オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

2013年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年07月

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激レア無酸化防止剤ガメイ? ジャン・マルク・ラフォレ・キュベ・フォーリー2011

うぇるかむ!
前回に引き続き、今回もおそらくレアアイテムになります。
あんまりレアなのを紹介しても共感性や指標性が無いので正直、あんまり語り得はないのですが・・・
アレです、マイナーアニメのお気に入りを紹介したくなる感じなのです!

fo-ri-1.jpg
fo-ri-2.jpg


という訳で、レアなガメイ。そう、ガメイです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
なんとも異様にガレージ感(極小生産ワイン)が漂うラベル。
若干スペイン系っぽいような雰囲気すらありますね。レア感抜群でデータも少ないので珍しく裏まで掲載しておきました。
作り手はジャン・マルク・ラフォレ。ボージョレ系生産者で、有機系ガメイの作り手だそうで。
生産者まではネット検索でも出るのですが、このラベルのこのワインは一向に見当たりません。
というか、ヘタすると当ブログが初めてネット上に掲載したレベル?
なので、仕入れてた店長さん(シニア・ソムリエデスヨ)の簡単な説明を書いておきます。

・これは試作ワインで、酸化防止剤を入れていない「無酸化防止剤のワイン」らしい
・もちろんボージョレ・ヌーボー仕様ではない。
・近年少量入荷したものだけれど、そもそもこの先このキュベが作られてくのかもわからない試作商品らしい
・なので、このワインのインポーターにすらリストオンされていないし、今後も入荷未定。今回試飲会では評判聞きたいが為に出した(テヘペロ

なんじゃそりゃ!

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
色は紫度が非常に高く、透けないカラーリング・・・この段階でちょっとビビリます(通常、ガメイはピノ系の透けて赤みやピンクが強い)
香りはガメイらしく木苺とフレッシュなベリー系で、特にラズベリーのようなキュートな香りがします。
味わいは非常に呑みやすく木苺のニュアンスが強いワインだが少しミルキー。
多少単調ですが、樽は使っていない割に、まろやかな印象がたっぷりしていて二度目のびっくり!
酸味やタンニンは果実由来であろうフレッシュさがあり、結構しっかりとしています。
ピノ・ノワールやもしかするとグルナッシュ系と間違えそうな果実味が特徴的でした。
ポエットすると、とってもポカポカしたあったか系ワイン。
田舎ワインぽいタイプですし、無酸化防止剤の効果の程までは感じられませんでしたが、単純にとっても良かった。
rafore.jpg


コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
3500円という価格らしいのですが、少し中途半端さはあるかも。
というより、ガメイファンってワイン界隈の中でもよっぽどの通になってきてしまい、むしろガメイは選択肢に入れない事が多くそれでミドル・レンジ級となるとなかなか買われないアイテムだろうと思います。
が、味わいの面白さは特筆ものでワイン通に多くある伝説である「美味いガメイは実は超美味い」を初めて体感したかもしれませぬ。
ミディアムボディのブルゴーニュ風、またはライトなスペインワインの中間を行く不思議さはまさにマニアック。
これはワインファン向けのデイリーにいいかなぁと。または試飲会のビックリネタにどうぞ。

という訳で、激レアガメイでした。
大凡、店舗で置いている事自体がそもそも少ない生産者っぽい中のレアアイテムなので、もしも見かけたらお試しあれ。

↓一応程度に通常版とかボージョレ・ヌーボーとかを参考までにペタリ


| フランス | 15:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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絶妙にレアアイテム テ・マニア・シャルドネ・リザーブ

うぇるかむ!
来週月曜日までなかなか時間が取れないかな~と思ってたのですが・・・
流石にそれはまずい
と思いましたので、取り急ぎ更新を。

今回はニュージーのシャルドネなのですが、絶妙にレアアイテム?みたいなのです。

temania.jpg

テ・マニアの「リザーブ シャルドネ」です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥
ラベルは比較的地味な鶏ガラ。ラベル買いはあんまりされないのではないかなー。
かく言う私も今ひとつ覚えていないのですが所持していました(謎
ワイナリーであるテ・マニア自体は、ニュージーランドのネルソン地区。
まず、ここがじ~みぃ~にレアで、ニュージーランドといえば「ホークスベイ地区」「マールボロ地区」が主流。
マールボロのびみょーに隣で、インポーターによると30社ぐらいワイナリーがない地区だとか。
へぇ、と思って調べてみたら比較的価格帯の安いワインが多い所謂安旨地区のワインです(オールドコーチっていう安旨雑誌御用達なワインとかありました)。
で、ここからが本題的なレアさ。
ご検索いただくとわかるんですが、日本取り扱いのインポーターに今回の品が現在無い模様。
「シャルドネ」はあるんですが、その一個上である今回の「リザーブ シャルドネ」は見当たらないのです。
でも、このインポーターで買ったらしい裏書きにはなっています……期間限定とか数量限定入荷なのかしらん?
なお、現地価格では通常版の1.5倍程度の値段のようで。じ、じみ~

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
色は結構濃い目に黄色く、香りからもバターのニュアンスが強めに出ておりタルっこい印象を予測させます。
味わいもポッテリとした乳系の味わいが主体になって、そこからほんのりバナナ感やトロピカルフルーツがのってきます。
ほんのりと青臭さがあり、少しクリアな印象があるのがニュージーランドっぽさでしょうか。
タルの強めの価格帯の安いシャルドネタイプですが、押しが強すぎたり果実感が豪快盛り付けって感じでもないかな。
典型的なパターンよりは、ちょっとシュンとしてておとなしい子って感じ。
そういう意味では高級感のあるともいえましょう。
しっかりとしたタイプのシャルドネ、としてバランスは整っています。
なんていうか、漫画的にいうと「サバイバル系漫画でちゃっかり生き残るクラスの地味扱いされてた子」みたいな?

