オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

2013年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年12月

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燃え上がる程旨い! ボデガス・ブレカ・ガルナッチャ・デ・フュエゴ2011&2012

うぇるかむ!
さて、カリフォルニアばっかりやる前に、いくつか優れたデイリー級を紹介しなければなぁ、などと思いましたのでたまっている中からちょこっと出していこうかと思います。
実は書いてないだけで相当量データだけはとっており……

今回はスペインの安旨の中でも、筆頭のレベルの高さと言ってイイまさに「今買っておくべきワイン」です。

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ボデガス・ブレカのフュエゴ。
これが今期のテーブルスペインの最強候補です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
炎の実写みたいな柄、という若干カルト意識が見られるデザインで、2011のものにはポイントシールも貼ってあります。
PP92点。
スペインでは割りと多いといえば多いPPではありますが、これが実は「ロバート・パーカー直々に呑んで贔屓している」のはちょっと特徴的。
一般的に言われる「パーカーポイント」というのは本当は
「ワイン・アドヴォケイト誌の担当者がつけたポイント」
なんですね。
ファミ通で例えると「レヴュアーの誰かが10点つけました」というような感覚です。
これが、ロバート・パーカー直々点数になるとファミ通なら「浜村通信社長直々に点数をつけた」になります。
パーカー本人の担当外国でこのワインのコンサルタントである、ホルフェ・オルドネス氏の特集を組むなど今ノリにのっています。
ホルフェ・オルドネスプロジェクトの中でも比較的新しいこのワイン、この上位版は94点で「消費者はこのワインをトランクいっぱいに詰め込むべし」など偉い書きっぷりでどこでも宣伝されています。

で、実際の実力派どーなの?ということで私も買ってみたのです。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(2012は2013年現在はマイナス♥♥)
めちゃめちゃよろしい!
オールドガルナッチャらしい味わいの定番の中で、非常にギッチリとした味わいが見られます。
色はほぼ黒に近くエッジもまさに紫。
香りにカフェオレのような要素が非常に強く見られ、胡椒とジャミーなプルーンなどの果実の要素がガッツリと。
味わいはまずバニラの要素がまったりと見られますが、その中にダークチェリーやブルーベリーなどの酸味と甘味、岩塩のような品のいいミネラルがたっぷりと効いてきます。
それらが合わさって、ドライフルーツの印象とダークチェリーの要素、華華しい印象すらあってスミレなどの品位の高いワインに見られる香りの良さもこれでもかと出てきます。
アフターはカフェラテ感に干し肉っぽいVV系らしい仕立て……の中に高級カベルネなどの見られるようなミントやサンジョベーゼの香草感でしめられてビビってしまう他ありません。
安い濃厚系ながら、要素がとても高級なんですね。

bureka.jpg

灯火のようなキラメキをもったワインになっています。
時に激しく、時に美しい。

と、ここまでは2011版の話でしたが、こんなデタラメに美味しいワインは
2012版は比較的最近呑んだところかなり水っぽくバランスも2011に比べると悪い印象でした。
それでも、一般的な同価格帯かソレ以上のワイン級ではあるものの、評価点としては2ランクぐらい下がる感じかもしれません。
ただ、つい先日こちらのインポーターの方がワインカウンターにいた際に話をしてみたところ
「2012は2011の人気から、かなり間を開けずに入荷している。なので、落ち着きがなく荒いと思う。ちょうど春ゴロになれば醸造力の品質が安定しているタイプの作り手なので、2012同様に楽しめたでしょう」
とのことでした。

コストパフォーマンス(最大10pt)
♥♥♥♥♥
ワォッ!これはケース買いすべきだ!!(個人的に一番好きなテーブルワイン系名言)
1480円~1680円というすさまじい価格で、カルト感あふるる・・・つまり1万円以上のグルナッシュの雰囲気が堪能出来ます。
PP92点、という数値にも納得せざるを得ない!
もしもワイン屋にこのワインがあった場合、グルナッシュが好きならすぐさま買って良いと思います。
現行の2012は2011に比べると見劣りする部分もあるのですが、それでもこの価格では敵なし?

という訳で、ガルナッチャ・デ・フュエゴでした。
実は個人的にはフラッグシップの94点であるブレカよりもバランス感覚の良いこちらのほうが好みだったりします。
PPで売りにしているスペインなんて・・・・・・と思われる方も是非一度お試しアレ。
パーカーびいきしたいわけではないんですけど、これに関しては降参って感じ~
スペインの実力の真髄を感じられるワインです。
じ、次元が違いすぎる(天津飯

11年版が売っていたら即ケース買いしましょう。2012もすぐ無くなるとは思います。


よりクリーミーでPPも2あがる上位版。それでもこの値段。当然売り切れである。

| スペイン | 23:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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イベント後の燃え尽き症候群

うぇるかむ!
ボージョレのシーズンもすっかり落ち着いた感じですね。
例年に比べて宣伝が小さかった(去年よりも出来がヤばかった)せいか、ボージョレも例年よりは盛り上がってなかった模様。
すっかり落ち着き初めている印象ですね。
例年よりもクリスマスへの足掛けが難しそうに店舗をめぐってみていると感じられます。

この間ネタにしました艦これもイベントが終わったり冬コミ間近なことがあり、アキバ系にしても待機期間って感じ?

と、言うわけで、

個人的に燃え尽きを回避する為に近々アメリカの低価格から高価格までひたすらにやりぬきたいです。


徹底的に!
ピノ全般キャンペーンをやるやる詐欺したまま、カリピノは先立ってやりたいなぁと考えています!!

