オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

2013年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年10月

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軍神! シャトー・タルボ2010

うぇるかむ!
ボルドーシリーズ、ラストになります。
なので、ラストの一本&簡単なおまとめも。
で、正直言って「今回のが一番良かった」というのも加えて書いておきましょう。
そのワインとは・・・・・・

2013093021424728e.jpg


タルボです!!!!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(使い方によって♥♥♥♥♥)
ラベルは紋章スタイル。
伝統的なワイナリーであり、タルボ将軍の中間基地だった事から「軍神のワイン」として縁起物としても知られていますね。
(まぁ、実際負けてたりするので・・・って気もしますが)
艦これ提督は是非?
ボルドーの縁起担ぎって結構多いのですが、その中でも際立って要素が強いのがこのワイナリーなように思います。
評価自体は比較的「そこそこだよねー」という評定で4級の中では比較的信頼度が高いワイナリーでもあります。
特徴としては、今回のヴィンテージはパーカーポイントも94点と4級としては高め。
もともと、贔屓目っぽいものの比較的高い位置にあると言っていいでしょう。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥(今飲んでもイける!)
色は透けずに紫が強め。香りは遠くからでも感じさせるカシスの果実の強さ!
なかなかにこの香りの質が高く強めにかかっており、どことなくスミレ感なども。
味わいは素晴らしいバランス感で実力を感じさせる仕立になっています。
カシスの果実の強さ、甘みと酸味を兼ね備えてクリーミーさとサンジュリアンらしいスマートさをもって綺麗にアフターまでもっていってくれます。
カシス感がとにかく綺麗なんですね。
その印象を継続しつつ、なめらかにプラムやチェリー系の果実が現れて、クリーム感も程よく、品のいいハーブ感まで備わってゆっくりと消えていく・・・
という、新物の美味しいクラレットスタイルを完璧にやりきったような味わいに仕上がっています。
あまりスパイシーではなく、余韻もそこそこの長さという程度なのですが、最初のアタックの良さは特筆モノでしょう。
とても綺麗に仕上がったクラレットだと思います。
新しいのもあるのですが、果実の勢いが結構ありこの辺りは熟成厨には向かないのですが・・・新物に出がちな硬さや苦味などの要素は(サーブタイミングにもよるでしょうけど)控えめです。
完成度の高さを思わせるワイン……ただ、今段階でかなり良いので逆に後年味わいが崩れかねない気はします。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
うーん、微妙なところですが味わい自体は妥当性を持っているので1万近い価格に目をつむるべき?
・・・などと書いていたのですが、なんと楽天とかだと7000円前後だったりしてビックリ。
ああ、インポーター差ってすごいなぁ(sirome

また、わざわざボルドーを買うという意味での今後の展開はちょっとわかりません。
今段階なら―怒られそうですけど―今回の最初に提示したリストの中では圧倒的にズバ抜けていたと思います。
が、その分熟成後はわかりかねます。熟成したら多分グリュオ・ラローズとかのが良さそうなんですよね。
ちょっとこの辺り経験不足でして^^;
格好の良さなども含めて、今流行の提督はベイシュベル同様是非とも抑えておいて欲しいワイナリー。
オタク的に、やっぱ軍関係ってなんとも高揚しますよねー。

という訳で、タルボでした。
凄くいい具合にサンジュリアン+新世界っぽい果実の強み!
すぐのんで美味しい、という点ではダントツです。


| フランス | 22:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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勝手に宣伝:「イタリアワイン阿部」という新規参入ワイン専門店を

うぇるかむ!
ボルドー特集をやってる真っ最中ですが
今回は宣伝です
それもぶっちゃけ宣伝料もまっっったくなく勝手に宣伝です

と、言うのもここ最近通っていたワインバーのソムリエさんが一昨日、個人のネット専門店を立ち上げたとの事でして。
毎週1回程度ですが、非常にお世話になりましたのでご紹介をと。

イタリアワイン阿部

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開いて速攻で「ファッ!?」って言いながらそっ閉じしたくなる写真がお出迎えしていただけますが・・・
実績はガチどころか、私程度では天変地異が起こったり大富豪で革命が起きて3のカードが最強になったりしない限り、全く歯が立たない日本でも随一のイタリアワインのスペシャリストです。

経歴に書いてらっしゃいませんが、練馬エノテカアリーチェ(地元では最強すぎて「なんでこんな土地にこのマニアックな店が?ワッザ?」と言われ雑誌掲載もあるおかしい品質のイタリアワイン専門ショップ&バー)で私はそこそこお会いしておりまして。
専門誌掲載は「ワイン王国」が多い方だった覚えが。それももちろんイタリア特集でアルト・アディジェとかの地域についてのティスティングコメントが恐ろしく的確かつ独特。

サーブの基本はかなりの「ストーリー性重視」。
土地縛りや傾向縛りをかけつつ、味わいの大きな揺れで驚かせながらフィニッシュに持っていくルセットが得意な方で、お客さんの内容や要求に対して独自性のある世界観を持ったサーブが特徴的。
なので、かなりのお客さんが「阿部ちゃんにお任せ~」みたいな感じになってしまうという。さり気なくしゅごい。
知識量も随一で私は今現在某大手などの紹介文より、この方の言を信じているぐらいです。

さて。
個人的にウルトラリスペクトしている方のセット販売ワインということで、ついでにサッとリストを見てみたのですが
このオシャンティセットのセレクションが流石すぎて震えますね!
ベッラヴィスタの基本キュベとマルコサーラのデザートというワイン初心者から上級者まで楽しめるルセットですね。
とりあえず、フランチャコルタとかいう世界最強すぎるミドル価格泡と満足度ありまくりのイタリアンデザートワイン。
微妙にマニアックなんですけど、イタリアならではで、しかも他国で代理を見つけられないラインで見た中ではイチオシですね。

あとはソアヴェのセレクトも笑ってしまう
実は、今現在ソアヴェの協会が日本で2013年10月14日まで「ソアヴェ祭り」みたいな事をやっているのですがその代表的ワイナリーですね。
で、チョイスがこれまた渋くて王道の中でもライトめなジーニと、新規ながら高い品質で素材感のあるバッティステッレという……
ソアヴェ飲み比べとしてはなかなかなチョイスに唸ります。

赤だとカレーマwww
攻めすぎですよwww
カレーマはめちゃくちゃ面白いので私も大推奨なんですけど、オープン3日目の通販サイトのチョイスがカレーマってwwwww
思わず草が生えるセレクトに感服です。
これは本気というか「知ってる人間」でないと出来ない技なんですね。

という訳で、今日はそんな素敵サイトのご紹介までに。
イタリアワインを端的に感じるには凄くいいセレクトがどれもされてると思います。
出来たてサイトなので不手際とか軌道にのるまで大変そうではありますが・・・・・・
解説文とかまで独自感があって楽しいのでイタリアワイン阿部是非ご利用くださいね☆


こんだけヨイショっぽい記事ですけど完全無償無関係勝手宣伝やむなし!なぐらいラインナップはこだわりですよコレ・・・

| イタリア | 01:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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LE VIN ROIS LE ROI DES VIN グリュオ・ラローズ2010

うぇるかむ!
連休中はがっつり休ませていただきましたー。ちょっと休養も必要ですよね・・・
2010特集、クライマックスは特に私の好きな地域での紹介で終わろうかと。
最初のリストにのせつつ掲載していないのは・・・まぁ、別の機会に是非。

さて。
そういった訳で、行きますよサン・ジュリアン!

