オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

2013年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年02月

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ヌフの伝説がヴィンテージ概念を殺す! アンリ・ボノー・レ・ルーリエNV

うぇるかむ!
ローヌ特集3本目、日付ギリギリ更新になりますが今日も抜群の生産者・・・・・・のNVです。
ローヌのNVです

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アンリ・ボノー・レ・ルーリエNV
まさかのノン・ヴィンテージ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルは斜めばりにオシャレ文字というモダンな印象のスタイルで、如何にもテーブル意識がありますネ。
アンリ・ボノーはヌフ・デュ・パプにおいては伝説級の人気ワイナリー。
ローヌの専門家になるべきであったろう、パーカーをして

「アンリと一緒に試飲するのはなんてスリリングな事だろう。彼は人柄がすばらしいだけでなく、生産者としても並外れている。レイノーがなくなってからは伝統あるヌフのこころと魂を守り続ける第一人者としてアンリが君臨するという説には説得力がある」

と、確実に内心「結婚しよ」と思ってるであろうホメ殺しをしています。
もうそうした感じで、文献上も多くの伝説がありまた入手難易度も高い生産者です。
で、そんなアンリ・ボノーが恐らく買い付けの葡萄で作っているのが今回のレ・ルーリエです。
アンリ・ボノーの中では圧倒的な価格の安さ!
完全にヴァン・ド・ターブル、ノンヴィンテージで古樽がメイン。グルナッシュ80%サンソー20%という少し古臭そうなスタイルになっています。
一応、08年ごろ収穫の葡萄が現在流通しているモノには多いとのこと。
多くのワイン通ならば「おいおい、いくらアンリ・ボノーだからって格安のそれもNVで適当な作りだろスルースルー」として然るべきでしょう。
京アニ制作だからといって名の知らないスタッフ&声優の5分アニメとか見ませんよって感じです。
かのパーカーもこれにはポイントをつけておらず。
では、その実力はというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
ア、アイエエエーーーー!!!
NVが出て殺す!!!!!!!!
これの前にはヴィンテージなんて概念はネギトロめいた物体にすぎない!!!!!!

今回のモノは抜栓から3日おいた状態のもの(ソムリエがわざとそうして提供していました)
色は結構綺麗に赤さが出ており、エッジ部分などには変化は感じられません。
この辺りはNVだからなのか、割りと安っぽい印象もあるカラーリングといえるでしょう。あんまり変化がないんですね。
香りはしっかりとしたいちぢく、綺麗に茶葉、カフェ感少々の豊かな香り。
グルナッシュの中でもエレガントめな実力を感じさせる仕立てに香りからなっていて、味わいもちょっとだけピノ系。
バランス良く出来ており果実の印象、少々のスターアニス、いちぢく、軽い烏龍茶、漢方タッチなどそこそこに雰囲気をはじめから感じさせてくれます。
タンニンの印象などは状態もあってかなり抜けておりクリアになっていました。
あとからしっとりと果実の砂糖漬けとすっぱいタッチが出てきていてキュートさも。
私が割りと表現にかく「ぽっかぽかな、あったかい味わい」の典型例で、それもすごく綺麗に可愛くやっています。
ヌフの中でもゴッテリしすぎていないタイプ。スペインやラングドックにないローヌ・グルナッシュの旨味。

これ、シャンパーニュ同様に平均値がとられているとしたら、むしろスゴイことではないかと。
安ワインに規格上なってしまいますが、しかし「安定してこの味が飲める」のだとしたらそれは飲み手側にとってはありがたいことですらあると思うのでした。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
結構流通価格にバラツキがあって、3500~4500とかなりまばら。
グルナッシュワインとしてはそこそこのお値段がしています。
そのうえで、コスパが良い悪いの判断というと感性による部分が強いでしょう。
「アンリ・ボノーがこの値段で安心して買える!」とみるべきか「NVの謎葡萄の寄せ集めにこの値段はラベルだけのボッタクリだ」とみるべきか。
私は呑んだ上では(然るべきソムリエの手によるマジックだったとも思えますが)、前者だと感じました。
エレガント・グルナッシュ、というピノと得て非なる独特の味わいはなかなか高額だったりヴィンテージモノだったりすることが多いのです。
それをこの価格で、という事であればアリ。エレガント・グルナッシュを呑んだことがない方がグルナッシュに対する考えを一変させるだけのパワーは充分!
ということで、あんまり肉々しい料理とあわせなくてもOK。ソースも様々に対応してくれるので料理合わせ向けです。
案外とNVであることから市場にも残っており、ワイン通も少し怪しんでいたりするスタイルなので、敢えてプレゼントに使うのは面白い選択肢だろうとも。

というわけで、アンリ・ボノー・レ・ルーリエNVでした。
ほんと、ヴィンテージ概念とはなんだったのかと思わせる一本になっています。
これからの特集の中では味わいならばより優れたモノがガツガツと出てきますが、それらの中にこれは混じっていて遜色がありません。
つまり、「これもまた個性」として同じ卓に並んでいても違和感がないわけです。
伝統と醸造力が旨いことミックスチャーした一本、是非お試しあれ。

売れ残っている店では値上がりしている(他店より高かった)模様。しかしグルナッシュ経験浅ならば飲む価値ベラボウにあり。
アンリ・ボノー レ・ルーリエ NV 750ml

アンリ・ボノー レ・ルーリエ NV 750ml
価格:4,504円(税込、送料別)



説得力のある本懐。の、呑んでみたい・・・

| フランス | 23:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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クラシカルスタイルのヌフ、そのポテンシャルの高さ ドメーヌ・ボワ・ド・ブルサン・ヌフ・キュヴェ・ド・フェリックス

うぇるかむ!
ローヌ特集、2日目は南側のヌフに行きたいと思います。
ローヌといえば、やはりこの二台生産地!といえるエルミタージュとシャトー・ヌフ・デュパプ。
まさに龍虎と言わんばかりに甲乙つけがたい場所であり、評論家筋が相手なら覇王翔吼拳を使わざるを得ないってなぐらいにフランスでは高得点な地域といえるでしょう。
今回のモノはその中でも「作り手は若め」でありながら前回更新のジル・ロバンとは逆に「クラシカルスタイル」という

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ドメーヌ・ボワ・ド・ブルサン・シャトーヌフ・デュ・パフ・キュヴェ・ド・フェリックス2010
クラシカル=熟成を計算した作りなので、なんだかもったいないとも言えましたが・・・・・・

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルからしてクラシカルな、なんともカントリーな雰囲気のシロモノになっていますね。
まさに名は体を表すといいますか、近年の「このご時世だからこそトーキー映画」みたいなノリすら感じます。
作り手のジャンポール・ヴェルシノ氏はまだ40代との事で、ワイン業界では(引き継いだ身とはいえ)中堅程度の年齢でしょうか。
作りが全房発酵、自然酵母、プレスがバスケット、オーク古大樽二年熟成、VV(90年)・・・と何とも自然派的な作りになっています。
特に大樽と全房な辺りが「クラシカル」でしょうか。前回のジル・ロバンの「グラヴィティ・フロー」とは真逆の古典さ。
その作り方故に評論筋はスルー気味かな?と思いきや逆で、パーカーたん、スペクテイター、ステファン・タンザーが揃って90点以上の大台。
アドヴォゲイトは今回の年号で92ー94と1万円程度のワインとしてはなかなかな高さ。
アドヴォゲイトとスペクテイター高評価に加えステファン・タンザーも2000年台前半に高評価なドメーヌ、その実力は・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
お、グルナッシュ!という感覚がスゴイするワインになっています。
まさに上述の通りクラシカル、と言いますかワイン教本などにおける「グルナッシュの特徴」とソムリエが知っている「グルナッシュの本質」を見事に教えてくれるワインです。
色はなかなか透けて赤みが強く、エッジ自体は変化はあまりなし。
香りは結構スパイシーになっていて、いちぢくやルバーブなどの赤系果実の甘さと酸。獣っぽさが少々。
香りからしてオリエンタルな風情を感じさせてくれます。アジアン!八房龍之介作品みたいなアジアンっぷりです。
味わいは結構しっとりとしています。
豪勢さはあってスパイスと獣感がベースの部分に存在しているんですが、酸やタンニンはキツくありません。
抜栓から(わざと)大分たっている提供をソムリエ側がされていたのですが、それもあってかなりなめらかな舌触りです。
果実がまさにいちぢく。30%ぐらいはヌフ使用可能葡萄のアッサンブラージュなのですが、グルナッシュがまず感じられる仕立て。
ところどころにライチ感などが見えるかな?という程度で、それも「しいていえば」という程度でしょう。
甘さしっかり、毛皮感ぎっちり。
獣感などの臭気は全房効果もありそうで、成程恐らく抜栓直後はクサすぎて飲めなさそうです。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
ヴィンテージで差がありますが、1万2千円~9000円ぐらいで近年モノは推移。後はヴィンテージ&熟成値段が上乗せという感じですね。
高いグルナッシュってこんな味なんだよ、というのをキッチリと教えてくれます。

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バイブルにしてもいいのではないでしょうか?
取り扱いはかなり難しい代物だと思います。というか、本来は熟成させた方がいいのを「日数開けてごまかした」のを私は呑んでおり、それでいてかなりの良さを感じさせてくれるので、セラー持ちさんやオールド購入出来る方は是非熟成させてから。
少なくとも、抜栓直後はなんらかの方法をとらないと飲めない代物だろうと推測します。よって、初心者向けにはあらず。
でも、バイブルなんですよねぇ。是非、美味しい飲み方をして欲しいワインです。
単体で充分な美味ですが、やはり料理で合わせるなら地域伝統料理でしょうね。ラムとか。

というわけで、ドメーヌ・ボワ・ド・ブルサン・ヌフ・キュヴェ・ド・フェリックス2010でした
名前本当なっがいデスネ!

伝統的でありながら、その味わいの独特の良さから評論家筋が興味を示すのもうなづける出来!
味わいじたいはブドウや地域の強さでハッキリしているんです。
少女漫画的だとか青年漫画的(バカボンド的?)、ではなく如何にもワンピースないしドラゴンボールなんですね。
じっくりとした味わい、うーん素晴らすィ~!!

結構希少らしいんですけど、まだまだバックヴィンテージも買えたりします。


結構面白そうなセット販売とかもありました。これ「セットで売るには難しいワインばっかりのセット」ですよ・・・

| フランス | 19:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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若手の作る最新エルミタージュ? ジル・ロバン・エルミタージュ2009

うぇるかむ!
よーーーーーやく更新出来ました。5日間ぐらい休んでた気がしますが、おまたせナノデス!
モチベーションが(ワインだけでなく)異様に低下しておりました・・・なんというか、年明けから運がなさすぎて。

さて。
そんなモチベをあげるためにも、やっぱりやりたいローヌ特集。
一発目はフレッシュなワイナリーにしました。

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ドメーヌ・ジル・ロバン・エルミタージュ2009です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルは割りとシックなデザインになっています。
エルミタージュ周辺っぽいといえばぽい?むしろブルゴーニュの若手っぽいかも。
作りてのジル・ロバンはどうやら1996年からスタートというめちゃくちゃ若いワイナリー。
ビオロジック、グラヴィティフローといったかなりアメリカライクさも見える作りを得意としているようです。
祖父の名前をワイン名につけるなどなどの何ともフランス系らしい基本エピソード持ちでもあるようす・・・・・・
で、「このワインの情報」は調べてもなかなか出てこなくて苦戦しました。
そもそも、日本国内のネット情報だとジル・ロバンの一番の本拠地が「サンジョセフ」というワケで、基本的には上位格にあたいするエルミタージュを持っていなさそうなんですね。
記事として探した結果、「ジル・ロバンはエルミタージュも購入予定」とのところまでは出ていたので、タイトルの通り「最新のエルミタージュ?」というワケです。
エルミタージュって結構高い土地だったように思うのですが、醸造力とお金はある模様。
宮﨑駿の息子さん状態?でなければいいなぁと思いつつ試飲してみました。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
あったかクリアな、なるほど結構モダンな飲みやすい作りになっています。
色は結構透けて赤紫になっています。ビオ系の割にクリアな醸造がされている印象です。
香りはかなりのオレンジ感があり、少し青臭さも。
いわゆる、ビオ系のスタイルであることが匂いでわかる感じですね。
アニメとかで言えば、黒髪ロングキャラの基本立ちポーズが手を後ろに組んで隠していると「あ、これヤンデレだな」って直感するような・・・・・・え、わかりづらいです?
味わいはメロンなどを基調にしたフルーティーなタイプです。
スイカ、メロン、ブルーベリー、柑橘などを軸にした甘さ、木苺の酸、それらフルーツの印象も結構艷やか。
スパイス要素はあまり強くありません。また、エグさもなくすむ~ずな口当たり。
余韻もフルーツ要素のまま終わっていき、短くなく長くなく。
スパイシーさが尖らない辺りに高級さを感じさせるシラーとなっています。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
市場価格がハッキリ実はわからないんですが、恐らく7000円程度であろうと思います。
何故って、ネット上でも売っているところを見たことがない^^;
系統としてはあっさりスタイルなので、シラーにキツめのパーカリゼーションを求める場合は全く不向き。
スラッとした食事に合わせるのであれば、価格帯ぐらいの味わいはあるかと思います。
なにせ新人、という事で価格帯がそんなにあがりきっていないので、地域の雰囲気を見るにも購入検討にはなるかなぁと。
財力自体は結構かかってそうですしね(私的意見、ですが醸造力の構成にはお金も多分にかかってきます)

というわけで、ジル・ロバン・エルミタージュでした。
ファーストヴィンテージの可能性もあるようなワインでしたが、実力派っぽさは感じられました。
安めのエルミタージュ、という意味でもいいのではと思わせる一本でした。


ネットとか見ても、このワインばっかり出てきます。ペルソナ初代みたいな柄ですね


こっちが従来の?フラッグシップの模様。やっぱりフルーティー系な様子ですね。

| フランス | 14:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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本日更新まにあいませーん

うぇるかむ!
ということで、本日からローヌシリーズに入ろうかと思いましたが、酔っ払ってるしでちょっと更新ムリかなぁと。

で、今現在ちょこっとのつもりでワイン飲みつつ寝る準備してますが、予想外にボルドー・シューペリュールの一本が美味しくてびっくり。
油断してました、完全にスルーというかナメてましたね。フラン主体のビックヴィンテージというだけで期待せず買いましたが・・・
というわけで、明日(もしかすると明後日かも?)からローヌ編、まいります!


まだボトルあけたばっかりなので、もうちょっと検証しますけど・・・まさかボルドー下位でオーストラリアやカリフォルニアレベルのワインがあるなんて

| コラム | 23:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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もう日本にないかも?熟成シャンパーニュ、それもイベント仕様! エドシック・ドライモノポール・レゼルヴフォアイングランド1966

うぇるかむ!
何気にうっかり停滞していた感がある当ブログ。さてさて、今日でひとまず古酒はストップし明日からローヌでガツガツ書いていきたいです。
で、今日は古酒の中でも魔窟と呼ばれるシャンパーニュ!オタク的にはそれこそ古切手とかアンティークアイドルグッズを買い漁るようなプレイです。
私もここまでのはなかなか飲めない・・・そして二度と飲むことがないであろうワインです。

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エイドシック・ドライモノポール・レゼルヴフォアイングランド1966
ワイン好きレベルの高い方ほど、なんぞコレぇ?と思われる事でしょう。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥

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もう一度書きますが、まずこのワインのラベルを見た時に「一体なんなのか?」と思った方はワイン通です。
そしてすぐに素性がわかっちゃった人はエドシックマニアです。クリュギストならぬエドシストです。江戸シスト?
さて。
シャンパンメーカーは言わずと知れた「エドシック(エイドシック)」のシャンパン。
ここまではわかります。それも高めのドライモノポールのラインということまではハッキリしています。
ただ「レゼルヴフォアイングランドって何?」となるのです。
日本語検索ではサッパリ素性がわかりません。弱った。
そこで原文まま打ちしてみると判明しました。

「1966年のサッカーワールドカップのイングランド優勝記念に生産されたモノポール・ゴールドトップの記念ラベル版」

というモノでした。
いわゆる大手メーカーがやっている「映画協賛ラベル版」という奴ですね。中身はゴールド・トップというエドシックの上級クリュのようです。

少しだけ補足すると「なんでフランスがイギリスの優勝記念を作ってるの?」という疑問が出るかと思います。
ひとつは単純に依頼されたからというのが最もでしょう。
そして、イギリスはシャンパーニュが大好きで「国内消費より多いんじゃね?」なんてイメージがある程かつ、エドシックがイギリス王室御用達モノであったからというところ。
シャンパーニュになると突然「王室」とか出てくるからヒエエエエエーってなりますね。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
これは、「究極のパン」とでも言うような・・・ハマる人が死んでも買うのは納得です。
色は黄金になっており少し質感も濃く、少しキャラメル色とも。泡はほとんどたっていません。
微発泡ワインよりもたっていませんが新しいお酒に見られる発泡感よりはあるという程度。
ジャンルとしては白ワインに近いものの、それでも柔らかく炭酸要素があることが大事!
香りはマロングラッセ、ピスタチオ、はちみつ少々、何よりもブリオッシュさが半端ないのです。
味わいもどうようですが結構酸化しているのは実感できますね。リンゴ&オレンジ系のドライフルーツっぽい酸が強め。
一本の焼きたてフランスパンに細かく菓子ものを入れたような、それもその美味しさの極限をいくような・・・・・・
アルコール要素も「パンに隠し味のブランデー」とでも言うような一体感になっており、グラスを飲み干してもなお存在するかのように香ります。
凄まじい、年季による風格というのを感じさせる一品。
グラスはすぐに洗ってしまわない方がいいでしょう。グラス自体がしばらく主食になりえる?

