてもらえばあんま好きじゃないです
うん、あんま好きじゃありませんでした今回の感じ。
ただし、これは「今の御時世、ワイン好きというからには知っておかねばならないワイン」ではあります。

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色は写真よりはもうちょっと明るくて、しかしまぁオレンジ!
見事にロゼでも白でも赤でもない感じにあります。
香りも酸味がかなり明確に感じられ、それなりのスパイシーな山椒要素を持ちつつ中庸に赤ワイン白ワインの両方の要素がちょっとずつ感じられ、ベースはオレンジマンダリン、それと純粋にブドウ各種とベリー各種。
味わいにも独特の雰囲気が超展開され、まろみのある口当たりなどはむしろ日本酒に近いといえるでしょう。
アプリコットやオイリーさの部分、それにどことなくベリー感などもどれも微量に様変わりしながらグイグイと飲ませるドリンカピリティを追求したようなワインの出来栄え。
まさに自然派の真骨頂!
ちょっとしたピートみたいな雰囲気まであって、もはやワインという枠組みにない印象も持っているアクロバティックぶり。
とズババババッ!っとキまったワイン・・・・・・
・・・・・・なのですが、個人的にコレ好きじゃない。何故だろう?
これまで何度かオレンジワインの記事書いてた(いや、書いてなかったかも?)ような気もしますし、自然派もある程度呑んでいるハズであり去年だって自然派ワインを高評価してたりするんですけれども、これはこう・・・・・・うーん。
自然派のノリが強すぎる、と言いましょうか。
すっぴん美人なのはわかるんですけど、私の好きな顔じゃないというか。好きなタイプのキャラだけど絵のノリが苦手というか・・・・・・
まさしく自然派の王道を往くワイン。多分、このワインは大きく線引をしてくれるという事なのでしょう。

コストパフォーマンス(最大5pt)
?(値段で量るものではない)
当ブログオールドヴィンテージワインに使っているこの表現をこの年号で使わせていただきたい・・・・・・
多分これ、リボッラ・ジャッラのクセが私は好みでないのかもしれなく、なんとなーく同ワイナリのメルロが飲みたくなりました。
そんな訳で私個人としてはオススメは出来ない・・・・・・とはいえ、自然派ワインやオレンジワインを知らぬ場合は通過点であるとも言えるのは事実。
また、ハめるだけの要素はもっているだろう事も事実。
ないしは、日本カルトワイナリ好きとかは好きそうな気がしないでもないかな。
ひとつだけ言えることは、呑んだことが無い人は呑む方が経験値を大きく稼げるって事。

というわけで、ラディコン・リボッラ・ジャッラ2005でした。
評価するべきかしないべきかとても迷いましたが、敢えて素直に評価しておこうかと。
このワインを通してのワイン感というのは結構面白いトークになりそうな気もします。
スゴイワインであることは、確か。

あれ、ネットショップで割りと買える?前よりカルトレベル下がった感じしますな

多分・・・呑んでないけど、コレは私逆にとっても好きそうな予感がしてる

個人的に「評価は認めるけど好きになれない作品」の漫画・アニメ版がコレだったりします

| イタリア | 23:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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フランチャコルタ最高峰のブラン・ド・ブランはやっぱり激ウマ! ベラヴィスタ・サテン2009

うぇるかむ!
今日はふっつーに色んなニュースが飛び込んできてテンヤワンヤな日でありましたが、個人的に一番めでたいのが
照ノ富士が白鵬に勝ったこと
かな。いやーめでたい、ということで今日は泡であります。

Yf71o.jpg
ベッラ・ヴィスタ・サテン2009(ベラヴィスタ)
定番アイテムですな!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
フランチャコルタ=イタリア版シャンパーニュ
というのが一般的かなぁと思いますが、その中でもカ・デル・ボスコ(私は大好き!)と双璧で知名度があるのがこのベラヴィスタです。
1976年設立とはいえ、貫禄のワイナリであり、現在の作り手であるマッティア・ヴェッツォーラ氏はガンベロ・ロッソ最優秀者もとってたり。
最近になってラベルデザインやボックスデザインが「若者を意識して」変更されたのですが・・・・・・個人的には前のラベルの方が好きかな。
lCEMl.jpg
今回はエノテカ輸入版。
シャルドネ100%のブラン・ド・ブランであり、「このサテン生地のようなワインを全ての女性に!」という意味合いももってサテンという名前になっています。
フランチャコルタってとかく若いおねーちゃんを意識して外観デザインされていることが多い気がしてなりませんが、これもまさにそのド直球と言えましょう。
意外な事に、当ブログでは初紹介になるのですがその実力はいかほどかといいますと

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
まさしく最高峰のブラン・ド・ブラン!
これだと思います。この強さと同時に品良くかつ整いがいいスタイルの良さ。それと明るさ。
フランチャコルタの王道を往くワインになっています。

AehUW.jpg
こうして見てもわかる泡の強さよ!
まさに新モノヴィンテージな泡の立ち方です。

色は見ての通りかなりしっかりと色づいていてゴールド。
香りに強めのバター感が存在しており、ビターなキャラメルの感じと相まって洋菓子的であります。
時間の経ち具合もあるのでしょうけれど、甘やかさよりは全体に酸と力強さを感じさせる香りです。
味わいも瓶内二次発酵の着実な捉え方がなされており、ボリューム感壮大!
甘めのアンズ感なども含みつつ、チョコの印象がとてもしっかりしており、苦味が全体的に残ります。
泡は強いには強いのですが、滑らかでこまかーく仕上がっていて飲みごたえ十分。
サラッとグレープフルーツが香りつつ〆てくれるので次々飲めてしまいます。
最高級のアーモンドチョコ菓子を食べる感動に近いですネ。それよりも更にクリアで泡が良く綺麗に出来ていますから別世界。
モダン&クラッシックなバイオリニストお姉さんキャラ。
バイオリンを引いてる姿がカッチョイイ、男女にウケが良さそうなドレッシーな女性キャラが良く感じられる。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
9000円程度、と以前より値上がった?という気がしないでもないですが、まぁシャンパーニュのNVが5000円超えていたりはしますし、妥当性はあるかなーと。
シャンパーニュでいうと、ロデレール辺りに近い感覚のワインでもあるかな。品が良いし質感もあって細かい・・・ともすればわかりづらい部分がある・・・タイプなように思いました。
エノテカはロデレール好きだもんね。おんなじような傾向と言えなくはないです。
それでいて、多くのシャンパーニュよりも質感の取り方はしっかりしっとりですから、たまりません!
ありとあらゆる状況で使うことが出来るだろうとは思いますが・・・うーん、新デザインのサテンあんまりかっちょよくない気がしましてネ。高級感がちょっと足らなくなってしまった気がずーっとしてます。
ただ、若者意識というのは好ましい事ではあるので、どうせならもっとハデにデザインをキめて欲しいとは私思うのですが。

というわけで、ベッラヴィスタ・サテン2009でした。
フランチャコルタの良さがかなーり出た逸品にこの年もなっていますネ。
というより、これをイタリアだと即答出来る人は「泡の事で本が出せる人」だとすら思う。
シャルドネ100%になったことで、よりフランスのブラン・ド・ブランと対決出来る感じになっていて、是非一度お試しいただきたい作風ナノデス。

旧ラベルと新ラベルの違いはこんな感じ。どっちが好みでしょ?


のだめ・・・というよりは玉置ニキ

| イタリア | 22:30 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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更新予定~2日家ん連続でバタンキューでござるの巻・・・

うぇるかむ・・・

というわけで、本日中(後20分もないですが)は更新できそうにありませーん!
まーた飲み過ぎました!

・ブラインドティスティングをかなりの量でやってきましたー。
 それなりにいい点がとれたので、ちょっとブラインドってどんな感じ?っていう記事も書きたいなぁと。

・伏見ワインさんのワインをドイツを中心に飲み、これでもかとノート自体はたまってたり。毎度言うけど時間が欲しい。

・ワインと関係ない原稿もろもろもあるのですが、ブルガリアワインとかも買ってたりしますから、その辺りが今後も中心になるように思います

という感じで、ちょっと失礼失礼~

| 未分類 | 23:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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エゴン・ミュラーが最強醸造家に? ~コラム~

うぇるかむ!
えっと、酔ってるんです。なので通常更新できませーん!
が、気になる記事をワインレポートさんで見つけましてそれだけ書いてギリギリ今日の更新といたします。

ワインメーカーオブザイヤーにエゴン・ミュラー氏が受賞

ワォ!世界はドイツリースリングを再評価している!!
この記事の意味、つまりマスター・オブ・ワインが評価したこの賞の意義ってそれなりにでかくて要するに
「世界的トレンドはコレがいいなぁ」
って言われているようなものです。
日本ワインブームの億倍価値がある情報といえるでしょう。
前年度がルフレーヴ女史なだけに、余計にネ。

ドイツ再見を推しめな当ブログとしてぇあ大変喜ばしい話。
・・・・・・と、同時に日本での割り当てが今後一社独占になるらしいのは悲しいところ
(基本的によっぽどそのインポーターが思いいれて仕入れている場合を除けば、ワインはなるべく色んなインポーターが仕入れている方が価格競争が起こるので消費者としては嬉しい)
とはいえ、流石のエゴン・ミュラー。リースリングの担い手だなぁと思うのでした・・・・・・う、飲み過ぎたねまーす。

今日酔っ払ってる理由がまさにプリュムやエゴン・ミュラーのスロヴァキアバージョン呑んでたからなんですよー

| ドイツ | 23:38 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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マルサラ入り泡!?シチリアの珍酒、その類を見ない味わい。 キュヴェ・リゼルヴァ ヴィッキオ・サンペーリ メトド・クラッシコ・マルコ・デ・バルトリ

うぇるかむ!
今回は自然派泡であります。というと、そうキワモノであることが大体。自然派泡=普通でないというのは方程式と言って過言ではありませんが今回はその中でも珍酒という他ありません。

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キュヴェ・リゼルヴァ ヴィッキオ・サンペーリ メトド・クラッシコ
マルコ・デ・バルトリというマルサラがメインのワイナリの泡です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベル自体はシンボルオンリーというシンプルなスタイル。
円形が何とも泡っぽいっちゃーぽいかも。同社のエチケットの中では一番普通っぽい雰囲気です。
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裏の数字とかは何とも自然派アトモスフィアですが。

作り手はマルコ・デ・バルトリ・ワイナリー。まんま人名であり、彼の息子達が現在経営運営しています。
シチリアの地酒であるマルサラ酒を伝統的に作り続けたグループであり、苦節色々あって今なお続いています。
イタリアは一時期・・・・・・スーパータスカンとか、DOCG制定とか・・・・・・もあって伝統酒が逆に淘汰されようとしていたので、その中で生き抜いてきた作り手です(日本だとどぶろくを未だに専門としてる感じかな)。
そういう訳で、基本的には当ブログに出てこなそーな雰囲気が漂うマルサラ生産者なのですが、
「マルサラのいいの作れんかった時どうする?」
という事でここの長男が最近はじめたらしいのがテルツァヴィーアというブランドになります。
このワインでも下の方のロゴがついてるのがそのシリーズね。
このブランドではワインと泡も作っていて幾つかシリーズがあるのですが、今回のワインはその中でももっとも興味深いもののひとつ。
なんと、ここの20年ヴィンテージのフラッグシップなマルサラが加えられているんですネ。
奇想天外な方法で仕上がっているスプマンテ。その味わいというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
肉肉しぃプレート感すごい!
この時、お店側では「色んな自然派ワインを今日は出してるけど最後の〆にコレがベスト」と仰ってて、従うかーと私もコレを最後に飲んだのですが・・・・・・
強烈。