という訳で、乞うご期待、ナノデス!!

| 未分類 | 23:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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スペインの安旨・・・カベルネ? ボコパ カベルネ・ソーヴィニヨン・マルケス・デ・アリカンテ・バリッカ2010

うぇるかむ!
今回のタイトルを見た時、「うわ、地雷っぽそうなモノを・・・・・・」と思った方はワイン通だと思います(確信)
なぜならば、スペインという国の主要赤品種はテンプラリーニョ・モナストレル・グルナッシュという南仏や地品種の系統であり「カベルネ・ソーヴィニヨン」は補助づかいが多く格好つけて作ってみたり高額モノというようなケース以外ではあまり主体であることがないからです。
で、今回はその上に、同社のテンプラニーリョと同様価格のカベルネという怪しさバツグンの逸品になります(通常葡萄の値段がカベルネ>>>テンプラニーリョなのです)

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ボコパ カベルネ・ソーヴィニヨンマルケス・デ・アリカンテ・バリッカ
ヴィンテージは2010です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥
ラベルはかなり地味~な印象のデザインになっています。
ちゃんと見るとそこそこ高級感があるような?とも思いますが、基本的には地味っぷりがすごい。
作り手の「ポコパ」は協同組合で、どちらかというと白ないし泡が人気のメーカー(泡のマリナーシリーズが特に)。
いわば、安カヴァを作れる協同組合でバレンシア州のアリカンテではかなり大きな規模かつ現地での消費も多いとのこと。
と、あまり書くこともない印象でとてつもなく地味な経歴ではあります。
しかも白主体のメーカーの、それもテンプラニーリョ版と同価格のカベルネ・・・と地味&イマイチな印象が目白押し。
価格とスペインカベルネに多少興味を持って今回買ってみましたがその実力はというと……

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
まぁまぁな・・・(CV:大坪由佳)
色は微妙に透けるものの、すこしくすんだレッド。
香りはフルーツフレーバーに少々のハーブ。
味わいは軽いもののフルーツソースっぽさが素直で落ち着いた仕上がりになっています。
後味の印象はカベルネが持つハーブ(悪くいえば青くささ)が果実の邪魔をしない程度に出ていますし、樽っぽいバニラ要素も多少感じられます。
熱帯感などはなくクールな印象で、良い意味でも悪い意味でもフランス感すらある程度。
かなり軽いですし甘味もあまりありませんが、酸やタンニンも調度良く抑えた作りで、その上での香草要素にはキャンティ(サンジョベーゼ)ぽさすら感じられる時もあります。
凝った要素が無い分、このヴィンテージが奇跡的にバランス良く仕上がっている可能性が微粒子レベルで存在する・・・?
絶賛するほどではありませんが、テーブルワインとして最適な味わい。
過不足なく仕上がっている感じ。むしろ、安っぽすぎる印象はない辺りはプラスポイントですね。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
この項目に関しては圧倒的に高くなります。
というのも、多くのこのワイン掲載サイトなどと私も同様の意見で、これが
1000円ならいい感じ
ナノデス!
1000円ワインだと、どこか作り物っぽかったり変なクセがあったりするものですが、このカベルネはとてもストレートに仕上がっています。
それは概ね2000~3500円程度のエレガントタイプのカベルネに方向性は似通っていて、他の1000円台ワインと比べると品位があるんですね。
カリフォルニア最下層の人工的な感じもなく、ボルドー金賞(笑)のような飲みにくさもなく、新世界系のオークチップでのごまかしでもなく、イタリアの果実味が薄すぎるタイプでもありません。
その意味で、貴重な価格と味わいといえるでしょう。
テーブルワインに是非試してみてもいいと思える品です。

というわけで、スペインカベルネでした。
カベルネが主体のスペインって案外探すのも難しいので、こうして飲む機会があるというのはいいことですね。
値段も手頃。
こういうちょっと変わっていて、しかしながら優れた部分があるモノがもっと流行ってほしいなぁとは個人的に思います。

| スペイン | 01:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ちょっと高めのモナカベの実力とは? ファン・ヒル・ディエシオチョ・メセス

うぇるかむ!
はい、通常更新に戻りますよ~。

地味に、今年(2013年)はスペインとの国交などの話題もあってスペインネタが多かった歳でもありました。
もう少しピノ特集(やるやる詐欺してますが)に入る前にスペインを取り上げてもいいかなぁと思いまして・・・
今回は、モナストレルとカベルネというスタイルです。

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ファン・ヒル・ディエシオチョ・メセス。最新ヴィンテージですね。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
スペインに割りと多くある樹木絵柄。少し高級感もありますね。
作りてはエル・ニドというスペイン最高級ワインに関与する人達などで集まったドリームチーム。
それでゴールドラベルやシルバーラベルといったシリーズを展開しており、その中の最高峰が今回のディエシオチョ・メセスです。
何故かグレードが金→銀→紺とあがっていくのが不思議(スペインではなにか位付けがあるのかしら?)
樹齢55年の古樹のモナストレルを主体に、カベルネとシラーが入っているというちょっと不思議なスタイル。
こちらのワイナリー自体は基本的にカベルネがほぼ100%の中、ある意味異例の組み合わせ?(相対的にみればそーでもないのですが)
低価格帯のシリーズを、パーカー(もしくはWAのスペイン担当が)が「価格が5倍の一流ボルドーにも屈っしニャイ!」という逸話もあるようですが果たして・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
色はしっかりとした透けない濃い均一的なレッド。
香りと味わいの両方にみられるのは圧倒的なバニラ感です。
異様とすら言っていい強さで、樽ギンギン!
果実がもつ要素も殆どがバニラを推し進める形で際立っており、ほのかにモナストレルの独特なコーヒータッチの濃さやシラーのブルーベリー果実感にアフターでカベルネから来ているであろうミント系の抜けがあります。
非常にバランスは悪いのですが、あまやかさはひたすらに強く出来ており呑んでいて
「あぁ、スペインってこんなイメージだよね」
というのをド直球にあらわしていると言っていいかなぁと。
なんといいますか「ああ、これがGガンダムだよなぁ」と風車型ガンダムを見て微笑ましくなる感じ(え、伝わらない?)
好みの方はとにかく大好きな!嫌いな人はとにかく苦手な・・・そういうタイプでしょうか。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥
コスパ国家スペインの4000円、ということで実はちょっと高級感を期待していたのですがそれはあんまりなくって・・・
つまるところ、同シリーズでももっと安いラインやまたは他のスペインワインの方が面白いのではなかろうか、というちょっと厳し目な判定になってしまいます。
4000円のスペインって現状では比較的高めで、その分の面白さや素晴らしさには欠けるかなぁと。
このファン・ヒルシリーズがお好きな方はお試しアレ、なのですがそうでない方はモナストレルの参考という意味でもこちらより安価なモノの方が良いかもです(今回のメサス以外はカップ一杯程度試飲でしたが)

