オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

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マグロ、ご期待ください?イタリア版マルチホワイト、その実力とは? クストーザ・スーペリオーレ ・カ・デル・マーグロ・モンテ・デル・フラ

うぇるかむ!
ワシントンで何かもうちょいやろっかなーとも思ったのですが、ちょっとここでQK!
ふと、いきなり暑くなりすぎているTOKYOの気温に合わせてこんなので。

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クストーザ・スーペリオーレ カ・デル・マーグロモンテ・デル・フラ2013
実はちょいちょい前に呑んでたやつなのですがネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルそのものはどちらかというとヨーロッパのそれも低価格らしい感じでしょうか。フォントの揃えとかは悪くない感じ。
ただまぁ、デザインとしてはふつーの域でしょう。
あ、そうそう、マグロは全然関係ないゾ。

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裏も普通め。

造り手は1958年からヴェネト州クストーザ地区で家族経営をしています。
ボノミ家による運営で地区では最大規模の大きさで、この地区名を関した今回のワインはガンベロ・ロッソ誌のトレビッキエリの常連!としてまぁ大々的に売れてます。
そうした経歴よりもこのワインに関してはぶどう品種が面白いかもしれません。ちょっとコピペしてきました。

「ガルガーネガ40%、トレッビアーノ・トスカーノ20%、インクローチョ・マンツォーニ15%、コルテーゼ10%、シャルドネ、リースリング・イタリコ、マルヴァジア10%、トカイ・フリウラーノ5%」

はい、というわけで、おそらくはブレンド比率というより土地に植わってる割合の羅列っぽいのですが、ガルガーネガを主体としたマルチブレンドであります。
一応これでもクストーザ・DOCというDOC認証が出てるってんだから驚き。ホントツカエネーニンショウダナ
さて、そんな独特なワインな訳ですが、それってどうなの?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(濃い目好きなら+♥)
うまけりゃよかろうなのだー感が凄い
かなりしっかりとしたタイプのソアヴェ・クラシコ・・・・・・の模倣。
というより、カリフォルニアのリースリング主体マルチとかと内容としては似てます。
ベースとなる一番配合値の高いブドウに合わせて、それを補う形で足し算で作られたアイテムですナ。

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色は年号の割にはしっかりした黄緑。
香りに洋なし感が最初から最後まで通しで出ている(しかしガムまではいかない)のは特徴的にガルガーネガなんですが、柑橘の要素もそこそこに強く。
ただ、ミックスジュースっぽさのがここは強いかしら。温度による変化が大きく出るタイプでたまにトロピカルフルーツ(温度があがると)出たりも。
味わいもベースはあくまでもガルガーネガで口当たりは軽く、梨っぽい瑞々しさとその蜜。
蜜部分がソアヴェ単体と違い、やっぱりどこか柑橘だったり杏が年号の割に入っています。
果実部分が強化されつつ、芯は曖昧ってな具合かな。濃いけどどっちつかず。
多少香りに比べると樽っぽさがあってまとめをしつつ、果実の要素を多めに残して引けていきます。
果実ベースが重たい印象なので、中間はしっかり味がしつつアフターの爽やか緑の果実(マスカット他)ってな具合でなんともイタリアらしい仕上げ方ではあるかと。
全体には良く出来た「白ワイン」であります。ただ、ガルガーネガが好き!という生粋の方には邪道に思えちゃっても仕方なし。
そういう層向けでない、カジュアルに甘々おねえちゃんなタイプ。白の豊満さもまた一興なのであるッス。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
2500円前後と別段ガルガーネガ(主体)全体としても安いとまではいかない価格なのはちょっと残念?
無名生産者を引くよりはずっと良いけれど、よりミネラルニュアンスがあるアイテムが買えたり有名生産者も充分選択肢に入っちゃうからなーという(ジーニもピエロパンもアンセルミもスアヴィアも買える)。
惜しい価格ではありますが、濃い目のパスタなんかにも使いやすいアイテムではありますし、どちらかというとあんまりテクニカルとか気にしてない人向けのテーブルアイテムかな。

