オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

≫ EDIT

これがボルドー・シューペリルーの最大値か?名前も何だか並外れてるらしいゾ エクシミウス・ド・シャトー・ラヴィル2014

うぇるかむ!
ボルドーの低価格で最近更新してまいりましたが、一区切りに「完璧に馬の骨寄りの実績や来歴のアイテム」という地雷感満載なアイテムで。

20170424125349cb8.jpg
エクシミウス・ド・シャトー・ラヴィル2014
みよ、この何奴?って感じのアイテムを・・・・・・

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥(なんか名前的に+♥?)
エクシミウス=素晴らしく並外れた、という意味なんですが、それ自分で名乗っちゃう!?ぐらいの感じ。
なんかその度胸レベルとかで追加点でございます。
因みに、裏ラベルはENOTECAシールしかなし!

造り手はシャトー・ラヴィルというところで、その中でも古樹が多いフラッグシップがこのエクシミウスです。
以上。
・・・・・・そう、他に書く要素が殆どありません。
著名人のコンサルや所有でもなく、ダメ金も1つぐらいしか取っておらず、メルロ100%という如何にも量産産地らしい思い切りの良さで、ENOTECAのバイヤーが気に入って仕入れた程度の情報しかありません。
という、超怪しい下っ端ワインなんでありますが、それってちゃんと美味しいん?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
あれ、意外とちゃんと美味しいん!
驚いた事に、割りと悪くないボルドーっぽさとそこそこの飲みやすさのワインとなっていました。
テーブルワインとしては非常に丁度いい所に収まっている印象です。ボルドーとしてはそれなりな質かも。
20170424125404345.jpg
色がまず透けがほぼないクリムゾンレッド。
超がつくほど新モノボルドーだともっと薄いのも良く見られるものですがこれならまぁまぁ次第点?
香りにカシス感がそこそこ強めにありミルキーなタッチも大柄ですが見られるのも特徴かな。
香りのタッチはどっちかというと、カリフォルニアに近いかも・・・・・・そういうボルドーチックさが薄いちょっと作ってある感じのボリュームです。
それでいて、甘いタッチは控えめな点はいいところ。
香りに比べると味わいはちょっとシンプルすぎるというかボリュームはやっぱり控えめになっちゃうかなーという所ではあります。
果実感が前面に出ており、それからミルキーな新モノらしさが多く出て、これから盛り上がるかな?というところでやっぱりアフターが弱いという。
ボディが結局のところ弱いんスよね、この香りの印象からすると。
しかしながら口当たりから最後までそこそこに滑らかで雑味なく仕上げてある点はいい所。
最終的にはボルドーの薄さを感じさせられはしますが、フードフレンドリーではあるかと。
ここ数日の中ではバランスはイイアイテム。
控えめおとなしい凡庸なモブキャラ感あふるる、なんともボルドー的な地味っ子ですがそれなりにヒロイン格は備えているような。
名前付きモブぐらいの立ち位置?

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
通常価格2200円と2000円超えてしまってましてちょっち微妙?とも思いますがまぁセールとかが入ったらもっとお得感があがるかな?
ボルドーとしてはそつなくこなされているワインだと思います。というか、意外と気難しいしそのそつなくも出来てないワインが多い訳で・・・・・・そんな中ではおすすめ出来る部類?かなという印象です。
エクシミウスという名前ほどの素晴らしさはないけど、まぁテーブルワインとしては充分かもしれないという。
ボルドーらしさという意味では、メルロを試したいという初心者やティスティング勉強にも○。

というわけで、エクシミウス・ド・シャトーラヴィル2014でした。
悪くないも良くもないぐらいの立ち位置っちゃー立ち位置でございますが、しかしながらもっと薄々だと思っていたものだから予想よりずっと良かったという品。
このエントリーをはてなブックマークに追加
これが1500円ちょいぐらいまで下がるとかなり良い感じではあるのですが・・・・・・まぁ、セールに期待って所ですかネ。