という訳で、久々のモナストレルでした。
個人的にとても好きな葡萄をエルミタゼで補強するとどうなるか?
というところに対してのアンサーにはなりました。
それは「おそらく、作り手やヴィンテージ、もしくは寝かせることによっては最高に面白いワインが出来る」
という所。今回は樽濃度が強かったのですがもしかするとこのワインも何年か寝かしておくことで面白いことになるかもしれません(おそらく、3年後ぐらいが最初の飲みゴロかも)。
スペインワイン、実は気軽なようで難しいなぁとしみじみするのでした。

悪くはない、しかしスペイン全体がこの傾向をもっているのデス・・・


こっちの方がお手頃かつわかりやすい品種特徴があるかも?
シルバーラベル[2008]ファン・ヒル

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価格:2,310円(税込、送料別)

| スペイン | 23:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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某艦これE5クリアしました~

某艦これE5攻略しましたわ~ッ!
うふふ~

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~3時間ぐらい前~
うぇるかむ!
「アキバ系ワインブログ」
としてやってきた当ブログですがアキバ要素が段々薄れてるので、今日は日記がてらかきますと
E5攻略なう
アキバ系が戦艦に突然詳しくなり(およそ100万人ぐらい)艦これのイベント攻略中です。
故に、通常更新が今日中に・・・うーん、デキタライイナァナノデス

~からの攻略~

7時間でなんとか制覇しました。
いわゆる、テンプレな駆逐・重巡・金剛型2・ハイパーズ2というアッサンブラージュで攻略出来ました。
ほぼ70前後で駆逐は夕立と時雨とベルヌーイで交代させ、重巡と他は画像のメンバー固定でした。
北上様98レベルがとっても強かった!
先週E4も攻略しましたが、その資材も時間も半分程度で何とかなりました(E4の時は課金アイテムまで使ってたぐらいでしたから。

と、ワインブログで唐突に艦これネタでした。

そもそも、当ブログは「アキバ系にワインを広めよう!」という目標もあったのですが、段々とと言いますかワインティスティングにオタク要素があまり盛り込めていない感もありました。
これまで中途半端になるのはな~と思ってまして、オタク系まんまな記事は書かない(ワインに関係ない記事は書かない)という方針にしていましたが、ワイン記事は毎回時間がかかる事もあり、間間に軽いオタッキー記事も交えようかなと考えています。
まぁ、こんな感じで日記程度ですけどね。

という訳で、ワインを呑んできます!
祝酒よ~!!

ワイン派の方へ。こんなキャラ達が戦うゲームがアキバ系のトレンドナノデス。

誤植が多くてダメダメで改訂版が出ると噂の本もまだ売ってますね。
【送料無料】艦これ白書

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価格:1,995円(税込、送料込)

| アキバ系記事 | 20:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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2013ボージョレ(ボジョレー)・ヌーボー召し上がってきました! ジャン・ド・ロレール・ボージョレ・ヌーボー2013

うぇるかむ!
なんだかんだ興味がないと言いつつ飲みました

そう、ボージョレ・ヌーボー。
ボトルで買うのは正直なところ、割高すぎると思いましたのでフレンチで安めのお祭りメニューを食べてまいりました~

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贅沢そうにみえて、2000円程度のセットでございました。量はあまりないですしね。

メインメニューが
「豚ホホ肉と北海道ジャガイモのアッシパルマンティエ~ボージョレワインソース~」

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アッシマルマンティエとは、フランスのじゃがグラタン!
家庭料理であり、ピューレのイモ旨味層とパン粉で食感を出した逸品でございました。
かなりホホ肉の形がしっかり残っており、ジャガイモ割りとあら越し仕立てで本当に家庭風でした。
ボージョレかどうか、というのはこうなると判別付かない感じもありますが、赤ワインソースにしては甘めの仕立てになっていたかなぁと。

ワインはこちら、ジャン・ド・ロレール ボジョレー・ヌーヴォー2013でした(選べなかったですしグラスでいただきました)

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いつもどおりの評価スタイルだと・・・うーん、正直なところ単体ではなぁという感があった(どう考えたって1000~2000円のワインで相対すると高い!)ので、今年のボージョレの今のところの所感とフレンチと食べ合わせた感じについて。

Q:「2013ボジョレってどう?」
A:去年より一般向けでないような気がする

個人的には、結構タンニンが感じられ(渋さがあり)ボージョレらしい軽さは少なめなように思いました。
去年が不作の中で、結構醸造でごまかした感があるミルキーさを重点にしたボージョレが多かったように思うのですが、今年はボージョレがもつバナナっぽさだとかのっぺりとした甘さ自体が全体に薄く、代わりにベリー系の皮っぽい渋みがあがっている印象ですね。
特に、中身がスカスカで皮のみ抽出しちゃうようなケースが結構見られたようで、多分某インポーターが
「うちの仕入れるボージョレはみんなギリギリまで遅摘みしてギリギリまで仕込んでます(キリッ」
とか大々的にドヤ顔してましたが、すると渋さの方が強まってあそこの周辺かなりヤばいんじゃなかろうかと(呑んでないだけに)心配にはなりますね。
メリケン好きRRV余裕でOK~な私みたいなタイプには、あんまり好みでないものが多くなっているように思います。
あんまりイチゴキャンディ的ではない、ワインらしさがあるスタイルにはなっているモノが多い反面、消費者側はあまりそこんところを求めていないようにも感じられました。
カップ程度のティスティングといえないレベルでドミニク・ローランやジャドも見てみましたけど、彼らですら果実の感覚が渋め。
なので、今年のモノは例年以上に通好みとはいえるかと思います。
また、値上がりっぷりが半端ないので本来の予見的な見方をするならば
「2013のブルゴーニュは高いし出来も悪そうでマジでヤばい」
というのがホンネ?