コストパフォーマンス(最大5pt)
―コスパで語るものではない―
当☆然ですが。
これは何よりも年季の入り方や存在そのものに対して「よくぞ生きていた・・・」と言うべきモノ。
そして飲み終えるとコマンドー(シュワちゃん)のように「もう会うことはないでしょう」と去っていく。
それがオールドヴィンテージだと思います富豪の人を除いて。
また、これに関しては記念ラベルという部分こそが大事だと思います。
「1966年のサッカー優勝者たちがこれを呑んで自分たちを祝い涙し笑いあったのだろう」
という想像が、味を倍加させるべきモノです(後から知ったんですけどネ私)
オタクであればおわかりいただけるハズ。
聖地巡礼するように。今なら艦これで軍艦を知った人たちが記念館に行って見たり軍物カレーを食べて「ああ、ここで俺の嫁が沈んだんだな」「ああ、大鳳ちゃんがカレー楽しみにしてたけどそれはこんなのかな」
とか、味わいや物資である以上の何かを感じるアレ。

というわけで、エドシック・ドライモノポール・レゼルヴフォアイングランド1966でした。
これ、私は1杯1万円ぐらいで呑んだワケですが、その価値は充分にありました。
そして、どうやら私は「古酒シャンパーニュならびに白ワインにはハまらないっぽい?」と思ってしまった部分も。
旨い。相当に旨いし凄味はハッキリ感じたうえで、しかし「好みではない」んですね。
もしもまた飲むことが出来たら飲むんですけど、けど数あるワインの中から選んで飲むケースの場合は優先度は低くなるかも。
当ブログ、ご覧のありさまだよ!って感じで赤に傾倒しているのですが、しばらくはまだまだ赤傾倒が続くかもしれません。
よ、よかった・・・ハまらなくて良かった・・・・・・闇金ウシジマ君にマグロ漁船送りにされるところでしたヨ・・・・・・


現行品。当然泡泡です。どっちかというと炭酸強い系だった覚えが。これも寝かせると10万円になる・・・のかしら・・・?

| フランス | 22:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ちょっと幕間に日本酒を呑んでみた 神聖の生酒搾りたてたれ口

うぇるかむ!
次回更新用~なんて「エドシック・ドライモノポール1966(イングランド」を調べていたら想像以上に基本情報の部分で手こずり中!
まったく出てこない!エドシック日本公式が役にたたない!!
海外検索して大分把握出来てきたんですが、ちょっとすぐに更新出来そうにないので

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伏見の神聖の生酒搾りたてたれ口。
地元産の即完売激レアアイテムで、恐らく入手難易度はDRCの↓の方のキュベかそれ以上。いや、カリフォルニアブティック系みたいな感じという方が「らしい」でしょうか。
検索しても見かけるのは私のようなこうした「ブログ」ばかりでありいずれも苦労して手に入れていてしかも一応にめっちゃくちゃ幸せそうナノデス(試しに「神聖 たれ口」で検索してみると皆さんのハッピー具合がわかります)

たまたま口にすることが出来たのですが、これがやったら旨い。恐ろしく良く出来ている!
いつも通りにノートしますと・・・・・・
色は無色透明。生酒にありがちな黄色い色はしていません。
舌に乗せると微発泡の印象があり、生々しさがたしかに感じられます。
微発泡具合は、パチパチと単発で弾ける感覚ですが、年代物のシャンパーニュよりは炭酸がクッキリしているぐらい。
米の甘さが上品で淡麗、フルーティーさも多分でマイルド。
度数20%だけに濃厚。
生酒らしい濃さなものの、アフターは非常に優しく甘みで長くしめてくれます。

正直、めちゃくちゃ旨いのですがそれで1600円ぐらいだというからたまげました。
一応、こうしたブログをやっているのでそれなりにワインは飲んでいる(少なくとも年間500種類以上舌にはのせてます)ハズなんですが私の知るかぎりでは1600円でこれより「旨いワイン」は無差別にありません。
もうちょっと上ですらないとすら思います。

甘口ワインや白ワイン派が少ない理由などなど日本で流行らないワケの本当のところを知った気分でしたね。
レア酒でも2000円出せば買える「甘いお酒」の部類であるライスワインがある環境下で、成程甘口や白愛好家は少なくなるハズです。

勿論、ぶどう酒と米酒は味わいの傾向は全く違いますし料理との合わせ方などを考えれば1000円ワインでも目はありますが・・・・・・
単純な「美味しいい!」という感覚はこれなかなか勝つのが難しいなぁと。
という事で、個人的に2000円アンダーぐらいの白ワインへの興味がすこぶる落ちたのでした。ソアヴェ・クラシコぐらい?

ただ、じゃあワインのがレベルが低いかというとそうでもなく・・・感動的なワインの出来というのはやはりやめられないというか、やっぱりオタク向けなお酒ナノデス!
味わいのバリエーション、そして世界レベルでの醸造による差異というのは米酒では絶対にありえないポイント。
また、このクオリティも賞賛に値すべきというか世界を駆逐出来そうな気がしますが、しかしながら「泣く旨さであるイケム様とどっちが旨い?」と言われたらやはりイケム様なんですね。あれは神の雫だからネ。

一瞬「あぁ、これはワイン辞めたほうがいいのでは?」とも思いましたが、やっぱりやめられません。
少なくとも、ローヌとカリフォルニアとワシントンとトスカーナとシチリアとセントラルオタゴとカサブランカヴァレーとええっともう色々あるかぎりワインはやめらない・・・ヒエェェー

その分よりいっそう、美味しいワイン探求に余年がなくなるのでした。

ネットショップではこの他店向けのしか見当たりませんでした。そして当然完売。
神聖特選「たれ口直送」6本セット

神聖特選「たれ口直送」6本セット
価格:4,410円(税込、送料込)

| コラム | 23:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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もしかしてパーカー舌? ~ワイン今後の予定、艦これイベントサークル参加入ります!他~

うぇるかむ!
本日もちょっと飲みまくっててロクに更新できそうにないので、ノートはとらずに日記ナノデス!
ネタはたっぷりたまります。あぁ、たまります。

~今後の予定~

とりあえず、今日だけでもこれら試飲会に参加してまいりました
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↑ローヌワイン試飲会。ひたすらに赤を呑んできました売り切れたモノ以外は全部頼んだのです!
 もうおかげで明日起きれるか心配です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 メオ・カミュゼの村名を4種類11年でという形。村ごとの雰囲気を掴むのとメオ・カミュゼのジツリキを測りに。
 確かに味わいのエレガントさはすごい。

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という感じで、ローヌ&ブルゴーニュである程度更新が出来るのです。
ネタ帳自体はもう何個も特集が組めるぐらいあるのですが・・・うー~む。意外と大変ナノデス!
今、やっているオールドヴィンテージ特集からそのままローヌに移行、で久々にガヤやるかブルゴーニュやるかしてみようかなと。
乞うご期待?


~艦これのオンリーイベント参加するっぽい~
というわけで、とある方に誘われまして、(別名義ですが)サークル参加をするかもしれません。
ひっさびさ~。そしてその次の週には東方オンリー最大の例大祭もあるという。
わ、ワイン呑んでる場合かぁーッ!?
5月はじめのイベントらしいので、調節してワイン関係のネタに出来そうだったら再度こちらでも告知するかもです。
アニメ・ゲーム他アキバ二次元ジャンル×ワインがモットーな当ブログとしてはなんかやりたいんですよ。

というわけで、ざっくりとラクガキしてみました。
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アイエエ!?
ま、まったく手馴染みがないから時間かかるし最低限の特徴もつかめてない!
ワインで言うと、バーガンディとクラレット間違えるような大失態!!
これには流石の私も猛省!