色はかなり濃くオレンジ、ブラウンといったところ。ちょい濁り感も。
香りにベーコンと薬草っぽさがとにかく強く出ています。
ベーコンも燻製感がとても高いタイプで、そこにそれこそハーブやチキンブイヨンを打ち込んだような香りが強烈に鍋でぐつぐつ煮えるように感じられる。
香りからしてハードさが出ています。ワォ・・・
味わいはやっぱり強くエグみがあるぐらいの舌触りとベーコン感。
泡はかなり強く粗めであり全体に獣感とコンソメポテトみたいなエキス感が最後まで残ります。
驚くべき事にこれで13%台。このアルコール度数を見ないで当てる事は不可能問題かもしれません。
全体に今書いてある内容が「シンクさんはスパークリングワインの話をしているのだろうか?」と疑った方こそ是非ご体験アレ。
泡の概念をぶちこわしましょう!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(好み次第で+♥)
価格は6000円程であり、シャンパーニュ買えちゃう価格帯で、思いっきり変化球を投げ込むワイン。
故にあんまりコスパで話してもなぁという気もしてますが、総じて見ると面白い方なのは間違いありません。
ファンの人はこればっかり飲みそう。
その為、基本的には「自分も呑む状況下」で使っていくのがいいでしょう。プレゼントには結構リスク高いと思います。
ブラインドティスティング会とかをなさる方は、これを持っていく事で多くの参加者の度肝を抜くことが出来ます。
クラッシック音楽の会で突然バイオリンがエレキベースに変わるぐらいの感覚ですからねコレ。

というわけで、キュヴェ・リゼルヴァ ヴィッキオ・サンペーリ メトド・クラッシコ・マルコ・デ・バルトリでした。
こういうモノが突然現れるのが自然派の最大の楽しみ方ではないでしょうか?
まーた不思議なワインが流通してるなぁ、とほっこりしたのでした。

国内流通どころか現地も少ない。そんなんばっかなんですけどね自然派!

このマルサラがちょっぴり入ってるというのが今回のワインです

兄貴と私ボディビルッ(絶叫

| イタリア | 13:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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食戟のソーマで四宮が使ってたソムリエナイフと飲まなかったワイン・・・特定した、かも? ~コラム

うぇるかむ!
今日は月曜日。少年ジャンプの発売日ですネ。
で、私が今、ジャンプで特に楽しみにしてるのが「火ノ丸相撲」「ワールドトリガー」「ハイキュー!」なのですが、それともひとつ。

「食戟のソーマ」であります。

~知らない人向けの説明~
ジャンプで現在えろす枠を元えろす漫画家と微妙な打ち切りを食らった原作者と料理研究家の人がやってる
「今、ジャンプで尾田栄一郎と双璧に絵が上手い作品」
として中堅の一端を担いついにアニメ化もされる料理漫画です。
この漫画、一応料理学校がメインになるんですが、色々なリアリティをさておいてバトルしたり料理豆知識的な雰囲気を料理家監修なのでそれなりにこなしつつ、えっちぃ感じのリアクション描写をこなしつつイケメンキャラもバッチリホモホモするというまさに料理漫画のアラカルトな漫画になっています。
~説明終わり~

で、私ですね、特に上のラノベの真ん中でドヤ顔してるクソメガネ先輩ことレギュムの魔術師四宮×和食のクソレズひなこお姉さんペアがぶっちぎりで好きでしてネ・・・・・・
このキャラ、外伝もつくられたりとどうやらちゃんと人気があるようなのですが、本編に久々に出てきました。
そして、主人公が高校生故になかなか出てこなかったワインの描写が超些細ですが2コマ程出てきたので、
「アニメ系特有の、キャラクターが使っているアイテムを特定しよう」
というお話ナノデス!

さっそく一発目いきましょう。
0lYdZ (1)
四宮パイセンがドヤ顔でソムリエナイフを取り出すシーン。
この人、フランスの勲章(創作ですが)を日本人で初めてもらった凄腕シェフなんですけど、スチャッと私服からソムリエナイフをとりだす一コマ。
なお、四宮パイセンはその格好で新規オープンのお店の大工仕事をしてそのまま「牛蒡のキッシュ」をまかないとして作り、隣のお姉さんキャラ二人を魔法少女の格好をさせつつひん剥いた(彼は自作料理を食べた相手を魔法少女幻想に陥らせる能力者です)その直後にこのコマに行くので常にソムリエナイフを持ち歩いてる事になります。
流石レギュムの魔術師。
で、彼の持ってるソムリエナイフ・・・・・・この曲線、なんとなーくわかりません?

角ばった部分はないものの、形や下の方の形状からいくとこのスタンダードモデルが彼の愛用ソムリエナイフ!
また、ラギオールだと思う根拠は「オーヴェルニュ」が産地。
四宮は地方料理に独自の野菜配合をルセットとするキャラクターであり、また見た目や香水使ってたりで学生を蹴落としたりするプライド高い&ブランド感にはこだわりがありそうな人なので、トップブランドを恐らく使っているんじゃないかなーと。
柄の色がわからない(ジャンプ+購読者の情報求む!)のですが、トーンの感じ見るに多分ナチュラルウッド・・・・・・多分ラギオールをスポンサーにつけてそうだから彼のレストランSHINO’Sのロゴ入ってそう・・・・・・ではないかと推察します。
ベターといえばベターなんですが、多分作画としてもわかりやすいですしネ。

さて、続きましてワイン
OZHrl.jpg
同じコマで副料理長が私が好きそうなデフォルメ顔で持ってきたこのワイン。
なお、この次のコマで
BGCI7.jpg
パイセン必殺チョップ&マゾ顔により下げられてしまいます。
この後、彼らがいったい何を呑んだかは見られずに、次のページで四宮パイセンが超格好つけてこの話は終わります。

とりあえず、わかる情報は次の通りかな

・ボルドーボトル
・lieだかvieだか書いてある
・大体3行ぐらいで文字のみのラベルである。また文字は筆記っぽい感じないしは筆記っぽいレタッチである。
・持ってきた彼は副料理長であり、四宮パイセンが「高額にしろ」と指示したものの「別の地域にしろ」とは言っていないのでマッチングとしては正しい。
・オープン前祝いかつ四宮パイセンが呑むにしては安いワイン。つまりお店のグラスワイン程度。
・この前のページで四宮パイセンが「俺が直々に家具やワインもフランスから仕入れた」と話している(大体がして彼はフランスの星付きレストランの人間)
・彼らが食べている俺の作ったまかないとは「チーズなども使った牛蒡のキッシュ」である

という事で、多分ですが
「牛蒡とニュアンスが似る土くささが多少あるメルロー主体」
ではないかと。
また、エチケットがシャトーを全面に押し出していません。このコトからポムロールをはじめとする右岸の小規模めワイナリーであろうと考えられるでしょう。
サン・テミリオンはもうちょっと城や紋章を押し出すのでポムロールだと私は考えます。
その上で、比較的近いだろうなと思うのが例えばコレ

惜しむらくは外枠が無いことや文章なども違いますが、副料理長がグラス用を持ってきて価格帯的にどうかというとこの辺りは妥当性がありソーマではアレンジを一応しているという可能性。
文字を省いてみていくと


デザイン上はこの辺りが近いでしょう。ただ、これだと最高峰なので四宮パイセンはドヤ顔で抜栓していたハズです。
恐らく、実在はしないものと考えた時に最も妥当なのは
「ル・パン辺りを模したポムロールワインテーブル級」
とかんがえるのが妥当でしょうネ。
または「おいバカ違うの持ってこんかい」した後に実際にもってこられたのは上のトロタノワ辺りではないかと。

個人的に、ごくごく個人的なキャラ感覚として彼らに呑んで欲しいのは

なんですけどネ。バッドボーイことテュヌヴァンのワインで今後の成功を願っていただきたい。

というわけで、ソーマに初めてちゃんとしたワイン描写が超微量かつ全くメインでもなんでもなく描かれていたのが気になったので考えてみました。
牛蒡のキッシュを買って、ラギオールでポムロールのワインを開けると、何となーく作中の気分になれるかもしれませんネ!
あ、でもそれだと、ひん剥かれるSADAME・・・・・・?

ヒロインは田所ちゃんさん。この漫画の今のところピークは四宮パイセンVSソーマ田所ペア戦で間違いありません。

この辺りからも「レギュムの魔術師」の異名がついた・・・としたら作者相当考えてるんですけどそこまではなかろう・・・

調べてたらカトラリーは意外と安めに手に入るんですねラギオール。

| コラム | 22:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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日本人がフランスで作る超自然派!ウルトラレアなカルト・ジュラはまさに魔界!? ドメーヌ・デ・ミロワール ミズイロ&アントル・ドゥー・ブルー&ケセラセラ

うぇるかむ!
日本における自然派インポーターとして、今現在相当注目されているのが「オージーのワイン・ダイヤモンズ」「イタリアのヴィナイオータ」の2つ。
そのヴィナイ・オータさんが初めて入荷し始めたというフランスワインがコレ。

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ドメーヌ・デ・ミロワールから
アントル・ドゥー・ブルー
ミズイロ
ケセラセラ
の三種類であります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
なんともカルトめいていると思いません?
ラベルはただひたすらに青空、そこに文字という図式。こういうのってよっぽど安いかよっぽどマニアックかのどちらか。
今回は間違いなく後者ナノデス。
作り手は鏡健二郎&真由美夫妻。アルザスのジェラール・シュレールという超自然派で修行し、ジュラでデビューした日本人の作り手です。
ミロワールというのは鏡という苗字そのまんま。まさに鏡さん家のワイン。
それも2011年デビュー!めちゃくちゃ新規のブティック感あふるる形になっています。
野生酵母で無清澄無濾過無農薬という超自然系の作りであり、まだまだ少ないフランスの日本人勢として希少性がとっても高いワインです。
大体の自然派ワインってそうなのですが、入荷量や割り当てが少ないので結果的に値段は高めにかつ入手難易度も高くなりがちなのですが、今回はこうしたエピソード力も手伝って余計に手に入らない作品群になっています。
っていうか、ヴィナイオータのしゃちょう日記がすごく詳しいのでそちら読む方が私の記事読むよりも先です(迫真

それぞれ、
アントル・ドゥーブルー:サヴァニャン種
ミズイロ:シャルドネ種
ケセラセラ:トルーソー種
というスタイルで100%。伝統品種率が非常に高く、わざわざジュラを買う機会も多くの人は少ないので品種に心当たりがない方も多いのでは(私がそうです!)。
というわけで、そんな何とも怪しげなワイン達をいっぺんに試してきました。

香り・味わい(最大10pt)
アントル・ドゥー・ブルー:♥♥♥♥♥♥♥♥
ミズイロ:♥♥♥♥♥♥
ケセラセラ:♥♥♥♥(面白さなら+♥♥♥♥♥)
いや~マニアックなお酒でした・・・・・・
とにかくマニアックな出来栄えです。自然派の王道を往くワインですネ。
同じワイナリーでここまで大きく差をつけて評価したワイナリは過去なかったかもしれません。では良かった順に。

