オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

2014年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年01月

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今年最後はブルガリア〆!ロランコンサルトの超カオスワイン カストラ・ルブラ・ヴィア・ディアゴナリス

うぇるかむ!
昨日は酔っぱらい、今日は夜に予定がありまして、今年の最終更新になります~。
という訳で、私の2014年デイリーベスト8にこのワイナリを添えた理由です。

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カストラ・ルブラ・ヴィア・ディアゴナリス08
すっごくカオスなワインであります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的に+♥)
まず、このワイン、専用紙梱包があります
5xfln.jpg
うーん、この段階でデザイナブル。
ラベル自体もなかなかオシャレに決まってますし、こうブルガリアワインというよりはスペインかイタリアめいて見えますネ。
ただし
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裏がブルガリア語!
ワイナリーのカストラ・ルブラ自体は以前クラッシックというエルミタゼ版をご紹介しました
今回のセパージュは「メルロ・カベルネ・ルビン・マヴルッド」だったハズ(少なくともメルロとブルガリア地品種の構成は間違いないかと)でしかも08年とそこそこに寝てます。
そう、私の大注目のブルガリア地品種です。その実力といいますと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
うっぉお!濃い!!カオスの権化だ!!!
タンニン自体はこなれつつも、ロランコンサルタントワインの中でもちょっとクセのある面白い味わいになっています。
その割にまとまりがいいというスタイルは変わらず。

色は完全に紫系。黒っぽいぐらいです。
香りにスミレっぽさや紫果実各種の煮付けの感覚に少しのシガー。甘味感はそれなりに出ています。
古くなってる感じはありません。樽っぽさが多少落ち着いており、それよりも果実が強め。
味わいはまず渋み(タンニン要素)と果実感が同時にせめてキます。
グッと強いスタイルの中に、ここからがカオスたるっぷりで
「ボルドーとローヌとイタリアのマイナーなのとワシントンとオーストラリアみたいな空間」
になります。何言ってるのって?
果実感などに具体的でクッキリとした鮮明さはありません。ただ、凝縮して赤果実と紫果実の両方が見えてはいる。
またどこかワシントンなどにあるような樽使ってるなーな雰囲気がおりまざり、イタリア系の花のような香りが段々と見えてくる。
こうした導入の仕方がどこかオーストラリアを思わせるんですが、最終的に何かユーカリオイル系ハーブ要素と花で終わる。
バラバラに各地のおいしいワイン要素が渦巻いているのです。
どこか作られた複雑さ。濃いタイプであり、しかもバランスはとれてないのに旨味は高い。
うーん、カオス。666の魔物がいるようだ!

コストパーフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(ただしマニア向け)
これで1600円ぐらいなら大いに楽しい!
これが私がベスト8にこのワイナリーを加えた最大理由です。
正直、そもそも選外にするべきか入れるにしてもどの位置か・・・・・・とクラッシックの段階では結構迷いました。クラシックも私けっこう好きなんですが、そもそも好きなエルミタゼブレンドですし趣味すぎるのかなぁと。または他がイマイチだったらなぁ・・・・・・という事で買ったヴィア・ディアゴナリスでしたがマジキチ度と私の好み度ではこっちのが上でしたネ。
このワイン、問題点があるとすればそれはまず「販売している店がKALDI」な事。
あのKALDIに謎の紙づつみがされて置いてあるブルガリアワインですよ。
で、買うとですね、これ08年のアルコール度数14%以上なので
pXiob.jpg
すっごい澱砂たまってる感。ベッタリですよ!以前シラーズ買った時とかもこんな事ありましたが!!
ムチャクチャ中級者以上向け要素が多いんです、KALDIで売っているのに。敷居高すぎィ!!!
そうした色々な不幸が重なってるおかげで、こんなカオスなワインがKALDIに行くと割りと買える事があるという事。
年末最後のお買い得情報であります。KALDIでセールやってたら、このワインだけを買うのが今のところベスト。

という訳で、カストラ・ルブラよりヴィア・ディアゴナリス08でした。
実はもう一本KALDIでは別のチリワイン買ってるのでそれは来年抜栓しようかと。
かなーりイマイチなワインを取り扱ってる取り扱い方も良くないお店、という印象だったKALDIないしオーバーシーズインポーターにこの掘り出し物がある事がとてつもなくポイント。
KALDIさんは不味い安カリフォルニアとか売るのやめて、こういうヘンテコラインをしっかり管理して売っていただけるとワイン通的には喜ばしいです。

楽天では今回のワインは売ってませんのでフラッグシップっぽいのペタリ。まぁ、KALDIいけばディアゴナリスは買えますから・・・

中田譲治ボイスがたまりません

私、小杉十郎太と七夜使ってました。

| ブルガリア | 09:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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2014年の感覚~一年間振り返って~

うぇるかむ!
本当はこの記事、明日2014年最後の更新にと思っていたのですが
酔っぱらいすぎてしまったので、ぐだぐだとするために今書きます。


これを偶然にも手に入れることが出来て、今日から1月2日ぐらいで飲みきろうと思ってたら旨すぎてついついボトル半分以上呑んでしまうなどと。おかげでロクにノート更新出来ないんですよ!
今年、この後継機に2014年ベストNO2(1位はシンクアノン様)をつけたばかりですが、訂正したい・・・2013でも美味しい自然派無添加ワインぞよと・・・・・・

さて。個人的にベロベロになっている言い訳はしつつ今年一年なんとなーく振り返ってみます

・とにかく今、ブルゴーニュとボルドーがピンチ
これを感じた人は多いのではないでしょうか?
この2つの地域、いわゆる「人気トップ2であり、これら以外をクソワインとする原理主義者が存在する産地」であった訳ですが、相次ぐ値上げ。
00年ショックからずっと値上げが続いているボルドー、そして今年の収穫不良を理由に価値があがっているブルゴーニュ。
特にボルドーの値上がりっぷりは悲惨であり、2011年なんて平凡気味のヴィンテージも「収穫量が少なかったから」と下げ幅が大きくはない。
ブルゴーニュもぐんぐんと値上って、いよいよリアルワインガイド誌が
「値上がりに備えたルージュと他国特集」
を組むにいたりました。
ブルゴーニュの生産者の比較試飲をし、現地取材をし、実験を徹底して行い、ボルドーを割高ということでコーナーから除外したリアルワインガイド誌がこういった特集を組む段階で「ブルゴーニュは終わってる」と判断するのはそれこそリアルなのではないでしょうか?

それでも、フランスは売れます。ブルゴーニュもボルドーも売れます。
某キバヤシ氏がニコ生でやっているワイン放送で某元NTTドコモ超重役が「ドイツにロクなワインはない」と言い切るのが日本の高級ワイン購入者です。
今、我々はそれでいいのか?を本当は改めて考えるべきだと「ブルガリアワインにバリュー一位をとらせるブログ」としてはうったえたいところです。

・テロワールなんて言葉は捨てるべきか?
ワインほどミクロクリマ(畑の細かな違い)が語れるジャンルもないとは思いますが、私としてもやっぱり何よりも重要なのは生産者ではないかなーと思うんですネ。
持っている畑を活かす=テロワールの表現=当然のこと
という図式をこれまたリアルワインワインガイドが打ち立てていましたが割りと同意しやすいイメージです。
私はマンフレッド・クランクルが2010ヴィンテージで「テロワールなんて安直な言葉は撃ちぬく!」と書いた事に強く共鳴します。
・・・・・・とはいえ、安いワインには明確に「国の傾向」が見えたりするのもワイン業界。
この辺りの旅はもう少し続けていきたいですね。

・結局自然派ブームなの?
今年、そこそこに聞かれたキーワードは
「スペインリオハ」「イタリア地ブドウ」「ニューワールドやスペインの自然派」「ロゼの消費増加」「オレンジワイン」「ドリンカピリティ」「樽を使わない醸造方法」
などなど、自然派よりの印象が強い気がしました。
ただ、これらはワインのトップ筋が出してきているキーワードで初心者向けではないかなとも思います。
同様に「南アフリカ」などの新たなニューワールド感覚(当ブログのブルガリアとか)に入れ込む人が増えている点もあります。
こっちの方がボルドーブルゴーニュ盲信よりは個人的には好ましかったりするんですけれども・・・・・・
さておき。
とにかく「ナチュラル回帰」「アンチ・パーカーのじじい」的な風潮は前々からあったものの、特別に今年はその波を受けた気がします。
ある意味では日本ワイナリーブームからの発展というか、近い感覚のモノをあげられているようなケースも多い気がします。
しまいにはワイナート田中氏は「壺で作ったワインすげぇ」みたいなのを月間田中ことワイノット?でやっているぐらいですからネ。
このナチュラルへの回帰は日本では一度「赤の自然派ブーム」で短い間行われていました。
その時は完璧に正しくない情報が飛び交いまくった訳ですが、そうしたヘンなブームを抜きにした自然派ブームがちゃんと結実するのかは注目です。

・スペインブームが続きつつ、ドイツにもチャンスが
国ごとでいえば、多くのワインジャーナルはまだスペインを向いている気がしてなりません。
個人的にはそんな事なくないデス?
って気分なんですけれど、去年からスペインバルブームがあって、そのまま継がれている気がします。
少しリースリング復権めいた記事も見ましたが・・・・・・うーん、どうかな?
来年以降もスペインが続くのか、他がとってかわるのかは疑問。
超個人的には「ドイツが白と赤両方で評価されてアイテムが増える」「オーストラリアのピノの再評価」「ブルガリアブーム」辺りを激しく推したいんですが・・・・・・ブルガリアは難しいかなー。ドイツはワンチャンスがかなりあると思っています。

・ワイン評論の今後
とりあえず、パーカーたんの威厳はすごく落ちている。目に見えて今年わかりました。
それは何故か、というとパーカーワインがそれほどは売上が好調に見えないという短期的な目算もさることながら「アンチ・パーカー的な発想が各所に目立ったように思える」からです。
それは日本ワイナリーブームしかり、上述したブームしかり、そもそもパーカーがだいぶ歳とりすぎている説やら、スペクテーターも充分影響が見られるという情勢しかり・・・・・・
凝縮したアメリカンスタイルからの逸脱、というのはだいぶん前から話されつつもいよいよ本格的にそうしたワインの率が今は減っているように思います。
同時に、基準としてどこかの誰かしらに頼らなくなっている(そうした時代にこのブログやってる私もちょい悲しいですが)。
とはいえ、一般消費者は店員さんに聞いたのをただただ脳みそ0で鵜呑みに買っていたりする事が、ヴィノスXまざきの売り方でも明らかなのは変わらずです(ヴィノスやXざきはメルシャンに買われて良くなってくれたら嬉しいなぁ)

・日本でのワイン消費が増えている!?
そんなデータがあがっているそうなのですが、個人的にはこれは
「縁まで注いだカバなどの貧相さが目立つもの」
による効果もあったのかなー?なんて思ってしまったり。
ただただ酔っ払う為に呑むなら、ビールでもワインでも一緒で、そうした酔っぱらい消費がワインにも増えていると。
嬉しいと見るべきか、悲しいと見るべきかは個人の裁量ですが、ごく個人的な話をすれば「そんな安カバをたくさんつがれたからって嬉しくないでしょ?満足しないでしょ?」
というところではあります。
消費が増えているからとにかくOKというのは業者側からすれば当たり前なのですが、少ーし違う気もします。

・来年、ワインはどうなるか?
とりあえず、オーストラリアの関税撤廃はよ(キレ気味
さておき、2015年と2010年台も中盤にさしかかる今後・・・・・・
ま、どうなるのかなんて誰にもわからないのですヨ、神ですら・・・・・・(意味深

| コラム | 23:40 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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3級最強。厨2力煽るる、マルゴーアペラシオン1級クラスの活力。 シャトー・パルメ88

うぇるかむ!
年末ベストも発表しちゃって、えっらく気の抜けている私です。あ、ちょっと色つけて見やすくしたのとコーナーを上に出しました!
さて。そんな中、いくつかまだ当ブログで掲載していないワインがありましたから、その更新。まずはグレート部門12位にしたこちら。

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シャトー・パルメ1988
もう皆さんご存知ですよネ?

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥♥
いつ見ても、超かっちょいいラベル
ボルドーワインのラベル中ではムートンの好きな年号と同じぐらい好きかも。
実は、当ブログでのパルメ紹介はなく、ヒストリカルを「ひとりぼっち~」さんで紹介していたという
ネーミングセンスとかが、どこか中二病っぽかったり(セカンドがアルテ・レゴないしレゼルヴ・デュ・ジェネラルですよ!)ヒストリカル・センチュリーという特殊ワインを販売したりする手腕がたまりません。
ボルドー格付けの中でも、妙にやってる事が派手と言いますか、なんか奇をてらってる感じがあるような。
チャールズ・パーマ(パルメール)少将が買い取ってその名前がついているというワイナリ。いわゆる「スーパーセカンド」のひとつです。
現在の総支配人はトーマス・ドゥローという方。あんまりパルメ以外で名前は見かけないかもです。
その超名声得まくってるのにもかかわらず、オージーブレンドワインとか作っちゃう感覚が、私はボルドーの中でも特に好きだったりします。
88年という年号自体は、マルゴー村周辺は「まぁ、普通の」ヴィンテージといった具合でこの年はむしろグラーヴが良かったりするという。
なので、そこまでは期待せずに呑み始めたのですが・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
やっぱパルメはすごいなぁ・・・
シミジミしてしまうワインでした。
ボルドーにそれほど好意的でもない私ですが、この辺りを飲むと「うぉおおボルドーしゅごいいい」と唸ってしまいますネ。
ほんと、高騰してるのやめてほしいワー。

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色はわかりづらいですが、かなりオレンジが入っています。
とはいえ中心はまだまだ枯れた感じはありませんね。
香りにダシ感が強めに出ていて、干し椎茸や漢方などのオリエンタル要素がハッキリしています。
果実要素は香りから自体はそれほどみられません。
味わいはかなり滋養があるチャイナティー、それでいてマルゴー村ワインの特徴である明るく広がりがある口当たり!
割りとメルロに定評があるパルメだけに、オールドヴィンテージになってもまろやかさが健在であります!!
タニックさ、果実の感覚は梅系でアフターに少しミルキーな要素も残しています。
カシスやプラムもまだわずかながらに感じられ、飲み頃だったのではないかと。
複雑さが充分にあって、存在感がとても高い。
日本ではマルゴー村は人気が高い、という定説がありますがそれもわかるような気がするスタイル。
呑んだ瞬間に宇宙的開放感、卓越したクラレットでした。

コストパーフォーマンス(最大5PT)
コスパで測るものではない(買えれば割りとお得かも)
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まぁ、パニエが必要なワインですからネ。
仕入れインポーターや保存状態が関わるので、必ず上記のように優れた熟成クラレットの表情を見せてくれる訳ではないんですよねー。
今回はそんなに業界で評判が良くないエノテカ仕入れでしたが、これで充分に実力が感じられるのだからどこでもokかもしれませんが・・・・・・
1988ヴィンテージがそれなり程度なので(大体がしてパーカーたんはこのワインに89点しかつけてないし)、価格が3万アンダーで手に入るっぽいところは注目に値するとは思います。
人気が高いワインではあるので、投機もそれなりにはアリ。バースデーにコレを使ったら最強の域ですが当然取り扱いには注意を。

というわけで、パルメの1988年でした。
パルメ様すごいなぁという他ないワインでした。ボルドー格付けに関しては、ハッキリいいまして
「評論家評価の高いワイナリ以外は割高。そして評価の高いワインはもっと高い(たまに隠れてイイのがあるが)」
と、お買い得さはかなり吟味しないとならないのは事実。
その中で、不動の安定を保つパルメの活力には頭があがらない思いですネ。

80年台後半としてもコレってお買い得?
[1988] シャトー パルメ Ch. Palmer

[1988] シャトー パルメ Ch. Palmer
価格:25,056円(税込、送料別)


アルターエゴな

そしてコレ。このセンスがボルドーで最高。

| フランス | 21:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ベスト・オブ・2014! ~円卓の12ワイン~ 

うぇるかむ!