Q「フレンチと食ってみてどうだった?」

A:アッシマルマンティエ美味しい!
ソースで協調性を出しているメニューでしたから、卑怯といえば卑怯でしたがイモやお肉の甘さにはしっかりあわせられていますね。
むしろ、今年のスタイルは全般的に「食中にお肉とあわせられる」という用途でガツガツ使っていけるように思います。
パリなどでは「食前にお祝いに呑んで、コースからは別のワインに切り替える」というのが良く見られるそうですが、今年は割りとメイン1ぐらいまではこれで行ける、というような品が多いかもしれません。
あんまり料理得意じゃないよ~^^;
という方も、スパゲッティとかに出来合えの市販ソースでもいいのでちょっとボージョレを足してソースに合わせて食べるなんてのはちょっとかっこよくリッチ感が出せるかも?(ま、パスタ使っちゃうとイタリアンなんで和洋折衷状態ですしそれならノヴェッロでやれって言われるとその通りですが)

という訳で、ボージョレしっかり楽しんできちゃいましたー。
なんだかんだでボージョレも面白いのです!
(私はボジョレーだけにワイン売り場に群がってくるOLとか40代以上とかに嫌悪が果てしないだけで)
それぞれ一様の楽しみ方、是非エンジョイしてくださいませ~

書いてあるコメントがとてつもなく「ダメっぽいモノの代表ばっかり」だけど、まぁ普通かなと。


一ヶ月まつとこんな値段になるらしい!?

| フランス | 23:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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いよいよ、後数時間でボージョレ・ヌーボーですね

うぇるかむ!
と、いうわけでボージョレ・ヌーボーの解禁間近でございますね~

当ブログあんまり興味がないのですが

というのも、この時期にだけボージョレ・ヌーボーだけ買いに来るお客さんでワイン売り場がごった返すのが苦手でして^^;
それと、比較的割高な事が多いのでちょっと購入するのはコストがかかりすぎると言いますか・・・・・・
なので試飲する機会があれば何かしらするかも~ぐらいで、ボージョレ・ヌーボー発売後もボージョレ・ヌーボーでセットを組むかどうかはちょっと不明。

何より、ワインショップの皆さんの健闘を祈りますッ!!

| 未分類 | 22:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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強烈タンニンのキラキラ ヴェラモンテ・リトゥアル・ピノ・カサブランカヴァレー2011

うぇるかむ!
コノスルで2連続更新いたしましたが、本日もチリピノで行きたいと思います。
さきのコノスル回はまとめると「値段が安くまとまりが良いワイン」でしたが、今回は新世界系らしく
「値段が安いが博打要素の高いワイン」
ナノデス!

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ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルが私好みの可愛い系。故に点が高いという(ドンッ!
ジェネシス後期にありましたよねこんなラベル。
後、無駄にボトルが重たい。あ、これで殴ったら人が死んでしまう!って感じの重たさ。
作り手はヴェッラモンテというワイナリーで、チリ系定番のコンチャ・イ・トロ派生系です。
そういう意味ではコノスルとも近かったりしますが、こちらのワイナリーの特徴はコンサルタントにポール・ホブスがついている点でしょうか。
オーパス・ワンやシミやピーター・マイケルで活動後に自身のワイナリーでPP100点獲得を果たす醸造家、のコンサルトするチリワインという事でポール・ホブス監修の中ではかなり安く買えます。
また、イギリスでの輸出が多くイギリス人好みのワインである模様。
で、こんな感じで説明がついています。

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ポール・ホブスさん流石にRRVって事はナイデショー。
それは「プロより上手い歌ってみたの人」みたいな表現デショー。
と、おもったところで果たして

香り・味わい(最大10pt)
平均♥♥♥♥♥♥(ただし一瞬だけ♥♥♥♥♥♥♥♥♥)
特徴として、超がつくぐらいに強いタンニンのあるワインです。
果実の凝縮というより、タンニンの圧縮みたいな味が基本になっていて、抜栓から1時間後などの一般的なワインの開けてくるタイミングからはかなり遅いです。
っていうか1時間とかだと「あ、これ失敗だったな」っていうぐらいにキつい。
一本開けた感じでは、開けてから4時間ぐらいが一番フレッシュに美味しく感じられ、一日たつとなだらかではありますがかなり良くなります。
色はかなり濃い赤で透けもあまりなくしっかりとしています。
香りもウーロンや紅茶のミックスにプラムやブルーベリー、じんわりとスパイス感などが効いてくる濃厚なスタイル。
飲み頃のタイミングにぶちあたりと果実のジャムに各種茶葉の雰囲気、それでもなお強いタンニンで力強く感じさえてくれます。
アルコール感も結構キツめにあるのですが、それらが一体となって襲ってくるのでかなり良く出来ています。
私が茶葉っぽい味が好きなのもありますが、不安定な中で一瞬ものすごく良くなるアイテムです。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
これで大体1500円程度です。
正面からみるとブスだけど横からみると可愛い!
みたいなそんなワインになっています。上手いこと呑める人はRRVというよりは田舎なフランス系の最高峰と言って遜色ないような味わいを楽しめるハズ。
かなり飲み手と注ぎ手を選ぶワインなのですが、こういうワインのが安いラインで買うなら楽しいかなーと思います。
普段飲みのバリエーションに是非加えてみて欲しい逸材です。
味わい的に、もしかすると「寝かせる事」も可能かもしれないので余裕があるワイン上級者の方はお試しアレ。

という訳で、リトゥアルでした。
ぶっちゃけラベル買いしたワインでしたが、かなり楽しむことが出来たワインです。
正直、チリってすごくイマイチだとおもってスルーしてた向きすらあったんですが、こういうのを飲むと
「ワインは呑んでこそ」
と思いますね~

| チリ | 23:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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コノスルピノ祭り2 ミドルとフラッグシップOSIOピノ検証 シングルヴィンヤード 20バレル オシオ

うぇるかむ!
さて、2回目のコノスルピノ特集、今回は前回と較べて大分値段があがり、2000円台と3000円近くに一挙6000円超という3点になります。

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ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
いよいよ自転車感はまるでなくなってくるコノスルとしては高額なライン。
シンブルヴィンヤード、というのは今年になって新リリースしたばかりの名前とおり単一ヴィンヤードのピノです。
で、単一でありながら2000円という価格帯が魅力の作品になっています。
醸造地はサンアントニオヴァリー。コノスルの21番区画「海風」の意味のヴィエント・マルという畑とのこと。
比較的海近くの斜面にある、いわば海ピノ系です。
20バレルは元フラッグシップでこれまた名前どおりに、
「20樽分だけ作る特別キュベ」
だった名残だそうで。こちらはシングルヴィンヤードではなく多くの畑のアッサンブラージュ。
シングルヴィンヤードとは樽の熟成期間なども違ってきており、一概に単一畑かアッサンブラージュかの違いという訳ではないもよう。
最後はOSIOさん。・・・カート・コバーンの生まれ変わりこと押尾学?(違います
圧倒的に値段に差があるこちら、コノスルブランドのフラッグシップとして作られたモノで、こちらはブルゴーニュの醸造家指導付き。WAも91点が最高でついている模様。
ラベルからして明らかに他との差別化が。なんかカルト意識っぽい?
チリピノとしては確かに高い価格帯の逸品になっています。