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(3000円以下ならば)
なにせ現行の日本価格がわからないアイテムなのですが、通常品が2200円程のようなので、その上で考えれば。
おっそろしく地味~に美味しいシャルドネで、意外と中堅価格になりやすいニュージーの「らしい」価格帯を通常タイプがどれもしているので、まぁ3000円台かなぁと。
そのぐらいで見かけたら、ちょっと選択してみてもいいかとは思います。

地味~なタイプ、ということで紹介いたしましたが、地味さがまた良いのです。
というか、ここまで樽チックな価格帯低めシャルドネでここまでシックに作られている、というべきかも。
通常版はどうかちょっとわからないですが、この季節の家呑みに見かけたらサッと買うのはなかなか感ありますよ~

| ニュージーランド | 03:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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更新来週になるかも~

ということで、ちょっと諸事情ありまして、明日か来週に更新いたします~~

| 未分類 | 10:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ド定番ニュージーランド クラウディーベイ・ピノ・ノワール

うぇるかむ!
日本国内において、各国毎に「ド定番」といえる様なワインというのはあります。
比較的入手しやすいことと、ベースになる味わいを持っている、というのは基本として役に立つんじゃないかと。
今回は、ニュージーランドにおける「ド定番」です。

2012-12-08 19-29-32-841

クラウディ・ベイのピノです。うーん、ド定番。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルはそこそこの高級感をもったシンプルな山並みを写したデザイン。
ラベルにおいてはそこまで特筆すべき点はないかも?
歴史は1985年とそこそこで、マールボロのワイラウヴァレーというまさにニュージーランド中心地と言える場所で生産しています。
ついでに、いわゆるルイヴィトン系列に加えられているワイナリーでもあり、看板力の高さを感じさせますね。
ワインスペクテイターやアドヴォケイトの評価の高さや国内や日本でのワインコンペの受賞など、実力の高さも知らている・・・
本当にド定番。漫画雑誌ならジャンプぐらいの一般的なイメージです。
・・・実は、白ワイン(ソーヴィニヨン・ブラン)のが有名なのですけれどね。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
色は澄んだクリムゾンレッド。香りはどことなくチェリー以外にも森っぽさを感じさせる木々や土の印象があります。
味わいにも同時に反映されていて、結構苦味の部分がしっかりもしていたり。
ニュージーピノといえば、フレッシュな果実感とブラウンシュガーのような丸くてバランスのとれた甘みが特徴的かなーと私は思うのですが、どちらもやりつつかなり渋みなども効かせてきている印象なんですね。
キャラクターとしては、ブルゴーニュならシャンベルタン方面?
ニュージーランドの立役者としての風格はバッチリ持った内容にはなっています。
しっかりとしたピノ・ノワールを呑みたい!という事であれば確実にやってくれていると思います。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
意外と3500円とかしてしまうので、ちょっと躊躇はあるかもしれません。
ミドル・レンジになってくるとネゴシアンなブルゴーニュ村名とか出てきますし、かなり選択肢の広いところにある定番品となってしまいがちかも?
ニュージーランド全体で見た時には少しテーブルラインとしては値が張る部類。
しかしながら、流通が広くて買いやすい点や安定した実力のある、堅実なワイン選びという点においてはサービスぐらいの感覚にもなるかも。
ピノ・ノワール種という高級品種としてみればやっぱり安いですし。
そしてブルゴーニュに混ぜてブラインドさせたらバレない可能性が高いワインでもあります。
贈呈品向けではありませんが、飲み比べやニュージーピノを知るという意味では最適なワインです。

という訳で、ニュージーを書くなら日本なら必ずといっていいワイナリーでした。
何となく熱い季節なのと、昨日の夜日本国内のワインコンペでプラチナをとってたのを見て思い出したように書いたのでした。
あ、当然スクリューキャップなのでパキッ!っと飲みましょう!


| ニュージーランド | 14:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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経験からの推測 エデュケイテッド・ゲス・ナパ・カベルネ2009

うぇるかむ!
ここのところめっきり訪問数も更新率も落ちている当ブログ。
そろそろひとつ、私的に最大級に好きなワインでもこっそりうpっておこうかと(飲みながら)

カベルネソーヴィニヨン、という種類の葡萄品種の基本的な良くある「味わいの例」が「カシスとハーブ」と言ったものになります。
世界で最も愛されている品種のひとつであり、また苦手な理由でもあるこのカシス&ハーブ。
それが強いワイン・・・と言えば、やっぱりカリフォルニアではないかと思うのです。
そんな中でも、とっても厨二病で愛すべきワインがこちらなのです

edukeitedges.jpg

エデュケイテッド・ゲスでゲス
名前の意味は「経験からくる推測」という科学用語。
意訳すると「美味いに決まってんだろ、おお!?(ビキビキ」です。
ちょう天狗。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
見た目に忘れられない化学記号のラベル。このインパクト重視なデザイン!
これです。日本よ、これがアメリカワインだ(アベンジャーズ
ワイナリー自体はマイナーどころ、ルーツ・ランディープ・ワイナリーのフラグシップワインです。
2005年に新設されたという超新顔ワイナリー。
出処はかなり豪華でナパのセントヘレナ、ヨントヴィル、ラザフォード(ラベルバックだと主にセントヘレナ)の葡萄の模様。ようするにナパのグランクリュ畑、みたいな?
ワインスペクター掲載率はそこそこで09年は88ポイントでバリューワインに選出されている模様。
日本でも比較的マイナー輸入なのでレアアイテムです。
現行は11年を同会社が入荷しています。他にピノ、シャルドネもあり。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥(ただし好みが別れる。また、11年産はマイナス♥~♥♥)
このワイン、私がカリフォルニアに確信的に好きになったワインでして・・・何回かおきにティスティングしたりボトルで買ったりしています。
セパージュはカベルネ89%、メルロ6%、フラン4%、プチ・ヴェルド1%という亜流クラレット。樽熟成がアメリカ&フランス樽で12ヶ月。
また樽の効き方も強いです。
はじめのアタックはゴリ押し型。お菓子のオーブンを開けた時のような香り、続くミントのニュアンス。
濃い紫の色あいは苦手な人は苦手かも。
ですが、口あたりは非常にスッとしていて驚かされるのですよ~
カシスやプラムのジャム、樽の印象はもう完全にココア。
まろやかに口の中をしてくれるわけですが、喉を通った後のミントの印象が清々しいので重たすぎずに飲めちゃいます。
このココア&ミントの長くて強い余韻が官能的!
それでいて凄く計算された作りだなと思わせます。

eduko.jpg

とってもセクシャルなんだけど、スゴク打算的だから私はとっても好きだったりします。
色々カリフォルニアワインを呑んだ中でも圧倒的なパワフル&インテリジェント!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
5000円というのはなかなか手が出しづらい価格帯。また、苦手な人は苦手な味だとも思います。
私はこのタイプ好きなので、評価は高めですがフランスやアメリカでもドミナスなどの繊細系が好きな方はスルーで。ハまる人は絶対ハまれますよ。
セミ・カルトワインでもう在庫も殆どないワインだと思いますので、もしも09年を見つけたら私なら即買い!
何にしても、一番のインパクトは名前とラベル。
ワイン会とかで持っていくにはぴったりな一本です(ただしなるべく最後に飲もう)。

新顔のワイナリーなので、今後の発展に期待がかかるそんなワイン。
11年産も飲んでいますが、全体的に単純に薄くなってしまった印象があり、もしもお求めなら09年産が良いだろうと思います。
某ワインカウンターではたまにしか開けないのにインパクトのせいか、常連さんにはむしろ「化学記号書いてあるやつでゲス」と言うと他カルト・ワインどころかメドック格付けよりも遥かに話が通じてしまったり^^;
是非、見かけたらお試しあれでゲス


| アメリカ | 00:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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セラーを買いました

うぇるかむ!
今回は完全にただただ日記なのですが
ようやくセラーを買いました

sera-.jpg

と言っても、ご覧のように長期保存用ではなくデイリーの6本用なのですががが。
実は先日誕生日でして、奮発してみました。
大型セラーも作っているメーカーかつ、値段が安くて加温も出来るということで選びましたが・・・

安いセラーの使い勝手と良く噂される壊れやすさの検証も兼ねてちょこちょこ、記事にするかも~



| コラム | 09:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ニュージー格安ピノの実力 アラン・スコット・エステートレンジ・マールボロ

うぇるかむ!
台風シーズンですね~、何ともむしむしした天気となっています。
この季節になると、軽いワインが売れ泡>白>ロゼ>赤という具合に人気がガラッと変わります。
そこで、今回はかる~いピノでいこうかと。

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ニュージーのピノです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥
ラベルは植わった葡萄の木とメーカーのシンボル。シャトーっていえばシャトーですね。
同生産地としては、ちょっと地味かな~?
作り手はまんまアラン・スコット氏。ニュージーランドのマールボロ地区で初めてワイン用の葡萄を植えたメンバーの一人だとか。
かなりの老舗らしくニュージーの定番品、クラウディ・ベイなどにも関わりがあるとのこと。
受賞歴やWAも評価がなかなか高いのですが、ちょっと地味な印象は拭えません。
また、不運?にもアラン・スコットで検索したら「ゲイのアメコミヒーロー」とか出てきてどうしようかと思いました。ホモォ・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
色は良く透けるクリムゾンレッド。ピノとしてはちょっと赤めですね。
チェリーなどの酸と香草などの緑っぽい香りはどことなくニュージーらしいですね。
かなりのライトボディで粘性は殆どなく、それでいてハッキリとしてチェリーやピーチなどの果実の印象。
その質感を整えるように、緑黄色野菜っぽい苦味があったりも。
それにニュージーらしいブラウンシュガーの甘味がはいってまったりすっきりと〆てくれます。
味わい自体は程々に複雑な味わいも見せてくれ、可愛らしい印象の中にしっかりとしたピノを感じさせてくれます。
フランスで言えば、ニュイ・サン・ジョルジュ系っぽい。
ニュージーランドの場合、この価格帯でも綺麗で涼しい印象なのが嬉しい。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
これが2000円以下なのは安いと思います。
この前後の価格であると、ニュージーランドに勝ってるピノの産地って好みしだいですがそうそうないのではないかと。
派手さの無さやいぶし銀系なエピソードの数々なので、贈呈にはあまり向かない節がありますが、バリュー・ピノとしては間違いがない家呑み向けのワインです。
料理も軽めのものでいいのではないかと。さっぱりさせるという使い方もOK~

久々のニュージー・ピノでしたとさ。
そうそう、言うまでもないのかもしれませんがスクリューキャップです。
ニュージーの魅力は早い・安い・美味いという軽飲食店の理想をたやすくやっているピノ・ノワールがあるってことなのかも?
やっぱり、初心者向けとして推薦したいのは私的にはこの国ですね。


| ニュージーランド | 15:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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サンジュリアンのライジングスター! ブラネール・デュクリュ

うぇるかむ!
通常営業に久々に戻る形になりますね・・・いやぁ、コラムは長くなるし来場者数は減ってしまうしで結構たいへんでした^^;
通常営業一回目、何にしようか結構悩んだのですが、オーソドックスかつ周知度が高いメドック格付けで。
その中で、私的にコストパフォマンスと味わいのレベルがとっても高いと思う一本を。
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という訳で、ブラネール・デュクリュです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルは4隅に王冠が飾られたシックなモデル。
所有者の伯爵家の王冠が散らされているデザインです。ボトル写真だとめっちゃ撮りづらいですよ・・・
評価としては、そもそも「メドック格付け4級」という超がつくほど有名どころであり、定番であり試験対策に覚える方もいるでしょう。
「ワイン小説の登場ワイン」「91年の最新技術で、重力装置導入がフランス1早かった」というのがエピソードとしては秀逸かしら。
世間的には「忘れられがちなメドック4級」という事になっており、確かに全般的にエピソードラインは地味目です。
ただ、2000年以降のパーカーポイントは常に90点以上をキープし、グレートヴィンテージにわかりやすく95点近くを叩きだすという、非常に安定感のあるワインを現在作っているともされています。
地味なんですが、悪評は現在あまりないんですね。
今回表題に使った「サンジュリアンのライジングスター」という異名は・・・
なんと某大手メーカーがさらりと書いてました
一般的でないしジャンプ系厨二病的でオサレなので、個人的にワイン吹き出すほど笑いましたが、なんかお気に入り。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
1998年と2008年を試飲経験あり。今回は直近で呑んだ08年のノートです(ちなみに1998年も味わいは異なりますが同程度の評価を出したいです)。
色はギリギリ透けない黒紫。香りはカシスを筆頭としてベリー系の果実感がハッキリ見えています。
スミレっぽさなどもあります。全体的に香りは甘めで澄んだ印象がいい!
味わいはアタックが非常に涼やかで軽く、粘性の中庸さの見た目にしてはサッとしています。
タンニンは強めでカシスやチェリーの印象がクッキリ明確。
果実やその他要素はキッチリしています。
ほんのりスパイシーなウバ紅茶、ミルクチョコの甘みと渋みの後、アフターには極めて品のいいハーブミントが長く続きます。
エレガント系の代表的なワインに2008年はなっていて、新世界系やイタリアの同価格帯のワインに比べてはるかにサラッとした印象ですが、味わいのデータ量やアフターの心地いい高級感のある質感がグッド!
初めはとても軽い印象すら持ち合わせているので、じっくり呑みたい逸品。
口に含む度に面白くなるタイプで、あらゆる食事を華やかにしてくれるスタイルかな~


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コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
比較的値段設定が高い某社で6600円。これ、かなりお安いと思います。
正直なところ、私は結構サンジュリアン系しゅきぃぃぃというのもあるのですが・・・高級ワインというくくりの中では安心して買える品質でしょう。
多くの格付けの割に安いメドック格付け(デュルフォール・ヴィヴァンとか、カマンサックとか、クロワゼ・バージュとか・・・)と同様にコストパフォマンス系に分類しているんですが、大体が悪評もつきまとってい中、ブラネール・デュクリュに関しては「なんか地味やん」というのが最大の理由なような。
メドック格付けの実力、という視点でもバッチリでこのままライジングスターでいて欲しいワイナリーです。
プレゼントにも使えるレベルですが、派手さは無い通好み感はあるので、むしろ美味しいボルドーを呑みたいときに使いましょう。
あ、父の日であれば、コレはとってもいいですよ。「ブラネール」は名付けた人の祖母の父方の名前を敬意を持ってつけたというエピソード持ちなのです。

という訳で久々ですが長くなりました^^;
メドック格付けものは何かと「格付けであること」も考えた項目が必要だったりしますからね。
さておき。私的には自宅に何十万円もするセラーが買えたら、何本か買い置きしたいワイナリーのひとつなのでした。
医者と結婚するか・・・・・・(謎


| フランス | 02:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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オタク向けティスティング談話⑥ティスティング・ノート

うぇるかむ!
本日でこのシリーズも最終回です。
まさか連続更新になるとは・・・・・・いかがだったでしょうか?

さて。
前回から更に何をするか、というところで本日のテーマは

4kanjiru.jpg

です。

感じた事は、一般的には「心にとどめておく」のが大事です。
自分からはあまり言を発するのは得策ではなかったりします・・・ウンチクオジサンオバサンになっちゃいますからね~。
ただし、ワイン界隈は比較的「どうでしょう?」と尋ねられたりする機会が多かったりする酒種であったりします。
なので、そうやって聞かれた時には小学生よりはちょっと良く見えるぐらいのほうがいいかなぁと。

そしてもうちょっと発展して、ティスティングをノートする行為のポイントを出していきます。
これだけで、大分ワイン通に見える・・・かも?

■ティスティングは3つのPで出来ている
体が剣で出来ているように、ティスティング――味わうという行為の概ねの場合で――は大体3つのポイントが大事なんではないか、と私は考えています。
なので、これは完全に持論です。覚えてもしょうがないけど参考までに

・プロファイルのP
ぎがる

この場合のプロファイルは略歴です。
ワイン界隈であれば、「どこのワイナリーが作ったか」「誰のプロデュースか」「テロワールはどうだったか」「どこの畑なのか(国なのか、地位なのか)」「どんな名前か。どんなラベルか」「アルコール度数はいくつか」「どのぶどう品種をX%使っているか」「リゼルヴァ?クリアランサ?」「誰が評価したか」といったテクニカルデータですね。
この項目は完全に確定の部分のデータ面です。
ワインの場合「飲まなくてもわかる部分」と言い換えてもいいかもしれません。
アニオタ的には「まどか☆マギカは虚淵玄脚本うめてんてーキャラクター原案」というような部分。
こうした事項は話のベースとして重要であり、ノートする上でも「味わいの理由」として出ている事が多いので実はしっかりと把握しておく方が「好きなワインがわかる」という意味では近道です。
ただ、もっともウンチク感が強い部分なので、ここの部分ばかり覚えていても意味は持ちません。

・ポイントのP
エルヴィ

これは味わった時の「酸が強い」「タンニンがあまりない」「バニラフレーバーの味」「カシスとスミレの香り」と言ったようなまさに要点です。
これは味わった上でないと書けないポイントでとなっています。
本来的にはワイン専門用語としての味や香りの定義がある・・・のですが、それは一先ずは後回しでOKというのは先にも書きましたね。
ポイントの表現力、というのが一番大事でその如何によって文章でありながら味覚の記憶として定着します。
シンプルに最も難しいので、コレは経験が必要なのは否めません。
アニオタ的には「このシーンでのキメセリフに対して感じた要因全部」みたいな?同じセリフでもキャラによって厚みというか深みが違ってその「厚みとか深み」を如何に細かく要点が見いだせるか、ですね。

・ポエットのP
patesie.jpg

詩人のP。つまり「これはサグラダ・ファミリアのようなワインである」だとか「子供の頃の夕日と野っ原のような」みたいなモノです。
これは味わった時でないと書けないポエットで、ワイン界隈では何故か大変人気ジャンルだったりします。
これには後述しますがそういったスタイルの方が大御所にいたりするためなのですが・・・・・・
さておき。
ポエットは基本的には「アマチュア的」であり「意味のないコメント」というのがプロ界隈での一般化です。
何故ならば、それはかなり個人としての専門用語と化していて(例えば人によってサグラダ・ファミリアの印象は大きく異なる)本質的には全くワインとは結びつかないためです。
落とし穴として、ワイン界隈では男性的女性的というような表現があったりし、一歩そこから引きづられるとポエットと化します。というより初心者向け講座の本などで、ポエットするシーンは多いです。
プロ的にいくならば、ポエットは全くいれないべき項目といって良いかもしれません。
しかし、ポエットの最大の効果は「ワインに興味が無い、知らない人間にポイントを幾ら語ってもわからない反面、旨くポエットをすると興味を持ってもらえる可能性がある」というもの。
これに関しては、私は以前必ずアニメキャラなどに例えるという行為を、しばらく別件でやっていたことがありまして・・・・・・結果、ポエットは狭い範囲で興味を持たれやすくする反面、ポエットの言いたいことはまず相手には伝わらないという事がわかりました。


・・・・・・
以上、3つのPにより、特にワインティスティングは成り立ちます。
プロになるほど、ポイントが大きくまた濃く言い表す事が出来、逆にポエットが濃い程アマチュア度数があがります。

というのが基礎論ですが、実践する上では初めは好きなティスターの基本的なスタイルをパクるのがいいと思います(愚地克巳感
絵のジャンルも音楽ジャンルも基本は師をパクる事が最も効果があり、ティスティングに関しても師をパクるのをまずは数本やってみてください。

と言ったところで、サンプルがてらにティスティングコメントを紹介してみましょう。

・田崎真也
敬称略ごめんなさい^^;
言わずと知れたソムリエ世界選手権優勝者であり、ソムリエといえばこの人というか、ソムリエ協会の人だったりとかで、日本の最高権威の一人です。
ティスティングコメントはまさしくお手本的なプロ技。
古い本は比較的一般向けにかいていますがこちらのヴィノーテクからの抜粋されたコメントなどはまさにプロファイルとポイントの必要最低限を抑えたシンプルなコメントです。
今回、アマチュアの私との比較も兼ねてURL貼っておきますね
田崎真也版、チャールズ&チャールズのコメント
シンク版、チャールズ&チャールズのコメント

・ソムリエールの樹カナ他

漫画、ソムリエールはプロファイル度の重視率が非常に高い漫画です。
というより、エピソードの大半が基本的にはプロファイル(醸造家とか、そのワインの名前とか、エチケットとか)からくるものが多く、またかなり玄人ごのみなワイン感がある作品です。
主人公、樹カナが誰ソレに推奨するワインは大半が味わいよりもバックボーンにあるエピソードを優先している節があり、味わい中心の話になると結構小細工だとか温度管理の話が主体になったりします。
細かいティスティングの部分も田崎真也氏ばりにシンプルで明確、適切な印象を与え私的にワイン漫画といえばコレかなぁと。
若干初心者向けじゃないレベルの事をサラッとやってたりするのですが、サラッとやりすぎてて知らない人にとって面白いかどうか疑問が出る話も中には。

・神の雫のイッセーきゅん他

一方、とにかくひたすらにポエットを突っ走るのがこちら。
初期の頃こそ、ある程度のバランスをとってポエットしているんですが(それでも絵画例えなどが多く超ポエット)、最近になってはいよいよ
「これはブルゴーニュのとある生産者が少数だけ作ってる作品で・・・」「そんな事を言ってもワインを知らない彼女には伝わりませんよ」
「このワインには結構プラムとかのタンニンが強く感じられて・・・」「そんな話は聞きたくないから表現しなさい」などなど、ポエット以外を全否定するような傾向も見られる異端です。
作中でポエット正当説を押しに推すというより、そもそもストーリーの軸がポエットじいさんのポエムからワインを当てるという謎すぎる話です。
ワインギャグ漫画、としては秀逸でワインを探す為に奇行を繰り返すBBAハンターイッセーきゅんはワイン界隈屈指の萌えキャラでしょう。お・・・おお・・・・・・(目をつぶりながら

・ワイナート


日本国内で一番有名なワイン雑誌。
王国のカジュアル志向、リアルワインガイドのなんと無いアングラ感に比べてスタンダード。
ワイナート派、王国派、リアルワインガイド派みたいなのもギリギリレベルで存在し熱心な方もいらっしゃり。
最近、ワイノット?なるカジュアル志向・・・という名の胡散臭く喧嘩を売る雑誌も出ています。
立ち読み程度でいいとも思いますが、雑誌社のレベルというのは何となくわかるかも。
代表的なコメンテーターだったのはワイナート田中氏で、日本国内のポエット派の牽引者でした。
「ティスティングとは真善美である。凝縮、調和、品位、構造、余韻である(ドヤァ」
は調べてて一番ワロタでございます。

・ロバートパーカーやヒュー・ジョンソンやアントニオ・ガッローニなど
敬称略^^;
世界を動かしている評論家達のコメントは、抜粋されたものが良くワインの宣伝に使われていますね。
パーカーは言わずもがな、の世界最強にして「ワインの値段を決める男」のコメントです。
日本では部分を使いすぎていてキテレツコメントを残しているように見える向きもありますが、実際のところは田崎真也氏同様一定のシンプルさと程々にポエットがまじります。ヒュー・ジョンソンはよりプロファイルをつめてくる印象。
ただ、彼らは「~~年ごろが飲み頃だろう」という飲み頃コメントをしており、この判定は極めて難しくまた信憑性が一番あやしい部分ではないかなぁと。
英語がちゃんと読める方は参考にされるのがいいかと思います。

・ちなみに私
は、分類としては全部やっていて比較的ポエットが高いタイプです。
意識的にラベル・ストーリー枠がプロファイル、味わいをポイントと〆にポエット、コスパでそれらを金銭的に見ようって感じ~
上記作品たちぐらいにつよくなりたい(ドンッ


という訳で長くなりました、ティスティング特集もおしまいです。
くぅ^~疲れましたぁ^~
かなり長い文章になってしまいましたが、参考や興味をもっていただければなにより。
私自身の改ため復習も兼ねてやってみて逆にこの難しさを感じたぐらいでした。
オタッキーになる、というのも面白いものですよん。

ということで
―おしまい―

| コラム | 23:59 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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オタク向けティスティング談話⑤ようやく本番!味わうという事

うぇるかむ!
このオタク向けとも初心者向けとも言ってきたものの、今ひとつどこ向けかハッキリしないシリーズも5回目にしてようやく口の中にワインを含んでからの話になりました。
な、長い・・・

3aji.jpg

という事で、味わい方です。
そして毎度ですがイキナリ結論を書くと

美味しいのが一番!