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ようやく私も選びました、2014年ベストアワードであります!
今年もたっぷり、大体年間700本分ぐらい(ティスティング一杯のを含めたら)飲みましたが、その中でも
・最高にグレートな赤ワイン(無差別級)
・コストパーフォーマンスをびんびん感じたワイン(5000円アンダー部門)
をそれぞれ12個選出いたしました。
悩んだのですが、私自身の白ワインの経験力や比較力の低さを考慮して、「2014年中に呑んだ赤ワイン」に絞ることといたしました。
え、なんで12個かって?君らアーサー王とか超好きでしょ!!
というわけで、円卓の12ワイン開幕☆

*あくまでも当ブログの評価です。味の絶対保証は誰にも出来ないことを肝に命じて!
*また、ヴィンテージや状況の違いでワインの味は変わります。その事もよく加味くだされ。
*当ブログでまだ未紹介のものやもう販売されていないものもあるかと思います。ご了承を。

~赫奕たる12本~

・第12席
シャトー・パルメ88

[1988] シャトー パルメ Ch. Palmer

[1988] シャトー パルメ Ch. Palmer
価格:25,056円(税込、送料別)


今年呑んだ80年代古酒の中で最も驚かされたワインを12位に。
そして、早速まだ当ブログで更新が間に合っていないワインであります!
流石のパルメという出来でそんなに評価の高く無い88年でありながら、マルゴー村らしい口当たりの広がりや果実かんを少量残す技量には思わず「流石」の一言でありました。

・第11席
ハーラン・エステート2010


今回結構悩まされたのが「ナパカベどうしよう?」でした。
そこそこにいいナパカベ・・・・・・オーパス2010とかかなり出来がいい・・・・・・のですが、完成度の高さだけを見るとやはり価格分ハーラン・エステートがすごかった。
あまりの価格ながら、その作りは「ナパカベの完成形」の姿であり、隙がない。隙がなさすぎて逆に拍子抜けしかねない出来栄えであります。
価格を見れば当たり前なワインではありますが、なるほどと納得するか詐欺だと思うかは呑んでみればこそでしょう。

第10席
サンプレフェール・コレクション・シャルルジロー2011


さて、ヌフであります。先立ってネタバレしますと、今年はヌフの評価が高いのです。
その一旦を担っていたのは間違いなくこのサンプレフェール。白のマグナムクレレットもめちゃくちゃ出来のいいこのワイナリ、女性的で優美なグルナッシュの体現者といえましょう。
バランスの良さでは今年の中でも相当上位だった事を伝えねばならない、珠玉の出来栄えです。

・第9席
ビオンディ・サンティ2004&2010


これもまだ当ブログで出せてなかったかも。イタリアのブルネッロをランクインさせたいのです。
2004年と2010年を私は今年中に呑んでいるのですが、特に04年の熟成ブルネロの実量には脱帽モノ。
とにかく素晴らしいバラの庭園を彷彿とさせる具合いは、最高峰のサンジョベーゼスタイルないしイタリア最高峰という自覚があるように思えてなりません。
リンクは当主が死んでしまっているらしい07年を張っておきますね。

・第8席
ドメーヌ・デュ・ペゴー・キュベ・ダ・カーポ2010&レゼルヴ2010



デました、ペゴー先生であります。そして、2つ合わせた上でのこの順位ランクイン。
それは、今呑むならレゼルヴを、もう少し経ってからならダ・カーポの方が良いだろうという判断から。
とにかくすさまじい密度のワインであり、もはや意味不明であった程。
まさに「力のグルナッシュ」の本流といえるでしょう。

・第7席
ベルンハルト・フーバー・マルターティンガー・ビーネンベルグ


今年、私が衝撃を受けたワインレベルで言えばトップ3に入るものであります。
そう、「シュペート・ブルグンダーはピノ・ノワールを超えるのか」という隠された秘宝ぶりに・・・・・・
00、02と何回か呑む機会があった訳ですが、どれでも文句なしに凝縮感のあって紅茶感のあふるるスタイル。
再注目されるべき土地ドイツ・・・・・・と、これまでドイツ否定派だった私を覆すに充分なワインです。呑んでないのはもったいない!

・第6席
コールドストリーム・ヒルズ・ピノ・ノワール2012


そんなフーバー様を上回ってると思わせるアイテムはコレでした(好みの差だと思うけど)。
これを呑んだ時の「え、なにこれすごくネ?」ともはや焦るような出来栄えに衝撃を受けました。
その作りはリジェ・ベレールなどの優れた生産者が作る「完璧な作り込み型のピノ」その最たる出来栄え。
一昔前にブームだったワイナリ、という事で今はそれほど注目されていない様子なのですが、疑いようもなく最上位のピノ。

・第5席
バイオニック・フロッグ・カユース2004


チャールズ・スミスのメンター・・・・・・何事も暴力で解決するのが一番だ!
と言わんばかりのハイパワーのワシントンシラーをベスト5に連ねたいと思います。
当ブログの最高峰基準を完璧に満たしたワインです。ラベル・味わい・コストもまぁまぁ。
私が呑んだのが2004ということもあってタイミングでブレ幅があった様子なんですけれども、ワシントンシラーの濃厚かつクールな作り込みは確かに感じられ「美味い」というより「うんまーーーーーい!」ナノデス。

・第4席
シャトー・ラヤス・ヌフ・レゼルヴ2005


エレガント系ヌフの最高峰を今回はこの位置におしたかった!!
個人的にシラーの方がローヌでも好きなのですが、しかし今年呑んだ上ではラヤスの05より格上のグルナッシュは覚えていませんネ。
同じく呑んだ01だったらサンプレフェールやダ・カーポは俄然並ぶんですが、とにかく05の出来・・・・・・ああ、また飲みたい。

・第3席
ブーケンハーツ・クルーフ・シラー2011


「飲めたら幸運」
そんな言葉が伊達でなく、紛れも無い事実であるという南アフリカのシラー。これはスゴい。
日本における完全なるカルト。シラー最高峰の候補にして価格が1万円アンダー(ただし入手超困難)。
もしも日本に来ているらしい120本が全部買えるならば、その価値はDRCロマネ・コンティに並ぶのでは?
シラー好きのワインオタクとして、文句なしにヤばかった一本です。一位にしようか3日ほど迷いました。

・第2席
ルーシー・マルゴー・ルッチ・メルロ2013


当ブログとしてはかかせない、ルーシー・マルゴーのメルロ。
そう、オタクdeワインという当ブログとしては「これをプッシュする他ない」のであります!!
ラベルデザインのキワモノ具合、自然派的なメルロの出来栄えが予想外にセクシーでかつ世界観を持つというまさに偶然の大ヒット!
メルロ、というよりただただ飲みまくりたいハイパー自然派。日本のワイナリが見習うべきは、おフランスではなくルーシー・マルゴーだ!!!

・首席
シン・クア・ノン・ファイブシューター&ダークブロッサム・シラー



ですよねー
以上。当ブログはよっぽどダメでないかぎり、栄誉殿堂入りするべき勢いでクランクル夫妻の手法を世界最高のワインだと確定させます。
マーケティング、味わい、その風格全てが世界最強。2010のテロワールに中指突き立てる声明文や2011の奥ゆかしさまでトータルで一位。
ぶっちゃけ、値段オンリーで話せばブーケンハーツの方がオススメ度がありますが、そういうのをもはや超越してやはり「なくてはならない存在」だと思っています。

~2014総括~
念願のシンクアノン様を飲めたぞ!
という私自身の目標達成はさておき、我ながら思ったよりグルナッシュをランクインさせた印象があります。
好みの問題で上位こそシラーが占めますが、中域にはヌフが存在しローヌという地域の強さと言いますか面白さを思わせてくれますね。
ピノは実のところ、フランスもランクインしうる存在があるのですが(ロベール・シヴュニョンとか)それらを差し押さえてしまうだけの魅力がシュペート・ブルグンダーとオージーピノにあったというのが私の回答です。
逆に、シラーズが検討に入りませんでした。ヌーンとかパーカーたんが今年の一位にしたランリグ2010とかも呑んでるんですけどね。この辺りは理想とするシラーのスタイルであるかどうかが関わっているのかも。
2位にメルロを添えざるを得なかった、というかルーシーには今後も期待が高まりますが、自然はゆえのブレっぷりがあるので来年どうなるかは一番注目したいです。
パルメの12位はかなーり悩みました。しかしながら、その品格と出来栄えで13位以下な面々と僅差ながらイン。クインテッサ、オーパスをギリギリで抑えた感じかなー。
イタリアも今年はそれほど発見はなかった感じといいますか、エトナを徹底調査したもののそれほど成果といいますか確定的に良い評価が出来なかったのが最大のネックだったのかも。ネレッロ・マスカレーゼは私の好みだけど、私の好みに過ぎる感じがあったのでした。
そういう訳で、ローヌ品種がやっぱりシンクさんの中で強かったもののピノのこれからを見たくなるラインナップとなりました。


~格安たる12本~

第12席
フェアヴュー
(ゴーツ・ドゥ・ローム)

一発目から南アフリカのパロディワインであります!
まさにローヌのお株を奪うばかりのワイン。定番の安美味ワインのひとつですが、この値段においてはやはり実力者のひとつだと言う他ないと思います。

・第11席
ファースト・ドロップ
(オール・ハーヴェスト)

オーストラリアの最新鋭イカレたブレンド。まだ当ブログ未掲載の漫画ラベルワイナリー。
これもいわゆる「毎年ラベルや比率を変えている」ワイナリーで、個人的に怪しくてとっても魅力的なアッサンブラージュがなされています。多分、私の好みに直球なテーブルなんだろうなぁと。

・第10席
ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクション
(モンクール、オフル他)

「あれ、グレートの方にシャーヴがいないな?」と思った方は当ブログの常連さん確定です。
という訳で、今年はこちらにランクインさせたく思うのでした。もちろん、エルミタージュは極めてヤばいのですが、今年はグルナッシュ勢が上手だったということで。
それにしても、このオフルの出来栄えの恐ろしいこと!買い付け葡萄という本筋とは別枠なのに、多くのシラー主体ワインより美味しいのだから・・・・・・必ず当ブログを見る人はなんらかの形でシャーヴ様を呑むこと!

・第9席
ヴェラモンテ
(リトゥアル)

ホブス先生を第9位に。当ブログでは2013年版の更新がありましたが、今年になってからも(ヴィンテージが新しくなってからも)適度にリピートしてます。
ラベルのファンタジックメルヘンなかわいさも大変素晴らしいのですが、なにせ独特の個性をもつ味わいにカサブランカ・ヴァレーの将来を楽しみになってしまいますネ。
特に現行ヴィンテージは全体のバランス自体は良くなっています。一瞬だけ、DRCを思わせる瞬間が必ず来ます。見逃すな!

・第8席
カストラ・ルブラ
(クラシック、ヴィア・ディアグノリス)

ミッシェル・ロランがブルガリアでワインをコンサルトした結果、ミッシェル・ロラン史上最も安価で美味いワインができています。
というより、まさに今、ここのヴィア・ディアグノリスというのを飲みながら更新しておりますが、凄まじくシックでなんと「複雑さ」を持ったワインなども存在!
熱帯系の甘さが強めなこと、インポーターとそのターゲット向けでないこと、そしてブルガリアという嫌煙されがちな土地であることのみが欠点です。

・第7席
ボデガス・カテナ
(スタンダード、アラモスなど)
カテナ  マルベック [2012]Catena Malbec

カテナ  マルベック [2012]Catena Malbec
価格:2,149円(税込、送料別)



アルゼンチンの至宝。とりあえず、アルゼンチンはここを飲めばおっけーなワイナリーをこの位置に。
何が良かったのかというと、低価格帯のクオリティが総じてまろやかで品位を持ちつつ安っぽくない点。
アラモスシリーズなんて、泡もピノも良質と何がなんだかわからないですし、本懐のマルベックはまさに典型的というにふさわしい出来栄え。今後も栄えてくれるといいのだけれど・・・・・・

・第6席
シェルター・ワイナリー
(シュペート・ブルグンダー)

シュペート・ブルグンダー、とても迷いました。あんまり入れ過ぎるとここまで全部シュペート・ブルグンダーになりかねない・・・・・・という訳で、ひとつに絞ってみました。
ベッカーやベルヒャーを差し置きつつ、この小規模極まるワイナリーのシュペートブルグンダーは茶葉系の濃い口ながらすごーくホットナ気分にさせてくれるタイプのピノ。
冷涼、故に温かい甘さ。その体現性のトップが今年はコレだと思いました。単純明快さで言えば抜群。

第5席
ビスケルト
(ラ・ホヤ・カベルネ、エコスデルーロ、メルロ)


冷涼な海近ワイン、それをチリがこれほど体現してるのが素晴らしいワイナリ。
大手故に来年どーなってるかわかりませんが、ここ最近のこのワイナリーは大抵旨いので見抱えたら一本買っておいて吉。
あつすぎず、冷たい感覚をもった・・・むしろフランス寄りのスタイルであり、現在難しいボルドーの安旨ワインの代打として完璧。
正直、どの位置にしようか迷った(入れること自体は確定してたけど順位で迷った)んですが最終的には高めの評点としました。決め手は「大体どれでも良さ気で万能度が高い」から。

・第4席
ラ・カラブレッタ
(ヴィナイオータ、カラカラ)

カラ・カラ・ロッソ[NV] ラ・カラブレッタ

カラ・カラ・ロッソ[NV] ラ・カラブレッタ
価格:2,203円(税込、送料別)


価格は安めで熟成感っぽさが見える特殊なワインが飲みたい?
よろしい、ならばカラブレッタだ!
ネレッロ・マスカレーゼを集中して呑んでた私が「これが価格が安いし特徴出てるし、これでいーじゃん」と呆然としてしまったのがここのワインです。
今年、インポーターのヴィナイオータさんの為に仕込んだというヴィナイオータ版が特に素晴らしいので見かけたら即買う事。
色んな「インポーター限定ワイン」が(特にアメリカでは)多いですがそれらとは一線を画する友情のもとに出来た国宝級の功績です。
nvの赤というカラカラもかなり面白く熟成っぽいよーなそーでもないよーな、魅力的なネレッロであり、つまりイタリア地ブドウの中でも面白いってことです。

・第3席
アッシュ・ブルック
(カベルネ、シラー)

去年おんなじ企画をやってたら、ぶっちぎりの1位でした(迫真)
その時は07年。今回は09年で、これもこの後のワイン郡やカラブレッタ辺りの存在がなければ一位確定だと思ってました。
特にクラレットは完璧にオージー+サンジュリアンという作り込みで、クラレットの最高峰をこの価格で提示するのです。
サクラアワードがむしろ不名誉というほかない、ホンモノ度。思わずインポーターがお忍びでワイン展示会に来てるときいてサインボトルもらったぐらいだもんね私。

第2席
レミー・フェブラス
(ヌフ)

今年はヌフがよかったなぁ~という根拠その2。
びっくりした。ヌフがこの値段でついでに旨い。すごくヌフ。パワーよりバランスで果実レベルの分逆に繊細さが出ちゃったという、なんとも怪我の功名か?という感覚に成り立つヌフ。
ヌフをもしも呑んだことが無い方がいらっしゃるなら、入門にコレをオススメ出来る。北ローヌにシャーヴ様、南ローヌはこれでイける。
クリスマスも大変楽しめました。本当、驚きの価格。

・首席
テラ・タングラ
(オーガニックマルヴッド、ヤトラスルビン、ヤトラスカベルネ)

ですよねー
これを始めて試飲会で呑んだ時の衝撃は今も鮮明です。(今はヴィンテージがかわってすぐでちょっと落ち着きがないかも)
マヴルッドという謎土着から生まれるまるでナパカベルネ感。ルビンというシラーとネッビオーロの掛けあわせ品種というオーストラリアのやってそうな事をブドウ品種からやっちゃった危ないパンドラの箱が見事に結実している加減。
濃いめ低価格における究極。それが今年のテラ・タングラでした。
私が感動を受けた2011年オーガニックマヴルッドなどはもはやネット上で見かけられませんが、もしも店頭においてあったら即購入して確かめてみてください。
これが安い理由はブルガリアであるが為。そして、ブルガリア地ブドウの今後にワクワクしちゃいます。

~コスパ2014総括~
ブルガリアが本気すぎた。これが私の結論です。
今回は、テラ・タングラとカストラ・ルブラをとりあげていますが、まだまだブルガリアワインはそんな私も未開拓ですし例えばミンコフ・ブラザーズなんてピノも特徴的で面白い。
日本へのバルク率が高く「安い国産はブルガリアの変なブドウなんだぜー」という不名誉はもはや、ない。
世間がスペインや南アフリカに注目する最中、私はブルガリアに向かいたいと思っています。特に、マヴルッド&ルビンのブルガリア地品種は今後世界レベルになることを予言しなければならない!
次いで驚いたワイン、といえばレミー・フェブラス。ローヌやラングドックはフランスの良心でありますが、まさか「ヌフ呼称」でこの価格でこの味というコンボはいやーたまげた。
アッシュ・ブルック、カテナ、カラブレッタ、ビスケルト辺りは常連として今後も紹介していきそうな気が今からしています。
特にアッシュ・ブルックとカラブレッタ。この辺りを入荷しているインポーターには敬意すら覚えます。
ドイツからはシェルターワイナリのみにしましたが、クリエーションだとかクロスターだとかそもそもフーバー様の広域だってここに入ってくる訳で。ブルピノ、カリピノに改めて並んでるんですよシュペブルは!
南アフリカはゴーツのみのランクインでしたが、某ソムリエが激推ししてるネイピア・ワイナリーとかも充分に入れそうなモノですから、やはり注目産地。ブルガリア、南アフリカは今後もトレンドでしょう。
逆に今年はスペインとニュージーランドが低コスパでもランクインしませんでした。理由はその枠をドイツとブルガリアが埋めたからなんですが、来年以降に個人的ヒットが出るといいなぁ。
コスパ部門の方が偏りが少なくランキングが出来た気がしますネ。低価格はそれだけ難しいとも言えましょうか。

~番外:白の5大君





取り急ぎで、白から。どんだけリースリング好きナンダ私は!
最後まで悩んだのが「赤白混合のランキングにするかどうか」でした。そして、結局リースリングばっかりが並んでしまうし改めて私の白の飲み不足が目立ったので今年ヤばかった上位5つをここに掲載するにトドメます。
マルセル・ダイスとシュロス・フォルラーツが次点。
リースリングの復権、そろそろこないかなー。


・・・・・・という訳で!2014年総括でした。
いかがだったでしょうか?
皆さん呑んだことあるのがありました?他のレヴュアーと較べてどうでしょう?
来年も、これらワインを上回るワインに巡りあうことを願うばかりです。
勝利を信じて!

オタクは円卓の騎士大好きなんですヨ!特に2014年は!!

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| コラム | 00:27 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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アワード今夜更新!

うぇるかむ!
という訳で、今夜には更新間に合うかなという感じであります!!
遅くなりまくっててすいませんOTL
思いの外これまでの記事やまだ記事にしていないものの中からまとめるの、形式をどうすかなど難題が多かったのでした・・・
なので、区切りをつけて今夜には!
今度こそ・・・今度こそ(CV:ジェリド・メサ)

| 未分類 | 09:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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看板モノポールはさすがですお兄様! ミッシェル・グロ・ヴォーヌロマネプルミエ・クロ・デ・レア2012

くりすます!
そんな色気もなく、年間アワードをせっせと検討していますが、実に難航しています。パーカーたんまで発表しちゃったし、いーかげんキメねばと思うのですが・・・・・・明日か明後日になりそうかも。
さて。候補に入れようかどうか迷ってるワインがこちら。

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ミッシェル・グロ・ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・ クロ・デ・レア2012
モノポールの文字が光りますネー。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ラベル自体は下位ランクと変わらないミッシェル・グロ。ですが書いてある文字が全然違うって感じ。
ミッシェル・グロは随分前にニュイ・サン・ジョルジュでやりましたっけ。
ただ、その時が♥♥♥なのに対してこちらは最高評価。何故か?
それは、クロ・デ・レアだからです。
先代のジャン・グロから引き継いだ畑がクロ・デ・レアなわけですが、モノポール(ミッシェルが単独で持っている)の一級畑なんですねそれもヴォーヌ・ロマネ村の。
その為、知名度としては「ジャイエ神のクロ・パラントゥー」についで「グロ家のクロ・デ・レア」といった具合のまさにレアワインな訳です。
フラッグシップ自体はグラン・クリュのヴージョに軍配があがっている訳ですが、まぁ多くがむしろクロ・デ・レアの方に期待を寄せているんですね。
今作は一応ワインアドヴォケイトは93点ぐらいは出している模様。さて、その実力やいかに・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ひっさびさにヴォーヌ・ロマネ飲むとすっごいなぁ!!
と、率直に感じちゃいました。
かなり新樽比率が高い作り手だったらしく、最近控えめになっているという典型的なタイプで飲み心地は現状でスムーズです。
色は綺麗にレッド。若干紫が入ってるかなーという感じ。
香りにシルキーなチェリーとイチゴ、それからふんわりとバニラがただよってきます。
このミルキー要素が如何にも新樽ですねって雰囲気なのでダメな人はダメかも?
そんなにドぎつくないのですが、果実の後のフォローの入り方は比較的早くしてくれる感じ。
味わいはピュアそうな果実香の印象よりもずっと濃くて深め。
果実のアタックがまず先立ち、赤系果実・・・とくにチェリーやアセロラなどの酸味がグッと出てきます。
質感自体はそれでいてサラッとしていてケーキ系の作り込みを感じさせるバランス感覚です。
アフターの残り方まで基本的にはスイーツ要素を継続させるのっですがヴォーヌロマネ系の作りに多い特有の鉄っぽい血のような妖艶さが最後にこっそり入ってフィニッシュ。
ちゃんとアクセントが入っており、出来が珠玉です。
佇まいは素直でかわいいタイプの子・・・・・・と見せかけて強い芯と最後にキスをして別れてくれるヒロイックなキャラクター。
こう、日本人が好きそうなラブロマンスキャラであります。この感じ・・・・・・黒髪ロングだな!

コストパーフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(ブルファンなら+♥)
さすがはお兄様です。
個人的に、ピノ・ノワールではシュペブルとかオージーがブームってる私としては、最高評価が出しにくかったりするブルゴーニュ。
村名からして高くてヤッテランナイネと思っている地域筆頭なんですが、その一等地の有名単独所有で15000円いかないぐらいの価格というのはお見事ですお兄さま!
ブルゴーニュ以外のピノを飲まない原理主義者にとってもこれは嬉しい価格ですわねお兄さま!!
格を知っている相手ならばプレゼントにはいい具合ですし、パーティーのメインも十二分に張れるだけの物語力と土地柄で使い勝手もいいのが素晴らしいですわお兄さま!!!

というわけで、お兄様・・・・・・じゃなかったミッシェル・グロのクロ・デ・レアでした。
モノポールというと、後すぐに思い出せるのがリジェ・ベレールのクロ・ド・ラ・マレシャルとかな私でクロ・デ・レアも恥ずかしながら初体験だったんですが、いやー流石といいますか。
抜群に良く仕上げられたヴォーヌ・ロマネだったと思います。
相当ガッツリと作り込みが感じられて、逆に自然派とかには好まれなさそうなキッチリしたイメージもあるスタイルなんですけれども、カリピノとか好きな私としては嬉しいデザインセンスでした。

この価格なら大満足。むしろ世界全体で見ても安いぐらい。

さすおに。割りとヴィジュアルだけならこんなムードあるかも?

| フランス | 22:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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メリーくりすます!!

メリークリスマス!
お昼に通常更新しましたが、そのときに書いたとおり昨日は小規模なぱーてぃーしてました。
で、今日の私ですね・・・・・・

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ひとりターキーを貪ってました
この日のためにとレミー・フェブラスのヌフを開けたんですが、これがまた単体ではひたすら美味しいのにターキーとはあわないこと!
絶対合うと思ったのになぁ・・・ターキーの臭みまで強調されてしまうとはぐぬぬ。食べ合わせとは難しい。

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K0Gf3.jpg

教皇のワインでお祝いしつつ、何気にクリスマス向けアビィ・ビールも買ってたり。
今から呑んで酔っ払ってぶっ倒れようと思います。

それは、みなさま良いクリスマスを☆(爆発四散


クリスマス関係なくうんまいなー

ここのクリスマス版ビールはネットでは売ってない模様。クリスマス後にセールになったりするかしら?

ワイルドだろ~

| コラム | 22:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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真っ赤なお泡のカバさんは何時もみんなの人気者? ロジャー・グラート・ブリュットロゼ2011

めりーくりすます!
昨日は私、ちょっとクリスマス前日ながら小規模なパーティーしてたんですネ。休日だしネ。
という訳で、もうクリスマス当日ですが!!なんとか間に合う感じに一本カバをやっておこうかと。
え、遅い?デスヨネー

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ロジャーグラート・ブリュット・ロゼ2011
カバの中でも有名銘柄ですね。で、これ、割りとクリスマス向けなんです。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
ぅぉ!まぶし!!
なんというキラキラ加工。小学生だったら大喜びのホログラム・・・・・・更に妙にドン・ペリニヨンのラベルに似せてあるのも特徴でしょうかね。
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ただ、意外と情報がラベルからだと少なめ。
創始者のジョセップ・カルナスという人が「シャンパーニュってマジやべぇな。つくんべー」とシャンパーニュ製法(瓶内二次他)でのスパークリングを作り始めたのが事の起こりとのこと。
特徴は全アイテムがヴィンテージ込みであることや樽熟は18ヶ月以上と規定されている点でしょうか。
ciz1e.jpg
キャップもちゃんとおしゃれ。

何やら「芸能人格付チェックでドン・ペリニヨンのロゼに勝った」とか「パリコレで使われた!」とか「某ファッション雑誌で特集が!」などなどイマイチ信用度の低い評価が多かったりもします。
日本におけるカバとしては比較的どこでも売ってる度が高めのこのワイン、さてさて実力といいますと・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥
クリスマス向けだと言える最大の理由はその色!
v9iOR.jpg
真っ赤であります。どっちも同じロジャーグラートロゼです。
何ともサンタクロース連想なんですね。神聖さとかはないけれど、買いやすくてカラーリングがコレって辺り面白いハズ。

香りはそんなにたたず、濃い目のチェリージャムっぽさがわずかに見られるかなーという感じ。
味わいはチェリージャムやいちごジャム・・・それも大手大量生産品~って感じの砂糖が多く入ってる感覚の果実度。
そこにこれまたあまり高くはなさそうながら、チョコの質感が入っています。
ちゃんとチョコっぽさが見られる、という点ではなるほどシャンパーニュ製法。
泡じたいも割りと粗っぽいのですが、パーティー向けの強さは保持していると思います。
これ、私は情報を見ずに(裏ラベルもあんな感じですしネ)呑んでなんとなーく「これガルナッチャ使ってるな?」と思ったものですが、まさにそのとおりでガルナッチャとモナストレルをブレンドした内容。
それってロゼなの?という気がするんですが、そうした訳で大手の割に変わり種ワインとなっています。
赤い泡、というのはそーんなに珍しすぎるという事もないのですが、それをこうした大手が作っている点では驚きですネ。
また、全体に赤ワインっぽい果実感とシャンパーニュめいた苦味とアフターがあり、使い方によっては面白く料理と出すことが出来そうだとは思います。
粗野ではありますが、話題性はなるほどとれるかな~って感じですネ。

コストパーフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥(ノベルティ自体でもう少し??)
コスパワインって感じでもありません。特徴のあるワインであることは確かですが、1800円ぐらいだと他の選択肢もあるというよりカバの中心点ぐらいでは?
しかしながら大手だけにアイテム付きだったりすることがあるようで。


それらと合わせて考える必要性はありそうかなーと。
単体箱なしよりは箱ありを。箱ありと値段が変わらずオマケが欲しければそれを買えばOKであります。
ギフト向けのグラス付きなどもあるっぽいのですが、プレゼントに使うにはちょっとドン・ペリニヨンパロディめきすぎてたりオモシロポイントの赤い泡である点が生きてこないでしょう。
例えばクリスマスのパーティー向けにギフトのグラスセットとかを持って行ってその場で使うとかいうのには向いています。
あくまでもカジュアルな使い方で。

という訳で、ロジャー・グラート・ブリュット・ロゼ2011でした。
思ったよりネタアイテムで。今日、クリスマス用に何か買うならこれを買ってサッと冷やしてワイワイ飲む・・・・・・というのは悪い選択肢でありませんよ?
流石のカジュアルワイン、カバって感じはしますねー。

このスペインらしすぎるブレンドをどこでも売っている感すごいわ・・・

ちなみにドン・ペリニヨンのロゼはこんなデザインね。なお、「ピンドンでお馴染み」なんて書いてありますが「ピンドン」とは「ロマネ・コンティとドン・ペリニヨンを合わせて作るバブル時代のカクテル」のハズ
*と思ってましたら、どうやらロゼのことをピンドンという習慣もあるようです。訂正いたします申し訳ないOTL

クリスマスプレゼントにはコレが欲しいです(切実)

| スペイン | 15:49 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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ガルナッチャ・ブランカの実力とは?ラベルがGOSICKみたいな超新生! エレンシア・アルテス・ガルナッチャブランカ・ボデガス・アバニコ

うぇるかむ!
スペインワイン、ここのところちょっと強化しとこうかなぁと改めて白なども呑んでいます。
で、そんな中でラベルがカワイイ一本を。

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エレンシア・アルテス・ガルナッチャブランカ・ボデガス・アバニコ2013
ガルナッチャ・ブラン(グルナッシュ・ブラン)の13年産スペインであります。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥(ロリコンには+♥?)
ぅぁょぅじょっょぃ
という訳で、幼女が遊んでるシルエットのラベルです。私は正直にセクシー系なグラマラスタイプをワインでも好んでるとおり、ロリコンとかショタコンとかではないのですが、オタク界隈にはロリコンって多いのよね・・・・・・
これ、マジにここのワイナリーの輸出担当の娘さんの幼い頃がモチーフになっているラベルなので完全にアウトです。

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裏面は割りと普通。
作り手はボデガス・アバニコというスペインのボデガで、ラファエル・デ・ハーン氏が2006年に立ち上げています。
この人、なかなかのやり手で次々とパーカー高得点(?)テーブルワインを作っていたりします。
元々がワイン商の人で、その経験をいかして色んなところでワイン造りをしており、このエレンシア・アルテスはその中でも最新のワイナリとなっています。
なにせ一節にはこれがファーストヴィンテージなのですから!
ラファエル氏の基本は「スペイン古樹で、評論家向けなワイン」なのですが、この白でしかも2013という若いヴィンテージでその用途が出ているのでしょうか?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥
順当なガルナッチャ・ブラン・・・・・・グルナッシュ・ブランだと思います。
比較的安く、そして青臭みがありつつというタイプです。
色は少し青緑が入ってるかなぐらい。
香りにより青さがあって、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランに近い印象があるぐらいです。
あくまでも青さが目立つ。
味和も同様んで、きゅうりないしメロンの印象がグッと残るのが特徴的。
それでいて、ローヌ系品種っぽいグッとつよいスタイルやミネラル感などが混ざっています。
古樹と若木を混ぜているらしいこのワイン、そうした意味のせいなのか多少中途半端な個性であるとはいえます。
存外にミネラリーなのも特徴的で、単体で呑むよりも食事と是非あわせたいといった感じ。
流石のローヌ系品種だけに、味わい自体は濃さをもちつつ、ミネラル豊富さや果実の強くなさなどが良い人と悪い人で好みをわけそうです。
主役を料理に完全に明け渡してるよなーって感じのワインで、あくまでも脇役なんですね。それも人気投票30位ぐらいの。
地味めながら、全体の感覚は濃い目でそこそこ面白いワインです。

コストパーフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥(+♥?)
1500円以下としては充分!
個人的に好ましいタッチでないので3評価ですが、好きな人にはガッツリはまってくれるハズです。
なにより、キリリとしたミネラル要点は褒めていくべきポイントで、ラベルのタッチからして「ほろにがき思い出」みたいな空気があります。
プレゼント向けではないですが、そこそこ昔話に花が咲きそうなラベルなので、話題のきっかけにこのワインをさり気なく出して話を繋げられたら一流のワイン通だと思います。

という訳で、アルテス・ガルナッチャブランカ2013でした。
むちゃくちゃ新しいブランドなのに古樹が使えたり、作り手の概念や土地性が良くわからなくなるのがスペインの良いところでもあり悪いところでもありますね。
その中で、古樹と若をかけあわせるという更に一歩HENTAIな白。経験してみて、なかなか興味深いモノがありましたとさ。

それにしてもフラフープって・・・・・・

フラフープってもはやダイエット器具なのネ・・・

個人的にフラフープってこのイメージかな~・・・って、高い!こんなに高いん!?私持ってるけど売りたい!!!!
がんばれゴエモン きらきら道中 : コナミ

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価格:19,500円(税込、送料別)

| スペイン | 22:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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たまには高級ビール!スペイン最高峰レストラン専用!? イネディット

うぇるかむ!
たまーにやりたくなるビール特集。元々、私はビール好きですからネ。ワインで鍛えられすぎて逆にビールがどぅんどぅん飲めるという・・・・・・
ただ、今回はどぅんどぅん呑んでは困るような価格のビール。

VsMPC.jpg
イディオット。スペインのたっかいビールです。
それにしても写真ブレすぎだろ私。食のブログとしてドウナンヨ

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まぁ、そういうことですって気分なんですが、スペインのミシュラン三ツ星のエル・ブジというレストランがエストレラ・ダムというメーカーと共同で作ったのがこのビール。
最近になって、日本の高級ビールも扱うお店でみかけるようになってきていました。
宣伝文句が「ジョッキではなく白ワイン用グラスに注いでください」というすこぶる自信作。
ワイン通として見逃せねぇなそいつぁっ!と意気込んでなぜかボルドーグラスに注ぐ私。
まず、エル・ブジというレストランが「世界一予約がとれないレストラン」として知られていたものの閉店しており、エル・ブジ財団というグループを現在立ち上げ中っぽい。
TIME誌の毎年の100人の偉人特集にものったフェラン・アドリア氏やソムリエのダビット・セイハスが共同開発しているという。(そういえばTIMEって佐村河内守も載ってた気がするんですが・・・まぁいいや)
前例のない、というネーミングであるセレブ向けビール。その実力というと・・・・・・

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思ったよりスッキリしてるナ!
ベルギー系のホワイトとラガーの間の子の醸造とのことで、かなーりスッキリ系。
色はまさにホワイト系で香りはかなりベルギーとかのホワイト感が強いです。
真っ白やんな!
オレンジピールなどから感じられる爽やか系柑橘、スッキリとした感覚と言っていいでしょう。
その中でもかなりスムーズかつ飲みやすい口当たりで、軽すぎず重たすぎずのタッチ。
意外なほどガブガブと喉でも飲めてしまうのですが、そうしたクセや主体性を感じさせずに飲ませてくれるのが最大の特徴といえるでしょう。
苦味などはうっすらと程度で、とにかく飲みやすい泡というのをビールにして体現してくれています。
ガツガツ飲めるというのに、品質自体は上品で泡も非常に綺麗にたってくれます。
価格としては正直、かなーり高く2000円前後のデイリーワインよりコスト比率は悪いんですが、高級ビールとしての貫禄はみせてくれました。

スペイン料理がコッテリイメージな私としては、この配合感は納得で、料理が濃い分スッキリとさせようという意図がこのビールからは見られました。
やはりビールも高級になってくると面白いですなー。そしてシャンパーニュよりこれですら格段に安いのが羨ましい・・・・・・

サイズ無視すれば最安値がこんな感じかな。まぁ、トラピスト・ビールよりは安いといえましょうか
イネディット INEDIT 330ml

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価格:442円(税込、送料別)


名前がコレを思い出します。

| スペイン | 23:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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本当に「そうだったらいいのになぁ」が実現!? カ・マルカンダ・マガーリ2012

うぇるかむ!
久々にガヤのワインを飲みました・・・と言っても、超タスカンなのですが。

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カ・マルカンダ・マガーリ2012
ガヤがボルゲリ(トスカーナ)で作るクラレット系ワインです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
シンプルかつモダニックで、単純だけどちょっとカッコイイ。ワイン街道のシルエットをモチーフにしたラベルのシリーズです。
ガヤ自体は去年の夏にバルバレスコでを書いてますね私。
そのときに書きましたが、商魂たくましいアンジェロ・ガヤ先生。当然、イタリア売れ筋の超タスカン(イタリアでフランス代表品種を使って作るワイン。今はブームが廃れているけどかなり前に伝統品種を捨てようとイタリアがしていた感じ)を作りたい訳です。
で、18回もこの土地を手に入れるために交渉に行ったんだとか。カ・マルカンダというのが「希みのない交渉」って意味なんですね。
サッシカイアと近い土壌だったから・・・・・・というエピソードなんですが、もうこういうストーリーが本筋(バローロ)と異なるワインでも確実に根付かせてる辺りがガヤというブランドの「プレゼンテーション能力の高さ」をしみじみ感じさせます。

このカ・マルカンダで作っているのは4種類。プロミス、マガーリ、フラッグシップのカマルカンダ、そして毎年海の日あわせでヴィスタマーレという白ワインを作っています。
(実は、ヴィスタマーレが抜群に美味しく私は毎ヴィンテージ呑んでるんですが、これまで紹介してなくて我ながらびっくりしました^^;)
マガーリの意味は「そうだったらええのに~」というような感じなんだそうで。
メルロが半分以上で、この年はカベソーとフランが半々。低価格バージョンのプロミスはサンジョベとシラーが入っておりブレンドが違うため、フラッグシップの一歩手前ぐらいのセカンド格というのがこのマガーリかなと。
正直、シリーズ3つの中では一番地味で美味しさもそれほどでないイメージがコレにはありましたが、2012ヴィンテージと新しく入ってきてたっぽいのでいただきましたとさ。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
あれ?こんなに良く出来たタスカンだったっけ??
と、思ったより出来が良くて驚いてしまいました。
個人的にスーパー・トスカーナ系は早めに呑んじゃった方がヘンにガンコにならなくていいと思っているんですけれども、今回のマガーリは結構重ためのフランス寄りスタイルとイタリア海岸沿い系の明るい感じが上手にキまってました。
熟成がちょっと期待できちゃうかも?

色はハッキリとした赤紫。
香りに強くバニラとハーブの要素が出ています。ハーブッ気が高い辺りはトスカーナらしいとも言えるでしょうか。
新モノだけに果実よりオークからきてるだろう樽っぽさが出すぎてはいるものの、プラムなどの紫め果実もしっかりと。
味わいは思ったより舌触りが重たく、おっフランス寄りだな~と思わせてくれます。
メルロ主体なのですが、カベルネ要素がまだ強く感じられタッチもシルキーではなくずっしりしていますしカシスやプラムの感覚が多め。
バニラ感は口に入れると思ったよりは感じられない、というよりアフターのハーブ感がそうした重たさをふっとばすようなイメージなんです。
重た目なモノトーンやセピアよりの画面が、ブワッ!っと風とか吹いてカラーの世界になる・・・・・・なんて初音ミクとかの映像でありますでしょ?そんな感じ。
ふっとばし方やタッチがカベルネ100%かな?と思わせるので、カベルネの特徴を青臭さと見る人には向かないスタイルかも。
品性部分がトスカーナとフランスの両方をとっていったような、それでいてチープさやチグハグにはない、位の高い貴族めいたワインであります。

コストパーフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
調べたら6000円後半→4000円前半になっててびっくり!
そうだったらいいのになぁ~という価格になってました!
6000円だと妥当

いや、どちらかというとそれなら私はシラーのいいやつ買っちゃうかなぁ~みたいな所にいたんですね。
2011ぐらいから価格が落ちだしてる(仕入れがエノテカだけじゃなくなった?)みたいでこの2012年は4300円前後っぽい。
4000円ぐらいであれば大いにお買い得感があり、スーパー・トスカーナ系のサンプルとしてもプレゼントとしても十二分活躍してくれるでしょう。
ただ、元々の意味が「望みのない交渉」という地味にネガティヴな表現だったりしますから、使い方には気をつけて。
名前や意味合いを使って、プレゼントとしての価値を半減も倍増もさせられるタイプのエピソード力が高いワインであります。

という訳で、マガーリ2012でした。
繰り返しなんですが、ガヤのエピソード力付加やデザインの出来、または味わいのモダンな仕立てなどなど、私好みのワイナリーでありますヨ(嫌いな人はだめだろうな~)。
そんな実力を久しぶりに感じさせてくれたのでした。

交渉してもっと安くなったらいいですよガヤ先生(これこそ望みのない交渉である)

まっがーれ☆ ってあれ、やっぱりこのネタ前もやった気がする・・・・・・

| イタリア | 09:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ソノマ版コスパカベルネ?複雑な売買の果てに・・・ ガイザーピーク・カベルネ2012

うぇるかむ!
お昼ごろにスペイン版クラレット風安ワインを紹介いたしました。
やっぱスペインはつよい(迫真)と思いつつも、そういえば最近この国のテーブル価格に触れてない事も思い出したのデス。

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ガイザーピーク・カベルネ2012
カリフォルニアはソノマが拠点のワイナリです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(+♥?)
ラベル自体は至ってふっつーのラベル。ふっつーすぎます。どっちかというとチリっぽい普通さ。
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エンジョイ!

作り手というかワイナリーは少々複雑です。
名前自体は1880年創業、29番目の北米ワイン認可というド古いワイナリー・・・ナノデスが、ワイナリの売買の歴史や土地的関係が二転三転どころか七転び八起き。とてつもなくかわります。
何度も資本元がかわっており、一瞬にはジン・ビーム社(ウィスキーブームかつ日本が買収したことでも有名ですね)なども参与していたりします。
そんなこんなで、大手がざっくばらんに適当こいて作っている最中、ペンフォールド社が買い取ってコスパワイナリとしての道を進みます。
グランジの元醸造家連中をわざわざアメリカの田舎にぶっこみ、醸造にも力を入れ始めて成功しはじめるというのが大まかなストーリー。
ただ、続きがありまして、その後更に所有者がフランシス・コッポラ率いるコッポラ傘下になってて、クラインやリッジで修行した女性醸造家オンディーヌ・チャタン女史になっています。
名前の由来がカリフォルニアワインファンならピン!とキターな

ガイザーヴィルの一番トップ付近に所有・・・・・・してたハズが何故か現在はその近隣であるアレキサンダーヴァレーが本拠地になってて名前関係なくね?ってなっています。

とにかくもうコロコロと色んなモノが変わってしまっているワイナリーですが、評価は90年代以降はまぁまぁだったり。
特にワイン・エンシューアジストが9回受賞させてたりして贔屓してるんですネ。
他にもワイン&スピリッツ誌のトップカベルネ25やUSAガイドカリフォルニアワインで満点などなど日本でそれほど有名じゃないワイン雑誌で高得点めなのです。そのうち一つが田辺由美評価なのがイマイチ信用度を落としてますけど
という訳で、久々のカリフォルニアテーブルクラス、どんなモノかといいますと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
お、カリカベのなんちゃっていいムード!
すごーく低価格のカリカベらしい印象を含ませつつ、それより一歩↑な大人感を演出してくれているんですね。
意外と残念な感じがしないカベルネ主体になっています。

色はクリムゾンレッドでそれほど紫要素は見られません。
香り自体は甘さが中心でカシスシロップ、アメリカンチェリーの感覚を中心としつつ、ほんのりとハーブ(ユーカリ系?)のタッチがあります。
複雑なスパイシーさなどはみせませんが、果実っぽさは充分。
味わいも同様なのですが、思ったよりも酸やタニックさがあるのが印象的。
また、香りから「あまあまなのかなー・・・」と思わせる甘味要素も案外と控えめです。
甘さそのものはちょっとチープなシロップ系なんですが、そこでバランスがとれている。
甘味、酸味、タンニンなどなどがまんべんなく加えられており、それらが平行してフィニッシュ。
グランジ関与というデータのせいか、ユーカリっぽいアフターをイメージしがちに私はなってますが、アフターもカベルネらしいレタッチなんですね。
温度は低めの方が甘すぎずにいいと思います。
カリフォルニアの低価格カベルネってどーしても、チープな甘さが目立って飲み馴れるほどダサく見えがちなのですが、これはその傾向を持つつも大人っぽさも持ちあわせてずっと良い雰囲気を見せてくれるんです。
それがハイコスパ!につながっているんだと思います。
ありていなボケキャラでなく、複雑な家庭環境をもちつつも明るく振舞っている、そんな哀愁漂うムードメーカーキャラです。

コストパーフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
1500円アンダーならグレート!
現地より安いんだそうで。同価格のカベルネであればカリフォルニアだけでなく世界レベルで見てもエクセレンッ!
見た目どおりのテーブルワインでありますが、渋めのワインは苦手かつそれでも高級感を求めるならアリな選択肢です。
大体思いつく大手の安カベルネの中では、このヴィンテージの今は最も良くバランスがとれたワインになっていると思います。
カリカベを買うなら、今はコレをお試しあれ。

という訳で、ガイザーピークからカリフォルニアカベルネでした。
あまーいタッチを目的とするなら、カリフォルニアに勝るものは無いんですが、それでいてしっかりと美味しいのは難しかったりします。
大いに振り回され、もはや名前だけになっているようなワイナリーが、結果的に醸造に恵まれるとは・・・・・・これもまたワインの魔なのです。
オモシロッ!

これなら安いっしょ!って価格帯でほっこり。

| アメリカ | 09:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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おどりゃ!バレンシアのシュヴァルブランじゃと!? ラファエル・カンブラ・ドス2011

うぇるかむ!
スペインといえば、ガルナッチャやテンプラリーニョが繁栄している訳ですが、イタリアなどのようにたまーに国際品種があったりもします。

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ラファエル・カンブラ・ドス2011
バレンシアのカベソーとフランブレンドです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的に+♥)
出た!スペイン伝統のもじゃもじゃラベル!!
で、もじゃもじゃしつつもワイナリー名と葡萄をかたどっているんですね。この手の中ではそれなりに意味合いを感じさせる気がします。
作り手の名前がワイナリー名で、元々は葡萄栽培家の人。それが醸造家になって~というサクセスストーリーが概ねです。
昔から農家だった一族の人らしいんですが、高樹齢系でもなさそう。

ワインに詳しくない人向けにもう少し書くと、ワイン業界では「葡萄を栽培する農家」と「葡萄を使ってワインを作る醸造家」は別である事も多いんですね。また別々の場合は醸造家(醸造メーカー)の方が名前が先立つしエライ事が多いと。
ラーメンないしスパゲッティの知名度の高いメーカーは有名ですけど、その麺の小麦を作ってる人の名前って知りませんよね?そのため、ワイン栽培家が醸造も始めたがるのは良くある話ナノデス。
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評論家評価はまず相変わらずスペインに甘いアドヴォケイトが90点台を献上して「うっとり」と何回みたかわからない評価をおくっています。
また、誰が言ったか異名が「スペインのシュヴァル・ブラン」です。
カベルネソーヴィニヨン50%のフラン50%という亜種的ブレンドなんですけどネ!(シュヴァルブランはフラン主体のメルロ少々でブレンディングから比較出来ないッス)
という訳で、まぁスペインらしさに溢れたワインですがその実力といいますと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
思ったよりもシンプルかつキレイ目
もっとジャミーなのかと思ってたのですが、ほどほどのカベルネブレンドを楽しませてくれます。
フランがある分、草原ぽさが高いんですね。

色はバイオレットカラー系で、カベルネらしい赤紫と言っていいでしょう。
香りにカシス感が多めにあって、そこにほんのりとハーブ感に微妙な熟成ニュアンスがあります。
11年というヴィンテージよりも、もう少し古い感覚を(といっても09年とか08年ぐらいかなー)覚えます。
味わいは香りに比べると思ったより果実感が控えめ。
ついでに甘味や酸味もそこそこに抑えつつ、ハーブ感などがちゃんとやってくるという。
どこかテンプラリーニョっぽさも持ち合わせていて、赤果実と紫果実のミックス、それにフランからくる草っぽさがあるんですね。
フラン系の場合、青臭さが目立ちすぎることも多いんですが今回はそういった悪目立ちがなく仕上がっているのが最大特徴と言っていいかも。
バランス感覚がちゃんととれていて、タンニンもそこそこにバランスのいいスタイルの平均点がしっかりとれるワインになっています。
特筆して愛すべき要素はないけれども、全部ちゃんと持っている。
格闘ゲームでいえば、いつものリュウ。波動拳が撃てるし昇竜拳で相手を撃退できるし竜巻旋風脚で突進も出来ます。

コストパーフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
シュヴァル・ブランだと思わなければおk
シュヴァル・ブランとは全く傾向が違います。シュヴァルらしさは微塵もない。けれども、1800円前後のカベルネ&フランとしてはこなれて秀逸です。
この価格帯だとチリに優秀なカベルネがたっぷりいますが、それらよりも総体的なバランスがいいです。
目立った要素がない分、初心者向けというよりはこの価格帯のワインを飲み慣れた人向けだったりします。でないと、このバランスの取り方に驚くことが出来ないんじゃないかなーと。
よくもわるくもそういった意味でテーブル向けでしょう。カベルネの選択肢にスペインがありえる、という事実が何より楽しいのではないかと。

という訳で、ドス2011でした。
スペインの底力をひしひしと味あわせてくれるワインでしたネ。というより、ラングドックより下側の実力ともいえる?
テーブルクラスにおいては、やはり最強クラスのワインがぽんぽんとありえるのが本当に恐ろしい限りであります。

2000円アンダーの中では、バランスと品があるかも

我が愛しのバレンシア

ドス・・・と聞いてモンハンよりも、最近お亡くなりになられた為か仁義なき戦いが思い浮かびました。

| スペイン | 15:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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スペインだから出来るこの古さでこの値段? トーレ・レオン・グランレゼルバ・バルデペーニャス 2003

うぇるかむ!
最近では薄旨でも人気を出しつつあるスペイン。実は伝統国側でありつつもその評価がまたあがりつつありますね。
という前置きから、こんなワイン。

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トーレ・レオン・グランレゼルバ・バルデペーニャス 2003
スペイン産の超安ワインです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥(ギリギリで+♥?)
ラベルは壊滅的にダサい
なんか異様にチープ。なんだか異様な偽物感。なぜゆえこれほどふにゃんふにゃん。
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ついでに金賞ワイン(ダメな方向に)
謎のコンクール金賞なんですが、当然このコンクールが知名度が高くなく、またこのぐらいしか情報がないという具合で、ついでに金賞ワインセットの最近の投入アイテムであります。
(初心者が絶対に買ってはいけないのが「金賞ワインX本セット」ナノデス・・・)
という訳で、本来ならば私は思いっきりスルーなのでありますが、何で買ったのかというとアルコール度数と年度です。
安ワインになると12%という例が結構多いのですが、これは13%は確保しているらしいと。
もうひとつは2003年・・・11年前のグランレゼルバ規格だという点から。
安いワインは数あれど、この古さではあんまり見かけないんですよね。ついでにブームのテンプラリーニョ。
ということで、購入しちゃったのでした。

香り・味わい(最大5pt)
♥♥♥♥♥
う、うーん、確かに年数がたった感じはあるのですがむしろ中抜けした感覚の方が強かったですネ。

色は意外なほど赤さが強めで、あんまりオレンジは入っていません。着色してると言われて納得しちゃうぐらいに、妙に若いカラーリング。
香りはわずかーにチェリーの雰囲気があるものの、全体にそもそもあまり香らず。
味わいはどことなく熟成感を持ちつつも、しかしなんかスパイス感はないですし中抜け度が激しいような・・・・・・
渋みが目立ちめなのですが、抜栓からある程度時間がかかるとシンプルにまろやかになります。
本質的な果実の弱さが目立ちゃってて、確かに樽がけしてるんだろうなぁと思わせる事もあるんですがなにせ寝かせた事による味わいも(存在してるけど)弱い。
明確に「こんな感じ!」というのが浮かびません。悪い訳でないけど、いい風格がないという。
ラベル同様にふにゃんふにゃんした感じといえるかなー。

コストパーフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
そういう訳で、コスパも高くはありません。
悪くはないんです、重要な欠陥は見られないといいますか・・・・・・というより、値段が1000円いかないから「仕方ない」ってなっちゃう感じ。
このタイプが好きな人にとっても、どうなのかちょっと微妙でありますが、それでも1000円以下で2003年のワインが飲めるという事実は知っていただきたく今回の記事を作ったのでした。
興味がある人は、試してみるにはいい料金だという。

という訳で、スペインの安旨ものより一本ご紹介しました。
某ブログ激推しのクネあたりはこれを遥かに旨くしたワインだったりで、改めて出来の良さを思い出してしまいましたネ。
それにしても、スペインのバラエティさは驚きの方があります。2003年産でボルドーとかブルゴーニュとかこの値段で言われたら、もっと評価低くなる可能性のが明らかに高いですから・・・・・・
なんかレビューもふにゃんふにゃんしちゃうのでした。

オススメはしませんが、参考にはなるワイン

この価格帯で300円差って超でかいんですけどダイジョブ?

じょぼぼぼぼぼぼ

| スペイン | 08:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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色々更新しました!(ついでに更新予定も

うぇるかむ!
昨日は更新出来ませんでしたー。見事に酔っ払いでありました。
で、その分と言いますか本日は大幅更新しメニューページをゴリゴリ足しておきました。
これで「ワイン初心者向けの」という初期の目的にグッと近づいた・・・っぽい?

・ノートのネタ自体はたっぷりあるので、またボチボチ更新していきたいところです。
・また、特にグッズコーナーはもう少し充実させ、今年中にデイリー項目もある程度の国を網羅しときたいなあと。
・ついでにワイン動画!早く作らねば!!
・そして、各所で年間アワードが出まくってるので当ブログアワードもやります!!!

という訳で今後もどうぞよしなに~

| 未分類 | 09:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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定番のアメリカ味?アメリカ版ちゃりんこラベルのアレ サイクルズ・グラディエーター・ピノノワール2013

うぇるかむ!
先日は選挙速報を見ながらぐだぐだワインを呑んでうっかり寝過ごした私です。
という訳で(?)今回はアメリカから格安レンジの有名ドコロを。

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サイクルズ・グラディエーターからピノノワールの2013であります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
裸のおねえさんだよー!
やったね!(?)
という訳で、自転車&天使のお姉さんというのが全てのラベルです。
ベル・エポック頃のポスターが原版なんだそうで。発明の象徴みたいな感じだったんですね自転車が。
作り手はアメリカ大手のハーン・エステート。本家本元のセカンド格に当たるワインになります。
2006年にデビューして安旨ワインとして米国本土でブームになったそうで。
概ねがモントレー産のブドウを使っているそうなんですが、細かい部分は不明。
日本においても安ワインのアメリカ代表として知名度はそろそろバッチリ?
今回はとりあえず最新ヴィンテージ。まさしく新モノな訳ですがその実力といいますと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥
あんまい!!!!!!!!!!!!
とにかくシロップ的な甘さが中心で、如何にも安いワインです。うーん、これ、そんなにブームになるほど?
っていうか海原雄山的な「アメリカ人好みの浅ましさ」なのでしょうか・・・・・・
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色はまさにカリピノらしいまっかっか。
香りにひたすら甘くチェリー感があり、ストレートです。
鼻から既に砂糖を摂取したかのような気分になるタイプ。
味わいも同様で甘さがとっても目立つスタイル。
チェリーのシロップ漬けが味の大半を占めており、変な味加減はないもののそれ以上には訴えかけがありません。
バニラ要素も高めなようには思いましたが、それよりも甘さが目立っているので他の要点があんまり思い出せない感じです。
まさにチェリーキャンディ。
飲みやすい人には飲みやすい反面、ワイン通には苦笑いな感じかもしれませんネ。
一級の絵師とそれなりの人の60分お絵かき勝負用の絵の差は、細かいパーツの出来の良さ。
こうした甘味部分他ここのパーツの複雑さにあるのですが、それはない。しかし、不味さはないという・・・・・・
セントラル・コーストファンとしては、この周辺のレベルはこんなモンじゃないよー!という気はしちゃいます。

コストパーフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
大体1500円前後で購入可能な訳ですが、うーん、それだとお得ではないかなぁと。
シュペートブルグンダーでもっと美味しいのはありますし、意外なほど普通の作りだったと言えるでしょう。
ハズしはしない出来といったところで、普遍的なテーブル感が今回はしました。
ただ、2014年現在ではまだ前のヴィンテージが購入可能です(ネット上では実はヴィンテージが切り替わってるって事があるので確認をとってください)。そっちの方が年数分良くなっている・・・・・・のかなぁ?ちょっと疑問ではありますが。

という訳で、サイクルズ・グラディエーター2013ピノでした。
私は基本的にはアメリカのファンなのですが、しかしテーブル価格帯についてはここ最近はボルドー並にあまりおもしろくない事が多い気がします。
とはいえ、これもまた典型例としては呑んでおく価値があると思いますし、たまーに呑むのは悪くないかもですネ。

まだヴィンテージが入り乱れているし大手の量産タイプだからラクラク買えます。


「天使 自転車 アニメ」で調べたら弱ペダ衣装が出てきたという。流石だなぁ。

| アメリカ | 23:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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気分は英国貴族!な気品と優美のプレステージ。  ポル・ロジェ・キュヴェ・サー・ウインストン・チャーチル2000

うぇるかむ!
クリスマス向けにたまには高級シャンパーニュもと思いまして・・・

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ポル・ロジェ・キュヴェ・サー・ウインストン・チャーチル00(ポール・ロジェ)
NMのフラッグシップモデルになります。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥♥
チャーチル首相御用達!
といえば、ポル・ロジェであります。
シャンパーニュ(シャンパン)における最大手のうちのひとつですね。
ブリテン王室御用達のうちのひとつ(他はモエシャンドン・ヴ―ヴクリコ・クリュッグ・ボランジェ・アグラパール・ルイロデレール・マム・ランソン)
それらの中でもウイリアム王子の結婚式でブリュットが使われたりこのチャーチル首相モデルだったりで深く関わりがあるんですね。
チャーチル首相が愛馬にポル・ロジェ号とかつけたという逸話があり、そんなに好きだったならと1985年(1984説もあり?)に作られたのがこのワイン。
良年キュベというヤツですね。配合比率などは門外不出。シャンパンハウスとしての特徴は、ステンレスタンクオンリー、地下セラーが近隣で最も深いからゆっくりと熟成出来るとかなんとか。
地下セラーの位置てナンヤネン!と思ってしまうモノですが、そこが我々には神秘な訳デスヨ~・・・・・・

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因みに、2004年に英国御用達になっていて知名度と上述の逸話の割に最近の加入だったりします。
何故かまでは深く調べられませんでしたが、目についたところだと
「元クリュッグの醸造家ドミニク・プチ氏の加入」
が1999年。もしかして醸造家変更が好転してるんでしょうかネ?
この00の評論家評価はパーカーポイント94点、スペクテーター93点、タンザーたん93点、クラスマン三ツ星、4000Champagne5つ☆とまぁ流石のNMって感じに評価あり。
さて、ではでは・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥(シャンパーニュファンならもっと↑)
うーむ繊細系!
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チャーチル首相も目をかっぴらいております。
シャンパーニュマニアが喜びそうな細やかな味わい。迫力のあるタイプではありません。このあたりステンレスタンク効果なのかな?
そのため、私のような若輩なシャンパーニュ音痴には向かない作りだと思いました。

色はそこそこの黄色さで、香りはレモンとライム要素が高め。
チョコっぽさは樽起因のためかほぼほぼなく、シャンパーニュのなかでも果実のストレートさが中心。
味わいも同様でグレープフルーツ系の苦味、レモンやライムが強くあり逆に甘味などはあまりありません。
とかくスッキリした味わい。シトラスフレーバー中心、という方がピンとくる方もいらっしゃるでしょうか。
ノン・ドサージュほどではないですが、それぐらいキリッとしたタイプですネ。たまーに宣伝なんかで目にする「どっしりとした腰を据えた」というような厳格で健老な感じではありません。
もっと陽気なブリテン紳士ではないかと。スッキリ爽やかな好青年。
そのキリッとした佇まいが女性的ではないとは思いますけれどもネ。や、チャーチル首相イメージのせいかもしれませんが。

コストパーフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(買いためるなら+♥?)
2014年現在、大体20000万円アンダーで買えるようですね。
現行は02年に移行しつつあるようで、またその02年の方がグレート・ヴィンテージであり評価も高く入荷時期の円安やらなんやらで2万円以下での入手が難しくなっています。
なので、値段を安く直近のチャーチルが飲みたい場合は今のうちに買っておくのがよいでしょう。
買い貯められる人ならばなお良し。
味わいがとかくキリッとしておりますから、クリスマス向けになるのかなーと私は思ってたんですがあんまりでっかい華やかなパーティーには向かないでしょう。
二人きりの会食の最初から最後までをエスコートするようなタイプです。
このあとめちゃくちゃ(ry

というわけで、ポル・ロジェ・キュヴェ・サー・ウインストン・チャーチル2000でした。
私、どーにもこのタイプのシャンパーニュはこころにヒットしないので評価点的にはイマイチな付け方をしています。
が、実力は本物だというのはよくよくわかります。早く私もコレの良さをもっとわかるようにならねば・・・・・・

このぐらいの価格で買えるならイイカンジかも。

こいつァ本物の紳士だッ!!

なお、私のティスティングノートの原本の〆は「アリスマーガトロイドが好きそう」でした。どんなノートだよ・・・

| フランス | 09:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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平均的ボルドーの実力者 レイニャック・キュベスペシャル2010

うぇるかむ!
昨日はデイリーコーナーを途中まで更新だけで放置しておりましたテヘペロ。
さて。今日は私が「たまに有料試飲とかであったら呑んでおくワイン」があります。それがコレ。

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レイニャック・キュベスペシャル2010
某インポーターの主軸ワインですね。割りと思い出深かったり。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥(+♥?)
ラベル自体は何ともボルドーとかフランス周辺めいたタッチですね。城だけか耕作だけかってことの方が多いですが、あくまでもフランス仕立て。
そんなボルドーの知名度がある名のれる村の出ではないワインなのですが、ここには謎に評論家評価が多くあります。
「グラン・ジュリー・ユーロピアン」「ワイン&スピリッツ」なる品評会でボルドー格付け1級連中を抑えてトップだとか二位だとか云々かんぬん。
なんかそのムービーが見れたりします。ムービーまで用意されてるのは珍しいと言いますか・・・・・・
また、「スキャンダラスなボルドーワイン」という本の中で高評価をパーカーたんから受けてルンルンしてたりとか。
で、パーカーポイントはというと平均ギリギリ90ぐらいの点数となっているワイナリ。

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作り手はイヴ・ヴァテロという人で、この周辺に湖を人工的に作ったりオクソラインシステムという地味に設備設営にお金のかかることを早いうちからやってたりと巨万の持ち主。
ロランたんコンサルタントのワインでもあります。
メルロ主体という右よりの作り、という事でまぁ得意分野。
その実力はというと・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥
ド普通なメルロ
全てにおいて平均点といった感じのメルロであります。

で、しかも注文したらソムリエが勝手にデキャンタつきポワラーをかけてしまいまして、今回は「デキャンタされた状態での」ノートになります。

色は赤みが強めにあり、紫度は意外と薄め。
香りは単一にカシスとバニラ。(推測すると、カシス要素はデキャンタしないとずっと濃かったのでしょう)
カシスの方が強く、葉巻とミルクっぽさが少々。
味わいはメルロらしい口当たり・・・の中では水っぽい仕立て。
重た目の紫の果実の印象が最も強く出ていて、そのまま変化率も低めにフェードアウト。
デキャンタした分、呑んでて中抜けを感じはするものの、全体にチリ寄りの重たくない仕上がりだと思います。
2010という09と連続したグレート・ヴィンテージなのですが、その結果日射がヨすぎたのかしらん?
スタイル自体はロランワイン的であり、そのベーシックコースって感じなんですね。よってド普通。
よく「ファッション誌のモデルやキャバ嬢がみんな同じに見える」なんてオタクをいうのですが、これもそんな印象のワインかな~。
デキャンタポワラー効果がガンガンに効いてるのだとしたら、かけすぎるとあっという間に化粧が落ちちゃう感じなので注意が必要です。

コストパーフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥(ギリギリで)
で、こちらのインポーターではしょっちゅうイベントのたびに割安セールを通販番組みたいにやってる訳で。
その上では何とも判断しづらいんですが、5000円前後だと高すぎであり4000円前後でもギリギリで普通かどうかという感じ。
3980円ぐらいで売ってるケースがあり、試してみたい場合は呑んでみるのも良いかなーと。

と、直近の飲んだ話をいたしましたが、冒頭の通り私は何度かこのワインを飲んでいたりします。
理由は「評価の割に美味しくないなと一番最初に思ったワイン」がこれの別年号だったからです。確か09年。
本当にワインを呑み始めの頃、ティスティングコーナーで今日の目玉として出てた時に呑み、そのあんまり良くない加減に驚かされてから、私は定期的に・・・・・・1年に2回ぐらいは・・・・・・呑むようにしています。
ナンデ?と思われるかもしれません。理由としては、「これがそこそこのワインの基準値」に私がしているから。
ある種、呪いの如く私のなかでこのワインが多くのボルドーワインの標準として君臨しているのです。
最初の印象ってコワイよネ。
当ブログで激推ししているクラレットスタイル(カベルネやメルロが主体)は概ね、これより美味しいと思ってから掲載してるって感じ。
何だか調べてて、苦い思い出をいじるようで感慨深くなってしまったのでした。

ネットショップよりも実売店で買った方が安いかも?そして、そのティスティングコーナーで飲めることが多い。

シークレットボトルなのかフラッグシップなのか?わからないけどフランス品評会2位だったのはこっちネ。

「苦い思い出」で調べてみたら何故かリモコンが出てきた件について。

| フランス | 17:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ガテン系ワインもいいよネ!とても中学生めいたラベル サンチョ・バロン

うぇるかむ!
ここ最近ローヌ続きでしたが今回は一転してスペインです。
スペインといえば現在は「和泉屋系ニューフェイス」とか「リオハピノ風スタイル」などが流行っているような雰囲気なのですが、むしろ逆を行く「パーカーポイントめちゃ高系」であります。

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サンチョ・バロン
ね、なんとも安ワインめいてらっしゃるでしょう?

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
なんか中学生が着てそうだよネ
文字配置とかシンボルとかそういうのが異様なまでに中学生スタイルなラベルになっています。
作り手はボデガス・ドメコ・デル・ハラウタというそうで。
ワインコンクール参加系の作り手で、バルセロナの博覧会だとかで賞をとりつつ100ヘクタールぐらい自社畑も持っているんだとか。
樹齢65年というオールド・ヴァインで一応あります。ステンレスタンクとオークの使い分けもしてるそうで。

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ただ、何故かラベルにはヴィンテージも記載されておらずその中二的ラベル要素が「うーん、これ大丈夫なの?」という感覚にさせてくれます。
ついでに「アメリカでは40ドルで売ってます!」が多くのウリ文句です。それはむしろアメリカが高いんじゃ・・・・・・
また、このワインは冒頭で書いた通り「アドヴォケイトポイント90点」のようで。
因みに多くのサイトで「パーカーポイント90点」と記載されていますが、パーカーポイントではありません。間違いです。
レビュアーがボデガス・ブレカと違ってニール・マーティン・・・・・・スペインに甘めのレビューが多い理由の人であります。

という事は!なんか濃~いワインなんでしょ!
って既に通の人は思ってるハズ。いやね、たまには私もこうただただこ~いワインをお鍋で豚肉をしゃぶしゃぶしながら飲みたくなったんデス。

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥
そして、大体そんな感じ
開けたてはとても濃い仕上がりになってて、ステンレスと樽の併用の割にバニラ感もあって
「これこれ、パーカーポイント90点ぐらいのワイン!」
と納得させてくれる訳ですが、味わいの抜けが早く、次の日には一気にしおらしいテンプラになってしまいます。

色は赤紫系であんまり透けないカラーリング。
香りは素直な果物とバニラの両立です。ブラックベリーなどの濃いカラーの小果実、そこにバニラが出ているという。
カベルネの青臭さがないバージョンといいますか、ジンファンデルに近いタイプというと一部にわかりやすいでしょうか?
最近はテンプラリーニョもピノに近いと思っていたのですが、改めて作りの万遍なさというか
テンプラリーニョってもしかして、実は別品種だったみたいなパターンが多いのでは?
とすら疑ってしまうのでした。
つまり、味わいも紫系のタッチがまずは出ています。
プラム、乾燥プルーンの果実感が主体で、そこにバニラがのっかるというカフェオレ系に近いタイプ。
ただ、どこか軽い調子も見られまして果実感や樽感がそれほど訴えてはきません。
私の気分的にはもっとパワフルであって欲しかったんですが、その辺りがガルナッチャ主体との違いでしょうか。
そうしたバニラ&果実の押せ押せ感が次の日には一気に抜けて、いちごなどの赤い果実感に変わってしまうのが特徴的というかグッとベールが落ち込みます。
さながらツンデレ的で、あまりのチョロインぶりに落ち着きのない不安定なワインとも言えるでしょう。
飲めなくなっている訳でなく、よりテンプラリーニョっぽい素性が出てくるといった感じで初日で飲み切るべきか二日目以降に呑むべきかは好みにわかれます。
良いワインは「グラス内の味の変化率が高い」と私は思っていますが、これは「日数経過で変化率が高い」タイプ。
つまり、安旨スペイン的とでもいいましょうか・・・・・・

コストパーフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥(リオハだと思えば+♥?)
この価格帯のスペインは敵が多すぎる
私の知り合いに「スペインは安い方が旨い」という人がいたりするのですが、そのぐらいスペインのこのぐらいの価格帯のワインは戦いにして群雄割拠で三国志というより戦国で「なんか武将と勢力めっちゃおおいね?」みたいな感じなのです。
定番大手がいない、しかしどれも似た軍勢・・・というのの典型例であり、このワインも綾波レイが如く「私の代わりはいるわ」って気がしなくもありません。
なのでコスパ評価は控えめにいたしました。悪くなく良くもなく、1200円前後の値段の直球だと思います。
その中ではリオハであり、テンプラリーニョ100%なのがそれなりに使い勝手や品種把握に使える部分だとは思いますけれどもネ。
プレゼントにこれを使うのは勇者というより無謀でしょう。高級感ないラベルですし。テーブルでピンシャン開けてくださいまし。

という訳で、サンチョ・バロンでした。
まぁこれビックカメラ酒販で私は買ってて、大体そんな感じだろうという目星で買ったらまことにそのとおりなワインでした。
たまにはこういうのも、悪くないと思うのでありますヨ。

ネットでは京橋オンリー?ビックカメラともしかして資本同じなのかな??
サンチョ・バロン 2009【P06Dec14】

サンチョ・バロン 2009【P06Dec14】
価格:1,274円(税込、送料別)


サンチョってオッサンたしかいましたよね?

| スペイン | 21:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ジゴンダスで最も有名なワイナリ。定番アイテムだけど裏ラベルがカワイイ!  シャトー・ド・サン・コム・コート・デュ・ローヌルージュ2012

うぇるかむ!
低価格帯ローヌ、ひとまずネタ切れであります。最後は定番のコレを・・・

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シャトー・ド・サン・コム・コート・デュ・ローヌルージュ2012
ジゴンダスの人気ワイナリですね。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
単純にこのちまっとしたのかわいいよネ
ワイナリーの由来が近所の教会なんだそうですが、その分社なのかな?正直、本家本元のジゴンダスよりこっちのがラベルデザインは可愛い(すごそうとは言わない)
ついでに、このワイナリに関しては
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由緒あるワイナリにしては、説明の書いてる感じが可愛い気がしてなりません。
「グラスが飛び跳ねちゃうぜ!」ですヨ。大手にしてはやったらかわいい文章です。

で、このワイナリ、評価軸が日本で欲しいものの大体を有しているんですネ。
まず「限定キュヴェがパーカーポイント100点」をとっています。
次に、「スペクテーターで特集が組まれ高評価を受け」ています。
そして、日本人的に最も有名な理由になってるっぽい「神の雫で雫が激推しした(しかも初期)」んですね。
日本における海外評論筋&日本評価筋が揃ってると。
そのためか、サン・コムで検索すると私が書かずともワインブログがザックザクであります。
正直言って、このワインの正確な素性よりも遥かにワインブログ掲載率が多いのが特徴的といえるでしょう。

さて。
なので正直「ググれ」ぐらいの気分なのですが、現在の作り手はルイ・バリュオール氏。
「ジゴンダスの天才」なる異名を持つ彼の代から、500年以上続くこのワイナリの中でも最大評価を受けるワインができつつあると。
イタリアに近い土壌なんだとか云々ありつつ、これはネゴシアン版(買い付けブドウ含めて作ってる版)ですね。
100%除便しているそうで、作り自体はしっかりもの系っぽい模様。
というわけで、どうだったかというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
まとまりがよろしいフルーティースタイル!
シラー100%かつ安めであると、概ねが辿りやすい「ちょっち水っぽいけど、果実感は強い」というもの。
その典型例ではないかと思います。

色は割りと透けている赤紫。カラーリングは中庸ですね。
香りにまずフルーツ感が残るのがポイントで、それからスパイス要素が出てきます。
フルーツは赤果実が目立つ感じで、それからちょろっと黒胡椒と白胡椒のミックス。
味わいも全体にみずみずしい感じが強くでており、果実主体です。
果物の印象自体は全体にくっきりとはしていませんが、赤&紫果実のあわせにスパイスを加えつつ、タルト感があるというタイプ。
イタリアの花っぽい雰囲気がちょっとアクセント程度に存在しているのが面白いところかもしれませんネ。
っていうか、どっちかというとシラーズ寄り(オーストラリアっぽい)ワインだと思います。
ただ、シラーズよりはシックな仕上がりであり、タニックさがある分もう少し大人っぽい点はひとつ加えねばなりません。
シラーズ全般が「なんか化粧したりしてるセクシー小学生」ぐらいの感覚があるとするならば、これは「そこから成長してちょっと大人になった中学生」みたいな?
除便効果なのか、あんまり雑味なくバランス良く飲めちゃうのが良いポイントでしょうか。うーん、やっぱり書いててあんまりローヌという気がしない。シラーズよりもおとなしい・・・・・・テノヒラクルーしちゃうと、ワシントンっぽいとも?
そういう中庸さがあるワインです。メロン系の青っぽさとかもあんまりないのに、渋めっていう。
なお、多くで語られている「開けてからしばらくしてからが本番」という話ですが、ようするにタニックさがとれて果実感と酸が出てからの方が渋くなく飲みやすいということ。
この点においては私も「神の雫」で主人公達が30分待ってから呑んだのはある程度正解なように思います(まぁ、目の前に30分おいてあぐらかく必要はありませんけど!)
チープすぎず、かつ甘すぎないバランスのとりかたがなかなかイイ感じにキまっているワインではありました。

コストパーフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
雫が飲んでた頃は1600円だったんよね・・・
ギリギリで2000円を超えるようになった昨今、あくまでもコート・デュ・ローヌのテーブル軍団の平均値にあるように思います。
解る人向けに書くと「シャプティエよりは重たく、ギガルよりは軽い」という印象でした。
この地域のテーブルクラスは個人的にどれを飲んでも好きなので、あんまりバランスのとれた評価が出来ないんですが、その上で妥当性がある感じだと思います。
このぐらいのクラスの場合、ケース買いするよりも色んな生産者を試す方が面白いとは思います。
コート・デュ・ローヌはフランスの中では価格がまだ似てます(ブルゴーニュやボルドーは似ませんからネ)し、色んな生産者を試すうえでジゴンダス地域トップの作るモノとして一度は飲むと楽しいですよ。

という訳で、サンコムよりローヌ・ルージュでした。
カワイイ気がしたけど、ちょっとぼんやりとしか思い出せない昔のクラスメイトみたいな印象が個人的にあります。
それだけローヌ全体および品種に安定感があるという事なのかそれとも・・・・・・

あ、この値段なら+♥しちゃう!!

因みに検索中一番高い価格だったのがロティ。うぉたっかい!!

これの3巻登場があまりに有名ナノデス・・・・・・どこのBOOKOFFでも100円なので立ち読みすると笑えます(色んな意味で)

| フランス | 23:10 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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低価格帯でローヌ白を体験!何とも高そうな印象? ドゥラスコート・デュ・ローヌ・ブラン・サン・テスプリ2011

うぇるかむ!
今日は今、まさに飲みながら更新しようかと思います。
有名どころのローヌ白、それも2000円アンダーであります。

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ドゥラス・コート・デュ・ローヌ・ブラン・サン・テスプリ2011
北ローヌ名門の安値白です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベル自体はシンプルなローヌワインらしいスタイルですね。
ちょっと整いがいいのがローヌ的。何よりも、ボトルデザインがローヌは最高だと思うのですが、ドゥラスはオリジナルボトルをここでも出してくるあたりが好きかな。
以前、赤の最高峰ベッサールを紹介しましたが、今回はある意味真逆のポジションでしょうか。
前回の記事に補足しておくと、このワイナリの評価がグッと上がったのはジャック・グランジというシャプティエなどで修行した人が来てから。
うーむ、なんだろう、名門の経験値は名門を作るのか・・・・・・
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裏はむしろラングドックっぽい?
さておき、今回のはあくまでも白だしコート・デュ・ローヌ。ドゥラスで買えるワインでは最安値かもしれませんがその実力はというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(個人的に+♥)
あー、しっかり地方っぽいクセが・・・
このクセの好き嫌いでローヌ白に対する相性は決まると思います。
使ってるブドウはグルナッシュ・ブラン主体にヴィオニエ、クレレット、ブールブランという配合値っぽいんですが、割りとソーヴィニヨン・ブランっぽい印象も持ちます。
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あ、ラベル項目で書いた紋章ボトルってのが↑。実際に見ると奥行きがある綺麗な紋章になってるんです。

色は価格の割には黄色みがあります。品種個性でしょうか。
香りに梨、白い花、おしろい、桃の缶詰などなど。ヴィオニエが意外と幅きかせてるんじゃ?って感じの香りではありますが、高級感はないところは残念かしら。
アルコール感なども高く、蜜っぽさは少なめ。香りからしてしょっぱそうな雰囲気があります。
味わいもそのとおりでミネラリーさがまずやってきてから、白桃缶詰と青めのスイカ、少しのマロングラッセがありつつも、ソルト感がアフターに残ります。
ソルティ・ドッグよりも塩辛いかも?
まぁ、安いローヌ白っぽいといえばそういう具合ではありますか。
想定以上に塩っからい要素が多い部分が賛否ありそうで、上手いこと使うと映えそうな料理と合わせたい感じになっています。
魚だけでなくお肉にもいいんじゃないかなーなんて。
あくまでも、下町のおねーさんって感じですね。どっか田舎くさいけど、全体に品はもっているみたいな。古典的なファンタジーのヒロインっぽいですねそう書くと(ちょっとシンデレラにはなりえないけど)

コストパーフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(ハまれば)
1500円前後、という価格で飲めるのであれば充分な味わい!
ローヌ系の白のサンプリングとして勉強するにも悪くないぐらいの価格だと思います。
ドゥラスのいいところは上述したとおり、ボトルが派手なところ。ワインに詳しくない人相手であれば、パーティーでも充分に使える雰囲気を「説明なし」で持ってくれてるのは嬉しいところですね。
ただ、料理との合わせ方は是非検討なさってください。使い方しだいで良くも悪くもなる両刃であります。

という訳で、ドゥラスの最安値白でありました。
有名ドコロがしっかりと低価格で出してくるって所がローヌ地方の私の好きなところ。
ドゥラスも充分に貫禄をもっているなぁと改めて感じさせてくれますネ。

残念な事に楽天では売り切れっぽい?ちぇー。クリスマス用の白に悪くないのに・・・

フラッグシップも扱いが難しい印象がありましたネ。玄人好みのワイナリかも

一部のゲームオタク的に「ドゥラス」はこれのキャラをイメージするらしい

| フランス | 21:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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今年最強コスパのワインがヌフだなんて・・・ レミー・フェブラス・シャトーヌフ・デュ・パプ2012

うぇるかむ!
ワインブログをやっている身として、一番悩ましい時が
「これ最強にヤばいんだけど、自分もう少しこれをかってからのがいいんじゃないか?」
みたいなとき。で、今日のワインはまさにそんな感じ!
だからいつもより更新速度を早めてサーッ(迫真)ってトップページにこないようにしようかと^^;

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レミーフェブラス・シャトーヌフ・デュ・パプ2012
おそらく、現行で最も安いヌフです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベル自体は至って普通にヌフ。鍵のマークなどでお馴染みの感じですね。
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裏面も全くもって普通。ネタバレしておくと、普通どころか大手会社が作ってるワインであります。
ピカール・ヴァン・エ・スピリチュー社というフランスの大手会社・・・・・・まぁ、日本でいえばアサヒなりサントリーなり思い浮かべていただければよいのですが、その会社がヌフでやってるリーズナブルがモットーのワイナリです。
最新の醸造技術と知り尽くした醸造家・・・などと書かれているものの、深く書いているところは全くありません。
まさしくド大手が作っている、日本人が割りと嫌煙したりしがちな「大手のワイン」の一つといえるでしょう。
日本においてそれはあまり好まれず、それこそ
「評論家高評価」「小規模とかファミリーとかカルトこそジャスティス!(カレーメシ君めいて」
が絶対の世の中です。私もこれを売っていたショップの店長に勧められつつ
「ヌフ好きだからいいけど、まぁ価格が安いし買うかー」
ぐらいの気分でした・・・がッ!