というわけで、マグロ・・・・・・じゃなかったモンテ・デル・フラよりクストーザ・スーペリオーレのカ・デル・マーグロ2013でした。
ある意味で価格が適正な気もする、実にニュートラルな立ち位置のアイテムかなと。
ニュートラルすぎて他を買いがち(マルチブレンドってちょっと嫌煙されそうだし)なんでこういうレビューをするときに困るタイプであります。
しかしながら、マルチブレンドをしてもガルガーネガってちゃんと映えるんだなぁと思うと同時に「もっと他の国でも植わったら面白いことになりそう」と思っています。

年号が切り替わりつつあるようなので、必ず確認を。


渡哲也のご期待くださいDVDってないのな・・・・・・

| イタリア | 23:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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アンティノリのフランチャコルタ、低価格らしいボリュームの小品。 マルケーゼ・アンティノリ・フランチャコルタ・キュヴェ・ロワイヤルNV

うぇるかむ!
世間ではそういえば今日からゴールデンウィークって感じみたいですネ。ま、私にゃ関係ないんだけどナ
というわけで、じゃあなんか泡で更新した方がいいのかなーとか日和ってみまして。
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マルケーゼ・アンティノリ・フランチャコルタ・キュヴェ・ロワイヤルNV
定番になりそうであんまなってない感じのアイテムかしらん。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
イタリアのド大手であるアンティノリ、その詳細な説明はまぁ省かせていただくとして、名前にアンティノリ伯爵と名づけちゃうぐらい大胆なノリです。
ちなみにテヌータ・モンテニーザ名義。アンティノリは各所にワイナリを持ってるグループなんですが、モロにフランチャコルタ系であります。

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裏は日本用。

1999年から作られて始めているこのアンティノリによるフランチャコルタ。
その中でもNVの一番安いアイテムがこれで、シャルドネが殆どにピノ各種が10%ずつ程度という仕上がり。
瓶内二次が3年となっていて規定より長い!みたいなまぁ良くある宣伝文句があります。
なお、大々的に「日経のスパークリングワイン特集で5位でした!」と超思いっきりとりあげてレビュアーの名前まで羅列してたりするんですが・・・・・・


一位グラハムベックなんですよネ。ついでに二位も同モトックスインポーターのフランチャコルタっていう。
あんまり褒められた成績でないんですが、じゃあ実際どうなの?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥
甘さに寄った、「らしい」フランチャコルタスタイル
良くも悪くもフランチャコルタのベーシックな「ちょっとあったかい地域らしい甘味」がずばり出ているのです。
シャンパーニュとは別物。そういう率直なわかりやすいフランチャコルタとなっています。教科書的。

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色は黄色系ではあるもののちょっと薄め。泡はなかなか強め。
香りからして多めに甘味がありまして、あんず感などオレンジの小さい果実も含まれつつグレープフルーツが入るという。
その果実感が大きく出ており、その他の要素はあまり目立ちません(チョコ感とかない印象でした)
味わいもスタートからかなり甘さが目立つ感じで、少しドライフルーツチックですらあります。
最初から最後まで一貫してこの甘さが目立つ造りになっていまして、「食前酒に甘いお酒派」に向いてると言ってイイ程。
あんまり本格泡らしいドライさがない訳です。クレマンにあるスタイルって感じ。
雑味とか苦味とかはあまり感じさせずグレープフルーツと甘さで突っ走ります。
割りと甘味が引き立つ泡好きな私としても、ちょっとここまでくると甘みが多すぎるかなぁという具合。
というか、他があんまり引き立ってないんスよネ。
あまあまボディならなんでもよろしいって事でもないっちゅー事でひとつ。
なんというかこう、ボディバランスが明らかに悪いワンピースの女性キャラ風というか、超乳的な?

