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中国ワインの恐ろしさ。ワインまでもパクリの文化? グレート・ウォール・カベルネ

うぇるかむ!
昨日はうっかり仕事終わりに寝てしまってこんな時間に起きました、うーむ。
さておき、今日はタイトルの通りでありまして・・・・・・

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グレート・ウォール・カベルネ
中国のワインであります・・・・・・

ラベル・ストーリー(最大5PT)

ついに当ブログでも中国ワインが!
という感じでありますが、今回のモノは「台北空港でのおみやげ品」でして、そんなに雑多でもないのかなーとは。
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こんな赤い袋に包んであります。
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カベルネ100%あのがしっかり書いてある。
当然日本のインポーターとかないのでモロに中国語。
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コルクは短めですが、一応コルク打ってるってな訳。自社マークのプリントもされてます。
ボトルの色が緑なあたり、まぁ安い感じしちゃいますけどネ。
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イマドキィッ!

グレートウォールは北京の超大手ワイナリ。
長城ワインとして日本では知られている、万里の長城などと言い切る中国2大巨塔のワイナリです。
中国としては張裕(チャンユー)ワイナリとの双璧で実は「世界の最も販売量が多かったワイナリのランキング」においては常連。年度にもよりますが、ベリンジャーやモンダヴィやサターホームやガロといったアメリカ勢、カンガルー野郎ことイエローテイルやハーディーズといったオーストラリアの量産品、チリのコンチャ・イ・トロなどなどより上の販売量だったりします。
サラッと書きましたけど、相当じゃありません?
長城の方は北京オリンピックや首脳会談などでも使われているそう・・・・・・なんですけど、今回のモノはそれらレセプションにも使える「最高級」ではなく、「高級」程度。一応100%カベルネっぽい?
そんなワイナリの(ちょっと怪しい感じもする)アイテムでありますが実際どうなのか。中国製品と聞くと良くないイメージを抱きやすいジャップでありますが、これは・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥(ただしボルドーっぽさを評価するなら+♥)
ボルドー金賞受賞味
良い意味でも悪い意味でもボルドー低価格の味がします。びっくりした。
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色はそこそこに強いクリムゾンレッド。
香りから結構ケモノ香がするのと、果実のかんじがほんのり程度でカシス感少々といった具合・・・・・・
この香りの段階で妙にガッチリしていてかつ少しスモーキーなタバコ感がある苦そうなのも含め、ものすごーく「ボルドーの金賞受賞系および低価格ボルドー感が強い」んです。
香りからしてそうなのですが、味わいは更にそうした要素が多く感じられます。
妙に苦く、ケモノ感が多く、その割に果実感は薄めであり口当たりも比較的水っぽい。
しかし、そうした苦さやタニックさも強くはないので、低価格ボルドーだと見ればそれなりに味は出ており(ひどいのは本当にシロップ感多すぎたりとかくチープなので)2000円程度のボルドーだと思えば妥当な気がしてしまう・・・・・・
とことんまでボルドーっぽいを追求したような、まさに「パチモノボルドー」なのです。
チリやイタリアや南アフリカだともっと果実が濃くなるし、オージーやカリフォルニアだと甘さが強まり、日本だとナチュラルに作ろうとするか量産のジュースっぽいものになる。何より果実の感覚がすごくボルドーを呑んだ時を思い起こさせるのです。
当ブログは低価格ボルドーは最低評価を出しがちで言ってしまえば苦手ジャンルなのですが、その方向性とは非常に似たものになっています。
中国は今もまだまだボルドーが最高とされている国なので、この味わいの方向性にも凄く納得がいきますし、やりたいことやれている感じがするのが凄く恐ろしい

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥(純粋には)
コスパという観点から見た時には、2000円でボルドーの同価格帯クラスですし、なんか薬品使ってないか?みたいな不衛生さも少々感じはしますから低いと思いまス。
他の旨安探した方がいいでしょう。ただ、参考にはなりますしワインをよく飲んでいるワインマニアほど衝撃を受けるので、モノは試しってな人は是非。
とにかくボルドー風な事は強い衝撃を与える事間違いないので、もしも手に入ったらブラインドとかするともっと衝撃をうけるでしょう。
ただ、いずれにしても今のところはそういう「マニア用」かな。美味しさだけ求める人には不向き。
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というわけで、グレートウォールこと長城よりカベルネでした。
面白いかどうか、で言えば「初めて呑むなら参考になる」んだと思います。中国でこれを作っているのは、日本のワイナリはもっと驚異だと思っていいと思う。
いろんな技術などなどが日本は中国や韓国にパクられてきたと思うのですが、ワインではフランスをパクってる。となるとフランス味が好きな人達はヴァン・ナチュール思考の日本ワインよりチャイナワインに目を向ける可能性があるのでは?とすら思ってしまいます。
いやはや、恐ろしや中国4000年

ネットショップでは更に低価格版が買えます。でも、本質はもしかするとちょっと高めのレンジかもしれない。
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このリンクで何が言いたいかはお酒呑める世代なら分かるよネ?


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