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的に+♥♥)
ワォッ!ピノ系グルナッシュだッ!!
果実自体の弱さがキッカケなのか、それともヴィンテージの奇跡なのか・・・・・・
グルナッシュには濃くて強いスペイン系(ガルナッチャっぽい系)がある反面で、ラヤス様あたりがやってのける南仏ピノ類似系というのがあります。
このワイン、見事にその特徴を捉えているッ!

色は比較的赤さが目立つタイプ。それほど濃くはありません。この段階でピノというよりはガメイ寄り。
香りからアセロラ、チェリーなどを主体にスパイスが後からやってきて、このスパイスのセクシー要素自体がいいワインの予感を携えています。
果実感自体はシンプルで素朴。しかしながらスパイスの胡椒感とカルダモン少々などなど、それなりにメリハリがあるのが特徴的なんですね。
味わいは、そうしたスパイス要素がまずやってきてから、今度は果実が後からピノぐらいの所謂「繊細さ」をもってやってくる訳です。
ストレートといえばストレート。ラヤス様など程の複雑感のある果実や紅茶要素、またはスパイスにはありません。
しかしながら、それを小規模ながらに演じている。
いちぢく、チェリー、アセロラなどの果実要素はチャーミングだし、それらをおおってスパイシーさがしっかりと見えて作品を大人にしているような。
中国茶よりは英国茶なタッチ、くせっけのあるライチ感が微量に感じられることも。
アフター自体は長くないものの、そうした要素がバランス良く入っているためドリンカピリティと料理への合わせやすさが良好。
自分で買った以外に、先日の中華との合わせにも持って行かれたワインなのですが、中華に対してはアリアニコ同様に抜群に楽しませてくれるでしょう。
ヌフらしさ、というものを表現しつつ、その中でもどちらかというと最高峰と言われる「ピノ寄りのグルナッシュ」の立場でいるという・・・・・・
ヲタクが大好きなセクシーで誘ってるけど処女的なアレを彷彿とさせます
おそらく、来年とか去年のこのワインにはなかったんじゃないでしょうか?2012年、なんだかスゴイヤバイヴィンテージでしたっけ?

コストパーフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ワォ!このタイプのヌフが3000円!?ケースの準備が必要だ!!
という訳で、私はとりあえずクリスマス用に一本ストックいたしました。
ヌフという一等地のしかも充分に楽しめるワインと、ターキーレッグをかぶりつくサバイバルなサイレントナイトが今から楽しみになっちゃいます一人身だけどネ
グルナッシュという品種が、実はピノに近いタイプであることを知るのには安いという他ないワインです。
それも熟成しているわけでもないワインで。本当に大手がこういう事しちゃうと小規模生産者が困っちゃうんじゃないの?という感じ。
プレゼントにするには全く向かないのですが、デイリーにグルナッシュが欲しいならこれはダークホースでしょう。

という訳で、レミー・フェブラス・シャトーヌフ・デュ・パプでした。
大した情報が得られない上に土地の割に格安なワインでしたが、それゆえに奇跡が起こったのかもしれません。
毎年コレだったら、とっくに大人気ワイナリのハズですもの・・・・・・たまには飲んでみるモノですねぇ大手。

ヴィンテージも書いてないような不安さがありますが、楽天最安値はここ。必ずヴィンテージはたずねてくださいネ

スパイシーかつ少女的な

| フランス | 22:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ヌフという地域全体のクオリティ ラ・バスティド・サンドミニク・シャトーヌフ・デュ・パプ2012

うぇるかむ!
私はパーカーたんの事を「ローヌ辺りの専門家になればよかったんや」と思ってたりするんですけど、人の事いえず、私もローヌ好きなので今日もローヌであります。

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ラ・バスティド・サンドミニク・シャトー・ヌフ・デュ・パプ2012
ヌフですよ!ヌフヌフ~

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルは何だかチグハグな文字のスタイルになっており、フォント民が見たら激おこプンプン丸になりそうです。
うーん、なんだろうこの微妙なデザイン力は・・・・・・
作り手はボネット家という所が現在所有し、16世紀から続いてはいるのだとか(ボネット家は1976年にここを買い取り)。
で、インポーター元にはあんまり情報もなく、一応パーカーポイントが高いなんて書いてあったので調べてみたところ、良くて92点ぐらいであり平均すると87点のヌフっぽい。
ヌフで単独生産者でおそらくフラッグシップかセカンドポジで87点・・・・・・因みにスペクテーターの方が評価がまぁまぁで91点平均ぐらいだった模様。
あんまりにもデータやエピソード力がないのではありますが、しかしやっぱりヌフなんですよ。
私にとってはそれはポイヤックやマルゴーやポムロールやヴォーヌ・ロマネやミュジニーやモンラッシェやシャンパーニュよりも優先度が高い文字列ナノデス・・・・・・

コストパーフォーマンス(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
バランスは悪いがヌフはヌフ
どちらかというとスペインないしラングドック寄りの作りになっています。濃いグルナッシュ主体ってところですね。
公式から引っ張ってみたところグルナッシュ80%、シラー10%、ムールヴェードル5%、サンソー5%だそうで。
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色は赤さが割りと目立つタイプ。味わいとはこの辺り矛盾するかなぁなんて。
香りに黒胡椒の印象をギンギンに感じます。ステーキとかでもうめちゃくちゃ黒胡椒というかシーズニングスパイスかかりまくってるお店とかあると思うんですが、そんなイメージです。
オラァッ!っていいながらミルでゴリゴリやってそう!
味わいもそのスパイスでグイグイと押し込んで来ます。リキシですか。
メロン系の甘さがあり、またアフターに中国茶系の雰囲気は出ていますが、まずスパイス!次にスパイス!!なあつくるしいスタイルといえるでしょう。
それでも総合的にヌフっぽさを感じさせてくれるのは、甘味だけでなくダレずにはいるところで、テロワールという言葉をついつい使いたくなってしまうところですね。
作り自体は大雑把な出来栄えだと思うのですが、地域っぽさはまだあるかなーぐらいの。
や、ド濃いガルナッチャだとアフターはもっとくどい事が多いので、そこまではいかない辺りがまぁまぁな。

コストパーフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
そういう訳で、5000円行かないかな~ぐらいの値段ならギリギリ妥当な感じがしました。
多分、もっとしっかりと飲んであげたらレベルがあがりそうなワインです。
5000円だと優秀な生産者だとジゴンダスだったりすることもありますからネ。
ヌフという看板を盛ったワインという事であれば、あと2000円ぐらい追加するとかなり良質なモノが揃ってくるので私ならソッチを買いますが、あくまでお安くヌフにこだわるならコレもありかな~という。
ヌフの平均値ではありますから、ワイン勉強会とかを開くときのサンプルにはぴったり!

という訳で、ラ・バスティド・サンドミニク・シャトーヌフ・デュ・パプ2012でした。
グルナッシュはどうやっても旨い。その上でヌフっぽさというのが感じさせられる品になっています。
いや、ラヤス様とかのピノより繊細みたいな真髄には全く至っていないのですが、もっと一般的な濃厚グルナッシュで言えば充分なクラスだと思いますネ。

調べててお察ししちゃったかも・・・・・・「このインポーターにしては、誇大宣伝が少ないわ?」と思ったんですけど、おそらく「ヌフ・デュ・パプはマイナー地域」だと考えてません?

ヌフヌフ・・・とか言いながら飲んでたので検索。まさかオサレなイヤリングが出てくるなどと

ぬふぬふってこっちが出てくるとばっかり

| フランス | 09:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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たまにはビール! ヴィンテージ入りで有名なトラピスト、シメイ・ブルー2014&西友格安ブリテンビールなジェントルマン・ジェームス

うぇるかむ!
休日だというのに一日ダラダラとしておりましたら、すっかり更新忘れてましたーッ!
という訳で、たまにはビールの時間です。

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シメイ・ブルー2014
そう、ヴィンテージが入ってるのがなんだかワイン的でいいでしょ?
このビール、私としてはそれなりに思い入れがありまして、学生時代にアルバイトで稼いだお金で始めて買ったビールだったりします。
「お、なんかビンテージとかはいってるー。つよい(小学生並の感想」
って思ったのですね、当時。それいらい私の贔屓は黒系ビールであり、トラピストビールであったりします。
あぁ、あの頃アルコールに弱いから控えめにしようなんて言わずにビール中毒者になっていればワインにこれほどお金をぶっこまなかったでしょうに・・・・・・

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スクールモン修道院という教会でえっちらおっちら作られている、トラピスト・ビールの代表的銘柄。
スーパーにも比較的入荷率が高く、レアリティはほぼないビールといえましょうか。
上面発酵の瓶内二次だったりもするとか。
ただ、あまりにメジャーすぎてビールファンが敢えてこれを好きって言う利率は少ないような(ヴィンテージがついてるせいで、味が落ちたみたいな言われもしやすかったり)。
という訳で、スタイルとしてはハーヴがどことなく効いている黒ビール。
紅茶っぽさがどこかあるのがこのタイプは好きナノデス。
あんまりバナナ要素などの甘みはなく、かといってブラックコーヒーのようなスタウトでもない中庸さで、ベルギー高級ビール入門として的確な味わいではないでしょうか?
これだけは毎年飲んでますが、なんか懐かしさのせいか正確な評価は不能って事でひとつ。

◆◆◆シメイブルーおしまい◆◆◆

で、続きまして、打って変わって今度は格安アイテムになります。
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ジョー!ファイトシマショー!ジョー!!
明日はどっちだ~♪時代より口笛吹いてる時代のアニメ版が好きです。
という訳で、ジェントルマン・ジェームズ。
これ、西友で150円ぐらいで売っています。アスダシリーズのビール版です。
エールビールだよーぐらいしか情報がありません!
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このシンプルさよ・・・・・・
ただ、これ規格がばっちりビール。糖類オッケーだっけ?とも思いますがビールなのですよ!!
味わいもちゃんとペールエール系で、多少琥珀がかっており思ったよりもパンチがない感じで、ちょっと残念なもののウルフ金串程度の実力はあります(シンクは何いってんだ?と思った人が正しい)
果実感などよりも麦芽感であり、多少のシロップ的な感じがちょっと作為を感じるものの、価格があまりに安い。
298→198→158と値段が半年間でガッツリ下がったらしいんですけど、298だと高すぎ!198ならまぁスーパードゥライを呑むよりは・・・ってところまでお買い得感があがっており158円となるともうこれは買うしかあるめぇ状態であります。
ネットスーパーではほぼほぼ公式でしか買えませんが、公式の情報サイトもなんかページがなくなってたりで在庫セール中なのかもしれません。
見かけたらお試しあれ~

最近になってシメイシリーズがラベルチェンジされてるっぽい。うむむ。


こう、シスターが作ってると想像すると、旨さがあがりません?(まぁ、ガチムチなバレット・モンクみたいな人らが作ってるんでしょうが)

ジョー!ファイトシマショー!

| たまにはビール! | 23:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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チャイナと良く合う!格安アリアニコの驚きの大人美味しさ アリアニコ・デル・ヴルトゥレ・カンティーナ・ディオメーデ2008

うぇるかむ!
先日中華と呑んだワインシリーズ第二弾、にして本命であります。

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アリアニコ・デル・ヴルトゥレ
カンティーナ・ディオメーデというワイナリが作るアリアニコ100%であります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベル自体は何ともむしろ冴えない感じすらありますネ・・・
柄じたいには特筆すべき部分がない気がします。
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後ろも至って普通。
アリアニコ・デル・ヴルトゥレというのはDOC名。イタリアのバジリカータ州というワイン的にはマイナー地域の火山地域ワインですね。スーペリオーレになるとDOCGに格上げされるそうな。
カンティーナ・ディオメーデというプーリアのワイナリがバジリカータで作ってるテーブルクラスというのがここな訳です。
作り手はルイジとサビーノという「なんかどっかで聞いたことあるよーな名前」の幼なじみ二人。ホモォ妄想が捗ります
というなんとも田舎的なニュアンスでそもそもありました。

が、このワインリアルワインガイドの2013年旨安大賞に掲載。
リアルワインガイドvol.44

リアルワインガイドvol.44
価格:1,800円(税込、送料別)


それで人気がドッと出た・・・という程でもないのが日本のワインジャーナルの悲しいところで、今回もそれなりに買えたのでした(そもそも去年だし)
さて、そんなこんなでパッとしませんが、実力の程や如何に・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(中華と食べるなら+♥)
思わず「ズルい!」と言いたくなっちゃう感じ!!
中華との食べ合わせがベラボウに良かったので、ちょっと評価が正確でないようなあるような感じ^^;
とにかく地ブドウ系の良さがちゃんと出ている結果、黒酢やとろみをつけた料理の多い中華にばっちりしっくりくるのでした。

色は赤紫系で08年ながらそんなに枯れた印象はありません。
香りからブルーベリーとシガーっぽさが出ていて、多少土っけもありまさにハードボイルドさが見え隠れします。
しかしながら、味わいはまず甘いなぁと感じさせてくれる果実ジャムがやってくるのです。
で、それから出た出た!ッて感じにスミレの花っぽさが広がると。
上品にはありませんが、タニックさやミネラル感もそれなりにあり、割りと濃い目に香りをつけつつパッツリと〆てくれる。
じっとりとした重たい系のワイン。明るい小娘系なタッチにはありません。
飲みにくくもありませんが、香り方や味わいの感覚は迫ってくる感じで、単体だと少しツンツンかも。
そうした重たい特徴が中華のオイリーさと良くあうんですよねコレが・・・・・・
地ブドウの強みは「クセっけが意外と食事に合わせやすい事がある」部分であり、その点をクリアしているのです。
感動的な程突出した良さはありませんが、しかし地ブドウらしい良さは網羅している。
したがって、定食系中華みたいにザックリした料理に対してはかなり相性がいいという。
いやぁ、いい食べ合わせでありました。

コストパーフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
マイナスなのはラベルだけ!この1200円は売れ残ってるのが奇跡・・・
なんで2013年に特集組まれたデイリーワインの在庫がまだ各店で残っているのか?
疑問です。これ、コスパ自体はなかなかでありますヨ??大手インポーターなのに。
確かに単体で呑むには重たいかもですし食べ合わせを気にする必要があるかもなのですが、アリアニコのベースを知る上でも悪くない出来。
1500円アンダーのイタリアの軸として十分に即戦力になってくれるでしょう。
1年以上存在こんだけ人気ないのは、冴えないラベルのせいだと思います。
ワイナリに誰か助言してあげてほしい。

という訳で、アリアニコ・デル・ヴルトゥレ・カンティーナ・ディオメーデ2008でした。
リアルワインガイド人気ないのかなぁ、日本のワイン雑誌の中では好きな方なのですが・・・・・・
と、ちょっと調べててしょんぼりしちゃうところもありました。
アリアニコってどんなの?とかちょっと変わり種を安く飲みたいな、という向きには明らかにオススメのワインであります。

このお店だけあるってわけじゃなく、ネットショップ販売店がまだまだ見られる。アリアニコ不人気もあるんでしょうけど・・・

「にこ」だけに世界のYAZAWAをペタリ。実際このワインマジメな時の妙に尖ったYAZAWAっぽい気がしなくもないデス。

| イタリア | 22:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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パーカー&神の雫で日本最人気マルベック?可能性の獣なのか・・・ チャカナ・エステート・セレクション・マルベック2012