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呑んだ中ではここは外せません。
グリュオ・ラローズです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ラベルは伝統と格式の紋章づくり。
「LE VIN ROIS LE ROI DES VIN」
(ワインの王 王のワイン)
という迫力のお言葉が相応しい二級シャトー。
名前の由来は元所有者からというのもなんとも伝統的な……
外付け的なエピソード要素は、ボルドーの中では少ない方でまさに脂質剛健ですね。
評論家評価は「熟成向け」「ヴィンテージにムラがある」というのが概ねかしら。
それも一般的なヴィンテージ差というよりはグリュオ・ラローズ特有のムラッ気があるようで。
90年台後半からは減農薬栽培もしているようで、よりムラが出ているかも?
2級として相応しいというのが一般的。このヴィンテージはPPで93点ぐらいのようですね。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(今飲むならマイナス♥)
少し固い印象もあったのですが、バツグンの潜在能力を感じさせます。
色は透けない赤紫、あんまりこすぎない程度。
香りは若々しくカシスの強さがみられプラムと少しの血のニュアンス。タンニンたっぷり。甘草系はあまり感じなかったかも。
味わいはサン・ジュリアンのスマートさをとことんまでやりぬいた威厳と風格の仕立!
メルロが強めなのか、口当たりのシルキーさと少しプラムっぽい渋みが感じられますがまとまりよく味全体を整える形に抑えめてあっていいですね。
カシスとクリームの印象も良く淡麗。
ただ果実のバリエーションは少なく細かい小さな果実感などはないかも(熟成していないため?)
それぐらい、どっしりとして力強い印象です。
流石70年台の優良ヴィンテージは長年寝かせるべしとされているだけあるかな~と。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
概ね1万円ちょっとぐらいでしょうか。
所謂2級の中でも比較的買いやすい部類と言えるのではないでしょうか。
総合したワインの価格としては高いんですけれど、相応しいなりにはお得度があるかも。
また、今回の2010年の中でも明らかに(呑んだ中では)熟成をオススメしたい!
トーシロな私でも解るぐらいに、熟成した時に化けそうなワインになっています。
そうした意味では、ギリギリで投資にもなるワインかなぁと。寝かしておいて強そうなワインがこの価格、という意味では、現行ボルドーなら妥当性アリかも。

という事で、グリュオ・ラローズでした。
品格のある内容になっていて、なるほどってかんじでしたね。
どっしりとして堅物、正統派の味わいでございました。

シャトー・グリュオ・ラローズ [2010] 【750ML】

シャトー・グリュオ・ラローズ [2010] 【750ML】
価格:9,490円(税込、送料別)


| フランス | 11:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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次回予告!(ちょっと早いですが・・・^^;

うぇるかむ!
本日もネタ集めにヘロッヘロ、明日もそうなる確率が高いので予告編です。
PVが一番面白そうだったって良くありますもんね!!(ジョジョASBの方を見ながら)

・ボルドー特集2010はクライマックス中ですが、後2回で終了
・その後二回は……特にベストだったサン・ジュリアン!

・ボルドー特集が終わってからはしばらくランダムにグッドワインのご紹介

・10月初週からはピノ・ノワール特集、色々な国のピノをご紹介です!
・特に……「あのリシュブール」を筆頭にたまりにたまったノートでピノ、絶賛チェックです☆



とまぁ、こんな感じで~。
どうぞお楽しみに&よろしくどうぞナノデス!

| 未分類 | 23:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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まさに人魚、深海めいた。  ジスクール2010

うぇるかむ!
2010ボルドー特集も、そろそろ終盤に行きたいと思います。
前日に一級マルゴーのセカンドをやりましたので、今夜は3級という形で比較も兼ねた雰囲気に

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ジスクール2010です。

ラベル・ストーリー(最大3pt)
♥♥♥
人魚印で有名なジスクール。このワンポイントが案外と印象的で、私の中ではラベルは楽しい一品だと思います。
が、評判自体は「近年、良くなってきた」というもうボルドーワインを調べるとウンザリするような名文句が出てくるタイプです。
付随して「オークチップ漬けを速攻やっていた」「まろみづけに牛乳を混入」「産地偽装」などなどのトンデモな情報が出まくり、更に日本では「神の雫ワイン」としてサード・・・というより名前だけで売るスタイルの典型である「ル・オーメドック・ジスクール」の方が知名度が高いという状態かも?
(ようするに、ジスクールはオーメドックのワイナリーとして知られている可能性の方が高いぐらいであるって事です。セカンド以上はマルゴーでラバルド村)
豪勢なシャトーや等級に顔負けしがちで、日本人気は漫画効果というちょっとさみしい感じ。

2010の評価はPPが95近くにあるという事で、同ワイナリーとしては高め。
個人的に、ここは以前比較試飲した際に「セカンドがお得感が一番高いシャトーね!」と思っているのですが、2010はというと……

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
色は赤みが強くまさに血色。
香りは重たく感じられあまりたたないがカシスと杉などの草木のイメージが強めです。
味わいは口の中にスッと入る感覚や広がりの良さを思わせるも酸味に独特の具合が感じられます。
カシスの酸味の部分だけカプセルで抽出したような・・・・・・口当たりの先にその重ための酸味と青臭さがあり、思わず「これが若さか」と呟いて泣いちゃいそうになりました。
少し沈んだようなタンニン、ミネラル、海藻系の苦味。
ラベルの人魚は正しいと思うのです。どこかの海にぐったり沈んでいくようなワイン。

じすくーる

同じような広がり方を最初はマルゴー村系列と同じようにするのですが、これはまさに「宇宙」とは逆で「海」な感じ。
まぁ、ラベル効果もあると思うんですが(しれっと

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥?(より低いように思う)
そもそも2010というヴィンテージが全体として高いというのもあるんですが、しかし正規輸入という某店が10000円という大台に入っているのはちょっとアカンで工藤!(突然の服部平次
安めのショップでも8000円前後で6000円をきることはありません。
そこそこに面白さはあるものの、それなら別の国のワインや同じボルドーでも飲んでいないものを飲みたくなってしまうというのが正直なところかも。
ゴシップなネタが多い点など、意味合いづけもたっぷりありすぎるのも難点かしら。
味わいの独特な沈んでいく印象に感銘を受けるかどうか。
こういう暗さを求める人にはたまらないワインなので、一見してみる価値はあると思うのでした。
飲んでみないとファンになるかどうかもわからない、というのは書き記しておく必要がありますねー。

という訳でジスクールでした。
嫌いではないけど、大好きって程でもないようなポジションに個人的にはおくワイン。
それでも例年に比べるとボリュームがあったように思います。
2010年全体の「新世界的なバランス」の結果、独特な風味になっているのかも?
ただ、何れにせよル・オーメドック・ジスクールの知名度を払拭するような魅力は欲しいところですね。
熟成に期待する?


| フランス | 23:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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マルゴーセカンドの実力とはッ! パヴィヨン・ルージュ2010

うぇるかむ!
前日まで、比較的等級としては浅いところで推移していました2010ボルドー特集。
ここらで突然!一気に!翔びたいと思います!!