香り・味わい(最大10pt)
シングルヴィンヤード ♥♥♥♥♥♥♥
20バレル♥♥♥♥♥♥♥
オシオ♥♥♥♥♥♥♥♥

シングルと20バレルは好みで差がハッキリする印象。
オシオは他とは流石に離れた作りにしっかりとなっていました。
色合いじたいはこれもほぼ変わらず・・・なのですがオシオはハッキリと紫が他と識別出来るぐらいに強く出ており、格というか果実感の違いを色からうったえてきます。

「シングル」
香りはだいぶん要素が増えておりイチゴ感のある酸味なども出てきている。
かなりスマートで質感も味わいがとれているが下級ラインと比べるとグッと味わいの品質はあがっていますね。
クリアなスタイルはまるでニュージーのようで統制がとれています。
果実に重点がおかれていますがほのかな紅茶感やバニラでまとめてあり、要素の多さでレゼルヴァとも差別化がちゃんととれていたのは結構驚き。
ただ、凝縮感などはあまり感じられず新商品の割りには控えめなバランサーではないかと。
主人公のまわりをサラッとかためておく程度のイケメンとでも言いますか……
うーん、なんだろう難しいんですが、ガンダムだとWのカトル君とかSEEDのニコル君とか、なんかこう「君づけのおとなしいように見えるタイプ」かしら。

「20バレル」
一方こちらはかなり甘味が強くなっておりマイルドな質感に。
香りは樽が強めにかかっておりチェリーが合わさって出てきています。
基本的な果実感はシングル辺りと違いはありませんが、口当たりからしてぽったりした印象でチェリーや木苺もソース感がありかなり強い主張。
新世界のピノよりのスタイルになっているような。
または樽が強めのボーヌっぽいかなと。
シガーなどのようなチリっぽい雰囲気はなく、やはりまとまりはいいですね。
甘さが格段にあがっているように感じられるのは比較ゆえとも思いますが、おそらく熟成期間とか畑ごとの収穫時期の差が影響していそうに思います。
20バレルの方が人気はありそうな味ですね。

「オシオ」
香りから腐葉土などのハーブと茶葉の雰囲気、果実もラズベリーなどの紫果実の要素が感じられ醸造感の違いが見え隠れ。
香り自体はそれほど強くはないものの、クッキリとコノスルシリーズとは違いがあります。
味わいも同様に重た目になっていてなるほどブルゴーニュっぽい仕立てになってきています。
果実の印象も味わいの傾向もガラッとかわっていて、茶葉の印象が渋めに感じられ、タンニンの効きもバッチリです。
上級者向けな価格、というのを意識してか味わいも上級者向けなスタイルで・・・・・・おそらく、高めのワインを飲み慣れていないと20バレル辺りの方が美味しく感じられるかもしれません。
味のまとめかたが少し人工的なぐらいに、角度を変えた作り。
ある意味正統派ですが、コノスルの延長にはない存在感。
終わり際の抜け方も果実感よりも渋さの方が残り、それでいてまとまりはなかなかのもの。
ただ、良くまとめてあるけれどもそれ以上の面白さは案外感じないかもしれません。

コストパフォーマンス(最大5pt)
シングル ♥♥♥♥
20バレル♥♥♥
オシオ♥♥

コスト、でいうとシングルはなかなかに楽しめる逸材ではないかと思います。
レゼルヴァから300円程度で大きな違いを感じられ、単一畑ピノが1500円で呑めるというのは狙い目だと思います。
所謂、「安いワインの数百円は高級ラインの数千数万と同等の意味をもつ」という体験にはぴったり。
20バレルも2000円のピノとしては上々な出来であり、基準値にするのに丁度良さそうではあります。
2000円ぐらい、として非常に妥当性がある味わい。個人的にはシングルのまとめ方の方が好みではありましたが、ここは好みが二分されそーですね。
オシオは一挙に倍値の5000円程度まで行ってしまうことを考えると、ちょっと割高と言いますか値段との釣り合いが一番普通な印象です。
5000円出したらピノならこれぐらいは呑める、という印象で安定感はありそうですがピノにおける奇跡性や独特の世界観はなく・・・となると、総合的に見るとあまりコスパは良くないよーなというのが感覚かしら。
プレゼント向けにはオシオがやはり良いかと思いますが、家のみのぶんではシングルと20バレルぐらいで良さそうな感がありますね。

という訳で、コノスル特集でした。
オシオを除くと、どれも値段以上ですし計算がハッキリされた考えられたワインバリエーションで感心させられますね。
その分、独特のハデさとか愛おしさはないような感じ。
なんというか、どれに関しても良く出来た優等生ヒロインといった感じで・・・
なので、優等生要素を活かしてピノのタッチを掴んでみるというのにはかなりわかりやすくて良いかとは思います。
なんだかんだでヨイショさせるだけあって、ハズレはないピノ。
安定感を活用すれば、かなり楽しめるのは間違いないでしょうね~

オススメはやはりシングル。


2000円と考えるとカリピノも苦戦を強いられてしまう作りの傾向がこれ


わざわざ試してみるのも一興?

| チリ | 23:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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コノスルピノ祭り1 デイリーラインのコノスルピノ検証 ヴァラエタル、オーガニック、レゼルヴァ

うぇるかむ!
色々とネタは貯まるものの、書くほうがおいついていませんあわわわわ。
近く、ボージョレが解禁になることを考えて

ボジョレー・ヌーボーと一緒に買える安旨ワイン
をボージョレ発売周辺あたりまで、やろうかなーと。
その一回目として、コノスルの試飲会の所感イきますよ~

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量が多く、また比較してこそ意味があると思うので3本ずつ2回にわけていきますね。

本日のラインナップはこちら。

ヴァラエタル
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オーガニック
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レゼルヴァ
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それぞれ最新ヴィンテージですね。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
以前もご紹介しましたが、今やロマネコンティとドン・ペリニヨンの次に有名かもしれないコノスル。
圧倒的な展開力でコンビニでも買えてしまう事があるワインであり、また日本国内での旨安チリ筆頭(っていうかチリワインってこれしか紹介されてなくないですか?)という感すらあります。
別に評論家評価が高い訳でもなく(スペクテーターで91点のオシオが最高点。これは評論家ポイントによる宣伝が出来ないレベルです)国内の「安旨ワイン特集」でひたすらなプッシュがなされたというまさに専門外からの推しでのしあがった艦があります。
なにせ、「コノスルを適当にうまいですって書くだけのアフィブログ」まであるのだから驚き。
ワイン界では大ヒット商品と言っていいのではないでしょうか。
で、それぞれの内容を見ていくと

「ヴァラエタル」
一番の安価ラインで1000円以下の値段が魅力。

「オーガニック」
オーガニック認定を受けた畑醸造の所謂「自然派狙い撃ち」な。

「レゼルヴァ」
樽などを使った少しだけ格上のミドルレンジ。

ここまでの価格帯は全てスクリューキャップになっています。ワォ!
もう後は公式とか雑誌記事読まれるのが早いかと^^;
ただ、一点最近変わったのはレゼルヴァのラベルから自転車が消えたこと。
以前当ブログで紹介したヴィンテージのラインを最後にラベルが変更されたようです。
ようするにコノスルは
新規キャンバスkonosuru
こういうイメージから高級価格帯は脱したいようなのですね。
あまりにも安いイメージがつきすぎてしまっている、という事なのでしょう。
イメージ戦略の努力が見られます(でもデザインは前のが圧倒的に好きだったなぁレゼルヴァ)

香り・味わい(最大10pt)
ヴァラエタル ♥♥♥♥♥
オーガニック ♥♥♥♥♥♥
レゼルヴァ  ♥♥♥♥♥♥♥

純粋にワイン単位で見た場合、順当に値段だけ味があがっている、と言っていいようには思います。
色合いは殆ど同一の明るめレッド、といった具合で見分けるのは難しいです。

「ヴァラエタル」
香りと味がそのまま直結するような印象。
素直な小さめチェリーのみずみずしい感じ。
なにげに少しチリ系にみられる獣系のくさみがあるものの変な主張もなく果実のサラッとした印象の方が遥かに強いので気になりすぎることはありません。
内容は深く書く要素もなく単調といえば単調、しかしながら紹介出来る程度にマイナスポイントの方が多くなる事もありません。
一番は値段で許せてしまう、という値段相応にピノが呑める一本でしょうか。
例えば、アメリカ大手の最安値ラインのような人工感や、フランスで失敗しちゃった時の酸ばっかりタンニンばっかりの激まずな事はありません。
最近のボージョレのようなイチゴキャンディ系で誤魔化している事もなく、素直にピノを飲むという意味ではむしろわかりやすいのかも。

「オーガニック」
腐葉土のような、知ってしまっているせいかどことなーくオーガニックにありがちな香りがします。
土っぽさがかなりハッキリと見られ、味わいはヴァラエタルの要素にまさに自然派のニュアンスを加えた味わい。
割りと温帯らしいタッチでもあり果実の強さ自体はないものの飲むタイミング次第では、高めのオーガニックにも出てくるオレンジのような酸も見られます。
単体のワインとして飲む場合、結構難しい要素も多くオススメしにくいワイン。
ただし、料理との相性は考えてみるべき要素があり、自然派系が得意とする料理との組み合わせであればGOOD。
1200円程度で多くの店で買える、という利点がいきてきます。
いつでも買える自然派、ってなかなかないので料理とワインの食べ合わせを考える時に良い教材になってくれそうです。
ないし、ブラインドで値段あてをする場合、ジョーカーとして機能しそうでもあります。

「レゼルヴァ」
樽が使われはじめ、大分ワインらしさが出ています。
これがコノスル内では、一番上級者から初心者まで安定安心して呑める代物ではないでしょうか。
香りに樽と茶葉のニュアンスが出ており、チリ系のシガレットのような要素もプラス。
果実感も大分増えてまとまりと甘味があがっています。
チェリーやクランベリーを支える程度のバニラ感。
それも雑味なく出来ており、まぁまぁな仕上がりといえる内容になっています。
クリア感やテクスチャなど、確かに高級さはありません。
ただ、ピノ・ノワール種ワインの最低限はバッチリチェックをつけている偏差値のいいワインという感じです。
オーガニックと100円差、という事まで考えると大分おおっという印象。

コストパフォーマンス(最大5pt)
ヴァラエタル ♥♥♥
オーガニック・レゼルヴァ ♥♥♥♥

値段だけでみれば、ヴァラエタルが圧倒的に安いです。800円程度、セールとかならば500円も狙えるでしょう。
それでいて味わいもなかなかではあります。
が、面白みという点は味わいにはあまりなく、それならば1200円&1300円のオーガニックとレゼルヴァをオススメしたいですしこの2点に関しては値段以上に面白い要点があります。
レゼルヴァはなるほどの完成度の高い、比較的近代的で新世界とブルゴーニュの中間をゆく仕立て。
対してオーガニックは流行りの自然派っぽさをちゃんと狙った作り。
この2点、飲み比べてみると非常に面白く最近の傾向といいますか消費者をすごく考えて狙って作っているのがわかります。
工夫点、ということでなかなかに買いでしょう。
ヴァラエタルはコンビニでも買えますが、それは緊急時用ということで行きつけのお店か安く買える店でできる限り安さに挑戦!してみてください。
または、商品の保存レベルのチェックにこのラインは使えるかも・・・?(同じモノを色んなお店で買って一気にあけて鮮度管理の差をみる)

という訳で、コノスル3点セットでした。
ま、まぁこれで3日分ロス回避って事でひとつ。

低価格チリ、という選択肢を見出して日本を席巻したコノスル。
確かに安定していますし、確かに問題点といいますか欠点があまりありません。
なので、この辺りからデイリーワイン購入をはじめつつ、ワインの冒険に繰り出す!というのはいかがでしょうか。


もうセット商法とかもありますねこれ・・・


宣伝上手なショップでも当然のように入れてる辺り売れてる感がヒシヒシと

| チリ | 22:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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麦のワイン、ビール世界のコニャック アンカー・オールドフォグホーン

うぇるかむ!
すっかりシャーヴ様の後、魂の抜け殻めいていた当ブログ。
もう少しお休み期間と言いますか、記事推敲したいなぁと思うので、ちょっと趣向を変えて今回はビールです。

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アンカー・オールドフォグホーン(懐かしき汽笛)。
ビールのスタイルは、そう、バーレイワインです。

ラベル・ストーリー
ラベルはこの会社の中で唯一アンカーマークではなく、アメリカン~イギリスっぽいデザインです。
なんと言いますか、プログレバンド時代のジェネシスっぽくないです?
アンカー社といえば、アメリカのビール会社で日本でもちょこちょこ輸入しているのを見かけますね。
艦隊これくしょんの提督勢は是非アンカー社飲みましょう。気分は米帝ですよ!

その中では比較的見かけないオールドフォグホーン。
スタイルはバーレイワインと呼ばれるイングランドスタイル。
ワインがロクに作れないけどワイン大好きな英国人が、ビールで代替品をつくろうとしたのが初めだそうで。
全く別のビールですが参考になるサイトがありましたのでちょっとその中から引用いたしますと

麦芽使用量(1Kl当たり) 179 Kg 474 Kg 約2.5倍
ホップ使用量(1Kl当たり) 1.2 Kg 7.4 Kg 約6倍
甘さ(糖度) 2.5 度 6 度 約2.5倍
苦さ 21 IBU 81 IBU 約4倍
アルコール度数 4.8 % 9.2 % 約2倍
熟成期間 2~3週間 3ヶ月~1年(以上) 6倍以上

麦芽とホップは使っていますが、基本的には別物の味というのがおわかりいただけるかも。
という訳で、ちょっとチビチビとやってみました。

香り・味わい

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聖杯型に手持ちでは一番近いブルゴーニュグラスで呑んでみました。
色は綺麗に麦琥珀。日本の一般的なビールの中だと琥珀さん(琥珀エビス)が近いのですが、それよりもよりカラメル系と言えるでしょう。
香りはすごく麦臭いといいますか、一種の湿布香もありルートビアとかを案外思い浮かべました。
それらに、より強烈なキャラメルと旨味ダシ系の香り。
味わいはかなり濃厚で、ゴクゴクやれる感じではありません。
アタックから麦のまろやかな口当たりと甘さ、それと同時にマロン系の苦味。
バランス良く焦がし砂糖感があり少し温まるようなコーンスターチな甘みも良く出ています。
とても綺麗に呑める一杯。
料理よりも食後や間食にナッツとやるのが良さそうですね。

コストパフォーマンス
実は、これ非常に良いのです。
一本500円程度ナノデス!
え、高いと思われたでしょうか?
そういう方は、バーレイワインでご検索ください。
平均すると1000円以上、3000円ぐらいのビールがドドドッと出てくるハズです。
醸造方法の問題なのか、多くのバーレイワインが1000円を超えてくる=ワイン量にして2000円以上ヘタするとブルゴーニュ一本ぐらいの価格であったりする中で、500円=1000程度のワインと同価格というのは安め。
そして・・・・・・多くの1000円ぐらいのワインよりはこのバーレイワインの方が贅沢さや高級感があります。
ワインブログやっちゃう人間がいうのです。非常に残念ですが^^;
ただ、好み不好みは大きく出るスタイルです。
そういう意味でも、良い選択肢になる一本ではないかと思います。チャレンジするにギリギリいい価格ですよー。

という訳で、たまのビールでした。
悔しいんですけど、このぐらいの高級価格帯ビールだと低価格帯ワインより美味しいし面白い、というのが事実。
そして、こうした濃いスタイルは冬場でもガッツリ飲めます。
夏のビールとは別の冬のビールも、とっても美味しいモノですし安い発泡酒で満足するには勿体ない世界なのです。
たまにはいかがでしょうか?

アンカー オールド フォグホーン

アンカー オールド フォグホーン
価格:483円(税込、送料別)

| アメリカ | 20:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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本日もおやすみで・・・

うぇるかむ!

本日、更新予定として「ダンチュウ12月号」について書いた記事を書ききったのですが
あまりにも辛辣な内容になってしまったので公開を見送ることに致しました。

で、書きづかれしました^^;
なので更新はまた明日から再開したいと思いますです。

そろそろいーかげんピノ特集をやりたいところですが、シーズンだけに色々思案中です。
どうぞお楽しみにー

| 未分類 | 22:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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戦慄の怪物! ドメーヌジャン・ルイ・シャーヴ・エルミタージュ・ルージュ08

うぇるかむ!
シャーヴ&ラヤス試飲会特集、最終はエルミタージュです!

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・・・ん、やっぱりルージュとブランの写真間違えてるっぽい?
と、ともかく!シャーヴのフラッグシップエルミタージュなのです!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ブラン同様のラベル。
レアボトルを除くとシャーヴのフラッグシップキュベになります。
樽のみ醸造で18~24ヶ月の熟成、樹齢最古で80年、7区画ほどの葡萄のアッサンブラージュ。
それぞれ、ペレア・ポーム・エルミット・メアル・ベサール・・・などなど何とも呪文めいてきますがそれら畑のミックスエルミタージュ。
また、シャーヴは評論家評価が恐ろしく高い事でも知られていますが、出していくと

パーカーたん「間違いなく地上で最も偉大な醸造家のひとつ。シャーブの事を客観的に書けないとすれば、これは私が多くの点で彼らのことを賞賛している事実のせいである」
(なお今回の08はPP94とシャーヴの中では比較的低め)
ヒュー「赤も白も究極、そして最長命なフランスワインだろう」
などなどを初め、シラー好きな評論家から圧倒的な票を得ています。
漫画「ソムリエール」では何度か登場するシャーヴ。エピソードとしてスペインワインと間違われるというものがありますが、その時シャーヴとスペインワインを間違えたというオッサンをして
「負け惜しみと思うかもしれないが、若い君たちにはジャン・ルイ・シャーヴを飲んで欲しい」
と言わせるというようなものまで。
国内外問わず非常に知名度と人気が高いといえる代物。

その実力は・・・もう、ね?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
なんだこれはぁぁーーーーーーッンマイなあああッ!!なんだこれッ!?ンマイなぁぁあぁぁーーーーーーーーーッ(CV:東方定助)

色はかなり濃くしかしながら赤っぽさが意外と多め。
香りは・・・か、かおりは、お、おぉ・・・?おおん?おおおおおッ!?

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シンクさんが恐怖しているッ!
香るだけで汗が出てくる恐ろしい程の官能!(実話です。香りだけで顔から一筋汗が垂れおち全身鳥肌もの)
なんとか書き記すと高級肉を焼いたような食欲をそそる香ばしさにハーヴと高級胡椒が混じったスパイス。
更にブルーベリーとルバーブなどの甘く独特の酸味をもつ果実や野菜のニュアンスにスミレなどの品、緑系ベジタブルのソース感とバニラエッセンス少々……
まさに高級シラー。
香りだけでそこに一流の作品があります。すごい。
味わいはそれでいて非常にきらびやかで繊細ナノデス!
スパイシーだし甘さもありますが、バランスは薫る部分を強く打ち出しており。
高級な肉メインのディナーを思わせる圧巻の口運びにラストに残るフルーティーな酸と甘味が綺麗に抜けていく感覚。
最後の最後まで見事な高貴さ。
これほどのボリュームでありながら、あくまでも女性的な部類というのがやばい(もう小学生みたいな感想しか欠けない。
官能的すぎる。飲まずにいられない。それは吸い込まれるような……

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(コスパで測るべきではないと思いますが)
買えるなら買いましょう
今回は、そのお店では売る場合は2万2千円という価格でしたが、ハッキリ言いまして安すぎです。
10年後が飲みゴロだそうで、是非自分用と布教用と投資用で確保しましょう。
この為にお金をためましょう。
そういうレベルのワインだと思います。

という訳で、シャーヴエルミタージュでした。
おそらく初の当ブログの満点ワインでしょうか。
世界の絶賛に多少訝しむところがあった私でしたが、飲むと圧巻といいますかすごすぎて震えますね。
個人的には最上位にあげたいワインとなりました。
なにせ香りだけで汗をかくなどと・・・流石に生理現象を引き起こされたワインは、これまでだと「思わず泣いてしまった」シャトー・イケム様と「思わず汗をかかされた」ジャン・ルイ・シャーヴエルミタージュの2本ですからね私。
自分も是非所有したいなぁ。


| フランス | 22:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ピノより旨いグルナッシュ。真髄の南仏エレガンス シャトー・ラヤス・シャトー・ヌフ・デュパフ

うぇるかむ!
楽天が優勝しちゃって、ワイン探しをしていましたが・・・うーんあんまり面白くないっぽい?
ちょっとシンクアノンとかのアメリカカルトが2万アンダーぐらいだったら教えてくださいね(迫真

そろそろ大詰めなラヤスとシャーヴ試飲会編ですが、今回はラヤスでいこうかなーと。

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ラヤス最高峰ヌフデュパプルージュ、2008年です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
殿下の家紋、ヌフらしいラベルデザイン。
「グルナッシュ・マジシャン」の異名を持つ最高峰のワイナリー。
小石の多く日当たりのいい畑、砂利と粘土質の古畑、グルナッシュに最適な砂質畑の3つのアッサンブラージュです。
また、ヌフなのにグルナッシュオンリーのスタイルになっている点が最大の特徴でしょうか。
所謂、「グルナッシュ系ワイン」における最高峰。
いただいたノーツには「威風堂々とした教皇の如き風格をもつワイン」なる凄まじいポエットがついていました。

「おいおい、そういう事書くのはこういうブログかキバヤシのヤロー(神の雫)がおお・・・って言ってりゃいいってもんだ、なぁダッチ?」
「おっかねぇ、泣いちゃいそうだ」

などと思いつつさてさてその実力はというと・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ああ、書きたくなるよねー教皇とかねー
色は既にエッジに黄色っぽさもあり、中心は透けてオレンジがかっています。
香りはトリュフを初めてしたキノコ→アールグレイへの切り替わりが見事に感じられとても品があります。
もうこの段階で一般的な「ガルナッチャ」とは一線を引いてしまっていると言っていいでしょう。
ワイルド系な香りの要素のハズなのですが、研ぎ澄まされている点は驚きです。
そして味わいはかなりのボリュームとあまやかさがあり、基本的なパーツは紅茶系。
そこにキノコ主体にいちぢくのサラダ、グレープフルーツ、ブルーベリー少々、ジャスミン茶、などの新鮮なフルーツとハーブの要素が次々と現れます。
酸味はかなり強いハズなのですがそれを感じさせないバランスの良さ。
甘味はフルーツ系をブラウンシュガーとメープルシロップで漬けたようでここも品がいいのです。
スパイス感もカルダモンやシナモンなどが良くまぶしてあるようで。
クランベリーなどの要素はないもののどこかオールドピノを思わせる仕上がりになっています。
っていうか、ヘタに寝かせたピノより「ピノとして旨い」って錯覚しうるほどじゃないかと。
威風堂々、というよりはとてもロマンチックでアンティーク絵本のよう。

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なんか、あの曲思い出しました、ええっと、タイトル思いだせないんですが
夢を~見ている~みたいだね~と~貴方にささやく~♪星屑の海泳ぐように~届け踊るシンパシー♪
1ページまた1ページ…ページをめくって、絵本の扉開いてゆく~♫

……え、知らない?そ、そうですか、私もタイトル忘れたましたけど……

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
素晴らしく良く出来たグルナッシュのアンティーク感は是非体感していただきたい、ということでこの点数となります。
それでも市場枯渇気味で2万前後ではあまり手に入らない、というより売ってる事が少ないというのも事実。
見つけることが出来て、なおかつお金があるならば迷わず飲んでみていただきたいワインです。
多少、飲むタイミングなど難しそうですが、体験あれ。
グルナッシュ、という品種へのイメージが私はこれで完璧に塗り替えられてしまいました。
良質なグルナッシュが戦うのは、多くの他の南仏葡萄ではなくピノだったのだと。
漫画でいえば・・・少年漫画系じゃなくて青年漫画誌に行ったらヒットしちゃった的な?

という訳で、ラヤスでした。
そこそこにワインを舌にのせてきたつもりでしたが、これは本当に驚きでした。
08年でこのオールドヴィンテージがもつような質感。
うーん、ローヌすごい。
比較的私は万年超えのものに「いいコスパ」とつけることは少なくしようとしているのですが(お酒一本にウン万円って普通に見たらアホですよ!)、これは納得の値段を感じていただけるんじゃないかと思うのでした。
特にグルナッシュがイマイチという方こそ、グルナッシュに謝りたくなる味。敢えてチャレンジいただきたいかもです。




もう楽天とか見ると抱き合わせとかしかないっぽい?

| フランス | 23:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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