うぇるかむ!
さて、午前中の予告通り、中華屋さんで呑んだワインのご紹介。

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チャカナ・エステート・セレクションマルベック2012
一部には異様に有名なマルベックとなっています・・・・・・それにしてもいつもより増して画像が粗い!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルはなんか良くわからん獣がドドンと構えています。
かわいい!!!!!!!!
チャカナ、というのは南十字星を意味するんだそうですが、なんかアンデスの文化どうこうと調べると出てきます。
それよりも一番注目どころはアルベルト・アントニーニ(イタリアのテスタマッタなどの人気醸造家)が関わっている点でしょうか。
テスタマッタもなかなかの評論家ワインでありますが、このワインもかなり評論筋に関しては強くあります。
まず、パーカーたんが毎年93~92点をつけて「驚くべき発見だったぜ^~」と意気揚々とします。
次に、キバヤシこと漫画「神の雫」でここのレッドブレンド版が遠峰一青により「お・・・おぉ・・・」され、巻末特集にも良い評価を残しているノデス。
ほぼ、最後のテーブル価格帯神の雫ワインといって言いでしょう。
パーカーたん&キバヤシという日本においては最強タッグめいた押せ押せで、現在売れに売れているマルベックという訳です。
(ちなみにスペクテーターは90点超えしてなかったり、雑誌によって評価がまばらです)
ついでに、このブランドの一応のところフラッグシップに当たるワインの模様(ちょっと情報曖昧。シークレットや別ワインがあれば情報求む)
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年号をR12ってする辺りが心憎いなぁ。
さて、お察しのいい方は私好みのワインだとお分かりいただけたと思うのですがその実力はというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
非常にまとまりのいいワイン!
実はマルベックってまとめやすいワインなのではないか?と私最近思うのですけど、その中でも特に統一感があるマルベックだと感じました。
すっかりまとまりができている。

色はさすがこの品種な赤紫系。想定よりは薄めだったかも。
香りはバニラ要素が強くありつつも、どこかシガーっぽさやブルーベリーを踏まえつつ、まとまったカフェオレ系。
味わいも同様にとてもまとまり良く仕上がっています。
というより、どこか低価格のミッシェル・ロランプロデュースなタンニンのマイルドさ+果実感のそれなりさ+カフェオーレといった作り。
非常に上手くまとめてあるんですね、華々しい印象を持ちつつ、アフターが雑にならずに最後までまとめてあるという。
この「マイルドに全てを収められる」という要素がマルベックらしさだと思います。
カベルネだと草っぽさが出たり、メルロやシラーだとなんか味気なかったり妙な甘さが出たりするというのは無視しつつ樽要素などを素直に伝えてくれる。
獣ラベルながら、思ったよりも荒々しくなく理知さを感じるマルベックでした。
ついでに、明るいキャラクテールをもっているのはグッド。この辺りはイタリア系の人がコンサルトしている所以でしょうか。割りとフランス寄りになりやすいマルベックの中でも軽やかです。
なお、中華料理とはそこそこには合うものの、果実感を多少消してしまう嫌いがありましたネ。
料理というよりワインが不味くなるタイプ。

コストパーフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(+♥?)
マルベックの実力を知るにはいいキッカケになりうるワイン!
個人的に、マルベックだとカテナ・ワイナリーなど好きな所がそれなりにある=ちょっと偏見的に見がち。
なのでちょっと中途半端な点数付けの仕方をしています。実力派ではあると思いますね。
特に「点数付けをする評論家タイプ」の人相手に有効なアイテムであり、総合的なバランス感覚に優れ、かつ当たり障りなく作られており、点数付けするサイト(当ブログ含む)で評価が高く付きがちなワインの典型例かもしれません。
一度、お試しあれ。評論家の特にアメリカ系の人はこんなワインだと評価がゆるくなりがち・・・というのが察する事が出来るでしょう。
プレゼントには、そうした話題性を知っている人であればそれなりに?

という訳で、チャカナ・エステートよりセレクションマルベックでした。
呑んだ時に思ったより軽やかだなぁと思ってたらイタリア著名人が関わっていてちょっと納得でした。
アルベルト・アントニーニの実力を鑑みられる最安値のワイン?とかんがえるとよりお得でしょうか。
行くぞバナージ、これは俺たちだけのマルベックじゃない(突然のリディ)

マルベックの現代、という鑑み方も吉でしょうか

つよい(味が)

| アルゼンチン | 22:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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中華な日

うぇるかむ!
昨日は更新がグラス分しか出来ませんでした・・・・・・
理由?

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中華食べてた!

某所のワイン会の後某所でワイン会でした(許可得ていないので某所づくし)
という訳で、今夜ここで呑んだワインとか更新していく感じになるかもです。
お楽しみに~

| 未分類 | 09:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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宮廷づくりの地ブドウワイン!? エスタハージ・ブラウフレンキッシュ・ライターベルクDAC2011

うぇるかむ!
これまで、当ブログはとある国をやってきませんでした。
そう、オーストリアであります。

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エスターハージー・ワインナリー・ブラウフレンキッシュ・ライターベルクDAC2011(エステルハージ)
そう、オーストリア地ブドウであります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
なんかよくわかんないけど可愛らしいラベル!
高級感はない動物系ラベルですが、なんかチャーミングであります。
が、この着飾った感じもある程度意味しているところはあるのかも・・・・・・
というのも、このワイナリ17世紀から続く宮殿を構えた公爵家のワイナリなんですね。
ワインで給料を支払っていたようなところです。
更に、最近になってモダンな建築のワイナリーまで追加で立ててるらしく、こうなんと言いますか伝統の家が作るワインだったりします。
それでダックがゴスロリか!?

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裏面はいたってふつーな。
で、今回のブラウフレンキッシュはオーストリアで色々と交配されたレアな地ブドウ。
ただ、どうにも公式インポーターにもこのワインの姿が見当たりません。
正直いって、思った以上に謎のワインなのですがその実力とは・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
思ってた以上に地ブドウ系
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土っぽさが満載のある意味ではイタリアに近いタッチだとも思います。

色は赤さが結構目立ちますがそこそこ重たいカラーリング。
香りからしてかなり土っぽい印象で、ダートな感じに少々のフルーツ要素。
味わいもワイルドでしぶめの紅茶感などを主体に後からフルーツの印象がやってきます。
ワインとしては特徴的な質感といえましょうか。
北海道あたりのワインに似た感覚はあるものの、それらの多くよりも品位があり、そこそこにタンニンや酸や甘味も。
ただ、何よりも土っこさがどこかあって、それでいて草っぽさはほぼ見られないというのが独特かなーと(大体ハーブ感などがあったりするものですが)
これぞ地ブドウスタイル、ともいえるでしょうか。公爵家、というので割りとトスカーナ辺りを思い浮かべちゃってたんですが、もっともっと片田舎っぽさがあるといいますか。

コストパーフォーマンス(最大5pt)

なにせ、ティスティングで飲んだものですから、値段が良くわからない。6000円アンダーだと思うのですが・・・・・・なにせ公式でもないし売ってるお店も探せなかったしでまいりました。
かなーり独特のスタイルなので、好みを二分するかとは思います。
見かけたら手にとって見て、自分で試してみる・・・というのがいい気がしますネ。
著名なクラッシック音楽家のヨーゼフ・ハイドンがここの宮廷に仕えていたってエピソード次第では音楽系の関係者のプレゼントにもなりえる?

という訳で、エステルハージ・ワイナリよりブラウフレンキッシュでした。
割りとなんでかスルーしてましたオーストリアでまず調べるのにも苦労しておりました^^;
しかしながら、もっと掘り下げていくとドイツ同様に面白い地域であるという気がします。しばらく様子を見たい地域ですネ。

同ワイナリの感じだとこんなのはあったのですが

ダックといえば、北京よネー

個人的にはこっちの印象

| オーストリア | 22:17 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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大塚製薬も出資!パリティスティングレジェンド・・・の白は如何程? リッジ・エステートシャルドネ

うぇるかむ!
先日、大塚製薬の会長大塚明彦氏が亡くなられたとのこと。(ワインレポート様より)
追悼もこめつつ、本日はリッジ・・・・・・の、シャルドネであります。

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リッジ・シャルドネ・エステート2011
リッジの白版であります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
パリ・ティスティングの超有名ドコロですよネ
概ね、当ブログ見ている方に説明は不要かもしれませんが、単純に言ってしまうと
「ブラインドでアメリカがフランスに買っちゃってエライ騒ぎになった記念碑的イベント」
のアメリカ代表のウチの一本がリッジ・モンテベッロというワインなんですね。


詳しくはこちらって感じ。
作り手はポール・ドレイパーという「聖人」「ゴッド・ハンド」などの異名を持つレジェンド的存在。
なんかもう数々の賞をたっぷり受賞しまくっててエライことになってる人物です。
約120年前には存在してるワイナリであり、そこにポールが入ったのが1969年。
そして、この度お亡くなりになってしまった大塚明彦氏が1986年に購入したのでありました(その詳しいのは上述リンクのワインレポートさんにお任せしましょう)
そこからめちゃくちゃ高い評価を受け続けている、カリフォルニア代表ワイナリの間違いなく一角です。
……とはいえ、高評価はまぁほぼほぼジンファンデルであったりカベルネの、それもモンテベッロというフラッグシップな訳ですが。

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なんか後ろの文字数が多いのもどこか日本的ですね。

で、カベルネとジンファンデルの大家でありますから、他のぶどう品種は比較的控えめです。
一般的には片手間なワインであることがそういう時って多いのですが、リッジのシャルドネはちょっと違うっぽい(CV:夕立)
今回のエステートは単一ヴィンヤード版の更に下にあたる、AVAサンタクルーズ=広域めワインなんですが、元パーカーの右腕であるアントニオ・ガッローニが09年に対して95点をつけます。
ついでに、実はエステート=自社畑=大体の部分がモンテベッロらへん
という所謂ヴィンテージ差での格下げ系だったり(2011年はカリフォルニア全体があんまり良くなかった年)
作りとしてはアメリカンオークで新樽使用率が低いのが特徴。
意外と希少性が高いものの、セントラルコーストを地上最強のワイン産地と言い切る私としては飲まざるを得ない訳です。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
カリフォルニア・シャルドネの代表例だ!
パワフルで、実に計算がとれたスタイルだと思います。
ナイスバディをたっぷり見せつつも、そこに見える訓練やポージングの成果が現れまくって、まさに都会的セクシーガールなんです。
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色はご覧のとおり、私のヘッポコ写メでもばっちりな黄色さ。
香りにバターとグレープフルーツがガッツリ着ていて、バタ感が濃厚ながらもバランス良くフルーティーさが演出されています。
この辺りのバタバタしい感じはアメリカンオークからなのかしら?
かといって、おしろいなどの上品な感じはありません。あくまでもバター&グレープフルーツ・・・ケーキっぽさが高いといえるでしょう。
味わいも良く調整がとれていて、舌触りは中庸ながら全体に均一に酸・甘味・苦味ができています。
とにかく整っていて、アフターのフィネスっぷりがしっかり出ていてパワフルだけで済ませないのがわぉ!って感じ。
黄色果実を主体に、たっぷりバターを塗ってパウンドケーキを作ったかのような出来栄えと質感。
と、書くとすごく強いばっかりのワインにも見えがちですが、そうでもないあと残りの綺麗さを備えているのがとにかくスゴイんです。
それが気合が入りすぎていないせいなのか何なのかまでは言及しがたいですが、調律の気高さが品位に結びついています。
個人的にかなりパーフェクトなカリフォルニア・シャルドネだと感じたのですが、例えばミネラリーさなどはないですし、あくまでもカリフォルニア・シャルドネの枠組みの感覚かなぁとは。
しかしながら、米国トップクラスを赤メインのワイナリが作っている事は間違いないと思います。

コストパーフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
キスラーの低価格を買うなら、こっちのがいいですヨ
殆ど同価格のキスラー・ノワーレ・ゼッティエールとこちら、どちらを買うか?という質問が仮にあったとしたら私は即答で
「リッジ・エステートのが美味しい」
と言い切ります(もちろんヴィンテージ差などあってキスラーが上回る事もあるでしょうが、ベースとして)
後味の洗練されてるぶりと作りの良さが良く出ているんですね。
ある意味で、完璧美少女系なのでクセがなさすぎるともいえますが、私こういうカリフォルニアの作り込み好きナノデス。
プレゼントにも知名度ではバッチリ。リッジというだけで喜ばれると思いますが、樽10個程度の少ない生産であることも加えればもうちょっと喜ばれるかなーと。
パリ・ティスティングを見習ってブラインドティスティングで出してあげるのも面白いと思いますよ。
完成度の高さに、カリフォルニアまでは当てられても概ね白専門ワイナリの名前があがるハズですから。

という訳で、リッジ・エステートシャルドネ2011でした。
日本の出資ワイナリって実は「ハズレなし」なのではないかと思うのです。
日本国内がイマイチな分、金持ちが海外のワイナリを良く見ている。
それにしても、リッジのシャルドネがこれだけ美味しいのは驚きなんですよね。
アニメーターが漫画も上手だった、みたいな具合の実力をひしひしと感じてしまったのでした。

今は大体12年に移行しています。まぁ、どっちもいいヴィンテージではないものの・・・・・・

「調和を重んじるナイスプロポーション」として、なんとなーく聖白蓮を思い浮かべるかも。後光感も含めて。

| アメリカ | 23:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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オーストラリア自然派の・・・ロゼ!切り貼りラベルの珍妙さ スモール・フライ・ワインズ・ロゼ

うぇるかむ!
昨日は見事にお休みしてしまいましたうぐぐ・・・・・・
ということで、今日はガッツリとしてないオーストラリア(なぜだ)

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スモール・フライ・ワイナリー・ロゼ2014
なんでラベルを並べているかというと
ラベルが一枚一枚概ね違うから

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
このワインのラベルは「大きな紙にイラストをのせて、それを切り取って使う」という事をしているらしく、上記の用に一枚一枚でラベルの柄が異なるというもの。
オーストラリアらしいヘンテコラベルであります。
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作り自体はこれまた自然派カルト定番のバイオダイナミックであり、使うブドウがサンソーとグルナッシュという・・・わぉ。
2005年の設立ながら、自社単一畑を所有し半分ぐらいが樹齢100年超えしているのだとか(もう半分も50年はいっているもよう)。
アンティーククラスのブドウの樹で作っているロゼって事ナノデス。なんかもったいない気も。
で、このワイン、ハリデー先生とかはバリューワインとして高評価を出しているらしく、また某店某有名ソムリエが
「最近コレにハマっててね~」
と、なんと2週間に渡ってちびちび飲んでいたそうな(そして管理しっかりしたら味も落ちなかったそうな)
さて、そんな怪しいワインですが果たして・・・・・・

香り・味わい(最大5pt)
♥♥♥♥♥♥♥(個人的にプラス♥)
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あぁ^~マッタリするんじゃ^~
とてもマッタリなワインです。とにかくゆる~い系ロゼ。
疲れた時に飲みたい味ですね。私は今すぐ飲みたい!(!?

色は若干オレンジ気味のカラーリング。
グルナッシュが案外強いのかしら?
香りにピーチとアプリコットのようなフルーティーな香り。白い実の果実っぽいといえばぽいかも。
味わいはそうした果実とその葉っぱという、一見するとストレートな質感。
それらの細めの果実と舌触りがマロ味があって、珍妙な感覚でとてもマッタリするんですね。
後からしっかりスパイス感がやってきて、しめるところはしめてくれるのが良いアクセント。
特に白桃感が高く感じられます。ただ、ネクターって感じじゃない。
ガバガバ呑むドリンカピリティ感、というよりは確かにゆっくりのんであげたい癒し系枠。
近年の「のんのん難民」「ごちうさ難民」の方々にオススメするんじゃ^~

コストパーフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
最新のロゼを知る、という意味では絶対購入
ロゼ・ブームがフランスの若者にキているらしいですが、その世界版としてみれば4000円アンダーのこのワイン、かなり面白いハズです。
ラベルの珍妙さ故に、プレゼントにはあんまり向かないかも?とは思いますが一人でマッタリするにはぴったりかもしれません。
なんかこう、パーティー向けって感じのしない、田舎情緒あふるるロゼなんです。

という訳で、スモールフライ・ワイナリーよりロゼ2014でした。
なかなかキレたバイオダイナミックワインでありました。恐ろしい。
ロゼのベタを抑えつつ、程よく個性を出している感じが心がぴょんぴょんするんじゃ^~ナノデス。

日本入荷数は50本満たないので見かけたら買うのが吉

こりゃシラーズとかも試さねば・・・
スモールフライ バロッサ シラーズ

スモールフライ バロッサ シラーズ
価格:4,026円(税込、送料別)


北米版なんて出てたのんな

| オーストラリア | 09:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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