オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

2013年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年08月

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〆は紅いデザートで。 ピアン・デイ・ソーニ・フォルテト・デッラ・ルーヤ

うぇるかむ!
当ブログの連続更新、7月のイタリア特集も最終日となりました~
最初は泡から入りましたので、〆も正当にデザートワインでいこうかなぁと。
色々考えたのですが(泡に戻したり、レチョートであったり)、今回も少し変わり種で。

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写真がひじょーに見づらいのですが、ピエモンテ・ブラケットです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥
ラベルは紋章に近いスタイルで、書き文字との組み合わせ。
ワイナリーはフォルテート・デッラ・ルーヤというワイナリーで、バルベーラなどがメインの様子。
国内流通は少なめな様子で、あまり情報もあがっていません。綺麗な立地にある伝統的生産者ではある様子。
ポツポツと呑んだ人の評価向きは悪くないのですが、地味な印象はあるかも?

と、情報がなかなかしっかりと取れなかったのでワインのスタイルに対する補足を。
ブラケット、と聞いて「微発泡赤甘口」と思い浮かんだ人はワイン通なわけですが、これは発泡はしてません。
ブラケット種を陰干しして、糖分をそこあげした「パッシート」という製法で作られた甘口ワインです。
なんというかちょっと、変則的。
本場では女性向けのワイン、というのがこれらやアスティにはあるようで購入ニーズも殆ど女性なんだとか。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
色は透ける少し琥珀色をした薄めのローズ・レッド・・・・・・え、わかりづらい?
2013-06-15 21-56-24-194

こんな感じなのですが、写真にしてもワインの色ってわかりづらいのです!(謎の逆ギレ

香りはブラウンシュガーにほんのりと木苺系が香り、可愛らしく。
味わいはラズベリーを潰したような濃縮感があり、非常に華やかでクラッシックな風味です。
ベッコウめいた甘さに加えて木苺系の酸味がとてもかわいらしく備わっています。
まさに、ロリータ。
ロリポップなピンクとレッド、ふりふり多めでって感じの少女像……え、絵にするには時間がない……
漫画キャラだと、私あんまりロリロリキャラが好きでないので思い浮かばないんですが、「ローゼンメイデンの雛苺」なんてイメージにあがります。
奥深さなどはそれほどありませんが、食事の〆を実に可愛らしく終えてくれる面白いワインと言えるでしょう。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
4000円程度で購入可能なデザートワイン。
デザートワインは実は普通のワインより遥かに手間がかかっているので、値段としてはこれならば安い方ではないでしょうか。
こってり甘いのがお好きな方には不向きですが、一般的なニーズにはむしろ十二分に答えているワインだと思います。
イタリアの甘口は女性のワインラヴァー製造機としても有名。これこそ、ワインスタートに向いた一本かもしえrません。
初心者からちょっと疲れた上級者まで、幅広く愛されるワインかな。是非、食後にサラッと一杯どうぞ。

イタリア甘口、というのは暑い地域という認識があるのであまり認知されていない節がありますが、こうした陰干しスタイルなどなかなか見どころがあったりします。
本当、イタリアは何でも揃うという意味では計り知れませんね。

と!
言うわけで、7月下旬のイタリア特集2013はこれにて終了です!
くぅ~疲れました。
色々諸々まとめ的に明日書こうかとは思いますが、ひとまず終了!YES!
たっぷりやったのでしばらくはイタリア以外の国で何か・・・と言いつつ、イタリアワインで更新したくなる面白い国でした。
想像以上に調べたり色々勉強しに行ってみると面白かったです(小学生並み

| イタリア | 23:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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現代的スーパー・トスカーナ! ペトラ

うぇるかむ!
イタリア特集も終盤に入ってまいりました~
さて、今回はスーパー・トスカーナというヤツです。
先立って、「タラブーソ」というワインでやりましたが、あちらが一応エルミタゼなのに大して今回のはカベソー&メルロという順当なクラレット系(フランやプティヴェルドが入ってくると、更にそれっぽいのですが)

トスカーナの、特にカベルネやメルロを使ったものは流行に乗って一気に増殖した「後から流行った非伝統的なモノ」になります。
カベルネやメルロがイタリアでは後発、というのは違って伝統的生産者もいるのですが、基本的に火付け役となった「真のスーパー・トスカーナ」達(サッシカイア、オルネライアなどなど)もそもそも後発。
故に、イタリアファンの中にはあんまり好んでいない方も多いのは事実……
そして、そんな伝統派にとっては完全に対立的存在といえるのが、今回のペトラです。

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ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
今回はデザイン票で得点高くしています。
写真だとみずらいですが、3つのリング上に文字が配列。これが地球・人・空の三位一体……日本人が大好きな天地人システムの事を表現しているとか。
またボトルはシリーズ専用のワイナリーを模したデザインが彫られています。
こちらのペトラ・ワイナリーに関しても出来れば各種販売サイトなどの写真を見て欲しいところ。
ド大手ですが、とりあえず正規ですし
以前「カレーマ」の時にモンハンみたいな景色を見て欲しい!という事を書きましたが、今回は真逆で
「畑の中に宇宙船」
みたいな不思議な景色を見ることができます。
ワイナリーはフランチャコルタ(スパークリングワイン)の大御所、ベッラヴィスタがトスカーナに新たに作ったワイナリー。
アンジェロ・ガヤのトスカーナ進出とほぼ同じですね。その点からも、現代的であるという感じ~。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
以前も書いての通り、私、スーパー・トスカーナ系の味は好みでして……
色は透けないガーネット。
香りはブラウンシュガーとカシスにバター、プラム、スミレ、少しのチェリー。
ジャミーな香りで程々にスパイシーさも見えてきます。
味わいは典型的なトスカーナ仕立てで、それもモダンな印象!
ナッツチョコの甘味、カベルネらしいカシスと後抜けに溢れる品のいいハーブ&メルロの柔らかい口当たりにプラムなどが少しかいま見える。
清々しさと厚みがまさに調和して出来ている逸品。
これぞトスカーナ味!という具合の見事に現代的な作りになっています。
ポエットするなら、そこ抜けに明るいムードメーカーなんだけどちゃんと美人なキャラクター。
そうですね・・・今現在流行っているゲームやアニメでいえば、艦これの榛名とかみたいな?
マニアックすぎる?うーん、後はジョジョ3部の格好いい時のポルナレフだとか、テニプリのラッキー千石とかみたいな?
そういった明るいし少し抜けてても、しっかりと格好いいモテキャラなんですね。それが早いうちから飲めちゃうって辺りが何ともモダンな訳です。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
概ね1万円ぐらいの小売価格。
この価格だと非常に悩ましいところで、この先まで見なくても美味しいが故に逆に熟成が気にはなります。
恥ずかしながら、私が年季の入ったスーパー・トスカーナを呑んだこと無いので経験からの推測が出来ないというのが正直なところです。
1万円というのは比較的多くのスーパー・トスカーナ(と云われるタイプ)のフラッグシップと同列かそれ以上の値段なので、コスパ自体は中庸でしょうか。
1万円のワインとしては当然もっているポテンシャル。
そして、ちゃんと感動的なワインです。
デザイン性や意味合いの広義さ、わかりやすい美味しさなどなどプレゼント用途にも優れています。

という訳で、個人的にとてもお気に入りの一本なのでした。
非伝統的ではありますが、単純に美味しくそして風格があるワインなんですよね。
また、このワイナリーでは同じ輪っかデザインで、カベルネ100%とメルロ100%のワインも作っています。
その日本は大体半額の値段に設定されており、そちらも値段分は間違いなく美味しいものの、どこか足りないよーなところがそれぞれにある訳で……
その2つを調和させている、と考えると凄くワインのセパージュ(配合値)の妙を感じる事が出来るでしょう。
興味のあってお金持ちな方は、三種類の飲み比べをするとスムーズに「品種特徴とその配合によるワインの調和性」を感じる事が出来ますよ~
言葉ではなく!心で理解できた!!