驚いた事にラブライブ!の神モブって商品展開全然全くさっぱりカードゲームすらなかったのか・・・
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ラブライブ!TVアニメオフィシャルBOOK [ 電撃G’sマガジン編集部 ]
価格:2160円(税込、送料無料) (2017/4/24時点)


| フランス | 13:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

今度はデュクリュ・ボーカイユの所有なリストラック産、非常に惜しい印象? シャトー・フルカ・ボリー2012

うぇるかむ!
昨日はパルメ関係のメゾン・シシェルのアイテムでしたが、今日はデュクリュ・ボーカイユ系のボリー家の所有の安メドック。

20170423125304add.jpg
シャトー・フルカ・ボリー2012
何とも派手なラベル!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(ボルドーにしては派手なので+♥?)
めっちゃ派手な、ありそうで意外とない真っ赤な下地のラベルとなっています。
既に書いちゃいましたが、ボリー家によるアイテムです。デュクリュ・ボーカイユは結構好きなんですよネ私。


ただ今回のは前回のものとは違ってリストラック・メドックのシャトーもの(つまり一応自社ブドウオンリーかつリストラック地区までは絞ってある)という感じ。
20170423125356ead.jpg

ラベルが派手なのでこれもエノテカ限定・・・・・・ではどうやらないようで、ボリー家がかなり最近になって買ったワイナリなようです。
この前のヴィンテージ2011ではアドヴォケイト85点という微妙な数字を取りつつ
「論争になりそうなラベルだけど、活気に満ちたドラマチックなエチケットデザインで、ボルドー伝統をブレイクするには良いと思う、ワイはめっちゃ好き!」
「リストラックの中では上位の満足さ」
というような評価になっています。(誰の評価かまではちょっと不明)
さておき、では実際にどんなものかと言いますと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(ただし呑むタイミングで反動あり)
酸、強くない!?
ちょっと驚くほど酸が強く、いくら中盤以下とはいえこの年号のアイテムとしては異様といっていい酸っぱさを最初に感じたんですネ。
そのままだったら掲載見送りも考えねばって感じでしたが、ちょっと時間をとってあげるとそこそこ甘味も出るようになってくれて悪くない状態に。
20170423125406d4c.jpg
↑で撮りきれなかった部分も派手です。

色は結構紫目で透けもあまりない紫黒系カラー。かなり濃い目な雰囲気なのは新モノとして好印象。
香りに酸が既にこれでもかと立っているのはポイントというか面白い部分?
ケモノやチョコと同時に果実酸が香りからしてしっかりと感じられるんですネ。梅っぽくはあまりないのに酸が高い、と。
味わいもボルドーとしてはパワータイプの風味があり、上述した要素・・・つまり酸味が主体となったワイン。
赤果実と紫果実両方の酸(ただ明確な果実の指定はしづらい)、そこに少し苦味やらタニックさが出るんですが基本はこの果実のお酢パワー!みたいなタッチ。
時間が経つと甘味があとから追ってやってくるようになり、ここからが本領発揮ですネ。
何れにしても、酸が強いのは果実のありようからかなぁと思うので2012年という対して良くもないヴィンテージにおいてこのしっかりさなのは面白いかなーと思います。
ボルドーとしては果実のパワーがしっかりあって悪くはないなぁ、と思ってたらどうやら地区では最古級古樹使用らしい。なるほど。
多分、もっと美味しく飲めるタイミングがあったのだろうし、グレート・ヴィンテージは結構楽しめる内容が出てきそうと予感させる「惜しいワイン」な感じでした。
まぁ、これもまた本家のバランスとは全く違う(っていうかバランス感でいえば悪い方の部類)アイテムではあるので格安デュクリュとしては呑めないのはわかっての通りデス。
なんというか、小生意気めな少女よりキャラ。釘宮理恵が得意としてそうな感じ。あ、違うな、昨日(今日?)「エロマンガ先生」なるアニメを見てたんですがそこに出てくる金髪のイキったメンヘラに似てる。
私はそんなにツンツンされてたり個性を通り越して異様なのは好きでもないのですが・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
価格が2011で2500円アンダーでして、ENOTECAのボルドーとしては安値寄り。
または、流石にこのぐらいは出すと馬の骨寄りボルドーでも個性をちゃんと個性として見いだせるかなぁという印象。
3000円超えちゃったら他のもの買いますが、まあセールとか含めて2000円前後ならそれなりに面白い部類なのでは?という。
アドヴォケイトで特筆されるラベルもあって、一目に面白いアイテムだと思います。テーブルワインで出すにも予め棚に飾っておいた方がいい部類。
自宅で飲めるなら、これもまたちょっと捻くれたところがあるので、上手くタイミングと料理で調節してあげて。