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥
3000円ちょいの泡、としてはしかしながらまぁ普通かなぁという次第。
無味乾燥なのとか苦いのが目立ちすぎるよりはずっと良いですし。ついでに箱もありますのでプレゼントには多少使える。
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すごいシンプル。白すぎて汚さないようには注意ネ。
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甘さがかなり大きかったので、ワイン慣れしてない人の方が楽しめるかもしれませんネ(こういうレビュー的観点で見ると甘味に振ったバランス感覚から評点が低くなりがち)
フランチャコルタの傾向把握としても、まぁありかなぁ・・・・・・どうせエノテカで買うならベッラヴィスタのが良いとも思うけど。
食前と食後向けの気軽なタイプ。

というわけで、アンティノリのフランチャコルタキュベロワイヤルでした。
こう、フランチャコルタ感ってこんな感じだったっけなぁと少し懐かしくなったのでした。
価格としてはベターなので、連休で暇してるボーイズ達にはいいかもねん。

定番ですが、本家エノテカで買うより安く買える店が多い(セールとかがあれば別だが)


胸がでかけりゃいいってもんじゃねーんだゾ!
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| イタリア | 22:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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スーパータスカンのセカンド?イタリアのシュヴァルブランによる「8割の不採用品」の品質とは。 レ・クーポレ・ディ・トリノーロ2013

うぇるかむ!
3月も続けてイタリアで幕をあけつつ、今週はデイリーアイテムでちょこちょこやろうかなと思っております。
え、この一発目はそんなにデイリーって価格でもないって・・・?うーむ。

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レ・クーポレ・ディ・トリノーロ
画像バグってないヨ!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
随分前にイタリアのシュヴァル・ブランとして紹介し、かつこのセカンドはどうなんだろう?とか言っておいてついぞ呑んでませんでしたが、ついに飲みましたん。
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裏はモトックスのシールしかなかったり。

というわけで、果実セレクションまたはバレルセレクションにより(この辺り混同された情報が日本で伝わってたりするから今回は未確定という事にしておきまス)、トップキュベと同様に作っておいて格落ちとされた8割の側がこのレ・クーポレ。
残り2割が本家になるわけですネ。


アンドレア・フランケッティの商売上手さがちょっと垣間見える気がしないでもないですナ、何せ殆ど売れ筋はこっちのレ・クーポレとなりかねないぐらい作ってる訳で、その上で「本元はもっと凄いんだぜ(ニヤリ」と出来ると。
別区画などではないようで、まさに「純然たるセカンド」扱いのアイテムとなっていますが、その実力は如何に?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(濃いめ好きなら+♥)
確かに息吹は感じるアイテム・・・
以前のトリノーロのイメージは「ナパっぽいカベルネ系アイテムっぽさ」を感じてたのですが、このアイテムも同様です。
フランっぽい印象よりジャミーさがたっぷり。

色は強めにクリムゾンレッド。
香りに紫果実赤果実と混同されたジャム。この果実のしっかり具合が特徴のワイナリといっていいでしょう。
ジャミーさが香りからギンギンにくるわけで、舌にのせてもそりゃもう!って感じなのでス。
全体にタフさがあり、若々しい印象で酸は多め。
紫果実がベースなものの赤果実っぽいチェリーな酸が妙に目立っており、それがアクセントとして効いています。
果実が強いものの、整いそのものはハッキリしているのは良い部分。・・・それと全体のバランスが良いかは別の話でありますが、それもタイミングで何とかなりそうな気がしました。
アフターは案外と本家よりもトスカーナっぽい軽やかなところがあり、力強い印象を爽やかに〆てくれるのはいいですネ。
スポーツ漫画っぽい部分がちょっとある、しかしアイドルな作品。推し方が強いのよネ。
なんだか初期のラブライブ!(アニメ)を思い出した。なぜだ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(本家と比べると+♥?)
税込みだと3500円超えちゃうかなーぐらいの内容。で、本家は上のリンクでもわかるとおり2万近くで推移している訳ですネ。
6倍の価値が本家で垣間見るのは、以前の印象からすると値段以上に時間や抜栓からのタイミングもろもろ考えると大変なので、方向性を確かめるにはこのレ・クーポレでも良いかなぁと思います。
レ・クーポレが好きになった人は、いつか本家も呑んでみてね!とちゃんと言えるのって凄い事で、某グイダ○ベルトとかはそう思ったこと一回も私はないのですヨ・・・・・・
ラベルの奇抜な雰囲気も含めて、ちょっと良い日のアイテムにもなるかなーとも思いますしデイリーにはちょっと濃い気もしますがいいんでは。

というわけで、レ・クーポレ・ディ・トリノーロ2013でした。
まっとうにセカンドワインをしているんだなぁと思いました。なにせ、私が本家を呑んだのって数年前だったんですが、ノートしておいた内容が改めて過去の記事を読んでいたら似てて更新しながらびっくりしちゃいました。
こういう時に、記録しておく事は大事だなぁ・・・と当初目的をふと思い返すのでありました。
丁度シーズン的にも、色々振り返りたい感じしますネ。

レア度は低め。ネット入手は容易なのでお好きなところで。


ついぞサンシャインは全く見なかったのであった・・・

| イタリア | 23:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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キャンティの王道と、イタリアンメルロの熟成とは如何なるものか一気見! カステッロ・ディ・アマよりキャンティ・クラシコ・リゼルヴァ2006(記念ボトルデザイン)とラッパリータ1986

うぇるかむ!
ここの所大手大御所イタリアでの連続投稿になっているので、せっかくだからここも選ぶぜ!てな感じで。

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カステッロ・ディ・アマ・ラッパリータ1986

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カステッロ・ディ・アマ・レゼルバ2006

同じワイナリのコンセプトが違うワインの30年前と10年前!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
どちらでも♥♥♥♥♥
キャンティ大御所。
それだけでもまぁ最大点になるかなーという具合なのですが、更に今回はアイテム自体がなかなかおもしろい事になってます。
カステロ・ディ・アマに関しては随分前に一挙をやってたり、またはグランセレツィオーネになったばかりのものもいただいたりしてまして割愛。
それぞれに関して書いてまいります。

ラッパリータ1986
アマにはベラヴィスタという畑があるんですが・・・あ、フランチャコルタじゃないヨ・・・その畑にはメルロも植わってまして、そのメルロ100%のアイテムがこちら。
どこぞの品評会でいわゆる「ペトリュスを超えた!」をやった元祖なんだそうな。むしろアマがここまで人気になったのもこのメルロの功績があったからとも。
で、そのデビューが1985年と言われてまして(デビュー=デビューヴィンテージではないだろうからもっと前の年号だろうけど)この86年はつまるところ現存しているであろうラッパリータの中でも最古クラスのアイテムとなっています。
アマの中では単一ヴィンヤードのキャンティ・クラシコ達と並ぶお値段の「裏本命」扱いのキャラ。

リゼルヴァ2006
こっちはいわゆる「通常版よりはちょっと良いリゼルヴァ版のキャンティクラシコ」ですネ。立場としては中途半端ポジションとも言う。
この2006年、オーナーかつ醸造家のマルコ・パランティ氏がアマに関わって25年という節目なんだそうで、記念ボトルになっているんですネ。
なので、奥さんからの感謝メッセージと記念ボトルになっています。

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直筆ではないヨ。
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裏だけはいつも通り?
いずれにしても、10年熟成となるキャンティ・クラシコ。