~時代の移り変わりを感じるラーメン~
さて突然ですが問題です、これはどこのお店のラーメンでしょう?

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正解は



「渋谷駅中のラ王宣伝ショップの醤油ラーメン(袋ラ王をふつーに作ってトッピングをのっける店)250円」


でした。
いや、なんか小腹が空いたのと案外興味深くてですね・・・・・・
感想としては生麺っぽさを売りにしているんですが、どっちかというとちょっとゴムっぽさがあるような感じでちょっと理想型とは遠いかなぁと。
何より、スープのレベルが近年の激化するカップ麺と比べてもレベルが低いかな。簡素でレトロモダンな淡麗醤油狙いっぽいんですが見事に外してる感じ。
ただ、見栄えさえ上の写真のようにやってやればお店っぽさは十二分に出せるしトッピングというよりもう少し何かオイルなどのブレンディングがあればもっと映える気も。
個人的にワインにおいてもラベリングって大事だと考えて当ブログ更新してますが、ラーメンにおいてもラベリングは美味しさに直接影響するなぁと。


このワイナリーで更新やろうと思ってますが、だいぶ先になるでしょうからそれまでKYOHASHIのロクに呑んでなさそうな誇張膨張説明でもお楽しみください

むしろちゃぶ台とかが欲しいですね加賀さん。

ひたすらにラ王。ワインとの相性?え、ええっと・・・うーん、塩はシャブリ?(適当

| アキバ系記事 | 23:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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X柄はオタク心をくすぐる? クロッシング・ピノノワール・アワテレヴァレー(マルボロ)2011

うぇるかむ!
ちょっとオールドヴィンテージ祭りをちょっと箸休めしまして、ニュージーピノで思い出したモノがあったので一本。
ニュージー推しな当ブログですが、その割に紹介が案外ないなぁと感じたのでちょっと記事強化をかねまして

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クロッシング・ピノノワールの2011です。
う、うむ、写真が何時も以上にぼっけぼけですね。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
X
なんとも言えない、このラベル感。高いんだか安いんだか良くわからない感じです(安いんですが)
なぜ、オタクごころにはクロス柄って響くのでしょうか・・・実際に二次元キャラでよく見るXとか+とかな髪留めって見たことありませんヨ。
月は出ているかッ!?
さておき。
作り手はイーランズ・エステートと呼ばれるかなり大型なグループです。
ニュージーランドのマールボロ(ピノが美味しいところです!)が拠点で比較的安いアイテムをモリモリと作っているようです。
で、今回のワインは「日本で飲もう最高のワイン2013」という日本で行われた安旨系コンペでプラチナとゴールドを獲得しています。
あんまり知られていない、というか影響力の少ないコンペではありますが珍しい日本のコンペでの受賞作。
あれですか、やっぱり審査員もX柄に惹かれて・・・・・・(違う

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
確かにコンペ受賞にも納得の、値段以上な味わいの「流石はNZピノ!」という感じですね。
信頼できる監督やスタッフの作品って雰囲気。ヤマカンとは違う(突然のヤマカン批判)
特徴として、まずアルコール度数が結構高いという点は着目。低価格ピノながら14%あります。
この辺りが、安旨コンペでは強かったのだろうというのが受賞の真相な気もしますね~
色は2011年にしてはオレンジがかっていて、若者という印象にありません。
香りはフルーティーなチェリーやアセロラなどのチャーミング系、と思いきやまったりと茶葉やローズなどの高めのワインに見られる風格が。
それほど強い香りではありませんが、構成はなかなかです。
味わいはクリアさと濃厚さがハッキリと出ていて、わかりやすく飲みやすいスタイルになっています。
木苺を主体にすももや濃いめのチェリー缶の果実が先立って、あとからアールグレイ&ダージリンな紅茶のニュアンス。
ミネラル感もそこそこにあって甘すぎない。非常に作りが良くまとめられているまさにNZスタイルではないでしょうか。
アタックが軽やかな果実のみずみずしさで推す分、口当たりは少し不器用な重たさを感じさせる点が惜しいかなぁ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ちゃんとしたピノ、という言い方もアレですが「ピノ・ノワールの良さを存分に発揮している」このレベルの高さで2500円は超良心的!
この辺りのワインを呑んでしまうと、逆に「ピノって地域感が大事な高級品種なんだっけ?」と思ってしまうぐらいに安くて安心の美味しさ。
まさにXキックッ!されてしまった感があります。うーん、素晴らしぃ!
どうしてもどこか安っぽい外観ですし、「バツ」のイメージから贈答には殆どのケースで使えませんが、普段のみや簡単なパーティーで量を飲みたい場合には最適なテーブルピノだと思います。
そこそこに強いピノなので、料理の味付けも若干濃くてOKかなぁと思います。お魚もソースをしっかり作りこんでいいでしょう。

というわけで、クロッシング・ピノでした。
NZらしさの典型といえる一本だと思います。順当に価格以上にピノを楽しませてくれちゃう。
この周辺の価格帯では、やはりトップ生産地だなぁとしみじみしてしまいます。

そろそろ国内在庫が薄くなってそう?12年はNZ全体が不作らしいからどうなることやら・・・

NZらしく同様の地域で白もあるみたい。ダブルX!

| ニュージーランド | 08:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ニュージーランドピノはやっぱり旨い! ノイドルフ・ムーテリー02

うぇるかむ!
古酒特集、3回目はピノです。
と言っても、そこまで古いわけではなく、かつニュージーランドです。
ニュージーというと私も割りと早のみな印象がありますが、これがなかなか良かった!

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ノイドルフ・ムーテリー02。ネルソン地区の高級品になります~

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルはちょっと可愛い感じのアイコンが配されたシンプルデザイン。
NZの中でもかなりあっさりしたデザインではないでしょうか。
なんでも、この作り手がニュージーの南島に1970年代末ごろ初めて葡萄を植えたとのこと。
改めて若いなぁなんて思ってしまう(人間でいえば今頃がちょうど30代って感じです。倍返しだ!とか言えちゃう歳です)。
歴史的には若いといえば若いんですが、もしかしてすっごく偉大なのでは!?
何事も初めにやった人は偉い。魔法少女モノはまどマギが偉い(謎の主張)

また、ニュージーのサスティナブル(オーガニック)協会の設立メンバーであったりなど活動的。
評価誌にはそこそこに良い賞がとられており、マイナー評価誌ではかなりトップランクにあり、またワイン・アドヴォケイトで近年90点台前半を推移している模様。
ネルソンって個人的にそんなにいい印象を持っていないかなり小さな地域なのですが果たして・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ぽっかぽか系ピノ!すごくほのぼのとしてグッド!!
色は割りと均一になっていてエッジに少しオレンジがかった感があるものの、あまり熟成感自体は色から感じられません。
香りは甘めの柑橘(みかん主体)、少しフレッシュなソープ感、甘やかなチェリーなどのジャム、かなり凝縮感がある印象です。
香りの段階でかなり甘めかつ品がありそう!というのがわかり同席していたピノ派なサラリマンH氏も「あ、これ絶対旨いッスね」と興味津々。
味わいは上記の通り、かなり甘露な出来でチャーミング系。
仕上がりがRRVのよう。ブラウンシュガー、ストロベリーやチェリーのソースが良く混ぜられホイップクリームのような感覚。
タンニンや酸は控えめではあるものの、安っぽくならない程度にはしっかり感じられます。
甘さの部分が結構ボリュームがあるんですが、口当たりは02という期間が良かったのかすごく軽め。
ただただ甘いだけでなく、エレガントさが見られる。シンプルに美味しい非常に秀逸なピノでした。
活発なお嬢様キャラみたいなんですね。ワイナリーアイコンのチェック柄をスカートorハーフパンツにしても似合う感じ。
うーん、艦これだと大鳳ちゃんみたいな?
カワイイ!ヤッター!!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
これはコスパで語ってOKな感じがあります。
02年で相当しっかりした果実があふれるオーガニック系ピノ、という事で7000円~程度の価格というのは値段相応以上でしょう。
パイオニアは伊達じゃない!
オーガニック系で果実のパワーがしっとりある、という場合扱いが難しいケースもありますがこれは結構ラフに使えそうです(その辺りニュージーっぽいですね)
ラベル自体は地味な印象がありますが、味わいの価値は十二分にあるのでワイン会などで使うのは良いかと思います。
結構甘口なので、料理との合わせはそれなりに味が強いモノでもいいように思います。
ニュージーランドの実力を知る、という点でも申し分がないワインです。

ということで、ノイドルフ・ムーテリーでした。
あ、旨いと思わせるに充分な味わいで箸休めのつもりで注文したんですが正直驚きました。
ネルソン、大したことないと思ってたんですけどね・・・猛省!シンク、猛省!!

今はもうちょっと後のヴィンテージがメインみたいですね。でも10年程度前。自社保管してるのかしら?

ひとつグレード落ちの最新ヴィンテージ(それでもブロック指定っぽい)も、実にニュージーらしい値段です呑んでみたい。

| ニュージーランド | 07:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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粒マスタードの風味? ヴィーニャ・レアル・グランレゼルヴァ78(ビィーニャ・レアル)

うぇるかむ!
日がちょっと空いてしまいましたー。ちょっとゴタゴタしてたのですOTL
古酒特集二回目はテンプラリーニョ!
スペインといえば、な葡萄であり元々長期熟成をさせるグランレゼルヴァという伝統中の伝統の70年台モノ。
オンリストしてた時から「地味に気になる存在」でした。

agFi7.jpg


ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルは結構クラシカルな印象がありますね。
というのも、このワイナリーがスペイン王室御用達の130年つづくワイナリーだから。
そもそも、ワインの名前であるヴィーニャ・レアルというのが「王室のワイン」という大胆な名前ナノデス!
日本酒だったら「皇室の米酒」とか言うのに近いでしょう。評価誌はあまり掲載がありませんが、そんなモノより王室の気品。
と、割りと伝統系なワイナリーっぽい説明文になりかけますが、ワイナリーの設備自体は結構ボチボチ変えているようです。
っていうか、今の輸入元に写真があるのでリンクしておきますね
イタリアのフランチャコルタ系などの裕福なワイナリーの如く、結構ざっくりやっています。
なので、年代によって味わいの作り方から相当違いそうな気がします。
ついで話をすると、なんとワイン業界では悪名高い「芸能人格付けチェック」でラトゥールの88年とここの一個格下ワイン(当時2000円?)が並んだそうで。しかも8人中5人がヴィーニャ・レアル側を推してた模様。
ほんと、あの番組知ってから見るとよくわからない作りしてますネ・・・テンプラとボルドーのブラインドって・・・・・・

それと、市場に比較的オールドヴィンテージが残っているようで、検索をかけるとポツポツと見かけたりバースデーヴィンテージ系の話でほかほかした様子が見られるのもひとつ。
個人的に結構いい印象のあるワイナリーかも?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥(私的には+♥♥)
かなり特徴的な味わい、というかマスタード。

vi-nya.jpg

色はグランレゼルヴァとはいえクリアになっており、エッジが琥珀。中心部は薄口醤油のようなカラーリング。赤さは強め。
香りと味わいにマスタードのような風味が強くあり、それも結構残る印象です。
味わいもマスタードが印象的なんですが、それが決して嫌でなく、オールドになった味わいの軽さや旨味香とあわさって白身魚のムニエル・マスタードソースでって感じ!
一品の料理をグラスの中で表現するようなワイン、個人的には高評価なので結構美味しくいただけました。
78年でもグランレゼルヴァって力強いか樽感が消えてチープになるかかな?と思いましたが、注ぎたてはバニラの印象もほんのりありますし果実も酸の部分にチェリッシュさは見えています。
万人ウケはしないと思います、また正統派なワインの味でもありません(マスタード部分って何らかのダメージの可能性もありますしねー)。
ただ、とっても面白かった。
年季の入った事による奇跡。今になって昔のアニメや特撮を見た時の、新しい発見のようなモノがあるワインでした。

コストパフォーマンス(最大5pt)
―コスパで語るモノではない―
という事で、これもコスパ評価はスルーで。なにせボトル個体差すっごいありそうですし。
ただ、グランレゼルヴァで割りと日本のデパートに出回りがある様子なので「スペインの古酒を試してみたい」という場合には比較的探しやすく信頼がそこそこ高めのワインかもしれません。
今回のでも結構な値がはっていましたが、最新ヴィンテージはどうやら5000円前後の模様。
最新VTちょっと試したい・・・・・・
料理に関しては、上記の通り魚は結構マッチングが良さそうです。
本場スペインなタパスとかスパイシーな料理群よりも、これこそジャップ大好き「和食と合わせるデースwwww(CV:東山奈央)」なワインといえるでしょう。

というわけで、ヴィーニャ・レアルでした。
今回古酒を呑んできた中でも、最も意外で最も面白いワインであったと思います。
試飲会でも割りと注文されていない感じでしたが、個人的にすごく参考になったワインです。
グランレゼルヴァ、意外とやるじゃん!という感じ。
古酒の魅力は案外、こういうところにあるのかも。

ネットショップにはあまりないみたい。そして、オールドはネットショップ推奨しませんが通例なのでペタリ
ヴィーニャ・レアル[1959] 赤 750ml

ヴィーニャ・レアル[1959] 赤 750ml
価格:25,800円(税込、送料込)



香った瞬間に、即こういうのが思い浮かびました

| スペイン | 03:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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熟成カリカベの実力や如何に? ケイマス・スペシャル・セレクション90

うぇるかむ!
さて、昨日レシートを出しちゃいましたが、オールドヴィンテージ祭りに行ってまいりましたので数回はそのレポートになります。
一発目は・・・実は最後に呑んだのですが、カリフォルニアの超有名どころです。

NpmN4.jpg


ケイマス・スペシャルセレクションの90年ヴィンテージ!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ラベルはオールドな質感もある葉と葡萄のマーク。
これだけだと、ちょっと安ワインチックでもあるんですが、そこは伝統の生産者の風格にもはやなってしまっている程アイコン的です。
カリフォルニアカベルネの絶対王者、とまで言われるワイナリー。
モンハンでいえば、ティガレックス級の知名度ですね。それもめっちゃ強かった頃の。
ラザフォードが拠点、60エーカーのエステート畑からの最良ロットフラッグシップが今回のスペシャルセレクションです。
言わずもがなの評価を受け続けている、カリフォルニアとしては伝統的とも言える作り手になります。
パーカーとスペクテーターの平均点が90を超え、特にスペクテーターは年間トップワインに2回もあげており・・・・・・
え?なんで評価誌の事を書くのかって?
アメリカのグレートってかなり評価誌力が高いのです
微妙にイタリア辺りもそうなりがちなのですが、ボルドーなどのように目立った等級がないぶん、それこそ(特に)パーカーの影響をモロに受けます。
そして、その点数上でみるとお得だったりという現象が起こりもするのです!
不可思議な世界~。
ファミ通が満点着けたって誰も信用しない、という事を知っているアキバ系ならばなおのこと不思議でしょう。
ついでに書くと、ラベルの下の方の表記はこんな感じでした。

cwLht.jpg

バッチリ色々書いてある明確さも、まさにカリフォルニアスタイル!
疑いようがない程にアメリカン!!

さてさて。
ともかく、凄まじい賞賛の元にトップ・カベルネの一角とされているケイマスSS。そのそれも勢いがあったと言われる90年の作品が今回のモノなんですね。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
苦濃!
色は紫がまだ残りつつはあるが、かなり透き通ってはいる。中心はクリムゾンレッド、まだ熟成が出来る?
香りにものすごく葉、腐葉土っぽさがありカベルネの比率が高い事(これは100%)がすぐにわかります。
味わいは・・・ちょっと半端といえば半端な状態であったかもしれません。
旨味系のダシっぽさがカシス感などよりもかなり強いく出ていて、赤身魚ぽさすら。
スパイスの印象もかなりギッチリしていて、木苺のような酸がぎゅっとつまっています。
うーん、ボルドーでいうと「ムートンを更に味濃くしたんだけど、熟成途中orちょっと失敗しちゃってる?」という感じでした。
葉っぽさが妙に口の中に残りすぎる。熟成しきっていないせいなのか、ボトルが良くなかったのか・・・
または、逆に若くして飲むべきであったのか。
なかなか検証出来ないところではありますが、「カリフォルニアカベルネの古酒」という要点で言えば今回のティスティングでは微妙な印象。

コストパフォーマンス(最大5pt)
―コスパでは語れない―
今回の特集ですが、全般的に熟成ゆえに価値があり、またその当時の値付けなど複雑な要素が絡むのでほとんどのワインに関しては「コスパでは語れない」です。あしからず。
で、このケイマスSSに関しては、良い状態やもっと年季の入った良い熟成を呑んでみたいというのが正直なところでしょうか。
90年だとなんと言いますか、40代とかのオッチャンめいていると言いますか。
個人的に好みでないスタイルだったかなぁと。

というわけで、ケイマスSSでした。
今回いろいろチャレンジした中では、正直もっとも微妙っちゃー微妙で、かなり期待してたのでちょっとガックリきていますです。
ナパのパワフルさやブレンド・テクニックが見事に空中分解大空回りしていたような感じ?
ただ、呑んでみないと古酒はわからない。
また近い年代のケイマスSSがあったら、それでも私は飲むでしょう。
それが、ワイン(ドヤァ


これが最新作。何れにしても評価に対して妥当な値段だと思いますネ。


私が呑んだのと同じヴィンテージ。90ヴィンテージだけ結構出回ってますね?なんでだろう情報求む!

| アメリカ | 23:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ワインのさだめ~むせる~ 他、グルーヴコースターとか日記

うぇるかむ!
はい、たまの日誌です。いやぁ、すごかった。

~本日のワイン~

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         むせる


渋谷の古酒ティスティング祭り2014に参加してまいりました。
主にローヌ最高峰、66年モノのエドシックを飲みにいきつつ、ニュージーの熟成やケイマスカベルネ、それとテンプラグランレゼルヴァと攻めてみました。
シュヴァル・ブラン様とかもあったけど、ギガルとエドシックでこれなんでもう無理ィ!
また、江戸川コナン君ばりに偶然にも「ひとりぼっち達のティスティング勉強会」メンバーと出くわしまして呑んできました。
いやぁ、良かったです。おかげでしばらくご飯がカップ麺でしょう。
さだめとあれば、心に決める。そっとしておいてくれ、明日に、あぁ、繋がる今日ぐらい。
・・・・・・ボトムスでいえば、どっちかというと
俺も知らない誰も知らない、風がきっと、運んでくれるハズさ
な状況でもあります(蠢く


~今、グルーヴコースターACが熱い~

写真とか全然とってないんでアレなんですが、グルーヴコースターという音ゲーがめちゃ熱い!
ヤばい、楽曲がヤばいです(東方楽曲含んでるので今日のカテゴリ東方にしましたが)
プロモーションが超つまんなそうなのが残念すぎる面白さです。
色々と難点も多いんですが、往年のタイトー楽曲アレンジがたまらんです。
公式サイトはコレなんですが、まぁまぁとりあえず1プレイしてきてください
東方楽曲はカードが必要なんですが、Colorsがとんでもなくキモチイイ!
そしてソレ以上にタイトーシューティング楽曲のヤばさ。
Geometric CityとCERAMIC HEART(レイストーム)、初代ダライアスのメドレー的なキャプテンネオ、バースト楽曲にヴィジョナリィ、それと2ちゃんねるゲーム音楽投票の1位をとった事もあるダディ・マルク・・・・・・
そんなゲーム・ミュージック好きにたまらんラインと東方×タイトーコラボというなんかもうスゴイんですよ(文章がわけわからんくなるぐらい
まぁまぁ、とりあえずプレイしてくださいネシカカード作って。
まぁまぁ(積極的オシ。

これの02年が異様に美味しかった


東方ファンもZUNTATA聞こう。そんでレッツゲーセン(迫真
ZUNTATA/COZMO〜ZUNTATA 25th Anniversary〜(

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価格:5,040円(税込、送料別)

| アキバ系記事 | 23:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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3万円で3杯だ!

うぇるかむ!

これより3万円ほどかけて、渋谷で3杯飲みにいきます!(遺言

生きて帰ってこれたら、レポします。
ふ、ふふふふ・・・・・・

| コラム | 13:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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セントラル・コースト・ピノの博物館!?タンタラワイナリーの真髄、サンタマリア、ソロモンヒルズ、ピゾーニ、エヴリンのワイナリーティスティング

うぇるかむ!
新年・・・って感じでもなくなってしまいましたが、2014年最初の集中更新もこれにて完結。
タンタラ・ワイナリーのピノ4種類を一挙にやっちゃいます☆
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上から安い順。
サンタマリア、ソロモンヒルズ、ピゾーニ、エヴリン。
タンタラ・ワイナリーの真骨頂です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ラベルは地味にサンタマリア広域と単一畑で違いがありますね。それと、エヴリンは別格の黒ラベルです。
タンタラについては、以前のシャルドネ記事を参照の事。
ピノのメインメーカーではある、ものの評価誌は案外どれも「すっごい良い!」ではなくむしろ「ちょい低め?いや妥当性ある感じ?ううん」みたいな微妙な配分ではあります。
さて。
いよいよ、ピノですよ。それもかなりヴァラエタルなラインナップになっています。

服部「おい、工藤。何がどうヴァラエタルなんや全部ピノやないか?」
江戸川「いいや、違うぜ服部。こいつは全部畑が異なるんだ」
服部「なんやそれ、わかりやすく説明せな!おっちゃんを誘導できんで」
江戸川「バーロー、即効寝かすから問題ねーよ^^」

という訳で、どう違いがあるか地域表示を「東京都の秋葉原あたり」でおきかえてみましょう。

サンタマリア=秋葉原の葡萄を使っています(ただし、お店は実際信頼出来るショップのモノです)
ソロモンヒルズ=秋葉原に新規オープンしたお店の葡萄を使っています
ピゾーニ=秋葉原のラジオ会館の葡萄を使っています
エヴリン=秋葉原の旧ラオックスから自社オンリーの葡萄、それといくつかのショップの良質なモノを使っています。

こんな感じでしょうか。もっとマニアックにオタク向けに、コミケにたとえて見ると

201401081930201ce.jpg

この図、コミケに行くアキバ系の人には宇宙一わかりやすい図だと思うのですが(確信
*なお、「畑のラベリング効果(ラベルとしての人気)」の図であって、一概にどう旨いかとかどれが優れているかの説明にはあらずナノデス。例えば、アンソロや誕生席がカベを超える事はあるわけで。

今回はなんと行っても、私が地球最強地域だと思うサンタバーバラ周辺のグラン・クリュ、ピゾーニやビエンナシッドがふんだんに使われている点。
最下層のサンタマリアでも、ピゾーニやらディアバーグやらのブレンドだというのでしゅごい。
今度こそ、タンタラの本懐ですがその実力はというと・・・

香り・味わい(最大10pt)

サンタマリア09:♥♥♥♥♥♥♥♥
色は少しエッジ部分に熟成の兆しがみられ赤茶感が。中心も少し熟成感がありますね。
香りにコケモモ、イチゴ、ピーチなどのジャムと濃い目の茶葉っぽさ。
味わいもセイロンっぽさが苦味を伴って感じられる程で結構いぶし銀の作り。
強い果実の印象もあるもののミネラル感のある塩っぽさがあり、干しぶどうっぽいニュアンスすらある。
甘みの部分はカリピノ的で、そこでわかりやすく濃厚なスタイルなのは確か。
しかしながら、ミネラルや鉄っぽさはどこかヴォーヌ・ロマネっぽいとも。
パワフルカリピノ、というだけでない構成要素の多さはなかなかのモノ。若干バランス感は悪い気もするが、基本的に良い印象

ソロモン09:♥♥♥♥♥♥♥♥
サンタマリアとほぼ変わらない色。
香りはサンタマリアに比べるとハッキリとバニラ要素が出ています。
果実の印象などはサンタマリアと変わらず。
味わいは非常になめらかな舌触りで、ピーチやチェリーの印象やセイロンなどの構成要素自体はサンタマリアと同じもののミルキーさが如実に伝わることでかなり柔らかい印象をもちます。
わかりやすーく、カリピノの良さを体現している味わい。
ミネラル感などは意外と目減りしている感があるんですが、わかりやすいキャッチーさがあるワイン。
タンニンや茶葉っぽい苦味などの要素はあるものの、それよりも果実の甘味と樽っぽさがしっかりしているのが特徴か。

ピゾーニ11:♥♥♥♥♥♥♥♥♥
色はかなりコク赤紫めいていて、ハッキリと若いワイン。
香りはダージリンとローズなどの花々の印象が強く、イチゴとピーチのソースっぽさも香ります。
ここのワイナリー、全体的に土っぽいタッチのスタイルが多い感じですね。
味わいは正直なところ現状は閉じてる感じでありましたが、ポテンシャルは流石!
グッと舌に感じられるミネラル、タンニン。果実の印象もどでかいながらなめらかさが感じられる辺りが良質さですね。
ただただ強いだけでない果実と口当たりのバランス部分は充分にとれているかと。
今飲むにはちょっとキツめのキャラですが、少し熟成や日を置くことでかなり伸びそうです。