というわけで、フルカ・ボリー2012でした。
非常にアクの強いワインだなぁという印象で、本家やブラネールに見られる淡麗な貴公子的な所は皆無(それに憧れてそうではある)。
こうも作りが違うというのも面白いかなぁと思うのでしタ。

ちなみにネット上では売ってない?というかコレから売出なのかも。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

[2011] シャトー・フルカ・ボリー 750ml 【正規品】 Ch.Fourcas Borie
価格:2376円(税込、送料別) (2017/4/23時点)



正直、来週からは見ないつもりだけど・・・・・・(グラブルのついでに見ちゃってる)
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

エロマンガ先生(2)【電子書籍】[ rin ]
価格:616円 (2017/4/23時点)



このエントリーをはてなブックマークに追加

| フランス | 13:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

あのパルメが所有?グラブルっぽいというかなんか色々混ざったテーブルボルドー ラ・シャペル・デ・シュヴァリエ2014

うぇるかむ!
カリフォルニアでボチボチやっていて、ふと「しかしながら、ボルドーってどうなんだろ実際」と思いましたので、ちょっと最近改めて
「雑多なボルドー」
を少し呑んで見ることにしました。
と、言っても例えば「金賞受賞ワイン!」などという馬の骨にはどーにも興味も出ないので、せめて「著名どころの関係者」にはしようかと。

201704212022563fa.jpg
ラ・シャペル・デ・シュヴァリエ2014
この表面だけで「どこ系列か」がわかったらよっぽど察しが良いか呑んだことある方ですナ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
えー、ドメーヌシュヴァリエ系ではなく、実はパルメの系列。シシェル家が持っているワイナリです。
黒にお家というラベルの雰囲気でお察しいただければって感じなんでしょうかネ。
正直、パルメの名前でもなければ、私も特段買わないかなぁと。
20170421202329279.jpg

作っているのはド大手であるメゾン・シシェル。パルメの所有者であり、大きく復興に貢献していらい一大大手としてネゴスもののブランドや所有シャトーからワインを出しているって訳。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

シリウス・ルージュ [2014] <赤> <ワイン/ボルドー>
価格:1944円(税込、送料別) (2017/4/22時点)



これなんかも作ってます。
っていうか、これとほぼ同じ?
というのも、今回のワイン、KALDI専売らしく日本のメゾン・シシェルの公式サイトにも掲載がないぐらいなんですナ。
あ、だからわざわざパルメに似せて・・・・・・購買戦略としてはまぁ、うん、ありよね・・・・・・
そういう訳で、思いっきり怪しいぐらいに馬の骨寄り(とはいえ、それでもなお謎金賞ワインよりはマシ)なアイテムなんでありますが、その実力は・・・?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥
うむ、こんな味だよナぁ!
そうそう、こんな味でしたっけボルドーの安いのってという具合。良くも悪くもボルドールージュであります。
案外と苦味が強く獣感がヘタなチリやら南アフリカよりあるっていう。
201704212024065c7.jpg
ソシャゲしながら呑むにはまぁこんなもんですナ。