ペトラ[2007]

ペトラ[2007]
価格:8,589円(税込、送料別)

| イタリア | 23:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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モダンキャンティの王道! カステッロ・ディ・アマを三種類!!(スタンダード、haiku、ヴィニエート・ラ・カズッチャ

うぇるかむ!
イタリア特集、土日は王道で・・・ということで、バルバレスコに続いてキャンティ・クラシコ!
サンジョベーゼ主体ワイン、そしてイタリアの象徴的であるワイン。
好き嫌いにかかわらず、イタリア最大のポジションそれがキャンティ・クラシコ。
その中でも王道なメーカーの一つを3種類読み~

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カステッロ・ディ・アマのキャンティクラシコ、単一畑のラ・カズッチャ、それとキャンティ外の移植ブレンドhaikuの三点盛り!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルはウマとナイトという貴族仕立て。
私は良くフレスコバルディというワイナリーと間違える^^;
このワイナリー自体はあまり伝統的ではありません。
1972年に共同経営によって出来ている、という点や収穫量制限にテロワール概念などなど
「フランス流」
な部分が非常に多いのです。
なにせ、キャンティ・クラシコも有名なメーカーですが、それ以上に「メルロ種100%」のラッパリータというワインが有名なのですから。
前日のガヤ・バルバレスコでもちょっと触れましたが、イタリアには伝統的に作っていたメーカーと商業的に参入していったメーカーの2つがあり、こちらのアマは後者といえるでしょう。
その象徴が今回のhaikuな訳ですね。
さて、ここからはそれぞれのワインについて。

<キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ>
キャンティ・クラシコ・リゼルヴァDOCG認可の正統派。
自社畑内から多くを使ったスタンダードキュベになります。
こちらのワイナリーは数が多いのですが、基本形のキャンティはここと言えるでしょう。
ただ、今回呑んだ08年はいわゆる「一級畑の型落ち混じり」だそうで、人気の単一畑を作らずにこちらに使っているとのこと。
つまり、08年のトスカーナ自体はあまり良くなかったというだけの意味なのですが。
また、今回唯一マルヴァジアネーラという品種を含んでいます。

<ヴィニエート・ディ・カズッチャ>
こちらは07年の単一畑です。
7000本程度の生産量と、「史上始めてメルロとサンジョベーゼでブレンドしたキャンティ」であります。
パーカーポイントも常々高いモダン・キャンティの典型です。

<haiku>
なんともアイエエエ!?って感じな名前ですね!(爆発四散
こちらはサンジョベーゼ種50%メルロ25%フラン25%というカジュアルな作り。
日本先行発売という名目で大手が仕入れている一本。
何度か書いている「商業的なワイン」であると思います。
アメリカの場合、「キュベ・V」と書かれたセントラルコーストの有名生産者ワインなどがあるような、
ようするに輸出を念頭においたワイン達の中の一つであると思います。
ただ、そうしたワインは輸出前提としている事が多いので案外値段の割に美味しかったりも。
また、ある意味ではよっぽど特殊なワインで「イタリア本国より日本の方が買いやすい」という一種面白い側面も含んでいるのデース

香り・味わい(最大10pt)
<キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ>
♥♥♥♥♥♥♥
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色は透ける程度の明るめのレッド。粘度は薄めです。
香りは新鮮なチェリーなど小ぶりな印象でハーブと樽のバニラ感も明確。
味わいはとても軽やかな仕立になっています。
チェリー主体でタルカンもあるけれどもサッと引けてハーブがソッと残っています。
余韻がかなり短めなんですが、それが逆に良いとも思えるワインです。
というのも、ハーブの印象が多く残るのですが丁度食事の邪魔をしない程度のバランス感なんですね。
また酸味はそれほど尖っておらず確かにチェリー感の中にあるものの、それがエゲつなかったり飲みづらい印象までは到達しません。
シンプルに、すぐ飲める現代的なワインでしょうか。
イタリアワインを知る、という意味では非常に「らしい」ワインであるとも思います。
料理が美味しい!それが一番なワインとも。

<ヴィニエート・ラ・カズッチャ>
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
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色は中心部がしっかり黒く縁にクリムゾンレッド。粘度は中庸程度にある。
香りはベリー系に濃厚なカシス感すらみせ、バラやスミレなどの花っぽさも見いだせます。
味わいは上記キャンティとは大きく異なっています。
アフターのハーブの印象自体は似たモノがありますけど、果実感や酸味の品性が変わってきます。
カシスやスミレなどの印象がグッと濃く口にした段階からハッキリと姿を見せてます。
メルロの場合「プラム」の方が表現として正しい気もしますがサンジョベーゼとの合わさりのせいか、黒っぽく味に隙のないメルロ系のイメージよりももっとカベルネチックかなと。
味わいはしっかりしていて、むしろボルドーっぽいとも言える果実とハーブのニュアンスなんですね。
ただ、アフターの短さは上記とほぼ同等とも言えます。
このハーブの強さと後引きの短さが、彼らが打ち出している「アマのテロワール」なのかしら?
流石の品格ある、非常に考えられて作られているのがわかるキャンティ・クラシコです。

<haiku>
♥♥♥♥♥♥♥
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色は透ける程度のレッド、粘度は薄めで上記キャンティと概ね同じと見えるでしょう。
香りからは青々しい草花の印象があり甘草などの香りも。
スイカのようなウリっぽい匂いもしており、これは比率(特にフラン)によるところでしょうか。
味わいはバランスはとれていてハーブニュアンスがやはり明るく潔い。
果実にはこちらはプラムっぽさが多く出ていて、非常にグイグイ飲ませてくれる。
三種類の中では一番メルロを感じる事が出来るでしょう。
甘みも他に比べて高く口当たりの柔らかい印象からしても、流石の「流通ベース」ではないかと思います。
キャンティ二種類と比較すると、より明確に「ハーブが複雑」「味わいが甘い」「口当たりがぽったりしている」というのが明確になって比較試飲としては面白かったですね。
侘び寂びというよりは「ええじゃないかええじゃないか!」って気分。

以上三種類ですね。
値段分、やはり単一畑の味わいは圧倒的に上すぎました。
キャンティとhaikuに関しては同程度かなと思います。好みだけならhaikuを私は推すかも。
ワッショイ!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
いずれも美味しい、という前提の上でいずれも私はここの項目はスタンダードだと思うのでした。
キャンティ・クラシコ・リゼルヴァとhaikuは5000円程度、カズッチャが2万円程度。
これがものすごく妥当で、かつ当たり前の印象を持ちました。
これより安かったら「お買い得!」ですし上乗せられると「もっと良いのがある」となってくるという。
一般的には、この値段のキャンティって高い買い物ですしね。
ただ、スタンダードのキャンティは「現代的なキャンティ・クラシコを知る」という意味ではhaikuより買う価値があるかも。
単一畑は完全に高級品であり、妥当に美味しい一本。
素晴らしいものの「イタリアワインの特徴」という意味ではちょっとここはフレンチチックと言える値付けかしら。
カズッチャ分のお金が出せる方であれば、あらゆる点でhaikuとキャンティを何本か買うよりもカズッチャを体験しておくのがいいかと思います。
ようするに使い方ですネ!

という訳で、カステッロ・ディ・アマの三種類比較でした。
今回、ワイナリーを紹介する中で何度か「商業的」と書きましたがそれは悪いことでは全く無いことを付け加えておきます。
美味いモノが作れるのであれば(それが有毒なモノでなければ)良い事ではないですかっていう話なのです。
イタリアはこの点が特に二分化していて面白くもあります。
日本には比較的商業的なラインが入ってくる事がもちろん多く、トスカーナ産というのは代表的とも言えるのですが、確かに品質は高い……代わりに、今回のアマのように妥当性が高いことも多いかなと。
大して職人的なワイナリーも存在していて、それらはもっとゲーム的になってきます。
美味しいモノを選ぶことが出来る人にとっては、職人系ワイナリーを当てたり味わいを引き立てる術を知っているのですが、そうでない場合は値段以下のモノばかりになってきます。
どちらが良いか、というよりイタリアはそういうカオスに遊ぶのがいいのではないかな、と。
何だかんだイイまして、今回のhaikuとかはラベルとしても面白いですし内容も不思議でコレで楽しさがあります!

今回のアマは、安定度が非常に高く初心者にも安定してオススメ出来る逸品。
ちょっと高めのいいワイン、そしてイタリアのワインらしさを読み解く上ではGOOD!

*一点だけ注意。アマは非常にワインの種類が豊富でかつラベルが結構わかりづらいので良く調べて買いましょう。
格安ラインに「AMA」とだけ書かれたモノがあったり、今回の単一畑との差も小さい表示であったり……





| イタリア | 23:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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超王道バルバレスコ ガヤ・バルバレスコ

うぇるかむ!
イタリア特集も終盤に入ってまいりました~
これまでは少し変則的なラインナップにしてまいりましたが、今回は超王道でいきます!

2013-06-03 17-46-17-169

これを知らないイタリアワイン派はいないでしょう・・・?

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ラベルのシンプルなデザインは他にも真似される程の知名度。
今から当ブログが語るまでも無いほど、圧倒的知名度のバルバレスコの筆頭生産者です。
ガヤともガイアとも呼ばれる(今はガヤが主流)こちらの現在の主は4代目のアンジェロ・ガヤ。
この70歳を超える巨匠がぶっちゃけたところ、ガヤを大きくしまくりました。
まず、あまり知られていない事ですが

・ガヤの血族はスペイン移民。
・アンジェロ・ガヤ氏はトリノの経済学科を卒業、MVAをとっている経済のプロ
・ついでにいうと、アンジェロ・ガヤ氏は幼少の頃は別所で生活しており、たま~に遊びにきていた
・初期にタッグを組んだのが後の有名生産者や有名生産者の引き抜き
・バリックづかいなどの数々の話題を呼べる革新
・ガンベロ・ロッソは当然の如く最高クラス評価。というより一番最大評価のトレ・ビッキエーリをとっている。
・バローロの単一畑モデルに「バローロで使ってはいけないブドウを少量しようする」為にDOC格下げした事を「バルバレスコがうちのトップキュベだかんな!」と言い職人感の演出
・バローロバルバレスコだけで立ちいかないのでトスカーナでガチで「最も良い土地」を買収する(これがカマルカンダシリーズ)
・勝手に国際品種を植えたりして、祖父から嘆かれる
・本人の体調が悪くなっていて国外にマーケティングにいけないのを「娘に外交を、私が内政を」とサラッと言えちゃう

などなど、実のところ「職人」である以上に「販売」のプロといえる戦術戦略が多くとられていたり。
あんまり「経済」とか出てくるとイイ印象をもたれない不思議な料理食品業界においては大々的に言われませんが、その販売手法や戦略の取り方はフランスの一級シャトーの中でも話題性のトップであるムートン・ロートシルト並だと思います。
正直、当ブログだけでは足らないというか一冊の本が出来るぐらいに、イタリアワインにおいては特筆すべき多くの特徴や逸話があるワイナリーです。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
gaya.jpg

比較的新し目のモノですが、ティスティングイベントが行われているのに何度か参戦しています。
最初に呑んだときは衝撃的でしたね、ええ……
今回は最近飲みました09より。
色は透ける程度のクリムゾンレッド。
香りに赤い花(バラなど)の印象が非常に強く感じられ、まさに優雅でリッチ。
花畑というポエットがとっても似合うのです!
若いモノになると、バニラのニュアンスも感じられますがこれは数年であっという間に落ち着きます。
味わいは口に含むとまるでピノかのような赤系果実と圧倒的に支配的なバラの風味が、このワインの象徴といえるでしょうか。
なめらかさ、アフターのチェリーの品性、華麗かつ細やかながら非常にイタリアワインらしい明るさを持ったワイン。
ネッビオーロの革新と真髄と言える、文句なしな逸品です。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(上手く安く買えれば)
値段はイタリアワインにおいてもトップ中のトップ。
大手が販売していることもあって、このバルバレスコで2万円からスタート。
複数畑のバルバレスコで、2万円以上というのは正直なところ圧倒的高さ。ガレージワインやカルトワインほどではないにしても、フランス最強の面々と並ぶ数少ないイタリアワインです。
それを差し引いても、まだ高すぎるとは言えない。
もうどーあってもしゅごい。そういう域に達しています。
というより、「コストパフォーマンス」で語られるタイプではありませんですハイ。
故に、イタリアワインを好きというには一度は飲んでおきたいワインなのです……

という訳で予告通り超王道でした。
流石に、過去紹介した訳でもなく、この辺りを外してイタリアワイン特集とはいえなかったという。
また、イタリアワインも結構「経済してる」という事も付随して書いておかねば今日のイタリアワインはありませんよと。
ガヤはいくつか種類を呑んだことがありますが、これ以下の価格のラインナップではこのバルバレスコが圧倒的に美味しい!
ボトルをいっそ買わなくてもいい・・・どーにかして呑んでいただきたい、そういうクラスのワインかなぁと。


[2005] ガヤ バルバレスコGAJA Barbaresco 750ml

[2005] ガヤ バルバレスコGAJA Barbaresco 750ml
価格:18,690円(税込、送料別)


| イタリア | 09:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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イタリア系シュペートブルグンダー ケットマイヤー・マゾライナー・アルト・アディジェ・ピノ・ネロ

うぇるかむ!
イタリアシリーズも中盤、というところでしょうか。
土日は「超王道」をやろうと思っています、その分今回も少しハズしたワインの選択をしていこうかと。
という訳で、今回はピノ・ネロ・・・それもアルトアディジェ州より

2013-07-02 20-47-49-042

ケットマイヤー・マゾライナー・アルト・アディジェ・ピノネロです

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルは非常にシンプルで、黒ラベルに金をあしらった高級感あるデザイン。
というのも、ケットマイヤーが作っているワインの中では上位キュヴェに当たるのが「マゾライナー」などのシリーズになります。
で、このワイン、そもそもを作っていたのがドイツ人のヨーゼフというおっちゃん。
イタリアワインにジャンル分けされながら、「ヨーゼフ」ですよ。
これ、アニメなら黒髪の日本人風主人公の名前が「ヴィトケンシュタイン」とかみたいなモノですね
更に気候はオーストリア付近であり、アルト・アディジェ自体が古くは他国の占領区だった(ドイツなど)という経緯があります。
それも1919年から初めており、伝統的にピノネロやゲヴェルツトラミネールやその他国産品種まで幅広く作っているワイナリー。
以上内容をみてもわかるとおり、むしろイタリアらしさが少くないぐらい?
あくまでも伝統的に国際品種などを作っている、という区分けでそれは日本で多く知られているトスカーナなどの国際品種とは全く別のスタンスとなっています。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
色は透けるクリムゾンレッド。
香りに非常に紅いベリー系の印象が強く、それもとてもクリアな感じ。
ほのかにハイビスカスやローズなどの花も感じられ、厚ぼったさや樽感はあまり感じさせません。
味わいはスッとした寒冷地ならではの味わいで、甘みの効かせ方(結構遅摘み)やチェリーとイチゴのニュアンス。
ドイツ産ピノ=シュペートブルグンダーみたいな味なんですね。
果実重視の仕立てだけれど、酸味と甘味がコロッとしておりゴテゴテしていないのがとっても面白い品になっています。
複雑味がある訳ではない、ストレートな仕上がり。
良く言えば「多種多様な」悪くいえば「中途半端」なワインかしら。
それこそイタリアだからとかブルゴーニュだからと考える人にこそ、試してみて欲しいかな~って。
少なくとも、これはピノ=ネロの評価軸にはあまり入っていないという不思議なワイン。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
独特の面白いさがありつつ、3000円程度で飲めるお手頃なピノ。
ピノはどうしても高くなるジャンルで、かつドイツは日本での入荷本数や店舗が少なくフランスは明らかにダサいのがゴロゴロしている価格帯。
それで、これだけ多面的に面白いというのは特筆すべきですよ~
ユニークなピノ、として一考の価値ある商品。
ワイン仲間のいるかたは、ブラインド・ティスティングでこちらを出す事が出来れば、高確率でハズさせる事が出来るでしょう。
初心者向け、とはいかないものの応用編として是非。

という訳で、タイトル通り「イタリアだけどシュペートブルグンダー」なワインでした。
個性の部分が光る逸品。
特にピノ・ネロ=過熱気味で野暮ったく甘みが強い・・・と思われている方はかなり裏切ってくれると思います。

| イタリア | 23:14 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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ガンベロ・ロッソ・ベストの実力とは? アッルーガ・カリニャーノ2008

うぇるかむ!
イタリアワイン強化特集、今回も若干変則で王道というラインを捉えていきます。
これまでは品種や土地の部分で独特な部類でしたが、今回は評価軸で王道だけど変わり種。
カリニャーノ=カリニャンのワインです。

2013-07-06 14-08-04-083

アッルーガ2008。
サルディーニャ州では伝統的なカリニャーノ、そしてガンベロ・ロッソ2012のベストワインです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルは古いサルディーニャのコイン(だったハズ)の柄に主要な説明表示。
今回は特に、ガンベロ・ロッソのベストである点が特筆すべきでしょう。
ガンベロ・ロッソとは、イタリアのワイン評価誌でもっとも有名なモノです。
3つのグラス表記と部門別の評価があり、日本では比較的良く掲載される評価誌です。
レベルでいえば、パーカーポイント>フランス格付け>神の雫ワイン>ガンベロ・ロッソ>スペクテイターぐらいには知名度が・・・ってわかりづらいです?
オタクさんなら評価誌としては、立ち位置的にファミ通だと思っていただければ。
本国やイタリアラヴァーからすると、評価や剪定に疑問がありあんまり評価されていないとも言われていまおり、正直私も信用は低めなんですが「ベスト」となると雑誌あげて毎年一本の評定なのは注目点。
なにせ、他の年だとサッシカイア君とかが出てくる訳で。

作り手はサルドゥス・パーター。
1949年からこの地でやっているという実は老舗で、今回は樹齢150年のアンティーク級カリニャーノです。
カリニャン、というとフランスの田舎っぽさを思い浮かべたらワイン好き。
地中海の孤島周辺(今回のサルディーニャとかシチリアとか)が実はフランスの品種を昔っから植えているのを知っているのはイタリアラヴァーですな!
あ、一応DOCまでは制定されています。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
色は透けないクリムゾンレッド。
香りにバニラが多くありますが、スパイシーで草っぽさが目立つのはカリニャーノ(カリニャン)的でしょうか。
特徴的なカンゾウ系な甘い匂いもしており、わかりやすく品種表現がされている部類だと思います。
味わいはアンティーク級VV葡萄らしく干した葡萄の印象が強めで、肉っぽさもあります。
樽からきているだろうクリーム感がそれらをサラダ的に添えています。
割りと落ち着いて重ためな印象で、そういう意味ではラングドック・ルーション的だと思います。
まぁ、サルディーニャが地中海でラングドック・ルーションと近いという前述の通りかなーと。
しかしながら、軽すぎたりヘンに草っぽさが強く出すぎていないバランスのいいカリニャンという意味では特筆すべきでしょうか。
カリニャン独特の甘さもあり、渋いセレクションではないかと。
ティスティングの限りでは、ちょっとポテンシャルまで見きれなかったというのが正直なところかもです^^;

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
5800円という微妙に悩ましい価格をしています。
超高い評価で5800円なら格段に安い!と見るべきかカリニャンで6000円近く払うの?と見るべきか・・・・・・
という訳で個人的には中庸。
イタリア、というよりカリニャンが好きな方は絶対に外せないワインだと思います。
また、VVとしてアンティークの域なので「樹齢が大きいほうがうまいんじゃあああ」というVVしゅきぃぃぃな人にとっても飲んでおくべき一本ではあるかと。
ただ、ある意味イタリアらしさが「あるようでない」このワインをガンベロ・ロッソがどうして選んだか、には恐らく「伝統性」を重んじたのかなぁ~

と、書きながら楽天アフィみてたら3980円まで特売している様子。
それならば大分アリだと思いますが品切れてて、一応実店鋪ではあるんだとか。
上記した通りのツボを持っている方は、お試しあれ。
結構マニアックな味と質のワインですよ。

| イタリア | 23:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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強烈じゃない?古典モンテプルチアーノとは バローナ・コルナッキア・コッリーネ・テラマーネ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ・ヴィッザッロ

うぇるかむ!
タイトルがクッソ長いことになっています、イタリア特集第三回目です。
今回のイタリア連日更新では最初の王道フランチャコルタ以降、ちょっとだけ変わり種で推移させています。
スーパータスカンだけどエルミタゼ、ネッビオーロだけど特殊地域・・・で、今回は「モンテプルチアーノ・ダブルッツォの古典」という日本においては変わり種でひとつ。
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ、というと
「値段が安いけどチョコ感が強くて果実がバカに濃いフルボディ」
という要するにわかりやすくてウケはいい、というのが日本の中ではイメージされやすいタイプ。
単刀直入にいって、ファルネーゼ社のカサーレ・ヴェッキオのイメージなのではないかと。
それとは、また別な「古典的な、モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」というのが今回の逸品です。

モンテプ

ヴィッザッロ。
バローナ・コルナッキア社のコッリーネ・テラマーネというDOCGモンテプルチアーノ・ダブルッツォです。
商品名だけで簡単に説明出来るんですが、どーにも長くなりますねイタリアワイン・・・

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルはイタリアワイン系統の正当な紋章タイプ。
今回のモノは、このバローナ・コルナッキアのフラッグシップモデルになります。
日本への輸入インポーターはファルネーゼ社と同じところが持っており、どことなく対局に位置しているのが面白い点。
うーん、アニメでいうなら「ボトムズ」と「コードギアス」が同時に展開してますよっていうような?
日本で始めて発売されたモンテプルチアーノ使用ワインで、老舗中の老舗。
有機栽培、DOCG指定と本来の評価は高いハズなのですが……日本で影が薄いのは紹介力のなさかしら?(ファルネーゼのカサーレ・ヴェッキオが人気の理由って神の雫ワインだったりするって要素がありますし)

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
一日経過したものをテイスティングしています。
色は濃くギリギリで透けない赤紫。
香りはベリーも大分ありますが、むしろドライフラワーの印象があります。
どことなくオイリーなところもあり、華やかではないタッチ。果実推しじゃないのがこの段階でなんとなく。
味わいは果実のボリュームが結構なめらかななのはひとつ特徴的。
紫系の果実、ブルーベリー系のタッチがそこそこにある程度で、決め手がタンニンと硬質さ。
塩チョコっぽいっていうのかなー。
甘みの部分はスロヴェキア樽での熟成らしいのでそれによるものだと思うのですが、塩チョコに果実を添えたような印象で、くどくありません。
時間経過するとかなりチョコ感が強くなるのは、品種特性というべきでしょうか。
モンテプルチアーノ・ダブルッツォにして、ギリギリミディアムボディな状態になっていました。
恐らく、開けてすぐはより果実とタンニンの効きが強く飲みづらいだろうと思われます。
モダンで流行ったモンテプルチアーノ・ダブルッツォのすぐ開けてバカに甘いバカにパワフル!というのとは違って、骨組みはしっかりしているけれど飲み疲れしないワインです。
やきうで言えば、3番打者って感じ?元祖ゲッターロボみたいな渋いセレクション。
複雑さがある訳でなく、ちょっとくせっけのあるタンニンですが面白みはちゃんとあります。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
モンテプルチアーノ・ダブルッツォという品種が、元々あまり高いものでない為、品種全体として安い傾向にあります。
良心的、といえばそうなのですがまだまだ未知というか大成功していない品種なんですよね。
その中で、今回のものは3000円が上限。これは評価しずらいですね~・・・
同社の他ワインだと一番安いものは1000円以下で買えちゃう。
それらを試していない私としては今回は基準値がとれないのです。
モンテプルチアーノの微妙に押せ押せだった時期もあり、そして今落ち着いてきているジャンルなのでちょっと旬の話題でもないのもネックかしら。
ただし、「良いモンテプルチアーノ・ダブルッツォを知っておきたい」という方にはこちらは推奨出来る逸品です。
老舗のいぶし銀ワイン。体験の価値はあるのです。

という訳で、日本では良く見かけるモンテプルチアーノ・ダブルッツォでした。
本来もっとマイナージャンルといえる部類だったのが、注目を集めてそしてまとまりつつあるという途上感がありますね。
この「古くからの割に未だ老舗ですら開拓性がある」というのはイタリアラヴァーの最大の強み。
イタリアワイン好き、であるならばこちら避けるのはもったいないかなぁとは思います。そんな高くないですしね。


| イタリア | 22:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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超カワイイ!癒し系ネッビオーロ カレーマ・リゼルヴァ・プロデュットリ ネッビオーロ ディ カレーマ

うぇるかむ!
イタリア特集三日目になります。
前日のタラブーソ回が当ブログとしては異例のカウンターまわりをしてあわあわしていますが、とりあえず気にせずまいろう・・・

比較的王道でちょい外したラインナップで昨日は攻めましたが、今回もそんな感じ。
イタリアの主要品種として、赤の二台巨塔といえば「サンジョベーゼ種」と「ネッビオーロ種」。
これらの葡萄を主に使ってるけど、呼称の違うワインが多いのがイタリアワインが難しくなっている点のひとつと言われています。
と!言う!前置きのうえで!
ネッビオーロ100%DOCワインです。

2013-06-15 21-18-32-020

カレーマ・リゼルヴァ・・・
なにこのカワイイ生き物

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥(歴史観だけみれば♥♥♥)
ラベルが超かわいいので当ブログ最大値評価です
ひょこひょこしてて超カワイイ!(三度目
生産者はプロデュットリ ネッビオーロ ディ カレーマという「カレーマ村の共同組合」だそうで。
カレーマDOCというマニアックなネッビオーロ規格です。
詳細は今回に関しては、下記に貼ってるリンクを見てみていただけるといいかなーと。
というのも、現地の写真が石垣づくりで「モンハンの村みたい」なファンタジー感あふるる雰囲気!
クラシックな(例えばロードス島とか)西洋ファンタジー好きは是非見てみてください。

そして、肝心のこの絵の理由というか意味はサッパリわからずじまい。
しかもこれがフラッグシップモデルで、通常版の方が村の光景という普通逆なんじゃ?みたいな状態。
なんなんですかね、このカワイイ生き物・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
色は赤みは強めで透明度が高い。
13.5%のアルコール度数に納得なクリアさ。
香りにスミレとバラの花の印象がみられ、他に小さな実を感じさせる細やかなタイプです。
リゼルヴァ、なので濃口のチョコ感などが感じられる味・・・かと思ったら大間違いでスッキリ系でした。
チェリー、フランボワーズの酸味に華やかなバラを主体とした香りが口にほんのりと広がります。
口当たりはサラッとしていて夏場にぴったり。
ミネラル感が結構ありますが、基本的には香りを邪魔しないスタイルで、薄いだけのワインでない非常にクリアライトなワインです。
そう、同葡萄品種の基本形であるバローロというよりはバルバレスコ・・・むしろそれらとは別のスタンスでピノ・ネロと比べたくなるようなワインになっています。
これは詳しい人ほど、ブラインドでやったら品種当てが出来ないワインかも?
ネッビオーロでこれだけクリアに作れるなら、ピノ・ノワール(ピノ・ネロ)を使う必要性はないよなーと。

カレーマ


ただし、持続性は弱そうで飲むタイミングや飲み方は大事にしないとクオリティが大幅に下がりそうではあります。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
概ね3000円で買えちゃう、というのは面白い選択肢。
めちゃくちゃ安いネッビオーロはもっと安いものがありますが、それらは概ねチープで良いモノを見つけるのは難しいのです。
ネッビオーロの定番というにはハズレた内容ですがちょっと良いデイリーとしては、にっこにこー!
豪華なプレゼント向けではありませんが、気軽にパーティーレベルやワイン会で持っていくのにGOOD。
食事はコッテリ系でなければ合わせやすくお魚にもいいかなー。

変わり種ネッビオーロでした。この価格帯ぐらいまでのイタリア主要品種やボルドーブルゴーニュだと、まずは基準値に至っているかが着眼点になりがちなのですが、これはしっかり個性があっていいですね~
気軽に飲むワイン、として抜群に愛らしい一本です。



| イタリア | 07:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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トスカーナ・エルミタゼの実力とは? タラブーソ03&07

うぇるかむ!
イタリア特集2回目、今回もベタ線ですがスーパータスカン系で。
大雑把にスーパータスカン=トスカーナのフランス風赤ワイン(カベルネ種、メルロ種、フラン種などが主軸)とすると、日本に入ってきている量は実際相当量になり、ヘタをするとバローロバルバレスコより馴染みがある飲み手も多いのではないかと。
かくいう私も、実はトスカーナのクラレットづくりはとっても好きだったりします。
ただ、フランスと違ってどうにも熟成して飲む機会が少なかったりします(というかフランス以外熟成させるって感覚が薄い気がします)
今回はちょっと検証がてらに、年代別で飲むことが出来たモノで一筆ナノデス!

2013-05-19 17-43-16-610

タラブーソ03&07、イタリアはトスカーナそれもボルゲリ産となります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルはサインチックなロゴにワイン名というデザイン。
そこそこにオシャレな印象があるボトリングだと思います。なんというか陽気な感じ!
比較もかねるとラベルのウラも03と07で違ったり
2013-05-19 17-43-37-381

作り手はテッレ・デル・マルケサート。
ネット調べをしてみると「サッシカイアの農園の一部を買い取った畑から作る家族経営小規模生産者」だそうで。
ようするに「有名産地のお近く系」であります。
小規模生産者、という事らしいのですが同ワイナリーのワインの種類は非常に多くカベルネ、メルロ、シラー、ヴェルメンティーノを植えている様子・・・いずれも国際品種で、大本は結構なお金持ちだったのだろう事がわかりますね。

今回のタラブーソは実はスーパータスカンとは若干言いがたい内容になっています。
というのも、セパージュがカベルネ90%シラー10%という「エルミタゼ・ブレンド」なのです。
フランスのボルドー地区でその昔、エルミタージュ地区というところで作られるシラー種を海外向けにこっそり混ぜていた・・・という19世紀にあったとされるスタイル。
なので、このワインを調べた時に宣伝文句で「サッシカイアやオルネライアと並ぶ実力!」という売り文句なのですがそれは比べるにはちょっと恥ずかしいよーな愛がないよーな・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
03がファーストヴィンテージ、07が現行ヴィンテージになります。
色はどちらも透かさないクリムゾンレッドで見分けはつかず。
香りにハーヴとカシスの果実感がふんだんに感じられ、ボリューム感はしっかりとあります。
03になると少しシラーから来ているかもしれない毛皮っぽさが出てきていました(後々調べてわかったのですが・・・)
味わいはしかしながら確かにサッシカイア同様にフランスっぽさがあって重ため。
07はカシスの味わいが前面的に押し出されており、酸味は少なめ、タンニンはハッキリと出ています。
アフターはしっかりとハーブ感。この2点がキッチリと出ている印象で誠実な印象。
03になると少し熟成感が出てほんの少しトリュフっぽい印象や土の香りが出ており、複雑さが飛躍的に増していました。
というより、03までくるとシラーを含んでいる事が如実に出てくるって感じなんですね。
07自体も悪くないカベルネ主体のワインという印象ではありますが、予想外に熟成による変化がありました。
味わいとしては03の方が今飲むならいいかと思います。
また、エルミタゼブレンド+ボルゲリという特徴故かイタリアらしい明るさを感じさせないワインでもあります。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥(5000円ならば♥♥♥♥)
定価7000円が5000円!
というのがウリになっているようで、7000円ならば他を買いましょう(断言
5000円となると見方はガラリと変わって「ボルゲリ版エルミタゼとして」結構面白いのではないかなーと。
2000円の差って、結構でかいです^^;
特に、この価格帯であると5000円であればギリギリでミドル級なのですが7000円だとハイエンドがたっぷり出てきてしまうんですよね。
ラベルのラフで格好いい印象などから、贈り物にも使えそうですしエルミタゼの果実感の強さを知るという意味ではギリギリ自宅飲みレベル・・・それが5000円という魅力。

という訳で、定番のようでちょっと変則的なワインでした。
どことなくボルゲリ系ってイタリアの中では重たい印象のワインが多く、名家づくりによる高い畑を使っているがゆえの「食事と合わせやすい」というイタリアらしさとは別の歩み方をしている感じです。
同価格帯程度で他のイタリアワインと、飲み比べとかしてみたいなー

| イタリア | 05:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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フランチャコルタの実力! カ・デル・ボスコ・フランチャコルタ・ブリュット・キュベ・プレステージNV

うぇるかむ!
今日から7月中はずっとイタリア!
イタリアワインの徹底紹介編になります。

何故このタイミングでイタリア?
かというと、それはイタリアワインの特徴である「食事主体の軽快さがあるスタイル」というのが夏にぴったりだからです。
重たく暗い雰囲気のボルドー、繊細さがウリで夏場に飲むには環境が整えにくいブルゴーニュ、濃厚さで推す新世界系は特に夏場より他の季節に飲みたくなるのではないかと。
ニュージーランド特集も考えましたが・・・そんなに書ける弾がなかったのです^^;

さて、一発目はウェルカム・ドリンクっぽくフランチャコルタ(スパークリングワイン)で

2013-07-03 17-41-13-809

黄色いセロファンにつつまれた、カ・デル・ボスコ・キュベ・プレステージで。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ラベルはそれらしさの溢れる柄模様で、遮光性のある黄色いセロファンの包つき。
高級感のある仕立てになっていて良い感じ!
カ・デル・ボスコとは「森の中の一軒家」という創業者マウリッツオ氏の家からきているとか。
フランチャコルタの代表的なワインですが、一応ながら説明をしておくと
「ロンバルディア州で作られる、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵を使って作られたスパークリングワイン」
オーナーのマウリツィオ氏がフランスのシャンパーニュで勉強したのを本国で活かした事が、フランチャコルタの発展に大きく発展したとのこと。
その08年からの新低価格帯(NV)ワインが今回の紹介品です。
実際に調べてみると、フランチャコルタの代表項目として某大手が入荷しているベッラヴィスタと並んで検索ヒットはトップ。
パーカーポイントは本商品で89点で、こちらのトップキュベは90点台を推移しています。
サッカーのACミランでも愛用されているとかいないとか。神の雫ワインにもなってしまっている模様。
・・・何言ってるのかさっぱりわからん!という方は、
「イタリアのドン・ペリニヨン状態」
で、とりあえずはOK(通には怒られソーですが

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(私的には+♥)
正直なところ、ものすっごい私の好みな味のスパークリングでした。ティスティングカウンターで私にしては珍しく、泡でリスト入りしている際必ず飲んじゃった程。
なので過大評価かもしれませんが・・・
色はそこそこに黄色がかっており、泡の質は強すぎずに綺麗に出ています。
ブレンドはシャルドネ75%、ピノ・ネロ15%、ピノ・ビアンコ10%
香りはイースト香、ココナッツ、杏などの少しオレンジがかった果実、レモンやパインが少々かしら。
トーストっぽさが焼きたてって感じでマーガリンよりもバターを塗ったようなニュアンス。
味わいは甘さが強く綺麗でクリアなスタイル。
香りからくるトースト、ココナツ、トロピカル感、杏のソース、レモン、グレープフルーツ、少々のバナナ感などなどスパークリングに欲しい要素は捉えておりとってもフレッシュ。
瓶内二次発酵からくるチョコ感もほどほどに感じられ、フルーツに添えられているような印象。
果実系の甘さが結構あるのですが、このチョコ感やバターのニュアンスのおかげで単純にはなっていません。
どの要素もボリューム感とクリアさが綺麗に備わっていて、悪目立ちや変な酸を感じさせないのが非常にグッド。
実は私はシャンパーニュの「目立ちすぎるチョコっぽさ」というのがどうにも気に入らないのですが、そういう人にもオススメ!

カデルボスコ


コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ベタ褒めしてますが、値段も4000円以下で買えておっそろしく素晴らしい。
値段以上の泡質と味わいの良さ。グッバイ、シャンパーニュ。
前述しましたが、特にシャンパーニュのチョコ加減や独特のクセが苦手な人にこそオススメな一本。
そこそこ甘いので超辛口泡がしゅきぃぃという方には不向きですが、概ね使えるのではないかと。
食前から食後まで使え、高級感のあるラベリング、値段の手頃さ、入手範囲も大手だけに広め。

泡は酔いやすいのであんまり飲まない派なのですが、これは文句なしの一本です。
・・・イタリア特集の一発目をコレにしたのは良くなかったかしら?
ド定番品って気もしますが、飲まれてないかたは是非是非~




| イタリア | 09:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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予告:夏のイタリア祭り実施します!

うぇるかむ!
……とはいえ今日は予告だけなのですが。
更新が停滞気味だった当ブログですが、7月最終週は連続イタリアワイン更新でまいります!
スーパータスカン系から伝統的なモノ、果てはデザートワインやピノ・ネロまでやっていきますよ~
乞うご期待!

ってなわけで

| 未分類 | 10:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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夏バテ中なう

うぇるかむ・・・
と、言うわけでちょっと夏バテしておりました。
ワイン自体は飲んでいたのですが、どうにも調べたりが疎かになっておりイマイチ記事としていいものが出来なかったのですっごいストックがたまっています。
少々お待ちくださいませ・・・一気にググッと更新する予定です。

| コラム | 08:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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イギリス最強のワイン! ナイティンバー・ブラン・ド・ブラン2007

うぇるかむ!
宣言してた日から4日ほど経ってしまいましたが、ナイティンバーのブラン・ド・ブランの記事でございますー

ないてぃんばーぶらん


ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
詳しくは前記事にて。←ナイティンバーならびにイギリスのワイン情勢としてはまぁまぁ面白い記事になってたかも。
基本的には、このブラン・ド・ブランがトップキュベ(ロゼ除く)にあたります。
ラベルの柄は実は最近変更になり、鳥の紋章柄からこうしたレタッチのみ仕様になりました。
レコルタン・マニピュランぽかった今までよりも大分大手っぽい雰囲気になりました。
(レコルタン・マニピュラン=小規模生産者。ようするにネットとかの人気アマチュアアニメ的な存在からもっと大手シャンパーニュっぽくなったってところでしょうか)
デザインとしてはとてもおとなしい部類だと思います。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
以前も書いた通り、うまくなったドン・ペリニヨン最新ヴィンテージって感じです。
色は濃すぎないライムライトイエロー。
香りにトースト香、チョコ、ローストした木の実の複合的な香りで、濃厚さが伝わります。
味わいはとてもチョコパイのような印象があり、黄色系果実のがアクセントにトッピングされているよう。
高級感のある作りで、泡の質度もかなり高いと言えます。
それらがバランスがいい、というのも素晴らしいですね。チョコ加減、甘さと辛さ、果実の印象……どれも一級レベルのシャンパーニュと同等!
なんというか、まるで海外コスプレ勢のようなレベルの高さというか(若干意味不明?
また、現行ヴィンテージでない03年もティスティングしましたが、すると更に綺麗にチョコニュアンスとトースト感が非常に綺麗にかつまろやかに仕上がります。
寝かせる事で美味しさがあがる泡、というのは1万円越え級ぐらいからだと思うのですが、その域には達していましたね。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
8000円近いので、安いシャンパーニュなら買えてしまい肩書きと言いますか「聖地シャンパーニュ」にこだわるならば高い設定ではあります。
が、多くのシャンパーニュより間違いなくレベルの高い逸品となっていてこれほど「シャンパーニュに近い他国泡」は私の経験上はありません。
例えばイタリアのフランチャコルタやスペインカバにはそれぞれの良さがあるのですが、これはイギリス泡というジャンルに属さない印象。
アニメというかファンタジー風に言うとまさに「偽典・シャンパーニュ」と言えるレベル。
映画版のスペシャルボスかいな!みたいな無茶苦茶な強さです。
naitein.jpg


と、ベタに褒めてしまいました。
恐らく当ブログにおいても今後このイギリス項目が増える確立はすっごく低いのですが、ハッキリ言って国の知名度の低さ以外は抜群な一本です。
結構クセがあるといえばあるので、若干注意が必要ですが「ドン・ペリとかってどんな味がするんだろう?」と思っている方には最安値でそのタッチが味わえる・・・のかも。


| イギリス | 00:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ナイティンバー・ティスティングイベントに行って来ました!

うぇるかむ!
本日は久々のイベント記事ですよ~。

今回のワインの出処はイギリス!
超大手が仕入れたイギリス産スパークリングワイン、「ナイティンバー」のシリーズ各種の飲み比べイベントに行ってまいりました。

naitexinn.jpg


まず、これがどういったワインか簡単に説明すると

・飯がクソマズの国にしてワイン評論家の国でもあるイギリス産で、本場シャンパーニュをめっちゃビビらせてるシリーズ。
・というのも土地が非常にシャンパーニュと似ているところで同様のスタイルで作ってこっちのが安いから(最安値で5000円台、ランクが上のブランで7980円。モエ・シャンドンだと同じくらいだけどドン・ペリの場合一万円は超える)
・英国王室でも使われており、09年のオバマ大統領(ワインだいしゅき)来訪時やエリザベス女王の60年記念においてはエリザベス女王みずらかのセレクトでここのワインが使われている。
・スパークリングのコンペなどで結構な受賞歴。
・日本では漫画「ソムリエール」の一巻で主人公がクリスマスの泡として選ぶ。話の内容としてはブランド志向のクズ相手に出した所、イギリスという段階でハネのけられてしまうが味の質は最高のモノとして作中で評される。

って感じです。
今年から某大手で超絶入荷されることとなり、これはしゅごい呑みたい!と行ってみました。

飲めたのは以下の4つです
・クラッシックキュベ08 売価5250円
・ブラン・ド・ブラン07 売価7380円
・ブダン・ド・ブラン03(マグナムボトル) イベント用秘蔵品の為非売品
・ロゼ09 売価9450円

ひと通りの同じ会社のタイプ別、それと熟成別での試飲。
ゲストとして同社の販売部門マネージャーであるクリスチャン・オルタウゼン氏がスピーチとゲストトーク。
という事で、飲み比べつつ、隙をみてクリスチャン氏に色々たずねてみました。
なお訳者を介しておりまた、文章用に多少フランクに以下書きます。
英語が自分も出来ればなぁ・・・(遠い目


シンク「とても素晴らしいスパークリングでした。これだけの質をもったものがイギリスで作られているというのが驚きですが、どうして今になって、イギリスで作ろうとなっているのでしょうか?」

クリスチャン「まず、シャンパーニュの土壌を持つ土地がある、という事が発見だった。この発見なくしてはイギリス泡というものは成り立たない。イギリスはワインの歴史という意味では全く何もなく、フランスみたいに法をもってワインを作ろうといったような事がなかった。これは想像以上に大きいことで、400年は作られるのが遅れていると言っていいだろう」

シ「では、ワインを作り始めた今、イギリスからスパークリング以外の商品が作られる可能性はある?」

ク「ないだろうな(キッパリ」

シ「ワッザ(驚き」

ク「なぜなら、イギリスはやはり適応地ではないからだ。我々は今、シャンパーニュであれば決して負けないだけのテロワールを持った場所があり、それを実感していただける自信がある。しかし、だからといってどんな葡萄でも満足の行く作品が作れるわけじゃない。とてもイギリスからカベルネ・ソーヴィニヨンの優れたワインが作れるとは思えないな。これは例えるなら、ニュージーランドのホークスベイなどでソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワール以外のワインが成功していない事に近いね」

シ「ああ^~(横目にシレーニの棚をみながら)確かに、メルロより明らかにピノやソーヴィニヨン・ブランのが美味しいですな」

ク「そういうこと。だから我々は少なくとも今のところスパークリングワイン以外を作ることはないだろう」

シ「話は変わりますが、イギリスというとどうしてもワインとしては評論家の国というイメージがあります。同様に日本も田崎真也氏がベストソムリエになったりなどしているもののワインの国という印象はないのかもしれません。この二カ国の状況は、ドコか似ているような気がしています。イギリス側からみて、日本の情勢はどう見えるでしょう?」

ク「日本に来て、ピノ・ノワールを飲んでみてとても面白いと思った。ああした試みはウチがスパークリングを作っている事と同質のポリシーを感じる。これからは新興国同士でも様々な交流がもててくれば、より面白い方向性は見えそうだ」

シ「付随して、ナイティンバーが日本ではコミックスの中で紹介されて知名度を得ています。他にもPPなどがあるなか、日本ではこうした独自性のある展開がなされていてそれはイギリスとは異なった文化のようにも思います。日本でのマーケティングは今後どのように打ち出されていく予定が?」

ク「ああ、漫画ね!知ってるわ~(笑)。今回、ナイティンバーを正規取り扱いとしてアジアでは初めて輸出しているのだけれど、それは日本が泡の世界輸入国ランキング15位ということだけが理由ではない(シャンパーニュコーナーを指さしながら)例えば、日本ではクリュッグやモエ・シャンドンやヴーヴ・クリコ(大手)が置かれているのと同時に、レコルタン・マニピュラン(小規模生産者)のシャンパーニュも同様に取引されて同じ棚で並んでいる。それならば、我々も同じように棚にのることが出来ると考えたんだ。まずは地道にティスティング会などでシェアと口コミを増やしていくことが大事だけれど、日本での販売にはとても期待感があるね」

シ「めっちゃ美味かったッス、サンクス」

ク「おう、また飲めよ^^」

……
流石に、販売のトップの方なのでセパージュに関する深い事などよりマーケットの考え方やイギリス本土の雰囲気を如実に感じられる質問をして参りました。

で、ティスティングイベント自体の感想。

・同会場主催のイベントは何回か参加してますが・・・正直、見た中ではもっとも人の入りは少なかった。これは「イギリス泡」ということや生産者の来日レベルの違いですがしかし少なめ。
・ついでにお客さんにそれほど見識者がいなかった感も。ヘタするとシャンパーニュだと思って帰った人が何人かいたと思う。
・私的な感想は一言でいうと……「これ、シャンパーニュや!」
・もっと突っ込んで言っちゃうと、ドン・ペリニヨン辺りとクオリティが激似。めっちゃ驚きの仕立て。
・好みとしては07ブラン(これは次回通常記事にします)>03マグナム>クラシック>ロゼかな。
・チョコニュアンスが非常に強烈で、ロゼにまでその印象が強く残るという。泡自体のキメも良く疲れなくて味わいは強化型のシャンパーニュって感じがスゴイ。
・故に、クセがすっごいあるから苦手な人はダメかもしれない。私的にクラシックとロゼのバランス感覚はトンガリすぎているとは思う。しかしながら、これはシャンパーニュ好きは絶対ティスティングで「ドンペリ?」って言わせることが出来るよ?
・おほほ^~なんて言いながら飲んでいたら、良く行くティスティングカウンターの中の人のお忍び参加にバッタリ出くわす。
「あれ、シンクさんここにも来てたんですね」「あわわわわ・・・サーセン、何時も回ってるッス」「呑み過ぎでは」「ウィッス」
なんて会話をしつつ、後々再合流してブランの質の高さについて話し合ってみたり(中の人氏は03の調和性について見事とうなっており、私は07のフレッシュさも捨てがたいと~みたいなのを簡単に)

以上、レポおしまい。
2000円以下のワイン会としては、泡を知るという上で大分面白い会でしたし、ナイティンバー自体のレベルもめっちゃ高い事がハッキリわかったのでいい会でした。

呑んだ印象に関しては、明日いつも通りちょこちょこ書こうかな~と。



| コラム | 22:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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サンジョベーゼらしさが唸る イルサッソ・ディ・ペルティネッロ

うぇるかむ!
昨日は「バローロらしいバローロ」を行ったので、今回は同じ価格帯で「サンジョベーゼらしいサンジョベーゼ」をひとつやっておこうかなぁと思います。
ということで、キャンティにしようかなとも思ったのですが、サンジョベーゼ100%でそれっぽいらしさがあったのを呑んだ覚えがあったのでひとつ

イルサッソ


イル・サッソ・ディ・ペルティネッロ2008。なんともまたカジュアルなワインです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルは丸型の中に3つのマークをあしらったカジュアルデザイン。
3つのマークは生産者の情熱を表すそうで、ワンポイントで可愛らしい仕立て。
生産地はエミリア・ロマーニャ州というトスカーナの近く。故にキャンティなどのサンジョベーゼDOCGワインではない様子。
イタリアワインファンが「よっしゃ、ワイが最高のイタリアワインを作ったるで工藤!」と2001年に出来たばかりのワイナリー。
ガンベロ・ロッソのトレビッキエーリは取得している模様。そのフラッグシップワインになります。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
色は透かさない赤紫。香りから常に強くハーヴの清涼感が感じられ、果実香と合わせてとても軽やかな印象。
味わいは酸がかなり強めでサンジョベーゼらしいワインかなぁと。
口当たりは軽く、含んだ瞬間にハーブとブルーベリニュアンスの果実。それと少し干し肉系のスパイシーさがコロッと出てきます。
強い酸は少しプチトマトっぽいかも?
最後まで酸と香草の強さは残しつつ、早めに引けていく感じです。
ちょっとツンな印象が特徴で料理と合わせて呑みたいタイプですね。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
5000円前後、としてみれば妥当~ちょっと高いかな?ぐらいのライン。
田舎っぽいサンジョベーゼではあり、サンジョベーゼらしさを知るという意味ではとてもオススメな一本。
デザインの可愛らしさは贈り物としてはウケが良いか安っぽく見られるか二択なのでちょっと検討してみてもいいのかな?
どちらかというと、ワイン界などでワイワイと呑みたいかな。トマトとは是非あわせたい!

という訳で、ネッビオーロに続いてサンジョベーゼでした。
今回はこのワイナリーのフラッグシップでしたが、価格の低いバージョンもなかなかに良いというかコスパだけならば遥かに上なのでそちらも家庭用にはグッド。
イタリア系のラベルの可愛さや代表品種を味わうという意味では、まさにぴったりなワインなのでした。

カジュアル版の方しかデータが乗ってるリンクが見当たらないのでペタリ

| イタリア | 12:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ピュアなバローロ G.D.ヴァイラ・バローロ・アルベ2006

うぇるかむ!
イタリアワイン、といえば「イタリアワインの王様」と言われるバローロのことは外せません。
なのですが……当ブログこれまでバローロを扱っていなかったという^^;
もっと言ってしまうと、イタリア枠でネッビオーロをやっていないというイタリアワインファンに暴動を起こされかねない状況でしたヤバイ。
アニメでいうと「アニメ史を語るのにロボットアニメをまるごと無視する」ぐらいの事やってたわけですあわわわわわ

ヴァイラバローロ


と、思いましたので今日はバローロです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルはイタリアらしいアーティスティックでカジュアルな作り。
名前のアルベとは「夜明け」という意味。
イラストデザインについて書いてある所がなかったので推測ですが、月かを隠すような太陽+ここのワイナリーの醸造所がステンドグラスとかを入れているそうでそのイメージが中心部なのではないかと。
この手のラベルに弱い私は当然のようにここのポイントを高くつけるのであった^~
もちろん、それだけでもなくこちらのワイナリーはバローロの基本形とも言える作り手としてそこそこの知名度。
仲の良い伝統的な家族経営のワインを作っていて、ネット評判は非常によろしい。
派手さはないものの、ネッビオーロ種の魅力をわかりやすく伝える事を主眼としている模様。
このワインはテクニカルデータによると、複数の自社畑から若い葡萄を使いステンレス発酵→大樽で3年熟成という逸品で早飲み向けなのだとか。
ついでに、パーカーポイント(恐らくアントニオ・ガッローニ氏)はここのフラッグシップには99年~07年に平均94点。
今回のアルベに関しても00~07の7年間連続で90点&91点で統一というおっそろしく安定した点がついています。
バローロは「熟成しないとゴミ」と言われる気難しいワインなのですが果たして・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(ただし飲み方を選ぶかも)
色は少し深めのルビー色。透明度はかなり綺麗でエッジに朱色が入っています。
香りはいいバローロにある花畑のようなタイプで、酸がある事を想定させるバラ香&プラム系の香りが広がり良く見られました。
味わいは凄くバランスがとれていてクリアなのが印象的!
バローロは若いと時折エグかったりヘンにとっつきづらい印象があったりするのですが、そうした要素を感じさせない――ピノ・ノワールのような繊細さを楽しめる――タイプのワインです。
ラズベリーとサクランボのスマートな果実感、口の中に花の香りが綺麗に残ってくれる。
口の中での変化もしっかり多彩で、アフターには中国茶葉とプラム感をほんのり残してフェードアウトしていくよう。
余韻の長さ自体は短めなのですが、そのワンテンポがとても奥深い。
個人的にとても好きなタイプのネッビオーロでした。清純系なんですよ。伝統的和製ヒロインって感じな~

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コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
大体5500円で買えちゃう模様(正価は6000円?)
一部生産者のワンランク落ちた商品として出されるランゲ・ネッビオーロと同価格~少し高い感じかしら。
バローロとしては早のみ、という前評判に納得で現段階で少し朱色っぽさが見え始めていて今が買い!
そして、今飲むバローロとしてはとても秀逸。
極めて美しいタイプのバローロで、ここから発展して別のワインに移行しづらいメインを張れちゃうクラスの逸品なので、じっくりとどうぞ。
ラベルや家族経営エピソード、純朴な作りと贈り物にもバッチリ対応。
ミドルレンジのワインとして欲しい要素は全部持ってる良品です。

当ブログがなぜ、ここまでネッビオーロをやってこなかったかというと、ネッビオーロって凄く難しいワインでなっかなか私みたいな貧乏通いしている人間にとって縁がないワインなのです。
提供されていても、良いものになかなか当たらなかったり飲む度に印象が大きく違ったり・・・・・・
そして、今回ぐらい当ブログのツボをついたバローロはそうそう無いような気がします。
グレートですよ、こいつァッ!(CV:東方仗助


| イタリア | 07:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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