エヴリン11:♥♥♥♥♥♥♥♥♥
色は完璧な赤紫でとかく透けない。少し濁っているような気もする(タンタラは概ねアンフィルタードらしいけれど、とくにこのワインはその傾向が強い)
香りは土系、葉の印象がかなり強くそこに果実がドサッとなっているようなドッシリとした感じ。
サンタマリア09辺りとは大幅に違って、かなりゴッツイ仕上がりになっています。
味わいも舌触りにトロッとした粘りの強さを感じ、ダイナミックなスタイルになっています。
派手に紫&黒果実のミックス、甘味にリコリスやルバーブなど濃い目のジャム感。
酸にオレンジっぽさもあり、これまでの3タイプとは異なってあたたかい葡萄であるのかな?とハッキリ思わせます。
すごく贅沢な仕上がりで余韻自体も長い。
というより、明らかにパワフルな方向に舵をきっていて、他がヴォーヌロマネを感じさせる中でこれはむしろソノマ感すらあるスタイル(それでもキレイ目ですが)
評論家ウケは抜群に良さそう・・・っていうと伝わる人には伝わるかも。かなり濃い口のピノ。
その非常に濃い中でも、ピノに欲しい構成要素と高級ピノがもつ魅力的な果実や酸が塩分が感じられるのは流石。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(11年の最高級2つはもう少し寝かせよう)
値段がそれぞれ違いますが、それぞれがそれぞれ以上にそれぞれの中でも良いコスパですよ(読みづらいですねこの文)
今、飲むならばサンタマリアは特にいいのでは無いかと思います。
私が地球最強だと思うサンタバーバラ周辺のピノ、として文句なくとても「らしい」仕上がり。
より味わいにハッキリしたモノが欲しいのであれば、ソロモンを試すという感じがいいかなと。
ピゾーニとエヴリンは作りの印象からして別物。同じワイナリーと思えないタッチですが、恐らく畑の違いが大きいのではないかと。
エレガントなのはピゾーニ、パワフルなのはエヴリンですね。やっぱりシラーとか作ってる内陸よりのビエンナシッドだけにピノもダイナミック。
ただ、どちらも現行の11年はいわゆる「固い」感じなので、寝かせる環境がある人は少し置くほうがいいかもナノデス。
サンタマリア辺りで、ぜひともサンタバーバラ系のピノを体感していただきたいところ。
プレゼントにも当然使えまくり。はずさない品質です。

というわけで、タンタラのピノ4種類でした。
くぅ^~疲れました!
個人的に、畑や醸造感の違いがわかりやすい比較ティスティングが出来たので自己満足度100%でしたネ。
おさいふの中身を確認して、購入出来るモノを一本いかがでしょうか?
私がサンタバーバラ周辺を好む理由が、どれでも体感していただけるかと思います。

何故かカレラと引き合いに出されますが、この最下層でもカレラとは別の構造ですからネ。


ソロモンは現在サッポロ系列の某店オンリーになってて、他では売り切れな模様


果実の濃い系ながらギリギリエレガントを保つピゾーニ畑。


ビエンナシッドは確定なんだけど、後の畑はなんなんでしょ?

| アメリカ | 20:08 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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跳ね馬のエレガント・ビエンナシッド タンタラ・シラー

うぇるかむ!
タンタラ特集、2回目はピノ・・・・・・ではなく、シラーです!

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そう、ピノが主流のワイナリーによるシラーです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルや詳しいワイナリー情報は一回目で。

ピノをやっているワイナリーでシラー、というのはアメリカぐらいの大企業系だと珍しい話ではないのですが、使っている畑がビエンナシッドな訳です。
多くの高得点ワインの葡萄供給元としてしられる、カリフォルニアのトップヴィンヤードのひとつ。
それでいて、ビエンナシッド周辺にワイナリーを構えるタンタラとしては案外と良くご存知な葡萄を使っていると見てもいいのかもしれません。
日本未発売でオールドヴァイン・ピノとかやっているようですし。
また、タンタラにピノのイメージが強いせいか元々入荷数が少ないタンタラ系の中でも輪をかけて日本入は少ないようです。
あくまでも、ガンダムのOVAポジションないしDVD特典に新作アニメがついてくる!ぐらいの位置づけといえばそうなのですが。
評価誌もまぁ一応・・・と調べたところ、どうやらパーカーポイントはこの2007で90ポイントという最低限は獲得している模様。
その実力はというと・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ビエンナシッド産はみんな優秀な子達ですから(CV:加賀さん)
私がここ最近シラーブーム到来中なのを加味してはいますが、(だってにんげんだもの)正直なところ値段まで考えるとピノよりもイけてる気がします。
色は色は黒にほぼ近く空けないカラーリングで07年にしてもかなりドス黒いです。
香りはそれでいて杉の質感、キャラメルを主体にした香り、スパイシーさよりもフルーツのプラムやブラックベリーなどの方が印象にありますね。
味わいのベースもお肉系ではなくフルーティーなシラーに仕上がっています。
葉っぽい部分と果実感の要素で、個人的にはすごくメロン。
黒オリーヴ、スミレ感、リコリス、プラムっぽい酸などが良く出ていて、アフターにスパイスが山椒のように舌をピリッと刺激して余韻に残っていきます。
それでいて威圧的ではなく、ゴテゴテした印象ではなくグッと飲めてしまうスタイリッシュな官能さ。
豊かな表現性をもった、とても綺麗な仕上がりのシラーといえるでしょう。奥ゆかしく出来たフルーティーシラーです
肉々しいスタイルではないエレガント・シラーもやっぱり美味しいなぁ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
試しに「Bien Nacido」で楽天内を検索してみてください。
ポツポツと2000~5000円台などのシャルドネやピノが紛れていますが(それもオーハイやABCなどの有名どころ)、シラーとなるとシン・クア・ノン様がほとんどです。
ということで、勿論調べればまだまだ出てくるでしょうが、比較的日本国内で手に入れやすいビエンナシッド産シラー、という範囲ではぶっちぎりの最安値の部類です。
「7000円台のワインが安くてコスパが良いって?」
と思われるかもしれませんが、シン・クア・ノン様のシラーって2万円だと瞬殺で無くなる銘柄で3万円なら安いと判断されるアイテムです(まぁ、毎年ビエンナシッド使っている訳ではないんですが)
ワイン通に向けるなら、リシュブールが7000円だったら買うよね?という話な訳です。
ビエンナシッド単一ヴィンヤードのシラー、という貴重さはプレゼントから自分用の経験値アップにまで幅広く対応といいますか是非お試しあれ。

というわけで、タンタラ・ビエンナシード・シラーでした。
贔屓している畑なんで評価がゆるゆるですが、変わり種本筋外しのワインにしてもいい出来でした。
キレイ目なシラー、というのをお探しであればこれは購入検討の価値がある逸品。
このぐらいでシン・クア・ノンが買えたらなぁ・・・(遠い目

割りとスルー気味な店舗が多いのかピノに比べて仕入れてる事自体少なめ?


同じ年のシンクアノン様がこんな感じ(ビエンナシッド産葡萄が含まれています)。タンタラシラー4本買える。の、のみたひ・・・・・・

| アメリカ | 06:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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午年ワイナリーという事で タンタラ・シャルドネ・サンタマリアヴァレー2011

うぇるかむ!
さて、予告の通り今回から数回に分けて、タンタラ・ワイナリー特集になります。

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Gxhn2.jpg

と、まぁこんな感じで試飲して参りました。
うーん豪華!日本に入ってきているほぼ全て(ビエンナシッド・シャルドネだけ無い)
というわけで一発目はこちらで

nSXso.jpg

サンタマリアヴァレーシャルドネですね。


ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルはこれからしばらく見飽きるぐらい当ブログで見せる事になるでしょう馬のアイコンが特徴。
アメリカでは本当に動物柄って多いのですが、今年は特に日本では午年だけに売れる事になりそーです。
作り手はビル・ケイツ(ゲイツじゃないよ!)氏と醸造家ジェフリー・フィンチ氏。
1997年という若いワイナリーですが、評論家からの好評で人気ワイナリーとなったという経歴。
例えばパーカーたんは「カリフォルニアの最もエキゾチックなピノのひとつ」とし94ポイントが最高点(意外と低い気もしますが・・・・・・)
ワインエンシュアー誌でロマネ・コンティと同評価。
ナシュラルジオグラフィックではマルゴーなどを抜いてトップ10ワイナリーの中に存在。
日本では高級ホテルの総料理長が惚れ込んで買占めしたがったとか、スマップ×スマップでの登場(ゲストが武豊騎手の会)などそこそこに露出があったとか。

ところで、1997年設立などというめちゃくちゃ若いといいますか歴史感が全く無いワイナリーが何故、ここまでのし上がっているのかと言うと・・・・・・

財力です

「力(金)こそが正義・・・ケンシロウ、いい時代になったものだなぁ」
とKING様が舌をペロペロしちゃいそうな事実ですが、誰も言わないので言っておきます。

まず、ワイナリーの存在地が「ビエンナシッド・ヴィンヤードのすぐ隅っこらへん」です。
異常です。ハーレムラブコメの主人公の家の押入れに住むみたいな状態です。
タンタラというワイナリーおよび馬アイコンの由来が
ビル・ケイツ「私の愛馬ですから^^」
などとガンダムXみたいな話をしているそうでコレも異常です。つまり、アメリカで競走馬を所有している人がオーナーです。
インポーター提示の逸話では、「ラ・ターシュの味を目指しており、木の源流もそこから来ていて、ワイナリーのあちこちに無造作にラ・ターシュの空き瓶が落ちている」とか。
ラ・ターシュって日本円でいくらだかご存知?(ガクブルガクブル
そして原産の畑はビエン・ナシッド、ピゾーニ、ゲイリーズ、ラ・コリン、サンフォード・ベネディクト、タレー、ディアバーグなどなど。
ようするにブルゴーニュ特級畑を大体持ってますよにニュアンスは近い状態です。
その上で考えると、ぶっちゃけ評価が低すぎるような気すらします。
贅沢を尽くした、まさにアメリカンドリーマーによるワイン。
アメリカワインの典型的な豪勢さですがその最安値シャルドネはというと

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
まさにいい畑を使ってるんだろうなって感じの味!
おそらくこれ、サンタマリア表示ですがかなりいい葡萄が入っているんじゃないでしょうか?
色は透き通ってはいるけれど黄色みがハッキリ出ています。
香りに蜜と強い金柑や甘夏の印象にしっかりとしたアプリコット。
味わいは非常に綺麗さがあるアタックからスタートします。
意外と刺さるような味の事も多い高級白ワインですが、口当たりはそのラインをギリギリ外して「シャープ」ですます感じ。
ミネラル感が先立ってちゃんと感じられてから蜜やリンゴ酸、ペアード、フレッシュな青りんご果汁、それらが贅沢。
果実の蜜っぽさが若い年号だけにきっちりしてフレッシュなんですね。
それでいて、熟成させても良さそうなコーンスターチの雰囲気なども見られます。
余韻はそれほど長くはありませんが、果実味のあるあったか地域の海シャルドネの基本とその質が伴ったワイン。
今飲むのが個人的にはオススメですが、熟成も見込めるように思います。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
この実力で6000円以下、上手く買えば5000円前後という価格はなかなかのモノ。
もうひとつつけてもホントはいいぐらい・・・・・・なんですが、2000円プラスすると「ビエンナシッド単一畑」に切り替えが出来るみたいなので、この評点で。
まぁ、白の5000円って総合的に見れば安くはない部類ですが、高級シャルドネの部類としては安いみたいな。
このサンタマリアの段階で、ギフトに充分使える(特に2014年は!)ワインになっています。
アメリカの高級白の入り口にもぴったりな特徴を表したワインになっているので、勉強に一本開けてみるのはいいかもしれません。
この辺りと熟成した白を飲むことで、シャルドネ感がつかみやすくなりそう。

と、いうわけでタンタラのシャルドネでした。
これを呑んだ時に思った感想が「私は熟成白の領域にまだ至っていないんだな・・・」という事。
この2011ぐらいの方がオールドな白よりも私の好みではあるんですね(偉大さとかは置いておけば)
ようするに、飲みやすいんです。
普段ワイン買わないけど、奮発して買おう!みたいな人にはこのワインは本当に丁度いいハズ。是非お試しあれ。


北のキスラー南のタンタラ・・・って事は東の工藤、西の服部がいるのか!?(違


私は呑んでませんが上級版単一畑。これものみたーい!

| アメリカ | 22:24 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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エレガント・シラーの代表的な美味しさ ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクション・オフル・サンジョセフ2010

うぇるかむ!
新年あけまして、レビューはじめとなります!
今回まずは年末年始に私が開けたワインで更新をしとこっかなぁと・・・・・・っていうか、今も呑んでるんですけどね。

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シャーヴ・セレクションシリーズより、サンジョセフ・オフルです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルは文字+オッサンという多少古典的なモノ。
で、このオッサンが名前になっているオフルさんで、サンジョセフという地域に初めてぶどうを植えた人だそうです。
ね、なんとなく新年らしいでしょ?

セレクションの内容については以前のモンクールの記事にて。
とはいえ、村名ですしセパージュもシラー100%でかつドメーヌ葡萄が半分以上となっておりモンクールとは値段分は差がついて当然の内容になっています。
特に、シャーヴ系統の中ではシラー100%なら最安値(モンクールのほうが安いけれどセパージュが全然別)。
評価誌ポイントはあんまり高くなく、スペクテーターで88点程度の平均点ですね。
そういえば、ひとりぼっち~にて同じくゲスト寄稿されているはじめちゃんさんからも「クリスマス云々やるなら、私なら安めならこれ」と推されたのもコレ
同じように、某販売店で「ちょっとシラーで何か試してみたいんですが、オーストラリアで何か買うか迷ってるんですよね~」
と話したところ「シラーズにこだわらないなら、とりあえずコレですね」と180度回ってこのローヌを薦められたりも。
微妙に周辺では評価が高いのですが果たして・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥(開がいいと+♥)
あ、シャーヴっぽい!とわかるよく出来たデイリーになっています。
色は比較的透ける紫の強いカラー。とはいえ漆黒さなどはなく13.5%というアルコール相応しい印象になっています。
香りの部分がすごーくエルミタージュや上級サンジョセフの系譜をちゃんともっていてジャーキーと高級胡椒、ブルーベリー、レモングラスなどのハーヴ感少々。
ハーヴ要素や甘めの香りが上級品に比べると弱い印象ではあります。
味わいはエレガントでありながら肉々しいシラーに見事になっていて、スパイスの印象が非常に高く、それでいてゴクゴク飲める仕様。
アタックがごっつい感じでないんですね。ちょっと水っぽいといえば水っぽい。
ぜひともお肉と一緒に呑んでほしい仕上がりです。単体でお肉感たっぷりなのですが、より引き立たせるなら焼き肉やステーキですね。
アフターなども本家に比べると弱いし短い感はありますが、それも料理合わせであれば丁度良いとも。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
概ね3500円前後で、大体モンクールと500~1000円差といったところでしょうか。
その上ならばモンクールよりは遥かにシャーヴの要点を感じさせるのでオススメかも。
価格帯のシラーとしてはまさに基準値に値するような出来で、この手のシラーにおける評価の軸にしてもいいかもしれません。
ギリギリでプレゼントにも使えるライン。デイリーというには少し高めなのが惜しいですが、家のみにも安定感があるのではないかと。
ちょっぴり寝かしても面白そうではあります。総合的に遊びがいがあるワインだと思いますよ~

というわけで、サンジョセフ・オフルでした。
ネゴシアンモノでも非常に出来が良く、また価格の質を割りと的確に抑えてあるように思います。
シャーヴ関連銘柄の実力は本当に凄まじい・・・・・・
未体験の方も何かしら試していただきたい生産者筆頭ですが、どーしても安くっていうならこのオフルがいいかもですね。
新年早々グッドな赤ワインでした。



| フランス | 09:29 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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あけまして!!

あけまして!!!!

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本年も宜しくおねがいいたします!
じゃぱにーずオタク業界にワイン旋風を吹かせるため尽力ナノデス!



☆追伸~今後の予定

・新年に開けたワインあれこれをちょっとやりつつ、午年に因んだいくつかのワイン特集(タンタラワイナリーは確定)を予定。
・いい加減、たまりまくってるピノ特集をくまねばですね
・同時に、GAYA特集も出来る状態が整っています!
・ゲスト寄稿しています「ひとりぼっち達のティスティング勉強会」さんの方にまわすかも?とりあえず、ゲスト原稿用に現在記事を思案中。恐らくシラーに関する何らかの記事になります。
・PC版のメニュー拡張と同時に、スマフォや携帯で使いやすい(ワイン売り場でこっそり見れるような)サイトデザインにしたい
・ワインエキスパートとりたい(迫真
・同時に、多くのワイン関連書籍を読み干したい(迫真
・イタリアソムリエ資格をとるためのお金の貯蓄をしたい(迫真

さぁ、鬼が今から笑いそうですが、がんばります!

| アキバ系記事 | 05:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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