色は赤みが強く割りと透けるレッド。この段階で薄そうな感じはあり、香りもまぁ定番。
そう、赤果実がちょっと多めでカシスや紫果実の要素が意外と低いんですよネ。
その分苦味がヘンに香りからも感じられるという。
それでもこのワイン、多少ちゃんとカシスがありメルロが多い新しいボルドーとしてはまぁしっかり気味。
味わいも、全体に若いメルロっぽくかつそれを薄くしたタッチ。
始めが特に「抜けて感じられる」という辺りがらしく、なめらかな舌触りというよりはなんだか味にフックがない訳です。
それから後を追う形で果実・・・・・・の前にちょっと苦味が出ちゃう点が低評価の理由。
獣要素などを抑える果実部分が弱い訳です。最後まで全体に薄みのままフィニッシュしますが、そうした訳でバランスもあんまり良くない。
ちなみに二日目の方が多少甘味が出るようにはなっていまして、その意味でもタイミングがヘンに難しかったりします。
苦強い要素がやわらいで飲みやすくなっているのであって、美味しくなっているっていうまでの雰囲気にもなく・・・・・・
パルメ本家には程遠いのはわかりきってましたが、しかしながらボルドー馬の骨としてはそれでもまだ良い部類な気がします。
ほんと、水っぽいばっかりなの多いからなぁ・・・・・・
そういったわけで、中途半端なケモノキャラ感。けもフレが売れたからって獣耳キャラがまた強くなるって事じゃねーのよっと。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥(少しでも安く買おう)
1700円のボルドーなので、まぁこんなものかという所の味ではあります。
ありますが・・・・・・うん、まぁそれならクラレットスタイルにこだわらなければローヌなり買えばよし、クラレットでも他国の低価格を見渡せばもっと面白いよなぁという。
どーしてもボルドーが飲みたい!指が折れるまで!指が折れるまで!!という猛者はどうぞ。
カルディで売ってるので入手は容易な点は利点ですからネ。これをなるべく美味しく呑むっていうのはある意味訓練になります。

というわけで、ラ・シャペル・デ・シュヴァリエ2014でした。
典型的に初心者におすすめしたくない低価格です。というのも、それぐらい呑むタイミングによってはバランスが悪いボルドーの悪例が出るから。
と、同時に、温度管理や料理との合わせ方次第ではそこそこに飲めるだけの要素は流石に要領よく抑えてはあるワインです。
これを使いこなすのはよっぽどの通。私も自信は・・・ないなぁ。挑戦心がある方は色々遊んでみてネ。

カルディオリジナルとは知らなかった・・・


最近はシュヴァリエっていうともっぱらこのヤンデレが思い浮かぶッス・・・・・・


このエントリーをはてなブックマークに追加

| フランス | 22:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

マルゴーが原点?低価格カリフォルニアとしてはスマートでフレンドリーなカベ。 ウェンテ・サウザンヒルズ・カベルネ2013

うぇるかむ!
もう真っ昼間から「コマンドー」がやってて、浅田真央の引退会見よりよっぽどネットで盛り上がってたのも去る昔・・・・・・
で、今日はそんな時に私が呑んでたワインであります。

20170420235747213.jpg
ウェンテ・サウザンヒルズ・カベルネ2013
アメリカ大手かつ超古参のカベです・・・・・・でもちょっとマイナーなんですけどネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルそのものは実にまぁテーブルライクな感じでしょうか。高級感は少なくとも、ない。
2017042023580095c.jpg
裏もとにかく普通。