さて、久々のアマでございますがその実力や・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
リゼルヴァ2006:♥♥♥♥♥♥♥♥(飲むタイミングの問題?)
ラッパリータ:♥♥♥♥♥♥♥♥♥
流石の実力者か・・・・・・
どちらもそこそこ枯れな印象もありつつ、堅牢な感じがあるアイテム達でした。
リゼルヴァの方は結構底に近いところだったりで古酒底+そこんとこあんま管理してない感じだったからその分差し引いてもこのぐらいにくるのでやっぱり良く出来たワイナリなのだと思います。

リゼルヴァ
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25周年ボトルを撮ろうとして失敗するの図

色はチョコカラーになってまして、割りと澱もあったりしました。
香りにドライフラワー、バラっぽさはしっとりしていて一瞬バローロと勘違いしかねない土と花の印象です。
味わいも実に古酒的で、渋さが良く出ています。かなーりタニックなんですネ。紅茶をガッツリ抽出した印象。
僅かにキノコ感も出しつつ酸味と渋味が強くあり熟成感を感じさせるシロモノとなっています。
呑んだ時にアフターがキシキシする。
呑んだ時に「美味しい!」っていうより「うまみ・・・・・・」とか言いながら一息つくような。
やっぱりブシドーな感じはするんですよコレ。
若いココのキャンティにしても、こうしてある程度寝てるものでも、どこか剣豪的な力強さを感じます。
宮本武蔵の若いころと年取ってからの差?
こっちはまさに年取ってる方。

ラッパリータ1986
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実はこの2つ偶然にも「全く関係ない別の場所で抜栓されて」ました。偶然とは怖い。

色はオレンジがかったレッド。上記と違って澱とかは微塵も入ってない部分。
香りに赤果実の印象が強く、アセロラなども見られる程。紫の果実などはなく、全体にシンプルに果実感がしています。
味わいも研ぎ澄まされたタッチ。
熟成による梅、チェリーなど赤果実各種、そしてそれらが異様なほど口当たり滑らかにスムーズに入ってくるんですネ。
イタリアのメルロってここまでスラッとするんだー!?と驚いたアイテムだったりします。
のみ頃としては多少やり過ぎな感もしたのですが、極めて滑らかに口通りしていくメルロの本懐はバッチシ!
後腐れなく綺麗に澄んだワインといえるでしょう。芸術品と化した刀の域。少し小さめのネ。

両方共呑んで感じるのは、このワイナリの堅実すぎる作りです。
色々おもしろいアイテムも出しているのですが、マルコ氏の打ち出す方向性は基本的には共通してどこかしらで「切れ味」を私は感じます。
スパッて感じスパッって!と、長嶋茂雄みたいな解説でもいいんですがどういう事かというと、かなり余計な要素が削ぎ落とされているタイプ。
カリフォルニアだとスタッグス・リープがイメージに近いでしょうか。
一撃ですごい!とはなりにくいのだけど、通になるほど好きになりそうな品々。

コストパフォーマンス(最大5pt)
両方共コスパで測りづらい
通常リゼルバは8000円前後、ラッパリータは2万にもなるアイテム・・・なんですが、どちらもオールドヴィンテージですからコスパで云々言いづらいとっていいでしょう(特にラッパリータは無理)
ただ、どちらにしても一飲の価値はあるアイテムかなーと思います。キャンティ飲むなら一度はおいで、的なところがアマのキャンティには(好き嫌いあれど)あると思いますし、またはラッパリータは通常2万とちょっと高すぎながら好きな人がいるのはわかるアイテムかと。

というわけで、カステッロ・ディ・アマより2つのワインをお送りしました。
ラッパリータはイタリアメルロという超タスカン同様に「えー、スーパータスカンなんてしょせん流行りモノにのったやつよなー」などというレッテルは軽く打ち破れる熟成の魅力がありました。
リゼルヴァも良く出来たクラシカルなアイテムで、大手ですが流石の評価かなと思います。
奇しくもここ最近ENOTECA輸入がなされているあんまり地品種的でないイタリアの紹介となりましたが・・・・・・正直なところ(値段はさておくが)エノテカの輸入しているイタリアアイテムって個人的にフランスでの輸入アイテム以上に評価が良いことが多いと思います多分。
私自身も多少イタリアの国際品種は今のブームとは逆光したワンテンポ遅れた形になった過去の品・・・・・・と思うところがあったのですが過小評価だったと言わざるをえない。
イタリアの底力は地品種でみつつ、されど国際品種の質も高い土地であることを忘れてはならないのでス。

1年違いならなんとか・・・


おっと!?こっちが楽天で見つかるんかいびっくり!


刃牙の武蔵に未だに慣れない私。

| イタリア | 23:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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夢再び。ワードリームス2014

うぇるかむ!
なんと当ブログ久々に2連休でした。2日も更新しないのなんて、何時ぶりだろう・・・?
ということで、一昨日の予告?の通り

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ワードリームス2014
これもひっさびさですネ!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
なんと以前から文字が増えてたりします
第一回目は比較試飲で。
第二回目は単独で扱っているこのワイン。
リンク飛んでいただけるとわかるかと思いますが、これまで「・・・」だった部分が文字がちゃんと書かれるように。
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それにしても相変わらず凄いデザインだよネ。

ワイナリ詳細は上記リンクを見ていただくとしまして、早速内容にまいりましょう。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
私の白ワインの夢
つまり、理想的な白ワインだと思います。私にとっての白ワインの基準として根強くあったんだなぁと久々に呑んで感じました。
新モノシャルドネとして文句なし!

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キャップ部分も変更あったみたいで可愛く。それと、写っている3つのワインの中では恐らく一番濃いのはワードリームスかも(ペトラも赤としてだいぶ濃かったけど)

色は黄色さが強くあり、新モノらしいカラー。
香りに柑橘がとてもシャープでグレープフルーツスカッシュっぽさがあります。それからバニラっぽさがほのかに。
香りが勝手に立ちのぼってくるのがいいですネ、オーラ全快!
味わいも樽ドネ感はアタックからありつつ、すぐにフワッと浮遊するような抜けがあるのが特徴。
グレープの果実感はクッキリと話軸があり、同時にとても酸味にキレがあってシャッキリしている・・・・・・んですが、アフターも長くてしっかりとあとからやってくるバニラっぽさがまどろみを産みます。
その余韻の良さが最終的に心地良い。
以前2012の時に「塩っけが上がった」というように書いてましたが、今回は更に上がった気がしました。現代的にブラッシュアップをかけてるのかな。ちょっとだけアシリティコ(サントリーニ白)なミネラルすら。
スッキリとした印象を、あとから包み込んでいく具合がとても魅力的でシャルドネの持ち味を活かしたお見事なアイテム。
まさに夢をみるような・・・・・・そういうイメージがちゃんと出てくるのが毎度ですがグッド。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(安く買える可能性も?)
市場価格が6800~8500円と妙に安定してません。
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相変わらずエノテカだからネ。その分流通はとてもしているのですが、この辺りはお店のお好みで購入してくださいまし。
個人的には新モノシャルドネのベンチマークってな感じで、最高峰とはこういうことだー!的な位置にあるなぁと思っておりますが、年々あがってる塩味に関しては好みが割れるかもしれません。
また、イタリアチックか?というとそもそもフリウリ・ヴェネツィア・ジューリアだしモダン造りの典型例なのでそういう向きでもないかも。
味としては強めの白ワインを探しているなら、一度お試しアレ。

というわけで、ワー・ドリームス2014でした。
めっちゃくちゃ久々でしたが、これは以前からのイメージとあまり変わらず安定して美味しいアイテムでしたネ。
ENOTECA仕入れの白ワインの中でも抜きん出てオススメの逸品として、NO ENDでしたとさ。

安いとギリギリ6000円台っぽいですが、ほぼお好みで買うべき範囲かなー。


夢の世界へようこそ

| イタリア | 02:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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