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マルゴーのセカンド、パヴィヨン・ルージュです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
天下のシャトー・マルゴーのセカンドワインです。
もう、それ以上言う言葉がありまして?
と、思うのですが一応程度によく言われている
「フラッグシップがカベルネの%を上げた結果、セカンドのメルロの質が良くなり、更にサード格としてマルゴー無名義のバルク品を出すようになって全体に質が向上した」
という件。
実際、パヴィヨン・ルージュはカベルネ・ソーヴィニヨン 66%、メルロ 30%、プティ・ヴェルド 4%とメルロの利率がかなり高い事になっており、セパージュの意図からも単純な
「フラッグシップのなりそこない」
と言い切るには難しくなっています。明らかにパヴィヨン・ルージュは別個の意識で残ったメルロを用いているんですよね。
このバランス感、逆に一昔前のマルゴーに近しいと取る人もいるそうで。
アニメ業界でいうと、漫画とアニメでハッキリ違う作品みたいな。「らき☆すた」とか「ラブラボ」とか。
また、メルロ比率が高いのって個人的には「早のみにいいですよ」は胡散臭いなぁ~って思っていたのですが・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
凄まじくマルゴーでした(小学生並みの感想
色はギリギリ透けない程度にクリムゾン。
初めは閉じた印象もありスワリング強め&時間を結構かけて呑んでいました。
香りはカシスとローズが半々程度に感じられ香りも強すぎず弱すぎずの仕上がり。ほんの少しプラム辺りも。
味わいは特筆すべきマルゴーの味!
エレガントで華やか!

マルゴームラ


以前デュルフォール・ヴィヴァンの時に使った絵ですが、まさしくコレ。飛び具合が圧倒的に半端じゃない!というのがマルゴーなのです。
基本はカシス主体なのですがプラムの風味やしなやかな舌触りがかなり強く、これがセパージュの部分でしょうか。
酸味は少しレモン的。飲み進めると落花生などのニュアンスも出てきました。
そこそこにスパイシーさがあり風味の中に緊張感をもたらしている点は、フラッグシップになかったように思うポイント。
バランス感もなかなか取れており、逆に飲み頃自体は確かに早いのだろうなと感じさせます。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(買い方による)
2万円割ってくるようで、あんまり近年の状況から変わっていない様子。
味わいの質自体はセカンドとはいえなかなかレベルが高く、今の飲むには良い感じにマルゴー村の最上級の味わいが楽しめます。
なお、あくまでもセカンドという「格落ち品」扱い故に投機目的にはあまりならず同値段の別ワイナリーフラッグシップの方が良かったり。
やっぱり自分飲み向けなのかしら、とは思うものの出来は流石のマルゴーと言いたくなっちゃうクオリティ。
これを呑んで=マルゴーを呑んだとは前述までの通り全く言えない内容になっていますが、
マルゴー一本でパヴィヨン・ルージュが8本ぐらい買える
という事実が「異常にお得」に一見見えちゃいますよね~。
(この辺りは「別物ワイン」と考えた方が吉だと私は考えています)
あんまりお得すぎる!ということもないので、むしろ他の頑張ってるシャトーのフラッグシップを買ってあげた方が面白いかも?とは思うフシもあります。
失敗はこのパヴィヨン・ルージュなら少ないかな、みたいな。

という訳で、パヴィヨン・ルージュでした。確か正規店は2万超えていたように思うので良くお店を見極めて買う必要がありそうですね。
セカンドでもマルゴー、というレベルの高さは十二分に感じられる作品に仕上がっています。
近年の傾向とも合致してすぐおいしいすごくおいしいなマルゴー。
ううん、ここクラスだと流石に等級の力を感じてしまいますねー


| フランス | 08:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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パーカー高評価で飛んだクロツグミ カントメルル2010

うぇるかむ!
2010特集、続いてはまたまたオーメドック、今度はメドック格付け5級にて。
前回のソシアンド・マレとは対極に、いや、むしろオーメドック的なワインというとこちらでした。

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カントメルルの2010ですね。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルは基本的なシャトー景観ラベル。特筆すべきではない感じですね。
カントメルルはシャトー・ムートン・ロートシルトの昇格を除くと唯一「後から格付けの仲間入りをしたワイナリー」です。
村はマコー村というところで、知名度自体は薄め。
名前は「庭園でさえずるクロツグミ」という何とも可愛らしい名前だったり。
もともとは格付け外であったにもかかわらず追加された理由は「オランダとの貿易において人気があった」ので、パリ万国博覧会中に追加された模様。

評価は5級相応しいというか、「まぁ、こんなもんよね~」というのが大筋の意見。
一部サイトにおいて「3級ぐらいの実力」と書かれていますがそれは「極稀にヴィンテージによっては3級ぐらいの味になるんだよね~」の誇張です。
あくまでも小さなクロツグミ的存在でした。
ただし、この2010は特筆。
2010年作はPP92点以上94点+というここの中でも異様に高い評点がついているのですが・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
色は濃くパープル、香りは草系のニュアンスやハーブ感などありますが少し酸っぱいアセロラのような果実感もクラレットの割に感じられました。
味わいも同様に果実の酸が少し多め。
全体的に野暮ったい印象のある感じで、スワリングなどかなりしっかりしてみてもなかなかその印象はとれません。
すごーくダウナーなんですよね。
フランスワイン全般にある、どことなく固い(抜栓直後の閉じてる状態とはまた異なる)印象をこの2010でも引っ張っているように思いました。
ある意味では例年通りといいますか、ヴィンテージ差を受けるに至っていないように一番感じたのがこのワインでした。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥(4000円近い場合は)
ボルドーらしい最低限はクリアしているとは思うものの・・・うーん、あんまり面白みは無いというのが正直なところかも。
安くて美味しい!という程でもなく、めちゃくちゃダサい訳でもない、ヘンに中間点に居座っている印象があります。
これは2010だけでなく例年そんな印象があるかなーって思っちゃいます。
個人的には例年通りのカントメルル。
で、ありながら例年より1000円以上の値段の上がりっぷり。
普通の年だと稀に3000円でお釣りがくるのでそうであれば「ボルドーを知るのに最適でお得」といえるんですけれども、4000円近いって!?
こ、これがパーカーパワー・・・?

という訳で、カントメルルでした。
今回とりあげたのは「パーカーポイントとヴィンテージの力で値段があがる」というのの典型例かなと思いましたので。
ちょっと値段調べてて驚きました。カマンサックと同じぐらいの値段だと思ってたのに・・・
私は「並」な評価。パーカー評価はハイスコア。さて、貴方は?


| フランス | 09:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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格付け外筆頭の2010は? ソシアンド・マレ2010

うぇるかむ!
あいかわらずギリギリ更新&イラストなしな更新OTL
だ、だいたい呑んで酔ってて冷ましつつ調べるとこんな時間になるのです!(焦

ボルドー2010特集、ここまではメドック格付けのワインでやっていました。
少し知らない方向けに書きますと、このメドック格付けというのはかなり古いフランスの格付けでその基準も「値段が高い順」みたいな結構適当なランキングだったりします。
スポンサー絡みな「お願いランキング」よりは妥当性のあるランキングですが、それも相当前の歴史の教科書レベルで古い格付けなので、通な人には
「あんな格付けはデタラメで無用である」
とか言われています。90年台初頭ぐらいまでは、かのパーカーも「俺流メドック格付け」みたいな事をやっていた訳です(これは前にも話したかしら?)

そんな中で特に格付け外の中でも人気が高く「3級程度は余裕ッス」と言われるのが今回の逸品です。

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ソシアンド・マレ2010。
日本でもファンの多いワインの10ヴィンテージ、果たして?

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルは基本的なシンボル系、特筆する要素はないかしら?
日本でも知名度が非常に上がったワインですが、本場でも結構人気は高いらしく。
なので「入手困難」みたいな表記も稀にみかけますが、思いの外結構多くが仕入れてかつ割りと残っていたり。
格付け効果ってすごいわ・・・・・・おかげで、未だにソシアンド・マレが5000円以下だったりするのでありがたいですね。
こちらの特徴として、基本的にカベルネ・ソーヴィニヨンが強いということ。60%という数値上はそこそこ普通なのですが、ファンをして「オーメドック扱いでカベルネ・ソーヴィニヨンが格付けより遥かにレベルが高いのはここだけ」というのを語られた経験があります^^;
なお、パーカーポイントも90点台をキープしまくっておりこの2010も91点程。
位置づけとしてはそうですね……初音ミク界隈でエグジットチューンズでしたっけ?そこに属さないで人気が高い人っていうようなポジションでしょうか。

オーメドックなのですが、ちょこちょこ調べたところによると村は「サン・スーラン・ドゥ・カドゥルヌ」なのかしら?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
色はほぼ黒と言ってよく、透かなさなも尋常じゃありません。
多くのクラレットは基本的には紫系中心部は透けない仕上がりになっているモノですが、ここに関しては「マルベックか何か?」みたいなぐらいに黒いです。
これはこのシャトーの人気といいますか、独自の特徴ですね。
香りは濃厚にカシス、プルーンなどの果実にスパイシーさ。アルコールも高く感じられ濃密な印象。
味わいはカシス感が強い!脂質剛健な重たいカベルネがドンと構えているよう!!
まさに実を感じさせる濃厚さで、アフターも品種特性のハーブが良くみられます。
その中にタンニンや酸味も出ているわけですが、少し草っぽすぎるぐらいに途中感じられ好みを分けるかもしれません。
舌触り自体はメルロが補助的にクリーム感を出しており、この辺りでバランスをとりきろうという意図が見えます。
まぁ、とれてないと思いますが・・・・・・
それぐらいに「カベルネ・ソーヴィニヨンの楽しさ」を嬉々として迫ってくるようなワインになっています。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
5000円前後の価格、というのは高くなりすぎているボルドーワインにおいてはかなり良い感じ。
特にレベルの高さまで加味すると、いい塩梅で価格以上とも見ることができるでしょう。
(少なくとも、この2010特集中に呑んだワイン郡の中では上位だと思っています)
熟成もこれだけ濃い果実のセンスからして、チャレンジしてみると凄く面白いかも。この値段で熟成をオススメしたいワインってそうそうありません。
ただ、好み不好みが結構出やすいと思うので注意が必要です。
ここを持っていた「マダム・マレ」という女性から名前がとられているという事で、母の日など敬意を評したい女性向けのプレゼントにコレをチョイスしたらかっこE~

という訳で、ソシアンド・マレでした。
凄く特徴的な作りで、所謂ファンの多いワインって感じ。
個人的にはフランスの重たさがかなり重点されており、本来好みのスタイルではないんですが、それでもその迫力には面白さを感じさせますね。
なんていうか、現行ジャンプ(2013年9月現在)でのっている「ソウルキャッチャーズ」って漫画みたいな、熱すぎるワインかな、と。
未体験の方は、5000円でお釣りがくるうちに買って呑んでみるのは楽しいですよ。


| フランス | 23:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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バトルのワイン? シャトー・オーバタイィ(オーバタイエ)2010

うぇるかむ!
2010ボルドー特集、二回目はポイヤック・・・の中ではサンジュリアンよりのこちらのシャトーにいきます。

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シャトー・オーバタイィ(オー・バタイエ)ですね。
オーバタイィ、で当ブログでは統一をしようかなと。
この辺りのよみがな問題はワインでは常につきものですね^^;


ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルは基本的な紋章スタイル。どこまでも古典なイメージですね。
こちらのシャトーも、ナポレオン三世の庭師由来だったりと歴史的には豪華っぽいあれこれがあります。
名前の由来は14世紀の百年戦争時代の戦場であったから、という事で名付けられたそうです。
このフランスがナポレオン云々だったり、ドカドカと戦争をやっていた時代の由来というのは結構多いんですね。
ね、歴女向けでしょう?

所有しているのは現在ボリー家という一族で、デュクリュ・ボーカイユなどがメインの一族かな?
ようするに、ボルドーに多くある貴族系列のワインという事になります。
ここの辺りは結構重要なモノで、ワイン通は「血族や一族ごとの傾向や品質がある」と考えている人もいる訳です。
特にイタリアやまさにフランスはこの「血統」とか「弟子」とか凄く重要で値段やインポーターさんを左右するほど!
因みに、オー・バタイィ自体の評価は評論家筋にはそこまで高くはありません。まぁ、格付け5級ポイヤックらしいというか・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
色は透けない程度に赤が強めに入っていますが、基本的には紫系かな。
香りに少しチェリーがみられるが基本はカシス。
この辺りは結構シンプルに果実の印象が出ているのではないかと思います。
味わいはキュートな仕上がりで香りに比べるとライトなティスト!
カシスと赤系果実が甘めに感じられ、今呑んでも楽しみやすいスタイルですね。
今後もキーワードとなるんですが、2010年のボルドー全体に感じられる「新世界的」な味わいと言えるんじゃないかな~って。
感覚としてはイタリアとアメリカのハーフめいたような?タッチが現在はしますね。
特に、その中でも「ポイヤック村」を反映したイチゴっぽさがあるかなぁ。
もちろん、酸味もしっかりしておりアフターはスッとハーブを漂わせつつ引けていきます。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
価格はヴィンテージによって差が大きくあります。
良い年(ちなみに2010は良い年)で8000円前後という価格かな?2010年はネット上では見当たらなかったので正確ではないのですが・・・・・・
今、飲む分にはそこそこに楽しめる様子も見えて、軽めのボルドースタイルとしてはい~感じ。
しかしながら、熟成は結構難しそうな気がしますね。
あんまり深くカシス感などがなく、熟成すると酢っぽさが強くなりそうな気が(少ない経験の中では)します。
なので、5年前後ぐらいを見て開けてしまうのが良いのかな?
ポイヤックっぽさは結構高いワインのように思いますのでご予算ある方は、知識的に探求するには参考になりそうに思います。
また、やっぱり百年戦争とか出てきちゃう辺り、意味合いを込めた贈り物にはグッドかしら。

という訳でオー・バタイィでした。
しっかりとしたワイン、というイメージのボルドーの中では結構ナンパなワインだと思います。
意外とイタリアンの方が料理にも合ったりして?
あんまりカシスや葉ものっぽさが濃いと嫌だ、という方にもいい部類ではないかと思います。
それにしても、ここも地味な印象があって、メドック格付けって極端に目立っているところと地味なところがあるよーな気が文章におこしてると感じますね。
人気シャトー=文におこしやすいってのはワインを楽しむ上でのいい評価ポイントかも~

シャトー・オー・バタイィ2008 赤 750ml

シャトー・オー・バタイィ2008 赤 750ml
価格:4,279円(税込、送料別)

| フランス | 23:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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提督御用達! ベイシュベル2010

うぇるかむ!
さて、ボルドー2010特集第一回目は敬意もこめてこちらにしたいと思います。

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ベイシュベルですね。
艦隊これくしょん略して艦これがアキバ系オタク界隈を席巻するなか、当ブログとしては必定のアイテムでした。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ラベルは伝統の帆船マーク。
ボルドーの場合、基本的にはシャトー(醸造所)の絵が飾られるんですけれども、2割ぐらいはあんまり関係ないスタイルがとられています。
その中でも有名な方で、特に今であれば当ブログ的観点ではクリーンヒットなのです(アキバ系は今、艦船に夢中ナノデス!)
でなければ、マイナス♥かしら?

ベイシュベルの由来も本格的に提督絡みになっています。
フランス海軍提督エペルノン公城の前を船が通る時、提督に敬意を表して帆を下げたとする「ベッス・ヴォワル(フランス語で帆を下げる)」がなまったものがシャトー名の由来だとか。
また、醸造所の庭園造りが随一で美しい事から「小さなベルサイユ」の異名を持ち、観光名所としても知られているそうで。
ついでに、サントリーも共同経営、ラグランジュ同様日本に縁のあるシャトーとなっています。
肝心の味わいの方針については・・・評論家各位の点数自体はぶっちゃけサンジュリアンの中では低いところに位置していて、割りと熟成しないスタイルでわざと作っているのが特徴。
比較的早のみに向いているとされていますが果たして?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
四航船、ベイシュベル、出ます!(言いたかっただけ)
色は紫が非常に強めで透けず、ハッキリと若いお酒であることがわかります。
香りはカシスよりもプラムが目立ち青々しい印象。香り自体は強くできていますが、結構シャープな。
味わいは硬派な印象があり、これはメルロ比率の高さでしょうか。
甘味は抑えた作りになっており、タンニンと酸が結構目立ちます。
無糖ブラックコーヒーのよう。
スパイスのタッチ、杉系の香りの立ち方が特徴的でクラシカルな雰囲気すらあります。
味わいの雰囲気としては現状だと地味だとすらいえるかもしれません。
またはメルロの開きの悪さ(早のみって言われる由縁なんですが、個人的にメルロってよっぽどしないと美味しくない品種だと思います)かな~?
この年号の中では一番「フランスワイン的」な印象をもったワインでした。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥
今飲む分にはあまりオススメな印象はないかと。
8000~1万円という価格帯に見合ったワインだとは現行はあまり思いませんでした。
4級としても高い方の部類ですし、サンジュリアンとしてはそこそこな感じで個人的にイチオシの村ではありますがその「硬派な部分」がちょっと強調されすぎちゃってる感。
デレないツンって雰囲気が今は強いかも。
その分、スパイスなどの重たさから後々の成長は案外あるのかもしれませんね。
ベイシュベルのストーリーライン自体は非常に秀逸なエピソードですから、やはり贈り物として使うのが一番ではないかな~

という訳で、ベイシュベルでした。
建物の派手さに対して味わい自体は地味かも?
なんとも、ボルドーらしいワインという・・・・・・それは味わいとしてもエピソードレベルの伝統的な高さという意味でも。
なので、古典的なワインがいいんじゃ~という方には率先してオススメできるワインかもしれませんね。

シャトー・ベイシュベル [...

シャトー・ベイシュベル [...
価格:11,900円(税込、送料別)


| フランス | 22:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ボルドー2010ティスティングノート概要☆

うぇるかむ!
という事で今日からボルドー2010年祭りという事でいきます!
これから2010年ボルドー産ワインに限ってしばらくお伝えしていく訳なんですけど、
当ブログ考えてみれば初心者向け要素あったなぁと
改めて感じたと、同時にオーストラリアのクラレットに絶望しているので、少しどういった展開をするのか簡単に説明を。

まず、超初心者向け。
「ボルドーって何それ?美味しいの?」
という方はググれと言いたいところですが「艦これ」で戦艦の名前ばっかり覚えているアキバ系オタクにも、すぐわかる要点でお教えしましょう。

・フランスの産地です。以上(キリッ
・ブドウをカベルネ・ソーヴィニヨン種、メルロ種、フラン種を主体としたワインの産地。
・カベソー、メルロ、フランにムールヴェルドルやプティ・ヴェルドなどを若干混ぜたスタイルは「左スタイル」。
・メルロとフランを主体に作ったのが「右スタイル」。これらはガロンヌ川という川のどっち岸かで言われています。
・これらのスタイルを他国ではクラレットと呼ぶ。ジェームズ・ボンドもそう言ってました。
・それぞれに「メドック格付け」「サン・テミリオン格付け」などの「ワイン製造社を等級で分ける」有名な格付けがあり最大の特徴。
・ロマネコンティがあるのはフランスの「ブルゴーニュ」、ドン・ペリニヨンがあるのが「シャンパーニュ」。今回の「ボルドー」の産地とは使っているブドウも場所も結構違う。
・じゃあ、ボルドーにあるのは?というので筆頭にあがるのがメドック格付け一級の「ラフィット」「ラトゥール」「マルゴー」「オー・ブリオン」「ムートン」とサン・テミリオン格付け特別A級の「シュヴァル・ブラン」「オーゾンヌ」に元祖シンデレラワイン「ペトリュス」「ル・パン」
・ここまではワインスノッブでもわかる超常識で、更にマニアックに攻める場合は産地の村の名前もバッチリである必要があります。

要点でコレですよ
これだからワインはって感じなんですけど、フランスが特にこうした形式美学まで範疇に含めた
歴女向けワイン
なのでしょうがないのです。もっと一杯書いて戦国武将並みに皆さん詳しくなってください(ドンッ

で、今回は基本的に左岸、つまりメドック側のワインでの展開になります。
それと「なんで2010ヴィンテージなの」というと、販売店側が新規に仕入れたんですね。
つまり、現行ヴィンテージになったばかり=我々一般消費者が飲める中では最も若い状態=ボージョレばりに2010年を測るのにぴったり。
ナノデス!

今回、私はそうしたボルドーの2010モノでティスティングカウンターに通ってのノートとりとなっています。
なのでボトル抜栓タイミングはまちまち、平行でもないし私自身の体調も機微がありますがほぼ同じ店で敢行していますのでグラスなどの状態は近いです。
また、私自身のレベルが未熟極まるモノなので、正確性や熟成へのポテンシャルと飲み頃までは図りかねます。
という言い訳をしつつ、今回呑んで参考にしている2010ワインは
こ れ で す !

・フィリップ系列の一神「ダルマイヤック」(5級)
・フィリップ系列の二神「クレールミロン」(5級)
・ジャコブ系列の3級ロスチャイルド「デュアール・ミロン」(3級)
・サン・ローランの刺客「カマンサック」(5級)
・提督御用達「ベイシュベル」(4級)
・軍神「タルボ」(4級)
・ラバルド村の問題児。人魚印の「ジスクール」(3級)
・格付けを超える超果実「ソシアンド・マレ」(格付け外)
・ボリー家系列の5航戦「オー・バタイィ(オー・バタイエ)」(5級)
・宇宙級一級のセカンド「パヴィヨン・ルージュ」(1級のセカンドワイン)
・遅れてきた格付け「カントメルル」(5級)
・王のワイン「グリュオ・ラローズ」(2級)
・悲しみよサヨナラ!「シャス・スプリーン」(格付け外)

じ、地味ーな気もしますね並べ直すと……
この頃、もうちょっと呑んでる気がしましたけどヴィンテージ違ってましたうぐぐ。

という訳で、これらワインの中から幾つかピックアップして書いてまいりますのでよろしくナノデス!!


ボルドーとも今回の規格ともほぼ関わりないものの、私が今現在今回の特集やるのに打ちひしがれている理由をこっそりリンク張っておきますね。

| フランス | 23:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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明日から秋のボルドー2010年祭り!

うぇるかむ!

タイトルどおりです。
そう、2010年ヴィンテージのボルドーを開けているワインカウンターを歩きまわっていたのです!
ということで、来週は2010年産ボルドーで更新しまくり!
基本的にはオススメのシャトーを「今飲みの観点で」お伝えしてまいります。

ではでは、乞うご期待で~

| フランス | 21:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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コラム:アメリカシャルドネの魅力とは

うぇるかむ!
本日はシャルドネ特集・・・の予定でしたが、どうにもやっぱり納得いかないといいますか
「恐らく、熟成失敗してたんだろうな」
と何となく感じましたので、残り二本の高額有名シャルドネでの更新をやめてコラムにしたいと思います。

なお、恐らくダメだったというのが
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この二大ワインで、キスラーはレイトハーヴェストみたいな感じになっており、マーカッシンの方は少しコンスターチめいた味わいがあり恐らくそれは劣化によるものだったと結論づけました。

という訳で
長らく、カリフォルニア・シャルドネをフルマックス全開で取り扱いました。
全体として概ね感じられたのはやはりカリフォルニアの醸造力の高さでしょうか。

カリフォルニアというジャンルは確かに全般的に甘い仕立が見られます。
これは今回のシャルドネを飲みながらでも感じる点で、それは未だにシャブリなどとは大きく離れた作りだと思います。
フランス原理主義的な考え方で飲むと、確かに甘さが目立つのは事実でしょう。

しかしながら、味わいのレベルの高さは「ただ甘いだけ」にとどまらないなぁと。
ミネラルや酸を見事に感じさせるモノもある訳ですね。
それだけ醸造研究が進んでいる、というのは良くわかるモノでした。
特にケンダル・ジャクソンのグランリザーブなどは下位キュベと大きく違いがあって、下位キュベと合わせて飲むとその差に驚くハズです。

同時にフランスがアメリカンになって行きつつあるとも?
ここばっかりは新参な私には永遠にわからないのですが^^;


で、実は本日めっちゃ酔ってまして、今度はカリピノを飲みまくり「アメリカはやっぱり赤が強いなぁ」と思ったモノですが(ぉ
その上でこの強い赤ワイン達にはやっぱり白いカリフォルニアのシャルドネというのは道理なのだなぁとも。

現代的味覚にとっては、強く働きかけてくれるだろうアメリカのシャルドネ、是非味わってみてくださいね。

ち・な・み・に。
今回の特集で私的マストバイはやっぱりこれでした。海系を大手醸造でしっかり作るとコレほど旨いちおう絶対の見本だと思います



それと今回の特集全然関係ないんですが、カリピノ特集はしばらく先になりそうだけど早めに手に入れないと即無くなりそうなので、今日呑んだカリピノの中でも一番世界観がぶっとんでたワインのもペタリ。
アメリカ白の後とかにこう繋げると、未体験の世界観にダイヴ出来るかと。アイエエエ的な

| アメリカ | 23:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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究極ナパ産シャルドネの熟成を見る コングスガード・シャルドネ・ナパヴァレー1998

うぇるかむ!
カリフォルニアシャルドネ特集も残すところ今回含めて3回となります。
ここまでは新しい年代のシャルドネでしたが、ここからは
「90年台後半のシャルドネ」
になります。
そして、銘柄としては明らかにグンッとあがってきますです。

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一発目はコングスガード!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
この意味不明にコミカルなラベル・・・・・・う~ん、実にカルト!
「究極」の異名をもつ超がつく白の人気生産者のラベルだと一見わからないのが逆にスゴイですよねー
作り手は元音楽大学にかよっていたジョン・コングスガード氏。
ワインブームを見て一大転機でカリフォルニア大学ディヴィス校に入学、その後はニュートン・ワイナリーに所属。
調べてみると
こちらの記事で、「コングスガード関係者」と書きましたがどうやら本人だった上に、このアンフィルタードを最初にやったのもコングスガード氏だったとの話が
ま、マジですか、しゅごい・・・・・・
その後の圧倒的評価を受けたこちらのワイナリー。最も強いとされるのは「ザ・ジャッジ」というシャルドネ。
で、もうひとつだけあるシャルドネ銘柄が今回のナパ・ヴァレーです。
主に使われている畑は自社畑のストーン・クレスト・ヴィンヤードらしいのですが、他に使ってる買い付けぶどうもハイド・ヴィンヤードとかハドソン・ヴィンヤードなどなどらしく・・・

ここなど、超がつくほどの大手ってフランスの「シャトー流」と「ドメーヌ流」が混じったような作り方になってきて、その当たりに「上手ければ良し、ただそれだけだ・・・」というアメリカのロジカルを感じますね。
モテるのはエステートボトル=シャトー系同様に自社畑オンリーなんですが、アメリカで気をつけたいのは広域モノ名義でスゴイ買い付け畑を入れてくる=ドメーヌ流(ネゴシアン流)な事をしてくるという点ですね。
オタク的に例えると・・・うーん、KONAMIの音ゲーの構成として人気が高いのは「猫又マスター」「劇団レコード」「DJよしくん」などのオリジナルメンバーだけれど、時々突然「伊藤賢治」を連れてきたりするような感じかしら。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
色は黄色みの強いはちみつのようになっている。
粘度も非常に高く、外見は本当に黄色はちみつそっくり!
香りはかなりあまやかな印象で、シガー、ブラウンシュガーで煮詰めたマロングラッセなどがまだまだインパクトをもって感じられます。
味わいのボリュームもかなりぎっちりしていますね。
フルーティーさはもうジャムのようになっていますし、スモーキーな味わいも出ています。
いためたナッツのような雰囲気も。
グレープのニュアンス、アフターまでパワフルに余韻たっぷりにしめていきます。
熟成によってなのか、結構甘さが強く出てしまっており、果実もトロトロになっているかな~とは思うのですがそれでも濃密な部分でバランスがとれていますね。
ムッチムチな印象がこの年代でまったく衰えを感じさせません。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(この年代ならば)
若い、より飲み頃に対して適正なラインを飲まないと何ともいえないのですが・・・
今から98年を買う、というのはなかなか通な選択肢になるのではないでしょうか。
このぐらいの熟成モノが好みであるかどうか、という点では非常に見るものがあるかとは思います。
個人的には「うまい、これが熟成シャルドネか・・・」とこの特集の中で最も思ったのがコングスガードなのですが、しかしながら2万円以上という価格設定には何色しちゃうかなー。

という訳で、コングスガードの古酒めいた逸品でした。
おそらく若いヴィンテージは相当に濃く強い「お酒」なんではなかろうかと思わせる逸品ですね。
力強いシャルドネというのが長い年月でもパワフルを保っていた例、として参考になりました。
ただ、私はやっぱり若めでいいかな~と思うところもあるので再挑戦したいワインではありますね。


こちらは最新版ですねー。このぐらいなら買ってみようかな・・・(絶望的破産思考

| アメリカ | 23:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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サンタマリアの跳ね馬、その単一の凄み タンタラ・シャルドネ・ビエンナシッドヴィンヤード2010

うぇるかむ!
シャルドネ特集5回目、アメリカとしては様々な地域を飛んでいますが今回は大本命のサンタバーバラ単一AVAです!

……んん?良くわからないとおっしゃる?
まず、ここ数回では「ナパ」「ソノマ」といった地域を攻めていましたが(初回のケンダル・ジャクソンはサンタバーバラ&パソ・ロブレス)それらは基本的には山の方に位置し熱めの地域となります。
故に、本領はむしろ赤というのが一般的です(私はその限りでないのがアメリカだとおもいますが)。
で、サンタバーバラ周辺というのはかなり海に迫る部分にあり、こうした地域の方がピノ・ノワール種やシャルドネ他白ワインは作りやすい、というのが多くの見解。
アニメの声あてを声優さんがやるか、俳優がやるかみたいなモノかしら?

今更感あることも書きましたが、そういう訳で大本命って訳なのです。

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その中でも、輪をかけて本流、タンタラ様でございます。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
個人的に、アイコンが動物柄なのってアメリカで多いのですがあんまり好きで無かったり・・・・・・
という理由さえなければマックス5ポイントな訳です(こ、個人の趣味サイトだからいいんですー!)
タンタラワイナリーはその存在感でいえば、オー・ボン・クリマやシンクアノンにつぐレベルの大御所ですね。
名前の由来はオーナーの飼っていた馬からだそうですが、そのオーナー名前がビル・ゲイツ!!
いや、メガネのあの人ではないですよ^^;
カレラ同様、打倒DRCをかかげて参戦し「神がかり的」との異名を受けながら評価誌で絶賛される訳です。
で、畑がこれまたスゴイところと契約しまくっています。
その中でも、トップの中のトップといえる「サンタ・バーバラのロマネコンティ畑」と言われるのが今回のビエンナシッドとなります。
まぁ、ぶどう自体はDRCと違って色んな所が使ってるんですけどねー。
しかしながら、個人的にはサンタ・バーバラ付近の畑ってフランスのグラン・クリュ畑バリにスゴイと思うので、解る時は必ずしっかり明記したい方針であります!

それと、このワイナリー、カリフォルニアワインの中ではかなりの親日っぽく年間生産量が100ケース以下のワインなども多い中、大手百貨店などでは比較的見ることが出来ます。
ヘタすると現地より買いやすい?というタイプのワインです。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
実は今回の特集でレイミーから始まるスターワイン軍団の中で最も好みのワインでした(ここから先が古酒シャルドネな点もあるけど)。
色は比較的うすいが黄色っぽさはしっかりついています。
香りはかなりの強い樽とキャラメルフレーバーが最初ハッキリと感じられたので、スワリングとリンスリングをイタリアワインばりにがっつり行うとフルーツ酸が細かく立ち始めて「べ、別のワインだ!?」と叫び兼ねないほどでした。
味わいはかなりフルーティーさがあり、特にグレープフルーツ要素が生き生きとしています。
樽などの印象は香りに比べるとうっすらしており、飲み始めは「薄い印象すらあってパッとしない」気もしました。
しかしながら、他ワインと比べながらゆっくり呑んでみると驚くほど味わいが変化!
可変式!
Zガンダムですか、カミーユ・ビダンですかって具合にだんだんとシャープさが出てきて、杏っぽい酸などが生まれてくるよう。
そして、私のティスティングノートは最終的に「ボリュームがありきっちりした仕立て」と全く最初と別の印象を持つ具合に。
途中で開いてきたという事なのかもしれませんが、変化は結構早め。
ピークには前述のとおり優れたボリュームとシャープな印象、レモン&パイナップル&少々の杏酸などがみられミネラルも良い加減で果実にかかっているスタイルに。
流石の高級畑ですよ。火力が違います!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
超有力生産者×超有名単一畑×超天候=破壊力
というワイン界の図式のうち2つが完璧であって、お値段8000円以下というのはワインに詳しいと即購入レベルだと思います。
それでも白で8000円なので若干躊躇がイル気もしますが……フランスだとグラン・クリュトップ生産者だと3万とかしますからネ。
これはカリフォルニアという基軸で見る以上に「素晴らしい白ワイン」という括りで見れるワインになっており、どの角度から見ても間違いのない一作になっています。
ただ、当ブログ若干初心者向け(ですよね?)という観点からすると、「自分が初心者である」という方には唯一向かないと思います。
今回のティスティングの印象だと、馬の中でも「暴れ馬」なんですよね。
飲むタイミングなどの扱いが非常に難しいので、腕のいいソムリエさんなどと一緒に飲む方がいいかも。

という訳でタンタラでした。
もう、この地域は私のバツグンイチオシなのでタイピングにも熱が入っちゃう訳ですけれど。
気軽な値段ではないものの、やっぱり買うならサンタ・バーバラ!


| アメリカ | 23:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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カリフォルニア大手のトップ級の実力 ベリンジャー・ヴィンヤーズ・プライベート・リザーヴ・シャルドネ2011

うぇるかむ!
カリフォルニアの最強シャルドネ編も4回目~
先のレイミーやエデュケイテッド・ゲスが比較的中規模なワイナリー、ケンダル・ジャクソンが大手でしたが今回は最大手と言っていいでしょう。

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ベリンジャーのフラッグシップモデルの白です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベル自体はシンプルな作り。
ベリンジャーに関しては、これはいろんな意味でまずはこちらの日本公式をご参照ください
そう、サッポロが現行のインポーター(2013年9月3日現在)です。
故に多くの店で低価格帯のファンダース以下の価格のラインナップは見かけることが出来ます。
ワイン業界的にはバンダイナムコぐらいのでかさという感じ。
アメリカでしかも商業的展開が手広い、というと日本的ワイン・スノッブ感覚ですと
「え~大量生産品でしょ~旨いわけないでしょ~^^;」
という見解になりがちなのですが、それ言ってしまうとロートシルトの血族とかもっとセコイ商業展開してますし……
また、トップキュベの評価自体はパーカーにしても他雑誌にしても評価は高く、商業的にでかいワイナリーのトップキュベとしてはそこそこ優秀。
今回のこのトップキュベも、先のレイミーよりも一部雑誌では評価が上なぐらいなのです。
この辺りの「ビジネス感覚がある」のはカリフォルニアワインの優れた点であり、むしろ美点じゃないかと私は思うのです。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
ちなみに醸造は新樽88%フレンチオーク発酵、マロラクティック100%の9ヶ月熟成。
色は少しライトな黄緑。
香りはフレッシュにフルーツとナッツ香が感じられ、青りんごのティストが感じられました。
一瞬、SBかと思わせる程度の香りがあったのでヘタするとダメージかな?とおもったのですが、おそらくは同時に呑んだ他の印象に比べるとフルーツの立て方が強い、という事かも。
また、スワリングしてみるとしっかり香りはたったので案外気難しいワインなのかもしれません。
大本がドイツ系の兄弟ゆえの伝統的な仕立、かしら?
味わいはシガーの苦味がワンポイントあるのが特徴。
最初の口当たりはドライな印象で、後からゆっくりと青りんごやライムなどの緑系果実が出てきてクリーミーに包んでからハーブでフィニッシュ。
ハーブ系の後味の続きは結構長めにとられていて、始めと終わりの印象から「苦さがハッキリある」というところに行き着きます。
ある意味では、近代~少し前のカリフォルニアのイメージとは離れて出来たようなワインですね。
食事への合わせやすさが高そうで、前菜からお魚系メインまで勤められます。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
7000円近い定価、という見方だとちょっと高い印象を受けますね・・・・・・
価格帯のベーシックとして考える、というにも他がありそうな気がしてしまいます。
では、どの辺りで当ブログ評価が♥♥♥を維持出来るかというと、それは「手に入れやすさ」な訳です。
なにせ、前述のとおり超大手ですから(このフラッグシップモデルは流石にスーパーにはないですが)入手難度は比較的ラクな部類です。
故に、セールや販売店舗を選別すれば安く抑えられる可能性がある、という事なのです。
もちろんセール=劣化だったり値付けがヘン=ワインの保存がイマイチという可能性もある訳で……
そう、「ワインショップ選び」というさりげな~くワイン通に必要な要素を鍛える教材になるかも。
正統派として、ティスティングの基板を作るという意味では1度呑んでみる事は面白い経験になるのではないかと。

というわけで、ベリンジャーのフラッグシップ白でした。
大手でありながら、実にクリーンな仕上がりを見せるワイン。
こういうモノがあると、一概に「アメリカ=樽そこそこなパワフル系」というのは固い考え方だな~と思っちゃいますね。
何せ、超大手がこのスタイルなのですから


| アメリカ | 11:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ミラクル醸造家のミラクル畑のミラクルエンターテイメント! レイミー・シャルドネ・ソノマコースト09

うぇるかむ!
今回はシャルドネ編3回目、いよいよ某所でティスティングしてまいりましたシャルドネ英雄軍団登場って感じでございます~

まずはソノマシャルドネからスタート。

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レイミーシャルドネ、ソノマコースト09です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルはモロにフランス流儀なスタイルをとっていますが、ちゃんとUSAです。
醸造家のデイヴィッド・レイミー氏が自ら立ち上げたワイナリーとして注目を集めています。
このレイミー氏っていうのが、超スゴ腕でミーハーどころではドミナス・エステートの醸造家。
更にラッド、チョークヒル他すっごいところが名を連ね、雑誌の「この醸造家がすごい!」みたいな特集の一位を総ざらいしている人です。
で、更に今回のシャルドネAVAですが、使われているブドウは確かにソノマ広域モノでシングルヴィンヤードではありません。
ありませんが、畑のラインナップがマルティネリ・チャールズ・ランチ、ロジャーズ・クリーク、プラット、リッチー・・・・・・という最強級ラインナップです!(インポーターの資料からは比率までは不明だけど、マルティネリが一番多いかなー)
ゲーム音楽で例えれば、ZUNTATAの最強時代勢ぞろい級!
ブルゴーニュで言うと・・・・・・赤のが分かりやすいので赤で言えば、ラ・ロマネ+ラ・グランドリュ+エシェゾー+リシュブールみたいな感じでしょうか。
多分、醸造家のコネクション力ですね。くらくらしちゃいますわ。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
色は比較的薄めの黄緑系カラーリング。思いの外濃い印象にはありません。
香りからくる強めの樽、少し清涼感のあるフレーバーでおしろい感も出ています。
味わいは香りからの推測が出来る範囲で、熟したブドウの印象も強めにかかっています。
樽のフレーバー自体は強いんですが、後から来る果実感ともう一度ぶり返すバターの印象がかなり派手に出てくるのでその強さ自体を忘れる感じです。
ゴージャス。
それでいて、甘味と酸味はしっとりと品は良くアフターに焦がしキャラメル要素が見られ最後まで力強い作りになっています。
典型的アメリカシャルドネの印象ですが、それをきっちりと醸造しブレンディングしていったスタイルというのがまさにダイナミズム。
ポエットすると、まさにハリウッド映画的。スパイダーマンあたりのちょっとセンスの良さも入ったアクションやミュージカル映画などの派手だけどしっとりポイントは外さない一流エンタメワインです。

コストパフォーマンス(最大10pt)
♥♥♥♥♥
これはソノマ・シャルドネとして相当美味しいと思うのですが、5000円程度で購入可能。
うーん、ミラクルですねー。
醸造力×畑=破壊力というアメリカのスタンスをまさに地でいったワインであり、カリフォルニアのシャルドネとして体感するのにはぴったりなように思います(設立自体は96年と新しめなのに!)
低価格帯のメリケン・シャルドネとの最大の違いは各要素のバランスや味わいの奥深さにありますから
「え~、アメリカのシャルドネなんて樽強いばっかりじゃーん」
みたいな方にこそ敢えて
「それでも、美しさがある」
と実感していただきたい(キリッ
実は今回のシャルドネ特集、先に書いてしまいますが「コストパフォーマンスの良さ」では(そもそもの値段自体の評価点もありますがコストバランスで見ても)このレイミーシャルドネとケンダル・ジャクソングランドリザーブが二強です。
なんといいますか、技の一号力の二号みたいな?
アメリカのミドルクラスシャルドネ、スゴイなぁという感じ。
ラベルのフランスっぽさもありますし、ワイン会にもってっても喜ばれそうな気がします。

というわけで、レイミーでした。
夏口というよりは、これから秋に入って飲みやすくなってくるタイプだと思います。
ウンチク素材も味自体も価格も魅力的、というのはなかなか無いので探してみてもいいかな~と。
私自身はアメリカ最強はサンタバーバラ(セントラルコースト付近)だと思っているのですがソノマもなかなかやりますなぁ(しみじみ


| アメリカ | 23:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ゲスト記事が載りました!―オーパス・ワンをティスティングノート2つから考えてみる―

うぇるかむ!
先日書いてました、ゲスト寄稿予定ですが見事に一回目が載りました~

最初はやっぱりこのワイン
O-PASU.jpg
ということで、オーパスワンの記事になっています。

一発目から変則的なコラボ記事にしちゃいました。
是非、読んでみてくださいね~・・・

と思ってたら、すでにもうお一方の記事も掲載されている様子。
私はお呼ばれしてゲストがもうひとかたいらっしゃることがわかった時、
「ああ、きっと私はこの中では葉山考太郎ポジになるのだろうな・・・」
と思っていたのですが、どうやらそれは、はじめちゃん氏のポジのようで、
いよいよ何やら私はワイナート田中氏とかオキモトシュウ(キバヤシ)ポジぐらいの「ノムリエバンザーイ」様相あわわわわわ・・・・・・

| アメリカ | 22:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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