造り手であるウェンテは「アメリカのシャルドネ種にとって最も重要なワイナリ」です。
というのも、1883年にドイツ移民のウェンテ氏が開業して以来130年ちょいの歴史のあるワイナリで、かつアメリカのシャルドネの相当量がこのワイナリ発祥のクローンとされているから。
1940年台の禁酒法時代にも絶滅せず、禁酒法終了後に各地にシャルドネの樹を分配した経緯があるんですネ。
今だに80%ぐらい、特に古樹といっていいぐらいのものに至ってはほぼほぼこの「ウェンテ・クローン(オールド・ウェンテ含む)」がというルーツを持っているんですナ。キスラーもピーターマイケルもコングスガードも大体ここのクローンな訳。
ついでに、ナイトハーベストやらヴァラエタル表記の先駆けであったり、一大企業的なゴルフ上やレストランやコンサートの開催といったアメリカンな運営をしているのも特徴。
ムルソーやコルトン・シャルルマーニュルイ・ラトゥールの苗木も含む意外といいところのクローンで結果的にアメリカのシャルドネに樹の部分から多大な貢献をしたワイナリ・・・・・・
と!言うのは!シャルドネの話!!
なので、ほとんどの栄誉はシャルドネ側。最初に大手だけどマイナー気味としたのその為。
あくまでも歴史的価値はシャルドネにあるのですがSBやカベルネもやっているって訳(カベルネに至ってはスペシャルキュベとして1万円超えるものがあるほど)
で、今回のカベルネはその中では低価格めの方(しかしヴィンヤーズ・セレクションでありエステートものである)のアイテムですが、一応ここの元木は「マルゴーから持ってきた」というマルゴークローン系。
リヴァモアヴァレーというドマイナーというか日本では選択肢がこのウェンテとストニーリッジぐらいしかないぐらいだったりするサンフランシスコ周辺のAVAです(内陸のセントラルバレーと海沿いの最高なピノ作ってるセントラルコースト周辺の間ぐらいの場所かな)
売ってたお店で「オーパス・ワンでなくてこれで充分!」とかいうクソ舐めた宣伝で売ってあったのには内心久々にキレちまったよ・・・屋上へ行こうぜ・・・・・・的なアトモスフィアにもなりましたが、実際どうであったか?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(カリフォルニアカベとしては+♥)
うぉ、これそこそこ綺麗に広がるじゃん!
正直、結構良かったッス。良い年である2013年だからこそなのかもしれませんが、毎年このレベルがキープされてるなら普通にテーブルとして買いたい。
なぜなら、アメリカ低価格寄りにありがちなダサい甘味は少なく、下のほうの産地らしい綺麗なまとまりのが大きいからです。
201704202358176f7.jpg
正直、もっと筋肉ムキムキマッチョマンのワインだと思ってたら、端的に綺麗でびっくりした。

色はパープルよりですがまぁクリムゾンレッド。そんなに濃くはありません。
香りは割りと果実要素の方が大きめで、ミルキーなタッチも程々に。
カシス&ミルクな雰囲気はまさしくナパカベとかにもある要素ですネ。
ただ、そこまで迫力がありすぎたり砂糖菓子っぽさがヘンに主張してきたりって事がないのがこのワインの良い所(同時に多少こもっていると言えなくもない。それと砂糖っぽさがないわけではない)。
味わいも意外なほどスラッとナパカベ、いやソノマカベ寄りかな?そんな具合の程よい濃さとタッチの良さがあります。
果実要素がベースでカシス、黒チェリーな部分がちゃんと感じられ、酸味部分が結構いい具合に出ているんですネ。
果実ベースからミルキーな要素がサーッとかけられてく印象。
その上で、全体に落ち着いていまして、そこから派手にジャミーになったりはせずにそのままストイックに〆。
無論、例えばオーパス・ワンに比べれば全てにおいて劣っている訳でありますが、意外なほど「上位のカリフォルニアカベルネに通づるまとまりの良さ」はあるように感じました。
全然ナパでもなんでもないのにネ。ヘタクソなナパAVAよりはよっぽど品がよろしい。
あくまでも小規模ですが、名門のメイドさんって具合を感じさせてくれるのがグッド。
イメージとしては来客として一時間ぐらいサクッとそのサービスを受けるって具合のライトさ。
ナパのPP100点クラスだと朝から晩まで毎日お世話してくれるってなる訳。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
2500円アンダーのカリフォルニアの決定版かも
この2013年に関しては、カリフォルニア・カベルネを低価格で楽しむという意味では文句なしであります。
輸出に熱心な大手ながら、他の大手の同価格よりクオリティは高いとすら思いました。
その最大の要因はシロップめいたやっすい甘さが低く抑えられている点。
あくまでもテーブルライクなカジュアルカベルネですけれども、今現在でカリフォルニアカベルネを知りたいという向きにはとてもオススメ出来るアイテム。
料理もちゃんと映えさせてくれるでしょう。典型的なワインのお供各位(チーズなども含め)も充分ですし、割りと早い皿からサーブ可能な濃さかつ扱いやすいのもいい感じ!

というわけで、ウェンテよりサウザンヒルズのカベ2013でした。
正直、甘く見てましたがアメリカンスタイルのカベルネ低価格としては驚きの出来栄えでしたネ。他の大手ばかりか、小規模めの低価格と較べても立ち位置がちゃんとあるし、使い勝手がいいワインでした。
カベでこの出来だと、ちょっと他も試したくなりますネ・・・・・・
とにかく、今買える低価格カベならおすすめ!