アントル・ドゥー・ブルー
TJ1z9.jpg
色はちょっと褐色といいますかオレンジっぽさが入ったもののゴールデン。にごしかんしっかり出てます。
香りに多少バタ感があって。ルーサンヌ辺りの感じに似ているでしょうか。
どこかぽったりとした重みのある感じの柑橘感などが出ており、そこにミルクソースがかかったような。いや、ミルキーなフルーツアイス?
味わいはバタ感がいい感じに効いてまして、つよめに出ている酸味を良くまろやかにしていました。
まろみのあるリッチなミルキーさ、そこに加わる柑橘主体の果実要素が口当たりも程々に良く感じられる。
アフターが長い訳ではありませんが、自然派すぎる感じでもなく仕上げてあり、イヤな感じはあんまりしません。
まさにアイスクリンとロリータな感じ。
ナチュラルらしい全体の臭みなどが程よく抑えてあってドリンカピリティもいいまさにほのぼのとした仕上がりです。
ガチ自然派には物足りないのかなぁ・・・?個人的にはこのぐらいのバランスがグッドです。

ミズイロ
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色は相当うすーく黄緑というよりむしろ白い。クリアめの強くない色合いなのに完璧に濁っています(っていうかソムリエが敢えてにごした)
香りに石鹸感が強くあり、あまり果実などの要点は伝えてきません。
とにかく清潔感あふるるソープ要素が高く存在しており、なんだかコレで手が洗えそうなぐらい。
味わいはサラッとしていてクリアなシャルドネといった所に、にごし独特の雰囲気が漂います。
全体にクリアで一般的なグレープフルーツの単一的な酸味が早めに感じられくどくなくクリアに終わっていきます。
香りからくるサラッとした感覚が良く出ているといえるでしょう。
にごった感じの割にスッキリしたキリッとしてる飲み心地で、夏に飲みたい仕上がりでしょう。
とにかくありとあらゆる要素を削ぎ落したシャルドネって感じかな。

ケセラセラ
YxPFG.jpg
今回一番の問題児。
地品種の赤でニューリリース感あふるる待望かつこの試飲会をコレ目当てでくる人も多い逸品であるのですが
SYqvp.jpg
トマトジュースでした
おいしいとまとじゅーす。
以上。
・・・・・・・ええ、本気で以上。私にはコレは最高級なアルコール入りトマトジュースにしか思えませんでした。
それ以上にどう書けというのか・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5pt)

買えればどれも面白くはあります。が、これは自然派の中でももっとも尖って自然な方の作りと言えましょう。
好きな人はとにかく買っていただきたく思いますが、嫌いな人は全部飲まずに捨てそうです。
自然派ってこんな感じといういいサンプルではあるものの、ちょっとマニアックすぎるかもしれませんネ。
特にケセラセラは、これ、どうなの?好きな人はもうこればっかり呑んでそうだけど・・・・・・
全体に感じられたのは、なんだか日本のワインみたいという事。
ニュージーランドの日本人の作り手は明らかに世界的な味わいなのですが、この3点は比較的日本寄りの作りではないかと思います。
個人的感想だけ言えば、どれも面白い黄金体験をさせていただきましたが、また機会があれば試したいのはどれか?と言われるとアントル・ドゥー・ブルー一択かな。正直、全体に苦手なワインでした。
このマニアックなお酒を果たしてどう使うのか。私には未知数だと思います。超マニアの集まる試飲会とか向けかな?

というわけで、ミロワールより3種類ご紹介しました。
ドがつくほどの自然派ワインであり、ショッキングな体験でした。
それなりに自然派も呑むようにしてきましたが、これはもうあさっての方向いて突き進んでる感じがします。
自分こそ自然派だ!と自称される方は確実にこのドメーヌは経験しましょう。しなければ、始まらない?

ネットショップではもうほぼ売り切れ。知名度が出た自然派って大抵の場合ウルトラレアワインです。


作者名似てるなぁとか思ったら漢字が全く違った

ある種の古典文学みたいな

| フランス | 20:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ヴァン・ナチュールは主体となりえるのか?~更新予定他コラムゥ~

うぇるかむ!
今日は酔っ払ってるのでノートせずにコラムです!
つまり、だだだだ書き連ねるだけであります許してネ!!

というのも、自然派ワインをざっとグラスで1万円分ぐらい呑んできたのですネ。
ヴィナイオータさんはやはり偉大。
とにかくひたすらに酔っ払ってシャックリが出続けてる程度に呑んできたのすが、ヴァン・ナチュール・・・つまり自然派・・・というのを改めて考えるとこれはまた面白いなあと感じさせていただきました。

マニアックなワイン呑みは、もはやボルドーの投資ワインや価格大高等ブルゴーニュなんぞは曇った目で見てまして、そうした人達がたどり着いてるのは小規模な自然派インポーターのワインだったりします。
これが果たして正しいのか?
というと、個人的には全く正しくなくて興味深い味わいや自然派独特の風味こそあれ「基本的には」一般的なワイン、それこそ普通の大手なワインの方が美味しく感じられると思います。
基本的には、ネ。
要するに自然派というのはただただ「健康的によさそ^~」という女子向けワインではあらず、ある程度ワインに飲み慣れて新しい刺激が欲しい人向けのマニアックであることがとても多い訳です。
始めっから自然派系の味わいだけを好む人を除くと、ワイン歴は長くないとその価値性はわからないようにすら思います。
それこそ、ワイン飲み始めの人に薦めやすいワインは少ない。SO2無添加とか微量とかオレンジワインってあくまでもマニアがたどり着くものなんです。

そして、そうしてマニアックに突き詰めていくと自然派系はおもしろさの宝庫で、ソムリエ試験的な価値観とは一線を画します
(というか、本当あの手の試験やダサい田辺由美アカデミーの価値を疑います。)
したがって、ワインに対して色々飲みたい向きや突き詰めたい人にとってはこれら小規模インポーターさんは土下座したくなる程ありがたかったりはするんですネ。
自然派の雰囲気をまずい、と見る人とこれこそワインとする人の割合は極端な気もしますが、そうではなく平行に味わって確かめていただいてこそアキバ的マニアックな飲み方だというのが私の考えです。
一般的なワインと自然派を強調したワイン、その両方を是非呑み慣れて欲しいとたらふく呑んで思うのでした。

・と、今日たくさん呑んでたりして、実は更新出来るノート量がまたしてもここから1ヶ月程度は持つ感じになってまいりましたOTL
・なのに、同人誌の原稿とか色々やらんければアカンのデス。時間が欲しい。

この辺りを呑んできました。いやー、売り切れてますねぇ

| コラム | 22:38 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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映画じゃないよ!ド派手なボトルのチャイナ感煽るるワシントンリースリング。 パシフィックリム・リースリング2011

うぇるかむ!
ワシントンの白、というとカベルネ系やシラーが多いこの地域なのにリースリングが主体であることが多いです。
その中でもポピュラーにしてド派手な逸品を。

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パシフィックリム・リースリング2011
このど派手さ、どうよ!(cv:大坪由佳)

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ラベルの何とも言えない東洋感が最高です
何故かワシントンの人々ってリースリングには「チャイナ系を主体としたどこか勘違いめなアジア感」を抱くのかそういうラベル。
中央の鳳凰がラベル内側に書かれており、クリアボトルに入っている事によって巨大化してみえるという凝ったカッキェーラベルになっています。
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後ろからみてもカッコイイ。なんか評価の良さとか書いてあるのを無視すれば。

作り手といいますか、ワイナリーがボニー・ドゥーンが元。
そう、カリフォルニア1のヘンタイと言われていたグラハム氏のところのスタッフがやっている白専門のワシントンワイナリーとなっています。
元々ボニー・ドゥーンで出していたリースリングが好評で一部スタッフが「なら、最高のリースリング作ってみようぜ!」「ウォォォォォォーーーー」とワシントンはコロンヴィアヴァレーに移籍し、2006年に初リリースされたのがこのブランドです。
評価自体は裏に書いてあるとおり、主にエンシューリストがヨイショしています。
スペクテーターもそこそこにヨイショしており、今回のモノは3種類あるスタンダードクラスのリースリングの中間に位置するワインとなっています。
何故かスイート版がドラゴン(どっちかというと龍?)だったりでもうラベルだけで怪しさが溢れてドバドバなシリーズ。



その実力はどうかというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥(使い方しだいでも少し映える?)
これ中間めでもあっまいぞ!?
スイートではないハズなのですが、例えばドイツのリースリングより甘みを強く感じます。
それは素材の部分にもよるものかとも思いますが・・・・・・通常表記に反した甘さだと思いますネ。

色はどちらかというと黄緑よりの透けたクリアカラー。
香りに駄菓子のメロンっぽさが割りとしており、甘い印象が香りから出ています。
オイリーさやスパイス要素はあまりなく、リースリングにおける果実要素がとても目立つタイプです。
特に甘味が目立ち、多少のシロップ感は持ちつつもメロン&洋梨っぽい雰囲気が漂うストレートなニュアンス。
味わいもとりあえずまず甘い。酸味などはあまり感じさせず、甘味要素の方が明らかに強く出ています。
なんともそれがフルーツフレーバー的。凝縮感などはないので濃すぎたりデザートとまでは言わないものの・・・・・・いや、デザートにする方がいいかなぁ。はじめからこれでスタートするとその甘さに後々のアイテムが引っ張られそうな気がします。
シロップ感もそれなりにありつつ、甘さを主立てた果実感と余韻で、複雑だったり逆に乱雑さだったりはないものの何とも「アメリカ人好み」という印象を受けました。
それなりに暖かいのでは?というパインっぽさなども若干ながら見られるのがドイツの安めリースリングとの最大の違いかな。
甘味の強さに関しては、ドイツの多くのワインよりも強いかも?
まさにアメリカン・チアガールなリースリングであります。フレーフレーってしてくる金髪ギャルキャラですな。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
ラベルの派手さが最大のウリかもしれません。
味わい自体はリースリングの平均値、ないしちょっと高い気もしますが、このアメリカナイズなキャラクターとボトルデザインは個性がビンビンとしていて、あながち切って捨てたものではありません。
コツはこれを最初の白にしない事です。この後に赤ワインに移行したりするのは、赤ワインの味を大いにボカしてしまうでしょう。
普段使いの超カジュアルな白として使ってあげるのが1番ですが、ボトルの派手さを活かしてパーティーでの活用はイけるかも。
また、個人的に唱えたい「甘めリースリングの初心者向け度の高さ」には見事に適合しており、あまりワインを飲み慣れていないかたにはいいかも。
これを呑んで、ダサい作りのカルーアミルクから卒業することは大いに可能だろうと思いますヨ。

というわけで、パシフィック・リム・リースリング2011でした。
思ったよりも自然系の味でなく良く作った大手感あふるる感じなのは驚きでしたが、なんともアメリカ系テーブルっぽさをしみじみ感じさせてくれはしました。
なお、魚と合わせるよりはお肉向け。パワフルでストレートに殴ってくるような白を欲しい方にはグッドデザインかも?

うーん、まぁ平均値って価格かなぁ。

検索中思ったんですが、これもうチアガールって言わないよね?

| アメリカ | 23:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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低価格帯でもド濃厚!ブルガリアロランの超定番品もやっぱりカオスだった。 テリッシュ・カベルネソーヴィニヨン&メルロ2009

うぇるかむ!
当ブログ、推しの国にドラキュラ地区がある訳ですが、その中でも今現在比較的手に入れやすくかつその傾向がわかりやすいワインがあるのです。

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テリッシュ・カベルネ&メルロ2009
はい、またしてもカストラ・ルブラです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
郵便局かな?
電波みたいな感じのゴッテゴテ感がたまりませんネ。チョリーッスの発音でテリーッシュって呼んであげたい。
このワイン比較的最近入荷されているハズなのですが、年号が2009年と若干古かったり。
また、
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今なら謎のお守りがついてくる!
いらないですワ!ソムリエナイフとかワインキャップとか色々カッチョイイデザインを活かして出来るでしょうに・・・・・・
あ、コルクはオリジナルデザイン入っててカッキェーと思います。

作り手は何時もどおりカストラルブラ=ミッシェル・ロランたんコンサルタント。
当ブログでは入手しやすいブルガリアワインとしてこれで3度目の登場であります
毎度ドがつくほど濃厚なんですが、これはその中では最安値のシリーズのクラレット版。
で、サイトによってはミディアムボディとか書いてあります。ほほう、つまりいつもよりは素っぽいしシロップ感が多めのアメリカンな感じかな?
と思いつつもグラスに注いだのでした・・・・・・

香り・味わい(最大5pt)
♥♥♥♥♥♥♥

以上!
最近、この以上!で済ませたくなる事が多いんですが、これ濃いじゃないですかー。ミディアムって書いてるところ全然このワイン呑んでないでしょ?
同時に、ブルガリアワインが今ひとつ国際的評論家の評点がスペインみたいにならない理由がそろそろ掴めてきました。
理由は簡単です。
抜染直後はケイン・コスギより濃いので話にならない
そういえば、テラ・タングラたんとかもそうでしたネ・・・・・・とにかく、ブルガリアワインは抜染から3日間かけるのがベスト!この価格帯でも!!

色はかなり濃い紫になっており、カベルネ系というよりはシラーズ系では?というようなカラーリング。
また、上述のとおり開けたてはとにかくインキーで口が痺れて渋くて閉じてる感濃密でタンニンぐっつぐつ・・・・・・と暗黒の波動をビンビンにしているのでハッキリと美味しくありません。この段階で捨ててしまうと、まんまとフラれたような感じ。
が、大体1時間程度ちゃんとした環境で置いてあげてからが勝負。
香りにカシス感やプラムのジャムの感じがインキーさの中に見えるようになってきてからがスタート!
それでもまだまだシックかつバニラ要素っぽい雰囲気が漂い、一瞬だけカルト感覚を呼び起こさせるのです。
そうなると味わいもずっとこなれたモノになります。ツンデレ。典型的で極端なツンデレワインです。
デレてからは、それでもまだギシギシめなタニックさと渋みがありつつもカシスジャムなどの濃厚さとココア感でずいずいと迫ってきて、それもチープな甘味や酸味もなくドッシリと構えてきます。
果実の強みが爆弾的であり、やっぱりドがつくほど強いワインではあるんですけれども、それってつまり高額の果実爆弾タイプに類似してるんじゃ?と思わせてくれます。
口当たり自体はそれほどミッシェル・ロランを感じさせないのですが、2日も経つと大分スッキリしてくれますし3日目になっても不動の信念を見せてくれるでしょう。
とにかく、長持ちする濃いクラレットワイン。オーストラリアの典型的なのとかが好きな人は絶対すきなハズ。
のんたん(ドムッ!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
1300円だ・・・(cv:小杉十郎太
前は1000円じゃなかったでしたっけ?とも思うですが、これ1300円でもアリです。
濃さやカルト感覚はこのワインでこれまで紹介してきたモノの方が出来がいいですし美味しさもそうした上位版の方が↑・・・・・・なので正直なところ、300円程度の差なら上位版も一緒に楽しんで欲しい・・・・・・ですが1500円アンダーでこのパワフルで強い感じ、嫌いじゃない、ぜ。
とにかく濃いワインをストックしたい、という人には最良の一手かもしれません。
やっぱりカルディ向けじゃないんですよこのシリーズ・・・・・・いや、コーヒーに負けない可能性を持つワインかもしれないからアリなのかしら?
ただし、必ず開けてすぐガバガバ、ではなくある程度の期間設定は必要であります。
よってブラインドティスティングでは時間によって大きく差が出ますから注意が必要です。
09年ですがそんなに澱ってたりはしないから、このワイナリの上位シリーズよりは扱いやすいのですが・・・・・・

というわけで、テリッシュ・ワイナリーよりカベルネ&メルロでした。
この解きほぐす必要性が楽しいと見るか、その前に見切りをつけるかが最大のポイントです。
耐えろ、耐えるのだ・・・・・・

ネットショップでも買えなくはないですがインポーター違いが多くなってきてる模様。まぁ、カルディで適当に買う方が早いかも?

の  ん  た  ん  

| ブルガリア | 21:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Japan Women's wine Awards2015(サクラ2015とか第二回目サクラアワードとか)が今年も残念すぎる件について~やっぱヘンだよワインコンペ!~

うぇるかむ!
去年、当ブログで一番コメントがあってうっちゃりしたのがこの記事でした
で、なんと今年もこのワインコンペが開催されたようで。
ゲゲェって感じなものの、去年は「サクラアワードで検索すると私の記事↑が2番目にくる」という状態だったので
「まぁ、主催側も見てるのだろうし多少良くなってるネ?」
と思ってみたのですが・・・・・・安西先生を呼べ!

sakuragiri1n.jpg
二回目ェッ!

・概要について
基本的にこのコンペのどの辺りが良くないと私が感じているかは前回のをご覧ください。
また、以前の記事は概ねが「ワイン・コンペション全体の問題」でもあります。
で、上記過去記事の上で今回は書いてく訳でありまして、同時に前回の問題点は解決していません。
それどころか、曖昧加減や「サクラ(人的な意味で)使ってるのか?」というようなニュアンスが更に読み取れるようになってて茶番レベルが上がっています。
ただ、多少面白い部分がありましたのでその点については書いておきたい。


新問題点1:アワードの名前が変わりより女性寄りになったにも関わらずやってる事が変わってない
なんと、今回、アワードの名前が公式見解が「サクラアワード」から「『第2回 “SAKURA” Japan Women’s Wine Awards 2015』」にチェンジゲッター!
より女性志向を強調し、かつ以前の名前(サクラ・アワード)での検索がかかりにくくなりました。
ま、まさか、当ブログ効果!?(うぬぼれ
で、やっている事や審査内容などが変わったのかというと、殆ど変わっていません。
特別賞が微妙に増えてるのですがそれも「料理の合わせ」「30歳以下向け」「ベストバリュー」
女性っぽいことといえば「女性醸造家賞」なる謎すぎる賞。
ここがかかげる「なぜ女性によるワインコンペションなのか?」や「女性の価値基準にそった」辺りの答えになっていない訳であります。

新問題点2:コンペ発足の概要パートの情報が酷い
ちょっとこれひどすぎんよー(驚愕
こう、無理やり女性がワインのイニシアティブ!みたいな雰囲気があって怖い・・・というか、今回一番問題だと思うのがこの「女性の好み、ニーズを知るのが~~」という画像のめちゃくちゃぶり――主催がワインスクールの重鎮であるのに――ではないかと思うのでザッと書いておかねばならない。

・女性に人気のスパークリングワインが売れてる:え、シャンパーニュ派の男性って結構多いんですけど・・・?

・女性の好きなパーティーではよりよいワインへアンテナはってる:え、男性がアンテナ出してないとでも・・・?

・女子会の主役はワイン:これも飛躍レベル高すぎじゃないでしょうか?女子会で銘柄みるのってワインパーティーとして開催されたケースぐらいなのでは。

・学ぶことが好きな女性の多くがワインを学ぶ:血液型占いや星座占いぐらい適当スギィ!

・健康志向の女性にオーガニックワインが売れている:え、すごい中途半端な書き方・・・?
まずオーガニックの定義が不明だしこのコンペオーガニック表記限定みたいな事してないし賞の用意もないしSo2無添加かどうかとかの学び要素0ですよね?

・フランスで女性支持の高いロゼワインの消費が上回った。日本でも波及する:じゃあまずロゼワインの特別賞作ろう?次に何故ロゼワインが女性ウケが良いという事で銘打ってるのか。例えば、ワインレポートさんなどでは品質向上と若い世代の登場でウケているとされている訳でロゼ=ピンク=女性ウケみたいな図式が謎。

・女性の醸造家~他女性のワイン仕事人~が増えて個性発揮している:これに関してはその通りではあります。それはハイジ・バレットがスクリーミング・イーグルの醸造家であり、彼女が子供の世話のために自分の家の近くのワイナリしか面倒みていないとかそういうアレコレの付加があってもいいんでない?

・ワイン業界における女性の台頭は女性のティスティング能力の高さを呈示している:←原文ままなのですが、今回最強に「は?」と思ったのがコレ。ソムリエとソムリエールでティスティング能力が違ってしかもソムリエールの方が高い能力を示すんだってさ。そもそも台頭した根拠何なのか、女性のティスティング能力の高さとは一体何なのか。
各個人のティスティングに対する技量や表現性は個人で(その修練など含め)決まるのであって、一括りに女性とするのは逆に失礼では。

と、画像まるごと殆ど「は?」という感じであります。ロゼに対する考え方とか、女性のティスティング能力という文章が特に謎。
ついでに。ワインエキスパートの6割が女性っていうのは、どっちかというと女性の資格取得癖の方に比重がいっている感じですし。
ソムリエ資格を持っている男性ソムリエの多くが笑い話にするのが「実技資格試験にいったら、自分以外が女性(キャビン・アテンダント)で緊張しました^^」であり、ソムリエ資格持ちのうち多くがキャビン・アテンダントなのが逆に問題である(ソムリエ資格持ちがあまりソムリエしてない)くらいなのですけれどもその辺りも「女性が主導権握ってる!YES!」なのかしら。

新問題点3:コメントがつくようになったけどサクラっぷり全開な上に結局採点方法や基準が謎
改善されたのかなーと思ったらむしろ悪い方向に突き抜けるのがこのウーマンなんとかだ(額に手を当てながら)
今回、審査員ワインコメントなるページが最近になって追加されてました。
お、これでどんな感じで評価してるのか、また女性的な視点ってどんなんだろうなぁ・・・?
と参考になるんじゃないかと思ったらなんとびっくり。
インポーターの人が自分のところで売ってるワイン紹介してる。
どういうことだ説明しろ苗木(迫真
メルシャンの人がメルシャンのワインを「審査員として紹介してる」っていうのはこれもう「自分の所のワインを自分で評価しました!」という事でいいのでしょうか?
そうでなく、このエノテカの人がエノテカのワインを呑んだわけではないし評価してないっていうならこのコメントページは何なのか。評価してない人のコメントが乗っている事になるんですよネ?
コメント内容もノート、料理とのマッチング、シュチュエーションという3点なんですけれども肝心の点数は不明です。
100点法を使っているらしいのに、その点数の総合とか一切不明なのは以前から問題だと強く思う所なのですが。何故金賞ワインだとかの点数すら掲示されないのか。
このコメントページにより、より評価が混迷を極め主催のゼニ儲け的なニュアンスが強く打ち出されたのではないでしょうか。
なんで採点時のコメント感がないのか、いっそ例えばエノテカの人が国分のワイン紹介したりっていうクロスオーバーすら出来ないのか。
それなら、エノテカ内でエノテカ大賞とかキメめてる方がよっぽど潔いと思いませんか?
*ただし、3月12日現在「全ワインの詳細ページ」というのが何故かまだ公開されていません。これがちゃんと誰が審査したのか、また評価内容が明確かつ点数までちゃんと出していることを祈るばかりです。

新問題点4:ワインの本数も評価者も増えた
以前の記事で書いた通り、審査員は少ないほうがいいです。
が、今回更に増えてますし以前通りインポーターの人間がちゃっかり紛れてます。どのぐらい紛れてるかは審査員ページで検索してみるとわかります。
これにより余計にワインの評価軸がバラバラになったのは明確です。
全2793本の中から約280名(そのインポーターの人間含め)が4日間で評価(内容謎)をし1223アイテムが受賞!
全てが多すぎィッ!
ワイン・アドヴォケイトやスペクテーターやリアルワインガイドやワイン王国だってこんな雑な人数で雑な不明の評価と資料ままなコメントページを出しちゃいませんヨ?
ぐだぐだだぁ~

興味深い点1:出展ワインの中で減ってる国がある
上述のとおり、エントリーワインは倍になんと増えてしまったサクラ・アワード。
で、増えたパーセンテージ割合が示され増えている国がピックアップされています。
が、減っている国が重要です。基本倍近くワインが増えているのに出展数が減っている国がある訳です。
日本・ドイツ・オーストリアが減ってます
なんだこのブームから逆行した流れ・・・・・・というか日本ドイツオーストリアの懸命なインポーターが回避した?
また、逆に言えばインポーターの出した数がこの数値直結なわけで一部に面白いところが見られます。
相変わらずフランスワインばっかりエントリーされてるっぽいのがハイパー残念なところですが・・・笑ったのはポルトガルの100本。こ、こんなに国内でありましたっけ銘柄?
ソレに対してニュージーランドやドイツは二桁それも50以下というのもスゴくないですか?
明らかにヘレンベルガー・ホーフさんとかのような専門系が関わってない感。
がんばれ、関わってないコンクールなんて無駄に取らせない小規模インポーター超頑張れ!頑張れ!偉いぞ!よしよし!(伊東ライフ感)
なお、ブルガリアの21本はテラ・タングラとカストラ・ルブラとミンコフ・ブラザーズが3分の1ずつだと思いますヨ。
どれも最高賞もらってないけどネ!なんでや!!
(ついでに、そのエントリー報告ページの「サクラアワードへの世界各国から関心の高さがうかがえる結果となりました」という一文も全くもって意味不明で勉強熱心な女性向けの文章とは思えません)

・興味深い点その2:これシルバー取っちゃうほうが不味い
このアワード、強さがプラチナ>ダブルゴールド>ゴールド>シルバー
となっていて完全に「ブロンズだと売れなそうだからシルバーね」みたいな名前づけがされているんですが、要するにシルバーとってると相当マズいですよ!
この辺りがコンクール受賞系の欠点であり、そうしたメダルでの評定の改善をしてこそ女性向けのコンクールになるんですが・・・・・・さておき。
シルバーまでは受賞ワインが乗っている訳なんですけれども、つまり載ってしまっている結果
「へぇ、同じ会社でも安いコッチがプラチナで高いコイツはシルバーなのか」
という見方が出来るのです。それも同じインポーター(同一にお店に並べてある可能性が高い)でデスヨ。
これはリスク高くないですかネ?
かのパーカーポイントで有名なのは
「マジック90を取ったワインは表示するととても良く売れる。89点は在庫が残る。両方の点数表示を外して並べると同じ程度に戻る」
というモノなんですけれども、各店舗でこれは良く考えなくてはならない。
自分の所のワインを全部放り投げてそうなヴィノスやまざき&メルシャン、エノテカなどの大手ほど余計に差別化をこんなところで測ってしまって大丈夫なのか?という気がします。

例に出すと、大量にバッドヴィンテージの2011年カリフォルニアをDGにしたヴィノスやまざきですけど、一方で一番価格の高い同社メルローとかにシルバーがいると。

このシルバーを取ってしまったワインは中身がどうあれ今後売れるのか、それとも抱き合わせ商法するのか。
むしろこのアワード、銀賞ワインの売り方や売れ方がどうなるのかが楽しめるかもしれませんな。

などなど、なかなかに今年も壮絶なネタを提供してくれましたSakura Japan Women’s Wine Awards 2015。
やっぱり改めてこういう大掛かりなコンペの黒い感じ、良くないと思います。
特にこのアワードでは賞の取らせ方、採点者の選出および採点の不明確さ、女尊男卑するあまりワイン講座の代表が指揮してるとは思えぬワインに対する世界感の語弊を与えかねない文や表明・・・・・・
あ、特にって表現いらなかった色々とダメさが目立ちます。
せめて評価者の公正さや人数と責任の絞込は必要でしょう。他の雑誌とかは最低限そこは誰が呑んで何点つけたか明記してるのにそれすらコンペ形式はしない、というのが日本のワインコンペの(いや、世界中のワインコンクールの)最大の問題です。

それと、最後に。
評価の良いワイン悪いワインに関わらず、どのワインも呑んでみなければわからず、なおかつその上でこのコンペの評価は価値が極めて薄い
ということであり
評価ワインが不味いということではない
のは改めて書いておきますね。
個人的に評価しないワインがプラチナにいたりしなくもないですが、ポールクルーバーなんかはプラチナ当然やろーとかオモイマスシ、←こうした意見も主体性は「シンクさん」のものであり「画面の前の貴方」の評価でもないのです。

というわけで今年も苦言してしまいましたサクラ・アワード。
去年と気持ちは同じ。こうしたコンペで業界人に飲ませる前に、一般消費者への波及と口にいれる方法を考えるべき。
ワインを売るためにこういう謎の賞を取らせるのが本当に広告となるのか、またそれが最良の宣伝方法なのか・・・・・・
ワイン業界、まだまだやれることはありそうなのに、と端から見てると歯がゆいのでした。

正直、ジャンシス・ロビンソンにこのアワードの評価を聞きたい。

あと正直なところを葉山氏にも聞きたい。なんでかわからないけど、女性醸造家良く見てる気がするし。

| コラム | 19:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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鳥さん!手に入れやすいシラー&ヴィオニエ・・・ちょっと鰻が食べたくなる? ローガン・ワインズ・ウィマーラ・シラーズヴィオニエ2012

うぇるかむ!
ここのところアメリカ続きでしたが、小休止しまして今日はオーストラリアのテーブルスタイルからひとつ。

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ウィマーラ・ローガンワインズ・シラーズ ヴィオニエ2012
鳥さんカワイイ!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(鳥さんカワイイので+♥)
鳥さんカワイイ!!!
以上。
ジャケ&アッサンブラージュがシラーズ&ヴィオニエなので購入しちゃったワインです。
なんかこう「おまえなんなの・・・?」みたいな冷めた表情の鳥さんですが、ヒタギ(Flycatcher)という鳥さん。
このローガン・ワインズのウィマーラというシリーズどうやら品種ごとに鳥さんが違うようで。ついでにウィマーラとはアボリジニ語で「絶景」という意味らしい。鳥さん関係ない!

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裏はシンプルなのですが・・・ん?なんだこの輝いてるノハ?金・・・賞・・・?
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うわぁ、全部価値なし!(個人的意見)
ついでにサクラアワード金賞だって超マイナスですよソレ・・・・・・・

作り手は元薬剤師のピーター・ローガン氏。妻のハナ女史がマーケティングを担当しているファミリー系ワイナリ。
アローズ・フィールドなどの大手での修行経験があるみたいですネ。
ニュー・サウス・ウェールズの作り手であり、コンクールにはたっぷり参加しているものの肝心の固有の評論家評価はイマイチとれておらず、アドヴィケイトでも同ワイナリの別ワインで87点、今作は89点とマジック90に至らぬ状態です。
インポーターも大きく広げているワインのひとつであり、ファミリー経営とはいえ小規模にはあらず。
いつもなら確実にスルーするタイプなんですけど・・・・・・鳥さんの可愛さ罪だよネ。

香り・味わい(最大5pt)
♥♥♥♥♥♥
品種ぽい感じは良く出てるかも・・・!
シラーとヴィオニエというローヌ的な、しかし意外と見当たらないブレンディング。
その雰囲気は結構感じられるモノになっていました。

色は赤紫でそれほど濃くはなく紫比重が高めではあるものの透けます。ド濃くはないです。
香りにどこかメロンっぽさがありつつ、シラーからくる紫果実。それとスパイスが黒胡椒が明確であり、またなんとなーく花っぽい香りがします。
ちょっと造花っぽくて、割りと作り物っぽい気がしないでもないところはネック。
味わいはシラーで良く言われる黒胡椒っぽさを、どことなく感じられるヴィオニエの花っぽさで〆るスタイルです。
ちょっとプルーンが入ったシラー感に、スイカの皮系の青臭さがそれなりに出ていて、それから白ぶどうそのものと山椒に胡椒といったスパイスが立ち上ります。
アフターはどちらかというと白ワインっぽい感じでマスカット感と山椒で終わるのは特徴的かも。
全体の構成はバラバラであり、統一感がないのですが個々の要素で見ればヘンな甘さなどはなくシンプルにはできています。
セクシーではないものの、スパイス要素などの効きは強かったりしてちょっと惜しいワインという感じがしました。
好きな要素はあるのに、何故か萌えないキャラクターってたまにいません?そんな雰囲気。
ラベルは萌えるのになぁ・・・

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
1000円後半のテーブルワインとしては妥当といいますか、特筆するほどではないかなぁと。
ここより低価格になるともっと雑だったり人工的っぽさが強く出るワインが多い中、健闘はすごくしてると思います。
ただ、安いワインっぽい感じはちょっと残っているかも。
飲むタイミング次第ではもっと化けるかもしれませんネ。ついでにいうと料理と合わせたいタイプ。
もしかするとブラインドティスティングだと、もうちょっと評価があがるかもしれなくて(スパイス要素は単調だけど豊富だから、1700円っぽくはないかも)それがコンクール出店の多さの理由かもしれません。

というわけで、ウィマーラシリーズよりシラーズ&ヴィオニエでした。
悪くなく良くもなく。という評点にいたりますが価格帯や土地柄考えるとこのシリーズ、もしかしたらピノとか割りと面白いかも?
またはローヌ&ラングドックの低価格ファンならば試してみてもいいかなーとは思います。
一番の問題は金賞という誇大なマーケティング。奥さん、もうちょっと選んで出店しよう・・・・・・

テカテカした金賞ロゴ外した方が売れる気がする!

個人的に要素持ってるのになんかピンとこない人

| オーストラリア | 22:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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これぞナパ!ナパカベルネのカラテを極めたスゴイヤバイ級メイドクラレット! ベクストファー・カタ・カベルネ2011

うぇるかむ!
ここのところ、カリフォルニアのカベルネを中心にノートしてきましたが、これまでを前座とするかのようにこちらを紹介したいのです。

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カタ・ベクストファー・ボーン・ヴィンヤード・カベルネ・ソーヴィニヨン2011
これがファーストヴィンテージとか。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥♥
これからの最新カルトワインであります
ラベルは何か波うったところにかっちょいいkataの文字。
地形なのでしょうかこの波線?
作り手オーナーはデヴィット・ベクストファー。
ナパという醸造地において最強の畑のひとつ、ト・カロンを持ち、ホブスニキやシュレイダーなどがここのブドウを使って100点を出すという「ナパのスゴイヤバイ級パワフルな栽培家」。
そんな彼が「自社発でワイン作ったらどうなるのか?・・・・・・いいね?」
と、ボーン・ヴィンヤードという区画から作ったのが今回のワインであります。
カベルネが殆どですが樹齢60年以上のプティ・シラーがエッセンスに入ってるのが特徴。
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奥ゆかしい白抜きメッセージがカッキェー!
とはいえ、まぁ醸造家にミッシェル・ロランの弟子を呼んでいたりするのですが。
とにもかくにも「あのベクストファーがついに自社!」と大変話題になっているんですネ。
で、名前の「KATA」の意味なんですが、「ベクストファーもやっている空手の型から」とのこと
カ、カラテ・・・・・・!?


「今も昔も、ワインはカラテを極めた奴が上を行くんだよ」

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
凄まじいナパ・カラテだ
まさにナパ味!これ!!これぞナパ!!!Wasshoi!!!!
と叫びたくなること請け合いの(実際半分叫びました)ナパ中のナパであります。まさに完璧な作法と技法と美しさのメイドさん。
そう、ベクストファーはまさに「ナパの型」を示そうとしている!イヤーッ!!
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色は透けないクリムゾンレッド。まさにカリフォルニアよりな熟したカラーリングです。
香りにマイルドなバニラ感と綺麗な果実要素と木々が感じられ、飲む前から完璧で洗練とされた新モノクラレットの堂々たる風格を持ちます。
香りがまずスゴイヤバイ。ミルキー系っぽい路線かと思いきや、果実のエネルギーがカッチリと感じられ、ハーヴィーさ煽るる香りでそれらをスラッとまとめている。
果実感がカリフォルニアっぽいですし、まとめかたも作りこみが感じられるんですが、研ぎ澄まされています。
味わいはもう所作が最高!

まろやかで重厚な口当たり→カシス果実感重点な→クリアさが保たれたあたたかいココア感→後抜けがミンティーで高貴→充実の余韻1分

これがナパ・カラテの型であります。最高。
ココアっぽさやミンティーさがこの地域、割りと特徴だろうなぁという気がするのですがそうした2大要素がとにかく上品に仕上げてあり、つよいカシス&プラム果実要素とバランスを持って芸術的に仕上げているのです。
とてもクールでありながらエレガンス。グラス内変化率が低めで芯が強い。ブラーボ。渋谷凛か?
私はよくよく、このタイプの素晴らしいカベルネを飲むとメイドさんに仕えられているような気分になるのですが、このバッチリすぎる黒髪ロングメイドさんぷりは呑んだ人なら解るハズ(!?

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
最高のメイド味を知りたければ、呑もう!
以上!
価格としては3万円近くてしょっぱなから強気なカルト価格であります。
が、これこそあからさまにナパワインなのだ!
惜しむらくはかなりのレアワインに既になっている事で入手困難な事。
熱心なワインヘッズは財布の爆発四散を覚悟。

というわけで、カタ2011でした。
突然のカラテネームについついニンジャスレイヤー要素(っぽい感じ)でお送りしてみましたが、これすごい疲れますネ・・・・・・
とにかく、思わず大興奮で怪しく更新しましたが、恐ろしいナパ・クラレットが登場してしまったなぁという感じです。
オーパス・ワンからワインを始めた身として、とにかくニッコニコの珠玉であります!

実際スゴイ

Wasshoi!

この子ら辺にメイド服着せて花瓶掃除やカトラリーの準備をさせてごらん?これよ!

| アメリカ | 22:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ソノマ版組合ワイン、そのクラシカルな作り込み! ランチョ・アレキサンダー・カベルネ・ソーヴィニヨン2010

うぇるかむ!
じみーに最近クリスチャン・ムエックスが来日したのを今しがた知ってショックでした。
私好きなんですよ、クリスチャン・ムエックス大将。未だに前回の来日時にしてみた質問内容への返答は忘れませぬ。スワリング超します。
さて。
そんなクリスチャン・ムエックスなんとペトリュスを兄や弟子に任せエノテカ向けブランドから手を引いてしかもカリフォルニア(ドミナスとか)に集中するとのこと。びっくりです!
今回はムエックス大将とは全く関係ないワインですが、こういうワインをムエックス大将プロデュースで飲む日がくるかもですネ。

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ランチョ・アレキサンダー・カベルネ・ソーヴィニヨン・アレキサンダーヴァレー2010
ソノマ産クラレットであります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
まんま農家です
ザ・農家って感じのカラーラベルが実にほのぼのしい雰囲気。フランスだったらシャトー(洋館や城)なんでしょうけどね。それにしたってここまでバッチリ農家じゃないのっていうのは珍しい。
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裏も特筆する感じではないかも。

作り手はこうしたほのぼのしいラベルとは裏腹にド大手です。
プラタ・ワイン・パートナーズという大規模の会社がソノマに展開しているものの一つで、簡単に言っちゃうと組合ワイン。
ワイン・バイ・デザインというプログラムを組んだりして、ニューヨーク・ヤンキースの公式ワインを作ってたりするメーカー。
そのためでしょうか、このワインに関してもあんまり情報が転がっておらず、ソノマのAVAアレキサンダーヴァレーまで区域している組合ワインという程度にしかテクニカルデータは集まりませんでした。
ラングドック辺りが好きな方には「なら安くていーじゃーん」と思われるかもしれませんネ。
さて、そんなワイン実力や如何に?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(好みによって+♥)
お、思ったよりもクラシカル系!
シックで酸が強く、タニックさもそれなりにハーヴィー・・・みたいな、典型的ボルドーっぽさがあります。
メドックワインって気分。あくまでもそこまで高級な感じではないんですが、どことなく良く出来たワインにはなっていました。
多分、13%後半っていう度数も重要な気がします。

色はクリムソンレッドでそれなりに透けはします。
香りにカシスと草っぽさがストレートに出ていて、甘い香りは控えめに結構土感あるどっしりした印象。
樽っぽさやバニラ感はほぼほぼなく、まぁそういった熟成行程をあまり経過してないんだろうなぁという感じ。
味わいも同様にストレートにカシスの感じがまず出ています。
しかしながら口当たりはそれなりに丸さがあって、メルロっぽい口当たりの良さはそれなりに。
全体に品が良く出来上がっています。甘すぎず酸とタンニンがしっかり出ていて「メドックのお手本」と言われて飲まされても不思議でないような仕立て。
余韻までそれほど甘味がでしゃばらずにシックで、タンニン感が最後に残るという。
おぉ、とことんまでクラレット。まるで60年台とかの映画のような佇まいすらあります。古き良き。
したがって、そうした向きにはいいのですがそれほど特徴的でもないという。
このワインに近いようなメドック格付けのワインもチラホラ思い当たりはするものの、そうして思い当たったワイナリに私あんまり良い評価下してないしなぁっていう。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(セール2000円前後なら。定価3000円なら♥♥♥)
このワイン、どこでも今現在セールなうです
なぜか、このワイン妙にセールが展開されているみたいで、大体2000円前後で買える模様。
定価3000円だとうーん普通(同じ地域のSIMIよりは良いと思う)なのですが、この1000円の差は大きいといえましょう。
ソノマの単一AVAでこの値段であれば、とりあえず買いですし価格でも今なら多くのメドックワインよりもグッド。
謎のボルドー金賞ワイン買ってる場合ではありません。
上述の通り、このワインは擬似メドックワインめいたところが強いのでブラインドティスティングでこっそり忍び込ませるのがオススメです。
提供温度次第では確実にフランス産だと答えさせることが出来ると思います(チリって人が微量いるかも)

というわけで、ランチョ・アレキサンダーよりカベルネでした。
カリフォルニアもボルドーブルゴーニュに続いて高騰しがちな地域ではあります。が、こうして掘り出し物を探す余地が向こうよりはまだあるかなぁって。
例えば、ナパでピノとかネ。この辺りの土地性と同時に自由さがあるのもアメリカンスタイルの魅力です。

美味いかどうかは別として、この辺りと較べた時にバレにくいアイテム(わざわざフラッグシップ貼ってます)


クラシカルなラノベ(って書き方怒られるでしょうか?

| アメリカ | 13:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ワラワラ最古のワイナリー、ワシントン最強クラレットの実力とは? レオネッティ・カベルネ2011

うぇるかむ!
今朝方、クイルシーダというワシントン最強級クラレットで更新しましたが、その双璧とされているワインも同時に飲んだのでした。

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レオネッティ・セラーズ・カベルネ・ソーヴィニヨン・ワラワラヴァレー・2011
ワシントンの最強クラレットの一つですね。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ラベル自体はシックで、どちらかというとイタリア寄りな雰囲気であります。
なんとなーく、柄やその文字配置がイタリアっぽいといいますか・・・・・・
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ただ、ボトルのオリジナルっぽさはアメリカらしいかも?

作り手は元々はレオネッティ夫妻。名前まんまでありますナ。
1977年設立で夫妻でよっこらやってたらそれがとにかく好評。
日本国内では正規輸入があるにはあるものの、現地ではメーリングリスト5年まちもありえるワシントンカルトのひとつ。
このワイナリの特徴は「評論家の平均値が高い」ということにあります。
今回のものの一個上の「リザーヴ」版こそアドヴォケイト100点の経歴がある(このワインですら95点以上)んですけれど、実は他紙においてはクイルシーダよりも平均値が高くて、ワシントン最強クラレットはこっちのリザーヴじゃね?というワイン雑誌の方が多いそうな。
ポイヤックっぽい!と表されるワインであり、今回の年もこのワインで94点は何とか維持。
2011という貧弱ヴィンテージとはいえ、まぁワシントンの雄としての風格は保っているっぽい。
業務用で消えることのほうが多いとされるこのワイン、その実力とは・・・・・・?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
むせる
(ボトムズ感)
とにかくシガーレットボックスのような、大人のダーティーな香りがするクラレットでした。
まろやかとか、ラムっぽいとかそんなものよりもとにかくむせかえるようなシガー感。
これはクイルセダとはなるほど確かに大きくスタイルが違います。

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こんな感じでワシントントップクラスどうしで比べると(レオネッティのが格落ちとはいえ)如実に異なり、コレ同じ産地だと当てたら逆に味覚音痴の域です。もしくはもう本当漫画キャラを超えた天才!

色は、中心地が赤紫が強く透けないカラーリング。
香りからしてタバコ&葉巻の感覚にスパイスというしぶーい感覚。
これだけだとむしろチリっぽいといえましょう。果実のカシス感も渋い路線入ってます。
あまーい香りが殆どしないのですね。ずっと重たい印象。
味わいも全体にタニックさにつながります。
果実にカシス&プラムがあってそれもタンニン感に。
シックなタバコ&葉巻の要素もタンニンに。
余韻もしぶーく〆てあり、タニックさを強めに感じるところは否めません。
が、そのハードボイルドさが実に切実につくってあり、とてつもなくシックなんですが、少し漂う熟成から本来くるハズのキノコ感などもほのかにみえて、かつそうした渋みの中にエレガントさも垣間見える。
故にツンツンはしすぎておらず、おおらかさを感じられる。
果実感がそれほど高くないし、そうしたタンニンへのつながりが多いにも関わらず、品格とおおらかさがバッチリ・・・・・・多分これ、もうちょい寝かしてオッケーなワインナノデス。
まさにハード。まさにクール。
ワシントンが如何にシックさとエレガンスを持ちえる土地であるか。
それを証明するようないぶし銀ワイン。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥
シックなカベルネをお求め?ならばコレ
価格そのものは2万円近いのでお得すぎィ!とは言いがたいのでありますが、最高峰のワシントンカベルネとしての風格は十分。
また、料理合わせには使えるタイプであるとは思います。
どちらかというと、アルマヴィーヴァとか好きな人向けかしら?
あんまり泊が日本ではないワインなので、一般的なプレゼントにはイマイチかもしれませんが、ワイン通へのアイテムとしては最高峰の逸品であることは間違いありません。
ワインが好き、と言った時にこのワインを好きなワイナリーに数えられたら結構な通かなって感じがただよいます。

というわけで、レオネッティより通常版カベルネでした。
正直なところ、個人的にはクイルシーダより評点高かったりしましたが、ちょっとクセが多いのも事実。
この味、皆様いかが思うでしょう?私は大人の魅力が溢れててグッドだという判定ナノデス。

個々のお店ごとでは仕入れていても本数は少なめの模様。


コスパを最高にしなかったのは「この辺りの傾向がある」からかな

ある意味こんな感じ(どんな感じ!?

| アメリカ | 23:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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新ヴィンテージもド濃いゾ!クイルシーダ・クリーク・カベルネ2011

うぇるかむ!
ワイン界隈はヴィンテージでどうこう・・・・・・と言われたりしますが、変わらないクオリティといいますか醸造力というのもあったりします。
例えば、このワイン。

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クイルシーダ・クリーク・コロンヴィアヴァレー・カベルネ2011
最高峰のワシントンカベルネですが・・・・・・

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
相変わらず写真に収めにくいキラキラとした山脈ラベルがカルトの証。
以前、2010年を紹介しておりますのでこの項目は省略していこうかと
ヴィンテージは1年違い。あまり良くないヴィンテージといわれる2010年、それを上回る最悪さとされている2011年(どちらもカリフォルニアのうえのほう中心の評価とはいえ)。
つまり、全体的に火力が弱まっているとかんがえられるわけですが・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
去年と何も変わらないッ!
以上!解散!
で済ませてもいいのですが、一応サクッと。

色は中心から内側までハッキリとした助けないクリムゾンレッド紫寄り。
香りにパワフルすぎるぐらいカカオやココナッツ。
果実感というよりまずこの醸造パワー満彩の香りが出てるわけであります。
味わいもその強さが主立っていてココア&ハーブの濃密な味わい。
濃厚さが激しく、それを整えてはおり嫌味や苦味を持たずに最後までラム酒のような甘さ、バニラの香りでフィニッシュ。
余韻自体はとんでもなく長いです。料理と何あわせていいかわからぬ。
・・・・・・ね、2010年とあんまり私の印象変わらない訳です。
最近クイルシーダの評価が落ち気味らしいのですが、それはある意味ではマンネリ感とかブームが過ぎたといった部分にあるようにも思えます。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
よって、ここの評価も以前と同じであります。ワシントンらしいっちゃーらしいのですが、しかしワシントンはこういうスタイルばっかりでもないのは覚えておいていただきたく。

というわけで、クイルシーダ・クリークの2011ヴィンテージでした。
いやぁ、恐ろしく変わりませんでしたのでサクッと更新してみました。
このバランス感覚、嫌いじゃない、ぜ・・・・・・

王道カルトの風格はありますよね。


こういう味の時、しょっちゅう貼ってるキャラ

| アメリカ | 09:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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エレガントなサンジョセフは熟成するのか? ジャン・ルイ・シャーヴセレクション・サン・ジョセフ・オフル06

うぇるかむ!
今日は久々のシャーヴ様。半年ぶりぐらい?

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ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
詳しくは以前書いての通りであります
が、私はこれまでこのワインに関しては10、11と呑んできてたんですけれども今回は06年です。
バックヴィンテージなのか蔵出しで取っておいたモノが再配布されたのかまでは不明。
素性は基本的には変わらないハズなので、単純に10年近く熟成した場合サンジョセフがどうなるのか?という検証にと。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
あれ、なんかバローロっぽい?
果実要素は極端に抜け落ちていて、その変わりバローロの構成要素のような花感が強く出ていました。

色は意外と赤さが強くクリムゾンレッド。エッジはそこそこオレンジが入り熟成感があります。
香りにも花っぽさが強めに存在し、ダシとキノコ要素もハッキリ。
この段階でフルーティーさなどはなく、ついでにスパイス要素も若いころはあんなにあったのにここには見られませんでした。
味わいは実にビター。アルコール感覚も強く、それでいて熟成要素が全体に強め。
バローロ的な花の要素はしんみりと広がり、それらとダシで構成し余韻も短めにフィニッシュ。
エレガント感のある延長線ではありますが、どこか抜けの多いような気がしたのでした。
というか、飲み頃過ぎてる気がしてなりませんでした。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
熟成ワインとしては面白い見方も出来ますが、そうした用途以外の方はとりあえず新モノ買っておいたほうが良さそうな気がします。
というより、元々このネゴシアンシリーズがそんなに熟成考えてない=すぐ呑んで美味しいシラーであるということがわかりやすいかも。
上位版が熟成するかどうかはまだしも、このクラスだとここまでは寝かせない方がパワフル美味しい感覚を良くわかっていただけるかと思います。

というわけで、久々のシャーヴ様でしたがちょっと評点は低め。
逆にじっくり寝かせたエルミタージュとかは飲みたくなりましたけどネ。
シラーも案外と飲むタイミングが難しいのだなぁとちょっとシミジミ。

もしも売っていれば検証はしやすい価格帯

それにしても我ながら「ダシ」って日本人にしか通じないし私は割りと鰹だし前提なんだけどそういえばそうでも無い人もいますよね反省

| フランス | 13:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ドイツワイン版シンデレラプロジェクト?若手のリースリングその実力とは クリフハンガー・リースリング2013

うぇるかむ!
今、私がとっても毎週楽しみにしているアニメがありまして。


それがアイドルマスターシンデレラガールズ。通称デレマスアニメ。
個人的にモバマスと呼称したい、かなり前からポチポチやってた課金で有名なソーシャルゲームのアニメ版なんですが、とてもイイ・・・・・・
武内P×しぶりん=クール最強
というわけで、今日・・・っていうか明日?・・・放映のこのアニメでは新人アイドルグループの活躍を描く内容なんですけれどもドイツワインにもそんな感じのモノがありましてネ。

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クリフハンガー・リースリング2013
モーゼルのリースリングの直球っぷりでありますネ。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
ラベルは安っぽいといえば安っぽいのですが、なんか切磋琢磨してよいしょよいしょしてます。
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裏も基本的な感じですね。

ただ、意味としてはそれっぽいといいますかドイツのらしさを表してはいるんですよね。
断崖絶壁をよじ登っている、という様がまさにモーゼルならではの「超急斜面での栽培」のことを端的に表しているという。
作り手はモーゼルユンガーという若手生産者15人の組合のうち、4人が参加して作っているのだとか。
ね、シンデレラガールズっぽいでしょ?
無名の連中が作るリースリングということで、低価格だし特別賞をとっている訳でもないのですがその実力といいますと・・・・・・

香り・味わい(最大5PT)
♥♥♥♥♥♥
まさに初心者向けワインにしたい感じ
ドイツの真骨頂、甘美味いリースリングなのですがその割にドライさが伴っている辺りがイイ感じです。
たまーに甘いリースリングというと(スイート仕立てでなくても)なんかダレた甘さを感じてあまり進まない事もあるかと思いますがコレはしっかりと出来ていると思う。

色はクリアで黄緑よりのカラーリング。
香りは単一にシトラスのタッチで多少塩っぽさと薬品感がありつつ、果実系の酸も雰囲気でとらえられる程度には。
味わいは何とも涼しいタッチの甘さで柑橘系がサラッとしており、フレッシュなグレープフルーツフレーバーで最初から最後まで通しています。
っていうか、グレープフルーツのお酒って言ってバレない瞬間がある。
あんまり凝った果実感の強調や甘味の押出をしていないのがわかるんですが、その結果、モーゼル・リースリングの素っぽさは感じられるんですよね。
夏場にもイけてそうなシトラスのフィニッシュとか、あんまりシロップめいた甘さが強すぎないというような。
良くも悪くも、あんまりお金はかけてなさそーな作りであるものの、素朴にいい感じなんですよね。
丁度、上述のアニメデレマスの4話が「各アイドルの紹介用に日常ビデオを撮る」という話なんですが、あんな感じ。
固有のネームドキャラって強さは出てないんですが、なんかみんなかわいいですねーっていう。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥
1000円台後半の白として妥当な作りといえるかもしれません。
まぁまぁなワインといいますか、ガッカリはしないような感じかな。
特筆してグッド、でもないんですがそういう気軽さは褒められるところですし、そういう意図を持って作っている節もありますから、やりたいことが出来ているという。
あくまでもデイリーワインとして家でサクッと開けてみてください。
ちなみに、実は肉料理・・・・・・特にウィンナーとか・・・・・・との相性はこういうタイプの白ってとってもイイので、かる~くウィンナー茹でながらアニメみたりするのにピッタリであります!

というわけで、クリフ・ハンガー・リースリング2013でした。
実は今、まさに今日のデレマス向けに開けたのを鍋を突付きながら呑んでいるなう。

深夜アニメをゆるーく見るお供にぴったり
【E】クリフハンガー・リースリング 2013

【E】クリフハンガー・リースリング 2013
価格:1,706円(税込、送料別)


アニメキャラならしぶりんがカッコよくて好き

原作ではぶっちぎりで好きなのがこの子。唐突にアニメで声がついたらこのブログ辞める必要が出るぐらい貢ぎそう(まさかの危機!

| ドイツ | 21:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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クリス・リングランドスタイルの真骨頂は簡単に熟さない!オーストラリアのパーカー100点の3分の1をとる実力とは・・・愛宕さん!? グリーノック・クリーク・アプリコットブロック・シラーズ2005

うぇるかむ!
私個人的に好きな作り手にクリス・リングランドがいます。
理由は「安くてもカルトっぽい仕上がりのシラーズを持ってくる」から。オイリーさと果実要素を強く押し出しつつ飲みにくくはない(呑みやすいとは言っていない)なワインを作る天才、彼のコンサルトで・・・実は自身のワイナリよりも・・・最も100点をとっているワイナリがこちら。

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グリーノック・クリーク・バロッサヴァレー・アプリコットブロック・シラーズ2005
オーストラリアシラーズの代表作の一つです。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥♥
ラベル自体はクラシカルでオシャレ文体に平凡な文字という何ともシンプルなスタイル。
オーストラリアの場合、こういうの高級な場合が大体だったりしますが・・・・・・まぁ、特筆する程はないかなぁ。
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裏も特別あるわけでもなく。

醸造オーナーはワフ夫妻という方々で、元々は石造りの土方の夫婦なんですね。
で、それが1984年に初リリースしたのがここのワイン。
ヘンチキやロックフォードなどの代表的シラーズメーカーで修行したとはいえ当時はずいぶん思い切ったことしたなぁって感じでしょう。
が、ここのローエンフェルトロードという畑のワインがパーカー通算6回、更にクリークブロックが2回パーカーポイント100点を叩きだすんですね。
これがオーストラリアで最もPp100点獲得です。知名度の高いトルブレック・ランリグはこの間ようやく1回ですから、差が歴然としています。
また、フィリップ・ホワイトというオージーのライターが
「アイエエエ!?このワインを飲むには医者が必要不可避!10分かけて飲まねばしめやかに失禁!」(意訳)
と私みたいな誇張表現が多いワインブロガーもびっくりな評価をしていたり。
そして、作り手といいますかコンサルタントがオーストラリアきってのクリス・リングランド兄貴。
当ブログでも何度か紹介済みの彼の、自身のワイナリよりも世間評価が高いのがグリーノックなのです。
醸造方法はなるべく秘密にしてるそうですが、樽に同オージー最強ワイナリのひとつペンフォールズから何故か5年ぐらい使った樽をもらって新たに組み直すという訳わからんことをしたりしてます。
なんともカルト・ワインの風格があるワイナリの・・・・・・正直なところあまり目立ってないシングルヴィンヤードではありますが・・・・・・実力や如何に?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
的確に私好みのHだけど品のよろしいシラーズ
うん、カンペキに私好みですネ。シラー系のもつセクシーでダイナマイツでスパイシーな感覚と、同時に高級品が持ちうる品性の良い円形感やエレガンスがカンペキにバッチリ噛み合って揃っています。
それでいて流石クリス兄貴だけにどこか特徴的なオイリーさなどが含まれているという個性もある。いやー、それほど注目度の高くないブロックでコレだとローエンフェルトロードは相当ヤばそうです。

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本場オーストラリアでも、これを前日に飲むと次の日の朝は仕事が出来ません!

色は紫さは抜けていてクリムゾンレッド。
香りにバター、ココア、チョコなどのとても強い香り。
2005年ものと思えぬ強い醸造香です。
スパイスっぽさは比較的薄めで、果実もリキュールっぽい印象。
味わいはそうした醸造のパワフルなバタっぽさがありつつも、非常に綺麗に酸が整いあまやかなチョコ感とマッチして魅力的!
若々しいにも程があって、ムチムチとしたココア要素にソース程度に抑えられた紫果実のミックス。
爆弾的、という表現が適さないんですネ。確かに甘やかさと醸造のパワフルが感じられるんですが、甘味と酸味は予想よりは抑えられている(これは熟成の為とも言えますが)
飲みくちはリキュールチョコのようなビターさと甘さが一分以上残ります。
これこそバレンタインに飲みたかったかもしれません。
スパイス要素よりもまろやかで果実の感覚が残りやすい、というシラーズ系の王道を往く出来栄え。
一流ショコラティエが作るチョコレートのような、甘味とビターさをもちつつ、なおハッスルしちゃうワイン。
豊満で明るく、大胆だけど品も持ちナイスプロポーション。そう、「艦これ」なら愛宕さんそのものであります!


愛宕さんを飲むようだ!!!!!!(フィリップ氏に反抗した意味不明な評論なう)

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥♥
1万円中盤なら明らかにグレート!
完璧なまでにカルトシラーズです。それでいて、この値段のシングルヴィンヤードということで許せるものではありませんか?
こうした高額ワインが買える方は、是非ご購入検討ください。
シラーズの代表格レベルの出来栄えを知ることが十二分に出来るでしょう。むしろ、これ以上濃いと日本のワインファンにはキついかもしれませんし。
ラベルが案外と地味なので、プレゼントにはワイン通な人オンリーで。
オージーの実力を知らしめたいなら、これをワイン会に持っていくのは十分にあり。
ただ、もしかすると独り占めしたくなるかもしれない感じかもしれませんネ。

というわけで、グリーノッククリークより、アプリコットブロックの2005年でした。
なんとも私好みの直球で、まるで自分のオーダーメイドのように感じちゃいました。
やっぱりシラーズこそ☆粉砕☆玉砕☆大喝采☆強靭☆無敵☆最強☆フハハハハ☆
ナノデス。

この価格見た時に「やすい!」と唸ってしまいました

フラッグシップ的なこちらでも5万なら、本家クリスニキと比べると許せるかもしれない。

ぱんぱかぱーん♥

| オーストラリア | 22:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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マンデラ大統領の家系がワインづくりをしている興味深さ。 デンブ・ハウス・オブ・マンデラ・シラーズ2014

うぇるかむ!
定期的に南アフリカワインを買うようになってまして、今日もその中から一本をと思いまして。
ましてまして。

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ハウス・オブ・マンデラ・シラーズ2014
南アフリカの新モノなシラーズであります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(ファンなら+♥以上?)
ラベルはかのマンデラ大統領が良く着ていた服の柄だって
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裏に書いてありました!
で、下のほうにマンデラファミリーって書いてあったりしますが本当にこれマンデラ大統領の家系(娘と孫娘)が経営してるワイナリーなのです。
まず「マンデラって誰よ?」という方はご検索ください。名言集みたいなのも沢山でてくることでしょう。
ワイン業界的には「アパルトヘイト解消によって南アフリカが世界のワイン産業に参加できた」というのがとっても大きい。この大統領が頑張って解消してなかったら南アフリカのワインが日本に届くという事もなかったって話。
で、そんな南アフリカどころか世界レベルでガチ英雄の方の一族がやってる安レーベルがこのシリーズであります。
作り手は元フェアヴューのアーラン氏。南アフリカ大手からの引き抜きでありますね。
当ブログ去年のコスパ部門でノミネートされてるこのワインの作り手といえばわかりやすいかしら?
そういう経緯がありまして、テーブル価格帯の南アフリカのドがつく程の大手ブランディングです。
あ、一応フェアトレードであります(ところでこのフェアトレード認証って効果どれぐらいあるノ?)
さて、その実力や如何に?

香り・味わい(最大5pt)
♥♥♥♥♥♥
この感じ・・・南ア仕込みだなァッ!
っていうか南アフリカそのものって感じがしますね。
酸味がどこか強いんだけど、安っぽさは薄めで飲みごたえがありつつスッキリしてワインとしてまとまっている。
南アフリカの個性といいますか、らしさは十分に伝わるワインです。

色は案外としっかりめに紫度があり、ダークではないもののちゃんとしてる印象。
香りからは果実感の方が強めにあって、色味よりも赤果実が目立ちます。
特にアセロラっぽさかしら?南アフリカにありがちっちゃーありがちな酸味の強いスタイルを香りからも感じられます。
同時にシラーズ系のプラムがソース程度にサクッと。多少シロップっけはあるもののそこまで甘々でもありません。
また、あんまりスパイシーな印象を香りからはウケないでしょう。
味わいは標準的なシラーズらしいスタイルになっていて、果実が主体。
果実感はジュース的でみずみずしく赤果実紫果実双方が見えています。
加えて、あんまり醸造的でもなくスッと入りつつもスパイス感、それと果実っぽさの強い酸味がやってきてサクッと終わる感覚。
高級感は流石にないかな、というのが正直なところでありますがしかしながら酸の立ち方や甘味がダサすぎない為、何気にドリンカピリティはある。
樽っこさが無い分、結構ガバガバとやれるバランスで、低価格帯としては秀逸な出来といえましょう。
カリフォルニアだと甘すぎる、ローヌだと渋すぎるという向きにはオススメ出来るスタイルかな。
アニメ的にはすごくライトな甘々お姉さん的な感じかな。ついったーとかで「こんなお姉さんいたら萌えるよね!」と唐突に出てきたモブお姉さんぐらいの感じ。
プロフィールやデティールで良さが決まるというよりは、パッと見の「あるある」で好まれる感じでしょうか。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
1000円前後なら文句ありません!
この出来栄えで1000円前後なら誰が文句がいえましょうか?
税抜きならむしろ1000円アンダーであります!
1000円アンダーのシラーズというと、もっと薬品っぽかったりヘンにチープな甘さがあったりする(某カンガルーとかネ!)もので、しかも迫力だけは持とうとするからヘンなバランスのものも多いのですが、このワインにおいてはそうした要素を上手にスルー出来ていると私は思います。
格安シラーの選択肢として、南アフリカは間違いなく選択肢にいれるべきであることを、国民的英雄の子らが証明してくれている。
そういうエピソード力もありつつ、お家で空けてくだしあ。
なんか南アフリカっていいなってホッコリ出来るワインです。

というわけで、デンブ・ハウス・オブ・マンデラ・シラーズ2014でした。
南アフリカの1000円台のどこが良いかというと、その独特な酸味のつく産地(これこそテロワールだよネ?違うカ?)であるが故に安くてもチープさが軽減されている所。
このクラッシックでダサくはない部分がワイン通に今、とても好まれているということだと思います。
そうした南アフリカらしさをちゃんとマンデラ大統領一族の経営するワインが持っている。国を代表しているという自負がどこか見えるかもしれません。

どんなのが来ても許せる値段ではありますが、ちゃんとシラーズしてますヨ

ニッコニコやなマンデラ
ネルソン・マンデラ 自由へのたたかい

ネルソン・マンデラ 自由へのたたかい
価格:1,296円(税込、送料別)


最近タートルネックってこんな感じになってしまいましたが、こう、閉じててもいいじゃない?

| 南アフリカ | 22:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ラングドックロゼの名門、老舗の良く出来たロゼ! ドメーヌ・ド・ロルチュ・クラシック・ロゼ(ベルジュリード・ロルチュ・ロゼ)2013

うぇるかむ!
今日は何気にひな祭りだったんですが、後30分もない状態あわわわわ・・・・・・
というわけで、何故かそうした女の子シーズンはロゼっていうしきたりがワイン業界あるっぽいので習おうかと。

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ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
なんかオッサンがオシャレこいてるというラングドックとかイタリーっぽい雰囲気のラベルが特徴的。
ロゴのベリジーヌ・ロルチュがむしろセンスいい気がします。こういうラフさ、とてもラングドックらしくてグッド。
作り手自体は1981年頃開業とフランスとしては古くはありません。しかしながら、このロルチュ山脈の下で畑を耕し作り始めたパイオニアではあります。
当時未開拓だったそうで。目立った評論評価はないものの、地域では人気があるワインということになっております。
むしろ、サッポロのネットショップが詳しいかも。元サッポロで今はフィネスって感じなのかな?
微妙にレア度は高めっぽく、そんなに流通しているところを見るワインでもないのですが、ラングドックロゼということで物珍しいしラベルが絶妙なのでレッツ試飲。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
ワォ!どっしりシッカリなロゼだ!
それもそのはず、品種がシラー・グルナッシュ・ムールヴェードルのGSMブレンド。豪州とか寄りのスタイルでそりゃ重たい。
同時に、赤ワイン好きには嬉しい感じにこってりしたロゼになっています。とにかくスッキリなロゼ好きには向かないかな?

色は割りと強めにピンクさが出ており、この辺り赤ブドウオンリーっぽさがありますネ。
香りにローズ感と少しのマロングラッセ、薬草なども若干入っており。
いちごキャンディっぽさよりも紫ブドウのジュース感がある。
味わいは全体に濃厚さがみられ、白ピーチがつややかな。桜っぽいフレーバーも感じられ甘味と桃&チェリーのアフターが長めに持続します。
酸味もチェリッシュに入っていてクドくない程度の持続性なのがヨロシキ。
ロゼって基本的には料理と合わせて飲みたいモノが概ねなんですが、これは日曜日の朝から単品で呑んでもいいような雰囲気があります。
甘味の果実充実度がとても高く、単品でもドリンカピリティが高いのは強みといえるでしょう。
先日更新したミラヴァル(プロヴァンス)に比べて明らかに濃いスタイルになっているのでこれは好き好きかしら。
マッサンだとあれです、北海道の姉さんいるでしょ(メガネと結婚した)あんな人柄。
頼れる姉貴のロゼであります。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ロゼ好きは既にたっぷりケースで買ってる?
価格が2000円ちょいというお手頃価格なのが実に嬉しい!
知ってる人はごっそり持ってそうな実に懐の深いワインになっています。
ロゼの中でも強いので、カンペキなロゼ向け料理に使うよりも通常の食中前菜ぐらいからメインその1までをこれ一本で楽しませてくれそうな・・・って、あんまりコース料理詳しくないのですがネ私。
安めの試飲会では活躍度高いと思います。プレゼントにはちょっちラフすぎるので向きません。
自分の家で何となくじゃぶじゃぶ飲むワインです。クーラーバックに入れて外飲みもオススメしたい!

というわけで、ロルチュ・ロゼ2013でした。
ロゼ人気が世界レベルで進行しており、今後の値上がりも考えちゃうところではありますが、このぐらいの価格だとまぁ良心的といえるんじゃないかなーって。
ロゼ=あまりものの時代から選択してロゼを飲む時代。その渦中においてまさに王道を往くワイン。

これからの季節にもイイしね。

ロゼの似合わない桜キャラでも納得のたゆんたゆん感!

| フランス | 23:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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