です。はい。

味わいに関しても前回同様で、データ的に見る事ができます。
そしてそれがマニアックな楽しみ方であり、逆説的に初心者にはうっとおしい代物というのが事実です。
考えてお酒を飲む、というのこそがワインをオタク向けだ!としてるのが私の持論なんですが、そもそもオタクになるキッカケの前にこうしたマニアックさが「必要」だとされているのが日本のワイン情勢の悲しさかもしれません。

香りのパーツと同様に、味わいもまずは自身の感じたポイントを覚えておくのがいいかなと。
よくソムリエに「どんな味?」と尋ねられる人がワインバーやカウンターにいると見られるのですが、まずは自分の中で結論をつけてからそれの対抗論として出すほうが本質的には無難です。
・・・という文章は当ブログ他、ワイン関連の本などを真っ向否定する一文なのですがね・・・
味わいと香りは実のところ、自己や周囲などによって全く同じボトルでも大きく変わって感じられる事が多々あり、本来断定できない部分なのです(よって、当ブログや著名雑誌で人気なワインが激まずプンプン丸な事はしょっちゅう起こるぐらいに考えましょう)

しいて、ワインを飲む味わいの感じ方でよく言われるのは「アタック」と「アフター」でしょうか。
アタックは第一印象。アフターは飲んだ後の印象(主にその長さ)です。
味わい表現とか無視して、この2つぐらいは意識的に飲んでみると――これはワインに限らず――食べ物はより面白く感じられるでしょう。

美味しい、の後で「何故美味しいのか」を考えるのがワインティスティング(プロ除く)なので短絡的簡潔のみは良くはありませんが、ロジックとしてまず率直に「美味しいワイン」を自力で探してください。
いいから美味しいのを教えろ?私のオススメ?散々ブログに書いてるですよ~!

そして、美味しいの傾向がわかってくると自分の趣味のジャンルのワインがわかってきます。
なんとなく、自分がどこの国が~とかどの葡萄が~などが出てきます。
そこからがワイン好きのスタートと言っていいかなぁと。

前回同様、技術的なアドバイスとしては
ズズズとペッ
については書いておきましょうか。

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何かクッソキタナイ音を立ててうるさいんだよなぁ~
みたいなあの行為。
スワリングみたいな明確な言葉は私も知らなかったりするんですが、なんかやっている人が多い行動ですね。
あれも基本的にはスワリングと意図は変わりません。口の中で空気に触れさせる事で香りを広げる行為です。
その為に口全体に均一に広げる為にああいう音が鳴ってしまいます。
私は過剰だと思うので、音は立てずにワインを含んだ状態で口から吸って鼻に通したりはしています。
そうそう、レストランとか彼氏彼女がいるような席では絶対に行ってはなりません。それだけで減点!
海原雄山が「出て行けぇ!」とか言いながら走りこんできます。

また、ワインの場合は実のところ「口から吐き出す」という行為に正当性が認められます。
ワインの場合は喉越しという点があまり加味されない伝統があります。
特にプロのティスターになると一日の短い時間内に何種類も比較試飲する為、酔わないために吐き出すのは当然になってきます。
無論、喉越しや舌の奥の方まで感じるという意味ではワインは完全に飲むのがベストです。
なお、私は実のところ「吐き出したい」タイプです。
お酒自体にそれほど強い訳でないし、酔っぱらいたくてワインを飲んではいないので香りや味を複数楽しむならアルコールを入れたくないというのが正直なところだったりします。
なので、私の場合ボトル一本買った場合、半分以上は専用にビーカーを用意して出すようにしていたりします・・・・・・なお、ビーカーはマーロウのどでかプリンのものだったり^^;
そうしないと、時間経過してからの正確さが落ちるというか、2時間も3時間も起きてられないのです。
アルコールが弱い、という人にはオススメの戦法です。

というところで、今回はオシマイ。
なんと、香りよりも短く終わることとなりますが・・・有名な言葉に「ワインは香りが8割」でしたっけ?がありますしね。
今回の要点は
・香り同様味わいもまずは自己流に感じるべし
・その後に専門的な用語や知識をつければおk
・誰かに味の評価を聞くと、その評価に引っ張られる
・ズズズってするのは時と場所を考えよう。場所によっては正当
・同じく時と場所によってはワインを吹き出す行為は正当。


これでオシマイ?ではありません。
ここで終わってしまうとこのブログの存在はなくなってしまうのです。
どういうこと?という訳で

次回に続く

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オタク向けティスティング談話④最大要素?香りというスワリング

うぇるかむ!
ちょっと日が経ってしまいましたが、今回で4回目になります。
ワインを呑んでいると、この手の記事はすっかり後回しにしちゃいますね~

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という訳で、今回もかなりテキスト寄りな内容にどうしてもなってしまうんですが、しかしなるべく簡単に書きたいとおもいます。
専門用語(アロマとか、ブーケとか)は後でいいのです!(断言

という訳で、香り編なのですが、取り敢えず
「ワイン 香り 円グラフ」
とかでググってください。いきなりですがググって頂きたいのです。
すると、カリフォルニアのワイン大学考案の円グラフなどに行き着くと思います。
ワインからこういう香りがするよ!その時ワインはどういう状態だったりどういう味わいなのか諸々がわかるよ!
という話なんですね。
へぇ~、と思いながらラインナップをみてみると
「バター」「レモン」「グレープフルーツ」辺りはわかりそうな気がしますね。しかし・・・・・・
「フーゼル油」「燃えたマッチ」「ケロシン」「ネズミ」などは謎すぎるし嫌すぎます。
「ピーマン」辺りも嫌な感じがしますし、日本人には「アニス」辺りもイメージがすぐ浮かばないのではないでしょうか。
他にも調べれば「キューピー人形」「線香花火」「鉛筆」「鉄クギ(それも錆びてる)」「カブトムシ」などなどの表現が出てきます。

ですが、
取り敢えず無視していいです!

香りの言葉に関しては、有名大学が成分から分析して定義したりなどしており、正真正銘のワイン専門用語であり、知っているもの同士ではそれらの単語を用いる事で会話が成立します。
「ああ、ピーマンとグレープフルーツ主体だけど、結構オークが効いてるね。少し白粉感が強いかも。灯油感はない」
というと話が通じます(この場合は結構ガッチリと味わいを作るおそらくカリフォルア生産者のソーヴィニヨン・ブランだと推理できます)。
これはオタク界隈だったらそうですね・・・
「ああ、クール系だけどツッコミタイプで融通が効かないね。川澄の中でもかなり低めの声。ヒロインっぽくなくてOPではやったら強そうだけどカマセ感強いんだよなぁ」
ぐらいかしら(この場合はタイプムーンのFate作中キャラであるセイバーさん、それもゼロバージョンであることがわかります)
お互いの両面を知っている人でなければ、どちらか片方は呪文にしか見えないでしょう。

なので、香りのスタートはまずは直感でいいのです。

ワインを葡萄以外の別の香りに例えるというのが初めは不思議かもしれませんし、信じられないヘンテコに見えてかたっ苦しい・・・と多くの人が思っているかと思うのですが、
「香りを味わう」
という事を意識的に行うことで、ワインの世界観は大きく広がるのも事実(大学の専門学科があるんですから)。
いちごみたい!リンゴみたい!で初めはOK。まずは~~みたい!と小学生並の感想でいいのです。あ、アニメ系のロリ声で元気よくです(謎
段々と、「これはどういう香りって言えばいいんだろう?」に出会います。その時に初めてワイン用語でも眺めてみてくださいませ。

一点だけ、どうにも不快な香りがすると思ったらそれはワインが不良品な事もありますので注意。
色々な例え方をされる「ブショネの香り」「過熱からくる香り」などなど・・・これらをチェックする意味でも香りを感じるのは重要なのですが、コレも経験しないとわからない――文章ではわからせられない――ところなのでサラッと留意する程度に。

さて。
正直なところ香りについては「考えるな、感じるんだ」が一先ず優先、で初心者向けというのであれば終わるべきなんですが・・・

ここで「じゃあ、どうやって香りを感じるの?」となるかと。
香りの嗅ぎ方なんですが、所謂グラスに鼻を入れてみたり回したりする、あの通っぽいよーな動作ですね。
その中でも、今日はスワリングについては是非覚えておいてください。
ワイン飲み手的に、このスワリング動作でその飲み手のレベルがわかってしまいます。

スワリング、なんて格好良く言ってますがようするにグラスを回すあの動作です。
「あのってどの?」って人はユーチュヴで検索すると見られるでしょう。
調べてたらユーチュヴでリーデル社が今回の記事にぴったりな感じの動画があったので貼っておきますよん
(ただし後述しますが、あくまでも説明動画なのでリアルにはちょっとアカン!な部分があります)

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内回しにする理由は、外回しだと失敗した時に他人にかかりやすいからです。
細かい回し方についてはぶっちゃけ「勝手にしやがれ!」とセックスピストルズさんが言いそうなモノですが、これはグラスの持ち方や状況にもよりけりで、一記事作れちゃう話なので「さておき」します。

この動作の効果は「ワインを強制的に空気に触れさせる事で香りを立たせる」というのが概要。
なので、回す前と後では一応香りに違いが出るハズです。
もっと科学的に言うと酸化などと関連があります。
なので、やり過ぎない事と初めからやらないことが大事です。
ようするに、無理やり香りを引き出すテクニックですから、やり過ぎない事と何度もやらない事が大事だと言えるでしょう。
逆にいえば、行う事で香りや味わいの経過を早く見ることが(乱暴だけど)出来るとも。
めちゃくちゃ最近のヴィンテージでしかも香りがぜんぜんしないような赤ワインだったりする場合は、私はガツガツとスワリングをしてみたりすることはあります。
逆に古いワインだったり繊細系のワイン(色が見るからに薄い、透明度が高い、品種エトセトラ)の場合は行わないようにしましょう。
私の場合、ついついルーティンワークで初め飲む前と注がれて5口後にスワリングを5回転かける習慣があって大失敗した事もあります。

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この動作をよどみなく、スワリングのさいのグラスの回り方が綺麗かつしっかりとして意味をわかって口に含むまで至ると、「この人飲み手レベルたけぇ」となります。
意識の高い~ってヤツですね。
逆に即回しや暇になると回しているのが見られると、ワインに対しては詳しくなく会話好きだったりお酒ならOKだったり成金だったりします。
(ぶっちゃけ、どうやって飲むかなんてのは自由ですしワイワイ派のが正しいとすら私は思います。が、ワインバーとかって、話しかけたりかけられたりかけていたりする事が多いので並んだお客さんのレベルは自然と測ってしまいます)

とにかく覚えておいていただきたいのは
スワリングをワインが提供されてすぐに行うのはダメ、絶対
ついつい「ワインは回すもの」というイメージが先行しているんですが、提供即回しは「わかってない」感が半端ないので注意。

こんなところで今回は以上ですね。
つかれたもぉぉおん。
この手の記事はどうしても長くなってしまいます。うーん。
今回はまとめると、
・香りはまずは直感→ハマってから形式を覚えるでおk
・香りから明らかにヘンな香りがしたら注意
・グルグルとグラスを回すスワリング動作は自己流でいいから作法を作っちゃおう
・回す時は内回し、初めからやらない、やりすぎない


といった辺りで
次回に続く

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オタク向けティスティング談話③なんで見る必要があるんですか?(正論)

うぇるかむ!
という訳で、今回で3回目になりますこのシリーズ。
今回は

1iro.jpg

をもう少し詳しく見ていきます。
とはいえ、ワインに詳しくない方はとても疑問に思うであろうポイントですよね。
「どうして、グラスを傾けたりする必要があるのか」
「グラスが透明である必要性が何故あるのか」
というのは最もなポイントで、私もワインを飲み始める前までは、そもそもワインの色は白・赤・ロゼだと思っていました。
ただ、慣れてくると、ワインの色味だけである程度の味わいの傾向やヴィンテージがわかるという結構大事な要素なのです!
もっと言ってしまえば、色を見ないと「赤ワインと白ワインかを判別できなくなる」という現象すら引き起こせるのです。
例えると同じプリキュアでも「初代とハートキャッチとスマイルで差異がある」ぐらい判別ができます。

今回はあくまでも、初心者向け・・・と言いますか、私自身も初心者同然なのでかなりアバウトに書いていきます。

色の見た目から味の判別が出来る、というのはすっごく単純に
「葡萄の品種ごとに出やすい色が違う」
「年数が経過すると色がだんだんと変化してくる」
と考えてください。
例えば、ビックリマンシールだと思ってください。第X弾ごとにキャラクターのテーマがあったりしますよね。それが品種です。そして貼って放置するとだんだん日焼けなどで色が変色しますね。それがヴィンテージです(ウルトラアバウト)

一番明確にわかりやすいのは、チリやアルゼンチン辺り品種(カルメネール種やマルベック種)とブルゴーニュのピノ・ノワール種を同時に注いでいただければどちらがどちらかはまさに猿でもわかる部類でしょう。

さて。
色の見方ですが、良くソムリエだったりワイン通っぽい人がグラスを傾けているアレが色を見る方法です。

sokowomiru.jpg

基本的には自分の対局に倒すような形で見るのが普通ですが、まぁカジュアルにやるならお好きな様に。
なお、私は光の当て具合と某ワイン漫画の影響で下倒しした後に光に当てて↑で見る癖がついてしまっているのですが、ぶっちゃけやりすぎなんですよねぇ・・・

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何故、傾けるか。
それは水平のままだとわかりづらい為というのと「ワインの涙(ワインの脚)」を見る為です。
液体がグラス面について、それが水滴となり流れていく様子から、アルコール度数や糖度や粘性の具合がわかります・・・・・・
わ、わかります

ぐだぐだ書きましたが、基本的には「へぇー綺麗だなぁ」でOKです!
この見た目の良さもワインの魅力ですからね。

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慣れてくるとこんな風に品種差や年代の雰囲気を見ることが出来るようになる・・・のですが裏切ってくるワインも当然沢山ありますし、色でわかるのはあくまでも予測値です。
実測値は香りと味。色は一番、経験からの推測になるので特に経験がないモノに関しては逆に先入観にもなっちゃったりします。

冒頭で書きましたが、色がわからなくなる真っ黒なワイングラスというのもこの世にはあって、これを使うと冷やした薄めの赤ワインが白ワインと間違えることが出来るというアイテム。
お遊びであれば、それもいいかなぁとは思います。

普段の記事よりは、大分テキスト的と言いますか学習要素が強くなりました~。
実はこのパートが一番、どうしようか迷ってた部分だったり。
端的におさらいすると
・色からワインの味わいの傾向が判断出来る
・また、どれぐらい年数が経っているか識別できる
・ワインの涙からも情報が得られる
・何よりも見た目に綺麗なのでせっかくなら楽しんで


ってところで
次回に続く

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オタク向けティスティング談話②せっかくだから、ティスティングをするぜ!

うぇるかむ!
タイトルからしてクソゲー臭を感じたら、私と握手です。

今回は前回に続いて第二回目になります。
前回までで、パッケージというかゲーム内容まではわかっていただけたでしょうか?
ワイン通の多くは「君と出会うRPG」とか「時を超えるRPG」みたいな謎のロマンチックさを持っているワインオジサンが多かったりしますが、個人的には「キャラクター育成ソーシャルゲーム」に近いと思っています。

さておき。
今回は取扱説明書みたいなところです。
そう、あのうっすい数ページです。

率直に、ティスティングについての手順をまずは書きましょう。

1:注がれたワインの外観を楽しむ
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2:香りを楽しむ
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3:味を楽しむ
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4:感じる(口述したり書き記す必要はない)
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以上です。
これだけ書くと簡素なんですが、お茶の世界程にないにせよ多少の作法と言いますかセンス良く見えるコツはあるので注意が必要です。
最後は「感じる」と書きましたが、これを例えばブログ化したのが当サイトのティスティングノートである訳です。
またはワイン雑誌や評論家の批評になる訳で、極めて来ると言い方は悪いですがある程度の収入や知名度が出てくる辺りがワインティスティングと一般的ゲームとの最大の違いでしょうか?
プロのティスティングの結果は、味わいを表現しきるので飲まなくてもそのワインの推測が出来るレベルに至ります。
パーカー氏やその側近だったアントニオ・ガローニ氏やヒュー・ジョンソン氏やルロワ女史になると、定番レベルであればヴィンテージまで判別可能な記憶力を持ちます。

とはいえ
実働の手順でいえば3つ。随分簡単そうというか、大したことは書いてないように思うかなぁと。
じゃあ、せっかくだからティスティング体験しましょう!

と、言われて今すぐにワインを持ってたりする人は既に今回の内容なんて当たり前になっていると思いますので、今回はあくまでも
「お金が少ないしワイン飲みで無いオタクが体感出来る方法」
ですです。

やり方は単純で、同じサイズの中身が透けて見える透明なグラス2つと、別々の同種類の飲料を用意します。
そう、代理品ティスティングです

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グラスはガラス系で色がついていないもので出来れば全く同じものがいいでしょう。100円ショップあたりで買えるかなぁと。
飲料は例えば、コカコーラとペプシコーラでいいです。ペプシコーラとダイエットペプシでもいいかも。
ペプシバオバブとペプシキューカンバとかはやめてくださいね?
お茶などもいいかもしれません。「選ばれたのは綾鷹でした」みたいな遊び感覚でやってみてください。
普段別のお酒を楽しまれている方は、好きな種類のお酒二本でやっていいと思います。完全に利き酒ですね。
ただ、今回はワインティスティング風な話なので、陶器ではなく色がわかるグラスを使ってみてくださいませ。

用意が出来たら、早速2つのグラスに2つの飲料を注ぎましょう。
で、これを先の手順にのっとって見ていくわけです。

色を見てみてください。
香りはどんな匂いでしょうか?
どんな味わいがしますか?
それらを言葉や文章に起こす事が出来るでしょうか?
更に2つの飲料の差異を感じれましたか?
そして何より、この読み取りは楽しく出来ていますか?

ティスティング・ゲームとは概ねこんな感じ。
いかがでしょう?
「全然わからないし面白くないし堅苦しい」
と思った方は、ティスティングっぽい飲み方には向かない方。
「いつもと違って飲めた」「興味が出てきた」
方は是非是非、ティスティングの楽しさを今後も味わっていただきたいと思うわけです。

では、ワインの場合もっと突っ込んでどう見ていっているのか

というところで次回に続くです!

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