売ってる店舗そのものは大手のクセに少ないので試すなら早めに。


あくまでライトだけど、ちゃんとロングスカートである

| アメリカ | 23:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

10年越しリリースなナパカベの巨匠、やはりライフ・イズ・カベルネの言は伊達じゃない! シルバー・オーク・ナパ・カベルネ2006

うぇるかむ!
ナパといえば古酒も凄いんだよってな話をたまーにしてる当ブログでありますが、そういえばコレで更新してないじゃーん!と気付き急いでッ!

20170420130925189.jpg
シルバー・オーク・ナパカベルネ2006
美味しいものを食べるのです!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
随分前にノースコースト版で更新しましたが、そちらの激古酒に対して今回は「そこそこめに古酒」なシルバーオーク。
現在の体制になり、シルバーオークが「ナパカベ」と「アレキサンダヴァレーカベ」の二種類しか作らなくなってからのナパ側ですネ。
201704201309349aa.jpg
なんで今になって2006年かというとこんなシールが貼ってあるのです。
そう、ライブラリーストックの古酒リリースであります。メーカー公式古酒って感じかにゃ。
生産量が大きいビックなワイナリだからこそ出来る技ですナ。海外のショップでもこうしたリリースがあるので、ちょっとした古酒として仕入れている事が多いんですって。
(ワイナリーが所有して後年になってから発売するアイテム。今回のは2006年モノを2015年に発表したストックです)
20170420130946a01.jpg
ボトルデザインは可愛い本当に。
というわけで、王道をいくライフ・イズ・カベルネ。その10年とはいかに。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
やみつきになるのです(cv:ハカセ)
これは美味しいのです!まさに良い具合に熟成がかっちゃう一歩手前ぐらいの絶妙な間だったのです!!
シルバーオークはレベル高いのですヨー。

201704201310237a0.jpg
色は少し褐色も入ってギリギリ透けるクリムゾンレッド。
そこまで熟成って感じはないですネ。流石ナパ。
香りにカシスとバニラがあり、それらは多少控えめ。カカオっぽさとかもほのか。
ここがもっと香ってきたりスパイス感があると間違いなく満点って気分になれるかなぁ。
しかしながら、味わいはどっちかというと私好み。強すぎず、弱すぎず、バランスがとれた綺麗なナパ・メイド・スタイル。
カシスソースとバニラをベースにしたパイ。口当たりからして滑らかで、アフターも長いのに疲れません。
少し熟成した印象が出ている部分(それもまたクドくなったり妙に枯れたり感じない僅かさ)によって、複雑な印象になり香りよりもずっと多様性があります。
ベテラン執事的な大人な魅力を持ち合わせたナパの風味、安定感のある手練のサービスを受けるかの如く。
このリリース年号にも納得かな。
ものすごくシンプルに、ナパカベの10年熟成だと言っていいワインです。そして、このぐらい寝かしてもまだまだ「新モノよりの評価」になる辺りが恐ろしくも。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
2万円超えちゃうアイテムですので、最高!とまでは言いません。2万あると希少アイテムとか他にもありますしネ。
しかし、予算がある方でかつ「古酒すぎないけど新モノすぎなくて美味しいカベルネって存在するの?」みたいな贅沢なお悩みのある方には、おすすめ出来るアイテムだと思います。
または、あんまり寝かせたり出来ない環境の人向け。
というか、そういう狙いでリリースしてるアイテムですナ。
ワイン会で主役をはれるワインであることは間違いありません。料理映えもしそうな程よさなのもいいのです。
20170420131002821.jpg

というわけで、シルバーオークのナパ2006でした。
最新ヴィンテージをちょっと呑まないと断言はできないなぁとも思いつついますが、今のところカリフォルニア・カベルネの王道として納得の行く味わいを常に見せてくれているのがシルバーオーク。
ナパカベの高級アイテムの入り口としていろんな角度から入りやすいアイテムだとも思います。
まさにいぶし銀なのです。

数が多いって訳じゃーないけど、ネットショップにもまだまだあります。


かしこいので古酒で買っちゃうのです


このエントリーをはてなブックマークに追加

| アメリカ | 13:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT